JP2959125B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2959125B2 JP2331595A JP33159590A JP2959125B2 JP 2959125 B2 JP2959125 B2 JP 2959125B2 JP 2331595 A JP2331595 A JP 2331595A JP 33159590 A JP33159590 A JP 33159590A JP 2959125 B2 JP2959125 B2 JP 2959125B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信端末装置に関し、特に国によって異なる
通信回線端末に関する規格(いわゆる、「PTT規
格」)、中でもリターンロスに関する規格を1つのハー
ドウェアで満足させるようにした通信端末装置に関す
る。
〔従来の技術〕
PTT規格中のリターンロスに関する規格は世界各国で
異なるため、これを1つのハードウェアで満足させるこ
とは、実際上、不可能であった。このため、従来は、国
を規格によりグループ分けして、各グループ毎に、回路
を変更するようにしていた。
これに対しては、複数のグループに対応可能な回路を
作り込み、グループ毎に切換えるようにすることも考え
られる。従来の、このような方式の装置としては、例え
ば、特開平2−58957号公報に開示された装置を挙げる
ことができる。
この装置は、回線の終端インピーダンスを、通信動作
中は低インピーダンスに、通信待機中は高インピーダン
スに切換えるための手段を有するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術のうち前者では、グループ毎とは言え、
回路を変更する必要があることから、コストの上昇が避
けられず、また、製品の管理上からも煩わしいものであ
った。
また、上記従来技術のうち後者は、インピーダンスの
切換えを行うもので、前述の如く、PTT規格中のリター
ンロスに関する規格に対応するように使用することは不
可能である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、従来の技術における上述の如き問題を
解消し、世界各国で異なるPTT規格中のリターンロスに
関する規格を1つのハードウェアで満足させるようにし
た通信端末装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の通信端末装置は、
設定された国コードに対応するPTT規格中のリターンロ
スに関する規格で分類されるグループを複数のグループ
(A,Bグループ)から判別する手段(システム制御部
8)と、複数のグループのそれぞれに対応して回線とモ
デムを電気的に絶縁した形で結合するトランス5の二次
側に直列に接続される複の終端抵抗(r1,r2)と、各終
端抵抗(r1,r2)のそれぞれと組み合わされ、それぞれ
の終端抵抗(r1,r2)での減衰量変化分の補正に用いら
れる複数の抵抗(r3〜r6)と、これらの終端抵抗(r1,r
2)および抵抗(r3〜r6)から、システム制御部8で判
別したグループに対応する終端抵抗および抵抗を選択し
て接続する手段(リレー10〜12)とを有することを特徴
とする。
あるいは、設定された国コードに対応するPTT規格中
のリターンロスに関する規格で分類されるグループを複
数のグループ(A,Bグループ)から判別する手段(シス
テム制御部8)と、回線とモデムを電気的に絶縁した形
で結合するトランス5Aの二次側に、このトランス5Aの二
次側のインピーダンスが等しくなるよう接続される、各
グループのそれぞれに対応する容量のコンデンサを配し
た複数の回路と、各回路からシステム制御部8Aで判別し
たグループに対応する回路を選択して接続する手段(リ
レー13)とを有することを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係る通信端末装置においては、第1の通信端
末装置が、回線とモデムを電気的に絶縁した形で結合す
るトランスの二次側に設けたリターンロス規格対応部内
に、終端抵抗を切換えるとともに、更に、終端抵抗切換
えに伴なう減衰量変化分を補正する送受信レベル補正手
段を設けて、これらを前述の各グループに対応させて適
宜切換えるようにし、また、第2の通信端末装置が、前
記リターンロス規格対応部内に、インピーダンスがそれ
ぞれ等しくなるようにするとともに、前記各グループに
対応する容量のコンデンサを配した複数の回路を設け
て、これらを前述の各グループに対応させて適宜切換え
るようにしたという構成の相異はあるものの、いずれ
も、各国で異なるPTT規格中のリターンロスに関する規
格に、1つのハードウェアで対応させるようにした通信
端末装置を実現できるものである。
(2)〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、通信端末装置の一例であるファクシミリ装
置の一般的なシステム構成の概要を示す図である。図に
おいて、1は回線L1,L2の極性反転等を検出するオフフ
ック検出部、2はT1,T2に接続される外付け電話側とフ
ァクシミリのモデム側との切換えを行うOHリレー、3は
ダイヤルパルスの直流回路の閉結を行うダイヤルパルス
送出部、4は交換機から送られてくるリンギング信号を
検出し2値化してファクシミリのシステム制御部8に知
らせるリンギング検出部、5は回線L1,L2とモデム7等
のファクシミリ側を電気的に絶縁して結合させるトラン
ス、6は回線側からの双方向の信号を送信信号および受
信信号に分けている2線4線変換部、上にも述べた7は
信号の変復調を行うモデム、8は本ファクシミリ装置全
体を制御するシステム制御部を示している。本発明に係
る第1のファクシミリ装置は、上述のシステム構成中の
2線4線変換部6を、特別な構成とすることにより、前
述の目的を達成するものである。以下、これについて、
より詳細に説明する。
第2図は、第1図中の2線4線変換部6の構成例を示
す図である。トランス5は、一次側,二次側ともに直流
抵抗分を持っており、二次側の直流抵抗分を抵抗r0で終
端し、整合をとっている。なお、前述の如く、従来は、
国を規格によりグループ分けして、各グループ毎に、回
路を変更していたが、その場合の回路の変更の内容は、
第2図中のコンデンサC1,C2として適当な値のものを選
択するようにしていたものである。第2図中の破線で囲
んだ部分が、本実施例の2線4線変換部6中の、特徴的
構成部分である。
第3図は、第2図中の破線で囲んだ部分のより詳細な
構成例を示すものである。本構成例においては、第2図
中の終端抵抗r0をr1,r2のいずれかを選択するようにす
るとともに、それに付随して、斜線を施した部分A,Bの
抵抗値をも切換えるようにしたものである。第3図中の
斜線部分A,Bの詳細な構成例を第4図(a)および
(b)に示す。第3図の抵抗r1,r2と、第4図(a)中
の抵抗r3,r4および同(b)中の抵抗r3,r4はそれぞれ同
期して切換えられるものである。
第4図(a)および(b)に示した回路は、終端抵抗
r0をr1,r2のいずれかを選択するようにすることで生ず
る終端条件の変化に対応するゲインの変化分を補正する
ためのものである。これにより、送信レベル,受信レベ
ルを一定に保つことが可能になるものである。
第5図に、本実施例に係る通信端末装置の動作フロー
チャートを示した。ここでは、リターンロス規格を、A
グループ(リファレンスが600Ω系:ベルギー等)とB
グループ(リファレンスがネットワーク系:スイス等)
とに分けている。
動作を説明すると、まず、規格対応のために国コード
を設定すると(ステップ21)、前述のシステム制御部8
がその国が上述のAグループとBグループのいずれに属
するものかを判定(ステップ22)し、Aグループである
ならば、ステップ23において、リレー10をr1に、リレー
11をr3に、リレー12をr5にそれぞれ切換える。また、B
グループであるならば、ステップ24において、リレー10
をr2に、リレー11をr4に、リレー12をr6にそれぞれ切換
える。これにより、それぞれのリターンロス規格に実質
的に適合するように通信端末装置をセットすることがで
きる。
上記実施例によれば、A,B各グループ対応に適切なr1
〜r6の値を選定しておき、これらを適宜切換えることに
より、低コストの装置で、世界各国それぞれのリターン
ロス規格に実質的に適合させることができ、送受信レベ
ルの変化に対応できるという効果が得られる。
第6図は、本発明の他の実施例を示すファクシミリ装
置のシステム構成の概要を示す図である。図において、
記号1〜4は第1図に示したと同じ構成要素を示してお
り、また、5Aは回線L1,L2とファクシミリ側を電気的に
絶縁して結合させるトランス、8Aは本ファクシミリ装置
全体を制御するシステム制御部、9は後述するリターン
ロス規格対応部を示している。本実施例に係るファクシ
ミリ装置は、上述のリターンロス対応部9を有すること
により、前述の目的を達成するものである。以下、これ
について詳細に説明する。
第7図は、第6図中のトランス5Aおよびリターンロス
対応部9の構成例を示す図である。トランス5Aの二次側
は、6ピンから10ピンと8ピンから10ピンのインピーダ
ンスが等しくなるように巻線されている。これにより、
コンデンサ(C1,C2)と(C3,C4)の組に、適切な値のも
のを選択することによって、各国毎に異なるリターンロ
ス規格に対応するようにしたものである。
なお、前述の如く、従来は、国を規格によりグループ
分けして、各グループ毎に、回路を変更していたが、そ
の場合の回路の変更の内容は、第7図中のコンデンサを
1組だけ有し、これに適当な値のものを選択するように
していたものである。本実施例においては、前述の実施
例の場合と同様に、リターンロス規格を、リファレンス
が600Ω系のAグループと、ネットワーク系のBグルー
プとに分けて、それぞれのグループ対応に、コンデンサ
(C1,C2)と(C3,C4)の組に、適切な値のものを選択し
ているものである。
第8図に、本実施例に係る通信端末装置の動作フロー
チャートを示した。第8図に基づいて動作を説明する
と、まず、規格対応のために国コードを設定すると(ス
テップ31)、前述のシステム制御部8Aがその国の上述の
AグループとBグループのいずれに属するものかを判定
し(ステップ32)、Aグループであるならば、ステップ
33において、リレー13をa1,b1に切換える。また、Bグ
ループであるならば、ステップ34において、リレー13を
a2,b2にそれぞれ切換える。これにより、それぞれのリ
ターンロス規格に実質的に適合するように通信端末装置
をセットすることができる。
上記実施例によれば、A,B各グループ対応に適切なC1
〜C4の値を選定しておき、これらを適宜切換えることに
より、低コストの装置で、世界各国それぞれのリターン
ロス規格に実質的に適合させることができ、送受信レベ
ルの変化に対応できるという効果が得られる。
なお、上記実施例はいずれも本発明の一例を示すもの
であり、本発明はこれらに限定されるべきものではない
ことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、世界各
国で異なるPTT規格中のリターンロスに関する規格を1
つのハードウェアで満足させるようにした通信端末装置
を実現できるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるファクシミリ装置のシ
ステム構成の概要を示す図、第2図はその要部である2
線4線変換部の構成例を示す図、第3図は第2図中の破
線で囲んだ部分のより詳細な構成例を示す図、第4図は
第3図中の斜線部分A,Bの詳細な構成例を示す図、第5
図は実施例の動作を示すフローチャート、第6図は本発
明の他の実施例のシステム構成を示す図、第7図はその
要部であるリターンロス規格対応部の詳細な構成例を示
す図、第8図はその動作フローチャートである。 1:オフフック検出部、2:OHリレー、3:ダイヤルパルス送
出部、4:リンギング検出部、5,5A:トンランス、6:2線4
線変換部、7:モデム、8,8A:システム制御部、9:リター
ンロス規格対応部、10〜13:リレー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定された国コードに対応するPTT規格中
    のリターンロスに関する規格で分類されるグループを複
    数のグループから判別する制御手段と、 上記複数のグループのそれぞれに対応して回線とモデム
    を電気的に絶縁した形で結合するトランスの二次側に直
    列に接続される複数の終端抵抗と、 該複数の終端抵抗のそれぞれと組み合わされ、それぞれ
    の終端抵抗での減衰量変化分の補正に用いられる複数の
    抵抗と、 上記複数の終端抵抗および上記複数の抵抗から上記制御
    手段で判別したグループに対応する終端抵抗および抵抗
    を選択して接続する手段と を有することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】設定された国コードに対応するPTT規格中
    のリターンロスに関する規格で分類されるグループを複
    数のグループから判別する制御手段と、 回線とモデムを電気的に絶縁した形で結合するトランス
    の二次側に該トランスの二次側のインピーダンスが等し
    くなるよう接続される上記複数のグループのそれぞれに
    対応する容量のコンデンサを配した複数の回路と、 該複数の回路から上記制御手段で判別したグループに対
    応する回路を選択して接続する手段と を有することを特徴とする通信端末装置。
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