JPH0643402A - 着色コンタクトレンズの製法 - Google Patents

着色コンタクトレンズの製法

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JPH0643402A
JPH0643402A JP5089357A JP8935793A JPH0643402A JP H0643402 A JPH0643402 A JP H0643402A JP 5089357 A JP5089357 A JP 5089357A JP 8935793 A JP8935793 A JP 8935793A JP H0643402 A JPH0643402 A JP H0643402A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】水酸基、アミノ基、アミド基またはメルカプト
基を含有する共重合体ヒドロゲルコンタクトレンズ材料
を次式IまたはII: D−R−C(X)=CH2 (I),D−R−CH(X)
−CH2 Y(II) (D=有機染料のラジカル,R=2価の有機電子吸引
基,X=H,ハロゲン,Y=脱離基)の反応染料と反応
させ、上記レンズ材料から未反応の染料を除去すること
からなる、少なくとも一部分が着色されたコンタクトレ
ンズの製造方法。 【効果】複雑な操作や特殊な装置なしに実施できる。無
着色状態で保存でき、あらゆる段階で着色可能であるた
め、患者への施用時に希望に応じた着色が可能である。
一部のみの着色が容易である。広範囲の色調、色の組合
せが可能で、得られたコンタクトレンズは長期使用や、
化学薬品/熱による殺菌処理の繰り返しによっても色が
保持される。紫外線を吸収して白内障を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着色コンタクトレンズの
製法に関する。特に、本発明は、ポリマー骨格のモノマ
ー単位に反応染料を共有結合させたレンズ用ポリマー材
料からなるコンタクトレンズの製法に関する。本発明
は、一般にヒドロゲルレンズと言われている、いわゆる
親水性またはソフトコンタクトレンズの分野で特に興味
深いものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック材料を着色するための多く
の公知方法はコンタクトレンズ、特に親水性コンタクト
レンズを実際に着色するためには不適当である。例え
ば、染料または顔料をモノマー前駆体あるいはポリマー
マトリックス中に溶解もしくは分散させることによって
プラスチック中に着色剤を分散させる方法は、満足すべ
き水吸収性材料を得るために使用することができない。
この理由は、プラスチック材料内で水によって着色剤の
移行が引き起こされ、着色剤が外部へ浸出するからであ
る。さらに、この移行は、親水性レンズについて一般に
行われている熱殺菌処理によって一層促進される。とい
うのは、多くの場合この加熱工程でポリマーマトリック
スが膨張するからである。従って、ハードコンタクトレ
ンズの製造のための最も一般的な方法である、レンズ素
材板を着色する方法はソフトレンズを製造するためには
使用できないであろう。プラスチック材料を着色するた
めの別の方法は印刷法、転写法または塗布法を使用する
ことである。この方法によれば、着色剤をプラスチック
の表面に接着させることになる。この方法もまた吸水性
プラスチック、例えば親水性コンタクトレンズを製造す
るために使用するプラスチックを着色するには不適当で
ある。この方法によって着色されたプラスチック材料を
水中で膨潤させると、着色剤の塗布層はプラスチック自
身と同じだけ膨潤しない。その結果、着色剤がプラスチ
ック表面から剥離するようになるであろう。いずれにし
ても、着色剤を単に転写する方法では浸出の問題を解決
することはできないし、着色剤を表面に物理的に接着す
る程度によって常に制限される。ソフトコンタクトレン
ズの全体または一部を、ブラシなどの器具を用いて着色
または印刷する多くの方法が文献に開示されている。例
えば、「コンタクト・レンズ・フォーラム」(Contact L
ens Forum)第3巻,第13〜17頁(1978年3月)
には、レンズの表面を化学的印刷法によって着色する方
法が開示されている。しかしながら、この方法は数回の
オートクレーブ処理の後、褪色する傾向が認められるの
で、全く満足な方法とはいえない。水溶性染料の使用も
また特にソフトコンタクトレンズの製造のためには不満
足である。水溶性染料は繰り返し熱殺菌処理する間に浸
出する。さらに、水溶性染料は目に長時間接触している
と浸透して目の組織を汚染するかもしれない。従って、
「アメリカン・ジャーナル・オブ・オプトメトリー・ア
ンド・フィジオロジカル・オプティクス」(American Jo
urnal of Optometry and Physiological Optics)第54
巻,第160〜164頁(1977年)に開示された方
法、即ち「ソフレンズ(Soflens,商標名)コン
タクトレンズの着色方法」によっても、着色ソフトコン
タクトレンズの製造上の問題点を解決することはできな
いであろう。このようなレンズを製造するための親水性
プラスチック材料の使用によって生じる問題に加えて、
さらにレンズそれ自身の寸法によって引き起こされる複
雑さもある。一般に、メチルメタクリレートコモノマー
を主として配合物から作られる従来のハードコンタクト
レンズは、目の角膜の直径よりも小さい直径で一般に適
合させる。従って、レンズ全体にわたって着色したレン
ズを使用することが可能である。これに反して、ソフト
コンタクトレンズは最も一般的には角膜の直径より大き
い直径をもって適合させる。この特徴の故に、均一に着
色したソフトコンタクトレンズは目の白色強膜に対して
突出したように見える。従って、自然に見えるコンタク
トレンズを作るためには中心部を着色し、外周部を透明
にする必要がある。米国特許第4252421号に記載
されているように、このようなレンズを製造することは
製作上の困難を引き起こす。この場合、中心部から外側
の透明な部分へ着色剤がブリードを起こしてはならな
い。さらに着色部分と透明部分とは製造中に同心円をな
して容易に整列されなければならない。最後に、着色剤
が涙または殺菌用溶液中に浸出しないことが重要であ
る。米国特許第4252521号には、着色された中心
コアと外部の通常は透明であるレンズ要素とを含むソフ
トコンタクトレンズの製法が開示されている。着色され
た中心コアは、染料をコモノマーとして含むモノマー混
合物から重合された着色ボタンから作られている。従っ
て、水不溶性の一種またはそれ以上の染料がポリマーの
骨格の部分となっている。別法として、水不溶性の染料
をコモノマー混合物中に加え、この混合物を重合させ、
それによって染料をポリマー母材中にのせてしまう方法
がある。染料は不溶性であるから、重合したボタンから
染料がブリードしたり、浸出したりすることはないであ
ろう。また、2つの方法がコンタクトレンズを製造する
方法として開示されている。最初の方法は、着色したボ
タンを重合し、この着色ボタンを金型中に置き、ヒドロ
ゲルコモノマー混合物を着色ボタンのまわりに注入し、
そしてこの混合物を重合することからなっている。レン
ズを作る別の方法は、外側の透明なボタンをまず最初に
重合し、それからこのボタンの中心に穴を作る方法であ
る。染料を含むコモノマー混合物をこの穴の中に入れて
重合させる。この方法には多くの実質的な欠点がある。
水不溶性の染料を単にポリマー母材中にのせる方法に関
しては、先に列記した多くの困難さが存在する。従来の
親水性コンタクトレンズが均質の組成物であるのに反し
て、米国特許第4252421号の方法によって作られ
たレンズはハードレンズとソフトレンズまたはヒドロゲ
ルレンズ材料との組合せである。さらにまた、このレン
ズの製造のためには多くの別々の製作工程および重合工
程が必要である。その上、このタイプのレンズはそれぞ
れの処方によって特別に作らなければならない。従っ
て、通常所望される処方や色彩の範囲をカバーするため
に、コンタクトレンズの調整者によって実質的な在庫を
かかえていなくてはならない。最後に、ハードレンズと
ソフトレンズの組合せを使用することは一般に水加の際
に端にしわまたは縮みをもたらし、使用者に不快感をお
こさせる。米国特許第4157892号には、吸水性プ
ラスチックを着色するための4工程からなる方法が開示
されている。第一工程はカップラーモノマーまたはカッ
プラーポリマーの製造である。重合ラジカルをカップリ
ング剤に導入して、重合性カップラーモノマーを得、そ
れからカップラーポリマーを作ることができる。第一工
程で得たどちらかのカップラーを次にモノマーまたはポ
リマーの形の吸水性プラスチックと重合開始剤の存在下
で共重合または重合させて、発色することのできる吸水
性プラスチックを作る。このようにして作られた材料
を、所望の最終製品、例えば吸水性コンタクトレンズの
大きさと同じ大きさをもつ中間生成品に成形する。最終
的に、この中間生成品を顕色剤として働くジアゾニウム
複塩の水溶液中にレンズを浸漬することによって着色す
る。この浸漬は、中間生成品を膨潤させ、それによって
ジアゾニウム成分をプラスチック中に浸入させるのに必
要な長時間続けられる。次いで溶液を、カップリング反
応が起こり、ナフトール染料に最終製品上でその色を発
色させるための最適pH値に調節する。紫外線を、着色
させたくないプラスチックの部分に照射し、それによっ
てこの部分のジアゾ成分を破壊することによって、部分
的に着色した中間生成品を作ることも可能である。この
方法もまた、操作が非常に複雑であるという欠点を有し
ている。色素を後から発色させなければならないので、
材料を製造するために一連の別々の工程を行わなければ
ならないし、レンズ材料中でナフトール染料の発色が早
すぎないかどうかに注意を払わねばならない。さらにま
た、ナフトール染料の前駆物質はレンズ材料全体に分散
させるので、レンズ材料の厚さによって色の強度が変わ
ることになる。広い範囲の種々の処方に応じて着色レン
ズを提供するためには、レンズの施工者はやはり多くの
在庫品を保持する必要があるであろう。さらに加えて、
この方法はカップラーを含めて特別に作られたレンズ材
料の使用にのみ適するものである。従って、現在使用さ
れている、米国特許第4157892号に記載された従
来の親水性レンズ材料を使用する方法には適用すること
ができない。最後に、この文献に記載されているタイプ
のカップラーを使用すると、この目的のために現在使用
されている材料と比較して重合材料の品質が低下すると
考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、これら従来技術の方法に伴う問題点を解消すること
である。特に、本発明の1つの目的は、複雑な操作や特
殊な装置を要することなく実施し得るコンタクトレンズ
の着色方法を提供することである。本発明のさらに別の
目的は、在庫の間には無着色の状態で保つことができ、
または市場ですぐに使用でき、および/または患者に既
に処方された状態で保存することができるレンズの着色
法を提供することである。さらに本発明の目的は、着用
した時に完全に自然に見えるコンタクトレンズ、即ち角
膜をカバーする中心の着色部分と強膜をカバーするレン
ズの透明な端の部分とをもつレンズを製造するための方
法を開発することである。さらにまた、長期間の使用お
よび化学薬品および/または熱による殺菌処理を繰り返
しても色を保持するコンタクトレンズを提供することも
本発明の目的である。機械的に簡単な操作によって広範
囲の色調と、色の組合せをもつコンタクトレンズを製造
することも本発明の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、水
酸基、アミノ基、アミド基またはメルカプト基を含有す
る共重合体ヒドロゲルコンタクトレンズ材料を次式Iま
たはII:
【化2】 (式中、Dは有機染料のラジカルを表し、Rは式Iまた
はIIにおけるC=CH2 基またはCH−CH2 基中の
炭素原子の電子の回収を引き起しうる、即ち該炭素原子
を活性化しうる、2価の有機電子吸引基を表し、Xは水
素原子またはハロゲン原子を表し、そしてYは脱離基を
表す)で表される反応染料少なくとも1種と反応させ、
そして上記レンズ材料から未反応の染料を除去すること
からなる、少なくとも一部分が着色されたコンタクトレ
ンズの製造方法に関する。
【0005】本発明において使用されるレンズ材料には
種々のポリマーが適している。唯一の必須条件は、モノ
マーが重合してポリマーを形成する前か後かのいずれか
で反応染料と反応し得る官能基を少なくとも1個モノマ
ーが含有しているということである。レンズ材料自身の
組成は広い範囲内で変えることができるが、唯一の必須
条件は、モノマー混合物中に、少なくとも1個の必要な
骨格外側の官能基をポリマーに与えるような成分が存在
していることである。特に、この目的のためのモノマー
として適するものは重合性不飽和酸のヒドロキシアルキ
ルエステルである。そのようなエステルのうち、ヒドロ
キシエチルメタクリレート(HEMA)が非常によく使
用されている。このような材料から作られたレンズは例
えば米国特許第2976576号およびRe27401
号に開示されている。しかしながら、一般にコンタクト
レンズの製造に適する重合体材料は本発明の着色レンズ
の製造のためにも使用することができるが、ただし材料
を形成する重合性成分の少なくとも1種は反応染料分子
と反応し得る骨格外官能基を含むことを条件とする。従
って、非常に多くの種々の公知の重合体レンズ材料を本
発明に使用することができる。これにより、すでに市販
されている材料ならびにこれから開発され市販される新
規コンタクトレンズ用材料の広い範囲から、本発明の着
色コンタクトレンズを製造する可能性があることにな
る。不飽和酸のヒドロキシアルキルエステルに加えて、
必要な官能基を備えたモノマーと一緒に使用し得るコモ
ノマーの代表的な例として、下記のモノマー材料をし使
用することができる:アクリル酸およびメタクリル酸;
アルキルおよびシクロアルキルアクリレートおよびメタ
クリレート;N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチ
ル)アクリルアミド;および環中の窒素原子に隣接して
カルボニル官能基を含む複素環式N−ビニル化合物、特
にN−ビニルラクタム、例えばN−ビニルピロリドン。
さらに、当業者に知られているように、重合性材料に最
適の性質を与えるために、1種またはそれ以上の架橋剤
を使用し得る。このような架橋剤の例としては、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、エチレングリコ
ールジメタクリレート(EDMA)およびジエチレング
リコールビスアリルカーボネートを挙げることができ
る。
【0006】本発明において使用される有用な反応染料
は一般に「エーテル結合を作る反応染料」と言われてい
るもので、この公知の種類の染料中に含まれる反応性基
はセルロースと反応して、例えばエステル結合ではな
く、エーテル結合を形成する。このようなエーテル結合
を作る反応染料は「繊維−反応染料」(Fiber-ReactiveD
yes) 第6章,W. F. Beech 著,SAF International 社,
ニューヨーク(1970年)に一般的に記載されてい
る。この種類の反応染料はコンタクトレンズ材料のヒド
ロゲルポリマーネットワーク中に存在する水酸基、アミ
ノ基、アミド基またはメルカプト基とまず最初に求核付
加反応によって反応して、それらと共有結合を形成する
と考えられる。本発明のコンタクトレンズの製造に使用
するために非常に多種類の市販されている求核置換によ
って反応する染料が適している。さらに、特別の反応染
料または反応染料の組合せを使用することによって実質
的にいかなる所望の色調または着色でも達成することが
できる。このように、ポリマー骨格の外部にある官能基
に付加することのできる活性二重結合を含む染料を本発
明に使用することができる。例えば、−SO2 −、−S
O−または−CO−基のような架橋メンバーによって活
性化された骨格外結合が特に本発明による使用に適して
いる。同様に、ポリマーの骨格外二重結合と付加反応を
行うことができる官能基をもつ染料も使用できる。本発
明において使用するのに適する反応染料のタイプのう
ち、下記の一般的種類を挙げることができる:ビニルス
ルホン前駆体、例えばβ−スルファトエチルスルホニ
ル、β−スルファトエチルスルホンアミド、β−ヒドロ
キシエチルスルホニルおよびβ−ヒドロキシエチルスル
ホンアミド等の置換基を含有する反応染料、ならびにそ
れらの適当な誘導体、アクリロイルアミノ基、β−クロ
ロプロピオニルアミノ基およびβ−スルファトプロピオ
ニルアミノ基および関連する反応性基を含有する染料、
β−フェニルスルホニルプロピオニルアミノ基を含む染
料、β−スルファト−またはβ−クロロエチルスルファ
モイル基を含む染料、クロロアセチル染料、α−ブロモ
アクリロイル染料ならびに天然および合成繊維、特にセ
ルロースやウールの染色に使用するために開発された求
核付加によって作用する多くの種類の他の反応染料。こ
れら反応染料を衣料用繊維材料に使用する技術について
は多くの例があるけれども、着色コンタクトレンズの製
造にこれらの染料を適用することについては現在まで未
だ開示されていない。本発明における使用に適する市販
染料の典型的な例は下記のものである:染料−SO2
CH2 −CH2 −O−SO3 Na(レマゾール,Rem
azol)、染料−SO2 −NHCH2 −CH2 −O−
SO3 Na(レバフィックス,Levafix)、染料
−NH−OC−CH2 CH2 −SO2 6 5 (ソリダ
ゾール,Solidazol)、染料−NH−OC−C
H(Br)−CH2 Br(ラナゾール,Lanazo
l)、染料−NH−OC−C(Br)=CH2 、染料−
NHCH2 OH(カルコボンド,Calcobon
d)。同様に、コンタクトレンズ材料のヒドロゲルポリ
マーネットワーク中に存在する水酸基、アミノ基、アミ
ド基もしくはメルカプト基と求核付加によんて共有結合
を形成し得る反応基を1個以上含有する染料を使用する
ことも本発明の範囲内である。コンタクトレンズ用ヒド
ロゲル材料中に存在する水酸基、アミノ基、アミド基ま
たはメルカプト基と共有結合を形成し得る反応染料は上
記式IまたはIIで表される染料またはその混合物であ
る。式中、ラジカルDはアゾ染料、フタロシアニン染
料、アゾメチン染料、ニトロ染料またはアントラキノン
染料のラジカルであることが有利である。式IIで表さ
れる反応染料は反応媒体中でHYを脱離し、式Iで表さ
れる中間体を形成し、これが次いで求核付加反応を行
う。2価の基−R−は直接Dの芳香核の炭素原子に結合
しているか、あるいはアルキレン基、例えば低級アルキ
レン基のような脂肪族基を介して炭素原子に結合してい
るのが有利である。−R−基が直接Dの核炭素原子に結
合しているのが最も好ましい。適当なRで表される2価
の基は、−CO−、−SO2 −、−SO−、−NHCO
−、−NHSO2 、−SO2 NH−などである。最も好
ましい−R−基は−SO2 −、−SO2 NH、−CO−
または−NHCO−である。Xがハロゲン原子を表す場
合は、塩素原子または臭素原子が最も好ましい。Yで表
される脱離基として適当なものは−Cl、−Br、−O
H、ジ低級アルキルアミノ基、次式:
【化3】 で表される基、−SO2 −フェニル基、−OSO3 -
+ (式中Zはカチオンを表す)で表される基、−OSO
3 1 または−OSO2 1 (式中R1 はアルキル基、
アリール基、アラルキル基またはアルカリール基を表
す)で表される基である。R1 がアルキル基である場合
は炭素原子数1ないし6のアルキル基、好ましくは炭素
原子数1ないし4のアルキル基であるのが有利で、例え
ばメチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基など
である。R1 がアリール基である場合は、フェニル基ま
たはナフチル基が好ましい。R1 がアラルキル基である
場合は、低級アルキル置換フェニル基が好ましく、例え
ばトリル基またはキシリル基である。そしてR1 がアル
カリール基である場合は、ベンジル基またはフェネチル
基のような低級アルキレンフェニル基が好ましい。ヒド
ロゲルコンタクトレンズ材料を着色するために特に適当
なエーテル結合を形成するものとして知られている種類
の反応染料は、pH9またはそれより大きいpH値をも
つ水性媒体中、40℃までの温度でヒドロゲルポリマー
ネットワーク中に存在する水酸基、アミノ基、アミド基
またはメルカプト基と共有結合を形成する反応染料であ
る。上記式IまたはIIで表される反応染料は穏和な反
応条件の故に、ヒドロゲル基材の有意の分解もしくは変
形を起こすことなく、ヒドロゲルコンタクトレンズを染
色することができる。
【0007】本発明の方法によれば、非常に堅牢で均一
な色調をもつ着色レンズが製造される。特別の場合の必
要に応じて染料をレンズの両表面に、あるいは片面のみ
に適用することができる。さらにまた、レンズを特定の
部分だけ着色することもできる。従って、例えば着色し
た中心部と透明な端部をもつレンズあるいは虹彩に対応
する環状の着色部分をもつレンズを困難なく製造するこ
とが可能である。この方法はまた、例えば可撓性レンズ
の凹面または凸面を示すようなレンズ上のしるしを同定
する用途に使用することもできる。レンズの一面または
両面を染料の水溶液と接触させることによって着色を実
施するが、レンズ内部もまた反応時間中の染料の拡散の
故にある程度着色されるであろう。一般に、レンズ材料
と反応染料との間の共有結合の形成は、弱い塩基性水溶
液のような染料の配合物とレンズ材料とを反応が完了す
るまで単に接触させることによって行われる。レンズの
両面を染色する場合にはレンズの両表面を反応染料の配
合物と接触させる。色調は染料配合物との接触時間なら
びにレンズの表面と染料との反応性によってコントロー
ルする。レンズの一面のみに染料を施用する場合、ある
いは表面の特定の一部のみに染料を施用したい場合に
は、製造したレンズを固定具上に、あるいは金型中に置
き、反応染料配合物をレンズ表面の特定の部分にのみ塗
布する。一般に当業界で用いられている複雑な方法から
みて、この簡単で機械的な操作でコンタクトレンズを着
色する方法は公知の方法に対して非常に有利である。さ
らにまた、所望により濃い堅牢な着色が容易に得られ
る。例えば、所望の可視色彩範囲で90%またはそれ以
下の光伝導をもつレンズおよび実質的にレンズの着色部
分上で不透明性のないレンズを容易に得ることができ
る。レンズ材料と反応染料との反応が行われた後、未反
応の染料は適当な溶媒を使用して除去する。抽出または
洗浄用の溶媒の選択はもちろん特定の染料の溶解度に依
存する。現在使用されている大部分の染料にはメタノー
ルのような低級アルコールが適当な溶媒である。洗浄操
作の後、着色レンズを例えば蒸留水中で沸騰させて、微
量に残っている溶媒を除去する。経済的理由のためには
既に重合した材料を染料配合物で処理するのが好まし
い。しかしながら、重合前にHEMAのようなモノマー
を反応染料で処理し、続いて反応染料−モノマー単位を
重合させることを可能である。コンタクトレンズを形成
しているポリマー材料と反応染料との間に共有結合が形
成している故に本発明のレンズは、コンタクトレンズの
ために一般に使用されているあらゆるタイプの殺菌処
理、例えば化学薬品、酵素および熱による殺菌処理に対
して顕著な色彩堅牢性を示す。さらに、着色剤を直接レ
ンズの片面または両面に施用するので、色調はレンズの
厚さに依存することがない。このことは顔料をポリマー
母材中に埋め込んだプラスチックボタンから作られたレ
ンズとは非常に対照的である。この場合には色調の強度
はレンズの厚さに直接依存しているからである。例えば
米国特許第4157872号に記載の方法によって作ら
れたコンタクトレンズについて、これは事実である。さ
らにまた、本発明によれば、着色レンズの製造中いつで
も着色材料を導入することができるので、従来の透明レ
ンズの特定の処方を満たした後にレンズを着色すること
も可能である。このように、着色レンズの公知の方法の
多くのものがもっていた実質的な欠点である、予め着色
されたレンズの大量の在庫品を保持するという必要はな
い。従来の透明レンズを合わせた後、最終段階として、
患者に施与する前に色彩をつけることができる。また、
別法として先に処方されたレンズを使用者の所望によっ
て注文着色にすることもできる。本発明によって使用す
るのに適する重合材料の範囲は、現在使用されている実
質的に全てのレンズ材料を包括するために十分広いの
で、本発明の方法はほとんど全てのものに利用し得る。
本発明方法のもう一つの有利な点は、少なくとも中心に
着色された部分を含むレンズの公知の製法に比べて本発
明のコンタクトレンズの製造コストが著しく低減される
という点である。適する反応染料は容易に入手し得る
し、このような染料はレンズ材料に容易に適用できるの
で、、複雑な重合操作または設備を使用する必要はな
い。下記の表1から明らかなように、本発明により処理
されたレンズの酸素透過性の試験では、処理後の酸素透
過率は実質的に変化がないことを示している。
【表1】 本発明方法によって得られるコンタクトレンズのさらに
有利な点は、着色のために使用される染料のほとんどの
ものが紫外線、特に例えば『オプティカル・マネージメ
ント(Optical Management)』,「紫外線と目の中膜」(U
ltraviolet Radiation and the Ocular Media),第21
〜33頁,1981年1月において目に有害であるとさ
れている波長の紫外線を吸収する傾向がある点である。
特に、紫外線は白内障の進展に直接つながると報告され
ている。
【0008】
【実施例】下記の実施例によって本発明はさらによく理
解されるであろう。これら実施例はいずれの方法におい
ても本発明の範囲を限定するものでなく、単に説明する
ものとみなされるべきものである。 実施例1:両面全体が青色の着色レンズ 次式:
【化4】 で表される染料0.1gを0.001モル塩酸溶液10
ml中に溶解して、少なくとも5週間は安定な貯蔵溶液
を作る。HEMA透明レンズを1.0モル炭酸ナトリウ
ム溶液中に浸漬する。炭酸ナトリウムに浸漬したレンズ
を次いで上記貯蔵溶液0.11ml中に入れる。1.0
モル炭酸ナトリウム溶液4mlをこれに加え、レンズを
この溶液中に53分間放置する。着色レンズを次に緩衝
食塩水(pH7.0)で中和する。溶媒抽出装置中でこ
の着色レンズをメタノールを溶媒として染料分子が出て
こなくなるまで抽出する。これは、例えば分光光度計に
よって簡単に決めることができる。抽出工程の後、着色
レンズを蒸留水中約1時間煮沸して、メタノールを微量
でも残さないようにする。次いで着色レンズを緩衝食塩
水中に貯蔵する。着色レンズの透過率は波長600nm
で68%である。
【0009】実施例2:両面全体が藍緑色の着色レンズ 次式:
【化5】 で表される染料0.1gを0.001モル塩酸溶液10
ml中に溶解して、少なくとも3週間は安定な貯蔵溶液
を作る。1.0モル炭酸ナトリウム溶液に10分間浸漬
したレンズをこの貯蔵溶液1ml中に入れる。1.0モ
ル炭酸ナトリウム溶液4mlを加え、レンズを所望の時
間浸漬する。レンズの洗浄、抽出およびすすぎ操作を実
施例1と同様に行う。この着色レンズの透過率は2時間
浸漬のものが波長670nmで80%であり、4時間浸
漬したものは70%である。
【0010】実施例3:両面全体が褐色の着色レンズ この方法のためには3種類の貯蔵溶液を要する。全ての
貯蔵溶液は少なくとも3週間安定である。 A)次式:
【化6】 で表される染料0.0512gを0.001モル塩酸溶
液5ml中に溶解する。 B)次式:
【化7】 で表される染料0.0574gを0.001モル塩酸溶
液5ml中に溶解する。 C)次式:
【化8】 で表される染料0.0291gを0.001モル塩酸溶
液5ml中に溶解する。1.0モル炭酸ナトリウム溶液
中に10分間浸漬したレンズをAの貯蔵溶液0.18m
l、Bの溶液0.12mlおよびCの溶液0.2ml中
に入れる。1.0モル炭酸ナトリウム溶液1mlを加え
た後、1時間放置する。この着色レンズの透過率は、波
長400nm、490nmおよび605nmに対してそ
れぞれ45%、51%および60%である。
【0011】実施例4:両面全体が緑色の着色レンズ 1.0モル炭酸ナトリウム溶液中に10分間浸漬したレ
ンズを実施例3で調製した溶液C0.18mlおよび溶
液B0.12ml中に入れる。次いで1.0モル炭酸ナ
トリウム溶液1mlを加え、この溶液中でレンズを30
分間浸漬する。この着色レンズの透過率は、波長580
nmおよび385nmに対してそれぞれ64%および5
8%である。
【0012】実施例5:端部が透明で片面が着色された
レンズ 着色手順は実施例1ないし4で行ったものと同じであ
る。唯一の違いは透明レンズを固定具に取りつけること
である。レンズを染料溶液中に浸漬するのではなく、染
料溶液を型の中に入れる。着色しようとする部分だけを
それから染料溶液に接触させる。最終工程での操作は実
施例1と同様に行う。所望の部分のみを着色した特殊な
タイプのレンズを製造するのに適する固定具の製造は機
械的に簡単な仕事である。端部が透明なレンズを製造す
るために適当であると考えられる固定具の一種を以下に
記載する。該固定具は3つの連結する部分を有する。底
部はドームでその上にレンズを置く。このドームのカー
ブした表面は着色すべきレンズの直径に対応する直径を
有する。最上部は染料溶液受容体として作用し、弾性の
あるガスケットを有している。このガスケットはレンズ
表面上に着色すべき部分の端部にシールを形成する。第
3の部分は受容体/ガスケット部品のための枠である。
この固定具全体を締め具の中に入れて染色している間各
部品をしっかりその位置に保持する。1.0モルの炭酸
ナトリウム溶液中に10分間浸漬したレンズをこのドー
ムの上に置く。固定具の受容体をその位置に設置し締め
つける。受容体中に所望の濃度の染料溶液および炭酸ナ
トリウム溶液を充填する。溶液を所望の色調が得られる
までレンズと接触させたままにする。受容体を、染料溶
液の痕跡さえも除去されるまで水で洗浄する。レンズを
次いで固定具から取り除く。次式:
【化9】 で表される染料を用いて同様に良好な結果が得られる。
これら染料の多くのものは市販されており容易に入手し
得るし、このタイプの染料はずっと以前から業界で知ら
れているものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸基、アミノ基、アミド基またはメル
    カプト基を含有する共重合体ヒドロゲルコンタクトレン
    ズ材料を次式IまたはII: 【化1】 (式中、 Dは有機染料のラジカルを表し、 Rは式IまたはIIにおけるC=CH2 基またはCH−
    CH2 基中の炭素原子の電子の回収を引き起しうる、即
    ち該炭素原子を活性化しうる、2価の有機電子吸引基を
    表し、 Xは水素原子またはハロゲン原子を表し、そしてYは脱
    離基を表す)で表される反応染料少なくとも1種と反応
    させ、そして上記レンズ材料から未反応の染料を除去す
    ることからなる、少なくとも一部分が着色されたコンタ
    クトレンズの製造方法。
  2. 【請求項2】 反応をpH値が少なくとも9の水性媒体
    中、40℃までの温度で行う請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 レンズ材料がコンタクトレンズの形であ
    る請求項1記載の方法。 【請求項3】 反応染料をレンズの一部分のみに接触さ
    せる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 Dがアゾ染料、フタロシアニン染料、ア
    ゾメチン染料、ニトロ染料またはアントラキノン染料の
    ラジカルである請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 Rが−CO−、−SO2 −、−SO−、
    −NHCO−または−NHSO2 −を表す請求項1記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 脱離基YがCl、Br、OH、ジアルキ
    ルアミノ、SO2 −フェニル、OSO3 - + (式中Z
    はカチオンを表す)、OSO3 1 またはOSO2 1
    (式中R1 はアルキル基、アリール基、アラルキル基ま
    たはアルカリール基を表す)である請求項1記載の方
    法。
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