JP3032632B2 - 電話共用式遠方監視制御システムの交換網接続方法 - Google Patents

電話共用式遠方監視制御システムの交換網接続方法

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JP3032632B2
JP3032632B2 JP03330963A JP33096391A JP3032632B2 JP 3032632 B2 JP3032632 B2 JP 3032632B2 JP 03330963 A JP03330963 A JP 03330963A JP 33096391 A JP33096391 A JP 33096391A JP 3032632 B2 JP3032632 B2 JP 3032632B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御局と被制御局とを専
用回線で結合し、遠方監視制御を行うシステムであっ
て、この専用回線を用い電話の通話も可能とした電話共
用式遠方監視制御システムにおいて、前記の専用回線と
電話交換網との接続を行う方法に関する。なお以下各図
において同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電話共用式遠方監視制御装
置の構成例である。同図中2は制御局側遠方監視制御装
置であり、3のハイパスフィルタ(HPFとも略記す
る)を通し、専用回線01に接続される。また制御局側
の電話機21は5のローパスフィルタ(LPFとも略記
する)を通し、同じく専用回線01に接続される。7は
被制御局側の遠方監視制御装置、22は被制御局側の電
話機であり、それぞれ6のハイパスフィルタ,8のロー
パスフィルタを通し、専用回線01に接続される。この
ような構成で専用回線01の周波数帯域(0.3〜3.
4kHz)を2つに分け、上位帯域側(2.0〜3.4
kHz)を遠方監視制御装置2,7間の信号用に、下位
帯域側(0.3〜1.8kHz)を音声用として使用し
ている。
【0003】図6は従来の電話共用式遠方監視制御装置
の変形構成例であり、図5でのハイパスフィルタ3,ロ
ーパスフィルタ5を制御局側遠方監視制御装置2A内に
取り込み、またハイパスフィルタ6,ローパスフィルタ
8を被制御局側遠方監視制御装置7A内に取り込んだも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図5,図
6の遠方監視制御装置においては、電話機21,22は
夫々ローパスフィルタ5,8を介し直接、専用回線01
に接続されるため、市販の電話機とは異なる専用の電話
機であり、呼び出し方式も音声呼び出し等を用いてい
た。このため遠方監視制御装置で使用している専用回線
を電話交換網に接続することができなかった。そこでこ
の発明の課題は遠方監視制御装置で使用している専用回
線と交換網との接続を可能にすることができる、電話共
用式遠方監視制御システムの交換網接続方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の交換網接続方法では、専用回線(01
など)の両端に夫々ハイパスフィルタ(3,6など)を
直列に接続し、同じく前記専用回線の両端に夫々ローパ
スフィルタ(5,8など)を直列に接続し、制御局側遠
方監視制御装置(2など)と被制御局側遠方監視制御装
置(7など)とが前記2つのハイパスフィルタおよび専
用回線を介して交信し、また前記2つのローパスフィル
タおよび専用回線を介して電話による通話を可能とする
電話共用式遠方監視制御システムにおいて、前記2つの
遠方監視制御装置の一方(以下交換網側制御装置とい
う)に対応する前記ローパスフィルタと電話交換網(1
など)との間に交換網インタフェース回路(4など)を
設け、前記2つの遠方監視制御装置の他方(以下電話機
側制御装置という)に対応する前記ローパスフィルタと
ダイヤル信号を出力する電話機(PB式電話機10な
ど)との間に、この電話機のオフフック,オンフックに
応じ夫々該ローパスフィルタと該電話機の通話用回路と
の接続をオン,オフする等の機能を持つ電話機インタフ
ェース回路(9など)を設け、前記交換網側からの発呼
時には、前記交換網インタフェース回路は前記交換網側
からの前記電話機に対する呼出を入力し前記交換網の通
話路を対応する前記ローパスフィルタに接続すると共
に、前記交換網側制御装置を介し前記電話機側制御装置
にこの呼出を送信させ、前記電話機インタフェース回路
は前記電話機側装置の前記呼出の受信に基づいて前記電
話機にリンギング信号を与え、次にこの電話機のオンフ
ックを検出してこのリンギング信号を停止し、次にこの
電話機のオンフックを検出し前記電話機側制御装置を介
し前記交換網制御装置にこのオンフックを送信させ、前
記交換網インタフェース回路は前記交換網側制御装置の
このオンフックの受信に基づいて前記交換網とローパス
フィルタとの接続をオフすると共に交換網にこのオンフ
ックを知らせるようにし、前記電話機からの発呼時に
は、前記電話機インタフェース回路は前記電話機のオフ
フックおよびこのオフフックに次ぐオンフックの夫々検
出に応じて、前記電話機側制御装置を介し前記交換網側
制御装置にこのオフフックおよびオンフックを送信さ
せ、前記交換網インタフェース回路は前記交換網側制御
装置のこのオフフック,オンフックの受信に基づいて、
前記交換網とローパスフィルタとの接続を夫々オン,オ
フすると共に、前記交換網に夫々このオフフック,オン
フックを知らせるようにするものとする。
【0006】また請求項2の交換網接続方法では、専用
回線(01など)の両端に夫々ハイパスフィルタ(3,
6など)を直列に接続し、同じく前記専用回線の両端に
夫々ローパスフィルタ(5,8など)を直列に接続し、
制御局側遠方監視制御装置(2など)と被制御局側遠方
監視制御装置(7など)とが前記2つのハイパスフィル
タおよび専用回線を介して交信し、また前記2つのロー
パスフィルタおよび専用回線を介して電話による通話を
可能とする電話共用式遠方監視制御システムにおいて、
前記2つの遠方監視制御装置の一方(以下交換網側制御
装置という)に対応する前記ローパスフィルタと電話交
換網(1など)との間に交換網インタフェース回路(4
Aなど)を設け、前記2つの遠方監視制御装置の他方
(以下電話機側制御装置という)に対応する前記ローパ
スフィルタとダイヤル信号を出力する電話機(PB式電
話機10など)との間に、この電話機のオフフック,オ
ンフックに応じ夫々該ローパスフィルタと該電話機の通
話用回路との接続をオン,オフする等の機能を持つ電話
機インタフェース回路(9Aなど)を設け、前記交換網
側からの発呼時には、前記交換網インタフェース回路は
前記交換網側からの前記電話機に対する呼出を入力し前
記交換網の通話路を対応する前記ローパスフィルタに接
続すると共に、前記電話機インタフェース回路にこの呼
出を示す信号を送信し、前記電話機インタフェース回路
はこの呼出を示す信号の受信に基づいて前記電話機にリ
ンギング信号を与え、次にこの電話機のオフフックを検
出してこのリンギング信号を停止し、次にこの電話機の
オンフックを検出し前記交換網インタフェース回路にこ
のオンフックを示す信号を送信し、前記交換網インタフ
ェース回路はこのオンフックを示す信号の受信に基づい
て前記交換網とローパスフィルタとの接続をオフすると
共に交換網にこのオンフックを知らせるようにし、前記
電話機からの発呼時には、前記電話機インタフェース回
路は前記電話機のオフフックおよびこのオフフックに次
ぐオンフックの夫々検出に応じて、前記交換網インタフ
ェース回路にこのオフフックおよびオンフックを示す信
号を送信し、前記交換網インタフェース回路はこのオフ
フック,オンフックを夫々示す信号の受信に基づいて、
前記交換網とローパスフィルタとの接続を夫々オン,オ
フすると共に、前記交換網に夫々このオフフック,オン
フックを知らせるようにするものとする。
【0007】
【作用】一方の遠方監視制御装置(この例では制御局
側)に対応するローパスフィルタと交換網との間にこの
交換網と前記ローパスフィルタとの接続をオン,オフす
る交換網インタフェース回路を設け、他方の遠方監視制
御装置(この例では被制御局側)に対応するローパスフ
ィルタとダイヤル信号を出力する電話機との間にこの電
話機のオフフック,オンフックに応じて夫々該ローパス
フィルタとこの電話機の通話回路との接続をオン,オフ
する電話機インタフェース回路を設け、さらに前記の2
つのインタフェース回路が夫々対応する遠方監視制御装
置を介し(請求項1)、又は介することなく(請求項
2)、電話機通話に必要な交信を行い、前記交換網と電
話機間の通話を行わせるようにしたものである。
【0008】
【実施例】まず図1ないし図4を用いて請求項1に関わ
る発明の実施例を説明する。図1はこの発明の一実施例
としての構成を示すブロック回路図で、図5に対応する
ものである。図1において1は電話交換網(PBX)、
4は制御局側に設けられた交換網インタフェース回路、
9は被制御局側に設けられた電話機インタフェース回
路、10,11は市販のダイヤル信号を出力するPB
(押釦)式電話機を示す。そして電話機11は交換網
1,交換網インタフェース回路4,ローパスフィルタ5
を介して専用回線01に接続され、また電話機10は電
話機インタフェース回路9,ローパスフィルタ8を介し
て専用回線01に接続される。
【0009】図2は図1の構成における交換網1からの
通話手順を、図3は同じく被制御局側電話機10からの
通話手順を夫々示す。次に図1を参照しつつ図2,図3
を説明する。まず図2を説明すると、交換網1に接続さ
れた電話機11の何れかを用いて被制御局側の電話機1
0を呼出す押釦操作(ダイヤル操作)を行うと、この呼
出信号は交換網1から受信通知として交換網インタフェ
ース回路4に与えられる。そこでこのインタフェース回
路4はこの受信通知を接点情報に変換して制御局側遠方
監視制御装置2に与えると共に、交換網1の通話路をロ
ーパスフィルタ5を介し専用回線01に接続する。そこ
で遠方監視制御装置2はこのインタフェース回路4から
の受信通知を専用回線01を通し、被制御局側遠方監視
制御装置7へ伝送する。そこでこの制御装置7はこの受
信通知を電話機インタフェース回路9に呼出信号として
出力し、これにより電話機インタフェース回路9は電話
機10に対しリンギング信号を出力し、電話機10内の
ベルを鳴らす。ここで電話機10のオフフックが行われ
ると、電話機インタフェース回路9は電話機10の通話
用回路をローパスフィルタ8を介し専用回線01に接続
する。これにより電話機10と交換網1側との通話が可
能となる。なおこのオフフックと同時に電話機インタフ
ェース回路9は電話機10のオフフックを検出し、リン
ギング信号を停止し、電話機10のベルを止める。
【0010】このようにして通話が終了し交換網側の電
話機11のオンフックが行われると、交換網1からのビ
ジートーン(0.4kHzの断続信号)が電話機10に
与えられ電話機10側で通話終了を知る。これにより電
話機10のオンフックが行われると、このオンフックを
電話機インタフェース回路9が検出し、電話機10とロ
ーパスフィルタ8との通話回路の接続を切ると共に、こ
のオンフック情報を接点情報として被制御局側遠方監視
制御装置7に出力する。そこで制御装置7は専用回線0
1を通し制御局側遠方監視制御装置2にこのオンフック
を伝送し、制御装置2はさらに交換網インタフェース回
路4にこのオンフックを通知する。そこでインタフェー
ス回路4は交換網1の通話路と専用回線01との接続を
切離すと共に、交換網1に対しオンフック信号を出力す
る。このことによって交換網1からのビジートーンがO
FFする。この手順により交換網1側からの通話が終了
する。
【0011】次に図3において、電話機10からのオフ
フック信号は図1の電話機インタフェース回路9にて接
点情報に変換され、被制御局側遠方監視制御装置7に出
力される。なおこのとき同時に電話機インタフェース回
路9は電話機10の通話用回路をローパスフィルタ8に
接続する。そこで制御装置7はこのオフフック信号を専
用回線01を通し制御局側遠方監視制御装置2へ伝送す
る。そこで制御装置2はこの伝送信号を交換網インタフ
ェース回路4にオフフック信号として出力し、インタフ
ェース回路4はこの受信信号を交換網1に対しオフフッ
ク信号として出力するとともに交換網1の通話路と専用
回線01、したがって電話機10とを接続する。これに
より交換網1からはダイヤルトーン(0.4kHzの連
続信号)が電話機10に出力される。次に電話機10か
らの押釦操作等によるダイヤリングにより、交換網1か
らはリングバックトーン(0.4kHzの連続信号)が
出力され、相手との接続が確認された時点でリングバッ
クトーンがOFFし通話が可能となる。
【0012】通話終了時には、電話機10のオンフック
を電話機インタフェース回路9が検出し、接点情報とし
て被制御局側遠方監視制御装置7に出力する。なおこの
とき同時に電話機インタフェース回路9は電話機10と
ローパスフィルタ8との通話用回路の接続を切る。そこ
で制御装置7は専用回線01を通しこのオンフックを制
御局側遠方監視制御装置2に伝送し、制御装置2はこの
伝送信号を交換網インタフェース回路4にオンフックと
して出力する。そこでインタフェース回路4はこの受信
信号を交換網1に対しオンフック信号として出力すると
共に交換網1の通話路と専用回線01との接続を断つこ
とによって、一連の通話が終了する。
【0013】図4は図1の変形実施例であり図1でのハ
イパスフィルタ3,ローパスフィルタ5を交換網インタ
フェース回路4に取り込み、またハイパスフィルタ6,
ローパスフィルタ8を電話機インタフェース回路9に取
り込んだものである。またフィルタ3,5を制御局側遠
方監視制御装置2へ、またフィルタ6,8を被制御局側
遠方監視制御装置7に夫々取込むようにしても良い。
【0014】次に図7ないし図10を用いて請求項2に
関わる発明の実施例を説明する。図7はこの発明の一実
施例としての構成を示すブロック図である。図7におい
ては図1に対し交換網インタフェース回路が4Aに置換
わり、電話機インタフェース回路が9Aに置換わってい
る。そして2つのインタフェース回路4A,9Aは遠方
監視制御装置2,7を介することなく電話機10と交換
網1側との通話に必要な信号を授受し、電話機10と交
換網1との通話路を接続する。
【0015】図8は図7の構成における交換網1からの
通話手順を、図9は同じく被制御局側電話機10からの
通話手順を示す。次に図7を参照しつつ図8,図9を説
明する。図8において、交換網インタフェース回路4A
は交換網1からの受信信号を入力すると、交換網1の通
話路をローパスフィルタ5を介し専用回線01に接続す
ると共に、前記受信信号を音声帯域(0.3〜3.4k
Hz)の低域側(0.3〜1.7kHz)の、所定の周
波数に変換し被制御局側へ送信する。電話機インタフェ
ース回路9Aは、その信号を検出し電話機10に対しリ
ンギング信号を出力し、電話機10のベルを鳴らす。ま
た電話機インタフェース回路9Aは電話機10のオフフ
ックを検出し、電話機10の通話用回路をローパスフィ
ルタ8を介し専用回線01に接続すると共にリンギング
信号を停止し、電話機10のベルを止める。
【0016】通話終了時、交換網1からのビジートーン
(0.4kHzの断続信号)が送信されるが、これによ
り電話機10のオンフックが行われると、このオンフッ
クを電話機インタフェース回路9Aが検出し、電話機1
0とローパスフィルタ8との通話回路の接続を切ると共
に、このオンフックを低域側の所定の周波数に変換し制
御局側へ送信する。これにより交換網インタフェース回
路4Aはその信号を検出し、交換網1と専用回線01と
の接続を切離すと共に交換網1に対しオンフック信号を
出力することによって、ビジートーンがOFFする。以
上の手順により、交換網からの通話が終了する。
【0017】次に図9において、電話機インタフェース
回路9Aは電話機10からのオフフック信号を入力する
と、電話機10の通話用回路をローパスフィルタ8に接
続すると共に、このオフフック信号を低域側の所定の周
波数に変換し、制御局側に送信する。交換網インタフェ
ース回路4Aはその信号を検出し、交換網1に対しオフ
フック信号として出力すると共に、専用回線01と交換
網1との通話路を接続する。これにより交換網1からは
ダイヤルトーン(0.4kHzの連続信号)が出力さ
れ、次に電話機10からの押釦操作等によるダイヤリン
グにより、交換網1からリングバックトーン(0.4k
Hzの断続信号)が出力され、相手との接続が確認され
た時点でリングバックトーンがOFFし、通話が可能と
なる。
【0018】通話終了時は、電話機10のオンフックを
電話機インタフェース回路9Aが検出し、電話機10と
ローパスフィルタ8との通話回路の接続を切ると共にこ
のオンフックを低域側の所定の周波数に変換し、制御局
側へ送信する。交換網インタフェース回路4Aは、その
信号を検出し、交換網1と専用回線01との通話路の接
続を切ると共に、交換網1に対しオンフック信号として
出力することによって、一連の通話が終了する。
【0019】図10は、図7の変形実施例であり、図7
でのハイパスフィルタ3,ローパスフィルタ5を交換網
インタフェース回路4Aに取り込み、またハイパスフィ
ルタ6,ローパスフィルタ8を電話機インタフェース回
路9Aに取り込んだものである。またフィルタ3,5,
6,8は遠方監視制御装置側のフィルタを使用すること
で、省いても良い。
【0020】
【発明の効果】制御局側遠方監視制御装置と被制御局側
遠方監視制御装置とを専用回線で結合し遠方監視制御装
置を行うシステムであって、この専用回線を電話の通話
にも利用する電話共用式遠方監視制御装置システムにお
いて、制御局側の交換網と専用回線との間、及び被制御
局側の電話機と専用回線との間に、夫々インタフェース
回路を設け、電話機と交換網との通話のための回線接続
信号をこの2つのインタフェース回路が遠方監視制御装
置を介して(請求項1)、又は介することなく(請求項
2)、授受するようにしたので、遠方監視制御装置で使
用している専用回線と交換網との接続を可能にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に関わる一実施例としての構成を示す
ブロック回路図
【図2】図1における交換網側からの通話手順を示す図
【図3】図1における被制御局側電話機からの通話手順
を示す図
【図4】図1の変形実施例を示す図
【図5】図1に対応する従来のブロック回路図
【図6】図5の変形回路図
【図7】請求項2に関わる発明の一実施例としての構成
を示すブロック回路図
【図8】図7における交換網側からの通話手順を示す図
【図9】図7における被制御局側電話機からの通話手順
を示す図
【図10】図7の変形実施例を示す図
【符号の説明】
01 専用回線 1 交換網 2 制御局側遠方監視制御装置 3 ハイパスフィルタ(HPF) 4 交換網インタフェース回路 4A 交換網インタフェース回路 5 ローパスフィルタ(LPF) 6 ハイパスフィルタ(HPF) 7 被制御局側遠方監視制御装置 8 ローパスフィルタ(LPF) 9 電話機インタフェース回路 9A 電話機インタフェース回路 10 PB式電話機 11 PB式電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−139461(JP,A) 特開 昭60−65654(JP,A) 特開 昭61−94445(JP,A) 特開 平2−193447(JP,A) 特開 平3−49351(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04Q 9/00 - 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】専用回線の両端に夫々ハイパスフィルタを
    直列に接続し、同じく前記専用回線の両端に夫々ローパ
    スフィルタを直列に接続し、制御局側遠方監視制御装置
    と被制御局側遠方監視制御装置とが前記2つのハイパス
    フィルタおよび専用回線を介して交信し、また前記2つ
    のローパスフィルタおよび専用回線を介して電話による
    通話を可能とする電話共用式遠方監視制御システムにお
    いて、 前記の2つの遠方監視制御装置の一方(以下交換網側制
    御装置という)に対応する前記ローパスフィルタと電話
    交換網との間に交換網インタフェース回路を設け、 前記2つの遠方監視制御装置の他方(以下電話機側制御
    装置という)に対応する前記ローパスフィルタとダイヤ
    ル信号を出力する電話機との間に、この電話機のオフフ
    ック,オンフックに応じて夫々該ローパスフィルタと該
    電話機の通話用回路との接続をオン,オフする等の機能
    を持つ電話機インタフェース回路を設け、 前記交換網側からの発呼時には、前記交換網インタフェ
    ース回路は前記交換網側からの前記電話機に対する呼出
    を入力し前記交換網の通話路を対応する前記ローパスフ
    ィルタに接続すると共に、前記交換網側制御装置を介し
    前記電話機側制御装置にこの呼出を送信させ、 前記電話機インタフェース回路は前記電話機側制御装置
    の前記呼出の受信に基づいて前記電話機にリンギング信
    号を与え、次にこの電話機のオフフックを検出してこの
    リンギング信号を停止し、次にこの電話機のオンフック
    を検出し前記電話機側制御装置を介し前記交換網側制御
    装置にこのオンフックを送信させ、 前記交換網インタフェース回路は前記交換網側制御装置
    のこのオンフックの受信に基づいて前記交換網とローパ
    スフィルタとの接続をオフすると共に前記交換網にこの
    オンフックを知らせるようにし、 前記電話機からの発呼時には、前記電話機インタフェー
    ス回路は前記電話機のオフフックおよびこのオフフック
    に次ぐオンフックの夫々の検出に応じて、前記電話機側
    制御装置を介し前記交換網側制御装置にこのオフフック
    およびオンフックを送信させ、 前記交換網インタフェース回路は前記交換網側制御装置
    のこのオフフック,オンフックの受信に基づいて、前記
    交換網とローパスフィルタとの接続を夫々オン,オフす
    ると共に、前記交換網に夫々このオフフック,オンフッ
    クを知らせるようにしたことを特徴とする電話共用式遠
    方監視制御システムの交換網接続方法。
  2. 【請求項2】専用回線の両端に夫々ハイパスフィルタを
    直列に接続し、同じく前記専用回線の両端に夫々ローパ
    スフィルタを直列に接続し、制御局側遠方監視制御装置
    と被制御局側遠方監視制御装置とが前記2つのハイパス
    フィルタおよび専用回線を介して交信し、また前記2つ
    のローパスフィルタおよび専用回線を介して電話による
    通話を可能とする電話共用式遠方監視制御システムにお
    いて、 前記の2つの遠方監視制御装置の一方(以下交換網側制
    御装置という)に対応する前記ローパスフィルタと電話
    交換網との間に交換網インタフェース回路を設け、 前記2つの遠方監視制御装置の他方(以下電話機側制御
    装置という)に対応する前記ローパスフィルタとダイヤ
    ル信号を出力する電話機との間に、この電話機のオフフ
    ック,オンフックに応じて夫々該ローパスフィルタと該
    電話機の通話用回路との接続をオン,オフする等の機能
    を持つ電話機インタフェース回路を設け、 前記交換網側からの発呼時には、前記交換網インタフェ
    ース回路は前記交換網側からの前記電話機に対する呼出
    を入力し前記交換網の通話路を対応する前記ローパスフ
    ィルタに接続すると共に、前記電話機インタフェース回
    路にこの呼出を示す信号を送信し、 前記電話機インタフェース回路はこの呼出を示す信号の
    受信に基づいて前記電話機にリンギング信号を与え、次
    にこの電話機のオフフックを検出してこのリンギング信
    号を停止し、次にこの電話機のオンフックを検出し前記
    交換網インタフェース回路にこのオンフックを示す信号
    を送信し、 前記交換網インタフェース回路はこのオンフックを示す
    信号の受信に基づいて前記交換網とローパスフィルタと
    の接続をオフすると共に前記交換網にこのオンフックを
    知らせるようにし、 前記電話機からの発呼時には、前記電話機インタフェー
    ス回路は前記電話機のオフフックおよびこのオフフック
    に次ぐオンフックの夫々の検出に応じて、前記交換網イ
    ンタフェース回路にこのオフフックおよびオンフックを
    示す信号を送信し、 前記交換網インタフェース回路はこのオフフック,オン
    フックを夫々示す信号の受信に基づいて、前記交換網と
    ローパスフィルタとの接続を夫々オン,オフすると共
    に、前記交換網に夫々このオフフック,オンフックを知
    らせるようにしたことを特徴とする電話共用式遠方監視
    制御システムの交換網接続方法。
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