JPH025191Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH025191Y2 JPH025191Y2 JP1982109087U JP10908782U JPH025191Y2 JP H025191 Y2 JPH025191 Y2 JP H025191Y2 JP 1982109087 U JP1982109087 U JP 1982109087U JP 10908782 U JP10908782 U JP 10908782U JP H025191 Y2 JPH025191 Y2 JP H025191Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- pipe
- lining
- porous
- perforated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ライニング内に補強部材を備えたラ
イニング管に関する。
イニング管に関する。
例えば、電磁流量計等に使用される測定管やプ
ラント等に使用される口径の大きい管には絶縁材
料からなるライニングが内張りされている。
ラント等に使用される口径の大きい管には絶縁材
料からなるライニングが内張りされている。
この種のライニングは使用中等に管内が低圧、
特に大気圧以下さらには真空になつたりした時、
管に外圧が加わつて管から剥離することがある。
このため外圧に耐える管として、従来より継目な
しパイプ状に製造したものを補強部材に使い、こ
の補強部材をモールド成形により被覆して内張り
されるものが採用されている。
特に大気圧以下さらには真空になつたりした時、
管に外圧が加わつて管から剥離することがある。
このため外圧に耐える管として、従来より継目な
しパイプ状に製造したものを補強部材に使い、こ
の補強部材をモールド成形により被覆して内張り
されるものが採用されている。
一般には、第1図に示すように、矩形状に形成
したパンチングプレートを円筒状に巻くことによ
り補強部材としての多孔管1を形成し、この多孔
管1をモールド成形により被覆するライニング2
を備えた管3が採用されている。
したパンチングプレートを円筒状に巻くことによ
り補強部材としての多孔管1を形成し、この多孔
管1をモールド成形により被覆するライニング2
を備えた管3が採用されている。
この場合においては、多孔管1を管3内に挿入
するために、多孔管1の外径を管3の内径より小
さくする必要があるから、周方向の長さは短く形
成されるものである。
するために、多孔管1の外径を管3の内径より小
さくする必要があるから、周方向の長さは短く形
成されるものである。
しかるに、挿入後には多孔管1が拡径すると、
周方向の端縁1a,1b間にスリツト4が生じる
ことがあり、このように構成される多孔管1を用
いたライニング2はそのスリツト4部分で管3か
ら剥離するという不都合がある。
周方向の端縁1a,1b間にスリツト4が生じる
ことがあり、このように構成される多孔管1を用
いたライニング2はそのスリツト4部分で管3か
ら剥離するという不都合がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、周方向の端縁が挿入前の管径を維持したまま
密接するようにこれら端縁を管径が拡大するよう
な軸線方向にずらした多孔管をライニング内に埋
設するというきわめて簡単な構成により、製造が
簡単であり、かつライニングが管から剥離するこ
とを防止できるライニング管を提供するものであ
る。以下、その構成等を図に示す実施例によつて
詳細に説明する。
で、周方向の端縁が挿入前の管径を維持したまま
密接するようにこれら端縁を管径が拡大するよう
な軸線方向にずらした多孔管をライニング内に埋
設するというきわめて簡単な構成により、製造が
簡単であり、かつライニングが管から剥離するこ
とを防止できるライニング管を提供するものであ
る。以下、その構成等を図に示す実施例によつて
詳細に説明する。
第2図は本考案に係るライニング管を示す一部
破断斜視図、第3図は同じく多孔板の一実施例を
示す斜視図、第4図および第5図は多孔管を示
し、それぞれ端縁の密接前と密接後の斜視図であ
る。これらの図において、11はプラント等に使
用される口径が大きいライニング管で、管11a
の両端にフランジ12が形成され、内壁にはライ
ニング13が内張りされている。このライニング
13は、内部に多数の孔14を穿設した円筒状の
多孔管15がモールドすることによつて埋設され
ている。この多孔管15は、第5図にも示すよう
に、第4図に示す多孔管15aを縮径して管11
a内に挿入した後、周方向の端縁16,17間に
形成されたスリツト18が挿入前の管径を維持し
たまま閉塞するように端縁16,17を管径が拡
大するような軸線方向に相対的にずらせることに
より密接させて形成されている。なお、多孔管1
5aの管11aへの挿入直後には、その管径が多
孔管15aの密接前の管径に戻る。これによつ
て、多孔管15は前記ライニング13を補強して
おり、ライニング管11内を流れる流量の変化に
かかわりなく、ライニング13の内外圧力差に耐
えることができ、前記管11aと前記ライニング
13との密着部分が離間することを防止してい
る。
破断斜視図、第3図は同じく多孔板の一実施例を
示す斜視図、第4図および第5図は多孔管を示
し、それぞれ端縁の密接前と密接後の斜視図であ
る。これらの図において、11はプラント等に使
用される口径が大きいライニング管で、管11a
の両端にフランジ12が形成され、内壁にはライ
ニング13が内張りされている。このライニング
13は、内部に多数の孔14を穿設した円筒状の
多孔管15がモールドすることによつて埋設され
ている。この多孔管15は、第5図にも示すよう
に、第4図に示す多孔管15aを縮径して管11
a内に挿入した後、周方向の端縁16,17間に
形成されたスリツト18が挿入前の管径を維持し
たまま閉塞するように端縁16,17を管径が拡
大するような軸線方向に相対的にずらせることに
より密接させて形成されている。なお、多孔管1
5aの管11aへの挿入直後には、その管径が多
孔管15aの密接前の管径に戻る。これによつ
て、多孔管15は前記ライニング13を補強して
おり、ライニング管11内を流れる流量の変化に
かかわりなく、ライニング13の内外圧力差に耐
えることができ、前記管11aと前記ライニング
13との密着部分が離間することを防止してい
る。
したがつて、ライニング管11を成形するに
は、先ず、第3図に示す平行四辺形状の多孔板1
9を円筒状に巻き、互いに対向する各端縁をつけ
合わせることによつて多孔管15aを形成する。
これを管11a内に挿入して力を抜くと、多孔管
15aは自らの弾性力によつて拡径して周方向の
端縁16,17間にスリツト18が形成される。
このスリツト18を形成した時の多孔管15aの
管径を変えることによつてではなく維持したま
ま、両端縁16,17を管径が拡大するような軸
線方向に相対的にずらすことにより両端縁16,
17を密接させて多孔管15を形成する。この多
孔管15には、円周壁に軸線に平行でなくかつ間
隙がない合わせ目が形成されている。この状態の
ままで多孔管15はその内側から管11aの内周
面に点溶接等によつて固定する。次いで、モール
ド成形等によつて管11aをライニング13で内
張りし、このライニング13内に多孔管15が埋
設されたライニング管11を得ることができる。
は、先ず、第3図に示す平行四辺形状の多孔板1
9を円筒状に巻き、互いに対向する各端縁をつけ
合わせることによつて多孔管15aを形成する。
これを管11a内に挿入して力を抜くと、多孔管
15aは自らの弾性力によつて拡径して周方向の
端縁16,17間にスリツト18が形成される。
このスリツト18を形成した時の多孔管15aの
管径を変えることによつてではなく維持したま
ま、両端縁16,17を管径が拡大するような軸
線方向に相対的にずらすことにより両端縁16,
17を密接させて多孔管15を形成する。この多
孔管15には、円周壁に軸線に平行でなくかつ間
隙がない合わせ目が形成されている。この状態の
ままで多孔管15はその内側から管11aの内周
面に点溶接等によつて固定する。次いで、モール
ド成形等によつて管11aをライニング13で内
張りし、このライニング13内に多孔管15が埋
設されたライニング管11を得ることができる。
なお、この多孔管15の形成時に端縁16,1
7をずらすことによつて突出した耳片16a,1
7aはライニング13内に埋め込んでもよいし、
削り落としても差し支えない。また、第3図に示
す多孔板19の傾斜した辺の傾き角θおよび底辺
の長さは管11aの内径の大きさに応じて設定す
ればよい。
7をずらすことによつて突出した耳片16a,1
7aはライニング13内に埋め込んでもよいし、
削り落としても差し支えない。また、第3図に示
す多孔板19の傾斜した辺の傾き角θおよび底辺
の長さは管11aの内径の大きさに応じて設定す
ればよい。
以上説明したように本考案によれば、多孔板を
円筒状に巻いて形成した多孔管を周方向の端縁が
挿入前の管径を維持したまま密接するようにこれ
ら端縁を管径が拡大するような軸線方向にずらし
てライニング内に埋設したので、多孔管に間隙が
ない、換言すれば全周に亘り欠落部がない補強管
として機能させることができる。したがつて、ラ
イニングの管からの剥離を確実に防止することが
できる。また、多孔管の製造を円滑かつ迅速に製
造することができ、ライニングに変形や歪が生じ
易いパイプに実施してきわめて有効である。さら
に、多孔管の円周壁に軸線に平行でなくかつ間隙
がない合わせ目が形成されたことにより、多孔管
を製造するにあたりその加工精度を厳密に管理す
る必要がなくなるから、補強部材としての多孔管
を経済的に製造することができる等の利点もあ
る。
円筒状に巻いて形成した多孔管を周方向の端縁が
挿入前の管径を維持したまま密接するようにこれ
ら端縁を管径が拡大するような軸線方向にずらし
てライニング内に埋設したので、多孔管に間隙が
ない、換言すれば全周に亘り欠落部がない補強管
として機能させることができる。したがつて、ラ
イニングの管からの剥離を確実に防止することが
できる。また、多孔管の製造を円滑かつ迅速に製
造することができ、ライニングに変形や歪が生じ
易いパイプに実施してきわめて有効である。さら
に、多孔管の円周壁に軸線に平行でなくかつ間隙
がない合わせ目が形成されたことにより、多孔管
を製造するにあたりその加工精度を厳密に管理す
る必要がなくなるから、補強部材としての多孔管
を経済的に製造することができる等の利点もあ
る。
第1図は従来のライニング管を示す一部破断斜
視図、第2図は本考案に係るライニング管を示す
一部破断斜視図、第3図は同じく多孔板の一実施
例を示す斜視図、第4図および第5図は多孔管を
示し、それぞれ端縁の密接前と密接後の斜視図で
ある。 11……ライニング管、13……ライニング、
15,15a……多孔管、16,17……端縁、
19……多孔板。
視図、第2図は本考案に係るライニング管を示す
一部破断斜視図、第3図は同じく多孔板の一実施
例を示す斜視図、第4図および第5図は多孔管を
示し、それぞれ端縁の密接前と密接後の斜視図で
ある。 11……ライニング管、13……ライニング、
15,15a……多孔管、16,17……端縁、
19……多孔板。
Claims (1)
- ライニングが内張りされた管において、多孔板
を円筒状に巻いて形成した多孔管を、周方向の両
端縁を管径が拡大するような軸線方向にずらして
前記ライニング内に埋設し、この多孔管の円周壁
には軸線に平行でなくかつ間隙がない合わせ目が
形成されていることを特徴とするライニング管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10908782U JPS5913793U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ライニング管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10908782U JPS5913793U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ライニング管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913793U JPS5913793U (ja) | 1984-01-27 |
JPH025191Y2 true JPH025191Y2 (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=30254254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10908782U Granted JPS5913793U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ライニング管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913793U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002249A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Yamatake Corp | 電磁流量計 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH017918Y2 (ja) * | 1980-11-28 | 1989-03-02 |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP10908782U patent/JPS5913793U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002249A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Yamatake Corp | 電磁流量計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5913793U (ja) | 1984-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR850003779A (ko) | 주철관용 환상 밀봉팩킹 | |
JPH025191Y2 (ja) | ||
JPH0245589Y2 (ja) | ||
CN210141414U (zh) | 钢带卡扣柔性接口缠绕实壁管 | |
JPH073115Y2 (ja) | リブ付管 | |
JPH073116Y2 (ja) | リブ付管用寸法調整部材 | |
JPH0317105Y2 (ja) | ||
JPH0539245Y2 (ja) | ||
JPH03124B2 (ja) | ||
US5732982A (en) | Coupling joint | |
JPS5912469Y2 (ja) | フランジ管 | |
JPH0443673Y2 (ja) | ||
FI70464B (fi) | Muffkonstruktion | |
JPS60540Y2 (ja) | ライニング管 | |
JPS60541Y2 (ja) | ライニング管 | |
JPS59160983U (ja) | 管端防食コア | |
JPS5826621U (ja) | ライニング管 | |
JPS6138389U (ja) | 埋設管用管継手 | |
JP3017650U (ja) | 配管の抜け止め装置 | |
JPS5911263Y2 (ja) | 長円形状管の継手 | |
JPS5851506Y2 (ja) | フレキシブルチユ−ブ | |
JPS5940620Y2 (ja) | 波付管 | |
JPH0214710Y2 (ja) | ||
JPS6237719Y2 (ja) | ||
JPS58173888U (ja) | 地中埋設管の可撓継手 |