JPH0643529Y2 - 天板の接合構造 - Google Patents

天板の接合構造

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JPH0643529Y2
JPH0643529Y2 JP1989110347U JP11034789U JPH0643529Y2 JP H0643529 Y2 JPH0643529 Y2 JP H0643529Y2 JP 1989110347 U JP1989110347 U JP 1989110347U JP 11034789 U JP11034789 U JP 11034789U JP H0643529 Y2 JPH0643529 Y2 JP H0643529Y2
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JP
Japan
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top plate
plywood
thickness
fitting
metal fitting
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JP1989110347U
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JPH0349406U (ja
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正明 赤坂
澄人 粟島
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Sun Wave Corp
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Sun Wave Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天板の接合構造に係り、特に、平面L型の
ような曲状の人造大理石天板の接合構造に関する。
〔従来技術とその課題〕
従来のこの種の曲状人造大理石天板には、一枚の人造大
理石で形成したものもあるが、このような一枚ものの曲
状人造大理石天板にあっては、重量が嵩むとともに、形
状も大型で、かつ、平面が曲状であるため、搬入が非常
に不便である、という問題を有していた。
このような問題を解決するため、今日では、一対の天板
本体の各一端部に傾斜面部を形成し、この各傾斜面部同
志を施工現場において接合し、接着剤などで接着して平
面曲状の天板を形成しているのが現状である。
しかしながら、上記従来の現場合せによる曲状人造大理
石天板の接合手段にあっては、接合強度や接合部の水密
性などの耐久性に問題を有し、また、両天板本体を面一
に保持することも非常に難しい、という問題を有してい
た。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、接合部における連結強度
が強く、水密性や面一性を容易に確保することができる
と共に、反りや撓みに対して強固な強度を確保すること
ができる天板の接合構造を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案に係る天板の接合構
造にあっては、一端部に傾斜面部を有し、かつ、裏面側
に補強用合板を固着して一定の厚さを有する一対の天板
本体と、これら各天板本体の傾斜面部同志を接合する部
分の上記補強用合板が存在しない一定幅の連結面部と、
これら両連結面部に跨がって装着される連結金具と、を
有して構成されてなり、上記連結金具は、上記各連結面
部の水平面部に跨がって当接する水平片部と、上記天板
本体の前框部裏面側に当接する略L字形の垂直片部と、
から構成されていると共に、該連結金具は、該連結金具
の水平片部の裏面側に配設された充填部材と合板および
接着剤を介して上記各連結面部に装着され、該各連結面
部と連結金具および充填部材と合板とで構成される厚さ
が、補強用合板が固着された天板本体の厚さと同一とな
るように形成されていることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考案を詳細
に説明する。
この実施例に係る天板の接合構造は、第1図乃至第4図
に示すように、一端部に傾斜面1a,1aを有し、かつ、裏
面側に補強用合板3が固着されて一定の厚さを有する一
対の天板本体1,1と、これら各天板本体1,1の傾斜面部1
a,1a同志を接合する部分であって上記補強用合板3が存
在しない一定幅の連結面部2A,2Aと、これら両連結面部2
A,2Aに跨がって装着される連結金具5と、から構成され
ている。
天板本体1,1は、表面側に配設される約9mm厚の人造大理
石2と、この人造大理石2の平面部裏面側に貼着された
約12mm厚の補強用合板3とで約21mmの厚さに形成されて
いると共に、上記連結面部2A,2Aの部分は、上記したよ
うに補強用合板3が存在しないため、厚さが約9mmに設
定されている。
また、連結金具5は、特に第3図と第4図からも明らか
なように、上記天板本体1,1の前框部1bの裏面側に当接
されるL字状に形成された垂直片部5Aと、この垂直片部
5Aの上端部から水平方向に延設された水平片部5Bと、こ
の垂直片部5Aと水平片部5Bに夫々貫通して開設された小
孔7と、から構成されている。
垂直片部5Aは、連結された両天板本体1,1の第1図A−
B方向への移動を規制するもので、平面L型に接合され
た人造大理石2の前框部1bに沿うように平面L型に形成
されている。
また、水平片部5Bは、天板本体1,1同志の上下方向への
ずれを規制するもので、前記両人造大理石2の各凹部6
に密に嵌合される形状及び大きさに形成されていると共
に、特に第3図に示すように、その前縁部5Cが、前記垂
直片部5Aよりも前側に突出して形成されており、前記人
造大理石2の連結面部2Aに形成された凹部6には、上記
水平片部5Bが嵌合され、かつ、上記前縁部5Cは人造大理
石2の前框部1bに開設された溝部6a内に嵌合される。こ
れにより、連結金具5の水平片部5Bの前端部が人造大理
石2の前框部1bに固定され、天板本体1,1の上下動によ
る位置ずれを強固に防止することができる。
以上のように構成された連結金具5を人造大理石2の連
結面部2A,2Aに跨がって装着し、両天板本体1,1を平面L
型に接合した後、該連結面部2A,2Aには、第4図に示す
ように、充填部材9および合板4が接着剤8を介して装
着される。
この充填部材9は、例えば、9mm厚の粘土状の合成樹脂
であるBMC(バルク・モールド・キャスティング)を用
いることができる。充填部材9として上記BMKCを用いた
場合には、該BMCが粘土状の合成樹脂で形成されている
ため、天板本体1,1の接合部における水密性を容易に確
保することができると共に、上記連結金具5を人造大理
石2とBMCとで強固に挟持することになるため、連結強
度を向上させることもできる。
また、上記合板4は、この実施例では3mm厚に形成され
ており、上記充填部材9の裏面側に配設される。
従って、上記連結面部2A,2Aの厚さは、充填部材9が9mm
で合板4が3mmであるため、前記補強用合板3の厚さと
同様の合計12mmの厚さとなるため、天板本体1,1の厚さ
を面一に設定することができ、これら天板本体11一の傾
斜面部1a,1aを接合して組み立てられたL型天板Aをキ
ャビネット(図示せず)に載置したときに、該L型天板
Aを上記キャビネットに均一に当接させることができ、
該天板本体1,1の接合部のみに荷重が集中するのを防止
することができる。
次に、上記実施例に係るL型天板Aを組み立てる場合に
は、先ず、各人造大理石2,2を裏返した状態にセット
し、両人造大理石2,2の各傾斜面部1a同志を接着剤で接
着する。
次に、各人造大理石2,2の連結面部2Aに形成された凹部
6及び前框部1bの裏面に接着剤8を塗布した後、該凹部
6及び溝部6aに連結金具5の水平片部5B及び前縁部5Cを
嵌装すると共に、連結金具5の垂直片部5Aを前框部1bの
裏面に接着する。このとき、余分な接着剤8は、前記小
孔7内へと流入し硬化するので、アンカーボルト的な作
用が得られ、接着強度を向上させることができる。
以上の作業が終了した後、各人造大理石2,2及び連結金
具5の裏面側全面に接着剤8を塗布し、前記BMC9を充填
して隙間が発生しないように処理をした後、該BMC9の裏
面に合板4を貼着する。
このように、各人造大理石2,2の連結面部2Aの裏面側に
凹部6を開設し、この凹部6に連結金具5を嵌装するこ
とで、天板本体1,1の反りや撓みを有効に規制すること
ができるので、クラックの発生を防止することができ、
また、人造大理石2と合板4との間にBMCを介装し、サ
ンドイッチ構造としたので、天板本体1,1の接合部の水
密性及び強度を大幅に向上させることができる。
勿論、上記天板本体1,1の接合部後端の連結は、公知の
構成からなる連結金具(第1図参照)或は、本実施例に
係る連結金具5を適宜変更して行なうことができる。
尚、上記実施例では、この考案を、人造大理石2と補強
用合板3,4からなる天板に適用した場合を例にとり説明
したが、この考案にあってはこれに限定されるものでは
なく、例えば、天然石或はポストフォームで形成したL
型天板に適用してもよいこと勿論である。
また、上記実施例では、この考案をL型状に接合される
天板に適用した場合を例にとり説明したが、この考案に
あってはこれに限定されるものではなく、例えば、平面
く字状など、90度以上の接合角を有する曲状天板にも適
用できる。
(考案の効果) この考案に係る天板の接続構造は、以上説明したよう
に、連結金具の水平片部によって天板本体の上下方向へ
のずれを強固に規制すると共に、上記連結金具の垂直片
部によって天板本体の水平方向への回動によるずれを強
固に防止することができ、しかも、上記天板本体の連結
面部には、充填部材を配設して該連結面部を天板本体と
充填部材と合板によるサンドイッチ構造としたので、両
天板本体の接合強度を従前のものに比べ大幅に向上させ
ることができ、また、上記充填部材の介装によって水密
性も大幅に向上させることができる他、上記天板本体と
連結面部の板厚を同一に形成したので、接合部に荷重が
集中せず、経時良好な接合状態を保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る天板の接合構造を示
す底面図、第2図は同天板の接合部を拡大して示す底面
図、第3図は連結金具の底面図、第4図は第1図のIV−
IV線拡大断面図である。 〔符号の説明〕 A……天板、1……天板本体 2……人造大理石、2A……連結面部 3……補強用合板、5……連結金具 6……凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部に傾斜面部を有し、かつ、裏面側に
    補強用合板を固着して一定の厚さを有する一対の天板本
    体と、これら各天板本体の傾斜面部同志を接合する部分
    の上記補強用合板が存在しない一定幅の連結面部と、こ
    れら両連結面部に跨がって装着される連結金具と、を有
    して構成されてなり、上記連結金具は、上記各連結面部
    の水平面部に跨がって当接する水平片部と、上記天板本
    体の前框部裏面側に当接する略L字形の垂直片部と、か
    ら構成されていると共に、該連結金具は、該連結金具の
    水平片部の裏面側に配設された充填部材と合板および接
    着剤を介して上記各連結面部に装着され、該各連結面部
    と連結金具および充填部材と合板とで構成される厚さ
    が、補強用合板が固着された天板本体の厚さと同一とな
    るように形成されていることを特徴とする天板の接合構
    造。
JP1989110347U 1989-09-22 1989-09-22 天板の接合構造 Expired - Lifetime JPH0643529Y2 (ja)

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JPH06102045B2 (ja) * 1987-07-21 1994-12-14 クリナップ株式会社 人造大理石製天板のコ−ナ−部加工方法

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