JPH068674U - 開口枠 - Google Patents

開口枠

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Publication number
JPH068674U
JPH068674U JP5382192U JP5382192U JPH068674U JP H068674 U JPH068674 U JP H068674U JP 5382192 U JP5382192 U JP 5382192U JP 5382192 U JP5382192 U JP 5382192U JP H068674 U JPH068674 U JP H068674U
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
opening
wall panel
vertical frame
vertical
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5382192U
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English (en)
Inventor
洋美 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Publication of JPH068674U publication Critical patent/JPH068674U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工現場において縦枠と横枠との寸法調整を
容易に行うことができるようにして、現場作業の省力化
を図ることができる開口枠を提供する。 【構成】 開口部200が画成された壁パネル100の
開口部側縦縁部に沿って取り付けられる縦枠20と、こ
の縦枠20の端部に端部が接合されて壁パネル110の
開口部側横縁部に取り付けられる横枠10とを備え、横
枠10端部に、中央部分を長さ方向に突出した挿入部1
3を設け、縦枠20端部に、幅方向両側を相対向させて
長さ方向に突出させた一対の突出片23を形成し、その
間に挿入部13の幅に相応した幅の挿入分13受け入れ
用の凹部23aを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドア等の開口部に組み付けられる開口枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の開口枠が取り付けられた状態を示す斜視図である。
【0003】 符号100は住宅の床部等に立て付けられた壁パネルであり、壁パネル100 、100が所定間隔だけ隔てて立て付けされ、その間の上部に小壁パネル110 が取付けられて、ドア等の開口部200が形成されている。
【0004】 そして、この開口200の周縁部に開口枠50が取り付けられている。
【0005】 開口枠50は、両側の壁パネル100の開口部側端部に取り付けられた縦枠5 1の上端部に、小壁パネル110の下端部に取り付けられた横枠52の端部を接 合した構成になっている。
【0006】 ところで、木質系の壁パネル100、110には湿気や温度等によって上下、 左右に撓みや歪みが発生し、開口部200の寸法が設計された寸法からずれるこ とが多い。
【0007】 したがって、このような場合には、予め決められた寸法の縦枠51や横枠52 を開口部200に取り付けると、壁パネル100、110と縦枠51や横枠52 との間に空隙が生じ、この空隙を介して壁パネル100、110の向こう側が見 えてしまい、見栄えが悪い。
【0008】 そこで、従来は、図7に示すように、壁パネル100や小壁パネル110と組 み付けた縦枠51や横枠52との間に、調整材60を入れて調整していた。
【0009】 また、開口部200の変形量が大きい場合には、施工現場で、縦枠51と横枠 52とを変形した開口部200の縦寸法と横寸法とに合わせて作り直したり、又 はコーキング処理をしていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の開口枠50の寸法調整では、壁パネル100や 小壁パネル110と組み付けた縦枠51や横枠52との間に、調整材60を入れ て調整しなければならず、それに要する手間が面倒で、作業に時間がかかるとい う問題があった。
【0011】 また、縦枠51と横枠52とを変形した開口部200の縦寸法と横寸法とに合 わせて作り直したり、コーキング処理作業をする場合にも同様に、施工現場にお ける寸法調整作業が繁雑なものとなっていた。
【0012】 本考案は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、施工現場 において縦枠と横枠との寸法調整を容易に行うことができるようにして、現場作 業の省力化を図ることができる開口枠を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の開口枠は、 開口部が画成された壁パネルの開口部縦縁部に沿って取り付けられる縦枠と、 この縦枠の端部に端部が接合されて前記壁パネルの開口部横縁部に沿って取り 付けられる横枠と、 を備える開口枠において、 前記横枠端部又は縦枠端部の一方に、中央部分を長さ方向に突出させた挿入部 を設け、 前記横枠端部又は縦枠端部の他方に、幅方向両側を相対向させて長さ方向に突 出させた一対の突出片を形成し、その間に前記挿入部の幅に相応した幅の前記挿 入部受入れ用の凹部を設けた、 ことを特徴とする。
【0014】
【作用】
前記構成の本考案においては、 開口部が設計された寸法と異なっている場合には、施工現場において、横枠端 部又は縦枠端部の一方に設けられた挿入部を横枠端部又は縦枠端部の他方に設け られた一対の突出片間の凹部に挿入する際、開口部の実際の寸法に合わせて挿入 部の挿入位置を調整することにより、空隙を発生させることなく、容易に縦枠と 横枠とを壁パネルの開口部縦縁部と開口部横縁部とに取り付けることができる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0016】 図1は本実施例に係る開口枠の要部を示す図である。
【0017】 開口枠1において、符号10は開口部200を画成する小壁パネル110(二 点鎖線)の下縁部に取り付けられる横枠である。
【0018】 横枠10は、小壁パネル110の下面に当接される底板部11と、底板部11 の両側に形成された側板部12、12とによりなっている。
【0019】 底板部11は側板部12より所定長さだけ長く設定されており、これにより、 中央部に位置する底板部11の両端部が側板部12の両端から長さ方向に突出し て、挿入部13を形成している。
【0020】 また、この底板部11の下面中央には長さ方向に沿って溝14が切り欠き形成 されており、この溝14には、図2に示すように、微調整用のネジ15が装着さ れている。
【0021】 ネジ15は底板部11の上面位置に幅広の係止部16を有しており、これによ りネジ回転時にネジ15自体が底板部11に対して移動しないようになっている 。
【0022】 一方、符号20は開口部200を画成する壁パネル100(二点鎖線)の縦縁 部に沿って取り付けられる縦枠である。
【0023】 縦枠20は、底板部11と同幅に形成され壁パネル100の縦縁面に当接され る面板部21と、側板部12と同厚に形成され面板部21の両側に形成された側 板部22、22とによりなっている。
【0024】 側板部22は面板部21より長く設定されており、これにより、側板部22、 22の上端部が底板部21の両側から長さ方向に突出して、一対の突出片23、 23が形成され、その間に横枠10の挿入部13の幅に相応した凹部23aが形 成されるようになっている。
【0025】 この突出片23の突出高さは、横枠10の挿入部13の厚さよりも高く設定さ れている。
【0026】 また、面板部21の表面中央には長さ方向に沿って溝24が切り欠き形成され ており、この溝24には、図5に示すように、ネジ15と同様の微調整用のネジ 25が装着されている。
【0027】 尚、各側板部12、22の幅は底板部11及び面板部21の厚さよりも大きく 設定され、底板部11及び面板部21が開口縁に当接した状態で側板部12、2 2が開口縁の壁パネルを覆うようになっている。
【0028】 次ぎに、本実施例に係る開口枠1の取り付け状態について説明する。 一方の縦枠20の面板部22を壁パネル100の縦縁面に当てた状態で、溝24 内からネジ25を締付けて固定する。
【0029】 次いで、前記縦枠20の凹部23aに横枠10の挿入部13を差込み、かつ横 枠10の底板部部11を小壁パネル110の下面に当てた状態で、底板部11を 小壁パネル110の下面に溝14内よりネジ15にて締付け固定する。
【0030】 そしてこの横枠10の他方の挿入部13が突出片23、23の間の凹部23a に挿入されるように、他方の縦枠20を壁パネル100の縦縁部に配置して、面 板部21を壁パネル100の縦縁面に溝24内よりネジ25にて締付け固定する 。
【0031】 このとき、小壁パネル110と壁パネル100とに変形が生じていない場合に は、図3に示すように、横枠10の挿入部13が縦枠20の突出片23、23間 の凹部23aに隙間なく完全に挿入される。
【0032】 これに対して、小壁パネル110と壁パネル100とが僅かに痩せ、各々が図 1に示す矢印A、B方向に歪んで、開口部200が設計寸法より僅かに大きくな っている場合には、ネジ15、25によって横枠10と縦枠20との位置を微調 整する。
【0033】 すなわち、ネジ15、25を締める方向に微小回転させれば、図2及び図5の 矢印で示すように、横枠10、縦枠20が小壁パネル110、壁パネル100側 に僅かに変位し、開口枠1の大きさが変形後の開口部200の大きさに追従する 。
【0034】 また、小壁パネル110と壁パネル100とがかなり痩せ、各々が図1に示す 矢印A、B方向に歪んで、開口部200が設計寸法よりかなり大きくなっている 場合には、横枠10と縦枠20との接合端部において、図4に示すように、挿入 部13が小壁パネル110の歪み量だけ面板部21上端から離れ、壁パネル10 0の歪み量だけ挿入部13の挿入深さが浅くなった状態で、挿入部13が突出片 23、23間に挿入される。
【0035】 したがって、図4の矢印C方向から見て挿入部13と突出片23とが重なった 状態になって、開口部200のクリアランスを吸収するので、横枠10と縦枠2 0との間に隙間が発生せず、見栄えが良い。尚、ネジ15、25によって垂直度 、水平度の微調整も行う。
【0036】 また、コーキング処理が必要な場合も小さな隙間30、40に少量の詰め物を するだけで済むので、最少限のコーキング処理で済む。
【0037】 このように、本実施例の開口枠1を使用すれば、前述した従来の開口枠50の ように、施工現場で縦枠と横枠とを作り直したり、多くのコーキング処理作業を する必要がなく、開口部200の変形量が大きい場合でも、縦枠20と横枠10 との寸法調整を容易に行うことができるので、、現場作業の省力化を図ることが できる。
【0038】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の開口枠においては、施工現場において、開口部 の実際の寸法に合わせて挿入部の一対の壁部に対する挿入位置を調整することが できるので、枠間に空隙を発生させることなく、容易に縦枠と横枠とを壁パネル の開口部縦縁部と開口部横縁部とに取り付けることができ、その結果、施工現場 における作業の省力化を図ることができる。
【0039】 また、コーキング処理が必要な場合も最小限で済み、建築作業のコストダウン を図ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る開口枠の要部を示す斜
視図である。
【図2】横枠に装着されたネジの構造を示す断面図であ
る。
【図3】挿入部と突出片との挿入状態を示す斜視図であ
る。
【図4】壁パネルに歪みが生じたときの挿入部と突出片
との挿入状態を示す斜視図である。
【図5】図3の矢視D−D断面図である。
【図6】従来の開口枠を示す斜視図である。
【図7】図6の開口枠における微調整構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 開口枠 10 横枠 11 底板部 12,22 側板部 13 挿入部 14,24 溝 15,25 ネジ 20 縦枠 21 面板部 23 突出片 23a 凹部 100 壁パネル 110 小壁パネル 200 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部が画成された壁パネルの開口部縦
    縁部に沿って取り付けられる縦枠と、 この縦枠の端部に端部が接合されて前記壁パネルの開口
    部横縁部に沿って取り付けられる横枠と、 を備える開口枠において、 前記横枠端部又は縦枠端部の一方に、中央部分を長さ方
    向に突出させた挿入部を設け、 前記横枠端部又は縦枠端部の他方に、幅方向両側を相対
    向させて長さ方向に突出させた一対の突出片を形成し、
    その間に前記挿入部の幅に相応した幅の前記挿入部受入
    れ用の凹部を設けた、 ことを特徴とする開口枠。
JP5382192U 1992-07-08 1992-07-08 開口枠 Withdrawn JPH068674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5382192U JPH068674U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 開口枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5382192U JPH068674U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 開口枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068674U true JPH068674U (ja) 1994-02-04

Family

ID=12953460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5382192U Withdrawn JPH068674U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 開口枠

Country Status (1)

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JP (1) JPH068674U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010059616A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Sekisui House Ltd 出入枠の仕口構造と接合方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003