JPH0578614B2 - - Google Patents

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JPH0578614B2
JPH0578614B2 JP24440186A JP24440186A JPH0578614B2 JP H0578614 B2 JPH0578614 B2 JP H0578614B2 JP 24440186 A JP24440186 A JP 24440186A JP 24440186 A JP24440186 A JP 24440186A JP H0578614 B2 JPH0578614 B2 JP H0578614B2
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JP
Japan
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face plate
adhesive
frame
protrusions
protrusion
Prior art date
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JP24440186A
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JPS6397747A (ja
Inventor
Takeo Shinomya
Saburo Totomi
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、面板の裏面端部に枠体を接着剤によ
り固着したパネルの構造に関する。
〔背景技術〕
従来から第8図のように面板1の裏面端部に枠
体2を接着剤3により固着する建築用パネル4が
知られている。この建築用パネル4にあつては、
面板1と枠体2の温度(熱)による寸法変化の
差、水分におる面板1と枠体2の寸法変化等、面
板1と枠体2の寸法変化が発生する。そして面板
1と枠体2に寸法変化が発生すると、面板1と枠
体2とが接着してあるため面板1の反り、応力に
より面板1と枠体2の剥離が発生する。この反
り、応力を吸収するためには接着剤3として弾性
系の接着剤3を使用する必要がある。ところが、
第7図に示すように建築用パネル4の積載保管時
に建築用パネル4自体の荷重によつて建築用パネ
ル4上部と下部に厚み差が生じ(つまり下部に位
置する建築用パネル4程大きな荷重がかかるので
接着剤3が圧縮されて接着剤3厚が薄くなる)、
建築用パネル4の組み立て時に第8図に示すよう
に建築用パネル4間に段差Dが発生するという問
題があつた。また上記のように建築用パネル4の
厚みが変化して下に載置した建築用パネル4のよ
うに接着剤3の厚みが薄くなると、面板1と枠体
2の寸法変化を吸収できなく、面板1と枠体2と
の剥離が発生するものである。つまり接着剤3で
面板1と枠体2との寸法変化を吸収するためには
接着剤3は所定の厚みを確保する必要があるが、
接着剤3の厚みが上記のように薄くなると寸法変
化を吸収できなくなり、面板1と枠体2が剥離す
るという問題が発生するのである。
そこで、本発明者は本発明を発明する過程で接
着剤3の厚みを一定にするため面板1と枠体2と
の間に第9図のようにスペーサー11を介在させ
て面板1と枠体2とを接着することを考えたが、
これだとスペーサー11をセツトするため生産性
が低下するという問題があつた。
また、面板1と枠体2とを接着剤3で接着する
場合第10図のように面板1と枠体2とが接着時
にずれるおそれがあり、面板1の直線性が施工時
にでないという問題があつた。このため接着時に
面板1と枠体2とがずれないように特別な装置で
位置決めする必要があつた。
更に、従来にあつては面板1の側端よりも枠体
2の一部を外に突出させることにより、建築用パ
ネル4同士の間に目地溝9を形成し、この目地溝
9に目地剤10を充填していたが、従来にあつて
は目地溝9が面板1の厚み等しいため、目地剤1
0が面板1の厚み分必要となるという問題があ
り、更にまた面板1の側端面は全面が露出してい
るので、側端面が破損しやすいとう問題があつ
た。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の点に鑑みて発明したものであ
つて、その目的とするところは、面板と枠体とを
接着剤で接着するに当たり、接着剤の厚みを一定
にでき、建築用パネル同士を枠体部分で接続した
場合面板同士が段差なく接続でき、また枠体と面
板とをずれることなく接着でき、更に目地剤の使
用量が少なくてすみ、面板の側端面の破損を防止
することのできる建築用パネルの構造を提供する
にある。
〔発明の開示〕
本発明の建築用パネルの構造は、面板1の裏面
の端部に枠体2を接着剤3により固着して構成さ
れた建築用パネル4であつて、枠体2の面板1側
の面に巾方向の突出長さの等しい複数個の突条5
を設けると共に少なくとも突条5の一つは巾方向
の端部に設け、この突条5のうち面板1の巾方向
の端部に位置する突条5の巾方向の端部から突条
5と同じ突出方向に目地底用突条6を突設し、こ
の目地底用突条6の突出長さを面板1の肉厚より
も短くし、面板1の裏面を突条5に当接した状態
で突条5間に充填した接着剤3で面板1と枠体2
とを接着するとともに面板1の側端部を目地底用
突条6の側面に当接して成ることを特徴とするも
のであつて、このような構成を採用することで、
上記した従来例の問題点を解決して本発明の目的
を達成したものである。すなわち本発明にあつて
は、面板1を突条5に当接した状態で突条5間に
充填した接着剤3で接着するので、上から荷重が
かかつても突条5にて荷重をささえて接着剤3の
厚みが薄くなることがなく、常に接着剤3の厚み
が突条5の突出長さと等しくできて、安定して寸
法変化を吸収することができるようになつたもの
であり、また目地底用突条6により面板1と枠体
2との接着時の位置決めをし、更に目地底用突条
6の突出長さの分だけ、目地剤の充填深さを浅く
でき、また目地底用突条6により面板1の側端面
の保護をするようになつている。
以下本発明を実施例により詳述する。枠体2の
面板1側の面には枠体2の巾方向に突出長さの等
しい複数個の突条5が設けてある。この突条5は
図面の実施例では枠体2の巾方向に2個設けてあ
り、一つは面板1の巾方向の端部側に位置し、他
の一つは枠体2の他方の端部よりもやや内側にず
れた位置に位置していて該他方の端部側に補助接
着剤溜まり部7が設けてある。上記突条5のうち
面板1の巾方向の端部に位置する突条5の巾方向
の端部から更に突条5と同じ突出方向に目地底用
突条6が突設してある。この目地底用突条6の突
出長さは面板1の肉厚よりも短くしてある。しか
して第3図に示すように突条5と突条5との間に
弾性を有する接着剤3を入れた状態で第1図に示
すように面板1の裏面を突条5に当接して突条5
間に充填した接着剤3で面板1と枠体2とを接着
するのである。この場合、面板1の側端部を目地
底用突条6の側面に当接しておいて面板1と枠体
2との位置決めをするものである。このようにし
て建築用パネル4を形成するのである。ところ
で、上記建築用パネル4を形成するに当たり、接
着剤3で面板1と枠体2とを接着する場合第1図
のように突条5の側方に補助接着剤溜まり部7を
設けたものにおいては、突条5と突条5との間に
入れられた接着剤3を突条5の上端から側方にオ
ーバーフローさせて補助接着剤溜まり部7にも充
填するようになつており、このように突条5間に
入れた接着剤3をオーバーフローさせると突条5
間に空気溜まりが生じないようにできるものであ
る。ここで第5図のように突条5を枠体2の巾方
向の両端に突設して突条5間に接着剤3を充填す
ることも考えられるが、この場合突条5間に接着
剤3が封じ込められるようになり、空気溜まり8
が発生しやすくなり、接着性が低下するおそれが
あるのであまり好ましくない。ところで突条5と
して第4図のように1個設けた場合、建築用パネ
ル4を積み重ねると第4図のように面板1が反
り、接着剤3の厚みが均一になりにくく、また変
形により面板1の破損があるので好ましくないの
で本発明のように突条5を枠体2の巾方向に複数
個設ける必要があるのである。
上記のような構成の建築用パネル4は第2図の
ように枠体2の側面同士が突き合わせて施工する
ものであり、枠体2部分を利用して建築用パネル
4同士を連結することができるものである。この
ように建築用パネル4同士を施工した場合隣り合
う面板1の側端面と目地底用突条6とにより目地
溝9が形成されるので、目地溝9に目地剤10を
充填するのである。ここで目地溝9の深さは面板
1の厚みから目地底用突条6の突出長さを引いた
長さとなり、この結果目地剤10の充填深さを面
板1の厚みよりも浅くできることとなり、目地剤
10の使用量を少なくすることができるものであ
る。
〔発明の効果〕
本発明にあつては、叙述のように枠体の面板側
の面に巾方向に突出長さの等しい複数個の突条を
設け、面板の裏面を突条に当接した状態で突条間
に充填した接着剤で面板と枠体とを接着するの
で、建築用パネルを積み重ねて上から荷重がかか
つても突条にて荷重をささえて接着剤の厚みが薄
くなることがなく、常に接着剤の厚みを突条の突
出長さと等しくできて、安定した厚みの接着剤に
より面板と枠体との寸法変化を吸収することがで
きるものであり、また複数の突条のうち少なくと
も突条の一つは巾方向の端部に設け、この突条の
うち面板の巾方向の端部に位置する突条の巾方向
の端部から突条と同じ突出方向に目地底用突条を
突設し、この目地底用突条の突出長さを面板の肉
厚よりも短くし、面板の側端部を目地底用突条の
側面に当接してあるので、目地底用突条により面
板と枠体との接着時の位置決めができて、面板と
枠体とがずれることがなく、更に目地底用突条の
突出長さの分だけ、目地剤の充填深さを浅くで
き、また目地底用突条により面板の側端面の保護
ができて面板の側端面の破損を防止することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の断面図、第2図は同上の施工
状態の断面図、第3図は枠体の突条間に接着剤を
入れた状態の説明図、第4図は突条を一つ突設し
た比較例の説明のための断面図、第5図は突条を
枠体の巾方向の両端に突設した状態の断面図、第
6図は従来例の断面図、第7図は建築用パネルを
積み重ねた状態の説明図、第8図は従来の建築用
パネルを接続した際に段差が生じる場合の説明
図、第9図はスペーサーを介在させた場合の断面
図、第10図は面板と枠体とがずれた状態の正面
図であつて、1は面板、2は枠体、3は接着剤、
4は建築用パネル、5は突条、6は目地底用突条
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 面板の裏面の端部に枠体を接着剤により固着
    して構成された建築用パネルであつて、枠体の面
    板側の面に巾方向に突出長さの等しい複数個の突
    条を設けると共に少なくとも突条の一つは巾方向
    の端部に設け、この突条のうち面板の巾方向の端
    部に位置する突条の巾方向の端部から突条と同じ
    突出方向に目地底用突条を突設し、この目地底用
    突条の突出長さを面板の肉厚よりも短くし、面板
    の裏面を突条に当接した状態で突条間に充填した
    接着剤で面板と枠体とを接着するとともに面板の
    側端部を目地底用突条の側面に当接して成ること
    を特徴とする建築用パネルの構造。
JP24440186A 1986-10-15 1986-10-15 建築用パネルの構造 Granted JPS6397747A (ja)

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JP24440186A JPS6397747A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 建築用パネルの構造

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JPS6397747A JPS6397747A (ja) 1988-04-28
JPH0578614B2 true JPH0578614B2 (ja) 1993-10-29

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JP2010168858A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Panasonic Electric Works Co Ltd パネル外周部納め用部材、及びこれを用いた建築用パネルの外周部納め構造

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CN103313869B (zh) 2010-09-10 2016-02-17 利滕斯汽车合伙公司 智能带传动系统及方法
JP6326018B2 (ja) * 2015-09-08 2018-05-16 本田技研工業株式会社 積層パネル

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