JPH064291U - 開口枠 - Google Patents

開口枠

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JPH064291U
JPH064291U JP4903992U JP4903992U JPH064291U JP H064291 U JPH064291 U JP H064291U JP 4903992 U JP4903992 U JP 4903992U JP 4903992 U JP4903992 U JP 4903992U JP H064291 U JPH064291 U JP H064291U
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JP
Japan
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frame
opening
horizontal frame
vertical
wall panel
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Withdrawn
Application number
JP4903992U
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English (en)
Inventor
孝信 小林
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH064291U publication Critical patent/JPH064291U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工現場において枠間寸法の調整を容易に行
うことができるようにして、現場作業の省力化を図るこ
とができる開口枠を提供する。 【構成】 開口部200が画成された壁パネル100、
110の開口部縦縁部に沿って取り付けられる縦枠3
0、31とこの縦枠30、31の端部にその端部が接合
されて前記壁パネル100、110の開口部横縁部に沿
って取り付けられる横枠10とを備え、前記横枠10を
ほぼ中央で分割し、前記分割部の一方の端部に、中央部
分を長さ方向に突出させた挿入部12を設け、前記分割
部の他方の端部に、前記挿入部12に相応した形状の前
記挿入部12受入れ用の凹部22を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドア等の開口部に組み付けられる開口枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の開口枠が取り付けられた状態を示す斜視図である。
【0003】 符号100は住宅の床部等に立て付けられた壁パネルであり、壁パネル100 、100が所定間隔だけ隔てて立て付けされ、その間の上部に小壁パネル110 が取り付けられて、ドア等の開口部200が形成されている。
【0004】 そして、この開口部200の周縁部に開口枠80が取り付けられている。
【0005】 開口枠80は、両側の壁パネル100の開口部側端部に取り付けられた縦枠8 1の上端部に、小壁パネル110の下端部に取り付けられた横枠82の端部を接 合した構成になっている。
【0006】 ところで、木質系の壁パネル100、小壁パネル110には湿気や温度等によ って上下、左右に撓みや歪みが発生し、開口部200の寸法が設計された寸法か らずれることが多い。
【0007】 したがって、このような場合には、予め決められた寸法の縦枠81や横枠82 を開口部200に取り付けると、縦枠81や横枠82との間に空隙が生じ、この 空隙を介して壁パネル100、小壁パネル110の向こう側が見えてしまい、見 栄えが悪い。
【0008】 そこで、従来は、図8に示すように、壁パネル100や小壁パネル110と組 み付けた縦枠81や横枠82との間に、調整材90を入れて調整していた。
【0009】 また、開口部200の変形量が大きい場合には、施工現場で、縦枠81と横枠 82とを変形した開口部200の縦寸法と横寸法とに合わせて作り直したり、又 はコーキング処理をして空隙を隠していた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の開口枠80の寸法調整では、壁パネル100や 小壁パネル110と組み付けた縦枠81や横枠82との間に、調整材90を入れ て調整しなければならず、それに要する手間が面倒で、作業に時間がかかるとい う問題があった。
【0011】 また、縦枠81や横枠82縦枠81と横枠82とを変形した開口部200の縦 寸法と横寸法とに合わせて作り直したり、コーキング処理作業をする場合にも同 様に、施工現場における寸法調整作業が煩雑なものとなっていた。
【0012】 本考案の開口枠は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、 施工現場において枠間寸法の調整を容易に行うことができるようにして、現場作 業の省力化を図ることができる開口枠を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の考案は、 開口部が画成された壁パネルの開口部縦縁部に沿って取り付けられる縦枠と、 この縦枠の端部にその端部が接合されて前記壁パネルの開口部横縁部に沿って 取り付けられる横枠とを備える開口枠において、 前記横枠をほぼ中央で分割し、 前記分割部の一方の端部に、中央部分を長さ方向に突出させた挿入部を設け、 前記分割部の他方の端部に、前記挿入部に相応した形状の前記挿入部受入れ用 の凹部を設けたことを特徴としている。
【0014】 また請求項2の考案は、 請求項1において、 前記横枠を構成する両分割部と両縦枠とを予め連結固定すると共に、 前記両分割部同士を横枠の裏面に取付けた支持体を介して長さ方向にスライド 可能に連結したことを特徴とする。
【0015】
【作用】
前記構成の請求項1の考案においては、 開口部が設計された寸法と異なっている場合には、施工現場において、横枠分 割部の一方の端部に設けられた挿入部を他方の端部に設けられた挿入部受入れ用 の凹部に挿入する際、開口部の実際の寸法に合わせて挿入部の挿入深さを調整す ることにより、空隙を発生させることなく、容易に縦枠と横枠とを壁パネルの開 口部側縦縁部と開口部側横縁部とに取り付けることができる。
【0016】 また、請求項2の考案においては、縦枠及び横枠を予め組立て、開口部にあて がった状態で支持体を介し横枠をスライドさせて開口部の寸法にあわせることが でき、より一層取り付けが容易となる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0018】 図1は本実施例の第一実施例に係る開口枠を示す。
【0019】 開口枠1において、符号10は開口部200を画成する小壁パネル110(二 点鎖線)の下縁部に取り付けられる横枠であり、この横枠10はほぼ中央部で分 割され、両分割部としての雄型横枠11と雌型横枠21とを組み合わせた構造に なっている。
【0020】 図2に示すように、雄型横枠11の分割端部には、分割端部両隅がL字状に切 り欠かかれて、中央部分が長さ方向に突出する挿入部12が形成されている。
【0021】 また、この雄型横枠11の下面中央には、図3に示すように、長さ方向に沿っ て溝13が切り欠き形成されており、この溝13には、微調整用のネジ14が装 着されている。
【0022】 ネジ14は雄型横枠11の上面位置に幅広の係止部15を有しており、これに よりネジ回転時にネジ14自体が雄型横枠11に対して移動しないようになって いる。
【0023】 一方、雌型横枠21には、図2に示すように、その分割端部中央部がコ字状に 切り欠かれて、雄型横枠11の挿入部12に相応した挿入部12受入れ用の凹部 22が形成され、両側には相対向して長さ方向に突出する一対の突出片23、2 3が位置する。
【0024】 この雌型横枠21にも、その下面中央に雄型横枠11の溝13と同様の溝24 が形成され、微調整用のネジ14と同様のネジが装着されている。
【0025】 ここで、図1における符号30、31は開口部200を画成する壁パネル10 0(二点鎖線)の縦縁部に沿って取り付けられる縦枠であり、縦枠30、31の 上端部は各々、雄型横枠11の端部、雌型横枠21の端部に接合されている。
【0026】 また、これら縦枠30、31にも、長さ方向に沿った溝32、33が各々の表 面中央に形成され、横枠10のネジ14と同様の微調整用のネジ34が装着され ている。
【0027】 次ぎに、本実施例に係る開口枠1の取り付け状態について説明する。
【0028】 工場において、分割状態で開口枠1が作られる。
【0029】 すなわち、雄型横枠11と縦枠30とを接合したL字状の枠体と、雌型横枠2 1と縦枠31とを接合したL字状の枠体とが各々工場で製造され、施工現場まで 運ばれる。
【0030】 そして、施工現場において、雄型横枠11の挿入部12が雌型横枠21の凹部 22に挿入されて、門型の開口枠1が組み立てられ、この組み立てられた開口枠 1が開口部200に嵌め込まれる。
【0031】 次いで、縦枠30、31の裏面が各々壁パネル100の縦縁面に当てられた状 態で、縦枠30、31が溝32、33内からネジ34にて締め付け固定されると 共に、横枠10の上面が小壁パネル110の下面に当てられた状態で、雄型横枠 11と雌型横枠21とが各々、小壁パネル110の下面に溝13、24内よりネ ジ14、14にて締め付け固定される。
【0032】 このとき、小壁パネル110と壁パネル100とに変形が生じていない場合に は、図1に示すように、雄型横枠11の挿入部12が雌型横枠21の突出片23 、23間の凹部22に隙間なく完全に挿入される。
【0033】 これに対して、小壁パネル110と壁パネル100とが僅かに痩せ、各々が図 1に示す矢印A、B方向に歪んで、開口部200が設計寸法より僅かに大きくな っている場合には、図3の矢印で示すように、横枠10、縦枠30、31が小壁 パネル110、壁パネル100側に僅かに変位し、開口枠1の大きさが変形後の 開口部200の大きさに追従する。
【0034】 また、壁パネル100とがかなり痩せ、壁パネル100が図1に示す矢印B方 向に歪んで、開口部200幅が設計寸法よりかなり大きくなっている場合には、 横枠10の分割端部において、図4に示すように、壁パネル100の歪み量だけ 雄型横枠11の挿入部12の挿入深さが浅くなった状態で、挿入部12が雌型横 枠21の突出片23、23間の凹部22に挿入される。
【0035】 したがって、図4の矢印C方向から見て挿入部12と突出片23とが重なった 状態になって、開口部200の空隙を吸収するので、雄型横枠11と雌型横枠2 1との分割部位に貫通した隙間が発生せず、見栄えが良い。
【0036】 なお、ネジ14、34によって垂直度と水平度の微調整も行う。
【0037】 また、コーキング処理が必要な場合にも小さな隙間35、36に少量の詰め物 をするだけで済むので、最少限のコーキング処理で済む。
【0038】 このように、本実施例の開口枠1を使用すれば、前述した従来の開口枠80の ように、施工現場で縦枠と横枠とを作り直したり、多くのコーキング処理作業を する必要がなく、開口部200の変形量が大きい場合でも、横枠10方向の寸法 調整を容易に行うことができるので、現場作業の省力化を図ることができる。
【0039】 図5は本考案の第二実施例に係る開口枠の要部を示す。
【0040】 本実施例の開口枠は、横枠40の雌型横枠42の凹部44が上壁45と下壁4 6を有する穴状に形成され、雄型横枠41の挿入部43がこの凹部44の穴形状 に対応した形状に形成されている点が第一実施例と異なる。
【0041】 これにより、施工現場において、雄型横枠41の挿入部43が雌型横枠42の 凹部44に挿入されると、挿入部43の上下動が凹部44の上壁45と下壁46 とによって阻止されるので、門型の開口枠を開口部200に嵌め込むときに、挿 入部43が凹部44から上下方向にずれて外れることはない。
【0042】 その他の構成、作用、効果については第一実施例の開口枠と同様であるので、 その記載は省略する。
【0043】 図6は本考案の第三実施例に係る開口枠の要部を示す。
【0044】 本実施例の開口枠は、前記第一実施例の雄型横枠11端部と雌型横枠21端部 に、板金状の支持体50が取り付けられて、雄型横枠11端部と雌型横枠21端 部との接合状態が維持されるようになっている点が第一実施例と異なる。
【0045】 具体的には、この支持体50は、雄型横枠11端部においてネジ51止め固定 され、雌型横枠21端部において長孔52を介してビス53止めされて、雄型横 枠11が長さ方向に長孔52の長さだけスライドして移動できるようになってお り、これにより、挿入部12の凹部22に対する挿入深さが調整できるようにな っている。
【0046】 このような構成により、門型の開口枠を工場で作り、施工現場で開口部200 に嵌め込むだけで、開口枠を開口部200に容易に取り付けることができるので 、施工現場における作業を一層省力化することができる。
【0047】 また、施工現場において、雄型横枠11端部と雌型横枠21端部とが支持体5 0によって接合されているので、門型の開口枠を開口部200に嵌め込むときに 、挿入部43が凹部44から上下及び長さ方向にずれて外れることはない。
【0048】 その他の構成、作用、効果については第一実施例の開口枠と同様であるので、 その記載は省略する。
【0049】 なお、本実施例の支持体50を用いて、前記第二実施例に係る開口枠の雄型横 枠41端部と雌型横枠42端部とを支持することができることは勿論である。
【0050】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の開口枠においては、 施工現場において、横枠分割部の一方の端部に設けられた挿入部を他方の端部 に設けられた挿入部受入れ用の凹部に挿入する際、開口部の実際の寸法に合わせ て挿入部の挿入深さを調整することができるので、枠間に空隙を発生させること なく、容易に縦枠と横枠とを壁パネルの開口部側縦縁部と開口部側横縁部とに取 り付けることができ、その結果、施工現場における作業の省力化を図ることがで きる。
【0051】 また、コーキング処理が必要な場合にも最少限で済み、建築作業のコストダウ ンを図ることができる、 という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る開口枠を示す斜視図で
ある。
【図2】開口枠の要部を示す斜視図である。
【図3】横枠に装着されたネジの構造を示す断面図であ
る。
【図4】壁パネルに歪みが生じたときの挿入部と凹部と
の挿入状態を示す斜視図である。
【図5】本考案の第二実施例に係る開口枠の要部を示す
斜視図である。
【図6】本考案の第三実施例に係る開口枠の要部を示す
斜視図である。
【図7】従来の開口枠を示す斜視図である。
【図8】図7の開口枠における調整構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 開口枠 10、40 横枠 11、41 雄型横枠 12、43 挿入部 13、24、32、33 溝 14、34、51 ネジ 21、42 雌型横枠 22、44 凹部 30、31 縦枠 50 支持体 52 長孔 53 ビス 100 壁パネル 110 小壁パネル 200 開口部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部が画成された壁パネルの開口部縦
    縁部に沿って取り付けられる縦枠と、 この縦枠の端部にその端部が接合されて前記壁パネルの
    開口部横縁部に沿って取り付けられる横枠とを備える開
    口枠において、 前記横枠をほぼ中央で分割し、 前記分割部の一方の端部に、中央部分を長さ方向に突出
    させた挿入部を設け、 前記分割部の他方の端部に、前記挿入部に相応した形状
    の前記挿入−受入れ用の凹部を設けたことを特徴とする
    開口枠。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記横枠を構成する両分割部と両縦枠とを予め連結固定
    すると共に、 前記両分割部同士を横枠の裏面に取付けた支持体を介し
    て長さ方向にスライド可能に連結したことを特徴とする
    開口枠。
JP4903992U 1992-06-18 1992-06-18 開口枠 Withdrawn JPH064291U (ja)

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JP4903992U JPH064291U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 開口枠

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JP4903992U JPH064291U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 開口枠

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JPH064291U true JPH064291U (ja) 1994-01-21

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ID=12819948

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JP4903992U Withdrawn JPH064291U (ja) 1992-06-18 1992-06-18 開口枠

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003