JPH0643430B2 - ポリ−(アルコキシシリルアルキル)アミン - Google Patents

ポリ−(アルコキシシリルアルキル)アミン

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JPH0643430B2
JPH0643430B2 JP3273470A JP27347091A JPH0643430B2 JP H0643430 B2 JPH0643430 B2 JP H0643430B2 JP 3273470 A JP3273470 A JP 3273470A JP 27347091 A JP27347091 A JP 27347091A JP H0643430 B2 JPH0643430 B2 JP H0643430B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/14Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • C08G77/16Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to hydroxyl groups

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なポリ-(アルコキシシリ
ルアルキル)アミンに関する。とくに、本発明はα,ω
-ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンと組合わせら
れて新規な室温湿気硬化性貯蔵安定性シーラント組成物
を形成するポリ-(アルコキシシリルアルキル)アミン
に関する。
【0002】α,ω-ジヒドロキシポリジオルガノシロ
キサンおよび架橋剤に基づく室温湿気硬化性組成物は、
エラストマーポリマー、とくにコーテイング、コーキン
グおよびシーリング材料において有用なエラストマーポ
リマーの調製に有用であることが知られている。これら
の組成物の所望の性質は事実上調節可能な硬化速度であ
り、すなわち、組成物は、不都合な遅延なしに非粘着性
となるために十分に急速であるが、合理的な加工[「成
形(tooling)」]期間を許すために十分に遅く
硬化すべきである。
【0003】米国特許第3,280,072号は、α,ω
-ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンと組み合わせ
てモノ-アミノアルキルアルコキシシランを架橋剤とし
て使用して組成物を調製することを記載しており、この
組成物は湿気にさらすと硬化してエラストマーポリマー
を形成する。しかしながら、これらのモノ-アミノアル
キルアルコキシシランのあるもの、例えばアミノプロピ
ルトリエトキシシラン、は許容されえないほどに遅い硬
化速度をもつ組成物、例えば、加硫に7日以上を必要と
する組成物を生成する。
【0004】α,ω-ジヒドロキシポリジオルガノシロ
キサンを含有する組成物の硬化速度を増加するために、
米国特許第3,560,442号、米国特許第3,621,
047号および米国特許第3,796,686号は、この
ような組成物において利用する架橋剤が、アミノ基とシ
リル基との間にメチレンまたは置換メチレンの架橋をも
つモノ-、ビス-またはトリス-アミノアルキルトリアル
コキシシランであるべきであることを提案している。
【0005】「水溶液中のアルキルトリアルコキシシラ
ンの酸および塩基を触媒とする加水分解の力学および機
構(Kinetics and Mechanisms
of Acid-and Base-Catalyze
d Hydlysis ofAqueous Solu
tions)」、E.R.ポール(Pohl)、PRO
C.38th ANN、TECH、CONF.,REI
NFORCED PLASTICS/COMPOSIT
E INST.S.P.I.,SECT 4-B(19
83)において、E.R.ポール(Pohl)はアルキ
ルトリアルコキシシランのアルキル部分として大部分の
アルキル基をメチル基で置換すると、アルキルトリアル
コキシシランのアルコキシ基の加水分解速度は増加した
ことを開示した。加水分解は前述の特許に記載される組
成物の硬化のプロセスにおいて多分含まれるので、E.
R.ポール(Pohl)の結果はこれらの特許において
得られた結果と本質的に一致する。
【0006】しかしながら、α,ω-ジヒドロキシポリ
ジオルガノシロキサン組成物において米国特許第3,5
60,442号、米国特許第3,621,047号および
米国特許第3,796,686号に記載される架橋剤を使
用すると、許容されないほどに速い硬化速度を有する組
成物を生ずることがあること、例えば、これらの組成物
のあるものは1分以内で硬化すること、を本発明者は発
見した。このような硬化速度は、組成物の加工のための
適切な期間を与えない。
【0007】したがって、本発明の1つの目的は、事実
上調節可能な硬化速度を有し、極めて優れた貯蔵安定性
を示しそして、硬化したとき、建築材料に対して優れた
接着性を示しかつ優れた耐候性を有するエラストマーを
生成する、新規な室温硬化性α,ω-ジヒドロキシポリ
ジオルガノシロキサン組成物を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、α,ω-ジヒドロキ
シポリジオルガノシロキサン組成物における架橋剤とし
て有用な新規なポリ-(アルコキシシリルアルキル)ア
ミンを提供することである。
【0009】本発明によれば、成分: (i)反復単位Z2SiO単位(ここで各Zは置換また
は非置換の1価のケイ素結合ヒドロキシル基末端ブロッ
クド炭化水素である)の鎖からなるα,ω-ジヒドロキ
シポリジオルガノシロキサン、および (ii)式:
【0010】
【化2】
【0011】式中、RはC1−C4アルキルであり、R1
は水素、C1−C6アルキルまたはC6−C12アリールで
あり、R2はC2−C8アルキレン、C6−C12アリーレン
またはC7−C14アルカリーレンであり、 3-bであり、ここでR、R1およびR2は上に定義した
通りであり、aおよびbは0、1または2であり、cは
0または2であり、そしてdは1、2または3である、
のポリ-(アルコキシシリルアルキル)アミンからなる
ことを特徴とする室温湿気硬化性、貯蔵安定性α,ω-
ジヒドロキシポリジオルガノシロキサン組成物、が提供
される。
【0012】この明細書および特許請求の範囲の目的に
対して、上の式Iおよび式IIの記号は、各式において
同一もしくは相異なる意味を有することができる(例え
ば、各式において第1のRは第2のRと同一もしくは相
異なることができる)。
【0013】本発明において有用なα,ω-ジヒドロキ
シポリジオルガノシロキサンは、室温において約10〜
約100,000センチストークス、好ましくは室温に
おいて約10,000〜約80,000センチストークス
の範囲の粘度を有する。これらのα,ω-ジヒドロキシ
ポリジオルガノシロキサンは、Zが1価の炭化水素基、
例えば、メチル、エチル、プロピル、フエニルまたはビ
ニル基、または置換された1価の炭化水素基、例えば、
クロロフエニル、トリフルオロフエニルまたはシアノプ
ロピル基である、ホモポリマーまたはコポリマーである
ことができる。好ましくは、Zはメチルであるが、少
量、すなわち、約1モル%まで、の種々の他の基、例え
ば、エチル、プロピル、フエニル、ビニル、3,3,3
-トリフルオロプロピルおよびシアノエチルが、本発明
の好ましい実施態様においてメチルの代わりに存在する
ことができる。
【0014】好ましいポリ-(アルコキシシリルアルキ
ル)アミン、とくにdが1であるとき、R1がC1−C4
アルキルであり、R3が水素、メチルまたはエチルであ
り、そしてR2がC3−C8アルキレンであるものであ
る。最も好ましくはポリ-(アルコキシシリルアルキ
ル)アミンは、Rがメチルまたはエチルであり、R1
1−C4アルキルであり、R3が水素またはメチルであ
り、R2がプロピレンであり、aおよびbが0または1
であり、そしてdが1であるものである。
【0015】本発明において使用できるポリ-(アルコ
キシシリルアルキル)アミンの例は、次の通りである:
【0016】
【化3】
【0017】
【化4】
【0018】上の式Iで表わされるポリ-(アルコキシ
シリルアルキル)アミンは、既知の化合物であり(例え
ば、米国特許第2,832,754号参照)そして既知の
方法によりクロロ置換アルキルトリアルコキシシランを
アミノ置換アルキルトリアルコキシシランと反応させる
ことによって製造することができる。上の式IIで表わ
されるポリ-(アルコキシシリルアルキル)アミンは、
新規な化合物であり、任意の適当な方法により製造する
ことができる。例えば、式IIのポリ-(アルコキシシ
リルアルキル)アミンは、式Iのポリ-(アルコキシシ
リルアルキル)アミンを約90〜約400℃の温度に、
必要に応じて酸触媒、例えば、安息香酸または塩化アン
モニウムの存在下にかつ必要に応じて非プロトン性溶
媒、例えば、キシレンの存在下に、大気圧、過圧または
減圧下に加熱して、式IIのアミンおよびアルコール
(ROH)副生物を生成することによって製造すること
ができる。
【0019】本発明の組成物におけるポリ-(アルコキ
シシリルアルキル)アミンの使用量は、因子のなかで
も、所望の架橋速度および使用するポリ-(アルコキシ
シリルアルキル)アミンに依存して変化させることがで
きる。一般に、ポリ-(アルコキシシリルアルキル)ア
ミンの使用量は、α,ω-ジヒドロキシポリジオルガノ
シロキサンの重量に基づいて、約0.1〜約50重量%
である、好ましくは、ポリ-(アルコキシシリルアルキ
ル)アミンの使用量は、α,ω-ジヒドロキシポリジオ
ルガノシロキサンの重量に基づいて、約0.8〜約10
重量%、最も好ましくは約2〜約8重量%である。
【0020】本発明の組成物は、2成分、すなわち、
α,ω-ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンおよび
ポリ-(アルコキシシリルアルキル)アミンを、室温ま
たは最低の沸点の化合物の沸点までの高温において、好
ましくは約20℃〜100℃の温度において、乾燥した
雰囲気(湿気不含)中で混合することによって製造する
ことができる。この混合は大気圧、過圧または減圧下に
実施することができる。本発明の組成物は、湿気に暴露
すると、酸またはアミンを生成しないで、架橋した三次
元の網状組織に加硫または硬化する。本発明の組成物の
硬化は、架橋したシリコーンエラストマーを生成し、そ
して非腐食性、臭いの少ない、中性の、低分子量のアル
コールを生成する。
【0021】本発明の組成物の硬化速度は、大気の温
度、相対湿度、シラノール縮合触媒の存在または不存在
などに依存するが、一般に、本発明の組成物は比較的短
い時間で非粘着性の状態に硬化する。好ましくは、この
組成物は約15分以内で非粘着状態に硬化しないで、実
際の加工(「成形」)を可能とすべきである。実際的事
柄として、本発明の組成物は、非粘着性エラストマーを
形成するために要する時間を越えて硬化し続けることが
好ましい。これは、エラストマーが完全に硬化するこ
と、すなわち、シロキサンが湿気とかつ互いに完全に反
応することを保証するために望ましい。本発明の組成物
から形成したエラストマーは、一般7日以内に完全に硬
化するであろう。
【0022】一般に、加硫を促進するために触媒を使用
することが好ましい。任意によく知られたシラノール縮
合触媒、例えば、アルキルチタネート、有機ケイ素チタ
ネート、カルボン酸の金属塩、例えば、オクタン酸第一
スズ、ジブチルスズジラウレートなど、アミン塩、例え
ば、ジブチルアミン-2-エチル-ヘキサネートなど、ま
たは他の慣用の酸性または塩基性の触媒を使用できる。
触媒は組成物の調製の間または後に添加することがで
き、そして湿気への暴露時に組成物を硬化するために十
分な量で、例えば、組成物の約25〜約500重量pp
mの量で使用する。
【0023】本発明の組成物は、また、任意の慣用のエ
ラストマー充填剤、例えば、強化用繊維、例えば、ヒユ
ームドシリカ、シリカエーロゲルおよび表面積の大きい
沈殿したシリカを混入することによって変性することが
できる。また、非強化用充填剤、例えば、粗大シリカ、
例えば、ケイ藻土、粉砕石英または金属酸化物、例えば
チタニア、酸化第二鉄、酸化亜鉛、タルクなどを使用す
ることができる。さらに、繊維質充填剤、例えば、アス
ベストまたはガラス繊維またはフイラメントを使用する
ことができる。すべての場合において、充填剤は引き続
いて、ポリマートの混合前に、乾燥することが望まし
い。一般に、充填剤は物理的性質を向上させるために、
そして未硬化ポリマーの流れ特性を変性するために使用
される。充填剤は組成物の合計重量の70重量%程度に
多くを構成することができるが、ただし組成物の合計重
量の30重量%以下は強化用充填剤である。好ましく
は、充填剤は組成物の合計重量の0〜約40重量%を構
成するが、ただし組成物の合計重量の0〜20重量%だ
けが強化用充填剤である。本発明の組成物は、また、可
塑剤としてあるいは硬化したポリマーをいっそう同様に
かつ低い弾性とするために、変性剤、例えば、樹脂のシ
ロキサン変性剤(例えば、トリメチルシリル-キヤツプ
ド(cappde)ポリジメチルシロキサン)、ならび
に添加剤、例えば、顔料、紫外線吸収剤、酸化抑制剤な
どまたは誘電材料、例えば、グラフアイトおよびカーボ
ンブラツクを含有することができる。これらの充填剤、
変性剤または添加剤などを、ここに記載する本発明のシ
ーラント組成物の調製の間にあるいは後にこの組成物に
添加するかどうかは重要ではない。しかしながら、それ
らは実質的に無水条件下に添加することが最も好まし
い。
【0024】本発明の組成物は、本発明により定義され
たポリ-(アルコキシシリルアルキル)アミンの混合物
ならびに本発明のポリ-(アルコキシシリルアルキル)
アミンと少量の他のケイ素に基づく架橋剤または連鎖延
長剤(例えば、メチルトリオキシシラン)との組み合わ
せからなり、組成物の固有の性質、例えば、硬化速度、
硬化したポリマーの柔軟性および伸びなどを選択的に変
更することができる。本発明の組成物は湿気の不存在下
に貯蔵すべきであり、そうでないと粘度の増大またはゲ
ル化が起こることがある。本発明の組成物は、湿気の不
存在下に貯蔵したとき、きわめてすぐれた貯蔵安定性
(通常6か月より大きい)を有する。
【0025】本発明の組成物から製造した架橋したポリ
マーは、コーテイングの用途においておよび、建築物、
航空機、浴室の装備品、自動車の装置またはエラストマ
ーポリマーが使用される場所へのコーテイングおよびシ
ーリングの用途において有用である。これらの組成物の
他の望ましい面は、湿ったまたは湿潤した表面へ適用で
きる能力であり、そして悪い作用を与えないで架橋した
エラストマーに硬化することができ、この硬化した生成
物は比較的短い期間内で非粘着性となる。その上、本発
明の硬化した組成物は単独であるいはプライマーの助け
により広範な種類の支持体、例えば、ガラス、陶磁器、
木材、金属、ポリマー材料などに強く接着することがで
き、こうして多くのタイプのコーキング、接着または積
層の用途にことに有用である。
【0026】以下の実施例により、本発明を説明する。
これらの実施例において使用する略号および記号は次の
意味を有する:略号または記号 意味 ℃ セ氏度゜ F カ氏度 m メートル mm ミリメートル ml ミリリットル g グラム in インチ min 分 sec 秒 psi ポンド/平方インチ ppi ポンド/インチ pli ポンド/長さインチ rpm 回転/分 cstk センチストークス % パーセント
【0027】
【実施例】実施例1 A.シーラント組成物の調製 窒素でフラツシユしかつ水蒸気で95℃に予熱した3.
78リットル(1ガロン)容のジヤケツト付き混合びん
に、処理したヒユームドシリカ[「エーロシル(Aer
osil)R-972」]、表面積110±20m2/g
(100g);α,ω-ジヒドロキシポリジメチルシロ
キサン、粘度25℃で48,630センチストークス
(850g、0.015モル);およびトリメチルシリ
ル-キヤツプドポリジメチルシロキサン、粘度25℃で
1000cstk(150g)を添加した。これらの物
質を窒素の下にロス(Ross)LDM型ダブル・プラ
ネタリー・ラボラトリー・ミキサー(DoublePl
anetary Laboratory Mixer)
を使用して20rpmの旋回速度で5分間混合した。こ
のシステムを5mmHgに排気し、40分間混合し、
N,N-ビス-(3-トリメトキシシリルプロピル)アミ
ン(45g、0.013モル)およびジブチルスズジラ
ウレート(0.1g)を添加し、次いで真空下に30r
pmでさらに5分間混合してシーラント組成物を形成し
た。そのようにして形成した組成物をびんからH.S.
バンクロフト・バクローダー(Bancroft va
culoader)で取り出し、そしてポリエチレンの
カートリツジ中に貯蔵した。
【0028】B.試験手順 前述のように調製した試験組成物に対して利用した次の
手順は、米連邦標準規格TT-S-001543Aおよび
ASTM C 920-79に従った。
【0029】2つの15.24cm×15.24cm×
0.32cm(6in×6in×0.125in)のプラ
ツクを次のようにして調製した:シラーント組成物を水
溶性紙の0.1mm×20.32cm(8in)×20.
32cm(8in)の片の中央に供給した。15.24
cm×15.24cm×0.32cm(6in×6in×
0.125in)の金属フレームをその紙の上に配置
し、次いで他の紙のシートを配置した。シラーント組成
物は、金属板をもつ紙の上のシートの上を押下げること
により、フレームの内側に均一に分配した。シラーント
組成物からのプラツクの調製は、ほぼ5〜8分で達成さ
れた。シラーント組成物のプラツクを、25℃(77゜
F)および30%の相対湿度にセツトしたフオーマ・サ
イアンテイフイツク・エンバイロメンタル・チヤンバー
(Forma ScientificEnvironm
ental Chamber)内に配置した。5日後、
その紙をプラツクから蒸留水でエツチングした。次い
で、プラツクを前記エンバイロメンタル・チヤンバー内
で2日間平衡化させた。
【0030】プラツクの硬度は、シヨアーAデユロメー
ターで測定した。厚さ0.64cm(1/4in)の硬
化したシラーント組成物の試料の表面を横切って、6回
の測定を不規則に実施した。平均値を記録した。
【0031】6つの引張り強さの標本および6つの引裂
強さの標本を、硬化したシラーント組成物のプラツクか
ら、それぞれASTM D 412-80 DIE C
およびASTM D 624-81 DIE Bを使用
して調製した。引裂き強さの標本にウオレス・カツター
(Wallace Cutter)を使用して切欠きを
形成した。標本をモンサント・テンソメーター(Mon
santo Tensometer)を使用して破壊す
るまで伸張させた。クロスヘツド速度は20in/mi
nであった。引張り強さ、引裂き強さ、モジユラス(1
00%)および伸び%の値をテンソメーターにより自動
的に計算した。
【0032】アルミニウムおよびガラスへのシラーント
組成物の接着を180゜の剥離試験により決定した。支
持体をアセトンで洗浄した。標準の1in×3inの剥
離標本を、米連邦標準規格TT-S-01543Aに従い
調製した。剥離標本をフオーマ・サイアンテイフイツク
・エンバイロメンタル・チヤンバー(Forma Sc
ientific Environmental Ch
amber)内で25℃(77゜F)および30%の相
対湿度で21日間硬化し、次いで蒸留水中に周囲温度に
おいて7日間浸漬した。180゜の剥離試験はクアドル
プレツト(quadruplet)内でインストロン
(Instron)1123型を使用して実施した。
【0033】実施例2〜11 実施例1において用いた方法に類似する方法でかつ実施
例1の組成物におけるのと同一の成分を使用して、本発
明の他のシラーント組成物(実施例2〜11)を調製し
かつ試験した。これらの組成物のそれぞれの配合および
試験結果を、下表1に記載する。
【0034】
【表1】
【0035】下に示すように、本発明の組成物と先行技
術の比較組成物とを直接比較して、シラノール縮合触媒
を含むかあるいは含まない本発明の組成物の予期されな
いほどに優れた硬化速度を立証した。
【0036】比較組成物(比較例AおよびB)および本
発明を例示する実施例12および13は、すべて、25
℃における粘度が20.000cstkであるα,ω-ジ
ヒドロキシポリジメチルシロキサンを利用した。比較例
AはN,N-ビス-(トリエトキシシリルメチル)アリル
アミン(米国特許第3,796,686号に開示されてい
る)を架橋剤として使用する。比較例BはN,N-ビス-
(トリメトキシシリルメチル)アミン(米国特許第3,
560,442号に開示されている)を架橋剤として使
用する。本発明を例示する実施例12および13の両者
は、架橋剤として、N,N-ビス-(3-トリメトキシシ
リルプロピル)アミンを使用する。
【0037】比較例A 冷却機、温度計、滴下漏斗および磁気撹拌機棒を装備し
た500ml容の3首丸底フラスコに、トリエチルアミ
ン(133g、1.31モル)およびアリルアミン(1
0.0g、0.175モル)を供給した。クロロメチルト
リメトキシシラン(60.0g、0.350モル)を室温
において滴々添加した。この混合物を12時間還流さ
せ、次いで室温に冷却した。この混合物を濾過して塩化
トリエチルアンモニウムを除去し、そして粗生成物を
2.2mmHg/77℃で蒸留して、N,N-ビス-(ト
リエトキシシリルメチル)アリルアミンを生成した。こ
のように調製したN,N-ビス-(トリエトキシシリルメ
チル)アリルアミンは、ガスクロマトグラフイーにより
95%より高い純度であることがわかった。
【0038】(1)前述のように調製したN,N-ビス-
(トリエトキシシリルメチル)アリルアミン(1.33
g、0.004モル)、25℃における粘度が20,00
0cstkであるα,ω-ジヒドロキシポリジメチルシ
ロキサン(100g、0.002モル)およびジブチル
スズジラウレート(シラノール縮合触媒)(0.01
g)を500ml容の容器内で木製ステイツクで混合し
た。この混合物は1分以内でゲル化した。
【0039】(2)前述のように調製したN,N-ビス-
(トリエトキシシリルメチル)アリルアミン(0.67
g、0.002モル)および25℃における粘度が20,
000cstkであるα,ω-ジヒドロキシポリジメチ
ルシロキサン(50.0g、0.001モル)を500m
l容の容器内で木製ステイツクで混合した。この混合物
は1分以内でゲル化した。
【0040】比較例B クロロメチルトリメトキシシラン(50.0g、0.29
モル)およびアンモニア(98.6g、5.80モル)
を、300ml容のステンレス鋼製圧力容器に供給し
た。この混合物を100℃に800psiの圧力におい
て8時間加熱し、次いで冷却した。この混合物を濾過し
た。粗生成物を60℃および0.2mmHgの圧力にお
いて蒸留してN,N-ビス-(トリメトキシシリルメチ
ル)アミンを生成した。このようにして調製されたN,
N-ビス-(トリメトキシシリルメチル)アミン(3.0
g、0.01モル)は、ガスクロマトグラフイーにより
95%より高い純度であることがわかった。
【0041】(1)前述のように調製したN,N-ビス-
(トリエトキシシリルメチル)アミン(1.16g、0.
004モル)、25℃における粘度が20,000cs
tkであるα,ω-ジヒドロキシポリジメチルシロキサ
ン(100g、0.002モル)およびジブチルスズジ
ラウレート(0.01g)を500ml容の容器内で木
製ステイツクで混合した。この混合物は1分以内でゲル
化した。
【0042】(2)前述のように調製したN,N-ビス-
(トリメトキシシリルメチル)アミン(0.58g、0.
002モル)および25℃における粘度が20,000
cstkであるα,ω-ジヒドロキシポリジメチルシロ
キサン(50.0g、0.001モル)を500ml容の
容器内で木製ステイツクで混合した。この混合物は1分
以内でゲル化した。
【0043】実施例12 N,N-ビス-(3-トリメトキシシリルプロピル)アミ
ン(1.5g、0.004モル)および25℃における粘
度が20,000cstkであるα,ω-ジヒドロキシポ
リジメチルシロキサン(100g、0.002モル)
を、500ml用の容器内で木製ステイツクを使用して
3〜5分間混合して、本発明の組成物を形成した。その
ように形成された組成物混合物を真空デシケーター内に
1mmHgの圧力で10〜20分間入れることによっ
て、捕捉された空気を除去した。15.24cm×15.
24cm×0.32cm(6in×6in×0.125i
n)のプラックを、実施例1に記載するように脱気した
混合物からつくった。次いで、この混合物を50%の相
対湿度に22℃において暴露した。5日以内で、この混
合物は非粘着性のシリコーンエラストマーとなった。5
0%の相対湿度および22℃において21日間硬化した
後、実施例1に記載する手順に従って物理的性質を測定
した。測定した物理的性質は、次の通りであった: 硬度、シヨアー2A[点(points)] 9 引張り強さ(psi) 33 伸び% 47 この実施例の組成物は米連邦標準規格TT-S-0015
43Aに従い21日間硬化させたが、この実施例の組成
物から形成したエラストマーについて接着の試験は実施
しなかった。
【0044】実施例13 N,N-ビス-(3-トリメトキシシリルプロピル)アミ
ン(1.5g、0.004モル)、25℃における粘度が
20,000cstkであるα,ω-ジヒドロキシポリジ
メチルシロキサン(100g、0.002モル)および
ジブチルスズジラウレート(0.01g)を500ml
容の容器内で木製ステイツクを使用して3〜5分間混合
して、本発明の組成物を形成した。そのように形成され
た組成物混合物を真空デシケーター内に1mmHgの圧
力で10〜20分間入れることによって、捕捉された空
気を除去した。15.24cm×15.24cm×0.3
2cm(6in×6in×0.125in)のプラック
を、実施例1に記載するように脱気した混合物からつく
った。次いで、この混合物を50%の相対湿度に22℃
において暴露した。2時間以内で、この混合物は非粘着
性のシリコーンエラストマーとなった。50%の相対湿
度および22℃において11日間硬化してエラストマー
を完全に硬化した後、実施例1に記載する手順に従って
物理的性質を測定した。測定した物理的性質は、次の通
りであった: 硬度、シヨアー2A(点) 13 引張り強さ(psi) 33 伸び% 43 この比較試験(比較例AおよびB対実施例12および1
3)の結果は、シラノール縮合触媒を添加した本発明の
組成物および添加しない本発明の組成物の両者のきわめ
て優れた硬化速度を立証する。先行技術の試験した比較
化合物は、他方において、許容される硬化速度を示さな
かった。試験した先行技術の組成物の両者の硬化速度
は、触媒の不存在においてさえ早過ぎた。
【0045】実施例14 温度計、温度センサー、機械的撹拌機および窒素ライン
をもつ蒸留ヘッドを装備した1リットル容の3首フラス
コに、25℃における粘度が1000cstkである
α,ω-ジヒドロキシポリジメチルシロキサン(545
g、0.02モル)および
【0046】
【化5】
【0047】(12.38g、0.04モル)を供給し
た。この反応混合物を均質になるまで撹拌し、大気圧下
に50℃に30分間加熱し、次いで冷却して組成物を形
成した。このようして形成した組成物の薄いフイルムを
流延し(流延時間は1分より短かった)そして21℃お
よび51%の相対湿度で硬化させた。この組成物はほぼ
15分でスキンを形成した(すなわち、非粘着性となっ
た)。この組成物は24時間以内で完全に硬化した。
【0048】実施例15 温度計、温度センサー、機械的撹拌機および窒素ライン
をもつ蒸留ヘッドを装備した1リットル容の3首フラス
コおよび受器フラスコに、25℃における粘度が100
0cstkであるα,ω-ジヒドロキシポリジメチルシ
ロキサン(545g、0.02モル)および
【0049】
【化6】
【0050】(12.38g、0.04モル)を供給し
た。この反応混合物を均質になるまで撹拌し、大気圧下
に50℃に30分間加熱し、次いで冷却して中間反応生
成物を形成した。このようして形成した中間反応生成物
は、次の構造を有した:
【0051】
【化7】
【0052】次いで、この中間反応生成物を含有する反
応混合物を150℃に真空下に加熱してメタノールを除
去した。この反応混合物を突沸がやむまでストリツピン
グして、最終生成物を形成した。そのように形成した最
終反応生成物は、次の構造を有した:
【0053】
【化8】
【0054】このようにして形成した最終反応生成物の
薄いフイルムを流延し(流延時間は1分より短かった)
そして21℃および51%の相対湿度で硬化させた。こ
の組成物はほぼ15分でスキンを形成した(すなわち、
非粘着性となった)。この組成物は24時間以内で完全
に硬化した。
【0055】実施例16 窒素でパージしかつ水蒸気で95℃に予熱した3.78
リットル(1ガロン)のジヤケツト付き混合びんに、1
10±20m2/gの表面積をもつ「エーロシル(Ae
rosil)R-972」処理ヌームドシリカ(95
g)、25℃における粘度が48,630cstkであ
るα,ω-ジヒドロキシポリジメチルシロキサン(62
4g、0.011モル)および25℃における粘度が1
000cstkであるトリメチルシリル末端ポリジメチ
ルシロキサン流体(241g)を添加した。これらの物
質を窒素の下にロス(Ross)LDM型ダブル・プラ
ネタリー・ラボラトリー・ミキサー(Double P
lanetary Laboratory Mixe
r)を使用して20rpmの旋回速度で5分間混合し
た。この系を5mmHgに排気し、次いでこれらの物質
を40分間混合した。この時点で、メチルトリメトキシ
シラン(30g、0.11モル)、N,N-ビス-(3-ト
リメトキシシリルプロピル)アミン(10g、0.02
9モル)およびジブチルスズジラウレート(0.1g)
を添加して反応混合物を形成した。次いで、そのように
形成した反応混合物を真空下に30rpmで45分間混
合して組成物を形成した。そのように形成した組成物を
50%の相対湿度に22℃において暴露して硬化したエ
ラストマーを形成した。そのようにして形成した組成物
はほぼ50分で非粘着性となり、そして7日より短い期
間で完全に硬化した。そのようにして形成した硬化した
エラストマーを、実施例1に記載する手順に従い試験し
た。測定した物理的性質は、次の通りであった: 硬度、シヨアー2A(点) 18 伸び% 245 モジユラス(100%、psi) 67 引張り強さ(psi) 176 引裂き強さ(psi) 20 非粘着時間(分) 45-50 接着:7日の硬化 アルミニウム(pli) 6.5(凝集
性) ガラス(pli) 6.7(凝集
性) 21日の硬化、7日の水のソーキング アルミニウム(pli) 7.3(凝集
性) ガラス(pli) 7.0(凝集
性) 押出し速度(秒/100g) 45 実施例17は、新規な式IIのポリ-(アルコキシシリ
ルアルキル)アミン、すなわち、N-(トリメトキシシ
ルプロピル)-2,2-ジメトキシ-2-シラピロリジンの
調製を例示する。
【0056】実施例17 A.N,N-ビス-(3-トリメトキシシルプロピル)ア
ミンの合成 温度計、機械的撹拌機および圧力均等滴下漏斗を装備す
る3リットル容の3首フラスコに、2-アミノプロピル
トリメトキシシラン(6モル、1433g)を添加し、
次いでこれを110℃に加熱した。3-クロロプロピル
トリメトキシシラン(4モル、794g)を滴々添加し
た。3-クロロプロピルトリメトキシシランの添加後、
この反応混合物を130℃に1時間加熱し、そして室温
に冷却した。エチレンジアミン(3.2モル、190
g)を添加し、そしてこの混合物を10分間撹拌した。
この溶液は2層を形成した。2層を分離し、上の層を蒸
留した。N,N-ビス-(3-トリメトキシシリルプロピ
ル)アミン(1.5モル、517g)が143〜145
℃および1.5mmHgの圧力において集められた。
【0057】B.N-(3-トリメトキシシリルプロピ
ル)-2,2-ジメトキシ-2-シラピロリジンの合成 ビグロウ塔(Vigreaux colum)および蒸
留ヘッドを装備した1リットル容のフラスコに、そのよ
うに形成したN,N-ビス-(トリメトキシシリルプロピ
ル)アミン(1.47モル、500g)および安息香酸
(0.06モル、10g)を添加した。この混合物を減
圧下に加熱して(ポットの温度は18mmHgにおいて
157〜160℃であった)、形成しつつあるメタノー
ルを除去した。メタノールの形成が停止した後、反応生
成物を1mmHgの圧力において125〜127℃で蒸
留した。この生成物の収量は366gまたは60%であ
ることがわかった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 式中、RはC1−C4アルキルであり、R1は水素、C1
    6アルキルまたはC6−C12アリールであり、R2はC2
    −C8アルキレン、C6−C12アリーレンまたはC7−C
    14アルカリーレンであり、 3-bであり、ここでR、R1およびR2は上に定義した
    通りであり、aおよびbは0、1または2であり、cは
    0または2であり、そしてdは1、2または3である、
    のポリ-(アルコキシシリルアルキル)アミン。
  2. 【請求項2】 dは1である特許請求の範囲第1項記載
    のポリ-(アルコキシシリルアルキル)アミン。
  3. 【請求項3】 R1はC1−C4アルキルであり、R3は水
    素、メチルまたはエチルであり、そしてR2はC3−C8
    アルキレンである特許請求の範囲第1項記載のポリ-
    (アルコキシシリルアルキル)アミン。
  4. 【請求項4】 Rはメチルまたはエチルであり、R2
    プロピレンであり、aは0または1であり、そしてdは
    1である特許請求の範囲第3項記載のポリ-(アルコキ
    シシリルアルキル)アミン。
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