JPH08170526A - 排気管に接続されるシェルの端部部材 - Google Patents

排気管に接続されるシェルの端部部材

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JPH08170526A
JPH08170526A JP6312027A JP31202794A JPH08170526A JP H08170526 A JPH08170526 A JP H08170526A JP 6312027 A JP6312027 A JP 6312027A JP 31202794 A JP31202794 A JP 31202794A JP H08170526 A JPH08170526 A JP H08170526A
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JP
Japan
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shell
funnel
end member
shaped body
exhaust pipe
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Application number
JP6312027A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tanabe
貢司 田辺
Hironori Nishioka
裕則 西岡
Toshiaki Kanemitsu
俊明 金光
Kazuyuki Oda
一幸 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanemitsu KK
Original Assignee
Kanemitsu KK
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Publication date
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Publication of JPH08170526A publication Critical patent/JPH08170526A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用排ガス浄化触媒コンバータのシェル
の端部部材において、シェル胴部との結合部の形状を提
案する。 【構成】 排気管に接続される環状フランジ部2と、こ
のフランジ部2の内周部から先拡がり状に延出したロー
ト状胴部5とを備える端部部材1において、ロート状胴
部5の先端部の結合部4が、シェル胴部114を嵌合可
能な環状の突片部42とその突片部42に嵌合したシェ
ル胴部114の端面を突き合わせる段付面43とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気管に接続して排ガ
ス浄化触媒を装填すること等に用いられるシェルの端部
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】図13及び図14に公知の自動車用排ガ
ス浄化触媒コンバータを示してある。このコンバータ
は、ハニカム構造等の排ガス浄化触媒(セラミック触
媒、金属触媒、その他の各種触媒)Cを装填したインナ
ーシェル101とその周囲を取り囲むアウターシェル1
02を有し、インナーシェル101の端窄まり状のロー
ト状胴部103,104のそれぞれに端部部材105,
106が設けられており、これらの端部部材105,1
06を利用して排気管の中途部にこのコンバータを着脱
できるようになっている。
【0003】図14のように、従来の端部部材105
は、一側が拡径された筒状の接続部品107に、フラン
ジ部108とそのフランジ部108の内周部から延び出
た先窄まり状の壁部109とを有するフランジ110を
嵌め込んで上記壁部109と接続部品107を溶接11
1で接合することにより製作されていた。そして、この
端部部材105は、その接続部品107を上記インナー
シェル101のロート状胴部103に嵌め込んで両者を
溶接112で接合することによりインナーシェル101
に結合されていた。なお、図13において、113は、
フランジ部108を排気管(不図示)側のフランジに結
合することに用いられるスタッドボルト(不図示)の取
付孔である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記コンバータを排気
管の中途部に装着した場合には、従来例として上述した
端部部材105の溶接111,112による接合箇所に
衝撃や振動、熱等に起因する応力が集中しやすく、それ
らの接合箇所が強度面での弱点となって場合によっては
接合箇所に亀裂や破損の起こることがあった。
【0005】本発明は以上の事情のもとでなされたもの
であり、その目的は、上述したインナーシェル101の
ロート状胴部103を端部部材側に具備させると共に、
その傾斜部材とフランジ部とを応力吸収作用を発揮する
形状を持つ部分で一体に連設することによって、強度面
での弱点となる溶接による接合箇所を端部部材から無く
することを基本として、そのような端部部材におけるシ
ェル胴部との結合部の種々の形状を提案することを目的
とする。
【0006】本発明の他の目的は、上記したロート状胴
部を端部部材側に具備させることによって、シェルの構
造を簡単にすることのできるシェルの端部部材を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
る排気管に接続されるシェルの端部部材は、排気管に接
続される環状フランジ部と、このフランジ部の内周部か
ら先拡がり状に延出したロート状胴部とを備え、ロート
状胴部の先端部に具備されたシェルの胴部との結合部
が、ロート状胴部の軸心に直交する方向に折り曲げられ
た環状の張出部により構成されていることを特徴とす
る。
【0008】請求項2に係る発明による排気管に接続さ
れるシェルの端部部材は、排気管に接続される環状フラ
ンジ部と、このフランジ部の内周部から先拡がり状に延
出したロート状胴部とを備え、ロート状胴部の先端部に
具備されたシェルの胴部との結合部が、シェルの胴部を
外嵌合可能な環状の突片部とその突片部に外嵌合された
上記胴部の端面が突き合わされる段付面とを備えること
を特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明による排気管に接続さ
れるシェルの端部部材は、排気管に接続される環状フラ
ンジ部と、このフランジ部の内周部から先拡がり状に延
出したロート状胴部とを備え、ロート状胴部の先端部に
具備されたシェルの胴部との結合部が、シェルの胴部を
内嵌合可能な環状の突片部を備えることを特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明による排気管に接続さ
れるシェルの端部部材は、排気管に接続される環状フラ
ンジ部と、このフランジ部の内周部から先拡がり状に延
出したロート状胴部とを備え、ロート状胴部の先端部に
具備されたシェルの胴部との結合部が、シェルの胴部を
内嵌合可能な環状の突片部とその突片部に内嵌合された
上記胴部の端面が突き合わされる段付面とを備えること
を特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1〜請求項4に係る各発明によると、当
該端部部材に加わる衝撃や振動、熱等に起因する力が、
環状フランジ部とロート状胴部との連設部分によって吸
収される。また、フランジ部とロート状胴部とが一体に
なっていることにより、当該端部部材に溶接による接合
箇所が存在しなくなり、同時に、シェル側にロート状胴
部を設ける必要がなくなる。
【0012】そして、請求項1に係る発明によると、結
合部を構成している環状の張出部にシェルの胴部を突き
合わせてその突合せ箇所を溶接で接合することが可能で
ある。
【0013】請求項2に係る発明によると、結合部の突
片部にシェルの胴部を外嵌合すると共に段付面にシェル
の胴部を突き合わせることによってその結合部とシェル
の胴部とが位置決めされる。従って、そのように位置決
めされたシェルの胴部を結合部に溶接で接合することが
可能である。
【0014】請求項3に係る発明によると、結合部の突
片部にシェルの胴部を内嵌合すると共に、その突片部に
対するロート状胴部の連設箇所にシェルの胴部を突き合
わせることによってその結合部とシェルの胴部とが位置
決めされる。従って、そのように位置決めされたシェル
の胴部を結合部に溶接で接合することが可能である。
【0015】請求項4に係る発明によると、結合部の突
片部にシェルの胴部を内嵌合すると共に段付面にシェル
の胴部を突き合わせることによってその結合部とシェル
の胴部とが位置決めされる。従って、そのように位置決
めされたシェルの胴部を結合部に溶接で接合することが
可能である。
【0016】
【実施例】図1は環状フランジ部2とその内周部から先
拡がり状に延出したロート状胴部5とを備えた粗成形部
材1’と、その粗成形部材1’のロート状胴部5の先端
部に種々の形状の結合部4を形成した4種類の端部部材
1を示す説明図である。同図において、(I)の端部部
材1は請求項1に係る発明の実施例に相当するもので、
結合部4が、ロート状胴部5の軸心に直交する方向に折
り曲げられた環状の張出部41により構成されている。
(II)の端部部材1は請求項2に係る発明の実施例に
相当するもので、結合部4が突片部42とその突片部4
2の基部で外側に張り出した段付面43とでなる。(I
II)の端部部材1は請求項3に係る発明の実施例に相
当するもので、結合部4が、環状の突片部44を備えて
いる。(IV)の端部部材1は請求項4に係る発明の実
施例に相当するもので、結合部4が、突片部45とその
突片部45の内側に張り出した段付面46とでなる。
【0017】図2に上記粗成形部材1’の成形方法を原
理的に示してある。同図のように、この成形方法の原理
は、排気管に接続される環状フランジ部2の内周部から
そのフランジ部2の軸心方向に筒部11が突き出された
形状のフランジ付き筒体Aを用い、その筒体Aの筒部1
1を先拡がり状に拡径する成形工程を含むものであっ
て、筒部11を先拡がり状に拡径することによってロー
ト状胴部5が成形されて粗成形部材1が得られる。
【0018】図3に上記粗成形部材1’の他の成形方法
を原理的に示してある。この成形方法は、口径の異なる
2種類のパイプ材などでなる筒材A’’,A’’’を絞
り成形或いは拡径成形するという方法である。即ち、同
図の上段に示した口径の大きなパイプ材を筒材A’’と
して用いる場合は、その軸心方向中間部を絞り込むこと
によってその絞り箇所14の両側にそれぞれ先拡がり状
の胴体部12,13を成形した後(中段)、一方の胴体
部12をその軸心と直交する方向に拡げて排気管に接続
される環状のフランジ部2を成形すると共に、他方の胴
体部13をロート状胴部5とする(下段)成形工程を含
むものであって、フランジ部2とロート状胴部5とは湾
曲状の曲り部3を介して一体に連設されたものとなる。
また、同図の右段に示した口径の小さなパイプ材を筒材
A’’’として用いる場合は、その軸心方向中間部の所
定箇所14’を挾む両側部分のそれぞれを先拡がり状に
拡径して2つの胴体部12,13を成形した後(中
段)、一方の胴体部12をその軸心と直交する方向に拡
げて排気管に接続される環状のフランジ部2を成形する
と共に、他方の胴体部13をロート状胴部5とする(下
段)成形工程を含むものであって、フランジ部2とロー
ト状胴部5とは湾曲状の曲り部3を介して一体に連設さ
れたものとなる。
【0019】図4は図1(I)で説明的に示した端部部
材1をシェル胴部114に結合した場合の要部断面図、
図5はその端部部材1の正面図である。
【0020】端部部材1は、排気管(不図示)に接続さ
れるフランジ部2と、このフランジ部2の内周部に一体
に具備された切断面形状が湾曲状の曲り部3と、この曲
り部3から先拡がり状に延出し先端部がシェルの胴部1
14との結合部4となされたロート状胴部5とを備えて
おり、これらのフランジ部2、曲り部3及びロート状胴
部5とによってその基本形状が形作られている。そし
て、具体的には、ロート状胴部5が外側に少し張り出し
た球面状に形成されていると共に、上記フランジ部2に
は、その外周部に環状のリブ6、周方向の適所に開設さ
れたボルト取付孔(挿通孔)7、内周部に形成されたパ
ッキン収容用の環状凹部8等が設けられている。この端
部部材1において、上記曲り部3は外面3aが軸心方向
において略弧状に湾曲しているが、内面3bは軸心方向
においてまっすぐな平坦面になっており、また、曲り部
3とフランジ部2やロート状胴部5との連設箇所には角
張った部分が存在しない。
【0021】この端部部材1は、シェル胴部114の端
部を張出部41に突き合わせてその突合せ箇所を溶接5
1で接合することによりシェル胴部114と結合されて
一体化される。この場合において、シェル側にロート状
胴部を設けておく必要はない。なお、この端部部材1
は、環状凹部8に収容したパッキン(不図示)をフラン
ジ部2と図示していない排気管側のフランジ部との間に
挾んで締結ボルトなどの止具(不図示)でそれらのフラ
ンジ部同士を結合することにより排気管(不図示)の中
途部に装着される。
【0022】また、上記端部部材1によると、当該端部
部材1に加わる衝撃や振動、熱等に起因する力が、環状
フランジ部2とロート状胴部5との間の湾曲状の曲り部
3で分散されると共に、その曲り部3によってうまく吸
収されるので、応力集中に伴う亀裂や割れの発生するお
それがすくない。また、この端部部材1はステンレス
製、鋼板製或いは鉄板製で製作することができるもので
あるが、その厚さが3mm程度であったとしても、リブ
6がフランジ部2の曲り剛性を高めることに役立つの
で、フランジ部2の熱変形や衝撃・振動による変形がリ
ブ6によって防止される。
【0023】図6は図1(II)で説明的に示した端部
部材1をシェル胴部114に結合した場合の要部断面図
である。この端部部材1においては、シェル胴部114
の端部を突片部42に内嵌合してその端面を段付面43
に突き合わせ、突片部42とシェル胴部114の端部と
の嵌合箇所を溶接52で接合することによりシェル胴部
114と結合されて一体化される。この場合において、
シェル胴部114の端部と突片部42との嵌合及びシェ
ル胴部114の端面と段付面43との突合せによってシ
ェル胴部114と端部部材1の結合部4とが確実に位置
決めされ、そのように確実に位置決めされた箇所に溶接
52を施すことができるので、溶接52による接合を確
実に行うことができる。
【0024】図7は図1(III)で説明的に示した端
部部材1をシェル胴部114に結合した場合の要部断面
図である。この端部部材1においては、シェル胴部11
4の端部を突片部44に内嵌合してその嵌合箇所を溶接
53で接合することによりシェル胴部114と結合され
て一体化される。この場合において、シェル胴部114
の端部と突片部44との嵌合及びシェル胴部114の端
面とロート状胴部5における突片部44との連設箇所4
9との突合せによってシェル胴部114と端部部材1の
結合部4とが確実に位置決めされ、そのように確実に位
置決めされた箇所に溶接53を施すことができるので、
溶接53による接合を確実に行うことができる。
【0025】図8は図1(IV)で説明的に示した端部
部材1をシェル胴部114に結合した場合の要部断面図
である。この端部部材1においては、シェル胴部114
の端部を突片部45に内嵌合してその端面を段付面46
に突き合わせ、突片部45とシェル胴部114の端部と
の嵌合箇所を溶接54で接合することによりシェル胴部
114と結合されて一体化される。この場合において、
シェル胴部114の端部と突片部45との嵌合及びシェ
ル胴部114の端面と段付面46との突合せによってシ
ェル胴部114と端部部材1の結合部4とが確実に位置
決めされ、そのように確実に位置決めされた箇所に溶接
54を施すことができるので、溶接54による接合を確
実に行うことができる。
【0026】なお、図6〜図8の各端部部材1におい
て、ロート状胴部5が外側に少し張り出した球面状に形
成されている点、フランジ部2にリブ6やボルト取付孔
(挿通孔)7やパッキン収容用の環状凹部8等が設けら
れている点、曲り部3の外面3aや内面3bの形状等に
ついては図4で説明したところと同様であり、また、シ
ェル側にロート状胴部を設けておく必要がない点、端部
部材1が衝撃や振動、熱等に起因する力を吸収する機能
を有する点等については図4で説明したところと同様で
ある。
【0027】次に、粗成形部材1’を用いて図1(I)
(II)(III)(IV)に示した結合部4の原理的
な成形方法を略述する。
【0028】図9は図1(I)に示した結合部4のロー
ル加工による形成方法を示す説明図である。15は回転
下型、16は回転上型、17はロール状回転型である。
回転下型15と回転上型16との間にセットした粗成形
部材のロート状胴部5の先端部をロール状回転型17で
横から押すことにより、回転上型16に具備された張出
部成形面16aとロール状回転型17に具備された張出
部成形面17aとによって結合部4としての張出部41
を成形する。
【0029】図10は図1(II)に示した結合部4の
ロール加工による形成方法を示す説明図である。18は
回転下型、19は回転上型、20,21,22,23は
ロール状回転型である。図10上段に示したように回転
下型18と回転上型19との間にセットした粗成形部材
のロート状胴部5の先端部をロール状回転型20,22
で横から押すことによりロート状胴部5の先端部に第1
段階のロール曲げ加工を施し、続いて同図下段に示した
ようにロート状胴部5の先端部をロール状回転型21,
23で横から押すことによりロート状胴部5の先端部に
第2段階のロール曲げ加工を施し、結合部4としての突
片部42と段付面43とを形成する。
【0030】図11は図1(III)に示した結合部4
の形成方法を示す説明図である。24は回転下型、25
は回転上型、26,27はロール状回転型である。回転
下型24と回転上型25との間にセットした粗成形部材
のロート状胴部5の先端部をロール状回転型26,27
で横から押すことによりロート状胴部5の先端部に結合
部4としての突片部44を形成する。
【0031】図12は図1(IV)に示した結合部4の
形成方法を示す説明図である。28は回転下型、29は
回転上型、30,31はロール状回転型である。図12
上段に示したように回転下型28と回転上型29との間
にセットした粗成形部材のロート状胴部5の先端部をロ
ール状回転型30で横から押すことによりロート状胴部
5の先端部に第1段階のロール曲げ加工を施し、続いて
同図下段に示したようにロート状胴部5の先端部をロー
ル状回転型30,31で横から押すことによりロート状
胴部5の先端部に第2段階のロール曲げ加工を施し、結
合部4としての突片部45と段付面46とを形成する。
【0032】以上説明した実施例において、フランジ部
2は円形の環状であっても楕円形の環状であっても、さ
らには図13に現れているような形状であってもよい。
また、筒部11についても円筒状であっても楕円筒状で
あってもよい。また、本発明は自動車用消音器のシェル
の端部部材などのように、実施例で説明した自動車用排
ガス浄化触媒コンバータのシェルの端部部材と類似形状
の端部部材についても適用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4のいずれかに記載の発明によると、端部部材自体に溶
接箇所がなくなるので、溶接箇所に衝撃や振動、熱等に
起因する力が集中して亀裂や破損を起こすといったおそ
れがなくなる。また、シェル側にロート状胴部を具備さ
せる必要がなくなり、シェル胴部を筒形という単純な形
状に構成することができるようになる。さらに、端部部
材を1つの部材だけで構成できるようになり、従来のよ
うに接続部品107とフランジ部材109とで端部部材
を組み立てるという複雑な組立工程が不要になる。
【0034】また、シェル胴部に対して溶接で接合する
ことができ、特に請求項2、請求項3、請求項4のいず
れかに記載の端部部材では、シェル胴部をその結合部に
位置決めした状態で溶接を行うことができるので確実な
溶接を施すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロート状胴部の先端部に異なる形状の結合部を
形成した4種類の端部部材を示す説明図である。
【図2】粗成形部材の成形方法を原理的に示した説明図
である。
【図3】粗成形部材の他の成形方法を原理的に示した説
明図である。
【図4】図1(I)で説明的に示した端部部材をシェル
胴部に結合した場合の要部断面図である。
【図5】図4の端部部材の正面図である。
【図6】図1(II)で説明的に示した端部部材をシェ
ル胴部に結合した場合の要部断面図である。
【図7】図1(III)で説明的に示した端部部材をシ
ェル胴部に結合した場合の要部断面図である。
【図8】図1(IV)で説明的に示した端部部材をシェ
ル胴部に結合した場合の要部断面図である。
【図9】図1(I)に示した結合部の形成方法を示す説
明図である。
【図10】図1(II)に示した結合部の形成方法を示
す説明図である。
【図11】図1(III)に示した結合部の形成方法を
示す説明図である。
【図12】図1(IV)に示した結合部の形成方法を示
す説明図である。
【図13】従来の端部部材を用いた自動車用排ガス浄化
触媒コンバータの正面図である。
【図14】図13のXIV−XIV線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
1 端部部材 2 フランジ部 5 ロート状胴部 4 結合部 41 張出部 42,44,45 突片部 43,46 段付面 114 シェル胴部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管に接続される環状フランジ部と、
    このフランジ部の内周部から先拡がり状に延出したロー
    ト状胴部とを備え、ロート状胴部の先端部に具備された
    シェルの胴部との結合部が、ロート状胴部の軸心に直交
    する方向に折り曲げられた環状の張出部により構成され
    ていることを特徴とする排気管に接続されるシェルの端
    部部材。
  2. 【請求項2】 排気管に接続される環状フランジ部と、
    このフランジ部の内周部から先拡がり状に延出したロー
    ト状胴部とを備え、ロート状胴部の先端部に具備された
    シェルの胴部との結合部が、シェルの胴部を外嵌合可能
    な環状の突片部とその突片部に外嵌合された上記胴部の
    端面が突き合わされる段付面とを備えることを特徴とす
    る排気管に接続されるシェルの端部部材。
  3. 【請求項3】 排気管に接続される環状フランジ部と、
    このフランジ部の内周部から先拡がり状に延出したロー
    ト状胴部とを備え、ロート状胴部の先端部に具備された
    シェルの胴部との結合部が、シェルの胴部を内嵌合可能
    な環状の突片部を備えることを特徴とする排気管に接続
    されるシェルの端部部材。
  4. 【請求項4】 排気管に接続される環状フランジ部と、
    このフランジ部の内周部から先拡がり状に延出したロー
    ト状胴部とを備え、ロート状胴部の先端部に具備された
    シェルの胴部との結合部が、シェルの胴部を内嵌合可能
    な環状の突片部とその突片部に内嵌合された上記胴部の
    端面が突き合わされる段付面とを備えることを特徴とす
    る排気管に接続されるシェルの端部部材。
JP6312027A 1994-12-15 1994-12-15 排気管に接続されるシェルの端部部材 Pending JPH08170526A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1035305A1 (de) * 1999-03-08 2000-09-13 Delphi Technologies, Inc. Endstück für einen Katalysator
KR20010068180A (ko) * 2000-04-17 2001-07-23 배길훈 자동차용 촉매변환기
JP2003531333A (ja) * 2000-04-14 2003-10-21 エミテク・ゲゼルシャフト・フュール・エミシオーンテクノロギー・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング スリーブおよび短くされた筒状ジャケットを備える触媒支持体

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JPS52111U (ja) * 1975-06-20 1977-01-05

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