JPS63178694A - ボタン電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はボタン電話装置に関し、詳しくは停電時に動作
する電話機回路と通常給電時に動作する電話は回路とを
有するボタン電話装置に関するものである。

（従来の技術） 周知のように、ボタン電話装置は音声信号を送受する音
声伝送路と制御信号を送受するデータ伝送路の２対の伝
送路で接続された主装置とボタン電話機とから構成され
ている。

このようなボタン電話装置において、従来、ボタン電話
機側に主装置からの通常給電時に動作する第１の電話別
回路と、商用電源の停電時に動作する第２の電話機回路
とを設け、停電時は第２の電話機回路を加入者回線に直
接切替接続して通話を可能としたものがある。

第４図はこのような停電時通話機能を有する従来のボタ
ン電話装置の構成を示す回路図であり、加入者回線１は
主装置に接続され、さらに主装置２はデータ伝送路３と
音声伝送路４を介してボタン電話機５に接続されている
。

主装置２には、商用電源の給電時に動作するリレー２−
６が設けられ、またボタン電話別５には手動切替スイッ
チ５−４が設けられ、停電時はリレー２−６の接点２−
３．２＝４を図示の状態に切替え、かつ手動切替スイッ
チ５−４も図示の状態に切替え、第２の電話機回路５−
７を音声伝送路４を介して加入者回線１に切替接続し、
停電復旧時は接点２−３．２−４および手動切替スイッ
チ５−４を図示の反対方向に切替え、第１の電話機回路
５−６を音声伝送路４を介して主装置１の電話機インタ
フェースのトランス２−２へ切替接続すると共に、安定
化電源回路５−２にはデータ伝送路３を介して＋２４Ｖ
の直流電力が給電されるように構成されている。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、この構成では２つの電話も１回路５−６．５
−７を切替接続する切替スイッチを手動式の切替スイッ
チで構成しているために、停電が復旧した後も停電時の
切替状態にしている場合が多く、その切替操作が面間で
あるという問題があった。

そこで、リレー等を用いて自動切替えを行う方法が試み
られているが、ボタン電話別への通常状態における給電
方法が重信伝送方式を用いているものでは、主装置側で
はリレーの切替えによって給電状態にすることかできる
のに対し、ボタン電話機側では給電路が開成されないた
めに、自動切替え用のリレーを動作させることができな
いという問題がある。

本発明はこのような事情に鑑み、給電方法が重信伝送法
式のものにおいても２種の電話機回路を自動的に切替え
ることができるボタン電話装置を提供することを目的と
するものである。

［弁明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、主装置側の切替回路は停電復旧時２対の伝送
路の片側線を経由してボタン電話機へ給電を行うように
接続し、ボタン電話機側の切替回路は給電によって動作
するリレーによって第１の電話機回路が主装置の通常給
電時の伝送時に切替接続されるように接続したものであ
る。

（作用） ボタン電話機に対する給電は２対の伝送路の片側線を経
由して行なわれ、ボタン電話機側の切替回路はこの給電
によって通常給電時の伝送路に第１の電話握回路を切替
接続する。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示す回路図であり、主装置
２には従来と同様に商用電源の給電時（停電復旧時）に
動作するリレー２−６が設けられ、このリレー２−６の
接点２−３．２−４によって伝送路３，４を通常時と停
電時の状態に切替えるように構成されている。但し、リ
レー２−６は停電復旧時において第２の電話機回路５−
７が通話状態であり、加入者回線１に回線電流が流れて
いる時は、この回線電流を検出する検出回路２−５の制
御出力によって動作が禁止され、第２の電話機回路５−
７の通話状態が維持されるようになっている。

また、加入者回線１の一方のラインはリレー接点２−４
および伝送路４の片側の線４ｂを介してボタン電話機５
へ接続され、他方のラインはリレー接点２−３および伝
送路３の片側のａ３ｂを介してボタン電話握５へ接続さ
れている。

一方、ボタン電話別５においては、主装置２の電話義イ
ンタフェースのトランス２−１の中点タップ−リレー接
点２−３→伝送路３の片側線３ａ→ボタン電話ｎ５のト
ランス５−１の中点タップ→安定化電源回路５−２を介
して＋２４Ｖの電源が給電され、また主装置２の電話機
インタフェースのトランス２−２の中点タップ→リレー
接点２−４→伝送路４の片側線４ａ→ボタン雷話標５の
トランス５−５の中点タップを介して接地電位が接続さ
れることによって動作するリレー５−３が設けられ、こ
のリレー５−３の接点５−８．５−９によって伝送路３
．４を通常時と停電時の状態に切替えるように構成され
ている。

以上の構成において、停電状態になると、リレー２−６
および５−３は動作していないため、これらリレーの接
点２−３．２−４．５−８．５−９は図示の状態に切替
わっている。従って、第２の電話機回路５−７が伝送路
３，４の片側線３ｂ。

４ｂ通じて加入者回線１に接続され、この第２の電話機
回路−一７を使用した通話が可能となる。

これに対し、停電が復旧し、かつ第２の電話機回路５−
７が通話状態になければ、リレー２−６が動作し、その
接点２−３．２−４は図示の反対方向に切替わる。する
と、前述したような経路で＋２４■電源と接地電位がボ
タン電話機５に給電されるようになるため、リレー５−
３が動作し、その接点５−８．５−９は図示の反対方向
に切替わる。これによって、第１の電話機回路５−６が
トランス５−５を介して伝送路４に接続される。

また、安定化電源回路５−２には伝送路３の両方の線３
ａ、３ｂを経由して＋２４Ｖ電源が給電されるようにな
る。

第２図は本発明の他の実施例を示す回路図であり、第１
図の実施例と異なる点はリレー２−６の接点２−３．２
−４をトランス２−１．２−２の中点タップに接続し、
また電話機回路側のリレー５−３の接点５−８．５−９
もトランス５−１゜５−５の中点タップに接続し、停電
時は第２の電話機回路５−７が接点５−９→トランス５
−５の中点タップ−トランス２−２の中点タップ→接点
２−４の経路で加入者回線１の一方のラインに接続され
、また接点５−８→トランス５〜１の中点タップ−トラ
ンス２−１の中点タップ→接点２−３の経路で加入者回
線１の他方のラインに接続されるように構成し、停電復
旧時は接点２−３→トランス２−１の中点タップ−トラ
ンス５−１の中点タップを介してリレー制御回路５−１
０に＋２４Ｖ電源を給電し、また接点２−４→トランス
２−２の中点タップ−トランス５−５の中点タップを介
してリレー制御回路５−１０に接地電位を給電するよう
にしたうえ、さらに主装置２のクロック光振器２−７か
ら出力されるクロック信号をトランス２−１．５−１を
介してリレー制御回路５−１０の起動制御信号として入
力し、クロック信号が受信されている時のみリレー制御
回路５−１０を起動し、その内部に設けたリレー（第３
図で後述する）１０４を動作させ、その接点５−８．５
−９によって第１の電話機回路５−６を伝送路４に接続
し、安定化電源回路５−２に＋２４Ｖの給電を行うよう
に構成したことである。

第３図はリレー制御回路５−１０の詳細構成図であり、
トランス５−１の中点タップから得られる＋２４Ｖ電源
電圧は整流回路１０１を経て該制御回路５−１０の動作
用電源電圧に変換される。

この整流回路１０１の出力端子にはトランジスタ１０２
によって駆動されるリレー１０４が接続されている。そ
して、トランジスタ１０２はトランス５−１の２次側か
ら取出されるクロック信号を増幅するトランジスタ１０
５の出力によってオンとなるように構成されている。

従って、主装置２からクロック信号を送信するか否かに
よってリレー１０４をオン／オフすることができ、２？
１の電話■回路５−６．．５−９を通常給電時にも自由
に切替えて使用することが可能になる。また、この第３
図の実施例ではクロック信号によってリレーを起動する
ため、切替用の接点が少くて済むという利点もある。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、重信伝送方式によ
って直流電力を給電する場合であっても２種の電話機回
路を比較的簡単な構成で停電時と停電復旧時の状態に応
じて自動的に切替えて使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は本発
明の他の実施例を示す回路図、第３図は第２図における
リレー制御回路の詳細構成図、第４図は従来のボタン電
話装置の構成を示す回路図である。 １・・・加入者回線、２・・・主装置、３・・・データ
伝送路、４・・・音声伝送路、５・・・ボタン電話機、
２−３゜２−４．５−８．５−９・・・リレー接点、２
−５・・・検出回路、５−２・・・安定化電源回路、５
−６・・・第１の電話機回路、５−７・・・第２の電話
機回路、５−１０・・・リレー制御回路。 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも２対の伝送路で接続された主装置およ
   びボタン電話機とから成り、 このボタン電話機は通常給電時に動作する第１の電話機
   回路と、停電時に動作する第２の電話機回路とを有し、 さらに前記主装置および前記ボタン電話機は停電時に前
   記第２の電話機回路を加入者回線に切替接続する切替回
   路をそれぞれ有するボタン電話装置において、 前記主装置の側の切替回路は停電復旧時２対の伝送路の
   片側線を経由して前記ボタン電話機へ給電を行うように
   接続し、 前記ボタン電話機の側の切替回路は給電によつて動作す
   るリレーによって前記第１の電話機回路が前記主装置の
   通常給電時の伝送時に切替接続されるように接続したこ
   とを特徴とするボタン電話装置。
2. （２）リレーの起動を主装置からのクロック信号によつ
   て起動するよう制御されることを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項記載のボタン電話装置。
3. （３）主装置側の切替回路は停電復旧時に第２の電話機
   回路が加入者回路と通話状態であればその通話状態を維
   持するように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項または第（２）項記載のボタン電話装置。