JPH0642771B2 - コイルユニットの製法 - Google Patents

コイルユニットの製法

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JPH0642771B2
JPH0642771B2 JP10685984A JP10685984A JPH0642771B2 JP H0642771 B2 JPH0642771 B2 JP H0642771B2 JP 10685984 A JP10685984 A JP 10685984A JP 10685984 A JP10685984 A JP 10685984A JP H0642771 B2 JPH0642771 B2 JP H0642771B2
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coil
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wire
outer cylindrical
groove
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徳雄 吉田
良幸 内野々
策雄 鎌田
良光 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は第1図及び第2図に示す如く並列に配置した
等しい長さのコイル素線(1)により形成される内円筒コ
イル(11)と外円筒コイル(12)を重合して組み合
せ、該重なり部を順次接合して電気的に閉ループを形成
する無鉄芯型の電気子に使用するのに適するコイルユニ
ットの製法に関するものである。
〔背景技術〕
従来、内円筒コイル(11)と外円筒コイル(12)の
半径方向に重なりあうコイル素線(1)を接合するには、
第3図に示すごとく内、外両円筒コイル(11),(1
2)の半径方向に対となるコイル素線(1)間に結合材
(32)を載置してかけわたし、レーザ光線等で溶融接
合して行っている。
この結合材(32)としては銅線、アルミニウム線等が
使用され、コイル素線(1)端面上に上載する場合の便宜
のため角線や圧延線を用いているが、小型化、高密度化
のため細いコイル素線(1)を用いるときは結合材(3
2)も細くする必要がある。しかしながら、結合材(3
2)を載置したコイル素線(1)との接触面積が小さいた
め十分な溶接接合ができないという欠点があった。
又、特開昭57−183239号公報にはコイルユニッ
トの端面において両コイル内外円筒の境界部に沿ってジ
ャンパー線位置決め溝を形成し、この位置決め溝にジャ
ンパー線を嵌合してその両端を両コイル内外円筒の対向
素線にレーザー溶接することが開示されている。しかし
ながら、この例においても接合に際してコイル素線と結
合材の接触面積が小さいため十分な溶接接合が出来ない
という問題があった。
更に、これら従来の方法の欠点として、溶接接合前にコ
イル素線間にかけわたされる結合材又はジャンパー線の
少なくとも円周方向の位置ずれを規制するものがなく、
円周方向の位置ずれを起こしやすいという問題と、コイ
ルユニットの端面において結合材とコイル素線あるいは
ジャンパー線とジャンパー線位置決め溝との間で凹凸が
形成されロータ回転時の空気抵抗及び騒音が大きいとい
う問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は上記のようなコイルユニットの製法におい
て、重なり部の結合材の位置ずれを防止し、ロータ回転
時の空気抵抗及び騒音が小さいと共にコイル素線と結合
材の接触面積が大きく接合が確実であって、結合部の電
気抵抗を安定して低減させるコイルユニットの製法を提
供しようとするものである。
〔発明の開示〕
この発明の要旨とするところは、並列に配置した等しい
長さのコイル素線(1)により内円筒コイル(11)と外
円筒コイル(12)とを形成し、次に、前記内円筒コイ
ル(11)と前記外円筒コイル(12)とを重合して組
み合わせ、続いて、前記内、外両円筒コイル(11)、
(12)端面に、半径方向のコイル素線間のみを連通さ
せる凹溝(3)を設け、その後、該凹溝(3)内に結合材
(32)を圧入して両コイル素線(1)を橋絡して後、
該結合材(32)の両端部を溶接接合して電気的に閉ル
ープを形成することを特徴とするコイルユニットの製法
である。
以下この発明を第4図乃至第13図に図示せる実施例に
基づいて説明する。
内外両円筒コイル(11),(12)は並列に配置した
等しい長さのコイル素線(1)から成り、第2図に示さ
れている如く、コイル素線(1)が半径方向に重合する
ようになっている。
組み合わせられた状態で半径方向に重合するコイル素線
(1)間に半径方向のコイル素線間のみを連通させる凹溝
(3)を形成する。この半径方向のコイル素線間のみを連
通させる凹溝(3)は第4図乃至第7図の如きV溝、第1
0図の如きくさび型のもの、また第11図及び第12図
の如きその両端部で外面に広がるテーパのついているも
のが採用される。
結合材(32)は第8図及び第9図または第12図に示
す如く凹溝(3)の長さに切断された上で、半径方向の
コイル素線間のみを連通させる凹溝(3)に圧入して両コ
イル素線(1)を橋絡する。この結合材(32)は必ずし
も凹溝(3)の断面状態にあったものである必要はなく、
圧入して溶接することによって両端部等の隙間を埋める
形で、コイル素線(1)の端面上に略フラットに埋込まれ
るものであればよい。
結合材(32)を圧入して両コイル素線(1)を橋絡した
後、その両端部において凹溝(3)の端壁とレーザ照射等
により突合せ溶接される。第11図及び第12図の如く
外面に広がる凹溝(3)を使用すれば結合材(32)の該
凹溝(3)の両端部における突合せ面積が増加し十分な溶
接強度が得られる。この場合、溶接によって両端部の結
合材(32)と凹溝(3)の間の隙間が埋められるように
なり結合材(32)の側面も接合に寄与するものとな
る。
尚、結合材(32)として第13図のごとく銅、アルミ
ニウム等の導電性材料(33)にはんだやろう材等の接
合材(34)を被覆したものを使用すると、凹溝(3)に
加熱圧入時にこの接合材(34)を介して凹溝(3)の内
側面や底面との間においても接合が行われ、単に両端部
において凹溝(3)と溶接接合したものより更に確実な溶
接接合が行えるのである。
従って、このようにして製造したコイルユニットは、コ
アレスモータのロータに使用するときモータ性能のばら
つきをおさえ、圧入により結合材がコイル端面内に埋ま
り込むためにロータ回転時の空気抵抗と騒音が低減され
る等の高品質なものとなるのである。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明のコイルユニットの製法によれ
ば、重合した内、外円筒コイル(11),(12)の半
径方向に重合するコイル素線の端面の、半径方向のコイ
ル素線間のみを連通させる凹溝(3)内に結合材を圧入し
て橋絡するので、半径方向にも円周方向にも結合材の位
置ずれがなく、ロータ回転時の空気抵抗と騒音が低減さ
れると共に結合材とコイル素線との接触面積が大きく、
確実な接合と十分な溶接接合強度が得られ、接合部の電
気抵抗の低い安定したものなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来例を示す斜視図、第4図乃至第
9図はこの発明の一実施例を示す図で第4図は要部の斜
視図、第5図は側面図、第6図は断面図、第7図及び第
8図は側面図、第9図は断面図、第10図はこの発明の
異なる実施例を示す側面図、第11図及び第12図はこ
の発明の他の異なる実施例を示す断面図、第13図は結
合材の斜視図である。 (1)…コイル素線、(3)…凹溝、(11)…内円筒コイ
ル、(12)…外円筒コイル、(32)…結合材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 策雄 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 中村 良光 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−31358(JP,A) 特開 昭57−183239(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列に配置した等しい長さのコイル素線
    (1)により内円筒コイル(11)と外円筒コイル(1
    2)とを形成し、次に、前記内円筒コイル(11)と前
    記外円筒コイル(12)とを重合して組み合わせ、続い
    て、前記内、外両円筒コイル(11)、(12)端面
    に、半径方向のコイル素線間のみを連通させる凹溝(3)
    を設け、その後、該凹溝(3)内に結合材(32)を圧入
    して両コイル素線(1)を橋絡して後、該結合材(32)
    の両端部を溶接接合して電気的に閉ループを形成するこ
    とを特徴とするコイルユニットの製法。
JP10685984A 1984-05-25 1984-05-25 コイルユニットの製法 Expired - Lifetime JPH0642771B2 (ja)

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JPS60249852A JPS60249852A (ja) 1985-12-10
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JPH0640725B2 (ja) * 1988-01-14 1994-05-25 松下電工株式会社 無鉄芯電気子の製造方法

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JPS60249852A (ja) 1985-12-10

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