JP2524168Y2 - 防蝕管継手 - Google Patents

防蝕管継手

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JP2524168Y2
JP2524168Y2 JP1990117513U JP11751390U JP2524168Y2 JP 2524168 Y2 JP2524168 Y2 JP 2524168Y2 JP 1990117513 U JP1990117513 U JP 1990117513U JP 11751390 U JP11751390 U JP 11751390U JP 2524168 Y2 JP2524168 Y2 JP 2524168Y2
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rubber ring
resistant pipe
gap
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resin layer
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片岡  浩
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Mitsubishi Plastics Inc
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金属管の内周面が合成樹脂層で被覆された
ライニング管を接続する際に好適に使用できる防蝕管継
手に関する。
(従来の技術とその課題) 近年、給水、給湯配管等では赤水の発生を防止するた
めに、鋼管、鋳鉄管等の内周面を合成樹脂層で被覆した
ライニング管が使用されている。ところで、このライニ
ング管を接続するための管継手として、例えば実開平1
−135285号には、金属継手の端部内面に設けた雌ねじを
除く継手継手を合成樹脂層で被覆し、該合成樹脂層から
延出して筒状部を設けると共に該筒状部と前記雌ねじと
の間に所定幅の空隙を設け、該空隙内にゴムリングを装
着した防蝕管継手が提案されている。
しかしながら、上記のゴムリングは筒状に形成したシ
ール材の外周に二条の環状鍔が設けられているので、該
ゴムリングを空隙内に挿入するときに前記環状鍔が雌ね
じ面に引っ掛って空隙の奥部までゴムリングを嵌挿でき
ないことがある。このため、この防蝕管継手にライニン
グ管を接続する際に、振動・衝撃等の外力が作用したと
きにゴムリングが空隙内から脱落することがあり、施工
業者が空隙内にゴムリングが嵌挿されていないことを知
らずにそのままライニング管を接続してしまうという危
険性があつた。
本考案はかかる課題を解決したものであつて、ゴムリ
ングを空隙の奥部に簡単に嵌挿できると共に、該ゴムリ
ングが空隙内からみだりに脱落することのない防蝕管継
手を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、金属継手の端部内面に設けた雌ねじを除く
継手内面を合成樹脂層で被覆し、該合成樹脂層から延出
して筒状部を設けると共に該筒状部と前記雌ねじとの間
に所定幅の空隙を設け、該空隙内にゴムリングを嵌挿し
た防蝕管継手であって、前記ゴムリングの外周または内
周に、周方向に所定間隔で複数の係止突起を突設したこ
とを特徴とするものである。
(作用) ゴムリングを空隙内に嵌挿するときに、ゴムリングの
外周または内周に、周方向に所定間隔で複数の突設した
係止突起が弾性的に縮径または変形するので、空隙の奥
部までゴムリングを嵌挿することができる。
また、前記係止突起が雌ねじ面、または筒状部の外周面
と弾性的に係合するので、配管施工の際に防蝕管継手に
振動・衝撃等の外力が作用してもゴムリングは空隙内か
らみだりに脱落しない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面にて詳細に説明する。第
1図は本考案の一実施例を示す防蝕管継手の縦断面図、
第2図は本考案で用いられるゴムリングの一実施例を示
す正面図であって、図中符号1は金属継手、2は塩化ビ
ニル樹脂、ポリエチレン等の合成樹脂層、3はゴムリン
グ、4はライニング管である。
金属継手1は、両端部にテーパ状の雌ねじ11を有し、
該雌ねじ11を除く継手内面が合成樹脂層2で被覆されて
いる。この管継手は射出成形によつて一体的に製造され
るものであつて、前記雌ねじ11の内周側には合成樹脂層
2の端部から延出した筒状部21が設けられている。
該筒状部21と前記雌ねじ11との間にはライニング管4の
先端部が嵌挿される所定幅の空隙22が設けられており、
該空隙22の奥部にゴムリング3が嵌挿されている。
ゴムリング3はゴム弾性体の内・外面を前記空隙22の
内・外面とほぼ同径に形成して、その外周または内周の
適所に係止突起3aを設けたものである。係止突起3aの個
数、形状等はゴムリング3の径寸法、材質等に応じて適
宜選択することができるが、通常は断面半円状、台形状
等の係止突起3aをゴムリング3の周方向に対して等間隔
に3〜6個程度突設するとよい。また、係止突起3aの高
さhおよび周方向の幅wは、ゴムリング3の外径が33m
m、内径が25mmのとき、 h=0,5〜0,7mm w=1,5〜2,0mm に設定すると、好ましい結果が得られる。
尚、係止突起3aは必ずしもゴムリング3の外周または
内周の一方にのみ突設しなければならないものではな
く、必要ならゴムリング3の外周および内周の両方に設
けることも可能である。この場合は第2図に例示した如
く、ゴムリング3の外周に等間隔で3個の係止突起3aを
突設し、それぞれの係止突起3aの中間位置と対応するゴ
ムリング3の内周に3個の係止突起3aを突設するとよ
い。
また、ゴムリング3は、ウレタン、ニトリルーブタジエ
ン、シリコーン等からなるゴム弾性体で形成されるが、
このゴム弾性体にポリアクリル酸ナトリウム等の吸水ポ
リマーを配合して水膨張性を付与したものであつてもよ
い。また、前記水膨張性ゴムリングを使用する場合に
は、水膨張性配合材100重量部に対してポリリン酸ナト
リウム、ジーnーブチルジチオカルバミン酸亜鉛等の赤
水防止剤を2〜20重量部添加したゴムリング3を空隙22
内に嵌挿すると、該ゴムリング3が空隙22内で水分を吸
収して膨潤したときに、該水分によつて雌ねじ11が酸化
腐触するのを防止することができる。
本考案の防蝕管継手は以上の構成からなるものであつ
て、第1図に縦断面図で示した如くゴムリング3を空隙
22の奥部に嵌挿した状態でライニング管4の端部に設け
た雄ねじ41を雌ねじ11に螺合して空隙22の奥部までねじ
込むと、ライニング管4はゴムリング3を介して水密的
に接続される。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案の防蝕管継手は、ゴムリン
グの外周または内周に、周方向に所定間隔で複数の係止
突起を設けたので、該ゴムリングを空隙の奥部に嵌挿す
る際に、ゴムリングを空隙の奥部まで簡単に嵌挿するこ
とができる。また、前記係止突起が雌ねじ面、または筒
状部の外周面と弾性的に係合するため、配管施工の際に
防蝕管継手に振動・衝撃等の外力が作用してもゴムリン
グは空隙の奥部からみだりに脱落することがなく、ライ
ニング管を水密的、かっ確実に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す防蝕管継手の縦断面
図、第2図は本考案で用いられるゴムリングの一実施例
を示す正面図である。 1……金属継手、11……雌ねじ 2……合成樹脂層、21……筒状部 22……空隙、3……ゴムリング 3a……係止突起、4……ライニング管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属継手(1)の端部内面に設けた雌ネジ
    (11)を除く継手内面を合成樹脂層(2)で被覆し、該
    合成樹脂層(2)から延出して筒状部(21)を設けると
    共に該筒状部(21)と前記雌ねじ(11)との間に所定幅
    の空隙(22)を設け、該空隙(22)内にゴムリング
    (3)を嵌挿した防蝕管継手であって、前記ゴムリング
    (3)の外周または内周に、周方向に所定間隔で複数の
    係止突起(3a)を突設したことを特徴とする防蝕管継
    手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618133Y2 (ja) * 1987-02-27 1994-05-11 日本鋼管継手株式会社 管端防食継手
JPH0313674Y2 (ja) * 1987-03-17 1991-03-28

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