JPH01280464A - 眼用レンズを着色するための重合性色素並びにそれを用いた着色眼用レンズ材料の製造法及び着色眼用レンズ材料 - Google Patents

眼用レンズを着色するための重合性色素並びにそれを用いた着色眼用レンズ材料の製造法及び着色眼用レンズ材料

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JPH01280464A
JPH01280464A JP63111300A JP11130088A JPH01280464A JP H01280464 A JPH01280464 A JP H01280464A JP 63111300 A JP63111300 A JP 63111300A JP 11130088 A JP11130088 A JP 11130088A JP H01280464 A JPH01280464 A JP H01280464A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、コンタクトレンズ、眼内レンズ、人工角膜等
の眼用レンズを着色するために用いられる重合性色素、
並びにそれを用いた着色眼用レンズ材料の製造法および
着色眼用レンズ材料に関するものである。
(背景技術) コンタクトレンズ、眼内レンズ、人工角膜等の眼用レン
ズを着色することは、水中に保存した時にレンズが確認
し易く、且つレンズを落とした時に発見が容易であり、
また商品イメージを向上させたり、自社製品のレンズ区
別を容易にしたり、更には、サングラス的な使用(眼の
保護、美容など)ができる等の幾多の利点を有している
ところで、従来から、このような眼用レンズを着色する
手法としては、大きく分けて、レンズ作成後に染色する
手法(後染め)と、レンズ素材の製造時(重合時)に色
素を添加して着色する手法の2つが知られている。
先ず、前者(後染め)の手法に関して言えば、かかる手
法は、色素をレンズ内に浸透させる必要があるところか
ら、主に含水性のソフトコンタクトレンズに用いられる
手法であって、ハード系または非含水性のレンズに対し
ては、色素がレンズ内に浸透しない等の理由により適用
することが出来ないのである。また、高含水性のコンタ
クトレンズに対しても、染色後において色素がレンズか
ら溶出し易いのであり、更に、レンズに対する染色はレ
ンズの表面のみに止まり、堅牢度、すなわち光や化学薬
剤に対する耐久性などが、重合時に色素を添加して染色
する手法に比べて大変劣るのである。
一方、レンズ素材の製造時(重合時)に色素を添加して
着色するという後者の手法の場合、従来からコンタクト
レンズ、眼内レンズ、人工角膜等の眼用レンズを着色す
るために用いられる法定色素(染料、顔料)は、かかる
レンズ素材の主成分として使用されるモノマーに対して
、充分に分散可溶化できなかったのであり、たとえ可溶
化することができたとしても、そのようなレンズを長期
間水中に保存したりして使用した場合、経時的にレンズ
材質中より色素が溶出してしまうことがある。特に、近
年、コンタクトレンズで注目を浴びている高酸素透過性
のハードレンズでは、そのレンズ材の主成分であるシロ
キサニルメタクリレート及び/又はフルオロメタクリレ
ート等のモノマーに対して、前記法定色素を添加して、
共重合しようとしても、レンズ成分であるこれら七ツマ
−に対して充分に分散可溶化出来ない場合が多く、仮に
何とか溶解して共重合させたとしても、得られた重合体
の分子間隙が大きいために、レンズ素材から色素が容易
に溶出してしまうという問題があったのであり、このよ
うな問題は、また、高含水性のコンタクトレンズにおい
ても同様であったのである。
更に、特開昭53−3836号公報に示されるように、
カップラーモノマー(カップラーポリマー)をレンズ素
材の成分を構成するモノマーと一緒に共重合させ、その
後、かかる共重合体からなるコンタクトレンズに、ジア
ゾニウム塩を浸透させ、かかるカップラーモノマーと反
応を起こさせて、発色させて染色する手法が明らかにさ
れているが、このような手法には、以下に示すような問
題点があるのである。
すなわち、カップラーモノマーがlOO%反応せず、レ
ンズ内に未反応のカップラーが残留してその反応率が一
定しないために、レンズ毎に色彩が変化してしまったり
、レンズの場所による発色も均一でなく、色彩が不規則
に変化してしまう等の問題が存在しており、更には、未
反応のカップラーが変化するために、経時的にレンズが
変色する原因ともなったのである。また、ジアゾニウム
塩をレンズ内に浸透させる必要があるため、ハード系及
び非含水性のレンズに対しては、かかる手法を採用する
ことができなかったのである。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景として為さ
れたものであ・うて、その解決すべき課題とするところ
は、先に述べたような染色(着色)手法にそれぞれ内在
する問題を悉く解決して、眼用レンズに使用されるシロ
キサニルメタクリレートやフルオロメタクリレート等の
各種の七ツマ−に対して可溶であり、そして、含水性お
よびハード系や非含水性の何れの眼用レンズに対しても
良好に着色することができ、色素の溶出等に起因する眼
用レンズの脱色や変色のない、また光や化学薬剤に対す
る耐久性や堅牢度に優れた、更には眼用レンズに均一に
着色することができ、レンズ毎の色彩のばらつきの虞の
ない重合性色素を提供することにあり、そして、このよ
うな色素を用いた着色眼用レンズ材料を有利に製造する
方法を提供し、加えてこのような着色眼用レンズ材料を
提供することにある。
(解決手段) そして、本発明は、かかる課題を解決するために、下記
一般式(1)で表わされる、眼用レンズを着色するだめ
の重合性色素を、その要旨とするものである。
但し、式中、R1−R1は、それぞれ独立しており、そ
の何れか1つが、アクリロイルオキシ基、メタクリロイ
ルオキシ基、ビニル基、及びアリル基からなる群より選
ばれた重合性基であり、その他が、水素原子、メチル基
、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、水酸基、塩素原
子、及び臭素原子からなる群より選ばれた置換基であり
、また、R8は、下記−形式(n)〜(V)の群より選
ばれた置換基である。
(但し、R1−R11は、それぞれ独立しており、水素
原子、炭素数1〜1日のアルキル基、メトキシ基、エト
キシ基、水酸基、ニトロ基、塩素原子、及び臭素原子か
らなる群より選ばれた置換基である。) ・・・ (III) (但し、R14〜RZ?は、それぞれ独立しており、水
素原子、炭素数1〜12のアルキル基、メトキシ基、エ
トキシ基、水酸基、塩素原子、及び臭素原子からなる群
より選ばれた置換基である。)(但し、R11l〜R3
&は、それぞれ独立しており、水素原子、炭素数1〜1
8のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、水酸基、ニ
トロ基、塩素原子、及び臭素原子からなる群より選ばれ
た置換基である。) また、本発明は、ビニル系モノマーの重合によって眼用
レンズ材料を製造するに際して、前記−形式(1)にて
表わされる重合性色素を共重合せしめることを特徴とす
る着色眼用レンズ材料の製造法をも、その要旨とするも
のである。
なお、このような着色眼用レンズの製造に際しては、好
ましくは、かかる重合性色素が、前記ビニル系モノマー
の100重量部に対してO,OO1〜0.03重量部の
割合において用いられ、共重合せしめられることとなる
更に、本発明の特徴とするところは、前記−形式(1)
にて表わされる重合性色素が共重合されてなるビニル系
重合体からなる着色眼用レンズ材料にもあるのである。
このように、本発明に従う重合性色素によれば、レンズ
素材の成分となる各種モノマーに対して可溶となるので
あり、また、前記−形式(1)のR+〜R7の何れか1
つが重合性基とされており、レンズ素材の成分となる七
ツマ−と共重合することとなるため、含水性、及びハー
ド系や非含水性の眼用レンズの何れに対しても、良好に
、しかも均一に着色することができると共に、かかる色
素が溶出することがなく、色素の溶出に起因する着色レ
ンズの脱色や変色を防ぐことができ、また、光や化学薬
剤に対する耐久性や堅牢度も効果的に向上せしめること
ができるのであり、更に、レンズ毎や、レンズの場所に
よる色彩のばらつきがなくなり、均一に着色された各種
の眼用レンズを良好に得ることができるのである。
また、特開昭53−3836号公報に開示された発明に
見られたジアゾニウム塩の分解物の残留という問題も生
じないのである。
更に、このような本発明に従う重合性色素は、その化学
構造によって、赤色、黄色、紫色、橙色等の色調を与え
ることができ、複数の色素を様々な濃度で組み合わせる
ことにより、眼用レンズを様々な所望の色彩に着色する
ことができるのである。
なお、前記−形式(1)において、R1−R1のうちの
重合性基ではない置換基は、好ましくは、水素原子また
は水酸基から選択され、また、前記−形式(II)及び
(TV)において、置換基R1〜R43およびR18〜
R,、&は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、
及び水酸基から好適に選択され、更に、前記−形式(I
II)において、置換基R14〜R2?は、水素原子、
炭素数1又は2のアルキル基、及び水酸基から好適に選
択されることとなる。
そして、かかる本発明に従う重合性色素の具体例として
は、例えば、1−フェニルアゾ−4−メタクリロイルオ
キシナフタレン(黄色)、1−フェニルアゾ−2−ヒド
ロキシ−3−メタクリロイルオキシナフタレン(橙色)
、1−ナフチルアゾ−2−ヒドロキシ−3−メタクリロ
イルオキシナフタレン(赤色)、1−((4−フェニル
アゾ)フェニルアゾ)−2−ヒドロキシ−3−メタクリ
ロイルオキシナフタレン(赤色)、■−アントリルアゾ
ー2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシナフタレ
ン(紫色)等が挙げられる。
ところで、眼用レンズ材料を形成せしめる際には、本発
明に従う重合性色素を、所定のレンズ形成モノマーに添
加して、混合し、共重合せしめるのであるが、このよ・
うなレンズ形成モノマー(レンズ成分)は、従来より当
業者から種々提案されているものが採用されることとな
る。そして、かかる具体例としては、例えば、以下に示
される如きモノマーが挙げられ、これらのうちから1種
若しくは2種以上が選択されて使用されることとなる。
なお、以下、(メタ)アクリレートは、アクリ【ノート
またはメタクリレートを表わし、その他の物質の(メタ
)アクリル誘導体についても同様とする。
アクリル酸及びメタクリル酸; メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(
メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、t
er t−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(
メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、
ter t−ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル
(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート
、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、
デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリ
レート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロペン
チル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)ア
クリレート等の直鎖状、分岐鎖状、及び環状のアルキル
(メタ)アクリレート頻;ペンタメチルジシロキサニル
メチル(メタ)アクリレート、ペンタメチルジシロキサ
ニルプロピル(メタ)アクリレート、メチルビス(トリ
メチルシロキシ)シリルプロピル(メタ)アクリレート
、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル(メタ
)アクリレート、モノ[メチルビス(トリメチルシロキ
シ)シロキシ]ビス(トリメチルシロキシ)シリルプロ
ピル(メタ)アクリレート、トリス[メチルビス(トリ
メチルシロキシ)シロキシ]シリルプロピル(メタ)ア
クリレート、メチルビス(トリメチルシロキシ)シリル
プロピルグリセロール(メタ)アクリレート、トリス(
トリメチルシロキシ)シリルプロピルグリセロール(メ
タ)アクリレート、モノ[メチルビス(トリメチルシロ
キシ)シロキシ]ビス(トリメチルシロキシ)シリルプ
ロピルグリセロール(メタ)アクリレート、トリメチル
シリルエチルテトラメチルジシロキサニルプロピルグリ
セロール(メタ)アクリレート、トリメチルシリルメチ
ル(メタ)アクリレート、トリメチルシリルプロピル(
メタ)アクリレート、トリメチルシリルプロピルグリセ
ロール(メタ)アクリレート、ペンタメチルジシロキサ
ニルブロピルグリセロール(メタ)アクリレート、メチ
ルビス(トリメチルシロキシ)シリルエチルテトラメチ
ルジシロキサニルメチル(メタ)アクリレート、テトラ
メチルトリイソプロピルシクロテトラシロキサニルプロ
ビル(メタ)アクリレート、テトラメチルトリイソプロ
ピルシクロテトラシロキシビス(トリメチルシロキシ)
シリルプロピル(メタ)アクリレート等のシリコン含f
(メタ)アクリレート類; トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、テトラフル
オロプロピル(メタ)アクリレート、ペンタフルオロプ
ロピル(メタ)アクリレート、ヘキサフルオロイソプロ
ピル(メタ)アクリレート、テトラフルオロ−tert
−ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキサフルオロブチ
ル(メタ)アクリレート、ヘキサフルオロ−ter t
−ヘキシル(メタ)アクリレート、オクタフルオロペン
チル(メタ)アクリレート、2.3.4,5,5.5−
ヘキサフルオロ−2,4−ビス(トリフルオロメチル)
ペンチル(メタ)アクリレート、ドデカフルオロへブチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシオクタフルオ
ロ−6−トリフルオロメチルへブチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシドデカフルオロ−8−トリフルオ
ロメチルノニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
へキサデカフルオロ−10−トリフルオロメチルウンデ
シル(メタ)アクリレート等のフッ素含有(メタ)アク
リレート類; スチレン、ペンタフルオロスチレン、メチルスチレン、
トリフチルスチレン、トリフルオロメチルスチレン、(
ペンタメチル−3,3−ビス(トリメチルシロキシ)ト
リシロキサニル)スチレン、(ヘキサメチル−3−トリ
メチルシロキシトリシロキサニル)スチレン、ジメチル
アミノスチレン等のスチレン誘導体類; ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ
)アクリレート、ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、ジヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ジ
エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリエ
チレングリコールモノ (メタ)アクリレート、ジプロ
ピレングリコールモノ (メタ)アクリレート等の水酸
基含有(メタ)アクリレート類; N−ビニルピロリドン、α−メチレン−N−メチルピロ
リドン、N−ビニルカプロラクタム、N−(メタ)アク
リロイルピロリドン等のビニルラクタム類; (メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリル
アミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N、N−ジメチ
ル(メタ)アクリルアミド、N、N−ジエチル(メタ)
アクリルアミド、N−エチル−N−アミノエチル(メタ
)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド頚; アミノエチル(メタ)アクリレート、N−メチル−N−
アミノエチル(メタ)アクリレート、N。
N−ジメチルアミンエチル(メタ)アクリレート等のア
ミノアルキル(メタ)アクリレート類;メトキシエチル
(メタ)アクリレート、=トキシエチル(メタ)アクリ
レート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリ
レート等のアルコキシ基含有(メタ)アクリレート頻; ベンジル(メタ)アクリレート等の芳香環含有(メタ)
アクリレート類; イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸等のナ
ルキルエステル及び置換誘導体類;グリシジル(メタ)
アクリレート; テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート;4−ビ
ニルピリジン; ビニルイミダゾール、N−ビニルピペリドン、N−ビニ
ルピペリジン、N−ビニルサクシンイミド等のへテロ環
式N−ビニルモノマー;N−(メタ)アクリロイルピペ
リジン;N−(メタ)アクリロイルモルホリン;2−ヒ
ドロキシ−4−(メタ)アクリロイルオキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−(メタ)アクリロイルオキ
シ−5−tert−ブチルベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−(メタ)アクリロイルオキシ−2’、4’−
ジクロロベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−
シトロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキシプロポキ
シ)ベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収性
モノマー; 2−(2’−ヒドロキシ−5°−(メタ)アクリロイル
オキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、
2−(2”−ヒドロキシ−5°−(メタ)アクリロイル
オキシエチルフェニル)−5=クロロ−2H−ベンゾト
リアゾール、2−(2°−ヒドロキシ−5゛−(メタ)
アクリロイルオキシプロピルフェニル)−2H−ベンゾ
トリアゾール、2− (2’−ヒドロキシ−5′−(メ
タ)アクリロイルオキシプロピル−3’ −tert−
ブチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾ
ール等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収性モノマー。
このように5.目的とする眼用レンズ(コンタクトレン
ズや眼内レンズ)に応じて、上記レンズ形成モノマーを
適宜選択し、任意の割合にて配合し、そして、目的とす
る色彩を与えるように本発明に従う重合性色素を所定量
添加せしめて、均一に混合した後、共重合に供し、目的
とする眼用レンズ素材を得るのであるが、例えば、酸素
透過性の良いレンズ材料を得ようとすれば、かかるレン
ズ形成モノマーとしては、シリコン含有(メタ)アクリ
レート類や、フッ素含有(メタ)アクリレート類等が、
主に好ましく選択され、レンズを補強して良好な強度の
眼用レンズ材料を得ようとすれば、アルキル(メタ)ア
クリレート類やスチレン誘導体類等が、主に好ましく選
択される。
そして、親水性をレンズに付与したり、含水性の柔軟な
眼用レンズ材料を得ようとすれば、ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレート類、(メタ)アクリルアミド類、
(メタ)アクリル酸、ビニルラクタム類等の親水性基を
有するモノマーが、主に好ましく選択され、レンズを脂
質に対して汚れ難(しようとすれば、フッ素含有のモノ
マー、例えば、フッ素含有(メタ)アクリレートまたは
フッ素含有スチレン誘導体等が、主に好ましく選択され
ることとなる。
更に、レンズに紫外線吸収性能を持たせたり、色素の耐
光性を向上させたい場合には、前述の紫外線吸収性のモ
ノマーが好適に選択されるのである。
なお、上述のレンズ形成モノマーの1種若しくは2種以
上を選択して重合することにより、マクロモノマーとし
、これをレンズ形成モノマーの1つとして使用しても差
支えはない。
また、架橋効果、すなわち形状安定性、耐久性(耐薬品
性、耐溶媒性、耐熱性)を向上させるべく、必要に応じ
て、架橋剤または分子内に少なくとも2個以上の重合性
基を有するマクロモノマーも選択されることとなる。
なお、架橋剤の具体例としては、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ブロビレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート
、アリル(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリ
レート、メタクリロイルオキシエチルアクリレート、ジ
ビニルベンゼン、ジアリルフタレ−1・、アジピン酸ジ
アリル、トリアリルイソシアヌレート、α−メチレン−
N−ビニルピロリドン等が挙げられ、これらのうちの1
種若しくは2種以上が、好適に選択されて添加されるこ
ととなる。
ところで、本発明に従う重合性色素の配合割合としては
、レンズ成分の全モノマー100重量部に対して、好適
には、o、 o o i〜0.03重量部の範囲とされ
る。これより配合割合が少ないと、重合性色素を添加す
る意味が無くなってしまい、またこれよりも配合割合が
多いと、色調が濃過ぎて実用的でなくなったり、可視光
線を透過し難くなってしまうのである。そして、かかる
重合性色素は、およそ0.02重量部前後の割合で使用
するのが最も適当である。
そして、上述の如きレンズ形成モノマーおよび重合性色
素等の混合物を重合させる手法は、当該技術分野におい
て通常行なわれている手法が採用されることとなる。例
えば、必要に応じて、かかる混合物にラジカル重合開始
剤を添加し、室温から130°Cの温度範囲で徐々に加
熱したり、或いはマイクロ波、紫外線、放射線(γ線)
等の電磁波を照射することにより重合せしめられるので
ある。なお、重合は、塊状重合法であっても、溶媒等を
用いた溶媒重合法であっても良く、加熱重合させる場合
は、温度を段階的に昇温させても良く、その他種々なる
手法が採用され得るのである。
なお、ラジカル重合開始剤の具体例としては、例えば、
アゾビスイソブヂロニトリル、アゾビスジメチルバレロ
ニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ter t−ブ
チルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキ
サイド、過酸化ベンゾイル等が挙げられ、これらのうち
から1種または2種以上が選択されて使用されることと
なる。そして、その使用量は、重合に供せられる全七ツ
マー混合物100重量部に対して、好ましくは、0.0
1〜1重量部程度の範囲とされることとなる。
また、コンタクトレンズや眼内レンズ等の眼用レンズと
して重合・形成する場合は、当業者が通常行っている成
形方法が採用され得、例えば、重合を適当な型または容
器中で行ない、棒状、ブロック状、板状の素材(重合体
)を得た後、切削加工、研磨加工等の機械的加工により
所望の形状に加工したり、また所望の形状に対応した型
を用意し、この型の中でモノマー混合物の重合を行なっ
て成形物を得、必要に応じて機械的に仕上げ加工を施し
たりする手法が採用されるのである。
そして、眼内レンズを形成する場合は、レンズ支持部を
、レンズとは別に作成してレンズに取り付けても、レン
ズと同時に(一体的に)成形しても回答差支えはない。
(実施例) 以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本発明を更に
具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのよ
うな実施例の記載によって、何等の制約をも受けるもの
でないことは、言うまでもないところである。
また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上記
の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限り
において、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正
、改良等を加え得るものであることが、理解されるべき
である。
実施例 1 (1−フェニルアゾ−4−メタクリロイルオキシナフタ
レンの合成) アニリン: 3.72 gを0.5 N塩酸;500m
fに溶解し、かかる水溶液に、0°Cにおいて亜硝酸ナ
トリウム水溶液(濃度: 0.69 g/ 10mf)
を40m1加えて、約1時間撹拌し、ジアゾニウム塩水
溶液を調製した。次に、α−ナフトール:5、56 g
を0.5Nの水酸化ナトリウム;11に溶解し、かかる
溶液を激しく撹拌しながら、前記ジアゾニウム塩水溶液
を加えた。
6時間放置の後、かかる水溶液に塩酸を加えて酸性とし
、次いで水酸化ナトリウム水溶液でIN程度のアルカリ
性とし、クロロホルムで洗浄後、再度酸性とし、析出し
た析出物を濾取した。
かかる析出物の乾燥後、II!、のエタノールにて抽出
し、得られた抽出物: 4.15 gを200mfのア
セトンに溶解し、更にトリエチルアミンを10g加え、
かかる溶液を5°C以下に冷却後、50m!、のアセト
ンにメタクリル酸クロライド:2、15 gを溶解した
アセトン溶液を、この溶液に約1時間かけて滴下した。
6時間撹拌した後、反応混合物を乾固し、ベンゼン11
で抽出した。そして、再び乾固した後、ヘキサン200
mj!で再結晶をした。かかる結晶物質を分析した結果
、以下に示す結果が得られ、1−フェニルアゾ−4−メ
タクリロイルオキシナフタレンであると認められた。
赤外線吸収スペクトル 波数(cm−’) 171B?メタクリロイルオキシ基のカルボニル 1630:メタクリロイルオキシ基のC−C二重結合 1H−核磁気共鳴スペクトル δ値(ppa+) 2、16 Fメタクリロイルオキシ基のメヂル5.81
:メタクリロイルオキシ基のメチレン 6.56:メタクリロイルオキシ基のメチレン 7.2〜9:芳香環 紫外可視光線吸収スペクトル λIIIax  (n m )     ε375.5
   1.35xlO’ 242、5   1.59 X 10 ’実施例 2 (1−フェニルアゾ−2−ヒドロキシ−3−メタクリロ
イルオキシナフタレンの合成)アニリン: 3.72 
gを0.5 N塩酸:500mffに溶解し、これに亜
硝酸ナトリウム水溶液(濃度: 0.69 g/ 10
mjりの40mlを、0〜5°Cの温度下にて加え、約
1時間撹拌して、ジアゾニウム塩水溶液を調製した。
一方、2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシナフ
タレン: 9.12 gを22のベンゼンに溶解し、ト
リエチルアミン:50gを加えた後、これを激しく撹拌
しながら、上記ジアゾニウム塩水溶液を加えた。
ベンゼン層を充分に水洗した後、乾固し、得られた固形
物を、有機溶媒(クロロホルム:ヘキサン=19)の1
000mfに熱時溶解し、−夜装置して、結晶を析出さ
せた。かかる結晶物質を分析した結果、以下に示す結果
が得られ、得られた物質はl−フェニルアゾ−2−ヒド
ロキシ−3−メタクリロイルオキシナフタレンであるこ
とが認められた。
赤外線吸収スペクトル 波数(C,−’) 1735:メタクリロイルオキシ基のカルボニル 1637 :メタクリロイルオキシ基のC=C二重結合 1H−核磁気共鳴スペクトル δ値(ppm) 2、12 :メタクリロイルオキシ基のメチル5.81
:メタクリロイルオキシ基のメチレン 6.44:メタクリロイルオキシ基のメチレン 7.23〜B、47:芳香環 16.36:水酸基(アゾ基と水素結合)13C−核磁
気共鳴スペクトル δ値(ppm) 1B、3:メタクリロイルオキシ基のメチル117.8
:メタクリロイルオキシ基のメチル紫外可視光線吸収ス
ペクトル λLIIax  (nm)     t490、7  
 2.02 X 10 ’313、4   0.92 
X 10 ’実施例 3 (1−ナフチルアゾ−2−ヒドロキシ−3−メタクリロ
イルオキシナフタレンの合成)ナフチルアミン:1.4
3gをINの塩酸:100m12に溶解し、これに亜硝
酸ナトリウム水溶液(濃度: 0.69 g/ 10m
f)の10m2を、0〜5°Cの温度下にて加え、約1
時間撹拌して、ジアゾニウム塩水溶液を調製した。
一方、2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシナフ
タレン: 2.28 gを500mj!のベンゼンに溶
解し、トリエチルアミン: 20gを加えた後、これを
激しく撹拌しながら、上記ジアゾニウム塩水溶液を加え
た。
ベンゼン層を充分に水洗した後、乾固し、得られた固形
物を有機溶媒(クロロホルム:ヘキサン=11)の10
100O!に熱時溶解し、−夜装置して、結晶を析出さ
せた。かかる結晶物質を分析した結果、以下に示す結果
が得られ、得られた物質は1−ナフチルアゾ−2−ヒド
ロキシ−3−メタクリロイルオキシナフタレンであるこ
とが認められた。
赤外線吸収スペクトル 波数(cm−’ ) 1718:メタクリロイルオキシ基のカルボニル 1630:メタクリロイルオキシ基のC=C二重結合 1)(−核磁気共鳴スペクトル δ値(ppm) 2、12 :メタクリロイルオキシ基のメチル5、18
 :メタクリロイルオキシ基のメチレン 6.28:メタクリロイルオキシ基のメチレン 7.22〜B、30;芳香環 17.26:水酸基(アゾ基と水素結合)+30−核磁
気共鳴スペクトル δ値(ppm) 18:メタクリロイルオキシ基のメチル114:メタク
リロイルオキシ基のメチレン 121:メタクリロイルオキシ基の>C=123〜14
5:芳香環 178:メタクリロイルオキシ基のカルボニル 紫外可視光線吸収スペクトル λmax  (n m )      ε524.0 
  1.94X10’ 244.0   3.04X10’ 実施例 4 (1−((4−フェニルアゾ)フェニルアゾ)=2−ヒ
ドロキシ−3−メタクリロイルオキシナフタレンの合成
) p−アミノベンゼン:1.97gをIN塩酸:100m
2に溶解し、これに亜硝酸ナトリウム水溶液(濃度: 
0.69 g/ 10mf)の10mJ2を、0〜5°
Cの温度下にて加え、約3時間撹拌して、ジアゾニウム
塩水溶液を調製した。
一方、2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシナフ
タレン: 2.28 gを200m1のベンゼンに溶解
し、トリエチルアミン:15gを加えた後、これを激し
く撹拌しながら、上記ジアゾニウム塩水溶液を加えた。
ベンゼン層を充分に水洗した後、乾固し、得られた固形
物を有機溶媒(クロロホルム:ヘキサン=1:9)の1
000mf!、に熱時溶解し、−夜装置して、結晶を析
出させた。かかる結晶物質を分析した結果、以下に示す
結果が得られ、得られた物質は1−((4−フェニルア
ゾ)フェニルアゾ)−2−ヒドロキシ−3−メタクリロ
イルオキシナフタレンであることが認められた。
赤外線吸収スペクトル 波数(cm−’) 1718:メタクリロイルオキシ基のカルボニル 1630:メタクリロイルオキシ基のC=C二重結合 1)(−核磁気共鳴スペクトル δ値(ppm) 2、117メタクリロイルオキシ基のメチル5.86:
メタクリロイルオキシ基のメチレン 6.50?メタクリロイルオキシ基のメチレン 7.29〜B、43:芳香環 16.39:水酸基(アゾ基と水素結合)+30−核磁
気共鳴スペクトル δ値(19m) 18.8:メタクリロイルオキシ基のメチル133:メ
タクリロイルオキシ基のメチレン 124、 126. 131. 133. 155:芳
香環 紫外可視光線吸収スペクトル λwax  (nm)       ε5 18、 O
3,72X 10 ’ 348.0     1.70X10’実施例 5 (1−アントリルアゾ−2−ヒドロキシ−3−メタクリ
ロイルオキシナフタレンの合成)1−アミノアントラキ
ノン:1.73gをIN[酸:100mAに溶解し、こ
れに亜硝酸ナトリウム水溶液(濃度:0.69/10m
jりの10m1を、0〜5°Cの温度下にて加え、約3
時間撹拌して、ジアゾニウム塩水溶液を調製した。
一方、2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシナフ
タレン: 2.28 gを200mj!のベンゼンに溶
解し、トリエチルアミン:15gを加えた後、これを激
しく撹拌しながら、上記ジアゾニウム塩水溶液を加えた
ベンゼン層を充分に水洗した後、乾固し、得られた固形
物を50mj!のクロロホルムに溶解し、450m1の
ヘキサンを激しく撹拌しながら、前記クロロホルム溶液
を加えた。析出した粉末物質は1−アントリルアゾ−2
−ヒドロキシ−3−メタクリロキシナフタレンであると
認められた。
紫外可視光線吸収スペクトル λmax  (n m )      ε540.5 
  1.39X10’ 398.0   0.73X10’ 実施例 6 トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリ
レート:71重量部、ヘキサフルオロイソプロピルメタ
クリレート=29重量部、エチレングリコールジメタク
リレート:6重量部、メタクリル11.8重量部、N−
ビニル−2−ピロリドン=6.2重量部、実施例1にて
得られた重合性色素: 0.005重量部;及び重合開
始剤としてアゾビスジメチルバレロニトリルi 0.2
0重量部を均一に混合し、ガラス製試験管に注入して密
封した。これを循環式恒温槽に入れ、35°Cの温度下
で40時間かけて反応を行なった後、循環乾燥品中で、
50〜110°Cまで約12時間かけて、段階的に昇温
しつつ、更に反応を行なった。かかる重合反応は良好に
進行した。
得られた棒状の共重合体より、直径:12.5nn+、
厚さ:0.5mmのプレートを切り出し、両面に研磨加
工を施し、プレート状の試験片(No、1)を得た。
得られた試験片は均一に着色しており、黄色透明であっ
た。
実施例 7 実施例6で使用した重合性色素(実施例1にて合成され
た色素)に代えて、実施例2にて得られた重合性色素を
用い、実施例6と同様の操作にて、プレート状の試験片
(Nα2)を作成した。重合は良好に進行し、得られた
試験片は均一に着色しており、橙色透明であった。
実施例 8 実施例6で使用した重合性色素に代えて、実施例3にて
得られた重合性色素を用い、実施例6と同様の操作にて
、プレート状の試験片(阻3)を作成した0重合は良好
に進行し、得られたプレートは均一に着色しており、赤
色透明であった。
実施例 9 実施例6で使用した重合性色素に代えて、実施例4にて
得られた重合性色素を用い、実施例6と同様の操作にて
、プレート状の試験片(隘4)を作成した0重合は良好
に進行し、得られたプレートは均一に着色しており、赤
色透明であった。
なお、実施例6〜9にて得られた各試験片は、何れも高
酸素透過性の眼用レンズ素材である。
比較例 1 実施例6で使用した重合性色素に代えて、従来から使用
されている重合性基を持たない染料色素D&CGree
n#6 (厚生省法定色素:緑色202号)を用い、実
施例6と同様の操作にて、プレート状の試験片(階5)
を作成した。
そして、実施例6〜9および比較例1にて得られた各試
験片(漱1〜5)に対して、光線透過率を測定し、その
後、以下に述べるような各種耐久性試験を行ない、更に
、光線透過率を測定して、脱色率を算出し、かかる結果
に基づいて、各実施例で用いられた試験片(色素:実施
例1〜5において合成)を評価し、それらの結果を第1
表に示すこととする。
なお、材料の耐久性試験は以下のようにして行なった。
■ 耐酸性試験 各試験片を、50°Cの温度下において、0.INの塩
酸中に1週間浸漬。
■ 耐アルカリ性試験 各試験片を、50°Cの温度下において、0.INの水
酸化ナトリウム水溶液中に1週間浸漬。
■ 耐煮沸性試験A 各試験片を、生理食塩水中に浸漬した状態で、100時
間連続して煮沸処理。
■ 耐煮沸性試験B 各試験片を、生理食塩水中に浸漬した状態で、121℃
のオートクレーブ内に1時間放置。
■ エタノール抽出試験 各試験片を、70’Cのエタノール中に24時間浸漬。
■ 次亜塩素酸ナトリウム水溶液抽出試験各試験片を、
次亜塩素酸ナトリウム水溶液(濃度:10100pp中
に1か月浸漬。
■ 過酸化水素抽出試験 各試験片を、3%の過酸化水素水溶液中に1か月浸漬。
■ 耐光性試験 各試験片を、生理食塩水中に1か月浸漬した状態で、日
光に暴露。
また、光線透過率の測定方法については、島津製作所製
自記分光光度計UV−240を用いて、先ず、各種耐久
性試験前の試験片の光線透過率(可視光線透過スペクト
ル)を測定し、その後、各種耐久性試験を行なった試験
片に対して、同様に光線透過率を測定した。
次に、脱色率は、次式に基づいて算出した。
脱色率(%)− 但し、Tは、耐久性試験前における光線透過率の、可視
領域における最大値であり、T″は、この最大透過率値
を示した波長における、耐久性試験後に測定した光線透
過率である。
そして、可視光線透過率より求めた脱色率と、外観によ
る色調変化を考慮して、次のように各試験片(色素)の
性能を評価し下記第1表に示した。
◎:脱色率5%未満、外観は極めて良好。
O:脱色率5%以上、10%未満、外観は通常のレンズ
では変化が認められない。
Δ:脱色率10%以上、30%未満、外観は脱色が認め
られる。
×:脱色率30%以上、外観は商品イメージを損なう状
態である。
第1表 かかる結果から明らかなように、比較例に比べ、本発明
に従う色素を用いた試験片は、耐久性、すなわち堅牢度
が飛躍的に向上しているのであり、かかる色素は殆ど溶
出することなく、脱色を極めて良好に防止し得たのでの
ある。
比較例 2 実施例6で使用した重合性色素に代えて、フタロシアニ
ン系の色素青色404号を用い、実施例6と同様にプレ
ート状の試験片を作成しようとしたが、この色素は、レ
ンズ形成モノマーであるシロキサニル系のモノマーに対
して、均一に混合せず、不溶であった。
比較例 3 実施例6で使用した重合性色素に代えて、特開昭62−
265357号公報に記載されているフタロシアニン系
の重合性基を有する色素を用い、実施例6と同様にプレ
ート状の試験片を作成しようとしたが、同様に不溶であ
った。
実施例 1O N−ビニル−2−ピロリドン:20重量部、N。
N−ジメチルアクリルアミド:60重量部、メチルメタ
クリレート:15重量部、エチレングリコールジメタク
リレート:0.3重量部、分子内に重合性基を有するメ
チルメタクリレート系ポリマー:20重量部、実施例1
にて得られた重合性色素:o、oi重量部、及び重合開
始剤としてアゾビスイソブチロニトリル80.2重量部
を均一に配合し、ポリプロピレン製試験管に注入して密
封した。これを循環式恒温水槽に入れ、35°Cで64
時間、次いで50°Cで40時間反応を行なった後、循
環乾燥器中にて、60〜110”Cまで約17時間、段
階的に昇温して反応を行なった。かかる重合反応は良好
に進行し、黄色透明な棒状の共重合体を得た。
この共重合体を切削加工によりプレート状試験片とし、
300時間の連続煮沸処理を施し、試験片の退色具合を
観察したところ、退色する等の問題はな(、着色性は良
好であった。
実施例 11 実施例10で使用した重合性色素に代えて、実施例3に
て得られた重合性色素を用い、実施例10と同様にプレ
ート状の試験片を作成した。重合は良好に進行し、得ら
れたプレートは均一に着色しており、赤色透明であった
そして、実施例10と同様に耐煮沸試験を行なったが、
退色する等の問題はなく、着色性は良好であった。
実施例 12 実施例10で使用した重合性色素に代えて、実施例5に
て得られた重合性色素を用い、実施例10と同様にプレ
ート状の試験片を作成した。重合は良好に進行し、得ら
れたプレートは均一に着色しており、紫色透明であった
そして、実施例10と同様に耐煮沸試験を行なったが、
退色する等の問題はなく、着色性は良好であった。
更に、得られた共重合体をチップ状とし、かかるチップ
1gに対して、250mfの水中にて、3時間煮沸処理
を2回行ない、その後50°Cで2日間乾燥させた。こ
うしたチップを用いて、厚生省の定めるところのコンタ
クトレンズ基準の溶出物試験を行なった結果、色素の溶
出は認められなかった。
なお、実施例10〜12にて得られた試験片は、何れも
高含水性の眼用レンズ素材である。
実施例 13 トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリ
レートエフ1重量部、ヘキサフルオロイソプロピルメタ
クリレート:29重量部、エチレングリコールジメタク
リレート:6重量部、メタクリル酸:4.8重量部、N
−ビニル−2−ピロリドン;6.2重量部、紫外線吸収
性七ツマ−である2−ヒドロキシ−4−メタクリロイル
オキシベンゾフェノン二0.7重量部、実施例1にて得
られた重合性色素: O,OO5重量部、及び重合開始
剤としてアゾビスジメチルバレロニトリル: 0.20
重量部を均一に配合し、ガラス製試験管に注入して密封
した。これを循環式恒温水槽に入れ、35°Cで40時
間反応を行なった後、循環乾燥器中で、50〜110°
Cまで約12時間段階的に昇温しで、反応を行なった。
かかる重合反応は良好に進行した。
得られた棒状の共重合体より、前記と同様に、直径71
2.5mm、厚さ:0.5mo+のプレートを切り出し
、両面に研磨加工を施してプレート状の試験片とした。
かかる試験片は均一に着色しており、黄色透明であった
実施例 14 実施例13で使用した重合性色素に代えて、実施例2に
て得られた重合性色素を用いて、実施例13と同様にプ
レート状の試験片を作成した。重合は良好に進行し、得
られた試験片は均一に着色しており、橙色透明であった
実施例 15 実施例13で使用した重合性色素に代えて、実施例3に
て得られた重合性色素を用いて、実施例13と同様にプ
レート状の試験片を作成した。重合は良好に進行し、得
られた試験片は均一に着色しており、赤色透明であった
実施例 16 実施例13で使用した重合性色素に代えて、実施例4に
て得られた重合性色素を用いて、実施例13と同様にプ
レート状の試験片を作成した。重合は良好に進行し、得
られた試験片は均一に着色しており、赤色透明であった
そして、実施例13〜16にて得られた各試験片に対し
て、前記耐久試験のうち、耐光性試験(■)を行ない、
前記と同様に試験片(色素)の性能を評価したところ、
何れも脱色率5%未満で外観は極めて良好な結果が得ら
れ、このことから、紫外線吸収性モノマーを併用するこ
とにより、耐光性が更に向上することが明らかとなった
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に従う重合性色
素によれば、レンズ素材の成分となる各種モノマーに対
して可溶となるのであり、そして、前記−形式(1)に
おいてR,−R7の何れか1つが重合性基とされており
、レンズ素材の成分となるモノマーと共重合することと
なるため、含水性、及びハード系や非含水性の眼用レン
ズの何れに対しても良好にしかも均一に着色することが
できることは勿論、色素が溶出することがなく、色素の
溶出に起因する着色レンズの脱色や変色を防ぐことがで
きるのであり、また、光や化学薬剤に対する耐久性や堅
牢度も効果的に向上せしめられ得るのであり、更に、レ
ンズ毎やレンズの場所による着色のばらつきの無い、均
一に着色された各種の眼用レンズを良好に得ることがで
きるのである。
このように、本発明に従えば、従来の染色(着色)手法
にそれぞれ内在する問題を悉(解消し得た優れた眼用レ
ンズ用色素及び着色眼用レンズを提供することが可能と
なったのであり、ここに本発明の大きな意義が存在する
のである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で表わされる眼用レンズを着
    色するための重合性色素。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、式中、R_1〜R_7は、それぞれ独立しており
    、その何れか1つが、アクリロイルオキシ基、メタクリ
    ロイルオキシ基、ビニル基、及びアリル基からなる群よ
    り選ばれた重合性基であり、その他が、水素原子、メチ
    ル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、水酸基、塩
    素原子、及び臭素原子からなる群より選ばれた置換基で
    あり、また、R_8は、下記一般式(II)〜(V)の群
    より選ばれた置換基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (但し、R_9〜R_1_3は、それぞれ独立しており
    、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、メトキシ基
    、エトキシ基、水酸基、ニトロ基、塩素原子、及び臭素
    原子からなる群より選ばれた置換基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) (但し、R_1_4、〜R_2_7は、それぞれ独立し
    ており、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、メト
    キシ基、エトキシ基、水酸基、塩素原子、及び臭素原子
    からなる群より選ばれた置換基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) (但し、R_2_8〜R_3_6は、それぞれ独立して
    おり、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、メトキ
    シ基、エトキシ基、水酸基、ニトロ基、塩素原子、及び
    臭素原子からなる群より選ばれた置換基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼・・・(V)
  2. (2)ビニル系モノマーの重合によって眼用レンズ材料
    を製造するに際して、下記一般式( I )にて表わされ
    る重合性色素を共重合せしめることを特徴とする着色眼
    用レンズ材料の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、式中、R_1〜R_7は、それぞれ独立しており
    、その何れか1つが、アクリロイルオキシ基、メタクリ
    ロイルオキシ基、ビニル基、及びアリル基からなる群よ
    り選ばれた重合性基であり、その他が、水素原子、メチ
    ル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、水酸基、塩
    素原子、及び臭素原子からなる群より選ばれた置換基で
    あり、また、R_8は、下記一般式(II)〜(V)の群
    より選ばれた置換基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (但し、R_9〜R_1_3は、それぞれ独立しており
    、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、メトキシ基
    、エトキシ基、水酸基、ニトロ基、塩素原子、及び臭素
    原子からなる群より選ばれた置換基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼・・・(III) (但し、R_1_4〜R_2_7は、それぞれ独立して
    おり、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、メトキ
    シ基、エトキシ基、水酸基、塩素原子、及び臭素原子か
    らなる群より選ばれた置換基(4である。) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) (但し、R_2_8〜R_3_6は、それぞれ独立して
    おり、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、メトキ
    シ基、エトキシ基、水酸基、ニトロ基、塩素原子、及び
    臭素原子からなる群より選ばれた置換基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼・・・(V) 前記重合性色素が、前記ビニル系モノマーの100重量
    部に対して、0.001〜0.03重量部の割合におい
    て用いられる請求項(2)記載の着色眼用レンズ材料の
    製造法。 下記一般式( I )にて表わされる重合性色素が共重合
    されてなるビニル系重合体からなる着色眼用レンズ材料
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 但し、式中、R_1〜R_7は、それぞれ独立しており
    、その何れか1つが、アクリロイルオキシ基、メタクリ
    ロイルオキシ基、ビニル基、及びアリル基からなる群よ
    り選ばれた重合性基であり、その他が、水素原子、メチ
    ル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、水酸基、塩
    素原子、及び臭素原子からなる群より選ばれた置換基で
    あり、また、R_8は、下記一般式(II)〜(V)の群
    より選ばれた置換基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (但し、R_9〜R_1_3は、それぞれ独立しており
    、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、メトキシ基
    、エトキシ基、水酸基、ニトロ基、塩素原子、及び臭素
    原子からなる群より選ばれた置換基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼・・・(III) (但し、R_1_4〜R_2_7は、それぞれ独立して
    おり、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、メトキ
    シ基、エトキシ基、水酸基、塩素原子、及び臭素原子か
    らなる群より選ばれた置換基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) (但し、R_2_8〜R_3_6は、それぞれ独立して
    おり、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、メトキ
    シ基、エトキシ基、水酸基、ニトロ基、塩素原子、及び
    臭素原子からなる群より選ばれた置換基である。) ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼・・・(V)
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