JPH073115Y2 - リブ付管 - Google Patents

リブ付管

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JPH073115Y2
JPH073115Y2 JP8863590U JP8863590U JPH073115Y2 JP H073115 Y2 JPH073115 Y2 JP H073115Y2 JP 8863590 U JP8863590 U JP 8863590U JP 8863590 U JP8863590 U JP 8863590U JP H073115 Y2 JPH073115 Y2 JP H073115Y2
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JP
Japan
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ribbed
pipe
tube
receiving portion
ribs
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JP8863590U
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JPH0446292U (ja
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重樹 藤井
裕之 関
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、連続的に接続することによって管路等を形成
するようになされたリブ付管に関するものである。
(従来の技術) 一般に、第6図に示すように、下水道等における管路6
の構成は、下流側マンホール7より配管60…を接続して
行き、上流側マンホール8の手前の調整管61で管路6の
長さ調整を行うようになされていた。すなわち、現場に
て管路6の必要長さを測定し、この長さに合致するよう
に調整管61を適宜の長さに切断し、この調整管61を配管
60,60の間に接続して所定長さの管路6を構成してい
た。
また、従来より、第7図に示すように、このような管路
6の構成に使用するリブ付管1としては、一端側が挿入
部12となされる一方、他端側が前記挿入部12を挿入可能
な拡径受口部13となされたものがある。このリブ付管1
は、拡径受口部13の内周部に、パッキング5を嵌着した
他のリブ付管1の挿入部12を挿入することによって、連
続的に接続される。通常、このリブ付管1は、リブ11間
の中央部16で切断するようになされている。そして、こ
のリブ付管1を挿入する拡径受口部13の内周奥部14に
は、リブ11間の中央部16で切断したリブ付管1を挿入し
た状態で、隙間を生じることがないようになされたテー
パ面が形成されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来のリブ付管1によって、所定長さの管
路6を構成しようとすると、次のような不都合を生じる
こととなる。
すなわち、リブ付管1は、リブ11間の中央部16で切断し
た状態で、内周奥部14のテーパ面に当接して隙間が生じ
ないようになされている。そのため、調整管61となるリ
ブ付管1を適宜の長さに切断する場合、この中央部16以
外の任意の位置で切断すると、隙間を生じることとな
る。すなわち、リブ付管1内を流れる下水中の浮遊物が
この隙間に引っかかり、管閉塞の原因となり得る。その
ため、第8図に示すように、リブ付管1をリブ11間の任
意の位置で切断した場合に、内周奥部14のテーパ面に沿
うようにしてリブ11を切断することが考えられるが、こ
の場合、切断作業が煩瑣になるといった不都合が生じ
る。
本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、任意の位
置で切断しても隙間のない管路を形成することのできる
リブ付管を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案のリブ付管は、管本体の外周面に多数の環状リブ
を有するリブ付管であって、その一端側が挿入部となさ
れる一方、他端側が前記挿入部を挿入可能な拡径受口部
となされ、該拡径受口部の内周部に、他のリブ付管の挿
入部を挿入することによって、連続的に接続可能となさ
れたリブ付管において、前記拡径受口部の内周奥部に、
リブの1ピッチの間隔に相当する長さよりも長い軸方向
長さを有する環状弾性体が装着されたものである。
(作用) 本考案のリブ付管は、リブ付管の拡径受口部の内周奥部
に、リブの1ピッチの間隔に相当する長さよりも長い軸
方向長さを有する環状弾性体を装着しているので、該リ
ブ付管の拡径受口部の内周部に、他のリブ付管の挿入部
を挿入すると、該環状弾性体が圧縮されて拡径受口部の
内周奥部と挿入部との隙間を埋めることとなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
〔第1実施例〕 第1図は、リブ付管1の全体構成の概略を示している。
すなわち、このリブ付管1は、管本体10の外周面に多数
の環状リブ11を有するもので、その一端側が挿入部12と
なされる一方、他端側が前記挿入部12を挿入可能な拡径
受口部13となされ、該拡径受口部13の内周奥部14に、環
状弾性体2が装着されている。
このリブ付管1は、合成樹脂、セラミック、金属もしく
はこれらの複合材料から構成されている。
拡径受口部13は、その内径が、リブ付管1の管外周と略
同径に拡径され、リブ付管1が挿入可能となされてい
る。また、拡径受口部13の長さは、リブ付管同士1,1の
接合強度および可撓性を保つのに充分な寸法となされて
いる。
挿入部12は、拡径受口部13を拡径しているので、リブ付
管1の管端がそのままの状態で挿入部12となされてい
る。
環状弾性体2は、弾性を有するスポンジ等の材料で、前
記拡径受口部13の内周奥部14に装着可能な環状に形成さ
れている。また、この内周奥部14に装着した状態で、環
状弾性体2の内周部21には、リブ付管1の内周部15の径
と略同一となるようになされた同径部22とテーパ面が形
成されたテーパ部23とが構成されている。このうち、同
径部22はリブ11の1ピッチの間隔に相当する長さLと略
等しい幅で形成され、テーパ部23はこの長さLの略半分
の幅で形成されている。
このようになるリブ付管1は、挿入部12の端部近傍にパ
ッキング5を嵌着し、このパッキング5を嵌着した挿入
部12を、他のリブ付管1の拡径受口部13の内周部に挿入
することによって接続される。この際、挿入部12側を適
宜の長さに切断することによって長さ調節が行われる。
そのため、挿入部12側の端部にあるリブ11から突出した
管本体10の突出長さは、リブ11の1ピッチの間隔に相当
する長さLの範囲で適宜変化することとなる。すなわ
ち、極端な例を挙げると、第2図に示すように、リブ11
から管本体10がほとんど突出しない場合やリブ11から管
本体10がリブ11の1ピッチの間隔に相当する長さで突出
する場合が生ずることとなるが、本考案のリブ付管1
は、拡径受口部12の内周奥部14に環状弾性体2を装着し
ているので、該環状弾性体2が、管本体10の突出長さに
応じて圧縮され、拡径受口部13の内周奥部14と挿入部12
との隙間を埋めることとなる。すなわち、拡径受口部12
と挿入部12とパッキング5との間に、下水中の浮遊物が
引っかかるような隙間が形成されることがなくなり、管
閉塞が防止される。
〔第2実施例〕 本実施例を第3図および第4図に示す。
本例は、上記した第1実施例のものに内コア3を設けた
だけであるので、ここではその相違点についてのみ説明
し、その他の説明は省略する。なお、第1実施例のもの
と同一構成要素には同符号を付している。
すなわち、この内コア3は、筒部31の一端部に鍔部32が
形成されたもので、プラスチックや金属等によって構成
される。この内コア3は、筒部31が環状弾性体2の内周
部21の内側に位置するようにして環状弾性体2の外周縁
面25に鍔部32のみを接着することによって設けられる。
このリブ付管1によると、環状弾性体2が圧縮されてリ
ブ付管1の内周部21にはみ出すといったことが防止さ
れ、圧縮力に応じて内コア3が軸方向にスライドし、リ
ブ付管1の内周部21が常に滑らかな状態となる。
なお、本実施例の場合、環状弾性体2は、伸縮性のある
材料であれば特に限定されるものではなく、第5図に示
すように、ジャバラ状に形成された弾性材料4に内コア
3を固着したものであってもよい。また、内コア3は、
筒部31の内周面とリブ付管1の内周面との間に段差を生
じないように、筒部31ができるだけ薄く形成されたもの
が好ましい。さらに、内コア3の材質としては、例えば
ステンレスのように、管路内を流れる流体に侵されない
ようなものが好ましい。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によると、リブ付管の拡径受
口部の内周奥部に設けた環状弾性体によって、該リブ付
管の拡径受口部の内周奥部と、該リブ拡径受口部に挿入
される他のリブ付管の挿入部との隙間を埋めることがで
きるので、簡単な施工で確実に閉塞された管路を構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第5図は本考案に係る図面であって、第1
図はリブ付管の全体構成の概略を示す部分破断側面図、
第2図(a)は同リブ付管の接続状態を示す部分破断側
面図、第2図(b)は同リブ付管の他の接続状態を示す
部分破断側面図、第3図は第2実施例に係るリブ付管の
全体構成の概略を示す部分破断側面図、第4図は同リブ
付管の接続状態を示す部分破断側面図、第5図は同リブ
付管における環状弾性体の他の実施例を示す部分破断側
面図、第6図は従来の下水管路の全体構成の概略を示す
断面図、第7図は従来のリブ付管の接続状態を示す部分
破断側面図、第8図は従来のリブ付管の他の接続状態を
示す部分破断側面図である。 1…リブ付管 10…管本体 11…リブ 12…挿入部 13…拡径受口部 14…内周奥部 2…環状弾性体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管本体の外周面に多数の環状リブを有する
    リブ付管であって、その一端側が挿入部となされる一
    方、他端側が前記挿入部を挿入可能な拡径受口部となさ
    れ、該拡径受口部の内周部に、他のリブ付管の挿入部を
    挿入することによって、連続的に接続可能となされたリ
    ブ付管において、 前記拡径受口部の内周奥部に、リブの1ピッチの間隔に
    相当する長さよりも長い軸方向長さを有する環状弾性体
    が装着されたことを特徴とするリブ付管。
JP8863590U 1990-08-23 1990-08-23 リブ付管 Expired - Fee Related JPH073115Y2 (ja)

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JPH0446292U JPH0446292U (ja) 1992-04-20
JPH073115Y2 true JPH073115Y2 (ja) 1995-01-30

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