JPH0642606B2 - 電界強度の携帯式測定器 - Google Patents
電界強度の携帯式測定器Info
- Publication number
- JPH0642606B2 JPH0642606B2 JP59010723A JP1072384A JPH0642606B2 JP H0642606 B2 JPH0642606 B2 JP H0642606B2 JP 59010723 A JP59010723 A JP 59010723A JP 1072384 A JP1072384 A JP 1072384A JP H0642606 B2 JPH0642606 B2 JP H0642606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field strength
- converter
- antenna
- electric field
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/125—Means for positioning
- H01Q1/1257—Means for positioning using the received signal strength
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衛星放送受信用アンテナの調整に用いることの
できる電界強度の測定器に関する。
できる電界強度の測定器に関する。
従来の技術 従来よりこの種のアンテナの調整を行なう場合には、屋
根上にアンテナを設置し、然る後家屋の内部において室
内装置の設置を行ない、そしてその状態では、通常上記
アンテナのコンバータに電源部を有しない為、室内装置
から上記アンテナに電力を送ってそのアンテナのコンバ
ータを動作させている。繰返すと上記室内装置において
は、コンバータに接続する為の給電線接続端子に電源重
畳回路を接続し、上記端子においてはコンバータからの
入力信号を受入れる一方で、室内装置に備える電源部か
ら極めて安価な電力(AC→DC変換電力)を上記コン
バータに向けて送電してコンバータを動作させている。
そしてアンテナの調整はそのコンバータのの動作状態で
もって出力される信号を、屋根上でテスタに受け、その
指示値に基づいてアンテナの向きの調整を行なってい
た。(例えば特開昭54−92157号、特開昭56−
68041号各公報参照)。
根上にアンテナを設置し、然る後家屋の内部において室
内装置の設置を行ない、そしてその状態では、通常上記
アンテナのコンバータに電源部を有しない為、室内装置
から上記アンテナに電力を送ってそのアンテナのコンバ
ータを動作させている。繰返すと上記室内装置において
は、コンバータに接続する為の給電線接続端子に電源重
畳回路を接続し、上記端子においてはコンバータからの
入力信号を受入れる一方で、室内装置に備える電源部か
ら極めて安価な電力(AC→DC変換電力)を上記コン
バータに向けて送電してコンバータを動作させている。
そしてアンテナの調整はそのコンバータのの動作状態で
もって出力される信号を、屋根上でテスタに受け、その
指示値に基づいてアンテナの向きの調整を行なってい
た。(例えば特開昭54−92157号、特開昭56−
68041号各公報参照)。
発明が解決しようとする課題 このような従来方法では、アンテナ調整の為と、屋内装
置設置の為に何度も屋根上に登り降りせねばならぬとい
う煩わしさがあった。また、屋根上でアンテナ設置が終
わっても屋内装置の設置をしなければ上記アンテナに向
けて動作電流を送ることができない欠点があり、アンテ
ナ調整作業の時間が遅くなる問題点があった。
置設置の為に何度も屋根上に登り降りせねばならぬとい
う煩わしさがあった。また、屋根上でアンテナ設置が終
わっても屋内装置の設置をしなければ上記アンテナに向
けて動作電流を送ることができない欠点があり、アンテ
ナ調整作業の時間が遅くなる問題点があった。
特に夕暮時の工事においては、危険な屋外のアンテナ設
置工事を明るい間に先に済ませた後、屋内でゆっくり照
明を付けて屋内設置工事を行ないたいのであるが、上記
のような事情で従来は、明るい間に安全な屋内工事をな
し、暗くなってから屋外の危険な工事を行なわねばなら
なぬことになり、安全作業面での問題点があった。
置工事を明るい間に先に済ませた後、屋内でゆっくり照
明を付けて屋内設置工事を行ないたいのであるが、上記
のような事情で従来は、明るい間に安全な屋内工事をな
し、暗くなってから屋外の危険な工事を行なわねばなら
なぬことになり、安全作業面での問題点があった。
そこで夫々のコンバータに独立した電源部を備えさせた
り、更に電界強度の測定器を付設することも考えられる
が、そうすると各コンバータのコストを高くする問題点
が生じる。その上、コンバータに独立した電池等の電源
部を内蔵させると、従来に向かってその電源部の維持管
理に多額の費用を要することになる問題点が生じる。
り、更に電界強度の測定器を付設することも考えられる
が、そうすると各コンバータのコストを高くする問題点
が生じる。その上、コンバータに独立した電池等の電源
部を内蔵させると、従来に向かってその電源部の維持管
理に多額の費用を要することになる問題点が生じる。
本願発明は上記従来技術の問題点(技術的課題)を解決
する為になされたもので、コンバータに高価な独立電源
部や測定機能を備えさせなくても、アンテナの設置及び
その調節を一人の作業員でもって先に済ませ、屋内工事
は後からゆっくりと作業し得るようにでき、その上、コ
ンバータに予め電力が送られている場合にでも調整に利
用できるようにした衛星放送受信用アンテナの調整に用
いることのできる電界強度の測定器を提供することを目
的としている。
する為になされたもので、コンバータに高価な独立電源
部や測定機能を備えさせなくても、アンテナの設置及び
その調節を一人の作業員でもって先に済ませ、屋内工事
は後からゆっくりと作業し得るようにでき、その上、コ
ンバータに予め電力が送られている場合にでも調整に利
用できるようにした衛星放送受信用アンテナの調整に用
いることのできる電界強度の測定器を提供することを目
的としている。
問題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本願発明における衛星放送受
信用アンテナの調整に用いることのできる電界強度の携
帯式測定器は、電源部を備えていない衛星放送受信用コ
ンバータの出力信号を入力側で受けて上記コンバータの
出力信号の電界強度を測定する電界強度測定回路と、こ
の電界強度測定回路の動作電流を供給する状態に上記電
界強度測定回路に接続されたバッテリー電源と、この電
源と上記電界強度測定回路の入力側との間に設けられて
おり、上記電源から上記コンバータへの動作電流を通過
させるが上記電界強度測定回路に向かう電源電流を阻止
し、かつ上記コンバータからの上記電界強度測定回路に
向かう出力信号は通過させるが上記電源に向かう出力信
号は阻止する電源重畳の為の回路と、この電源重畳の為
の回路と上記電源との間に接続された開閉スイッチとを
備えさせて構成したものである。
信用アンテナの調整に用いることのできる電界強度の携
帯式測定器は、電源部を備えていない衛星放送受信用コ
ンバータの出力信号を入力側で受けて上記コンバータの
出力信号の電界強度を測定する電界強度測定回路と、こ
の電界強度測定回路の動作電流を供給する状態に上記電
界強度測定回路に接続されたバッテリー電源と、この電
源と上記電界強度測定回路の入力側との間に設けられて
おり、上記電源から上記コンバータへの動作電流を通過
させるが上記電界強度測定回路に向かう電源電流を阻止
し、かつ上記コンバータからの上記電界強度測定回路に
向かう出力信号は通過させるが上記電源に向かう出力信
号は阻止する電源重畳の為の回路と、この電源重畳の為
の回路と上記電源との間に接続された開閉スイッチとを
備えさせて構成したものである。
実施例 以下本願の実施例を示す図面について説明する。第1図
において、1は家屋、2はその頂部に設置具を用いて立
設された支柱、3は支柱2の上端に取付けた支持装置を
示す。この支持装置3において、4は基体で、支柱2に
対し水平方向への回動を自在に取付けてある。5は固定
用ボルトを示す。6は傾動枠で、枢軸7を用いて基体4
に対して傾動自在に取付けてある。8は固定用ボルトを
示す。次に10は上記支持装置3に取付けられたパラボラ
アンテナを示す。このパラボラアンテナとしては通常の
パラボラアンテナ或いは図示される様なオフセットパラ
ボラアンテナ等周知のものがある。
において、1は家屋、2はその頂部に設置具を用いて立
設された支柱、3は支柱2の上端に取付けた支持装置を
示す。この支持装置3において、4は基体で、支柱2に
対し水平方向への回動を自在に取付けてある。5は固定
用ボルトを示す。6は傾動枠で、枢軸7を用いて基体4
に対して傾動自在に取付けてある。8は固定用ボルトを
示す。次に10は上記支持装置3に取付けられたパラボラ
アンテナを示す。このパラボラアンテナとしては通常の
パラボラアンテナ或いは図示される様なオフセットパラ
ボラアンテナ等周知のものがある。
上記アンテナ10において、11は反射鏡、12は支持腕、13
は支持腕12の先端に取付けた一次放射器で、反射鏡11の
焦点に位置している。14は一次放射器13に取付けたコン
バータ、15はその出力端子、16は信号伝送用のケーブル
(例えば同軸ケーブル)を夫々示す。また17は周知の放
送衛星を示す。次に家屋1内に備えられた装置におい
て、18はレシーバー、19はその入力端子、20はテレビ信
号出力端子、21,22は夫々左チャンネル、右チャンネル
の音声信号出力端子を示す。23はACコード、24はAC
プラグ、25はACコンセントを夫々示す。又26はテレビ
受像機、27,28は夫々スピーカを示す。
は支持腕12の先端に取付けた一次放射器で、反射鏡11の
焦点に位置している。14は一次放射器13に取付けたコン
バータ、15はその出力端子、16は信号伝送用のケーブル
(例えば同軸ケーブル)を夫々示す。また17は周知の放
送衛星を示す。次に家屋1内に備えられた装置におい
て、18はレシーバー、19はその入力端子、20はテレビ信
号出力端子、21,22は夫々左チャンネル、右チャンネル
の音声信号出力端子を示す。23はACコード、24はAC
プラグ、25はACコンセントを夫々示す。又26はテレビ
受像機、27,28は夫々スピーカを示す。
上記構成のものにあっては、レシーバー18から同軸ケー
ブル16を介してコンバータ14に動作用電源例えば直流の
15Vが送られる。これによりコンバータ14内に備えら
れたマイクロ波の電子回路が作動する。この状態におい
て放送衛星17から送られてくる11.7〜120GHzの右旋円偏
波のマイクロ波電波は反射鏡11に向けて到来する。尚そ
の電波の強さは40dBμ〜33dBμ程度である。この電波は
反射鏡11で反射されて一次放射器13に集まる。そしてそ
れが放射器13を通してコンバータ14に入来する。すると
その信号は1.0〜1.3GHzの中間周波の信号に変換され出
力端子15から送り出される。その信号はケーブル16を通
してレシーバー18に送られる。するとレシーバー18にお
いてはその信号の処理が行なわれ、選局摘み18aによっ
て選局されたチャンネルのテレビ信号が出力端子20から
受像機26に送られる。又音声信号は出力端子21,22から
スピーカ27,28に送られる。これにより衛星放送の受信
を行なうことができる。
ブル16を介してコンバータ14に動作用電源例えば直流の
15Vが送られる。これによりコンバータ14内に備えら
れたマイクロ波の電子回路が作動する。この状態におい
て放送衛星17から送られてくる11.7〜120GHzの右旋円偏
波のマイクロ波電波は反射鏡11に向けて到来する。尚そ
の電波の強さは40dBμ〜33dBμ程度である。この電波は
反射鏡11で反射されて一次放射器13に集まる。そしてそ
れが放射器13を通してコンバータ14に入来する。すると
その信号は1.0〜1.3GHzの中間周波の信号に変換され出
力端子15から送り出される。その信号はケーブル16を通
してレシーバー18に送られる。するとレシーバー18にお
いてはその信号の処理が行なわれ、選局摘み18aによっ
て選局されたチャンネルのテレビ信号が出力端子20から
受像機26に送られる。又音声信号は出力端子21,22から
スピーカ27,28に送られる。これにより衛星放送の受信
を行なうことができる。
次に第2図にはアンテナ10の向きを調整する様子が示さ
れ、また第3図にはその調整に用いる測定器のブロック
回路が示されている。これらの図において、29は任意の
台、30はレベル測定器、31は接続端子で、接続ケーブル
32を用いてコンバータ14の出力端子15に接続してある。
33は切替摘み、34は選局摘み、35は表示部を夫々示す。
36は切替スイッチで、相互に連動する二つのスイッチ要
素37,38から成り前記摘み33によって操作されるように
なっている。39は電源で、直流15Vを発生するもので
あり例えば電池が用いられる。40はローパスフィルタ
で、電源直流を通過させ、1.0〜1.3GHzの信号を阻止す
るものである。電界強度測定回路は周知の回路構成のも
のでよく、符号45を含む周知の部材を用いて構成してあ
る。尚符号42〜52て示される部材については後で述べ
る。
れ、また第3図にはその調整に用いる測定器のブロック
回路が示されている。これらの図において、29は任意の
台、30はレベル測定器、31は接続端子で、接続ケーブル
32を用いてコンバータ14の出力端子15に接続してある。
33は切替摘み、34は選局摘み、35は表示部を夫々示す。
36は切替スイッチで、相互に連動する二つのスイッチ要
素37,38から成り前記摘み33によって操作されるように
なっている。39は電源で、直流15Vを発生するもので
あり例えば電池が用いられる。40はローパスフィルタ
で、電源直流を通過させ、1.0〜1.3GHzの信号を阻止す
るものである。電界強度測定回路は周知の回路構成のも
のでよく、符号45を含む周知の部材を用いて構成してあ
る。尚符号42〜52て示される部材については後で述べ
る。
上記構成のものにあってアンテナ10の向きを調整する場
合には支柱2、支持装置3、アンテナ10、ケーブル16、
測定器30を屋根の上へ持って登る。然る後、支柱2、支
持装置3等を用いて家屋1の上部にアンテナ10を設置す
る。次に上記の如きアンテナ10の仮設状態においてその
受信方向を放送衛星からの電波の到来方向に向ける調整
を行なう。
合には支柱2、支持装置3、アンテナ10、ケーブル16、
測定器30を屋根の上へ持って登る。然る後、支柱2、支
持装置3等を用いて家屋1の上部にアンテナ10を設置す
る。次に上記の如きアンテナ10の仮設状態においてその
受信方向を放送衛星からの電波の到来方向に向ける調整
を行なう。
即ち、先ず任意の台29を屋根上に置いてその上にレベル
測定器30をその表示部35が見やすい状態になるように置
く。又ケーブル32を用いて接続端子31と出力端子15とを
接続する。この状態において摘み33により切替スイッチ
36の各要素37,38をOFFの状態即ちcの位置からaの
位置に切替える。すると電源39の直流15Vはスイッチ
要素38を介して測定回路に送られると共に、要素37、ロ
ーパスフィルタ40、接続端子31、ケーブル32を介してコ
ンバータ14に送られる。これにより測定回路及びいまだ
上記レシーバー18から電力を受ける状態にない仮設状態
のアンテナのコンバータ14内の電子回路が作動状態とな
る。尚定電圧回路42により上記直流が12Vの直流に変
換されそれが各ブロック回路に行けて送られる。
測定器30をその表示部35が見やすい状態になるように置
く。又ケーブル32を用いて接続端子31と出力端子15とを
接続する。この状態において摘み33により切替スイッチ
36の各要素37,38をOFFの状態即ちcの位置からaの
位置に切替える。すると電源39の直流15Vはスイッチ
要素38を介して測定回路に送られると共に、要素37、ロ
ーパスフィルタ40、接続端子31、ケーブル32を介してコ
ンバータ14に送られる。これにより測定回路及びいまだ
上記レシーバー18から電力を受ける状態にない仮設状態
のアンテナのコンバータ14内の電子回路が作動状態とな
る。尚定電圧回路42により上記直流が12Vの直流に変
換されそれが各ブロック回路に行けて送られる。
上記の状態において放射器13に入来する電波は前述のよ
うにコンバータ14において1.0〜1.3GHzの中間周波の信
号に変換される。その信号は接続ケーブル32を通して測
定器30に送られる。上記信号は、先ず1.0〜1.3GHzの信
号を通過させ電源直流は阻止するバンドパスフィルタ43
は通るが上記ローパスフィルタ40によって電源方向の通
過は阻止される。このように二つのフィルタ40、43で構
成される周知の電源重畳回路を通過した信号は、増幅回
路44で増幅された後混合部45を含む電界強度測定回路に
至る。この混合部45としては例えばダブルバランスミキ
サが用いられる。一方選局摘み34の操作によって発振回
路47は1.4〜1.7GHz内の一つの周波数の信号を発振す
る。その信号は1.7GHzよりも低い周波数成分のみを通過
させるローパスフィルタ48を通って混合部45に至る。混
合部45においては増幅器44からの信号がフィルタ48から
の信号に基づいて周波数変換され、その変換された信号
がフィルタ49に向け出力される。バンドパスフィルタ49
は上記変換された信号の内400MHzになったものを通す。
うにコンバータ14において1.0〜1.3GHzの中間周波の信
号に変換される。その信号は接続ケーブル32を通して測
定器30に送られる。上記信号は、先ず1.0〜1.3GHzの信
号を通過させ電源直流は阻止するバンドパスフィルタ43
は通るが上記ローパスフィルタ40によって電源方向の通
過は阻止される。このように二つのフィルタ40、43で構
成される周知の電源重畳回路を通過した信号は、増幅回
路44で増幅された後混合部45を含む電界強度測定回路に
至る。この混合部45としては例えばダブルバランスミキ
サが用いられる。一方選局摘み34の操作によって発振回
路47は1.4〜1.7GHz内の一つの周波数の信号を発振す
る。その信号は1.7GHzよりも低い周波数成分のみを通過
させるローパスフィルタ48を通って混合部45に至る。混
合部45においては増幅器44からの信号がフィルタ48から
の信号に基づいて周波数変換され、その変換された信号
がフィルタ49に向け出力される。バンドパスフィルタ49
は上記変換された信号の内400MHzになったものを通す。
尚その通過帯域巾は衛星放送の1チャンネル分の幅であ
る27MHzであり、又中心周波数は402.78MHzである。フ
ィルタ49を通った信号は可変減衰器50によって表示部35
に適正なレベルの電圧が加わるように減衰される。尚そ
の減衰量の調整は外部から行なわれる。尚入力レベルは
この減衰器50の減衰量と表示部35の読みとを加えたもの
となる。減衰器50を通った信号は中間周波増幅回路51で
増幅される。この回路51は400MHz帯の増幅を行な
い、又その帯域巾は衛星放送の1チャンネル分の幅であ
る27MHzを少なくとも有している。上記増幅された中
間周波の信号は次にFM検波回路52によってFM検波さ
れ直流に変換される。そしてその信号が表示部35に送ら
れる。上記表示部としては図示される様な可動コイル形
のメータの他、発光ダイオード列からなるインジケータ
を用いることもできる。
る27MHzであり、又中心周波数は402.78MHzである。フ
ィルタ49を通った信号は可変減衰器50によって表示部35
に適正なレベルの電圧が加わるように減衰される。尚そ
の減衰量の調整は外部から行なわれる。尚入力レベルは
この減衰器50の減衰量と表示部35の読みとを加えたもの
となる。減衰器50を通った信号は中間周波増幅回路51で
増幅される。この回路51は400MHz帯の増幅を行な
い、又その帯域巾は衛星放送の1チャンネル分の幅であ
る27MHzを少なくとも有している。上記増幅された中
間周波の信号は次にFM検波回路52によってFM検波さ
れ直流に変換される。そしてその信号が表示部35に送ら
れる。上記表示部としては図示される様な可動コイル形
のメータの他、発光ダイオード列からなるインジケータ
を用いることもできる。
測定器30が上記のように動作する状態において調整者53
は次のようにしてアンテナ10の向きの調整を行なう。即
ち先ず固定用ボルト5を緩めた状態でアンテナ10を水平
方向に回動させる。この場合表示部35を見ながらその回
動操作を行なう。そして表示部35の指示が最大となった
ところで固定用ボルト5を締める。次に固定用ボルト8
を緩めアンテナ10を上下に傾動させる。この場合も表示
部35を見ながら行なう。そして表示部35の指示が最大と
なったところで固定用ボルト8を締める。この様な調整
によってアンテナ10はその受信方向と放送衛星17からの
電波到来方向とが正しく一致した状態となる。
は次のようにしてアンテナ10の向きの調整を行なう。即
ち先ず固定用ボルト5を緩めた状態でアンテナ10を水平
方向に回動させる。この場合表示部35を見ながらその回
動操作を行なう。そして表示部35の指示が最大となった
ところで固定用ボルト5を締める。次に固定用ボルト8
を緩めアンテナ10を上下に傾動させる。この場合も表示
部35を見ながら行なう。そして表示部35の指示が最大と
なったところで固定用ボルト8を締める。この様な調整
によってアンテナ10はその受信方向と放送衛星17からの
電波到来方向とが正しく一致した状態となる。
上記のようにしてアンテナ10の向きの調整を終えたなら
ばスイッチ36をcの位置に切換え接続ケーブル32を外
す。そしてそれとは交換的にケーブル16を出力端子15に
接続する。そしてケーブル16の引回しなどを行ないなが
ら台29、測定器30、接続ケーブル32等を携えて地上に降
りてくる。その後は家屋1の内部においてケーブル16の
引回し、レシーバー18との接続等を行なう。このように
して一連の設置作業を終えた状態においては、電力を失
ったコンバータ14には屋内から交換的に電力が送られて
前述の如き状態で放送衛星17からの放送信号を良好に受
信することができる。
ばスイッチ36をcの位置に切換え接続ケーブル32を外
す。そしてそれとは交換的にケーブル16を出力端子15に
接続する。そしてケーブル16の引回しなどを行ないなが
ら台29、測定器30、接続ケーブル32等を携えて地上に降
りてくる。その後は家屋1の内部においてケーブル16の
引回し、レシーバー18との接続等を行なう。このように
して一連の設置作業を終えた状態においては、電力を失
ったコンバータ14には屋内から交換的に電力が送られて
前述の如き状態で放送衛星17からの放送信号を良好に受
信することができる。
尚上記測定器30は接続端子31から電源用の直流15Vを
送り出すことなく通常のレベル測定器としても用いるこ
とができる。その場合には切替スイッチ36の要素37,38
をbの位置に切替えれば良い。
送り出すことなく通常のレベル測定器としても用いるこ
とができる。その場合には切替スイッチ36の要素37,38
をbの位置に切替えれば良い。
発明の効果 以上にように本願発明にあっては、放送衛星17からの電
波到来方向に対しアンテナ10の受信方向を合わせて調整
する場合、仮設状態のコンバータ14に電源部がなくて
も、測定器30をアンテナ近くに置いて、これをコンバー
タに接続し、測定器30に備える電源から当座の電力を送
ってコンバータを動作させることのできる特長がある。
波到来方向に対しアンテナ10の受信方向を合わせて調整
する場合、仮設状態のコンバータ14に電源部がなくて
も、測定器30をアンテナ近くに置いて、これをコンバー
タに接続し、測定器30に備える電源から当座の電力を送
ってコンバータを動作させることのできる特長がある。
その上、上記測定器30からコンバータに当座の電力を送
る為に両者を接続すると測定器30にはコンバータ14から
の信号が入力される特長があり、その入力信号の強さを
表示部35に表示し、即ち、アンテナの機械的設置が済ん
だばかりの状態で室内装置との接続をしなくてもコンバ
ータ14を実際の使用状態と同様に正常の作動状態に一時
的にして、しかもアンテナ10を調節する作業者53が自分
の目で表示部35を見ながらアンテナ10を動かして一人だ
けで調整を行なうことができる効果がある。
る為に両者を接続すると測定器30にはコンバータ14から
の信号が入力される特長があり、その入力信号の強さを
表示部35に表示し、即ち、アンテナの機械的設置が済ん
だばかりの状態で室内装置との接続をしなくてもコンバ
ータ14を実際の使用状態と同様に正常の作動状態に一時
的にして、しかもアンテナ10を調節する作業者53が自分
の目で表示部35を見ながらアンテナ10を動かして一人だ
けで調整を行なうことができる効果がある。
このことは、高所にアンテナを設置する場合、屋内の工
事が完成していても未着手であっても、それには全く無
関係に上記アンテナ設置とその調整作業を続けて先にす
ることができる安全上の効果があり、従来の課題解決に
優れた効果がある。
事が完成していても未着手であっても、それには全く無
関係に上記アンテナ設置とその調整作業を続けて先にす
ることができる安全上の効果があり、従来の課題解決に
優れた効果がある。
さらに本願発明にあっては切替スイッチ36を備えている
のでこれを切り離し操作すると、コンバータ14に向けて
屋内から既に電力が送られている場合にでも電界強度の
測定器として用いることの出来る多様的効果がある。
のでこれを切り離し操作すると、コンバータ14に向けて
屋内から既に電力が送られている場合にでも電界強度の
測定器として用いることの出来る多様的効果がある。
第1図はアンテナの設置状態を示す略示図、第2図はア
ンテナの向きの調整の様子を示す図、第3図はレベル測
定器のブロック回路図。 2……支柱、3……支持装置、10……パラボラアンテ
ナ、14……コンバータ、30……レベル測定値、35……表
示部、39……電源
ンテナの向きの調整の様子を示す図、第3図はレベル測
定器のブロック回路図。 2……支柱、3……支持装置、10……パラボラアンテ
ナ、14……コンバータ、30……レベル測定値、35……表
示部、39……電源
Claims (1)
- 【請求項1】電源部を備えていない衛星放送受信用コン
バータの出力信号を入力側で受けて上記コンバータの出
力信号の電界強度を測定する電界強度測定回路と、この
電界強度測定回路に動作電流を供給する状態に上記電界
強度測定回路に接続されたバッテリー電源と、この電源
と上記電界強度測定回路の入力側との間に設けられてお
り、上記電源から上記コンバータへの動作電流を通過さ
せるが上記電界強度測定回路に向かう電源電流を阻止
し、かつ上記コンバータからの上記電界強度測定回路に
向かう出力信号は通過させるが上記電源に向かう出力信
号は阻止する電源重畳の為の回路と、この電源重畳の為
の回路と上記電源との間に接続された開閉スイッチとを
備えた電界強度の携帯式測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59010723A JPH0642606B2 (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 電界強度の携帯式測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59010723A JPH0642606B2 (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 電界強度の携帯式測定器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5019526A Division JPH0831734B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 衛星放送受信用アンテナの調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60153605A JPS60153605A (ja) | 1985-08-13 |
JPH0642606B2 true JPH0642606B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=11758202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59010723A Expired - Lifetime JPH0642606B2 (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 電界強度の携帯式測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642606B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0513071Y2 (ja) * | 1988-03-02 | 1993-04-06 | ||
FR2698173A1 (fr) * | 1992-11-19 | 1994-05-20 | Berton Jean | Appareil de contrôle de l'orientation d'une antenne parabolique. |
JPH0831734B2 (ja) * | 1993-01-11 | 1996-03-27 | マスプロ電工株式会社 | 衛星放送受信用アンテナの調整方法 |
US11555845B2 (en) | 2021-04-01 | 2023-01-17 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Measurement system |
Family Cites Families (3)
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---|---|---|---|---|
JPS5947883B2 (ja) * | 1977-12-29 | 1984-11-22 | マスプロ電工株式会社 | マイクロ波受信用アンテナ |
JPS6056016B2 (ja) * | 1979-11-08 | 1985-12-07 | デイエツクスアンテナ株式会社 | 衛星放送受信アンテナ用レベル計測装置 |
JPS59133707A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アンテナ方向調整装置 |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP59010723A patent/JPH0642606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60153605A (ja) | 1985-08-13 |
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