JPH0422153Y2 - - Google Patents

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JPH0422153Y2
JPH0422153Y2 JP4897088U JP4897088U JPH0422153Y2 JP H0422153 Y2 JPH0422153 Y2 JP H0422153Y2 JP 4897088 U JP4897088 U JP 4897088U JP 4897088 U JP4897088 U JP 4897088U JP H0422153 Y2 JPH0422153 Y2 JP H0422153Y2
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retaining
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【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 流体用の輸送管(例えば水道管等)を土中等に
埋設する場合において、その配管経路中に配され
るベント管や弁体等に直接又は近接して連結され
る輸送管、及び道路等の地下に埋設される輸送管
には、多大な曲げ荷重や引張荷重が作用する。
本考案は、輸送管等の相互連結状態を伸縮可撓
に保持して、上記の如き曲げ荷重や引張荷重が作
用した場合にも、被輸送流体の漏洩が防止でき
る、伸縮可撓管継手に関するものである。
(従来の可撓性管継手) 第3図は、本出願人が先に開発し、実用新案登
録出願(実公昭59−16622号)した画期的な伸縮
可撓管継手1(以下、単に管継手という)を分解
して示す斜視図である。該管継手1は、本来的に
必要な部分である継手本体2と、輸送管8へ嵌着
される管止め輪5との間で、伸縮可撓な状態が営
まれる構造となつていた。いま、この構造を、輸
送管8に対する連結手順に沿つて説明する。
まず、輸送管8の管端部へ管止め輪5を挿通す
る。該管止め輪5は、その筒状周部の一部が切除
されており、その内径が、輸送管8の外径寸法を
中心とする前後で弾力をもつて拡縮するものであ
る。該管止め輪5は、輸送管8の管端部に、継手
本体2への挿し込み代が設けられるように位置付
ける。管止め輪5の切除部分には、その両切れ端
部から外径方向へ向く縮径用接合片5a,5aが
突設されている。従つて、該両接合片5a,5a
をボルト7a及びナツト7bにより締め付けれ
ば、当該管止め輪5は縮径して、輸送管8へ強固
に固定される。次に、輸送管8の管端部へ、丸菱
形の板状をした押し輪3及び断面楔状をしたシー
ルリング4を挿通しておき、該輸送管8の管端部
を継手本体2の管挿入口2bへ挿入する。該継手
本体2は、中膨れした鼓状短筒であつて、前記管
挿入口2bの外周部には、前記押し輪3に対応す
るフランジ2aが形成されていた。そして、継手
本体2側から押し輪3側へ向かつてTボルト6を
挿入し、該Tボルト6の雄螺子端部へ鍔付袋ナツ
ト9を螺合する。ところで、前記管止め輪5の外
周面には掛止鰭部5bが突設され、該掛止鰭部5
bには、鍔付袋ナツト9の首部9aは挿通するが
鍔部9aには係合する寸法の切欠部5cが形成さ
れていた。従つて、第4図に示す如く、継手本体
2及び押し輪3は、Tボルト6と鍔付袋ナツト9
との締結力によつて強固に結合され、その結合に
より、シールリング4が縮径して輸送管8へのシ
ールが保たれる。一方、輸送管8に固定された管
止め輪5は、その掛止鰭部5bが、前記鍔付袋ナ
ツト9の鍔部9aと押し輪3との間で遊動可能な
状態に保持されるようになる。即ち、輸送管8
は、継手本体2に対して、鍔付袋ナツト9の首部
9a長さに応じる範囲内で伸縮可撓に連結される
ようになる。
(考案が解決しようとする課題) 前記輸送管8を形成する素材には、銅、鋼、ポ
リエチレン、硬質塩化ビニル、石綿セメント等が
あつた。前記管継手1は、石綿セメントより成る
管(以下、石綿管という)を除いた、他の輸送管
に対しては極めて良好な連結が可能であつたもの
の、該石綿管に対しては使用できないものであつ
た。その理由は次のとおりである。
第5図は、石綿管8を示す側断面図である。該
石綿管8の両管端部8a,8aは、前記管継手1
等との連結に供するために細くくびられており、
そのくびられた部分が±1mmの精度で仕上げられ
ていた。ところが、石綿管8を土中へ埋設する場
合や補修工事をする場合には、長さ調節のため、
その中途部8bで切断することがあつた。石綿管
8は、その両管端部8a,8aを除いては寸法精
度が粗く、+5〜−1mmのバラツキが許容されて
いた。例えば、呼び径100のものでは、その両管
端部8a,8aがφ123〜125mmに保たれているも
のの、中途部8bではφ123〜129mmもあり、結
局、石綿管8にはφ123から129mmにわたる6mmも
の寸法バラツキが生じていることとなる。そのた
め、仮に、石綿管8の切断部分(中途部8b)へ
前記管継手1の管止め輪5(第3図参照)を挿通
したとしても、その両接合片5a,5aを締め付
けた場合には、該管止め輪5が充分に縮径しない
ものであつた。前述した如く、管止め輪5は、縮
径した状態での掛止鰭部5bに対して、その切欠
部5c内へ鍔付袋ナツト9の首部9aを保持する
構造であるから、その縮径量が充分でないと、該
掛止鰭部5bの切欠部5c内面が鍔付袋ナツト9
の首部9aに強くすれたり、又はそもそも鍔付袋
ナツト9を取り付けられなくなつたりしていた。
このような不具合は、石綿管8を中途部8bで切
断した場合のみに限らず、工事業者の不手際によ
り、石綿管8の管端部8aを継手本体2の奥部ま
で挿入しすぎた場合にも発生し得る。なお、石綿
管は、古来より慣習的に使用されてきたために、
その使用度合は最も高いものであつた。そのう
え、その他の素材より成る輸送管に比して強度的
に劣り、また最近になつて製造過程での公害性が
叫ばれるようになつたため、硬質塩化ビニル管等
に交換しようとする傾向にあつた。従つて、前記
した不具合も多発していた。
更に、最近では、鋼管の外周面に樹脂材等をラ
イニングした防食性の被覆輸送管が開発されてい
る。しかし、この種被覆輸送管は、ライニング厚
みが1.5mm以上あり、従つてその外径は、鋼管よ
りも3mm以上径大なものとなつていたため、前記
石綿管の場合と同様な不具合があつた。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、輸送管が石綿セメント管である場合
にも使用可能とし、しかも石綿セメント以外の形
成素材より成る管である場合に、呼び径が同一で
あるならば、共通に使用することができて、工事
現場でのわずらわしさ及び施工不良を解消するこ
とができる、新規な伸縮可撓管継手(以下、本案
管継手という)を提供することを目的とする。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本案管継手の要旨とするところは、土中等に埋
設される流体用の輸送管等を互いに連結する伸縮
可撓管継手において、管挿入口を備えた継手本体
と、該継手本体における管挿入口の開口周部に取
り付けられる弾性材製のシールリングと、前記継
手本体の管挿入口に前記シールリングを介して結
合される押し輪と、前記輸送管の管端に継手本体
への挿し込み代を保持して嵌着される短筒状の管
止め輪と、前記継手本体及び押し輪の結合に伴つ
て該押し輪へ回転不能に固定されその固定部の両
側方部から前記管止め輪の外周面へ向かう抜止鍔
部を備えた抜止具とから成り、前記管止め輪は周
部の一部に切除部が設けられてその内径が前記輸
送管の外径より径大に広げられていると共に、前
記切除部の両切れ端部には外径方向へ向かう縮径
用接合片が設けられており、該管止め輪の外周面
には縮径時において前記抜止具の抜止鍔部に対応
する係合片が突設されている点にある。
(作用) 伸縮可撓管継手を成すうえで本来必要な継手本
体をはじめ、シールリング及び押し輪について
は、従来と同一なものを用いることが可能として
ある。また、継手本体と押し輪とを結合するに際
しても、従来と略々同様であり、例えばTボルト
と袋ナツトとの締結により行えるようにしてあ
る。但し、該袋ナツトは、従来の鍔付袋ナツト9
(第3図参照)の如き、鍔が付設されたものをわ
ざわざ用いる必要はない。これらのことは、本案
管継手の実施を容易にする点で、極めて有益であ
る。
本案管継手の特徴的主要点は、従来の鍔付袋ナ
ツト9が、その首部9a及び鍔部9bの相俟つた
営みによつて奏していた作用を、大筋、二つの作
用に分離して、相互干渉が生じないようにしたと
ころにある。すなわち、分離した作用の一つは、
継手本体と押し輪とを強固に結合するための作用
であり、他の一つは、その結合体に対して管止め
輪を遊動可能に保持する作用である。この後者の
遊動保持作用を奏するのは、管止め輪の外周面に
突設された係合片と、抜止具に突設された抜止鍔
部との係合による。該抜止具の抜止鍔部は、その
固定部の両側方部から、押し輪に挿通された輸送
管の外周面へ向かつて突出するものであつて、そ
の突出面積は所望に応じてある程度広くすること
ができる。従つて、管止め輪を輸送管へ固定する
に際して、その縮径量が所定の充分量に達しない
場合であつても、該管止め輪の係合片は、前記抜
止具の抜止鍔部へ確実に係合される。これに対し
て、従来の鍔付袋ナツト9では、その鍔部9bの
張出量をむやみに大きくすることはできなかつ
た。このように、本案管継手においては、管め輪
の係合片に高い寸法精度を持たせることなく、該
管止め輪が固定可能となる輸送管の外径寸法に幅
を持たせることが可能となる。一方、前記抜止具
は、継手本体及び押し輪を結合するTボルトと袋
ナツトとの締結等に伴つて、該押し輪に対して回
転不能な状態に固定されるものである。従つて、
上記管止め輪と抜止具との遊動保持作用に対し
て、袋ナツトの締結状態は殆ど無縁となり、継手
本体及び押し輪の結合状態(被輸送流体の漏洩防
止効果)が脅かされるおそれはない。
(実施例) 以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次の通りである。
第1図は、本案管継手の主要部を分解して示す
斜視図である。本案管継手は、押し輪3に対して
固定される抜止具12と、輸送管(図示省略)等
に嵌着される管止め輪10との間で、相互に遊動
可能な状態が講じられるようになつている。前記
押し輪3は、第3図に示した従来例と同様に、シ
ールリング4を介して継手本体2のフランジ2a
へ結合されるものである。本案管継手は、伸縮可
撓管継手を成すうえで本来必要な継手本体2をは
じめとして、シールリング4、押し輪3におい
て、従来と全く同一なものを用いることが可能と
なつている。第1図において継手本体2とシール
リング4とを図示省略したのは、この理由によ
る。
第1図に示した実施例は、呼び径が100以下の
輸送管(図示省略)に適用されるものであつて、
押し輪3と継手本体(図示省略)との結合箇所が
2箇所ある。そしてそれらの結合には、袋ナツト
13と、第3図に示したTボルト6との締結関係
が2組み用いられる。従つて、抜止具12につい
ても、上下の結合箇所に対称配置でそれぞれ1個
づつ用いられている。該抜止具12の外観形状
は、三角形状に近い台形状平面をしたブロツク体
であつて、その平面中央部には、前記袋ナツト1
3が収納され得るハブ部12bが凹設されてい
る。また、該ハブ部12bの底部には、前記袋ナ
ツト13の首部13aが着座する座板部12cが
設けらている。なお、該座板部12cには、図示
は省略するが、前記Tボルト6(第3図参照)用
の挿通孔が穿設されている。前記抜止具12の外
観形状において、台形状平面の底辺頂角に相当す
る部分は、抜止鍔部12a,12aとなされてい
る。該抜止鍔部12aは、下方側に描いた抜止具
12により明らかな如く、前記ハブ部12bの両
側部から、押し輪3の中央部へ挿通されるべき輸
送管(図示省略)の外周面へ向かう如く突設され
たものである。そして、該抜止鍔部12a,12
aの裏面部は、開放された空洞部となされてい
る。また、該抜止具12における座板部12cの
裏面には、その両側部から、押し輪3へ向かつて
突出する回止脚14,14が設けられている。該
回止脚14,14は、押し輪3に形成されたボル
ト挿通孔3aのハブ部3b及びフランジ3cを、
その両側方から挟持する如く配されている。
本案管継手の管止め輪10において、従来の管
止め輪5(第3図参照)と最も異なるところは、
掛止鰭部5b及び切欠部5cに変えて、複数個の
係合片11,11,……が所定箇所に突設されて
いる点にある。該係合片11は、前記した抜止具
12の抜止鍔部12a各個と係合するものであ
る。そのため、1個の抜止具12に対して、近接
配置された2個の係合片11,11が対応するよ
うになつている。また、近接する2個の係合片1
1,11は、その相互間隔が、抜止具12におけ
る両抜止鍔部12a,12a相互間隔に略々等し
く形成されている。管止め輪10の外周面から突
設される係合片11の位置付けは、該管止め輪1
0を縮径させた場合に、前記抜止具12における
抜止鍔部12a各個の裏面部へ、係合片11,1
1相互がちようど収納されるようになる位置であ
る。すなわち、管止め輪10の両接合片10a,
10aをボルト7a及びナツト7bにより締め付
けて、当該管止め輪10を縮径させると、その周
部は、接合片10a,10aへ向かつて絞りこま
れるようになる。そのため、前記係合片11,1
1は、縮径させていない状態の管止め輪10に対
して、接合片10a,10aの対辺側周部へ若干
近寄るように位置付けられている。なお、前記係
合片11の外形寸法及び突設位置等は、高い寸法
精度を要するものではない。その理由は、前記抜
止具12の抜止鍔部12aが、そのハブ部12b
を中心として両側方へ突出するように設けられた
ものであり、その突出面積が、ある程度広く採ら
れているからである。従つて、係合片11を含む
管止め輪10全体において高精度を持たせる必要
がなくなり、その製造コストを極めて低廉化でき
るものである。例えば、管止め輪10は鋳造によ
り製造されるものであるが、その鋳込み型には、
該管止め輪10を平面置きしたときの底面を分割
面とする割り型が使用されていた。従つて、鋳込
み後には、輪部の内外周縁に沿つてバリが発生す
るが、そのうち、外周縁のバリ(係合片11の外
周縁部に発生したバリをも含む)はいちいち取り
除く必要がない。これに対して、従来の管止め輪
5(第3図参照)にあつては、掛止鰭部5bにお
ける切欠部5cの内周縁部に発生したバリを綺麗
に取り除かなければならず、また、鍔付袋ナツト
9にあつては、首部9aの外径を精度よく仕上げ
る必要があつた。
第2図は、輸送管8へ本案管継手を連結した状
況を示す一部切欠側面図である。本案管継手の連
結手順のうち、注意を要するのは、継手本体2の
フランジ2aと押し輪3とを結合する際に、輸送
管8に固定した管止め輪10の係合片11に対応
させて、押し輪3側へ抜止具12を取り付けるよ
うにする点にある。該抜止具12は、座板部12
cの裏面に回止脚14,14が突設されているか
ら、該抜止具12を押し輪3側から膨出するTボ
ルト6の雄螺子端部へ挿通すれば、その位置決め
は略々一義的に決定される。また、該抜止具12
の座板部12cから更に膨出したTボルト6の雄
螺子端部へ袋ナツト13を螺合し、増締めするよ
うにしても、抜止具12は、回止脚14によつて
回転不能の状態に保持される。なお、袋ナツト1
3は、首部13aの長さが抜止具12におけるハ
ブ部12b(第1図参照)の凹設深さを超えるよ
うに形成されており、工具係合用の頭部13bは
抜止具12よりも突出するものである。Tボルト
6と袋ナツト13との締結力は、継手本体2のフ
ランジ2a、押し輪3、抜止具12の座板部12
cを、互いに〓間なく結合するものであるから、
その結合状態は極めて強固となる。また、輸送管
8に過大な引張荷重等が作用して、管止め輪10
の係合片11が、抜止具12の抜止鍔部12aと
押し輪3との間の遊動領域を逸脱しようとした場
合には、まず、管止め輪10の係合片11又は抜
止具12の抜止鍔部12aが先んじて曲折するよ
うになる。従つて、前記の如き過大な引張荷重等
が発生しても、継手本体2、押し輪3、抜止具1
2の結合によりシールリング4を圧縮している状
態(被輸送流体の漏洩防止効果)は直ちに脅かさ
れるものではない。
(別態様の検討) 上記実施例は、呼び径が100より細い輸送管8
に適用されるものを主として説明したため、継手
本体2のフランジ2aと押し輪3との結合部を2
箇所としたが、輸送管8は、呼び径が100を超え
ると、その結合部も3箇所以上に増加する。本案
管継手は、これらの態様に応じて、抜止具12の
使用個数を増減すればよい。また、例えば、結合
部が6箇所のものには、その1箇所毎の計3箇所
にのみ、抜止具12を取り付けるようにしてもよ
い。更に、該抜止具12は、ハブ部12bが凹設
されていないものであつてもよく、この場合は、
袋ナツト13についても首部13aが不要とな
る。このように、本案管継手の構成及び形状は、
実施の態様に応じて適宜変更可能である。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係る伸
縮可撓管継手によれば、管止め輪を輸送管へ固定
する際に、該管止め輪の縮径量が所定の充分量に
達しない場合であつても、該管止め輪の係合片と
抜止具の抜止鍔部とは確実に係合するようになつ
ている。従つて、輸送管が石綿セメント管である
場合は、管止め輪の嵌着位置が、その管端部であ
ると中途部であるとを問わず、確実に連結でき
る。勿論、鋼管に樹脂ライニングされた被覆輸送
管についても同様である。また、本案管継手は、
伸縮可撓管継手を成すうえで本来必要な継手本体
をはじめ、シールリング及び押し輪については、
従来と同一なものを用いることができる。従つ
て、販売店や施行業者等にストツクされたり、既
設されたりしている従来の管継手に対しても、管
止め輪と抜止具とを揃えるだけで、本考案が容易
に実施できる。しかも、本案管継手の管止め輪
は、その製造に係るバリ取り作業等も簡易化でき
るため、製造コストの大幅な低廉化が図れるもの
である等、幾多の優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案管継手の主要部を分解して示す斜
視図、第2図は本案管継手と輸送管とを連結した
状況を一部切り欠いて示す側面図、第3図は従来
の管継手を分解して示す斜視図、第4図は従来の
管継手と輸送管とを連結した状況を一部切り欠い
て示す側面図、第5図は石綿セメント管を示す側
断面図である。 2……継手本体、2b……管挿入口、3……押
し輪、4……シールリング、10……管止め輪、
10a……接合片、11……係合片、12……抜
止具、12a……抜止鍔部、13……袋ナツト、
14……回止脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 土中等に埋設される流体用の輸送管等を互いに
    連結する伸縮可撓管継手において、管挿入口を備
    えた継手本体と、該継手本体における管挿入口の
    開口周部に取り付けられる弾性材製のシールリン
    グと、前記継手本体の管挿入口に前記シールリン
    グを介して結合される押し輪と、前記輸送管の管
    端に継手本体への挿し込み代を保持して嵌着され
    る短筒状の管止め輪と、前記継手本体及び押し輪
    の結合に伴つて該押し輪へ回転不能に固定されそ
    の固定部の両側方部から前記管止め輪の外周面へ
    向かう抜止鍔部を備えた抜止具とから成り、前記
    管止め輪は周部の一部に切除部が設けられてその
    内径が前記輸送管の外径より径大に広げられてい
    ると共に、前記切除部の両切れ端部には外径方向
    へ向かう縮径用接合片が設けられており、該管止
    め輪の外周面には縮径時において前記抜止具の抜
    止鍔部に対応する係合片が突設されていることを
    特徴とする伸縮可撓管継手。
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