JPH0642702B2 - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JPH0642702B2
JPH0642702B2 JP63135046A JP13504688A JPH0642702B2 JP H0642702 B2 JPH0642702 B2 JP H0642702B2 JP 63135046 A JP63135046 A JP 63135046A JP 13504688 A JP13504688 A JP 13504688A JP H0642702 B2 JPH0642702 B2 JP H0642702B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、データ端末装置を電話回線に接続し、端末
発呼通信やノーリンギング通信を行うようにした網制御
装置に関する。
<従来の技術> 電話回線を介してデータ端末装置とセンタ側装置との間
でデータ通信を行うようにしたテレメータリングシステ
ムにおいては、最近、データ端末装置からの発呼により
通信を行う端末発呼通信だけではなく、センタ側装置か
らの発呼により、相手側データ端末装置の加入電話回線
を極性反転し、そのデータ端末装置と並列に接続された
電話機を鳴動させることなく通信を行うノーリンギング
通信が行なわれるようになってきた。
上記データ端末装置は、網制御装置を介して加入電話回
線に接続されるが、上記データ端末装置を加入電話回線
に接続することにより形成される直流回路の抵抗値は、
上記端末発呼通信の場合とノーリンギング通信の場合と
では、その通信方式の違いにより異なった値とする必要
がある。その理由は、端末発呼通信に係る交換機と、ノ
ーリンギング通信に係る交換機とが異なる感動正常値で
動作し、これらの感動正常値に上記直流回路の抵抗値を
対応させなければならないことである。詳しくは、端末
発呼通信に係る交換機は直流電流20mA〜120mA
を感動正常値として動作し、ノーリンギング通信に係る
交換機は直流電流12mA以下を感動正常値として動作
する。上記直流回路の抵抗値は、端末発呼通信時には、
20mA以上120mA以下の電流で測定した値で50Ω
以上300Ω以下とし、ノーリンギング通信時には、5
mA以上20mA以下の電流で測定して4KΩ以上とする必
要がある。
このため、上記2通りの通信方式により通信を行うよう
にしたテレメータリングシステムにおける網制御装置
は、従来、それぞれの通信方式に応じた抵抗値の直流回
路を有し、それぞれの直流回路を通信方式に応じて電話
回線に切替接続するようにしていた。
<発明が解決しようとする課題> ところで、これらの直流回路はそれぞれ電話回線との接
続を制御するためのスイッチング回路と、直流抵抗を形
成するループ形成回路と、主として結合トランスにより
インピーダンス整合をとるインピーダンス整合回路とか
ら構成されるが、いずれの通信方式の場合においてもイ
ンピーダンス整合回路の交流インピーダンスは同じ値
(例えば600Ω)である。
従って、上記従来の網制御装置は、同じく交流インピー
ダンスのインピーダンス整合回路を2回路有することと
なり、実装面積が大きく高価であるという問題がある。
そこで、この発明の目的は、インピーダンス整合回路の
主要構成品である結合トランスを1つにして、この結合
トランスを端末発呼通信の場合とノーリンギング通信の
場合のインピーダンス整合をとるために使用するように
した網制御装置を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明は、データ端末装置
の起呼要求によりデータ通信を行う端末発呼通信の場合
に、上記データ端末装置からの起呼要求をうけて上記デ
ータ端末装置を第1スイッチング回路を含む第1データ
伝送回路を介して電話回線に接続し、電話回線が極性反
転されその電話回線に接続された電話機を鳴動させるこ
となくデータ通信を行うノーリンギング通信の場合に、
極性反転された電話回線を介して送られてきた呼び出し
信号をうけて上記データ端末装置を第2スイッチング回
路を含むと共に上記第1データ伝送回路と直流抵抗値が
異なる第2データ伝送回路を介して電話回線に接続する
ようにした網制御装置において、上記データ端末装置と
上記電話回線との間のインピーダンス整合をとるための
結合トランスが、上記第1,第2スイッチング回路より
もデータ端末装置側に上記第1データ伝送回路と上記第
2データ伝送回路に対して共通に設けられ、上記第1デ
ータ伝送回路または第2データ伝送回路に、上記両伝送
回路の交流インピーダンスを一致させるループ回路が設
けられていることを特徴としている。
<作用> 上記構成において、端末発呼通信の場合には第1スイッ
チング回路が第1データ伝送路を閉ざし、結合トランス
がデータ端末装置と電話回線との間のインピーダンス整
合をとる。また、ノーリンギング通信の場合には第2ス
イッチング回路が第2データ伝送路を閉ざし、上記結合
トランスがデータ端末装置と電話回線との間のインピー
ダンス整合をとる。従つて、データ端末装置と電話回線
との間のインピーダンス整合をとるための結合トランス
が一つで済み実装面積が小さくなる。
なお、上記第1データ伝送回路または第2データ伝送回
路に、上記両伝送回路の交流インピーダンスを一致させ
るループ回路が設けられている。したがって、端末発呼
通信時,ノーリンギング通信時のいずれの場合も、上記
両伝送回路の交流インピーダンスは、要求される値(例
えば600Ω)をとることができる。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図において、1は電話回線、2は電話機、3は本実
施例の網制御装置、4はデータ端末である。
上記電話機2は上記網制御装置3に設けられたラッチン
グリレー5を介して電話回線1と接続されるようになっ
ており、データ通信を行わない場合はラッチングリレー
5は“ON”の状態にあり電話機2は電話回線1に接続
されたまゝである。
上記データ端末4から起呼要求が発せられた場合、この
起呼要求を網制御装置3の主制御回路6がうけて、第1
スイッチング回路7を“ON”したのち、この第1スイ
ッチング回路7、整流回路8を介してセンタ側装置を選
択するための選択信号を電話回線1に送出する。そし
て、この選択信号によりセンタ側装置と接続されると、
上記データ端末4とセンタ側装置との間で網制御装置3
を介してデータ通信が開始される。この端末発呼通信の
場合には、上記データ端末装置4からのデータは主制御
回路6、変復調回路9、インピーダンス整合回路10、
第1スイッチング回路7、整流回路8を通って整流回線
1に送出される。また、センタ側装置からのデータはこ
れと逆の経路を経てデータ端末4に伝送される。
一方、センタ側装置から発呼がかかるノーリンギング通
信の場合は、まず、電話回線1の極性が反転され、回路
1aの電圧レベルが回路1bの電圧レベルより高くなりダ
イオード11を介して第2スイッチング回路12が起動
される。次に、センタ側装置から呼出信号が送られてく
ると、この呼出信号を呼出信号検知回路13が検知し
て、検知したことを主制御回路6に知らせる。主制御回
路6はこの呼出信号検知回路13からの知らせをうけて
第3スイッチング回路14を起動したのち、応答信号を
応答信号送出回路15からセンタ側装置に送出する一
方、データ端末4を発呼させる。そして、上記応答信号
をセンタ側装置が受信したのちセンタ側装置とデータ端
末4との間で網制御装置3を介してデータ通信が行われ
る。このノーリンギング通信の場合には、上記データ端
末4からのデータは主制御回路6、変復調回路9、イン
ピーダンス整合回路10、ACカップリングコンデンサ
16、第3スイッチング回路14、第2スイッチング回
路12、ダイオード11を通って電話回線1に送出され
る。また、センタ側装置からのデータはこれと逆の経路
を経てデータ端末4に伝送される。
上記端末発呼通信やノーリンギング通信の場合に要求さ
れる通信中の直流回路の直流抵抗や交流インピーダンス
の値は、上記第1スイッチング回路7、インピーダンス
整合回路10、第3スイッチング回路14、ACカップ
リングコンデンサ16および半ループ回路17からなる
ループ回路制御部19によって満足させるようにしてい
る。
上記ループ回路制御部19の詳細を第2図に示す。この
第2図に示されるように、第1スイッチング回路7はス
イッチングトランジスタ71、抵抗72,73,74お
よびホトカプラ75から構成されている。そして、端末
発呼通信の場合にはスイッチングトランジスタ71が導
通し、インピーダンス整合回路10を構成する結合トラ
ンス101の第1スイッチング回路側の直流抵抗と上記
第1スイッチング回路7の制限抵抗72の和により端末
発呼通信で要求される抵抗値を満足させ、結合トランス
101によって交流インピーダンス整合をとるようにし
ている。
また、第3スイッチング回路14はスイッチングトラン
ジスタ141、抵抗142,143およびホトカプラ1
44から構成されている。そして、ノーリンギング通信
の場合はスイッチングトランジスタ141が導通し、半
ループ回路17でノーリンギング通信に要求される抵抗
値を満足させ、ACカップリングコンデンサ16と結合
トランス101と半ループ回路17によって交流インピ
ーダンス整合をとるようにしている。
このように、インピーダンス整合をとるための結合トラ
ンス101を端末発呼通信の場合とノーリンギング通信
の場合とで共通に使用するようにしているので、結合ト
ランスが一つで済み、実装面積が少なく安価となる。
なお、ACカップリングコンデンサ16と半ループ回路
17とがループ回路を構成して、端末発呼通信時の経路
の交流インピーダンスと、ノーリンギング通信時の経路
の交流インピーダンスとを、要求される値(600Ω)
に一致させる働きをしている。
上記実施例においては、端末発呼通信で要求される直流
抵抗を第1スイッチング回路7の制限抵抗72と結合ト
ランス101の第1スイッチング回路7側の抵抗とで満
足させるようにしたが、第3図に示すように結合トラン
ス101をコンデンサ102で接続すると共にループ形
成回路103を設け、このループ形成回路103と上記
制限抵抗72とで上記直流抵抗値を満足させるようにし
てもよい。
<発明の効果> 以上より明らかなように、この発明の網制御装置は、デ
ータ端末装置と電話回線との間のインピーダンス整合を
とるための結合トランスを、端末発呼通信の場合に上記
データ端末装置を電話回線に接続する第1データ伝送路
と、ノーリンギング通信の場合に上記データ端末装置を
電話回線に接続する第2データ伝送路に対して共通とな
るように、かつ、上記第1データ伝送路に含まれた第1
スイッチング回路や上記第2データ伝送路に含まれた第
2スイッチング回路よりも上記データ端末装置側になる
ように設けているので、結合トランスが一つですみ、実
装面積が小さく、安価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第2図は上記実施例におけるループ回路制御部の詳
細回路図、第3図は上記実施例におけるインピーダンス
整合回路の他の1例を示す図である。 1…加入電話回線、1…電話機、 3…網制御装置、4…データ端末、 7…第1スイッチング回路、 10…インピーダンス整合回路、 12…第2スイッチング回路、 14…第3スイッチング回路、 17…半ループ回路、 71,141…スイッチングトランジスタ、 72…制限抵抗、101…結合トランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ端末装置の起呼要求によりデータ通
    信を行う端末発呼通信の場合に、上記データ端末装置か
    らの起呼要求をうけて上記データ端末装置を第1スイッ
    チング回路を含む第1データ伝送回路を介して電話回線
    に接続し、電話回線が極性反転されその電話回線に接続
    された電話機を鳴動させることなくデータ通信を行うノ
    ーリンギング通信の場合に、極性反転された電話回線を
    介して送られてきた呼び出し信号をうけて上記データ端
    末装置を第2スイッチング回路を含むと共に上記第1デ
    ータ伝送回路と直流抵抗値が異なる第2データ伝送回路
    を介して電話回線に接続するようにした網制御装置にお
    いて、 上記データ端末装置と上記電話回線との間のインピーダ
    ンス整合をとるための結合トランスが、上記第1,第2
    スイッチング回路よりもデータ端末装置側に上記第1デ
    ータ伝送回路と上記第2データ伝送回路に対して共通に
    設けられ、 上記第1データ伝送回路または第2データ伝送回路に、
    上記両伝送回路の交流インピーダンスを一致させるルー
    プ回路が設けられていることを特徴とする網制御装置。
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