JPH0230949Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0230949Y2 JPH0230949Y2 JP1982174937U JP17493782U JPH0230949Y2 JP H0230949 Y2 JPH0230949 Y2 JP H0230949Y2 JP 1982174937 U JP1982174937 U JP 1982174937U JP 17493782 U JP17493782 U JP 17493782U JP H0230949 Y2 JPH0230949 Y2 JP H0230949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- line
- power
- circuit
- relay
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000000275 quality assurance Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電源供給時（以下通電時という）の
主装置の通話路に停電時に用いるバイパスルート
を設け電話機側から局線側をみたインピーダンス
が通電時と停電時とで異なる電子化ボタン電話装
置において、通電時と停電時で電話機の平衡回路
網を切替えることにより通話品質を保証するため
の停電時におけるボタン電話装置の通話品質保証
回路に関する。
主装置の通話路に停電時に用いるバイパスルート
を設け電話機側から局線側をみたインピーダンス
が通電時と停電時とで異なる電子化ボタン電話装
置において、通電時と停電時で電話機の平衡回路
網を切替えることにより通話品質を保証するため
の停電時におけるボタン電話装置の通話品質保証
回路に関する。
電子化ボタン電話装置におおける電話機側から
局線側をみたインピーダンスは局線の線路インピ
ーダンスと異なるため、電話機側から局線側をみ
たインピーダンスに整合するように設計された平
衡回路網を電話機に設け、通話品質を保証してい
る。しかし、停電や夜間等で主装置に電源供給が
行なわれない時には、電話機が主装置の通話路を
経由せずバイパスルートで局線に接続されるた
め、前記平衡回路網ではインピーダンスが整合せ
ず通話品質を悪化させる。このため、従来は、局
線の線路インピーダンスと整合された別の電話機
を設け、停電や夜間の電源切断等で電話装置に対
し電源供給が停止した時、この別の電話機をバイ
パスルートで局線に接続する方法がとられてい
る。しかしながら、この方法では、停電時と通電
時との電話機の使い分けをしなければならないと
いう不都合がある。また別の方法として、電話機
には変更を加えず、電話機側から局線側をみたイ
ンピーダンスが主装置の通話路を経由して該電話
機を局線に接続した場合と等価となるように、バ
イパスルートにインピーダンスの補正回路を設
け、停電時においても、バイパス回路を通して、
電話機側のインピーダンスと局線の線路インピー
ダンスを整合させる方法が特開昭57−54493号に
提案されている。しかしながら、この方法では局
線入力の電話装置における直流抵抗や交流損失を
小さくする必要があり、回路を複雑にしかつ高価
となる欠点があつた。
局線側をみたインピーダンスは局線の線路インピ
ーダンスと異なるため、電話機側から局線側をみ
たインピーダンスに整合するように設計された平
衡回路網を電話機に設け、通話品質を保証してい
る。しかし、停電や夜間等で主装置に電源供給が
行なわれない時には、電話機が主装置の通話路を
経由せずバイパスルートで局線に接続されるた
め、前記平衡回路網ではインピーダンスが整合せ
ず通話品質を悪化させる。このため、従来は、局
線の線路インピーダンスと整合された別の電話機
を設け、停電や夜間の電源切断等で電話装置に対
し電源供給が停止した時、この別の電話機をバイ
パスルートで局線に接続する方法がとられてい
る。しかしながら、この方法では、停電時と通電
時との電話機の使い分けをしなければならないと
いう不都合がある。また別の方法として、電話機
には変更を加えず、電話機側から局線側をみたイ
ンピーダンスが主装置の通話路を経由して該電話
機を局線に接続した場合と等価となるように、バ
イパスルートにインピーダンスの補正回路を設
け、停電時においても、バイパス回路を通して、
電話機側のインピーダンスと局線の線路インピー
ダンスを整合させる方法が特開昭57−54493号に
提案されている。しかしながら、この方法では局
線入力の電話装置における直流抵抗や交流損失を
小さくする必要があり、回路を複雑にしかつ高価
となる欠点があつた。
本考案は、これらの欠点を解決するために、電
子化ボタン電話装置の電話機に異なる２個の平衡
回路網を設け、通電時と停電または夜間等電源供
給が停止した場合とで両平衡回路網を切替えるこ
とにより通話品質を保証するようにしたものであ
る。
子化ボタン電話装置の電話機に異なる２個の平衡
回路網を設け、通電時と停電または夜間等電源供
給が停止した場合とで両平衡回路網を切替えるこ
とにより通話品質を保証するようにしたものであ
る。
以下、図面を参照して、本考案の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第１図は本考案の一実施例を示し、同図におい
て、MEは主装置、主装置MEに通話線を介して
接続されたＮは電話機、Z1は通電時の平衡回路
網、Z2は停電時の平衡回路網、ｂは停電検出用の
リレーＢの平衡回路網切替用接点、Ｒは受話器、
Ｔは送話機、MEは主装置、ZSは通話路、a1〜a4
は停電時にバイパスルートを設けるための図面に
はないリレーＡの接点、L1，L2は局線、MCMは
主装置の制御部、MPWは制御部に供給する電源
回路、NCMは電話機の制御部NPWは電話機の
制御部に供給する電源回路、Ｂは停電検出用のリ
レー、ｌは電源及び制御用伝送線である。
て、MEは主装置、主装置MEに通話線を介して
接続されたＮは電話機、Z1は通電時の平衡回路
網、Z2は停電時の平衡回路網、ｂは停電検出用の
リレーＢの平衡回路網切替用接点、Ｒは受話器、
Ｔは送話機、MEは主装置、ZSは通話路、a1〜a4
は停電時にバイパスルートを設けるための図面に
はないリレーＡの接点、L1，L2は局線、MCMは
主装置の制御部、MPWは制御部に供給する電源
回路、NCMは電話機の制御部NPWは電話機の
制御部に供給する電源回路、Ｂは停電検出用のリ
レー、ｌは電源及び制御用伝送線である。
次に動作について説明する。
電話装置に電源が供給されている時は、電源回
路NPWの出力で図面にないリレーＡが動作し、
また伝送線ｌを通して電話機Ｎに電源が供給さ
れ、電源回路NPWの出力でリレーＢが動作す
る。これにより、リレーＡの接点a1〜a4がメーク
し、電話機Ｎは通話路ZSを介して局線に接続され
る。また、リレーＢの接点ｂがメークするので、
電話機Ｎから通話路ZSを通して局線側をみたイン
ピーダンスと整合するように電話機Ｎに設けた平
衡回路網Z1が接点ｂのメーク接点を介して局線に
接続されることになる。一方停電時には、リレー
ＡとＢが復旧するので、接点a1〜a4及びｂがブレ
ークし、通話路ZSとは別のバイパスルートL1−a1
−a3−Ｎ−a4−a2−L2で、電話機Ｎは局線に接続
され、また局線の線路インピーダンスと整合する
ように電話機Ｎに設けた平衡回路網Z2が接点ｂの
ブレーク接点を介して局線に接続される。従つて
通電時と停電時のいずれの場合にも通話品質が保
証される。第２図及び第３図は各々平衡回路網Z1
及び平衡回路網Z2の一実施例を示す。図示のよう
に、Z1は２つの抵抗R1，R2とコンデンサC1で構
成され、Z2は２つの抵抗R3，R4と２つのコンデ
ンサC2，C3で構成され、いずれも極めて簡単な
回路である。
路NPWの出力で図面にないリレーＡが動作し、
また伝送線ｌを通して電話機Ｎに電源が供給さ
れ、電源回路NPWの出力でリレーＢが動作す
る。これにより、リレーＡの接点a1〜a4がメーク
し、電話機Ｎは通話路ZSを介して局線に接続され
る。また、リレーＢの接点ｂがメークするので、
電話機Ｎから通話路ZSを通して局線側をみたイン
ピーダンスと整合するように電話機Ｎに設けた平
衡回路網Z1が接点ｂのメーク接点を介して局線に
接続されることになる。一方停電時には、リレー
ＡとＢが復旧するので、接点a1〜a4及びｂがブレ
ークし、通話路ZSとは別のバイパスルートL1−a1
−a3−Ｎ−a4−a2−L2で、電話機Ｎは局線に接続
され、また局線の線路インピーダンスと整合する
ように電話機Ｎに設けた平衡回路網Z2が接点ｂの
ブレーク接点を介して局線に接続される。従つて
通電時と停電時のいずれの場合にも通話品質が保
証される。第２図及び第３図は各々平衡回路網Z1
及び平衡回路網Z2の一実施例を示す。図示のよう
に、Z1は２つの抵抗R1，R2とコンデンサC1で構
成され、Z2は２つの抵抗R3，R4と２つのコンデ
ンサC2，C3で構成され、いずれも極めて簡単な
回路である。
以上説明したように、本考案は、電子化ボタン
電話装置において、主装置の通話路を通して電話
機側から見た局線側をみたインピーダンスと局線
の線路インピーダンスとが異なる場合に、主装置
の通話路を通して電話機側から局線側をみたイン
ピーダンスに整合させるための平衡回路網Z1と、
通話路のバイパスルートで、電話機が局線に接続
される場合の局線の線路インピーダンスに整合さ
せるための平衡回路網Z2とを電話機に設け、両平
衡回路網をリレーの接点等の切替手段で切替える
ことにより、通電時だけでなく停電時においても
通話品質を保証できるようにしたので、停電が発
生した場合のことを考えて別の電話機を設ける必
要はなく、またバイパスルートにインピーダンス
の補正回路を設ける場合のように局線入力の電話
装置における直流抵抗や交流損失を小さくする必
要から回路を複雑にし高価になるという欠点が解
消され、第２図、第３図に示すような簡単な回路
構成で通話品質を保証することができるという利
点がある。
電話装置において、主装置の通話路を通して電話
機側から見た局線側をみたインピーダンスと局線
の線路インピーダンスとが異なる場合に、主装置
の通話路を通して電話機側から局線側をみたイン
ピーダンスに整合させるための平衡回路網Z1と、
通話路のバイパスルートで、電話機が局線に接続
される場合の局線の線路インピーダンスに整合さ
せるための平衡回路網Z2とを電話機に設け、両平
衡回路網をリレーの接点等の切替手段で切替える
ことにより、通電時だけでなく停電時においても
通話品質を保証できるようにしたので、停電が発
生した場合のことを考えて別の電話機を設ける必
要はなく、またバイパスルートにインピーダンス
の補正回路を設ける場合のように局線入力の電話
装置における直流抵抗や交流損失を小さくする必
要から回路を複雑にし高価になるという欠点が解
消され、第２図、第３図に示すような簡単な回路
構成で通話品質を保証することができるという利
点がある。
第１図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。 Ｎ……電話機、Z1……電源供給時の平衡回路
網、Z2……停電時の平衡回路網、ｂ……図面には
ないリレーＢの接点、Ｒ……受話器、Ｔ……送話
器、ME……主装置、ZS……電話回路、a1〜a4…
…図面にないリレーＡの接点、L1，L2……局線。 第２図は前記Z1の一実施例を示す回路図、第３
図は前記Z2の一実施例を示す回路図である。
る。 Ｎ……電話機、Z1……電源供給時の平衡回路
網、Z2……停電時の平衡回路網、ｂ……図面には
ないリレーＢの接点、Ｒ……受話器、Ｔ……送話
器、ME……主装置、ZS……電話回路、a1〜a4…
…図面にないリレーＡの接点、L1，L2……局線。 第２図は前記Z1の一実施例を示す回路図、第３
図は前記Z2の一実施例を示す回路図である。
Claims (1)
- 主装置に通話線と電源線を介して接続されると
共に通電時の主装置の通話路に停電時にバイパス
するためのバイパスルートを設け、電話機側から
局線側をみたインピーダンスが通電時と停電時と
で異なる電子化ボタン電話装置において、前記電
話機に通電時に動作し停電時に非動作となる停電
検出用のリレーを設けると共に、該停電検出用リ
レーのメイク接点を介して前記通話線に接続され
る第１の平衡回路網と、前記停電検出用のリレー
のブレーク接点を介して前記通話線に接続される
第２の平衡回路網とを有し、通電時には前記第１
の平衡回路網が前記メーク接点、前記通話線およ
び前記通話路を介して局線に接続され、停電時に
は前記第２の平衡回路網が前記ブレーク接点、通
話線および前記バイパスルートを介して局線と接
続されるようにしたことを特徴とする停電時にお
けるボタン電話装置の通話品質保証回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17493782U JPS5981153U (ja) | 1982-11-20 | 1982-11-20 | 停電時におけるボタン電話装置の通話品質保証回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17493782U JPS5981153U (ja) | 1982-11-20 | 1982-11-20 | 停電時におけるボタン電話装置の通話品質保証回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5981153U JPS5981153U (ja) | 1984-06-01 |
| JPH0230949Y2 true JPH0230949Y2 (ja) | 1990-08-21 |
Family
ID=30380719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17493782U Granted JPS5981153U (ja) | 1982-11-20 | 1982-11-20 | 停電時におけるボタン電話装置の通話品質保証回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5981153U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5623945U (ja) * | 1979-07-31 | 1981-03-04 | ||
| JPS5686563A (en) * | 1979-12-17 | 1981-07-14 | Nec Corp | Button telephone set |
-
1982
- 1982-11-20 JP JP17493782U patent/JPS5981153U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5623945U (ja) * | 1979-07-31 | 1981-03-04 | ||
| JPS5686563A (en) * | 1979-12-17 | 1981-07-14 | Nec Corp | Button telephone set |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5981153U (ja) | 1984-06-01 |
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