JPH073116Y2 - リブ付管用寸法調整部材 - Google Patents

リブ付管用寸法調整部材

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JPH073116Y2
JPH073116Y2 JP8863690U JP8863690U JPH073116Y2 JP H073116 Y2 JPH073116 Y2 JP H073116Y2 JP 8863690 U JP8863690 U JP 8863690U JP 8863690 U JP8863690 U JP 8863690U JP H073116 Y2 JPH073116 Y2 JP H073116Y2
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JP
Japan
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ribbed
pipe
inner peripheral
peripheral surface
adjusting member
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JP8863690U
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JPH0446293U (ja
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重樹 藤井
裕之 関
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、リブ付管の接続構造において、その接続部分
に用いられる寸法調整部材に関するものである。
(従来の技術) 一般に、第8図に示すように、下水道等における管路6
の構成は、下流側マンホール7より配管60…を接続して
行き、上流側マンホール8の手前の調整管61で管路6の
長さ調整を行うようになされていた。すなわち、現場に
て管路6の必要長さを測定し、この長さに合致するよう
に調整管61を適宜の長さに切断し、この調整管61を配管
60,60の間に接続して所定長さの管路6を構成してい
た。
また、従来より、第9図に示すように、このような管路
6の構成に使用するリブ付管2としては、一端側が挿口
部22となされる一方、他端側が前記挿口部22を挿入可能
な拡径受口部23となされたものがある。このリブ付管2
は、拡径受口部23の内周部に、パッキング3を嵌着した
他のリブ付管2の挿口部22を挿入することによって、連
続的に接続される。通常、このリブ付管2は、リブ21間
の中央部26で切断するようになされている。そして、こ
のリブ付管2を挿入する拡径受口部23の内周奥部24に
は、リブ21間の中央部26で切断したリブ付管2を挿入し
た状態で、隙間を生じることがないようになされたテー
パ面が形成されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来のリブ付管2によって、所定の長さの
管路6を構成しようとすると、次のような不都合を生じ
ることとなる。
すなわち、リブ付管2は、リブ21間の中央部26で切断し
た状態で、内周奥部24のテーパ面に当接して隙間が生じ
ないようになされている。そのため、調整管61となるリ
ブ付管2を適宜の長さに切断する場合、この中央部26以
外の任意の位置で切断すると、隙間を生じることとな
る。すなわち、リブ付管2内を流れる下水中の浮遊物が
この隙間に引っかかり、管閉塞の原因となり得る。その
ため、第10図に示すように、リブ付管2をリブ21間の任
意の位置で切断した場合に、内周奥部24のテーパ部に沿
うようにしてリブ21を切断することが考えられるが、こ
の場合、切断作業が煩瑣になるといった不都合が生じ
る。
本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、任意の位
置で切断しても隙間のない管路を形成することのできる
リブ付管用寸法調整部材を提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 本考案のリブ付管用寸法調整部材は、管本体の外周面に
多数の環状リブを有するリブ付管の一端部を、該リブ付
管を挿入可能となされた拡径受口部に挿入接続するリブ
付管の接続構造において、拡径受口部と、リブ付管の一
端部との間に介在するようになされた筒状の寸法調整部
材であって、内周面がリブ付管の内周面と面一となされ
るとともに、外周面に前記拡径受口部との止水性を確保
する止水部が形成されてなる挿入部と、リブ付管の一端
部が挿入されるようになされた接続部と、該接続部の内
周奥部から軸方向に沿って、少なくともリブの1ピッチ
の間隔に相当する長さに延設されるとともに、リブ付管
の内周面と面一となされた突起部とからなるものであ
る。
(作用) 本考案のリブ付管用寸法調整部材は、接続部内にリブ付
管の一端部を挿入するとともに、挿入部を拡径受口部内
に挿入することによって拡径受口部とリブ付管の一端部
との間に介在させる。この際、挿入部は、内周面がリブ
付管の内周面と面一となるとともに、外周面に形成され
た止水部によって前記拡径受口部との止水性が確保され
る。また、接続部は、リブ付管の一端部が挿入されるよ
うになされ、該接続部の内周奥部から軸方向に沿って、
少なくともリブの1ピッチの間隔に相当する長さで、リ
ブ付管の内周面と面一となされた突起部が延設されてい
るので、該突起部を所定の長さに切断した後、接続部に
リブ付管の一端部を挿入することで、リブ付管の一端部
と突起部との間に隙間を生じることなく、該接続部とリ
ブ付管との内周面が面一な状態で接続される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
〔第1実施例〕 第1図は、リブ付管寸法調整部材(以下、単に調整部材
と言う。)1の全体構成の概略を示している。
すなわち、この調整部材1は、リブ付管2同士の接続構
造において、リブ付管2と他のリブ付管2との接続部分
に介在するようになされたものであって、挿入部12と、
接続部13と、突起部14とからなり、合成樹脂等の切断可
能な材料から構成されている。
リブ付管2は、管本体20の外周面に多数の環状リブ21を
有するもので、その一端側が挿口部22となされる一方、
他端側が前記挿口部22を挿入可能に拡径された拡径受口
部23となされている。そして、リブ付管2の拡径受口部
23に、パッキング3を嵌着した他のリブ付管2の挿口部
22を挿入することでリブ付管2同士が接続可能となされ
ている。
拡径受口部23は、その内径が、リブ付管2の管外周と略
同径に拡径され、リブ付管2が挿入可能となされてい
る。また、拡径受口部23の長さは、リブ付管2,2同士の
接合強度および可撓性を保つのに充分な寸法となされて
いる。
挿口部22は、拡径受口部23を拡径しているので、リブ付
管2の管端がそのままの状態で挿口部22となされてい
る。
調整部材1は、前記リブ付管2と同様に、管本体10の外
周面に多数の環状リブ11を有する筒状のもので、その一
端側が挿入部12となされる一方、他端側が接続部13とな
され、接続部13の内周奥部から突起部14が延設されてい
る。
挿入部12は、その内周面がリブ付管2の内周面と面一と
なるように、管本体10の内径が、リブ付管2の管本体20
の内径と同径となされている。また、環状の弾性体15
が、リブ11間に介在するようにして管本体10に嵌着され
ている。そして、挿入部12を、リブ付管2の拡径受口部
23に挿入した際に、この弾性体15によって挿入部12と拡
径受口部23との間の止水性を確保するようになされてい
る。さらに、挿入部12を、リブ付管2の拡径受口部23に
挿入した状態で、挿入部12の端部と拡径受口部23の内周
奥部24との間に隙間が生じないように、挿入部12の端部
は拡径受口部23の内周奥部24に沿うような形状に形成さ
れている。
接続部13は、その内径が、リブ付管2の管外周と略同径
に拡径され、リブ付管2の挿口部22が挿入可能となされ
ている。また、接続部13の長さは、リブ付管2の挿口部
22を挿入した際の接合強度を保つのに充分な寸法となさ
れている。
突起部14は、管本体10と同内径を有する筒状体であっ
て、接続部13の内周奥部から管本体10の管軸方向に沿っ
て延設されている。この突起部14は、少なくともリブ付
管2のリブ21の1ピッチの間隔に相当する長さLで延設
されている。
第2図に示すように、このようになる調整部材1は、該
調整部材1の挿入部12をリブ付管2の拡径受口部23に挿
入するとともに、該調整部材1の接続部13の内周部に、
他のリブ付管1の挿口部22を挿入することによって接続
される。この際、リブ付管2の挿口部12側を適宜の長さ
に切断することによって長さ調整が行われる。そのた
め、挿入部12側の端部にあるリブ11から突出した管本体
10の突出長さは、リブ11の1ピッチの間隔に相当する長
さLの範囲で適宜変化することとなる。すなわち、管端
のリブ21から管本体20がほとんど突出しない場合や管端
のリブ21から管本体20がリブ21の1ピッチの間隔に相当
する長さで突出する場合が生ずることとなるが、この突
出長さに対応させて調整部材1の突起部14を所定の長さ
に切除することで、突起部14とリブ付管2の挿口部22の
端部との隙間を埋めることができる。その結果、接続部
分に隙間のない面一な管路を形成することができる。
なお、本実施例の調整部材1は、管本体10の外周に多数
の環状リブ11を有する筒状に形成されているが、これに
限定されるものではなく、第3図に示すように、厚肉に
形成された接続部13の外周面に溝部16が設けられ、該溝
部16に弾性体15を嵌着するようになされたものであって
もよい。
また、調整部材1は、リブ付管2の拡径受口部23と、他
のリブ付管2の挿口部22との間に介在させて使用する場
合に限定されるものではない。すなわち、リブ付管2の
挿口部22が挿入接続可能となされた外面平滑管の受口部
(図示省略)に、適宜の長さに切断したリブ付管2の挿
口部22を挿入接続するような場合であれば有効に使用す
ることができる。
〔第2実施例〕 本実施例に係る調整部材1を第4図に示し、その施工工
程を第5図に示す。
本例は、上記した第1実施例の調整部材1における突起
部14を、該調整部材1とは別体の突出部材17によって構
成したもので、ここではその相違点についてのみ説明
し、その他の説明は省略する。なお、第1実施例のもの
と同一構成要素には同符号を付している。
すなわち、この突出部材17は、筒部18の一端部に鍔部19
が形成されたもので、鍔部19を調整部材1の接続部13の
内周奥部に合致させることによって装着するようになさ
れている。
この調整部材1によると、突出部材17の筒部18をあらか
じめ所定の長さに切断してから(第5図(a)参照)、
調整部材1の接続部13の内周奥部に装着することができ
るので(第5図(a)参照)、筒部18の切断作業が容易
になる。
なお、この突出部材17の形状としては、調整材1の接続
部13の内周奥部に装着することができるものであれば特
に限定されるものではなく、第6図に示すように、鍔部
19の外周縁が、前記筒部18と同方向に向けて筒状に突設
されて断面コ字型となされた突出部材17であってもよ
い。この突出部材17の場合、該突出部材17がより安定し
た状態で装着されることとなる。
また、第7図に示すように、突出部材17の筒部18に寸法
目盛181を刻設しておくことで切断する寸法の測定を行
うことなく容易に切断することが可能となる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によると、拡径受口部との止
水性が確保されるとともに、突起部を所定の長さに切断
するだけで、リブ付管の一端部と突起部との間に隙間を
生じることなく、接続部とリブ付管との内周面が面一な
状態で接続されるので、簡単な施工で確実に閉塞された
管路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案に係る図面であって、第1
図はリブ付管用寸法調整部材の全体構成の概略を示す部
分破断側面図、第2図(a)ないし第2図(c)は同リ
ブ付管用寸法調整部材の施工工程を示す部分破断側面
図、第3図はリブ付管用寸法調整部材の他の実施例を示
す部分破断側面図、第4図は第2実施例に係るリブ付管
用寸法調整部材の全体構成の概略を示す部分破断側面
図、第5図(a)ないし第5図(d)は同リブ付管用寸
法調整部材の施工工程を示す部分破断側面図、第6図は
第2実施例に係るリブ付管用寸法調整部材の他の実施例
を示す部分破断側面図、第7図は突出部材の他の実施例
を示す部分破断側面図、第8図は従来の下水管路の全体
構成の概略を示す断面図、第9図は従来のリブ付管の接
続状態を示す部分破断側面図、第10図は従来のリブ付管
の他の接続状態を示す部分破断側面図である。 1…リブ付管用寸法調整部材 12…挿入部 13…接続部 14…突起部 15…弾性体(止水部) 2…リブ付管 21…リブ 22…挿口部(一端部) 23…拡径受口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管本体の外周面に多数の環状リブを有する
    リブ付管の一端部を、該リブ付管を挿入可能となされた
    拡径受口部に挿入接続するリブ付管の接続構造におい
    て、拡径受口部と、リブ付管の一端部との間に介在する
    ようになされた筒状の寸法調整部材であって、 内周面がリブ付管の内周面と面一となされるとともに、
    外周面に前記拡径受口部との止水性を確保する止水部が
    形成されてなる挿入部と、リブ付管の一端部が挿入され
    るようになされた接続部と、該接続部の内周奥部から軸
    方向に沿って、少なくともリブの1ピッチの間隔に相当
    する長さに延設されるとともに、リブ付管の内周面と面
    一となされた突起部とからなることを特徴とするリブ付
    管用寸法調整部材。
JP8863690U 1990-08-23 1990-08-23 リブ付管用寸法調整部材 Expired - Lifetime JPH073116Y2 (ja)

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JPH0446293U JPH0446293U (ja) 1992-04-20
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