JPH0641778B2 - 振動の伝達を減少する装置 - Google Patents

振動の伝達を減少する装置

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JPH0641778B2
JPH0641778B2 JP60175987A JP17598785A JPH0641778B2 JP H0641778 B2 JPH0641778 B2 JP H0641778B2 JP 60175987 A JP60175987 A JP 60175987A JP 17598785 A JP17598785 A JP 17598785A JP H0641778 B2 JPH0641778 B2 JP H0641778B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/131Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses
    • F16F15/133Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/134Wound springs
    • F16F15/13469Combinations of dampers, e.g. with multiple plates, multiple spring sets, i.e. complex configurations
    • F16F15/13476Combinations of dampers, e.g. with multiple plates, multiple spring sets, i.e. complex configurations resulting in a staged spring characteristic, e.g. with multiple intermediate plates
    • F16F15/13484Combinations of dampers, e.g. with multiple plates, multiple spring sets, i.e. complex configurations resulting in a staged spring characteristic, e.g. with multiple intermediate plates acting on multiple sets of springs

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、機関側入力部材と、これに対して同軸的な駆
動系側出力部材と、これら両部材の間に設けられかつ入
力部材に対して中間位置から両方向へ回転する出力部材
の運動に抵抗を及ぼす連結ばねと、両部材の間に作用す
る緩衝装置と、一方の部材に支えられてこの部材の大き
い偏移の際はじめて他方の部材にあるストツパに係合す
るストツパばねと、一方の部材に摩擦結合により連結さ
れまた他方の部材に遊隙をもつてかみ合いにより連結さ
れて特定の最大トルク以下では摩擦結合により両部材を
連結するが最大トルク超過の際には滑つて両部材の相対
回転運動を許容する滑りクラツチ部材とを有する、機関
側で励起される振動の駆動系への伝達を減少する装置に
関する。
従来の技術 このような装置は分割形はずみ車としてドイツ連邦共和
国特許出願公開第2358516号明細書に記載されている。
機関回転数が両はずみ車部材と連結ばねとから形成され
る振動系に共振のおこる回転数範囲すなわち危険速度の
範囲(以下臨界範囲という)を充分超過すると、機関振
動はもはや駆動系へ実際上全く伝達されない。なぜなら
ば機関側のはずみ車部材は、中間に接続される連結ばね
のため、機関振動を駆動系側はずみ車部材へ全く伝達し
ないか、強く弱めてしか伝達しないからである。したが
つてこの臨界範囲を超過する回転数範囲(以下超臨界範
囲という)では、車両はきわめて静かな走行と駆動系の
振動のない点ですぐれている。
機関は一般に超臨界範囲で運転されるが(超臨界運
転)、始動の際共振のおこる回転数範囲における臨界範
囲を必ず通過せねばならず、駆動系側はずみ車部材が事
情によつては機関側はずみ車部材より著しく大きい振幅
の振動を行なうことになる。このような共振振動は強い
緩衝により抑制せねばならない。
しかし注意すべきことは、超臨界範囲では強い緩衝は望
ましくない。なぜならば、それにより駆動系への機関振
動の伝達が強められるからである。
したがつてドイツ連邦共和国特許出願公開第2358516号
明細書(第6図参照)によれば、駆動系側はずみ車部材
上にこれに対して同心的に環状部材をばねを介して設
け、駆動系側はずみ車部材および環状部材の質量とこれ
ら両部材の間にあるばねの強さとを選んで、環状部材を
動吸振器として、駆動系側はずみ車部材の上記共振振動
が抑制されるようにしている。
したがつてドイツ連邦共和国特許出願公開第2358516号
明細書による分割形はずみ車は原理的には3分割のはず
み車であり、その部材は弾性的に互いに結合されてい
る。しかし3つの振動質量をもつこのような振動系は計
算が複雑であり、それに応じて使いこなすのが困難であ
る。さらに事情によつては、超臨界範囲で使用する際共
振の励起される可能性がある。
発明が解決しようとする問題点 したがつて本発明の課題は、構造が簡単であるという点
ですぐれ、その動作特性を簡単にあらかじめ計算でき、
いわゆる超臨界範囲において駆動系を機関側振動から特
に有効に遮断する装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 この課題を解決するため本発明によれば、入力部材およ
び出力部材が分割形はずみ車のそれぞれの部材であり、
ストツパばねがストツパの1つへ押付けられるときに、
これらのストツパにより遊隙を規定される滑りクラツチ
部材のそれぞれ1つの部分が、ストツパばねとこのスト
ツパばねを押付けられるストツパとの間に挟まれる。
発明の効果 機関の始動の際共振のおこる回転数範囲すなわち臨界範
囲を通過するとき、大きい振動振幅が生じ、すなわち両
方のはずみ車部材は比較的大きく互いに偏移される。そ
の際一方のはずみ車部材は、最初は滑りクラツチ部材
(以下単にクラツチ部材という)を介しての摩擦結合に
よる連結(以下非確実伝動連結という)のため、ストツ
パにより規定される遊隙がなくなるまで、他方のはずみ
車部材を連行する。一方のはずみ車部材が他方のはずみ
車部材に対してさらに偏移すると、遊隙がなくなるた
め、一方のはずみ車部材はクラツチ部材との間の非確実
伝動連結の抵抗すなわち摩擦に抗して動かされねばなら
ない。相対偏移に抗するこの摩擦によつて、両はずみ車
部材の相対運動が緩衝される。さらに両はずみ車部材が
大きく偏移すると、一方のはずみ車部材に支えられるス
トツパばねと他方のはずみ車部材に設けられたストツパ
とが互いに近づき、最後にクラツチ部材の部分は、スト
ツパばねとストツパとの間に挟まれ、このストツパばね
も圧縮されることになる。したがつて両はずみ車部材
は、今や圧縮されるこのストツパばねの力に打勝つと共
に、連結ばねの力に加えてクラツチ部材の非確実伝動連
結により生ずる緩衝抵抗にも打勝たねばならない。それ
により両はずみ車部材の過度の相対運動が効果的に制限
される。さらにストツパばねと連結ばねが共同作用する
ので、ばね力が全体として強められるため、連結ばねと
両はずみ車部材とにより形成される振動系の共振状態は
もはや現われない。
クラツチ部材の部分をストツパとストツパばねとの間に
挟むことによつて、一方のはずみ車部材とクラツチ部材
との非確実伝動連結により行なわれる緩衝は、両はずみ
車部材の相対運動の方向が反転する点(運動反転点)の
範囲で両方向に有効となる。すなわち両はずみ車部材の
相対運動方向が反転し、例えば今まで互いに接近運動し
ていた両はずみ車部材がこんどは互いに離れるように運
動しはじめると、クラツチ部材の部分は最初のうちまだ
ストツパとストツパばねとの間に挟まれているので、運
動遊隙にもかかわらずクラツチ部材は他方のはずみ車部
材に対して動くことができず、したがつて一方のはずみ
車部材は、このはずみ車部材とクラツチ部材との非確実
伝動連結の抵抗に抗してのみ動くことができる。
実施態様 本発明の好ましい実施態様により、ストツパばねが非対
称に配置されて、両はずみ車部材の比較的小さい偏移で
も一方の方向へ作用し、両はずみ車部材の比較的大きい
偏移ではじめて他方の方向へ作用するようにできる。一
般にこの非対称配置は、車両の加速の際または機関が駆
動される際(牽引運転)、両はずみ車部材が互いに近づ
く方向へ動こうとし、この方向において比較的大きい偏
移角ではじめてストツパばねが作用するようになされて
いる。
一般にクラツチ部材と一方のはずみ車部材との間の遊隙
は、一方のはずみ車部材にあるストツパばねと他方のは
ずみ車部材にあるストツパとの間の遊隙より小さい。そ
れによりクラツチ部材と他方のはずみ車部材との間の遊
隙がなくなつた際クラツチ部材と一方のはずみ車部材と
の非確実伝動連結により生ずる緩衝は、ストツパばねが
ストツパと共同作用できるようになる前におこる。
しかしクラツチ部材と一方のクラツチ部材との間の遊隙
がストツパとストツパばねとの間の遊隙にほぼ等しいよ
うにすることも可能である。したがつてクラツチ部材に
より生ずる緩衝は、常にストツパばねの作用と同時にお
こる。
場合によつては2つのクラツチ部材が設けられて、それ
ぞれ同じはずみ車部材に非確実伝動連結されるが、他方
のはずみ車部材に対しては確実伝動連結により規定され
る異なる遊隙をもつようにもできる。その際一方のクラ
ツチ部材の遊隙はストツパばねとストツパとの間の遊隙
に一致するが、他方のはずみ車部材の遊隙は小さい。
最後に、さらにはずみ車部材相互の大きい偏移角ではじ
めて作用する遊隙をもつ緩衝装置により両はずみ車部材
を連結することもできる。緩衝力が充分強い場合には、
特に簡単な構造を得るため、このような配置をストツパ
ばねに対して行なうこともできる。
構造的に好ましい実施態様が特許請求の範囲第7項ない
し第12項の対象である。
実施例 第1図ないし第3図には、2つのばずみ車部材1および
2が重量体としてそれぞれ概略的に示され、連結ばね3
により互いに支えられるか、または連結され、この連結
ばね3ははずみ車部材1にある支持体4,5およびはずみ
車部材2にある支持体6,7と共同作用する。はずみ車部
材1と2が一方の方向(第1図ないし第3図では接近す
る方向)に動くと、はずみ車部材1にある支持体4がは
ずみ車部材2にある支持体7に対する間隔を減少し、す
なわち連結ばね3は短縮されながら次第に撓む。はずみ
車部材1と2が逆の方向(第1図ないし第3図において
これは部材1と2との間隔の増大に相当する)に動く
と、はずみ車部材1にある支持体5がはずみ車部材2に
ある支持体6に接近するので、連結ばね3が付加的に撓
む。
なおはずみ車部材1と2との相対運動の際不可避な摩擦
が生じ、この摩擦は場合によつては摩擦被覆等のような
構造手段により強めることができ、第1図ないし第3図
には概略的に示す伸縮緩衝器R1により示されている。
はずみ車部材2にはストツパ8および9をもつストツパ
装置が固定的に設けられている。これらのストツパ8お
よび9は、はずみ車部材2に対するクラツチ部材10の運
動を制限する。すなわちクラツチ部材10が第1図に示す
中間位置から行程S1だけストツパ8の方向へ、または同
じ行程S1だけストツパ9の方向へ動くと、クラツチ部材
10に固定的に設けられた突起11および12がストツパ8お
よび9の1つへ当たる。伸縮緩衝器R2により概略的に示
すように、クラツチ部材10ははずみ車部材1に非確実伝
動連結により連結されている。その際クラツチ部材10と
はずみ車部材1との非確実伝動連結の強さしたがつて緩
衝器R2の強さは、はずみ車部材1と2との間に緩衝器R1
により直接作用する緩衝抵抗より著しく大きい。
さらにはずみ車部材1には、このはずみ車部材1に固定
的に設けられた支持体14と15との間にストツパばね13が
初応力をかけて設けられている。その配置は、はずみ車
部材1と2が行程S2だけ互いに一方または他方の方向に
偏移すると、ストツパばね13がストツパ8および9と共
同作用できるようになつている。例えばはずみ車部材1
がストツパ9の方向へ充分偏移されると、ストツパばね
13が支持体14とストツパ9との間で圧縮され、同時に突
起12がストツパ9とストツパばね13の対向端部との間に
挟まれる。
第1図に示すはずみ車は次のように動作する。
通常の運転段階では、いわゆる超臨界運転が生じ、すな
わち機関側はずみ車部材例えば1が、比較的小さい振幅
と、はずみ車部材1,2と連結ばね3により形成される振
動系の共振周振動数より著しく高い振動数とで励振され
る。連結ばね3ははずみ車部材1と2との間で急速に変
化する力を伝達できないので、はずみ車部材1の振動は
わずかな割合しかはずみ車部材2へ伝達されない。
しかし機関の始動の際臨界範囲を通過せねばならず、機
関側はずみ車部材1は、前述したように両はずみ車部材
1,2と連結ばね3とにより形成される振動系の共振振動
数に等しいかまたはこれに近い振動数で、機関により励
振されることになる。この場合特別の構造手段がない
と、はずみ車部材2はきわめて大きい振幅で励振される
ので、材料破壊を考慮せねばならなくなる。しかしこれ
は次のようにして防止される。
すなわちはずみ車部材1と2が互いに行程S1より大きく
偏移されると(相対運動の各方向に利用可能なこの行程
S1は、超臨界範囲ではずみ車部材1と2との間に生ずる
偏移より大きい)、クラツチ部材10の突起11,12の一方
がストツパ8または9へ当るので、はずみ車部材1と2
がさらに相対運動すると、緩衝器R2は緩衝抵抗に打勝つ
て圧縮または伸張される。続いてさらにはずみ車部材1
と2が偏移すると、緩衝器R1およびR2の緩衝抵抗の和に
等しい大きい緩衝抵抗が作用する。はずみ車部材1と2
がさらに互いに偏移すると、今やストツパばね13の一端
が、クラツチ部材10の突起の1つ11または12上へ既に載
つているストツパ8または9上へ載る。したがつて今や
連結ばね3のほかにストツパばね13も作用し、すなわち
はずみ車部材1と2との間において、著しく増大したば
ね力が緩衝器R1およびR2の緩衝抵抗と共に作用する。こ
の増大したばね力は、今や先に行なわれたはずみ車部材
1と2の偏移を吸収してはずみ車部材1と2の相対運動
の方向を反転するのに確実に充分である。本発明にとつ
て特に注目すべきことは、緩衝器R2は運動反転点の前後
でまず作用していることである。なぜならば、ストツパ
ばね13がストツパ8および9の1つへ押付けられる限
り、クラツチ部材10の突起の1つ11または12がストツパ
ばね13とストツパ8および9の1つとの間に挟まれるの
で、はずみ車部材1と2の相対運動が緩衝器R2を圧縮ま
たは伸張させてのみ行なわれるからである。
第1図のはずみ車の運転特性が第4図にグラフで示され
ている。例えばはずみ車部材1が第1図においてはずみ
車部材2に対し下方へ偏移されると、まず第4図の行程
部分Aを通過し、すなわち連結ばね3が増大する偏移
に増大する抵抗すなわち増大するトルクMを及ぼす。な
お緩衝器R1の抵抗にも打勝たねばならず、したがつて行
程部分Aは座標系の零点を通らない。
偏移が値S1に達すると、突起12がストツパ9上に載るの
で、緩衝器R2の抵抗が付加的に作用し、すなわち偏移の
進行の際行程部分Bを通過する。今や第1図のはずみ車
部材1がさらに下方へ偏移されると、ストツパばね13の
下端が突起12またはストツパ9上へ載るので、初応力の
かかつたストツパばね13が作用する。したがつて今や第
4図において、行程Bより大きい傾斜をもつ行程Cを通
過する。なぜならば、今や連結ばね3とストツパばね13
が共に作用するからである。行程Bと行程Cとの間の跳
躍はストツパばね13の初応力によつて生ずる。
行程Cの終点Dで緩衝器R1およびR2は、連結ばね3およ
びストツパばね13と共にはずみ車部材1と2との相対運
動を止め、今や支持体4と5との間にはめ込まれた連結
ばね3と、支持体14とストツパ9との間にはめ込まれた
ストツパばね13が、はずみ車部材2に対してはずみ車部
材1を第1図において上方へ戻そうとする。その際まず
第4図の行程Eを通過する。この行程Eは行程Cに対し
て平行に延びているけれども、ばね3および13が緩衝器
R1およびR2の抵抗に打勝たねばならないため、行程Eは
行程Cの下に間隔をおいて延びている。はずみ車部材1
が第1図においてはずみ車部材2に対し上方へ偏移され
て、ストツパばね13はもはやストツパ9へ押付けられな
くなると、クラツチ部材10の突起12もストツパ9から離
れるので、緩衝器R2の作用なしにはずみ車部材1ははず
み車部材2に対し行程2S1だけ変位することができる。
これが行程Fにより示されている。それからクラツチ部
材10の突起11がストツパ8へ当たるので、第4図の行程
Gに従つて緩衝器R2が再び作用する。
引続く偏移の際、ストツパばね13がクラツチ部材10の突
起11を挟んでストツパ8へ当たるので、第4図において
行程Hを通過する。今や再び運動の反転が行なわれる
と、第4図において行程I,KおよびB′を通過する。し
たがつて適当な大きさの戻しで再び行程Bが得られる。
図示した行程系列AないしB′は極端な場合にのみ通過
する。一般には臨界範囲でも、例えば機関が寒気等によ
り遅れなしに始動されるとき、比較的小さい偏移が生ず
る。このような場合例えば行程系列B,F,G,KおよびB′
が可能である。超臨界範囲では非常に小さい偏移しか生
じないので、第4図において例えば行程系列A,Lおよび
A′しか通過しない。
したがつて要約すれば、第1図による装置において、は
ずみ車部材1と2が互いに行程S1より大きく互いに偏移
されたとき、はじめて緩衝器R2が作用し、行程S2だけ偏
移した後はじめてストツパばね13が作用することがわか
る。
第4図における行程の傾斜は連結ばね3およびストツパ
ばね13の力により規定され、平行な行程の間隔は緩衝器
R1およびR2の強さにより生ずる。これらの緩衝器の分担
は異なるハツチングによつてわかる。
第2図による実施例は、別のクラツチ部材16が設けら
れ、その突起17および18がストツパばね13の両支持体14
および15と同じ間隔をもつているという点でのみ、第1
図による実施例と相違している。したがつて別のクラツ
チ部材16とはずみ車部材1との非確実伝動連結を表わす
緩衝器R3は、はずみ車部材1と2との適当な相対偏移の
際突起の1つ17または18がストツパばね13によりストツ
パの1つ8または9へ押付けられ、したがつて挟まれる
とき、はじめて作用する。
第5図からわかるように、第2図による装置の作用は第
1図の装置と大幅に類似している。しかしはずみ車部材
1および2が第2図に示す中間位置から行程S2より大き
く互いに偏移されると、強められた緩衝が作用する。こ
の強められた緩衝は、適当な強さの偏移ではすべての緩
衝器R1ないしR3が共に作用することによる。
第3図による実施例は、第2図による実施例とは大体次
の点において相違している。すなわちクラツチ部材10を
設ける代りに、はずみ車部材1と2が緩衝器R2により表
わされた非確実伝動連結を介して直接互いに連結され
て、はずみ車部材1および2が図示した中間位置から行
程S1より大きく一方または他方の方向へ互いに偏移され
るとき、はじめて例えば摩擦結合により行なわれる非確
実伝動連結が有効になる。したがつて非確実伝動連結は
全体として遊隙2S1をもつ。第6図からわかるように、
この装置では、はずみ車部材1と2がもつと大きく相対
偏移すると、相対運動の死点へ達する前に、すなわち運
動方向の反転の時点に達する前に、緩衝器R2が作用す
る。
第7図では、はずみ車部材1が図示しない機関に駆動結
合されている。はずみ車部材2は軸受装置19によりは
ずみ車部材1上に回転可能に支持され、概略的に示すク
ラツチ20により図示しない駆動系または車両伝動装置等
の入力軸21に駆動結合されている。入力軸21の端部上に
は別の軸受22が設けられているので、はずみ車部材1と
入力軸21は直接の駆動結合なしに互いに支持されてい
る。
はずみ車部材1にはボルト23により2つの環状板24およ
び25が互いに軸線方向間隔をおいて取付けられている。
これらの環状板24および25は、板軸線に対し接線方向に
かつ板軸線を含む面に対して対称に設けられた複数の窓
26をもつている。これらの窓26はコイルばね27をかご状
に案内するのに役立ち、コイルばねの直径は両環状板2
4,25の間隔より大きく、板軸線に対して直角な窓26の寸
法より大きい。コイルばね27は初応力をかけて窓26へ挿
入され、すなわちコイルばね27の両端は窓26の対向する
縁へ押付けられている。
環状板24と25との間には別の環状板29が設けられて、ボ
ルト30によりはずみ車部材2に取付けられている。環状
板29は周辺の方へ開いた複数の半径方向切欠き31をも
ち、これらの切欠きの周方向寸法は窓26の対応する寸法
にほぼ等しいので、切欠き31の間に半径方向突起32が形
成される。はずみ車部材1と2が相対回転されると、環
状板24および25と環状板29も同じように相対回転され
る。したがつて例えば第8図において、環状板29が環状
板25に対し矢印方向Xに動かされる。その際矢印方向X
を向く突起32の半径方向縁はコイルばね27を押し、した
がつて突起32のこれらの縁とコイルばねの縦方向で対向
する窓26の縁との間でコイルばね27が圧縮される。環状
板29またはこれに相対回転しないように結合されたはず
み車部材2が、はずみ車部材1またはこれに相対回転し
ないように結合された環状板24および25に対して逆方向
に偏移されると、突起32と窓26のそれぞれ逆の縁につい
て同じことが成立する。
コイルばね27はしたがつて第1図ないし第3図における
連結ばね3を形成している。
はずみ車部材1と環状板25の外縁範囲との間に複数の摩
擦被覆または摩擦薄板33がはめ込まれ、これら摩擦被覆
または摩擦薄板の間に環状部材34が摩擦結合により非確
実伝動連結的に、ただしはずみ車部材1に対し動き得る
ように保持されている。この環状部材34の半径方向内方
へ向く舌片状突起35は、環状板24と25との間へ突出して
いる。舌片状突起35には、それぞれはずみ車の軸線方向
に曲げられた舌片部分36が設けられて、環状板29の周辺
へ向かつて開いた別の切欠き37へ入り込んでいる。第8
図に示す中間位置では、舌片部分36は切欠き37の対向す
る縁からそれぞれ間隔S1をとつている。したがつて環状
板29が環状部材34に対して適当に偏移すると、舌片部分
36のそれぞれ1つが切欠き37の隣接する縁へ当たる。切
欠き37の範囲で環状板24および25に別の窓38が設けら
れ、原理的にコイルばね27と同じように設けられている
ストツパばね39の収容と案内に役立つている。ストツパ
ばね39は初応力をかけて設けられて、ばね端部がそれぞ
れ窓38の隣接する縁へ押付けられるようになつている。
第8図および第9図の側では、窓38が周方向に隣接する
窓26の間に少し偏心して配置されて、ストツパばね39の
端部が切欠き37の対向縁に対して一方の方向には遊隙
S′2をもち、他方の方向には遊隙S″2をもつようになつ
ており、すなわち全体として遊隙2S2が存在し、ここでS
2は各方向に利用可能な遊隙の平均値である。
機能についてストツパばね39は第1図のストツパばね13
に対応し、切欠き37の互いに対向する縁はストツパ8お
よび9に対応している。なお舌片部分36(第8図参照)
は、第7図ないし第9図において環状部材34により形成
されるクラツチ部材10の突起11および12(第1図参照)
に対応している。第1図に概略的に示す緩衝器R2は、環
状部材34とはずみ車部材1またはこれに相対回転しない
ように結合された環状板25との間に摩擦被覆または摩擦
薄板33により生ずる摩擦結合によつて実現される。
したがつて第7図ないし第9図に示すはずみ車のはずみ
車部材1および2の偏移の際、環状板29の半径方向突起
32が窓26へ入り込むので、まずコイルばね27のみが次第
に撓められる。さらにはずみ車部材1および2が偏移す
ると、各切欠き37において舌片部分36の1つが対応する
切欠き37のそれぞれ隣接する縁へ当たる。はずみ車部材
1および2の偏移がさらに進行すると、環状部材34がは
ずみ車部材2に対してもはやそれ以上動くことができ
ず、したがつてはずみ車部材1の運動にもはや追従でき
ないので、環状部材34とはずみ車部材1との摩擦結合連
結の抵抗にも打勝たねばならない。はずみ車部材1およ
び2が互いに行程S1以上偏移されると、この状態がおこ
る。
はずみ車部材1と2との相対偏移が寸法S′2またはS″2
を超過すると、ストツパばね39の端部のそれぞれ1つも
切欠き37のそれぞれ対向する縁へ押付けられるので、は
ずみ車部材1および2の引続く偏移の際ストツパばね39
がいつそう圧縮される。同時に各切欠き37において、舌
片部分36のそれぞれ1つがストツパばね39と切欠き37の
対向縁との間に挟まれる。これは次のことを意味する。
すなわちまず行なわれたはずみ車部材1と2との相対偏
移が止まり、それから伸びるコイルばね27およびストツ
パばね39の作用で逆方向にこの偏移が行なわれるとき
も、環状部材34ははずみ車部材2に対してまだ動くこと
ができない。
第7図ないし第9図に示すはずみ車は、したがつて第1
図に示すものとその機能において一致する。
第7図ないし第9図に示すはずみ車を第2図の概略図に
従つて変更するためには、環状部材34と同じ別の環状部
材を摩擦被覆または摩擦薄板33の間に設けさえすればよ
いが、この別の環状部材に設けられる突起(環状部材34
の突起35を参照)が、周方向においてそれらの間に、こ
の方向における窓38の寸法に相当する間隔を残してい
る。したがつてこのような別の環状部材は第2図の別の
クラツチ部材16に対応し、第2図に示される緩衝器R3
この別の環状部材とはずみ車部材1との摩擦結合によつ
て実現さる。
場合によつては例えば環状板25とはずみ車部材2との間
の40の所に付加的な摩擦薄板を設けて、はずみ車部材1
と2との間に摩擦結合により直接連結を行なうこともで
きる。40の所に示す摩擦薄板が周方向に運動遊隙をもつ
ている場合、緩衝器R2により生ずる遊隙2S1のある緩衝
を第3図のように実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明による異なる振動伝達減少
装置の概略構成図、第4図ないし第6図ははずみ車部材
間に作用するかまたは打勝つべきトルクをはずみ車部材
の相対偏移に関して示す線図、第7図は本発明による振
動伝達減少装置の軸線に沿う断面図、第8図および第9
図は第7図の半径面VIII−VIIIおよびIX−IXによる断面
図である。 1,2……はずみ車部材、3,27……連結ばね、8,9……スト
ツパ、10,34……クラツチ部材、11,12……部分、13,39
……ストツパばね、R1〜R3……緩衝器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト・チエプラク ドイツ連邦共和国ヴアインシユタツト1・ ウルバンシユトラーセ10 (72)発明者 ヘルマン・ハウスエツゲル ドイツ連邦共和国エスリンゲン11・イム・ ガウゲンマイエル6 (56)参考文献 特開 昭55−97543(JP,A) 特公 昭58−48787(JP,B2) 実公 昭56−6676(JP,Y2)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関側入力部材と、これに対して同軸的な
    駆動系側出力部材と、これら両部材の間に設けられかつ
    入力部材に対して中間位置から両方向へ回転する出力部
    材の運動に抵抗を及ぼす連結ばねと、両部材の間に作用
    する緩衝装置と、一方の部材に支えられてこの部材の大
    きい偏移の際はじめて他方の部材にあるストツパに係合
    するストツパばねと、一方の部材に摩擦結合により連結
    されまた他方の部材に遊隙をもつてかみ合いにより連結
    されて特定の最大トルク以下では摩擦結合により両部材
    を連結するが最大トルク超過の際には滑つて両部材の相
    対回転運動を許容する滑りクラツチ部材とを有するもの
    において、入力部材および出力部材が分割形はずみ車の
    それぞれの部材(1,2)であり、ストツパばね(13;
    39)がストツパ(8,9;37)の1つへ押付けられるとき
    に、これらのストツパ(8,9;37)により遊隙(2S1)を
    規定される滑りクラツチ部材(10;34)のそれぞれ1つ
    の部分(11,12;36)が、ストツパばね(13;39)とこの
    ストツパばねを押付けられるストツパ(8,9;37)との間
    に挟まれることを特徴とする、機関側で励起される振動
    の駆動系への伝達を減少する装置。
  2. 【請求項2】ストツパばね(39)が非対称に設けられ
    て、牽引方向に応力を受けてはずみ車部材が偏移する
    際、推動応力を受けて偏移する場合より大きい偏移角で
    はじめてストツパばねが逆に作用することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】滑りクラツチ部材(10;34)と他方のはず
    み車部材(2)との間の遊隙(S1)が、一方のはずみ車
    部材(1)にあるストツパばね(13;39)と他方のはず
    み車部材(2)にあるストツパ(8,9;37)との間の遊隙
    (S2)より小さいことを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】滑りクラツチ部材(10;34)と他方のはず
    み車部材(2)との間の遊隙(S1)が、他方のはずみ車
    部材(2)にあるストツパ(8,9;37)とストツパばね
    (13;39)との間の遊隙(S2)とほぼ同じ大きさである
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】2つの滑りクラツチ部材(10;34)が設け
    られ、一方の滑りクラツチ部材と他方のはずみ車部材
    (2)との間の遊隙が、一方のはずみ車部材(1)にあ
    るストツパばね(13;39)と他方のはずみ車部材(2)
    にあるストツパ(8,9;37)との間の遊隙(S2)より小さ
    く、他方の滑りクラツチ部材と他方のはずみ車部材
    (2)との間の遊隙が、他方のはずみ車部材(2)にあ
    るストツパ(8,9;37)とストツパばね(13;39)との間
    の遊隙(S2)とほぼ同じ大きさであることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】はずみ車部材(1,2)が遊隙をもつ摩擦結
    合緩衝装置(40)に連結されていることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】連結ばね(3)として複数のコイルばね
    (27)がはずみ車軸線に対して接線方向に、一方のはず
    み車部材(1)に相対回転しないように結合された2つ
    の環状坂(24,25)の窓(26)にはめ込まれ、他方のは
    ずみ車部材(2)に相対回転しないように結合されて窓
    (26)の間に延びる半径方向突起(32)をもつ環状板
    (29)が、両環状板(24,25)の間に設けられているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】滑りクラツチ部材(10)として薄板状の環
    状部材(34)が設けられて、はずみ車部材(1)にある
    摩擦被覆または摩擦薄板(33)に摩擦結合により連結さ
    れ、周方向に離れて環状部材(34)にある2つの突起ま
    たは舌片部分(35,36)が、他方のはずみ車部材(2)
    の環状板(29)にある切欠き(37)へ突出し、突起また
    は舌片部分(35,36)の間に別のコイルばね(39)がス
    トツパばね(13)として設けられて、環状板(24,25)
    の別の窓(38)内にはずみ車軸線に対して接線方向には
    め込まれていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項に記載の装置。
  9. 【請求項9】突起または舌片部分(35,36)の間隔が別
    の窓(38)の周方向寸法に等しいことを特徴とする、特
    許請求の範囲第8項に記載の装置。
  10. 【請求項10】突起または舌片部分の間隔が別の窓(3
    8)の周方向寸法より大きいことを特徴とする、特許請
    求の範囲第8項に記載の装置。
  11. 【請求項11】遊隙をもつ摩擦結合緩衝装置(40)とし
    て、一方のはずみ車部材(1)に摩擦被覆または摩擦薄
    板装置が固定的に設けられ、他方のはずみ車部材(2)
    に、前記の装置と摩擦結合する摩擦被覆または摩擦薄板
    装置が回転方向に遊隙をもつて設けられていることを特
    徴とする、特許請求の範囲第6項に記載の装置。
  12. 【請求項12】はずみ車部材(1,2)の中間位置におい
    てストツパばね(13;39)が、他方のはずみ車部材
    (2)にある環状部材(29)の切欠き(37)の中間に対
    して、回転方向とは逆にずれて設けられていることを特
    徴とする、特許請求の範囲第8項に記載の装置。
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