JPH0642062Y2 - 駐車装置におけるドアプロテクタの駆動装置 - Google Patents
駐車装置におけるドアプロテクタの駆動装置Info
- Publication number
- JPH0642062Y2 JPH0642062Y2 JP4856389U JP4856389U JPH0642062Y2 JP H0642062 Y2 JPH0642062 Y2 JP H0642062Y2 JP 4856389 U JP4856389 U JP 4856389U JP 4856389 U JP4856389 U JP 4856389U JP H0642062 Y2 JPH0642062 Y2 JP H0642062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- parking
- parking pallet
- pallet
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、駐車装置におけるドアプロテクタの駆動装置
に関するものである。
に関するものである。
[従来の技術] 垂直循環式立体駐車装置において、敷地や道路等の関係
で、入出庫の方向に対して自動車の向きを例えば90°方
向転換して駐車させるようにしたものがある。
で、入出庫の方向に対して自動車の向きを例えば90°方
向転換して駐車させるようにしたものがある。
このような垂直循環式立体駐車装置の一例を第11図によ
って説明すると、1は垂直循環式立体駐車装置、2は自
動車を駐車させるケージ、3は入出庫口であって、入出
庫口3は第11図の左右方向に自動車が通過するようにな
っており、ケージ2は、入出庫口3を通過する時の方向
に対して90°方向転換して自動車を駐車するようになっ
ている。このため、垂直循環式立体駐車装置1の下方に
あるピット4内には、昇降可能なターンテーブル基台5
上にターンテーブル6を回転自在に支持してある。そし
て自動車を入出庫させるときには、自動車をのせた駐車
パレット7をターンテーブル6により上昇して回転し、
方向転換をするようになっている。
って説明すると、1は垂直循環式立体駐車装置、2は自
動車を駐車させるケージ、3は入出庫口であって、入出
庫口3は第11図の左右方向に自動車が通過するようにな
っており、ケージ2は、入出庫口3を通過する時の方向
に対して90°方向転換して自動車を駐車するようになっ
ている。このため、垂直循環式立体駐車装置1の下方に
あるピット4内には、昇降可能なターンテーブル基台5
上にターンテーブル6を回転自在に支持してある。そし
て自動車を入出庫させるときには、自動車をのせた駐車
パレット7をターンテーブル6により上昇して回転し、
方向転換をするようになっている。
ところで、このような垂直循環式立体駐車装置1内にお
いて、駐車中の自動車のドアが開くようなことがある
と、大変危険である。
いて、駐車中の自動車のドアが開くようなことがある
と、大変危険である。
そのため従来は、入出庫口3においてドアロックを義務
付け、パーキング管理人の目視によるドアの開閉確認、
又は光電管によるドアの開閉確認等が行われてきた。
付け、パーキング管理人の目視によるドアの開閉確認、
又は光電管によるドアの開閉確認等が行われてきた。
しかし、自動車のドアが半ドア状態で閉まっているよう
な場合には、入出庫口3で半ドアであるか否かまで判断
するのは難しく、半ドアであることを見逃してしまう場
合も考えられる。この時、半ドアになっているドアが昇
降の際の震動によって開いてしまう恐れがあり、駐車パ
レット7の外へ飛び出したドアと駐車機械との接触によ
るドア及び駐車装置の損傷、ひいては大事故をも起こし
かねない。
な場合には、入出庫口3で半ドアであるか否かまで判断
するのは難しく、半ドアであることを見逃してしまう場
合も考えられる。この時、半ドアになっているドアが昇
降の際の震動によって開いてしまう恐れがあり、駐車パ
レット7の外へ飛び出したドアと駐車機械との接触によ
るドア及び駐車装置の損傷、ひいては大事故をも起こし
かねない。
そのため、運転者の出入する側の駐車パレット7の側部
には、駐車パレット7の長手方向に起倒自在のドアプロ
テクタ8を取付け、駐車パレット7の他方の側部には、
常時起立状態になっている固定ドアプロテクタ9を取付
けて、垂直循環式立体駐車装置1内においてドアが駐車
パレット7の外に飛び出さないようにしている。
には、駐車パレット7の長手方向に起倒自在のドアプロ
テクタ8を取付け、駐車パレット7の他方の側部には、
常時起立状態になっている固定ドアプロテクタ9を取付
けて、垂直循環式立体駐車装置1内においてドアが駐車
パレット7の外に飛び出さないようにしている。
起倒自在のドアプロテクタ8は、第12図に示すように駐
車パレット7の側部に2本の支持杆10,11の下端を回動
部12,13で駐車パレット7の長手方向に回動自在に取付
け、支持杆10,11の上端に水平の連結杆14の両端を回動
自在に連結して構成してある。一方の支持杆11は回動部
13よりも若干下方へ延長されていて、短いリンク15を介
して作動ロッド16の先端に連結されている。作動ロッド
16は支持部17,18によって、駐車パレット7の側部で駐
車パレット7の長手方向に摺動自在に支持されている。
そして支持部18と作動ロッド16の基端19との間に設けた
スプリング20によって作動ロッド16を第12図の右方に付
勢し、起倒自在のドアプロテクタ8が常時起立状態を保
つようにしている。
車パレット7の側部に2本の支持杆10,11の下端を回動
部12,13で駐車パレット7の長手方向に回動自在に取付
け、支持杆10,11の上端に水平の連結杆14の両端を回動
自在に連結して構成してある。一方の支持杆11は回動部
13よりも若干下方へ延長されていて、短いリンク15を介
して作動ロッド16の先端に連結されている。作動ロッド
16は支持部17,18によって、駐車パレット7の側部で駐
車パレット7の長手方向に摺動自在に支持されている。
そして支持部18と作動ロッド16の基端19との間に設けた
スプリング20によって作動ロッド16を第12図の右方に付
勢し、起倒自在のドアプロテクタ8が常時起立状態を保
つようにしている。
ピット4内には、駐車パレット7がターンテーブル6上
で入出庫口3の方向を向いているとき、起倒自在のドア
プロテクタ8をスプリング20の力に抗して押圧倒伏させ
る駆動装置21が設置されている。駆動装置21には後に説
明するように起伏するプッシャー22が取付けてあって、
プッシャー22が第13図に示すように起立して図の左方に
移動すると、プッシャー22の先端は作動ロッド16の基端
19を押圧し、スプリング20の力に抗して作動ロッド16を
第12図の状態から左方に移動させることになる。このた
め支持杆11の下端はリンク15により左方に移動させら
れ、回動部13を中心として時計方向に回動し、起倒自在
のドアプロテクタ8は第13図に示すように駐車パレット
7の長手方向に倒伏する。このように起倒自在のドアプ
ロテクタ8を倒伏させると、運転者はドアを開けて乗降
できるようになる。
で入出庫口3の方向を向いているとき、起倒自在のドア
プロテクタ8をスプリング20の力に抗して押圧倒伏させ
る駆動装置21が設置されている。駆動装置21には後に説
明するように起伏するプッシャー22が取付けてあって、
プッシャー22が第13図に示すように起立して図の左方に
移動すると、プッシャー22の先端は作動ロッド16の基端
19を押圧し、スプリング20の力に抗して作動ロッド16を
第12図の状態から左方に移動させることになる。このた
め支持杆11の下端はリンク15により左方に移動させら
れ、回動部13を中心として時計方向に回動し、起倒自在
のドアプロテクタ8は第13図に示すように駐車パレット
7の長手方向に倒伏する。このように起倒自在のドアプ
ロテクタ8を倒伏させると、運転者はドアを開けて乗降
できるようになる。
次に駆動装置21を第14図によって説明する。
台板23上にはシリンダー装置24が取付けられており、シ
リンダー装置24のピストンロッド25と平行するように、
スライドバー26が両端をブラケット27,28に取付けられ
て台板23の上方に支持されている。スライドバー26には
アーム29を有するスライドボス30が摺動自在に嵌めてあ
って、アーム29の先端はピストンロッド25に連結され、
ピストンロッド25を伸縮すると、スライドボス30はスラ
イドバー26に沿って摺動するようになっている。
リンダー装置24のピストンロッド25と平行するように、
スライドバー26が両端をブラケット27,28に取付けられ
て台板23の上方に支持されている。スライドバー26には
アーム29を有するスライドボス30が摺動自在に嵌めてあ
って、アーム29の先端はピストンロッド25に連結され、
ピストンロッド25を伸縮すると、スライドボス30はスラ
イドバー26に沿って摺動するようになっている。
スライドボス30には、プッシャー22を有するボス31がト
ーションスプリング32によって結合され、スライドボス
30と共にスライドバー26に沿って摺動するようにされて
いる。トーションスプリング32は、ボス31をスライドボ
ス30に対し第14図の右方より見て時計方向に回動してプ
ッシャー22を起立させるように付勢している。ボス31の
プッシャー22と反対の側にはカムローラ33が取付けられ
ていて、カム34に当接するようになっている。カム34
は、ブラケット28に近い側が最も高くなっていてスライ
ドバー26の側方に並んでおり、ブラケット28から離れる
に従い次第に低くなってスライドバー26の下側に回り込
み、他方のブラケット27側は低い位置でブラケット27側
に延びる形状になっている。
ーションスプリング32によって結合され、スライドボス
30と共にスライドバー26に沿って摺動するようにされて
いる。トーションスプリング32は、ボス31をスライドボ
ス30に対し第14図の右方より見て時計方向に回動してプ
ッシャー22を起立させるように付勢している。ボス31の
プッシャー22と反対の側にはカムローラ33が取付けられ
ていて、カム34に当接するようになっている。カム34
は、ブラケット28に近い側が最も高くなっていてスライ
ドバー26の側方に並んでおり、ブラケット28から離れる
に従い次第に低くなってスライドバー26の下側に回り込
み、他方のブラケット27側は低い位置でブラケット27側
に延びる形状になっている。
第14図に示すようにピストンロッド25が伸長している時
には、ボス31はブラケット28に接近した位置にあって、
カムローラ33はカム34の最も高い箇所に当接し、トーシ
ョンスプリング32の力に抗してボス31を第14図の右方よ
り見て反時計方向に回動し、第14図、第12図に示すよう
にプッシャー22を水平方向に倒して、その先端は作動ロ
ッド16の基端から外れるようになっている。ピストンロ
ッド25が第14図に示す状態から縮小し始めると、スライ
ドボス30と共にボス31はスライドバー26に沿って第14図
の左方に摺動し、カムローラ33はカム34の次第に低くな
る箇所に当接するようになる。このためボス31はトーシ
ョンスプリング32の力により第14図の右方より見て時計
方向に回動し、プッシャー22は次第に起立し、ピストン
ロッド25がさらに縮小すると、第13図に示すようにプッ
シャー22は起立して作動ロッド16の基端19を押圧し、起
倒自在のドアプロテクタ8を倒伏させることになる。
には、ボス31はブラケット28に接近した位置にあって、
カムローラ33はカム34の最も高い箇所に当接し、トーシ
ョンスプリング32の力に抗してボス31を第14図の右方よ
り見て反時計方向に回動し、第14図、第12図に示すよう
にプッシャー22を水平方向に倒して、その先端は作動ロ
ッド16の基端から外れるようになっている。ピストンロ
ッド25が第14図に示す状態から縮小し始めると、スライ
ドボス30と共にボス31はスライドバー26に沿って第14図
の左方に摺動し、カムローラ33はカム34の次第に低くな
る箇所に当接するようになる。このためボス31はトーシ
ョンスプリング32の力により第14図の右方より見て時計
方向に回動し、プッシャー22は次第に起立し、ピストン
ロッド25がさらに縮小すると、第13図に示すようにプッ
シャー22は起立して作動ロッド16の基端19を押圧し、起
倒自在のドアプロテクタ8を倒伏させることになる。
第15図に示すように入出庫口8から自動車を入庫させた
時には、運転者は第15図の上方のドアを開いて下車する
ので、起倒自在のドアプロテクタ8は駐車パレット7の
第15図における上側(入出庫口3から入って右側)に位
置させるため、この位置にある起倒自在のドアプロテク
タ8を倒伏させるための駆動装置21′が入出庫口3から
入った右奥に設置されている。駆動装置21′は第14図で
説明した駆動装置21を水平に180°方向を転換したもの
で、構造は駆動装置21と全く同じものである。
時には、運転者は第15図の上方のドアを開いて下車する
ので、起倒自在のドアプロテクタ8は駐車パレット7の
第15図における上側(入出庫口3から入って右側)に位
置させるため、この位置にある起倒自在のドアプロテク
タ8を倒伏させるための駆動装置21′が入出庫口3から
入った右奥に設置されている。駆動装置21′は第14図で
説明した駆動装置21を水平に180°方向を転換したもの
で、構造は駆動装置21と全く同じものである。
第16図に示すように入出庫口3から自動車を出庫させる
時には、運転者は第16図の下方のドアを開いて乗車する
ので、起倒自在のドアプロテクタ8は駐車パレット7の
第16図の下側(入出庫口3に向って右側)に位置させる
ため、この位置にある起倒自在のドアプロテクタ8を倒
伏させるための駆動装置21が入出庫口3を入った左手前
に設置されている。
時には、運転者は第16図の下方のドアを開いて乗車する
ので、起倒自在のドアプロテクタ8は駐車パレット7の
第16図の下側(入出庫口3に向って右側)に位置させる
ため、この位置にある起倒自在のドアプロテクタ8を倒
伏させるための駆動装置21が入出庫口3を入った左手前
に設置されている。
[考案が解決しようとする課題] 自動車を収容したり、或いは収容している自動車を出庫
させる場合には、第11図に示すようにターンテーブル6
の直上にケージ2を停止させた後、ターンテーブル6を
上昇して駐車パレット7をケージ2から浮き上らせ、タ
ーンテーブル6によって駐車パレット7の方向を転換し
ている。
させる場合には、第11図に示すようにターンテーブル6
の直上にケージ2を停止させた後、ターンテーブル6を
上昇して駐車パレット7をケージ2から浮き上らせ、タ
ーンテーブル6によって駐車パレット7の方向を転換し
ている。
ところがターンテーブル6の直上にケージを停止させる
場合、垂直循環式立体駐車装置1の停止精度の関係で、
停止したケージ2にのせてある駐車パレット7の中心が
ターンテーブル6の中心と一致することは少なく、駐車
パレット7の中心がターンテーブル6の中心に対し、第
11図の左右方向に50〜75mm程度ずれてしまうことが多
い。このように駐車パレット7の中心がターンテーブル
6の中心とすれている状態のままでターンテーブル6を
上昇して回転すると、駐車パレット7の角隅部がケージ
2にあたってしまうので、ターンテーブル6を上昇させ
る前にターンテーブル6の中心と駐車パレット7の中心
とを合わせる必要がある。
場合、垂直循環式立体駐車装置1の停止精度の関係で、
停止したケージ2にのせてある駐車パレット7の中心が
ターンテーブル6の中心と一致することは少なく、駐車
パレット7の中心がターンテーブル6の中心に対し、第
11図の左右方向に50〜75mm程度ずれてしまうことが多
い。このように駐車パレット7の中心がターンテーブル
6の中心とすれている状態のままでターンテーブル6を
上昇して回転すると、駐車パレット7の角隅部がケージ
2にあたってしまうので、ターンテーブル6を上昇させ
る前にターンテーブル6の中心と駐車パレット7の中心
とを合わせる必要がある。
そこで従来の垂直循環式立体駐車装置1においては、第
12図、第13図に示すようにピット4内にガイド35を設
け、ターンテーブル基台5を自動車の入出庫方向に移動
できるようにして、ターンテーブル基台5と共にターン
テーブル6を自動車の入出庫方向に移動して、ターンテ
ーブル6の中心を駐車パレット7の中心に合わせてい
た。
12図、第13図に示すようにピット4内にガイド35を設
け、ターンテーブル基台5を自動車の入出庫方向に移動
できるようにして、ターンテーブル基台5と共にターン
テーブル6を自動車の入出庫方向に移動して、ターンテ
ーブル6の中心を駐車パレット7の中心に合わせてい
た。
いま第17図に示すようにターンテーブル6に対して停止
したケージ2(第11図参照)上の駐車パレット7が左方
にずれていると、第18図に示すように二点鎖線で示す位
置にあったターンテーブル6を左方に移動し、破線で示
すようにターンテーブル6の中心を駐車パレット7の中
心と一致させた後、ターンテーブル6を上昇して回転す
ると、方向転換した駐車パレット7は、第19図に示すよ
うに、駆動装置21,21′に対して左方にずれてしまうこ
とになる。従って図の左上にある駆動装置21′は第15図
の正常な状態に比べてプッシャー22が右に寄り、基端19
の右側で起立してしまって起倒自在のドアプロテクタ8
を倒伏させることができなくなるか、あるいは基端19を
押し過ぎることになって、起倒自在のドアプロテクタ8
を破損してしまう恐れがある。また第19図の右下にある
駆動装置21は第16図の正常な状態に比べてやはり右に寄
り、起立したプッシャー22が基端19から離れてしまうた
め、起倒自在のドアプロテクタ8を完全に倒伏させるこ
とができなくなる。
したケージ2(第11図参照)上の駐車パレット7が左方
にずれていると、第18図に示すように二点鎖線で示す位
置にあったターンテーブル6を左方に移動し、破線で示
すようにターンテーブル6の中心を駐車パレット7の中
心と一致させた後、ターンテーブル6を上昇して回転す
ると、方向転換した駐車パレット7は、第19図に示すよ
うに、駆動装置21,21′に対して左方にずれてしまうこ
とになる。従って図の左上にある駆動装置21′は第15図
の正常な状態に比べてプッシャー22が右に寄り、基端19
の右側で起立してしまって起倒自在のドアプロテクタ8
を倒伏させることができなくなるか、あるいは基端19を
押し過ぎることになって、起倒自在のドアプロテクタ8
を破損してしまう恐れがある。また第19図の右下にある
駆動装置21は第16図の正常な状態に比べてやはり右に寄
り、起立したプッシャー22が基端19から離れてしまうた
め、起倒自在のドアプロテクタ8を完全に倒伏させるこ
とができなくなる。
これとは反対に、第20図に示すようにターンテーブル6
に対して停止したケージ2上の駐車パレット7が右方に
ずれていると、第21図に示すように二点鎖線で示す位置
にあったターンテーブル6を右方に移動し、破線で示す
ようにターンテーブル6の中心を駐車パレット7の中心
と一致させた後、ターンテーブル6を上昇して回転する
と、方向転換した駐車パレット7は、第22図に示すよう
に駆動装置21,21′に対して左方にずれてしまうので、
第15図、第16図の正常な状態に比べ、前述したような起
倒自在のドアプロテクタ8に対する不工合が生ずる。
に対して停止したケージ2上の駐車パレット7が右方に
ずれていると、第21図に示すように二点鎖線で示す位置
にあったターンテーブル6を右方に移動し、破線で示す
ようにターンテーブル6の中心を駐車パレット7の中心
と一致させた後、ターンテーブル6を上昇して回転する
と、方向転換した駐車パレット7は、第22図に示すよう
に駆動装置21,21′に対して左方にずれてしまうので、
第15図、第16図の正常な状態に比べ、前述したような起
倒自在のドアプロテクタ8に対する不工合が生ずる。
本考案は、停止した駐車パレット7の中心にターンテー
ブル6の中心を合わせるため、ターンテーブル6を自動
車の入出庫方向に移動した後、駐車パレット7の方向転
換した時に、駐車パレット7の位置と駆動装置21,21′
の位置とがずれないようにして、起倒自在のドアプロテ
クタ8を支障なく倒伏できるようにした駐車装置におけ
るドアプロテクタの駆動装置を提供することを目的とす
るものである。
ブル6の中心を合わせるため、ターンテーブル6を自動
車の入出庫方向に移動した後、駐車パレット7の方向転
換した時に、駐車パレット7の位置と駆動装置21,21′
の位置とがずれないようにして、起倒自在のドアプロテ
クタ8を支障なく倒伏できるようにした駐車装置におけ
るドアプロテクタの駆動装置を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の駐車装置におけるドアプロテクタの駆動装置
は、垂直循環式駐車装置下方のピット内で自動車の入出
庫方向の移動及び昇降可能なターンテーブル基台上に回
転自在に支持されたターンテーブルを備え、該ターンテ
ーブルにより自動車の入出庫方向に対し駐車パレットを
90°回転したとき該駐車パレットを収納するケージを備
え、かつ、前記駐車パレットの側部には該駐車パレット
長手方向に起倒自在に取付けられスプリングによって常
時起立するように付勢されたドアプロテクタを備え、前
記ピット内には前記駐車パレットが前記ターンテーブル
上で自動車の入出庫方向にあるとき前記ドアプロテクタ
をスプリングの力に抗して押圧倒伏させる駆動装置を備
えた駐車装置において、前記駆動装置を自動車の入出庫
方向に移動可能な台板上に取付け、該台板と前記ターン
テーブル基台とを連結する連結装置を設けたことを特徴
とするものである。
は、垂直循環式駐車装置下方のピット内で自動車の入出
庫方向の移動及び昇降可能なターンテーブル基台上に回
転自在に支持されたターンテーブルを備え、該ターンテ
ーブルにより自動車の入出庫方向に対し駐車パレットを
90°回転したとき該駐車パレットを収納するケージを備
え、かつ、前記駐車パレットの側部には該駐車パレット
長手方向に起倒自在に取付けられスプリングによって常
時起立するように付勢されたドアプロテクタを備え、前
記ピット内には前記駐車パレットが前記ターンテーブル
上で自動車の入出庫方向にあるとき前記ドアプロテクタ
をスプリングの力に抗して押圧倒伏させる駆動装置を備
えた駐車装置において、前記駆動装置を自動車の入出庫
方向に移動可能な台板上に取付け、該台板と前記ターン
テーブル基台とを連結する連結装置を設けたことを特徴
とするものである。
[作用] ターンテーブルを自動車の入出庫方向に移動すると、連
結装置によって駆動装置も同じ方向に同じ距離だけ移動
させられ、方向転換した駐車パレットと駆動装置との間
に、相対的な位置のずれは生じない。
結装置によって駆動装置も同じ方向に同じ距離だけ移動
させられ、方向転換した駐車パレットと駆動装置との間
に、相対的な位置のずれは生じない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例の横断平面図、第2図は第1
図のII−II断面図であって、第11図、第12図と同一部分
には同一符号を付してある。
図のII−II断面図であって、第11図、第12図と同一部分
には同一符号を付してある。
ターンテーブル6を回転自在に支持している昇降可能な
ターンテーブル基台5は、従来と同様にガイド35によっ
て自動車の入出庫方向に移動できるようになっている。
そして従来と同じように起倒自在のドアプロテクタ8を
倒伏させる駆動装置21,21′は、第3図、第4図にも示
すように板状の台板36上に取付け、台板36は支持台37上
に設けてガイド38によって自動車の入出庫方向に移動で
きるようにされている。そして台板36の下面からターン
テーブル基台5の方に向けて連結腕39を突設し、連結腕
39の先端に枢着した連結杆40の他端をターンテーブル基
台5の側面に枢着してある。これにより、駆動装置21,2
1′を取付けた台板36は、連結腕39、連結杆40で構成さ
れる連結装置でターンテーブル基台5に連結され、ター
ンテーブル基台5がガイド35に沿って自動車の入出庫方
向に移動すると、台板36及び駆動装置21,21′も同じ方
向に同じ距離だけ移動することになる。
ターンテーブル基台5は、従来と同様にガイド35によっ
て自動車の入出庫方向に移動できるようになっている。
そして従来と同じように起倒自在のドアプロテクタ8を
倒伏させる駆動装置21,21′は、第3図、第4図にも示
すように板状の台板36上に取付け、台板36は支持台37上
に設けてガイド38によって自動車の入出庫方向に移動で
きるようにされている。そして台板36の下面からターン
テーブル基台5の方に向けて連結腕39を突設し、連結腕
39の先端に枢着した連結杆40の他端をターンテーブル基
台5の側面に枢着してある。これにより、駆動装置21,2
1′を取付けた台板36は、連結腕39、連結杆40で構成さ
れる連結装置でターンテーブル基台5に連結され、ター
ンテーブル基台5がガイド35に沿って自動車の入出庫方
向に移動すると、台板36及び駆動装置21,21′も同じ方
向に同じ距離だけ移動することになる。
上述した第1図ないし第4図に示す装置において、駐車
パレット7が第5図に示すようにターンテーブル6に対
し左方にずれて停止した場合には、第6図に示すように
二点鎖線で示す位置にあったターンテーブル6を左方に
移動し、破線で示すようにターンテーブル6の中心を駐
車パレット7の中心と一致させると、駆動装置21,21′
も連結杆40によって同じ方向に同じ距離だけ動かされ、
二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動すること
になる。この状態でターンテーブル6を上昇して回動す
ると、第7図に示すように方向転換された駐車パレット
7と駆動装置21,21′とは相対的に第15図、第16図に示
した正常な状態を保ってずれることがない。従って駆動
装置21,21′は起倒自在のドアプロテクタ8を完全に倒
伏させることができる。
パレット7が第5図に示すようにターンテーブル6に対
し左方にずれて停止した場合には、第6図に示すように
二点鎖線で示す位置にあったターンテーブル6を左方に
移動し、破線で示すようにターンテーブル6の中心を駐
車パレット7の中心と一致させると、駆動装置21,21′
も連結杆40によって同じ方向に同じ距離だけ動かされ、
二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動すること
になる。この状態でターンテーブル6を上昇して回動す
ると、第7図に示すように方向転換された駐車パレット
7と駆動装置21,21′とは相対的に第15図、第16図に示
した正常な状態を保ってずれることがない。従って駆動
装置21,21′は起倒自在のドアプロテクタ8を完全に倒
伏させることができる。
これとは反対に、第8図に示すようにターンテーブル6
に対し駐車パレット7が右方にずれて停止した場合に
は、第9図に示すように二点鎖線で示す位置にあったタ
ーンテーブル6を右方に移動し、破線で示すようにター
ンテーブル6の中心を駐車パレット7の中心と一致させ
ると、駆動装置21,21′も連結杆40によって同じ方向に
同じ距離だけ動かされ、二点鎖線で示す位置から実線で
示す位置に移動することになる。この状態でターンテー
ブル6を上昇して回動すると、第10図に示すように方向
転換された駐車パレット7と駆動装置21,21′とは位置
が相対的にずれないので、起倒自在のドアプロテクタ8
を完全に倒伏させることができる。
に対し駐車パレット7が右方にずれて停止した場合に
は、第9図に示すように二点鎖線で示す位置にあったタ
ーンテーブル6を右方に移動し、破線で示すようにター
ンテーブル6の中心を駐車パレット7の中心と一致させ
ると、駆動装置21,21′も連結杆40によって同じ方向に
同じ距離だけ動かされ、二点鎖線で示す位置から実線で
示す位置に移動することになる。この状態でターンテー
ブル6を上昇して回動すると、第10図に示すように方向
転換された駐車パレット7と駆動装置21,21′とは位置
が相対的にずれないので、起倒自在のドアプロテクタ8
を完全に倒伏させることができる。
尚、本考案は、駐車パレット7の幅方向中心線と入出庫
方向とが90°以外の角度で交差する駐車装置にも適用す
ることができる。
方向とが90°以外の角度で交差する駐車装置にも適用す
ることができる。
[考案の効果] 本考案は、ターンテーブルの中心を駐車パレットの中心
と一致させるため、ターンテーブルを自動車の入出庫方
向に移動すると、連結装置によって駆動装置も同じ方向
に同じ距離だけ移動するので、方向転換した駐車パレッ
トと駆動装置とは位置がずれることがなく、起倒自在の
ドアプロテクタを完全に倒伏させることができる。
と一致させるため、ターンテーブルを自動車の入出庫方
向に移動すると、連結装置によって駆動装置も同じ方向
に同じ距離だけ移動するので、方向転換した駐車パレッ
トと駆動装置とは位置がずれることがなく、起倒自在の
ドアプロテクタを完全に倒伏させることができる。
第1図は本考案の一実施例の横断平面図、第2図は第1
図のII−II断面図、第3図は本考案に使用する駆動装置
の側面図、第4図は第3図をIV方向から見た正面図、第
5図ないし第10図は本考案の作動説明図、第11図は垂直
循環式立体駐車装置の縦断側面図、第12図は従来装置の
側面図、第13図は第12図とは異なる状態を示す側面図、
第14図は駆動装置の一例を示す平面図、第15図、第16図
は駐車パレットの使用状態を示す平面図、第17図ないし
第22図は従来装置の作動説明図である。 図中、1は垂直循環式立体駐車装置、2はケージ、3は
入出庫口、4はピット、5はターンテーブル基台、6は
ターンテーブル、7は駐車パレット、8は起倒自在のド
アプロテクタ、20はスプリング、21,21′は駆動装置、3
5はガイド、36は台板、38はガイド、39は連結腕、40は
連結杆を示す。
図のII−II断面図、第3図は本考案に使用する駆動装置
の側面図、第4図は第3図をIV方向から見た正面図、第
5図ないし第10図は本考案の作動説明図、第11図は垂直
循環式立体駐車装置の縦断側面図、第12図は従来装置の
側面図、第13図は第12図とは異なる状態を示す側面図、
第14図は駆動装置の一例を示す平面図、第15図、第16図
は駐車パレットの使用状態を示す平面図、第17図ないし
第22図は従来装置の作動説明図である。 図中、1は垂直循環式立体駐車装置、2はケージ、3は
入出庫口、4はピット、5はターンテーブル基台、6は
ターンテーブル、7は駐車パレット、8は起倒自在のド
アプロテクタ、20はスプリング、21,21′は駆動装置、3
5はガイド、36は台板、38はガイド、39は連結腕、40は
連結杆を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】垂直循環式立体駐車装置下方のピット内で
自動車の入出庫方向の移動及び昇降可能なターンテーブ
ル基台上に回転自在に支持されたターンテーブルを備
え、該ターンテーブルにより駐車パレットを90°回転し
たとき該駐車パレットを収納するケージを備え、かつ、
前記駐車パレットの側部には該駐車パレット長手方向に
起倒自在に取付けられスプリングによって常時起立する
ように付勢されたドアプロテクタを備え、前記ピット内
には前記駐車パレットが前記ターンテーブル上で自動車
の入出庫方向にあるとき前記ドアプロテクタをスプリン
グの力に抗して押圧倒伏させる駆動装置を備えた駐車装
置において、前記駆動装置を自動車の入出庫方向に移動
可能な台板上に取付け、該台板と前記ターンテーブル基
台とを連結する連結装置を設けたことを特徴とする駐車
装置におけるドアプロテクタの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4856389U JPH0642062Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 駐車装置におけるドアプロテクタの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4856389U JPH0642062Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 駐車装置におけるドアプロテクタの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139273U JPH02139273U (ja) | 1990-11-21 |
JPH0642062Y2 true JPH0642062Y2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=31565483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4856389U Expired - Lifetime JPH0642062Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 駐車装置におけるドアプロテクタの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642062Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP4856389U patent/JPH0642062Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02139273U (ja) | 1990-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6688435B2 (ja) | 車両のためのシザーリフト | |
JPH0578510B2 (ja) | ||
JPH0642062Y2 (ja) | 駐車装置におけるドアプロテクタの駆動装置 | |
US5941677A (en) | Loading platform | |
US5971692A (en) | Truck leveler | |
JP3713704B2 (ja) | 貨物自動車用リフト装置 | |
JPH0721750Y2 (ja) | 縦列型連立垂直循環式駐車装置 | |
JPH0116668Y2 (ja) | ||
JP3184809B2 (ja) | 無人駐車装置 | |
US5762460A (en) | Truck leveler | |
JP3669846B2 (ja) | 荷受台昇降装置付車両における安全装置 | |
JPH08259192A (ja) | 片上げ式自動車整備用リフト | |
JP3364919B2 (ja) | 車両用リフタ | |
JPS6319263Y2 (ja) | ||
JP3775821B2 (ja) | 積卸車に於けるビームの出張り防止装置 | |
JP2557171Y2 (ja) | 無人搬送車の移載装置ストッパユニット | |
JP2003320892A (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JPS5817051B2 (ja) | 荷役車輌における荷受台の昇降装置 | |
JP4099806B2 (ja) | 車両用昇降装置における自動起伏手摺装置 | |
JPH07300043A (ja) | 車両用昇降機の自動フラップ装置 | |
JP3796731B2 (ja) | 車両用昇降装置における前フラッパーのリンク式作動装置 | |
JP2575826Y2 (ja) | 運搬車の荷台傾動構造 | |
JP2566648Y2 (ja) | 機械式駐車場における半ドア用安全柵付パレットおよびそれを用いた半ドア用安全装置 | |
JPH0751397Y2 (ja) | テールゲートリフタのゲート板傾斜制御装置 | |
JP2000025512A (ja) | 荷役車両の昇降台装置及びバンパー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |