JPH064325U - 車両用排気管の接続部構造 - Google Patents

車両用排気管の接続部構造

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JPH064325U
JPH064325U JP4207992U JP4207992U JPH064325U JP H064325 U JPH064325 U JP H064325U JP 4207992 U JP4207992 U JP 4207992U JP 4207992 U JP4207992 U JP 4207992U JP H064325 U JPH064325 U JP H064325U
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JP
Japan
Prior art keywords
joint flange
flange member
pipe body
exhaust pipe
outer collar
Prior art date
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Pending
Application number
JP4207992U
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English (en)
Inventor
圭一 石川
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】排気管の管体と継手フランジ部材との接続部に
設けられる補強部材の構造の改良より、排気管のレイア
ウトの自由度を向上することを目的とする。 【構成】管体12の継手フランジ部材13側端部外周面
に嵌合する筒部と該筒部先端から略円錐形状に拡径形成
される拡径部とからなる補強部材としてのアウタカラー
14を、その中心軸方向に沿って延びる面で2分割して
設けるようにした。これにより、管体12と継手フラン
ジ部材13との溶接時に、アウタカラーをスライドする
必要がなく、アウタカラーの後端から管体の曲がり始め
る点までの直管状部分を廃止することができ、排気管1
1のレイアウトの自由度を向上することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用排気管の接続部構造に関し、特に、接続部の補強部材の改良 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用排気管1として、図2に示すように、管体2と、該管体2の一端 部に溶接によって排気系通路部品(例えば、エキゾーストマニホールド)に固着 される継手フランジ部材3とからなるものが知られている(実開昭62−184 129号公報参照)。
【0003】 かかる車両用排気管1の接続部において、管体2の継手フランジ部材3側端部 外周面に嵌合する筒部4aと該筒部4a先端から略円錐形状に拡径形成される拡 径部4bとからなる補強部材としてのアウタカラー4を、管体2と継手フランジ 部材3とに溶接により固着して、接続部の強度を向上するようにしている。 尚、アウタカラー4の拡径部4bには、継手フランジ部材3をエキゾーストマ ニホールドに締結するためのボルトの逃げ溝5が複数設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような構成であって、管体2の継手フランジ部材3の固着部 近傍に曲がり部を有する車両用排気管においては、従来、次のような問題点があ る。 即ち、排気管1の接続部の製作工程は、管体2にアウタカラー4を嵌挿してセ ットしておき、該管体2の端部に継手フランジ部材3を図のa部とb部で溶接し 、その後、アウタカラー4の筒部4aを管体2外周面にスポット溶接すると共に 、拡径部4bを継手フランジ部材3に溶接する。
【0005】 上記管体2と継手フランジ部材3との溶接時には、管体2に嵌挿してセットし たアウタカラー4を図2の矢印方向にスライドして、管体2と継手フランジ部材 3のb部の溶接箇所を露出させる必要がある。この際、管体2の継手フランジ部 材3の固着部近傍に曲がり部を有するものでは、アウタカラー4をスライドする ため、アウタカラー4の後端から管体2の曲がり始める点までを直管状に形成す る必要があり、この直管状部分の長さLを十分に採らないと、b部の溶接を良好 に行えず、従来、直管状部分の長さLとして約20mmを必要としていた。
【0006】 このように所定長さの直管状部分を管体2に設けたものでは、排気管1のレイ アウトに制約を受け、レイアウトの自由度が低いという問題点があった。 そこで、本考案は上記に鑑みてなされたものであり、排気管の管体と継手フラ ンジ部材との接続部に設けられる補強部材の構造の改良より、排気管のレイアウ トの自由度を向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の車両用排気管の接続部構造は、管体と、該管体の一端部に 溶接によって排気系通路部品に固着される継手フランジ部材とからなり、管体の 継手フランジ部材の固着部近傍に曲がり部を有する車両用排気管において、管体 の継手フランジ部材側端部外周面に嵌合して溶接される筒部と該筒部先端から略 円錐形状に拡径形成されて継手フランジ部材に溶接される拡径部とからなる補強 部材を、その中心軸方向に沿って延びる面で複数に分割した構成とする。
【0008】
【作用】
かかる構成において、排気管の接続部の製作工程は、該管体の端部に継手フラ ンジ部材を溶接し、その後、補強部材の分割体を夫々管体外周面に配設して、各 補強部材分割体の筒部を管体外周面に溶接すると共に、拡径部を継手フランジ部 材に溶接する。
【0009】 即ち、かかる構成では、管体にアウタカラーを嵌挿してセットしておく必要が ないため、管体と継手フランジ部材との溶接時に、アウタカラーをスライドする 必要がない。 この結果、アウタカラーの後端から管体の曲がり始める点までの直管状部分を 廃止することができ、排気管のレイアウトの自由度を向上することができる。
【0010】
【実施例】
図1において、排気管11は、管体12と、該管体12の一端部に溶接によっ て排気系通路部品、例えば、エキゾーストマニホールドに固着される継手フラン ジ部材13とから構成される。継手フランジ部材13には、該継手フランジ部材 13をエキゾーストマニホールドに締結するためのボルトの挿通孔13aが複数 設けられている。
【0011】 ここで、管体12の継手フランジ部材13側端部外周面に嵌合する筒部と該筒 部先端から略円錐形状に拡径形成される拡径部とからなる補強部材としてのアウ タカラー14を、その中心軸方向に沿って延びる面で2分割して設ける。 このアウタカラー分割体14A,14Bには、継手フランジ部材13をエキゾ ーストマニホールドに締結するためのボルトの逃げ溝15が夫々複数設けられて いる。
【0012】 かかる構成において、排気管11の接続部の製作工程は、該管体12の端部に 継手フランジ部材13を溶接し、その後、アウタカラー分割体14A,14Bを 夫々管体12外周面に配設して、各アウタカラー分割体14A,14Bの筒部1 4aを管体12外周面にスポット溶接すると共に、拡径部14bを継手フランジ 部材13に溶接する。
【0013】 即ち、かかる構成では、管体12にアウタカラーを嵌挿してセットしておく必 要がないため、管体12と継手フランジ部材13との溶接時に、アウタカラーを スライドする必要がない。 この結果、アウタカラーの後端から管体の曲がり始める点までの直管状部分を 廃止することができ、排気管11のレイアウトの自由度を向上することができる 。
【0014】 尚、以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこ れに限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に 添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正 が可能であるとの点に留意すべきである。 例えば、上記実施例においては、アウタカラー14を、その中心軸方向に沿っ て延びる面で2分割するようにしたが、3分割,4分割・・・と複数に分割して も良い。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、車両用排気管の管体の継手フランジ部材側端部 外周面に嵌合して溶接される筒部と該筒部先端から略円錐形状に拡径形成されて 継手フランジ部材に溶接される拡径部とからなる補強部材を、その中心軸方向に 沿って延びる面で複数に分割したから、アウタカラーの後端から管体の曲がり始 める点までの直管状部分を廃止することができ、排気管のレイアウトの自由度を 向上することができる実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用排気管の接続部構造の一
実施例を示す斜視図
【図2】 従来の車両用排気管の接続部構造を示す正面
【図3】 同上従来例の補強部材の斜視図
【符号の説明】
11 排気管 12 管体 13 継手フランジ部材 14 アウタカラー 14A アウタカラー分割体 14B アウタカラー分割体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体と、該管体の一端部に溶接によって
    排気系通路部品に固着される継手フランジ部材とからな
    り、管体の継手フランジ部材の固着部近傍に曲がり部を
    有する車両用排気管において、管体の継手フランジ部材
    側端部外周面に嵌合して溶接される筒部と該筒部先端か
    ら略円錐形状に拡径形成されて継手フランジ部材に溶接
    される拡径部とからなる補強部材を、その中心軸方向に
    沿って延びる面で複数に分割したことを特徴とする車両
    用排気管の接続部構造。
JP4207992U 1992-06-18 1992-06-18 車両用排気管の接続部構造 Pending JPH064325U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116088U (ja) * 1983-01-28 1984-08-06 株式会社三協精機製作所 手回し回転式あやつり人形
JP2015021443A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 ダイハツ工業株式会社 内燃機関の配管装置
JP2020070745A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 トヨタ自動車株式会社 オイルパイプ
JP2023084858A (ja) * 2021-12-08 2023-06-20 いすゞ自動車株式会社 配管取付構造およびブラケット

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