JP3399228B2 - 排気チューブ - Google Patents

排気チューブ

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JP3399228B2 JP11465096A JP11465096A JP3399228B2 JP 3399228 B2 JP3399228 B2 JP 3399228B2 JP 11465096 A JP11465096 A JP 11465096A JP 11465096 A JP11465096 A JP 11465096A JP 3399228 B2 JP3399228 B2 JP 3399228B2
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勉 今村
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Calsonic Kansei Corp
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Nissan Motor Co Ltd
Calsonic Kansei Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒コンバータに
排気管を接続してなる排気チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の排気系では、排ガスを
浄化するために触媒コンバータが配置されており、従
来、このような排気系として、例えば、実開平2−10
5519号公報に開示されるものが知られている。図3
は、この種の排気系の一部を構成する排気チューブを示
すもので、この排気チューブでは、プリ触媒コンバータ
11に排気管13が接続されている。
【0003】そして、図4に示すように、プリ触媒コン
バータ11の容器本体15の端部15aに接続穴15b
が形成されている。容器本体15は、一対の半割り筒状
部材17を接合してなり、接合部17aが外方に突出さ
れている。容器本体15の端部15aには、補強プレー
ト19が溶接W1により固定され、補強プレート19に
は、接続穴15bに対応する形状の貫通穴19aが形成
されている。
【0004】補強プレート19の貫通穴19aには、排
気管13が挿通され、排気管13の一端が接続穴15b
に嵌挿されている。排気管13の先端には、補強カラー
21が圧入されている。そして、補強プレート19が、
排気管13の外周に溶接W2されている。上述した排気
チューブでは、プリ触媒コンバータ11と排気管13と
の接続は、先ず、プリ触媒コンバータ11の端部15a
に補強プレート19を溶接し、この後、補強カラー21
の圧入された排気管13を補強プレート19の貫通穴1
9aに挿通し、先端をプリ触媒コンバータ11の接続穴
15bに嵌挿し、この状態で、補強プレート19を排気
管13の外周に溶接することにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の排気チューブでは、プリ触媒コンバータ11
の容器本体15が、一対の半割り筒状部材17を接合し
て形成されているため、内部に図示しない触媒担体を収
容すると、一対の半割り筒状部材17が軸長方向にずれ
た状態になることがあり、この場合には、図5に示すよ
うに、一方の半割り筒状部材17の端面17bと補強プ
レート19との間に間隙Lが形成されるという問題が生
じる。
【0006】すなわち、このような間隙Lが形成される
と、容器本体15と補強プレート19との溶接時に、溶
接W1部が接続穴15bの内側に突出し、接続穴15b
への排気管13の挿入が困難になる。
【0007】そこで、従来、溶接時に、溶接熱量を下げ
た状態で溶接W1することが行われているが、この場合
には、溶接W1の溶け込み形状が小さくなり溶接強度が
低下する虞がある。本発明は、かかる従来の問題を解決
するためになされたもので、容器本体と補強プレートと
を確実に溶接することができる排気チューブを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の排気チューブ
は、触媒コンバータの容器本体の端部に、前記端部に形
成される接続穴に対応する形状の貫通穴が形成される補
強プレートを溶接するとともに、前記補強プレートを貫
通して排気管の一端を前記接続穴に嵌挿し、前記補強プ
レートを前記排気管の外周に溶接してなる排気チューブ
において、前記容器本体を、一対の半割り筒状部材を接
合して構成するとともに、前記端部に円筒状の端部を形
成し、前記補強プレートを円環状としかつ、前記補強プ
レートの前記貫通穴の前記容器本体側に、前記容器本体
前記円筒状の端部が嵌挿される環状凹部を形成し、前
記一対の半割り筒状部材の外方に突出する接合部の端面
を前記補強プレートの外側に位置させ、前記容器本体の
外周と前記補強プレートの側面とを溶接してなることを
特徴とする。
【0009】請求項2の排気チューブは、請求項1記載
の排気チューブにおいて、前記触媒コンバータは、主触
媒コンバータの前段に配置されるプリ触媒コンバータで
あることを特徴とする。
【0010】(作用) 請求項1の排気チューブでは、補強プレートの貫通穴の
容器本体側に形成される環状凹部に、容器本体の端部が
嵌挿され、容器本体の外周と補強プレートの側面とが溶
接される。また、容器本体が、一対の半割り筒状部材を
接合して形成され、外方に突出する接合部の端面が補強
プレートの外側に位置される。
【0011】請求項の排気チューブでは、触媒コンバ
ータが、主触媒コンバータの前段に配置されるプリ触媒
コンバータとされる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態について説明する。
【0013】図1は図2の要部の詳細を示しており、図
2は本発明の排気チューブの一実施形態を示している。
図2において符号31は、主触媒コンバータの前段に配
置されるプリ触媒コンバータを示しており、このプリ触
媒コンバータ31には、排気管33が接続されている。
【0014】プリ触媒コンバータ31の容器本体35内
には、図示しない触媒担体が収容されている。この実施
形態では、容器本体35は、一対の半割り筒状部材37
を接合してなり、接合部37aが外方に突出されてい
る。そして、図1に示すように、プリ触媒コンバータ3
1の容器本体35の端部35aは、円筒状に形成され接
続穴35bが形成されている。
【0015】容器本体35の端部35aには、円環状の
補強プレート39が固定されている。この補強プレート
39には、接続穴35bに対応する形状の貫通穴39a
が形成されている。また、補強プレート39の貫通穴3
9aの容器本体35側には、容器本体35の端部35a
が嵌挿される環状凹部39bが形成されている。
【0016】そして、容器本体35の外周と補強プレー
ト39の側面とが溶接W1されている。補強プレート3
9の貫通穴39aには、排気管33が挿通され、排気管
33の先端が、容器本体35の接続穴35bに嵌挿され
ている。
【0017】排気管33の先端には、補強カラー41が
圧入されている。そして、補強プレート39の側面が排
気管33の外周に溶接W2されている。また、この実施
形態では、容器本体35から外方に突出する接合部37
aの端面37bが、補強プレート39の外側に位置さ
れ、補強プレート39の側面に当接されている。
【0018】なお、図1において、接合部37aは、実
際には図4と同様に実線で示されるが、この図1では、
容器本体35の端部35aの形状を明確にするために接
合部37aを二点鎖線で示し、端部35aの形状を実線
で示している。上述した排気チューブでは、プリ触媒コ
ンバータ31と排気管33との接続は、以下述べるよう
にして行われる。
【0019】先ず、プリ触媒コンバータ31の容器本体
35の端部35aが補強プレート39の環状凹部39b
に嵌挿され、容器本体35の外周と補強プレート39の
側面とが溶接W1される。この後、補強カラー41の圧
入された排気管33が補強プレート39の貫通穴39a
に挿通され、排気管33の先端が容器本体35の接続穴
35bに嵌挿される。
【0020】そして、この状態で、補強プレート39の
側面を排気管33の外周に溶接W2することによりプリ
触媒コンバータ31と排気管33とが接続される。以上
のように構成された排気チューブでは、補強プレート3
9の貫通穴39aの容器本体35側に形成される環状凹
部39bに、容器本体35の端部35aを嵌挿し、容器
本体35の外周と補強プレート39の側面とを溶接W1
するようにしたので、容器本体35の端部35aと補強
プレート39の側面との間に間隙が形成されることがな
くなり、容器本体35と補強プレート39とを確実に溶
接W1することができる。
【0021】また、上述した排気チューブでは、容器本
体35から外方に突出する接合部37aの端面37b
を、補強プレート39の外側に位置したので、接合部3
7aが補強プレート39に干渉することがなくなり、容
器本体35の端部35aを補強プレート39の環状凹部
39bに確実に嵌挿することができる。さらに、上述し
た排気チューブでは、プリ触媒コンバータ31と排気管
33とを確実に溶接することができる。
【0022】なお、以上述べた実施形態では、プリ触媒
コンバータ31に本発明を適用した例について述べた
が、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではな
く、主触媒コンバータ等にも同様に適用することができ
る。また、以上述べた実施形態では、容器本体35を一
対の半割り筒状部材37により形成した例について述べ
たが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものでは
なく、容器本体を単なる筒状部材により形成しても良
い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の排気チュ
ーブでは、補強プレートの貫通穴の容器本体側に形成さ
れる環状凹部に、容器本体の端部を嵌挿し、容器本体の
外周と補強プレートの側面とを溶接するようにしたの
で、容器本体の端部と補強プレートの側面との間に間隙
が形成されることがなくなり、容器本体と補強プレート
とを確実に溶接することができる。
【0024】また、容器本体から外方に突出する接合部
の端面を、補強プレートの外側に位置したので、接合部
が補強プレートに干渉することがなくなり、容器本体の
端部を補強プレートの環状凹部に確実に嵌挿することが
できる。請求項の排気チューブでは、プリ触媒コンバ
ータと排気管とを確実に溶接することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のプリ触媒コンバータと排気管との接続部
の詳細を示す断面図である。
【図2】本発明の排気チューブの一実施形態を示す側面
図である。
【図3】従来の排気チューブを示す側面図である。
【図4】図3のプリ触媒コンバータと排気管との接続部
の詳細を示す断面図である。
【図5】図3の容器本体と補強プレートとの間に形成さ
れる間隙を示す断面図である。
【符号の説明】
31 プリ触媒コンバータ 33 排気管 35 容器本体 35a 端部 35b 接続穴 37 半割り筒状部材 37a 接合部 37b 端面 39 補強プレート 39a 貫通穴 39b 環状凹部 W1,W2 溶接
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−27267(JP,A) 特開 平4−164117(JP,A) 実開 平2−105519(JP,U) 実開 平2−52914(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/28 F01N 7/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒コンバータ(31)の容器本体(3
    5)の端部に、前記端部に形成される接続穴(35b)
    に対応する形状の貫通穴(39a)が形成される補強プ
    レート(39)を溶接(W1)するとともに、前記補強
    プレート(39)を貫通して排気管(33)の一端を前
    記接続穴(35b)に嵌挿し、前記補強プレート(3
    9)を前記排気管(33)の外周に溶接(W2)してな
    る排気チューブにおいて、前記容器本体(35)を、一対の半割り筒状部材(3
    7)を接合して構成するとともに、前記端部に円筒状の
    端部(35a)を形成し、 前記補強プレート(39)
    円環状としかつ、前記補強プレート(39)の前記貫通
    穴(39a)の前記容器本体(35)側に、前記容器本
    体(35)の前記円筒状の端部(35a)が嵌挿される
    環状凹部(39b)を形成し、前記一対の半割り筒状部
    材(37)の外方に突出する接合部(37a)の端面
    (37b)を前記補強プレート(39)の外側に位置さ
    せ、前記容器本体(35)の外周と前記補強プレート
    (39)の側面とを溶接(W1)してなることを特徴と
    する排気チューブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の排気チューブにおいて、 前記触媒コンバータは、主触媒コンバータの前段に配置
    されるプリ触媒コンバータ(31)であることを特徴と
    する排気チューブ。
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