JPH08214055A - 電話端末用受信回路 - Google Patents

電話端末用受信回路

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JPH08214055A
JPH08214055A JP1710195A JP1710195A JPH08214055A JP H08214055 A JPH08214055 A JP H08214055A JP 1710195 A JP1710195 A JP 1710195A JP 1710195 A JP1710195 A JP 1710195A JP H08214055 A JPH08214055 A JP H08214055A
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filter
fsk
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frequency
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Yoshiaki Yonezawa
善昭 米沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSI化した場合、フィルタを構成する素子
数を低減することにより、チップサイズの小型化を可能
とする電話端末用受信回路を提供する。 【構成】 Caller−IDサービスのための電話機
に用いられる受信回路において、信号検出フィルタ3
2,34を、FSK/CAS切換え制御信号によって、
電話をかけてきた相手のFSK信号の周波数弁別を行な
うFSK信号の検出モードと、このFSK信号の送信に
先だって電話局10から送信され、通話中に第三者が電
話をかけてきたことを知らせるCAS信号の検出モード
とに切り換え可能な構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相手と通話することな
く、電話をかけてきた相手を知ることができるCall
er−IDサービスを受けるための電話端末用受信回路
の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電話をかけてきた相手の名前や電
話番号等の情報をFSK(FrequencyShift Keying)信
号として受信側の電話端末装置に送信し、電話をかけて
きた相手と通話することなくその相手を知ることができ
るというサービスが、Caller−IDサービスとし
てアメリカ、カナダ等で提供されている。
【0003】このサービスでは、受話器をおいた状態で
着信音と共に相手のデータ(FSK信号)を送信するオ
ンフックデータ送信方式(ON HOOK DATA TRANSMISSION
)と、通話中に別の第三者から電話がかけられた場合
に、その第三者のFSK信号を送信するオフフックデー
タ送信方式(OFF HOOK DATA TRANSMISSON )の二種類の
方式が知られている。
【0004】オンフックデータ送信方式は、現在提供さ
れているサービスであり、FSK信号は図8(a)に示
すような送信タイミングで電話局から送信される。
【0005】図8(a)において、オンフック状態の電
話端末装置(以下電話機という)に対して電話がかけら
れると、電話局はその電話機のベルを一定の間隔で鳴ら
すためのリング信号を送信する。その際、リング信号の
第1リング信号の送信期間と第2リング信号送信期間と
の間に設けられている無声期間中に、上記FSK信号が
送信される。そして、電話機の受信回路がFSK信号を
受信して復調することによって、液晶ディスプレイ(L
CD)等の表示手段にFSK信号に応じた相手の電話番
号や名前等の情報が表示される。呼び出された人は、受
話器をとる前にLCDの表示によって相手を確認し、そ
の相手と通話を行なうかどうかを決定することができ、
イタズラ電話等の予防が可能となっている。
【0006】一方、オフフックデータ送信方式は、今後
そのサービスが提供されようとしている方式であり、図
8(b)に示すような送信タイミングとなっている。
【0007】受話器が持ち上げられて通話状態(オフフ
ック状態)の場合に、第三者から呼び出しがあると、電
話局は、これを報知する警報(CAS:CPE Alerting s
ignal )信号を受信側の電話機に送信する。電話機の受
信回路がこのCAS信号を検出すると、電話機はFSK
信号の受信に備えて一旦通話中の相手との音声信号の送
受信を停止する(ハンドセットのミュート等)。また、
同時に電話機はCAS信号を受信したことを知らせるA
CK(Acknowledge )信号を電話局側に返信する。
【0008】電話局の交換機は、ACK信号の受信を確
認すると第三者のFSK信号の送信を開始する。受信回
路がこのFSK信号をオンフックデータ送信方式と同様
に復調し、LCDが相手の情報を表示する。これによ
り、呼び出された人は第三者を確認し、通話中の電話を
中断又は切ってその第三者と通話するかどうかを決定す
ることができる。
【0009】[オフフックデータ送信方式用の電話端末
用受信回路の構成] (従来例1)図9は、オフフックデータ送信方式用とし
て従来提案されている電話機の要部構成を示している。
【0010】オフフックデータ送信方式における電話機
の受信回路では、既に説明したように、FSK信号のみ
ならず、FSK信号に先だって電話局から送信されるC
AS信号の検出を行なわなければならない。ここで、F
SK信号は、“1”(MARK)を示す周波数1200
HZ の信号と、“0”(SPACE)を示す周波数22
00HZ の信号とから構成され、一方、CAS信号は周
波数2130HZ と2750HZ との複合信号によって
構成されている。そこで、電話機の受信回路には、この
2つの信号の各周波数をそれぞれ検出、復調するための
CAS検出部及びFSK復調部が設けられており、これ
らは1チップLSI60上に形成されている。
【0011】CAS検出部は、電話局交換機から供給さ
れるCAS信号の周波数2130HZ 及び2750HZ
をそれぞれ周波数弁別するためのフィルタ群62を有
し、このフィルタ群62は、バンドパスフィルタ62−
1(2130HZ 用)と、バンドパスフィルタ62−2
(2750HZ 用)とから構成されている。そして、フ
ィルタ群62で2つの周波数成分が両方が検出される
と、これに応じて判定部70がCAS信号を受信したと
判定し、CPU18にCAS検出信号を出力する。
【0012】一方、FSK復調部は、FSK信号の周波
数成分1200HZ 及び2200HZ をそれぞれ弁別す
るためのフィルタ群64を有し、フィルタ群64は、バ
ンドパスフィルタ64−1(1200HZ 用)と、バン
ドパスフィルタ64−2(2200HZ 用)とから構成
されている。そして、判定部72は、バンドパスフィル
タ64−1,64−2からの出力結果からFSK信号を
復調し、FSK復調信号をCPU18に供給する。
【0013】また、CPU18は、HOOK信号に基づ
いて電話機が通話中かどうかを検出している。更に、通
話中に電話局からCAS信号が送信され、CAS検出部
がCAS信号の受信を検出すると、CPU18は、これ
に応じてACK信号の出力をDTMF発生部22に指示
する。そして、ACK信号がDTMF発生部22から電
話局に返信され、次に電話局からFSK信号が送信され
る。FSK復調部はこのFSK信号を復調してCPU1
8に供給し、これによりFSK信号に応じた情報がLC
D20に表示される。
【0014】(従来例2)図10は、図9と異なる構成
を有する従来の電話機の受信回路の構成を示している。
【0015】図10において、CAS検出部は図9と同
様であるが、FSK復調部のフィルタ66は、1〜2.
5kHZ の帯域の周波数を弁別するバンドパスフィルタ
によって構成されている。そして、判定部74がバンド
パスフィルタ66で弁別された1〜2.5kHZ の周波
数の信号から、1200HZ 及び2200HZ の2つの
周波数成分を復調し、所定のFSK復調信号としてこれ
を図9と同様CPUに供給する。そして、LCDにこの
FSK復調信号に応じた情報が表示され、受信者側に相
手の情報を知らせている。
【0016】以上のような構成により、従来はオフフッ
クデータ送信方式において送信されるCAS信号とFS
K信号の両方を受信して検出していた。なお、オンフッ
クデータ送信方式ではFSK信号のみを検出・復調すれ
ば良いため、図9又は図10に示すFSK復調部のみの
構成で対処可能である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オンフックデータ送信方式における電話機では、図9及
び図10に示すようにFSK復調部とCAS検出部がそ
れぞれ別に設けられていた。従って、複数のフィルタ群
を有するこれらの検出部を、1チップLSI上に設ける
場合には、素子数が多くなってしまうためチップサイズ
が大きくなり、コストアップの原因となっていた。
【0018】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたものであり、素子数を低減してチップサイズの小型
化を可能とする電話端末用受信回路を提供することを目
的とする。
【0019】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電話端末用受信回路は以下のような特
徴を有する。
【0020】電話をかけてきた相手についてのデータ信
号をその相手と通話することなく受信可能な電話端末に
用いられる受信回路であって、電話局から送られる所定
周波数の前記データ信号を周波数弁別するためのデータ
信号フィルタモードと、前記データ信号の送信に先だっ
て前記データ信号と異なる周波数で電話局から送信さ
れ、通話中に第三者が電話をかけてきたことを知らせる
報知信号を周波数弁別するための報知信号フィルタモー
ドと、に切換え可能な信号検出フィルタを有し、所定の
切換え制御信号に応じて、前記信号検出フィルタのフィ
ルタモードを切換えることを特徴とする。
【0021】前記信号検出フィルタによって周波数弁別
された信号からデータ信号を復調するデータ信号復調部
と、前記信号検出フィルタによって周波数弁別された信
号から報知信号を検出する報知信号検出部と、前記切換
え制御信号に応じて、前記データ信号復調部又は前記報
知信号検出部を選択的に有効状態に切換える切換え部
と、を有し、前記信号検出フィルタは、互いに並列接続
された複数のフィルタから構成され、前記複数のフィル
タの各フィルタは、前記切換え制御信号に応じて前記デ
ータ信号の複数の周波数成分の1つと前記報知信号の複
数の周波数成分の1つとを選択的に弁別することを特徴
とする。
【0022】前記信号検出フィルタによって周波数弁別
された信号からデータ信号を復調するデータ信号復調部
と、前記信号検出フィルタによって周波数弁別された信
号から報知信号を検出する報知信号検出部と、前記切換
え制御信号に応じて、前記データ信号復調部又は前記報
知信号検出部を選択的に有効な状態に切換える切換え部
と、を有し、前記信号検出フィルタは、複数のフィルタ
から構成され、前記切換え制御信号に応じて、前記デー
タ信号フィルタモードの場合には、前記複数のフィルタ
を直列接続して前記データ信号の複数の周波数成分を含
む所定帯域の周波数弁別を行い、前記報知信号フィルタ
モードの場合には、前記各フィルタを並列接続し、前記
各フィルタが前記報知信号の複数の周波数成分の各々を
弁別することを特徴とする。
【0023】前記信号検出フィルタは、スイッチトキャ
パシタフィルタによって構成され、前記切換え制御信号
に応じてフィルタ特性が切換えられることを特徴とす
る。
【0024】前記切換え制御信号は、前記信号検出フィ
ルタを、電話端末がオンフック状態であって、前記電話
端末への第1リング信号の送信期間と第2リング信号の
送信期間の間の期間、少なくとも前記データ信号フィル
タモードに設定し、前記電話端末がオフフック状態にな
ると、前記報知信号用フィルタモードに設定し、前記電
話端末装置がオフフック状態で前記報知信号を受信した
後、前記データ信号フィルタモードに設定することを特
徴とする。
【0025】
【作用】オフフックデータ送信方式において電話端末用
受信回路は、周波数の異なる報知信号(CAS信号)と
データ信号(FSK信号)のそれぞれを検出しなければ
ならない。しかし、この2つの信号が電話局から同時に
電話端末用受信回路に送信されることはなく、電話端末
がオフフック状態の場合には、まず電話局からCAS信
号が送信される。そして、受信回路がこのCAS信号を
検出するとこれに応じて電話局からFSK信号が送信さ
れる。
【0026】本発明は、受信回路が上述の周波数の異な
るCAS信号とFSK信号の2つの信号を同時に弁別す
る必要がない点に着目しており、信号検出フィルタを切
換え制御信号によってモード切換えすることによって、
CAS信号の周波数弁別を行なうフィルタと、FSK信
号の周波数弁別を行なうフィルタとして機能させてい
る。
【0027】また、上記FSK信号及びCAS信号はそ
れぞれ異なる複数の周波数成分から構成されている。本
発明では、信号検出フィルタを構成する互いに並列接続
された複数のフィルタが、FSK信号又はCAS信号の
複数の周波数成分を個別に弁別する。更に、切換え制御
信号によってFSK復調部又はCAS検出部が有効な状
態となり、周波数弁別して得られた信号に基づいてCA
S信号の検出又はFSK信号の復調を行う。
【0028】本発明の別の構成においては、FSK信号
フィルタモードの場合には、切換え制御信号に応じて複
数のフィルタを直列接続して所定帯域の周波数弁別を行
う。そして、弁別された所定帯域の信号に基づきFSK
復調部がFSK信号を復調する。
【0029】また、本発明では、信号検出フィルタをス
イッチトキャパシタフィルタによって構成し、切換え制
御信号に応じてそのフィルタ特性を切り換えて、異なる
周波数成分から構成されるFSK信号及びCAS信号を
それぞれ弁別する。
【0030】更に、本発明の電話端末用受信回路では、
切換え制御信号と、電話端末のオンフック状態やリング
信号等の着信状態、そしてオフフック状態等の状態に応
じて、信号検出フィルタを、FSK信号フィルタモード
又はCAS信号フィルタモードに切換える。これによ
り、通話中に第三者のFSK信号が送信されるオフフッ
クデータ送信方式のサービスだけでなく、電話受話器を
おいた状態で着信音と共にFSK信号が送信されるオン
フックデータ送信方式のサービスに対しても同一の装置
で対応している。
【0031】
【実施例】以下、本発明に係る実施例について図面に基
づいて説明する。なお、以下に説明する図面において、
既に説明した図面と同一部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0032】(実施例1) [装置の概略構成]図1は、実施例1に係る電話機及び
その受信回路の概略構成図である。
【0033】電話局10に公衆回線を介して接続された
電話機の入力側には、ダイオードブリッジが設けられて
いる。そして、ダイオードブリッジの正出力端子側に
は、ON/OFFフック信号に応じて切り換わるスイッ
チ12を介して、電話機のベルを鳴らすためのリング回
路14と、回線と受話器との間で音声信号の分配を行う
スピーチネットワーク16とが設けられている。
【0034】ダイオードブリッジの2つの入力端子側に
は、アンプ31を介してFSK信号及びCAS信号をそ
れぞれ周波数弁別する信号検出フィルタが接続されてい
る。信号検出フィルタは、並列接続されたバンドパスフ
ィルタ32,34から構成されており、2つのフィルタ
32,34の出力側には、フィルタ32,34によって
周波数弁別されたCAS信号及びFSK信号をそれぞれ
検出・復調し、これをCPU18に供給する判定部40
が設けられている。そして、受信回路を構成する上記ア
ンプ31、フィルタ32,34及び判定部40は、1チ
ップのLSI30上に形成されている。
【0035】バンドパスフィルタ32は、CPU18か
ら出力されるFSK/CAS切換え制御信号に応じて、
FSK信号フィルタモード又はCAS信号フィルタモー
ドに切換え制御可能となっており、周波数2200HZ
又は2130HZ を選択的に弁別する。一方、バンドパ
スフィルタ34は、同じくFSK/CAS切換え制御信
号に応じてFSK信号フィルタモード又はCAS信号フ
ィルタモードに切換え制御可能であり、1200HZ 又
は2750HZ を選択的に弁別する。なお、各バンドパ
スフィルタ32,34は、それぞれバイカッド回路が多
段接続されたスイッチトキャパシタフィルタによって構
成されたフィルタを用いている。
【0036】フィルタ32,34の出力側には、FSK
/CAS切換え制御信号に応じて切換わるスイッチSW
33,SW35が接続されており、このスイッチSW3
3,35の一方の出力端(a)には、ダイオードD1,
D2を介してアンド回路42が接続されている。そし
て、このアンド回路42は、2つのフィルタ32,34
がCAS信号に係る周波数2130HZ と2750HZ
の双方を弁別すると、電話機がCAS信号を受信したと
判定し、所定のCAS検出信号をCPU18に出力す
る。
【0037】また、スイッチSW33,SW35の他方
の出力端(b)には、FSK復調部46と、ダイオード
D3,D4を介してオア回路44が接続されている。そ
して、FSK復調部46は、バンドパスフィルタ32,
34のそれぞれの弁別結果からFSK信号を復調して、
これを例えば“1”、“0”のFSK復調信号としてC
PU18に出力する。オア回路44は、必ずしも必要な
回路ではないが、2つのフィルタ32,34が、220
0HZ と1200HZ のいずれか又は両方を弁別すると
FSK信号を受信したと判別し、所定のFSK検出信号
をCPU18に供給する。
【0038】受信回路を1チップLSI上に形成した場
合に、フィルタ部分は素子数が多く最も面積比率の大き
いため、このように、同一のフィルタ32,34でFS
K信号とCAS信号を選択的に弁別すれば、LSIのチ
ップサイズを格段に小さくできる。
【0039】なお、上記スイッチSW33,35は、判
定部40のCAS検出部(アンド回路42)の出力側及
びFSK復調部46・オア回路44の出力側に設けられ
ていても良い。そして、CAS信号検出モードの場合に
は、FSK/CAS切り換え制御信号に応じてスイッチ
SW33が閉じ、アンド回路42とCPU18とを接続
し、CAS検出信号のCPU18へ出力を可能とする。
一方のスイッチSW35は開き、FSK復調部46・オ
ア回路44とCPU18を切り離す。
【0040】また、FSK信号検出モードの場合には、
反対にスイッチSW33が開き、スイッチSW35が閉
じて、FSK復調部46及びオア回路44からのFSK
復調信号とFSK検出信号のCPU18への出力を可能
とする。
【0041】[電話機及びその受信回路の動作]図1及
び図2を用いて、本実施例の受信回路の動作について説
明する。
【0042】図1に示すようにCPU18には、HOO
K SWが接続されており、このHOOKスイッチがオ
ン、すなわち受話器が置かれたオンフック状態では、C
PU18は、リング検出を行うためにスイッチ12をリ
ング(RING)回路14側に切り換えている。
【0043】この状態で、電話機が呼び出されると、電
話局10から例えば16HZ で75V(rms :実行値)
のリング信号が送信される(図2(c)参照)。
【0044】ここで、オンフックデータ送信が行われる
場合には、電話機がオンフック状態で、リング信号の第
1リング信号の送信期間と第2リング信号送信期間との
間に設けられた無声期間に、FSK信号が電話局10か
ら公衆回線を介して送信され、このFSK信号がアンプ
31を介してフィルタ32,34に供給される。
【0045】オンフック状態においては、CPU18が
FSK/CAS切換え制御信号を「H」レベルとしてい
るため、フィルタ32,34は、FSK信号の検出モー
ド(FSK信号フィルタモード)に切換えられており、
各検出フィルタ32,34はそれぞれ周波数2200H
Z 、1200HZ を弁別する。また、FSK/CAS切
換え制御信号が「H」レベルのため、判定部40のスイ
ッチSW32,SW34が、FSK復調部46側の出力
端(b)に切り換えられ、FSK復調部46及びオア回
路44はCPU18に所定のFSK復調信号及び検出信
号を供給可能な有効状態となっている。
【0046】従って、リング信号の無声期間中に電話機
に送信されたFSK信号は、フィルタ32,34で弁別
され、FSK復調部46によって復調されてCPU18
にFSK復調信号が供給され、LCD20に相手の電話
番号や名前等の情報が表示される。これにより、受話器
をとって相手と通話をする前に、相手を確認することが
可能となっている。なお、上述のように、オンフック状
態で常時フィルタ32,34をFSK信号フィルタモー
ドとするのは、オンフック状態でリング信号の送信がな
い場合でもFSK信号が送信されるサービス(WITHOUT
RING サービス)の場合である。
【0047】リング信号が送られるときにのみFSK信
号が送られるサービス(WITH RINGサービス)の場合
は、オンフック状態で、リング回路14がリング信号を
検出すると、これに応じてリング検出信号をCPU18
に出力する構成とする。そして、最初のリング信号に基
づくリング検出信号によってCPU18がFSK/CA
S切り換え制御信号を「H」レベルにし、フィルタ3
2,34を切り換えFSK復調部を起動する。このよう
に、WITH RING サービスの提供を受けている場合は、最
初のリング信号と2番目のリング信号との間の無声期間
のみFSK復調部を起動すれば、装置の省電力化を図る
ことが可能となる。
【0048】次に、オフフックデータ送信が行われる場
合について説明する。受話器がとられてオフフック状態
となると、CPU18がこれを検出してFSK/CAS
切換え制御信号を「L」レベルにし、フィルタ32,3
4及び判定部40のスイッチSW33,SW35をCA
S信号の検出モードに切り換える。また、同時に、CP
U18は、スイッチ12をスピークネットワーク16側
に切り換えることにより、音声信号の送受信が可能とな
って通話状態となる。
【0049】そして、通話中に第三者からの呼び出しが
あると電話局10からその電話機にCAS信号が送信さ
れ、CAS信号フィルタモードのフィルタ32,34
に、このCAS信号がアンプ31を介して供給され、フ
ィルタ32,34は各々CAS信号の周波数2130H
Z と2750HZ の弁別を行う。両方の周波数が検出さ
れると判定部40のアンド回路42(CAS検出部)か
ら所定のCAS検出信号がCPU18に供給される。
【0050】CPU18は、このCAS検出信号に応じ
て、DTMF発生部22にDTMFデータとしてACK
信号を出力することを指示する。また、CPU18は、
FSK/CAS切換え制御信号を「H」レベルとし、フ
ィルタ32,34及び判定部のスイッチSW32,SW
34をFSK信号の検出モードに切り替える。なお、各
部のFSK信号の検出モードへの切り換えは、CAS信
号を受信した後、FSK信号が電話局から送信されるま
での期間に行えば良く、例えばCAS信号受信直後だけ
でなく、ACK信号の送信と前後して切り換えを行って
も良い。
【0051】DTMF発生部22からACK信号が電話
局に返信されると、これに応じて電話局10からFSK
信号が受信回路に送信される。そして、FSK信号フィ
ルタモードのフィルタ32,34がこのFSK信号の周
波数2200Hzと1200Hzを検出し、FSK復調
部46がこれを復調してCPU18に供給する。これに
より、LCD20に第三者の所定の情報が表示され、そ
の第三者と通話することなく第三者を確認することが可
能となる。
【0052】以上説明したように、本実施例の電話端末
用受信回路では、通話中に、第三者からのFSK信号が
電話局から送信されるオフフックデータ送信方式のサー
ビスと、電話受話器をおいた状態で着信音と共にFSK
信号が送信されるオンフックデータ送信方式のサービス
にの双方対して、同一の装置で対応している。
【0053】(実施例2)次に、本発明の他の実施例に
ついて図3、図4及び図5を用いて説明する。
【0054】図3において、信号検出フィルタは、FS
K信号の周波数成分1200Hz,2200Hzを含む
所定帯域を弁別するFKS信号フィルタモードと、CA
S信号の周波数成分2130HZ 、2750HZ を弁別
するCAS信号フィルタモードとに切り換え可能なバン
ドパスフィルタ36,38から構成されている。そし
て、各フィルタ36,38は、図4に示すように、複数
段のバイカッド回路BQ1〜3,BQ4〜6によって構
成されている。
【0055】また、2つのフィルタ36,38の間に
は、CPUからのFSK/CAS切り換え制御信号に応
じて切り換わるスイッチSW40、SW42が設けられ
ている。CAS信号の検出モードの場合、このスイッチ
SW40及びSW42は図3のスイッチのA端子側に切
り換えられ、バンドパスフィルタ36,38は、図4
(a)に示すように信号入力部に対して並列に接続され
る。
【0056】各フィルタ36,38には、判定部50の
スイッチSW37,SW39及びダイオードD1,D2
を介してアンド回路42が接続されており、各フィルタ
36,38が、CAS信号の2つの周波数をそれぞれ弁
別し、両方の周波数が検出されると、アンド回路42か
ら所定のCAS検出信号がCPUに供給される。
【0057】一方、FSK信号の検出モードの場合、C
PUからの切換え制御信号によって、スイッチSW40
及びSW42は各スイッチのB端子側にそれぞれ切り換
えられ、図4(b)に示すように2つのフィルタ36,
38は直列接続される。直列接続されたフィルタ36,
38は、例えば1〜2.5kHZ の比較的広帯域の周波
数を弁別するバンドパスフィルタを構成する。そして、
フィルタ36,38によって弁別されたFSK信号の1
200HZ /2200HZ の周波数成分を含む変調信号
は、判定部50のスイッチSW39を介してFSK検出
復調部48に供給される。
【0058】FSK検出復調部48は、図5に示すよう
な構成を有しており、入力側に設けられたリミッタ回路
21が、図3のスイッチSW39を介して供給された変
調信号を振幅制限し、その周波数に応じた矩形波とす
る。次に、微分回路23がこの矩形波を微分し、更にパ
ルスストレッチ回路24が微分波形から一定幅の矩形波
を形成する。そして、ローパスフィルタ25がこの一定
幅の矩形波を平滑し、コンパレータ26が平滑電圧と所
定電圧とを比較することにより“0”、“1”から構成
されるFSK復調信号を発生し、このFSK復調信号が
CPUに供給される。
【0059】また、リミッタ回路21の出力側にはダイ
オード等の整流回路27が設けられており、リミッタ回
路21から振幅制限された矩形波が出力されると、これ
に応じて整流回路27は所定のFSK検出信号を発生
し、これがCPUに供給される。
【0060】なお、本実施例においても、実施例1と同
様に、信号検出フィルタ36,38の出力側に設けられ
ているスイッチSW37,39を、判定部50の出力側
に設け、FSK/CAS切換え制御信号に基づいて、C
AS検出信号と、FSK検出信号及びFSK復調信号と
のCPUへの出力を切換え制御する構成としても良い。
【0061】[本発明の信号検出フィルタの構成]上記
実施例1及び実施例2の信号検出フィルタとしては、ス
イッチトキャパシタフィルタが好適である。スイッチト
キャパシタは、キャパシタとこのキャパシタの充放電を
制御するスイッチとからなり、このスイッチを所定のタ
イミングでオンオフ制御することより所定の抵抗として
機能させるものである。そして、例えば積分フィルタと
して動作させる場合には、負帰還路の経路にキャパシタ
が配置されたオペアンプへの入力路に、スイッチによっ
て、その充放電が制御される入力側キャパシタを設け、
スイッチのオンオフによって所定の積分動作を行う。こ
のフィルタの特性は、スイッチのスイッチング周期とキ
ャパシタの容量比によって決定されるため、素子間相対
的精度が高いモノリシックICによりアクティブフィル
タを構成する際に好適である。
【0062】実施例1、2のフィルタは既に説明したよ
うに、多段のフィルタで構成されるが、その1段分は、
例えば図6に示すようなスイッチドキャパシタフィルタ
が好適である。このフィルタは、バイカッドと呼ばれる
タイプのものであり、基本的な積分回路としては、正入
力端子がアナロググランドに接続されたオペアンプOP
1と、このオペアンプの負(反転)入力端子への入力経
路に設けられた入力側キャパシタC1と、オペアンプの
負帰還経路に設けられた帰還側キャパシタC2と、入力
側キャパシタC1の充放電を制御するスイッチSW1〜
SW4を有している。
【0063】また、この積分回路の前段には、オペアン
プOP2と、入力側キャパシタC3、帰還側キャパシタ
C4、スイッチSW7、8からなる積分回路が設けられ
ている。また、この回路で所定の増幅作用を得るため
に、信号入力端とオペアンプOP2の負入力端を接続す
るキャパシタC5が設けられている。更に、出力端とオ
ペアンプOP2の負入力端子とはキャパシタC7を介し
て接続され、同じ出力端とオペアンプOP2の負入力端
とを接続する帰還経路は、スイッチSW9,10と上述
のスイッチSW7,8を介して接続され、この帰還経路
にはキャパシタC8が設けられている。
【0064】このような回路にその入力端から信号を入
力し、SW1〜4,SW7〜10を入力信号の周波数よ
り十分速い所定の周波数でスイッチングすることによっ
て、キャパシタC1,C8は、所定の抵抗として機能
し、所定の周波数弁別が行われる。
【0065】SW1〜4,SW7〜10のスイッチング
は、図7に示すように、位相がずれたものとし、対応す
るキャパシタに充電と放電を交互に行い所定の信号伝達
を所定の減衰量で行う。なお、SW1,SW4,SW
8,SW9は、図7(a)に示す信号ph1の「H」で
オン、スイッチSW2,SW3,SW7,SW10は、
図7(b)に示す信号ph2の「H」でオンする。
【0066】実施例1、2では、キャパシタC1にキャ
パシタC1’とスイッチSW11の直列回路、キャパシ
タC5にキャパシタC5’とスイッチSW12の直列回
路、キャパシタC7にキャパシタC7’とSW13の直
列回路、キャパシタC8にキャパシタC8’とSW14
の直列回路がそれぞれ接続されている。
【0067】このため、スイッチSW11〜SW14を
オンにすることによって、キャパシタC1,C5,C
7,C8の容量に、キャパシタC1’,C5’,C
7’,C8’の容量が加算される。従って、これらキャ
パシタC1,C5,C7,C8と、並列されるキャパシ
タの設けられていないオペアンプOP1,2の帰還側キ
ャパシタC2,C4との比がSW11〜SW14のオン
オフによって変わる。スイッチトキャパシタフィルタ
は、帰還側キャパシタと、他のキャパシタとの容量比に
よって決定されるため、並列接続するキャパシタC
1’,C5’,C7’,C8’の容量値を適当に選ぶこ
とによって、本回路の全体の特性を所定の比で変更する
ことができる。
【0068】従って、本実施例の回路において、スイッ
チSW11〜SW14のオンオフを切り換えることによ
って、2つの特性を有する信号検出フィルタを得ること
ができ、これをFSK信号用フィルタと、CAS信号用
フィルタとに切り換えて使用することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明の電話端末用受信回路によれば、
1つの信号検出フィルタを、切換え制御信号によってモ
ード切換えすることによって、CAS信号用フィルタ及
びFSK信号用フィルタの兼用フィルタとして機能させ
ることができる。従って、LSI化した場合に素子数を
減らしてチップサイズを格段に小さくすることが可能と
なる。
【0070】更に、本発明において、スイッチトキャパ
シタフィルタによって信号検出フィルタを構成すること
により、切換え制御信号によりフィルタモードを容易に
変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を含む電話機全体の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の電話機と電話局との間における信号の送
信タイミングを示す図である。
【図3】本発明の実施例2の電話端末用受信回路の概略
構成を示すブロック図である。
【図4】図3の信号検出フィルタの動作を説明する図で
ある。
【図5】図3のFSK検出復調部48の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の信号検出フィルタを構成するスイッチ
トキャパシタフィルタの構成例を示す回路図である。
【図7】図5のスイッチドキャパシタフィルタのスイッ
チを制御する信号波形を示す図である。
【図8】Caller−IDサービスにおけるFSK信
号の送信タイミングを説明する図である。
【図9】従来の電話機の主要部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】図9と異なる従来の電話機の受信回路の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 電話局、12,33,35,37,39 スイッ
チ、14 リング回路、18 CPU、20 LCD、
22 DTMF発生部、32,34,36,38 バン
ドパスフィルタ、40,50 判定部、42 アンド回
路、44 オア回路、46 FSK復調部、48 FS
K検出復調部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話をかけてきた相手についてのデータ
    信号をその相手と通話することなく受信可能な電話端末
    に用いられる受信回路であって、 電話局から送られる所定周波数の前記データ信号を周波
    数弁別するためのデータ信号フィルタモードと、 前記データ信号の送信に先だって前記データ信号と異な
    る周波数で電話局から送信され、通話中に第三者が電話
    をかけてきたことを知らせる報知信号を周波数弁別する
    ための報知信号フィルタモードと、 に切換え可能な信号検出フィルタを有し、 所定の切換え制御信号に応じて、前記信号検出フィルタ
    のフィルタモードを切換えることを特徴とする電話端末
    用受信回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電話端末用受信回路
    は、更に、 前記信号検出フィルタによって周波数弁別された信号か
    らデータ信号を復調するデータ信号復調部と、 前記信号検出フィルタによって周波数弁別された信号か
    ら報知信号を検出する報知信号検出部と、 前記切換え制御信号に応じて、前記データ信号復調部又
    は前記報知信号検出部を選択的に有効状態に切換える切
    換え部と、 を有し、 前記信号検出フィルタは、互いに並列接続された複数の
    フィルタから構成され、 前記複数のフィルタの各フィルタは、前記切換え制御信
    号に応じて前記データ信号の複数の周波数成分の1つと
    前記報知信号の複数の周波数成分の1つとを選択的に弁
    別することを特徴とする電話端末用受信回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電話端末用受信回路
    は、更に、 前記信号検出フィルタによって周波数弁別された信号か
    らデータ信号を復調するデータ信号復調部と、 前記信号検出フィルタによって周波数弁別された信号か
    ら報知信号を検出する報知信号検出部と、 前記切換え制御信号に応じて、前記データ信号復調部又
    は前記報知信号検出部を選択的に有効な状態に切換える
    切換え部と、 を有し、 前記信号検出フィルタは、複数のフィルタから構成さ
    れ、 前記切換え制御信号に応じて、 前記データ信号フィルタモードの場合には、前記複数の
    フィルタを直列接続して前記データ信号の複数の周波数
    成分を含む所定帯域の周波数弁別を行い、 前記報知信号フィルタモードの場合には、前記各フィル
    タを並列接続し、前記各フィルタが前記報知信号の複数
    の周波数成分の各々を弁別することを特徴とする電話端
    末用受信回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記
    載の電話端末用受信回路において、 前記信号検出フィルタは、スイッチトキャパシタフィル
    タによって構成され、前記切換え制御信号に応じてフィ
    ルタ特性が切換えられることを特徴とする電話端末用受
    信回路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記
    載の電話端末用受信回路において、 前記切換え制御信号は、前記信号検出フィルタを、 電話端末がオンフック状態であって、前記電話端末への
    第1リング信号の送信期間と第2リング信号の送信期間
    の間の期間、少なくとも前記データ信号フィルタモード
    に設定し、 前記電話端末がオフフック状態になると、前記報知信号
    用フィルタモードに設定し、 前記電話端末装置がオフフック状態で前記報知信号を受
    信した後、前記データ信号フィルタモードに設定するこ
    とを特徴とする電話端末用受信回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005086525A1 (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Rohm Co., Ltd フィルタ回路およびそれを利用した再生装置

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