JPS6224793A - 多重伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、中央制御装置と、複数の端末器との闇で制御
信号、監視信号、通話信号および異常報知信号を伝送す
るようにした多重伝送システムに聞するものである。

［背景技術］ 従来、この種の多重伝送システムは、第１図に示すよう
に、中央制御装置１と、複数の端末器２゜２ａとの間に
２回線以上の平衡な音声回線３　ａ、　３　ｂおよび制
御図＃ｉ４を配設し、中央制御装置１と各端末器２，２
ａとの間で行う通話制御およびセキュリティ制御の信号
伝送を制御図ｍ４を介して多重伝送（時分割多重伝送）
するとともに、電話器＃！５ａ、　５　ｂと各端末器２
との闇で行う外線通話および各端末器２間で行う内線通
話などの音声信号を中央制御装置１おより音声面９３ａ
、３ｂを介して伝送するようになっていた。ここに、端
末器２は外線通話および内線通話を行うことができるホ
ームテレホン機能付きの電話器用、端末器であり、端末
器２ａは、中央制御装置１からアクセスされたときに火
災検知センサー、防犯センサーなどのセンサー出力を監
視データとして中央制御装置１に返送するセキュリティ
システム用の監視専用端末器である。また、各端末器２
は中央制御装置１から伝送される制御信号を選択的に受
信して、音声回線を介して伝送されるた報知音をスピー
カ出力させるようになっている。さらにまた、中央制御
装置１から制御回線４を介してデータ・を時分割多重伝
送する制御信号は回線間の電圧極性を交互に反転させて
伝送する複極信号となっており、端末器２．２ａにてこ
の複極信号のレベルを検出して伝送されたデータを再生
受信するとともに、伝送信号をダイオードブリッジおよ
び平滑コンデンサにて整流平滑して端末器電源を得るよ
うにしている。

また、端末器２．２ａから中央制御装置１へのデータの
返送は、伝送信号の返送待機信号期間に制御回線４開を
適当なインピーダンスを介して短絡（スイッチング素子
のオン、オフ）することによって得られる電流モード信
号にて行なわれる。

第２図は中央制御装置１の概略構成を示すブロック回路
図であり、中央制御装置１は、電話回線５ａ、５ｂと音
声口＃ｉ３ａ、３ｂとの接続を行うネットワーク制御二
二ツ）１０と、端末器２，２ａとの間で所定の信号伝送
を行う伝送ユニット１１と、火災検知情報あるいは防犯
情報の判定を行って異常状態の発生を検知するセキュリ
ティコントローラ１２お上り異常状態が検知されたとき
に異常報知音を発生する報知音発生回路１３よりなるセ
キュリティ制御手段とで構成されている。ここに、中央
制御装置１と各電話器用の端末器２との間で伝送される
回線接続信号、ダイヤリングによる呼出信号は制御回線
４を介して伝送され、また、監視データなどのセキュリ
ティ信号も制御回線４を介して伝送されるようになって
いる。

ところで、このような従来例にあっては、同時に複数の
外線通話および内線通話が可能となっており、各２岨の
電話口１ｉｒａ、５ｂお上り音声回線３　ａｔ　ａ　ｂ
が設けられている第１図の例では、２通話の外線通話、
各１通話の外線通話と内線通話あるいは２通話の内線通
話が可能となっている。

ところで、このような従来例において、報知音発生回路
１３にて発生された異常報知音はネットワーク制御ユニ
ット１０と、いずれかの音声回線３　ａ、　３　ｂを介
して伝送されるようになっており、異常報知音を端末器
２の異常報知手段（例えば、スピーカ）から発生させる
かどうかを指示する報知制御信号は伝送ユニット１１お
より制御回線４を介して中央制御装置１から各端末器２
に伝送されるようになっていた。すなわち、一方の音声
回線３１１．３　ｂが通話中の場合には、他方の音声回
線３　ａｔ　３　ｂを介して異常報知音が伝送され、同
音声回線３　ｌｉｔ　ａ　ｂが通話中であっても、一方
が内線通話であれば、内線通話を強制的に切断してその
音声回線３　ａ、　３　ｂにて異常報知音を伝送するよ
うにしている。しかしながら、全音声回線３ａ、３ｂが
電話回線５　ａｔ　Ｓ　ｂと接続されている外線通話状
態の場合には、この外線通話を強制的に切断することに
問題があるので、外線通話が終了するまで音声回線３ａ
、３ｂを利用した異常報知音の伝送が行えず、セキュリ
ティシステムの信頼性が低下するという欠点があった。

このような欠点を解決するには、各端末器２に報知音発
生回路を設けることが考えられるが、各端末器２の構成
が複雑になってコストが高くなるという問題があった。

［発明の目的１ 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、全音声回線が外線通話中であっても
外線通話を切断することなく音声回線を利用して異常報
知音の伝送を行うことができ、セキュリティシステムの
信頼性を高くすることができ、しかも構成が簡単でコス
トが安い多重伝送システムを提供することにある。

［発明の開示１ （実施例１） 第３図は本発明一実施例の要部回路図を示すもので、第
１図および第２図に示す従来例と同様の多重伝送システ
ムにおいて、２回線の平衡な音声回線３　ａｔ　３　ｂ
の信号線間にセキュリティ制御手段にて発生された異常
報知音信号の電圧を印加して異常報知音信号を伝送せし
める報知信号伝送手段６を中央制御装置１に設けるとと
もに、両音声回ｉ３ａ、３ｂの信号線間の信号電圧に基
いて異常報知音を発生せしめるスピーカのような異常報
知手段（図示せず）を各端末器１に設けたものであり、
実施例にあっては、報知信号伝送手段６は、報知音発生
回路１３から出力される異常報知音信号が入力さる１大
巻＃ＪＩ　ｎ　Ｉおよび一対の２次巻線ｎ２＊ｎ２”を
有するトランスＴと、２次巻線ｎ２１ｎ２゛出力をそれ
ぞれ音声回線３　ａ、　３　ｂの各信号線間（Ａ、Ａ’
−Ｂ。

Ｂ゛間）に印加する結合コンデンサＣＩｔＣＩ’とで構
成されている。

以下、実施例の動作について説明する。いま、報知音発
生回路１３にて発生された異常報知音信号の信号電圧Ｖ
ａは、報知信号伝送手段６のトランスＴおよび結合コン
デンサｃ、、Ｃ，’を介して音声回線３　ａ、　３　ｂ
間に印加され、各音声回線３１Ｌ′、３　ｂの信号線間
Ａ−Ａ’およびＢ−Ｂ”には異常報知音信号の信号電圧
は発生しないようになっており、音声面１１３ａ、３ｂ
を介して行なわれる通話へ悪影響を与えることがない、
なお、第４図は異常報知音信号の伝送方式を示すモデル
図である。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、中央制御装置と、複数の端末器
との間に２回線以上の音声回線および制御回線を配設し
、中央制御装置と各端末器との間で行う通話制御および
セキュリティ制御の信号伝送を制御回線を介して多重伝
送するとともに、電話回線と各端末器との間で行う外線
通話および各端末器間で行う内線通話などの音声信号を
中央制御装置および音声回線を介して伝送するようにし
て成る多重伝送システムにおいて、２回線の音声回線の
信号線間にセキュリティ制御手段にて発生された異常報
知音信号の電圧を印加して異常報知音信号を伝送せしめ
る報知信号伝送手段を中央制御装置に設けるとともに、
両音声回線の信号線間の信号電圧に基いて異傘報知音を
発生せしめる異常報知手段を各端末器に設けたので、全
音声回線が外線通話中であっても外線通話を切断するこ
となく音声回線を利用して異常報知音の伝送を行うこと
ができ、セキュリティシステムの信頼性を高くすること
ができ、しかも、構成が簡単でコストを安くすることが
できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明一実施例の概略構成を示すブロック回路
図、第２図は同上の要部ブロック回路図、第３図は同上
の要部回路図、第４図は同上の動作説明図である。 １は中央制御装置、２．２ａＪ、ｔｊｌ末器、３ａ、３
ｂは音声回線、４は制御回線、５　ａ、　５　ｂは電話
回線、６は報知信号伝送手段である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第１ｅ！！１ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央制御装置と、複数の端末器との間に２回線以
   上の音声回線および制御回線を配設し、中央制御装置と
   各端末器との間で行う通話制御およびセキュリティ制御
   の信号伝送を制御回線を介して多重伝送するとともに、
   電話回線と各端末器との間で行う外線通話および各端末
   器間で行う内線通話などの音声信号を中央制御装置およ
   び音声回線を介して伝送するようにして成る多重伝送シ
   ステムにおいて、２回線の音声回線の信号線間にセキリ
   テイ制御手段にて発生された異常報知音信号の電圧を印
   加して異常報知音信号を伝送せしめる報知信号伝送手段
   を中央制御装置に設けるとともに両音声回線の信号線間
   の信号電圧に基いて異常報知音を発生せしめる異常報知
   手段を各端末器に設けたことを特徴とする多重伝送シス
   テム。