JPH0536030Y2 - - Google Patents

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JPH0536030Y2
JPH0536030Y2 JP851688U JP851688U JPH0536030Y2 JP H0536030 Y2 JPH0536030 Y2 JP H0536030Y2 JP 851688 U JP851688 U JP 851688U JP 851688 U JP851688 U JP 851688U JP H0536030 Y2 JPH0536030 Y2 JP H0536030Y2
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JP
Japan
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elongated piece
fitting means
flooring material
piece plate
joining
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JP851688U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数個の細長ピース板を横に段状に
突き合わせて接合した床材の構造に関する。
[従来の技術] 従来から第5図のように複数個の細長ピース板
1を横に段状にずらして接合して構成した床材2
が知られている。この従来例にあつては、四辺全
部に凹部3乃至凸部4の嵌合手段5を設けた細長
ピース板1同士を第6図に示すように嵌合手段5
である凹部3と嵌合手段5である凸部4との嵌合
で接合するとともに、この嵌合に当たつて接着剤
20を介在させて固着していた。このようにして
構成された平面視で段状をした床材2は、第5図
に示すように床材2の全外周に凹部3乃至凸部4
よりなる嵌合手段5が形成されているものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] このような従来例にあつては、床材2の全外周
に凹部3乃至凸部4よりなる嵌合手段5が形成し
てあるため、施工に当たつて床材2同士を接合す
る際、第5図のx方向とy方向との2方向の接合
が必要であり、施工が面倒になるという問題があ
つた。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案した
ものであつて、その目的とするところは施工に当
たつて隣りの床材とは1方向の接合でよくて施工
が簡単となる床材の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の床材の構造は、細長ピース板1を横に
段状にずらして突き合わせて横長ピース板1同士
を接合して床材2を構成し、この床材2の細長ピ
ース板1のうち外側に位置する細長ピース板1の
長辺側の外側面及び短辺側の端面に凹部3乃至凸
部4の嵌合手段5を設けるとともに外側に位置す
る細長ピース板1の長辺側の内側面に嵌合手段5
を設けず、床材2の細長ピース板1のうち内側に
位置する細長ピース板1の短辺側の端面に凹部3
乃至凸部4の嵌合手段5を設けるとともに内側に
位置する細長ピース板1の長辺側の側面に嵌合手
段5を設けないものであつて、このような構成を
採用することで、上記した本考案の目的を達成し
たものである。
[作用] しかして、本考案にあつては、外側に位置する
細長ピース板1の長辺側の内側面に嵌合手段5を
設けず、内側に位置する細長ピース板1の長辺側
の側面に嵌合手段5を設けないので、複数個の細
長ピース板1を横に段状に突き合わせて接合した
床材2を接合する際、隣りの床材2とは1方向の
みの嵌合手段5による接合のみで施工できるよう
になつたものである。
[実施例] 床材2は細長ピース板1を横に段状にずらして
突き合わせて横長ピース板1同士を接合して床材
2を構成したものである。ここで細長ピース板1
は合板のような基板6の上面に突板のような表面
板7を積層して構成したものであり、基板6の長
辺に沿つて段溝部8が形成してある。ここで複数
個の細長ピース板1のうち外側に位置する細長ピ
ース板1は基板6裏面の内側の長辺に沿つて段溝
部8が設けてあり、基板6の外側の長辺及び両短
辺に沿つてそれぞれ凸部3乃至凹部4よりなる嵌
合手段5が設けてある。また細長ピース板1のう
ち内側に位置する細長ピース板1は基板6裏面の
両長辺に沿つて段溝部8が設けてあり、基板6の
両短辺に沿つてそれぞれ凸部3乃至凹部4よりな
る嵌合手段5が設けてある。各横長ピース板1の
基板6の裏面側には段溝部8に直交する方向に複
数個の横溝部9が設けてある。そして、横長ピー
ス板1同士は長辺同士が接触するように横に並設
するとともに平面視で段状となるようにずらして
細長ピース板1同士を接合するものである。ここ
で、細長ピース板1同士を接合するに当たつて
は、細長ピース板1同士を上下逆にした状態で細
長ピース板1同士を横に段状にずらして突き合わ
せ、突き合わせ部分である段溝部8の端縁部同士
をホツトメルト系のような接着剤10により細長
ピース板1を仮接着する。このようにして接着剤
10で細長ピース板1同士を接着することで対向
する段溝部8により凹溝部11が構成される。凹
溝部11の長手方向の両端部にはホツトメルト系
の接着剤10′を凹溝部11の堰として充填する。
そして凹溝部11に弾性を有するウレタンのよう
な弾性を有する合成樹脂12を注入してこの弾性
を有する合成樹脂12により隣り合う細長ピース
板1同士を接着する。この場合、接着剤10によ
り仮接着して段溝部8同士の突き合わせ部分が接
着剤10でふさがれているので細長ピース板1同
士の突き合わせ部分の表面側に弾性を有する合成
樹脂12が漏れ出ないようになつている。また堰
となつている接着剤10′の存在により凹溝部1
1の長手方向の端部から弾性を有する合成樹脂1
2が漏れないようになつている。また凹溝部11
には凹溝部11内の全部に弾性を有する合成樹脂
12を充填するのではなく、第4図のように弾性
を有する合成樹脂12が充填されていない空間1
3が残るように充填するものである。上記のよう
な構成の床材2は細長ピース板1のうち外側に位
置する細長ピース板1の長辺側の外側面及び短辺
側の端面に凹部3乃至凸部4の嵌合手段5を設け
るとともに外側に位置する細長ピース板1の長辺
側の内側面に嵌合手段5を設けない部分となつて
おり、また床材2の細長ピース板1のうち内側に
位置する細長ピース板1の短辺側の端面に凹部3
乃至凸部4の嵌合手段5を設けるとともに内側に
位置する細長ピース板1の長辺側の側面が嵌合手
段5を設けない部分となつている。細長ピース板
1を横に段状にずらして接合した床材1の裏面に
はクツシヨン材15が積層してある。
そしてこのような構成の床材2は例えばコンク
リートスラブのような床基材の上に直接貼つて施
工するものであり、長辺方向、短辺方向において
それぞれ隣り合う床材2同士は嵌合手段5を利用
して嵌合接合するものである。この場合、隣り合
う床材2同士は長手方向又は短手方向のいずれか
一方の嵌合でよいため接合が容易にできるもので
あり、また第1図において寸法Aで示す部分であ
る嵌合手段5を設けない部分においてはこの寸法
が短いため(例えば100mm以下)嵌合手段5がな
くとも段違い等の影響がでないものである。
ところで、弾性を有する合成樹脂12で細長ピ
ース板1同士を接合し、更に空間13を設けてお
くことで、細長ピース板1の接合部分が曲がりや
すく床材2の短手方向の反り防止の役目をするも
のであり、しかもこの時空間13は曲げた時の弾
性を有する合成樹脂12とクツシヨン材15の逃
げ場所となるものである。
また添付図面の実施例のように横溝部9を設け
ておくと床材2の長手方向の反りを防止すること
ができるものである。
[考案の効果] 本考案にあつては、叙述のように床材の細長ピ
ース板のうち外側に位置する細長ピース板の長辺
側の外側面及び短辺側の端面に凹部乃至凸部の嵌
合手段を設けるとともに外側に位置する細長ピー
ス板の長辺側の内側面に嵌合手段を設けず、床材
の細長ピース板のうち内側に位置する細長ピース
板の短辺側の端面に凹部乃至凸部の嵌合手段を設
けるとともに内側に位置する細長ピース板の長辺
側の側面に嵌合手段を設けないので、複数個の細
長ピース板を横に段状に突き合わせて接合した床
材を接合する際、隣りの床材とは1方向のみの嵌
合手段による接合のみで施工できて施工が簡単と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は同上の正面
断面図、第3図は同上のクツシヨン材を積層する
前の状態の裏面図、第4図は同上の側面断面図、
第5図は従来例の平面図、第6図は同上の細長ピ
ース板同士の接合部分を示す断面図であつて、1
は細長ピース板、2は床材、3は凹部、4は凸
部、5は嵌合手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長ピース板を横に段状にずらして突き合わせ
    て横長ピース板同士を接合して床材を構成し、こ
    の床材の細長ピース板のうち外側に位置する細長
    ピース板の長辺側の外側面及び短辺側の端面に凹
    部乃至凸部の嵌合手段を設けるとともに外側に位
    置する細長ピース板の長辺側の内側面に嵌合手段
    を設けず、床材の細長ピース板のうち内側に位置
    する細長ピース板の短辺側の端面に凹部乃至凸部
    の嵌合手段を設けるとともに内側に位置する細長
    ピース板の長辺側の側面に嵌合手段を設けない床
    材の構造。
JP851688U 1988-01-26 1988-01-26 Expired - Lifetime JPH0536030Y2 (ja)

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JP851688U JPH0536030Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP851688U JPH0536030Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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Publication Number Publication Date
JPH01114741U JPH01114741U (ja) 1989-08-02
JPH0536030Y2 true JPH0536030Y2 (ja) 1993-09-13

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