JPH0641162A - アルケニルアミノアルカン−1,1−ジホスホン酸誘導体および不飽和カルボン酸とのコポリマー - Google Patents

アルケニルアミノアルカン−1,1−ジホスホン酸誘導体および不飽和カルボン酸とのコポリマー

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JPH0641162A
JPH0641162A JP5066879A JP6687993A JPH0641162A JP H0641162 A JPH0641162 A JP H0641162A JP 5066879 A JP5066879 A JP 5066879A JP 6687993 A JP6687993 A JP 6687993A JP H0641162 A JPH0641162 A JP H0641162A
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carbon atoms
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Matthias Krull
マティアス・クルル
Christoph Naumann
クリストフ・ナウマン
Herrmann Hoffmann
ヘルマン・ホフマン
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    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F9/405Esters of poly(thio)phosphonic acids containing nitrogen substituent, e.g. N.....H or N-hydrocarbon group which can be substituted by halogen or nitro(so), N.....O, N.....S, N.....C(=X)- (X =O, S), N.....N, N...C(=X)...N (X =O, S)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 〔式中、RはH、メチル基であり、RはH,C1〜
10のアルキルであり、RはC1〜4のアルキルまた
はフェニルであり、RはH、カチオン、好ましくはナ
トリウム、カリウムまたはアンモニウムであり、R
C1〜22のアルキル、C3〜22のアルケニル、好ま
しくはプロペニルであり、ZはC1〜3のアルキルであ
りそしてaは1または2であり、bは0または1であ
り、a+bは2である。〕で表されるアルケニルアミノ
アルカン−1,1−ジホスホン酸誘導体、およびそれと
不飽和カルボン酸とのコポリマー。 【効果】 コポリマーはスケール形成防止剤として、ア
ルカリ土類金属−および重金属錯化剤および/または金
属イオン封鎖剤としておよび界面活性剤中でビルダーお
よびコビルダーとして使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルケニルアミノアル
カン−1,1−ジホスホン酸誘導体およびそれと不飽和
カルボン酸とのコポリマーに関する。
【0002】
【従来技術】地層から油、水およびガスを採掘する時
に、非相容性の水性媒体の混入および温度および圧力の
変化によってスケールが形成され得る。スケール形成
は、なかでも地質、採掘孔、抜き出しパイプおよびパイ
プラインを閉塞させたり、また貯蔵タンクおよびバルブ
を動かなくしたりしそしてそれ故に生産低下および多大
な修理費用の原因になる。
【0003】スケール形成、即ち僅かに溶解するアルカ
ル土類金属塩の沈澱を避ける為には、一方においては
(好ましくはアルカリ土類金属硫酸塩に対しては)高分
子量のポリカルボン酸をそしてもう一方においては(好
ましくはアルカリ土類金属炭酸塩に対しては)低分子量
高分子電解質を1〜100ppmの範囲で化学量論量よ
りも僅かに塩水に添加する。このいわゆる“限界効果”
は別の結晶の成長を妨害するかまたは防止する結晶面に
高分子電解質が吸着されることによって生じると思われ
る。
【0004】その良好なカルシウムおよび重金属結合力
の為に、アミノメチレン−ホスホン酸〔例えば、Deq
uest(登録商標)、製造元:モンサント社〕および
他の低分子量高分子電解質、例えばEDTAおよびトリ
ホスホナート類が漂白洗浄で広い実際的用途を有してい
る。存在する重金属は洗剤調製物の貯蔵寿命を減少させ
そして漂白の間に繊維に損傷を与える。同様に高分子量
のポリカルボン酸は燐酸塩不含のおよび燐酸塩を減らし
た洗剤においてコビルダーとして非常に重要である(R
agetti;Tenside、Surfactant
s、Detergents 1989,26,30)。
このものは水溶性金属イオン、特にカルシウムイオンを
水性洗剤液から水溶性ゼオライト中に運搬するものと思
われる。
【0005】アルケニルアミノメチレン−ホスホン酸と
不飽和カルボン酸とのコポリマーは米国特許第5,12
6,418号明細書に開示されており、錯化剤、特に洗
剤中で錯化剤として、ビルダー、過酸化物安定剤として
および漂白活性剤のための顆粒化助剤としておよび石油
採掘において腐食防止作用を示すスケール形成抑制剤と
して適している。
【0006】特開昭54−135,724号公報には、
遊離のホスホン酸をもたらすアミノメチレン−ホスホン
酸エステルおよびそれの制酸剤加水分解物を製造する方
法、例えば第四−N−ジアリルアミノメチレン−ジホス
ホナートおよび相応する酸の合成が開示されている。
【0007】特開昭50−72,987号公報には、高
分子量の(コ)ポリマーをもたらすジアリルアミノメチ
レン−ホスホン酸とエチレン性不飽和モノマーとの単独
−および共重合体が説明されている。ジアリルアンモニ
ウム塩の重合はピペリジニウム基を持つ僅かに枝分かれ
したポリマーが生じる(Lancaster等、Pol
ym.Lett.1976、14,549)。
【0008】
【発明の構成】驚くべきことに本発明者は、アルケニル
アミノアルカン−1,1−ジホスホナート類を不飽和カ
ルボン酸と共重合することができそして得られるコポリ
マーが単一の化合物中で種々のモノマーの公知の性質を
兼ね備えていることを見出した。
【0009】本発明は、式I
【0010】
【化3】 〔式中、R1 は水素原子またはメチル基であり、R2
水素原子または炭素原子数1〜10のアルキルであり、
3 は炭素原子数1〜4のアルキルまたはフェニルであ
り、R4 は水素原子またはカチオン、好ましくはナトリ
ウム、カリウムまたはアンモニウムであり、R5 は炭素
原子数1〜22のアルキル、炭素原子数3〜22のアル
ケニル、好ましくはプロペニルであり、Zは炭素原子数
1〜3のアルキルでありそしてaは1または2であり、
bは0または1であり、a+bは2である。〕で表され
るアルケニルアミノアルカン−1,1−ジホスホナート
に関する。
【0011】式1の本発明のアルケニルアミノアルカン
−1,1−ジホスホナート類は、亜燐酸のジエステル、
アルキル−オルトホルマートおよびアルケニルアミンを
触媒、例えば三弗化硼素エーテラートの添加下に場合に
よっては溶剤中で混合しそして50〜150℃の範囲の
温度で、生じるアルコールの留出下に反応させそして次
でアルカリ加水分解することによって有利に得られる。
【0012】1molの問題のアミン当たり一般に0.
5〜2.0mol、殊に1.0〜1.3molのアルキ
ル−オルトホルマートおよび1.5〜3.0mol、殊
に2.0〜2.5molの亜燐酸ジエステルを反応させ
る。
【0013】亜燐酸の適するジエステルの例には、炭素
原子数1〜5のアルキルのジアルキルエステル、例えば
ジメチルエステル、ジエチルエステル、ジフェニルエス
テルまたはアルキルアリールエステル、例えばベンジル
エステルがある。
【0014】沸点が得られるアルコールの沸点より上に
あるアミンが有利であり、例えば3−メチルアミノ−1
−プロペン;3−エチルアミノ−1−プロペン;3−ブ
チルアミノ−1−プロペン;3−ヘプチルアミノ−1−
プロペン;3−アミノ−1−ブテン;4−アミノ−1−
ブテン;4−エチルアミノ−1−ブテン;3−アミノ−
2−メチル−1−プロペン;3−メチルアミノ−2−メ
チル−1−プロペン;ジアリルアミン;ジメタアリルア
ミン;3−アミノ−1−ペンテン;4−アミノ−1−ペ
ンテン;5−アミノ−1−ペンテンがある。ジアリルア
ミンが特に有利である。
【0015】適するアルキル−オルトホルマートはC1
〜C4 −アルキル−エステル、特にエチル−オルトホル
マートである。適する溶剤は得られるアルコールの沸点
より上に沸点を有しているべきであり、トルエン、キシ
レン、ジクロロベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドまたはニトロベンゼンを用いるのが有
利である。
【0016】上記の反応で生じるアルケニルアミノアル
カン−ジホスホン酸エステルは、塩基、例えば水酸化ナ
トリウム溶液、水酸化カリウム溶液またはアンモニア水
の添加によって有利に加水分解されて、式Iの本発明の
化合物をもたらす。塩酸の如き酸を用いる加水分解に比
較して、このアルカリ加水分解は、有毒な塩化エチルが
生じないという長所がある。アルカリ加水分解の間に生
じる式Iの化合物の塩は高純度高収率で得られそして本
発明の重合に直接的に使用できる。好ましくは当量の
酸、例えば塩酸の添加が式Iの化合物の塩を相応する酸
に転化する。
【0017】更に本発明は、0.1〜50モル% 、好ま
しくは1〜15モル% の式I(但し式中、R3 は追加的
に水素原子またはカチオン、例えばナトリウム、カリウ
ムまたはアンモニウムである。)で表される少なくとも
1種類のアルケニルアミノアルカン−1,1−ジホスホ
ナート単位および99.5〜50モル% 、好ましくは9
9〜85モル% の式II R6 7 C=CR8 −Y (II) 〔式中、R6 およびR7 は互いに無関係に水素原子、フ
ェニル、式COOMの基であり、R8 は水素原子、メチ
ル、フェニルまたは式−CH2 −COOMの基であり、
Yは式COOMの基であるかまたはR7 およびR8 は一
緒に成ってC4 −アルキレン残基であり、R7 およびY
は一緒に成って式−C(O)−O−C(O)−で表され
る基であるかまたはR8 およびYは一緒に成って式−C
2 −C(O)−O−C(O)−で表される基でありそ
してただし、Mは水素原子、低級アルキルまたはカチオ
ン、例えばナトリウム、カリウムまたはアンモニウムで
ある。〕で表される少なくとも1種類のカルボン酸単位
──ただし、式IIのモノマーは式−C(O)−O−のカ
ルボン酸単位を一つまたは二つ含有しているという条件
がある──および0〜10モル% の他のエチレン性不飽
和モノマー単位より成るコポリマーにも関する。
【0018】式Iの代表的な適するモノマーはジアリル
アミノメタン−1,1−ジホスホン酸、ジエチルジナト
リウム−ジアリルアミノメタン−1,1−ジホソホナー
ト、ジエチルジカリウム−ジアリルアミノメタン−1,
1−ジホスホナート、N−メチルアリルアミノメタン−
1,1−ジホスホン酸、ジナトリウム−N−メチルアリ
ルアミノメタン−1,1−ジホスホナートである。
【0019】式IIの代表的な適するモノマーにはアクリ
ル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イ
タコン酸およびケイ皮酸およびそれらの低級アルキルエ
ステル、例えばメチルアクリレートおよびメチルメタク
リレートがある。
【0020】これらモノマーは別として、他のエチレン
性不飽和モノマー、例えばビニルスルホン酸、ビニルホ
スホン酸、ビニルピロリドン、N−ビニルアセトアミ
ド、アクリルアミドおよびそれらのN−およびN,N−
置換生成物、例えばN−メチルアクリルアミドまたは2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸およ
び(メタ)アリル化合物、例えば(メタ)アリルアミ
ン、ジアリルアミンおよびそれらの置換生成物、例えば
メチルジアリルアミン、オクチルジアリルアミン、ジア
リルメチルアンモニウム−クロライド、アリルアミノ−
ビス(メチレンホスホン酸)、アリルアミノベンジルイ
ンデンホスホン酸およびジアリルアミノメチレン−ホス
ホン酸を重合系に添加してもよい。これらコモノマーの
有利な量は0.001〜10mol% である。
【0021】本発明のコポリマーは式Iの化合物を純粋
な物質としてまたは中和塩、例えば塩化ナトリウムまた
は硫酸ナトリウムで汚れた状態で、水または水混和性有
機溶剤中に20〜100℃、殊に40〜80℃で最初に
導入しそして式IIの化合物および場合によっては別のエ
チレン性不飽和モノマーおよびラジカル連鎖開始剤、例
えばアンモニウム−ペルオキシジスルファート、過酸化
水素またはその他の第三ブチル−ヒドロペルオキシドを
相前後してまたは同時に添加する。全モノマー濃度は反
応混合物の全重量を基準として好ましくは1〜60重量
% 、殊に10〜60重量% である。式Iの化合物が水不
溶性のアルケニルアミノアルカン−ジホスホン酸である
場合には、これらはそれらのアルカリ金属塩またはアン
モニウム塩に転化することによって溶解することができ
る。適当な溶剤に溶解し得るラジカル開始剤の反応容器
への添加は、式IおよびIIの化合物の添加と一緒にまた
は添加後でもよい。
【0022】本発明で用いる適する分子量は、溶剤とし
て低級アルコールを添加するかまたは0.001〜30
重量% の分子量調整剤、例えばチオグリコール酸、チオ
エタノール、エタンチオール、ドデカンチオール、次亜
燐酸、亜硫酸水素ナトリウムを反応混合物に添加するこ
とによっても達成することができる。本発明のコポリマ
ーの分子量はその用途によって決められるが、原則とし
て如何なる制限もない。ポリマーの有利な固有粘度K
(ウベローデ法で測定)は例えばスケール形成防止剤と
して用いるには10〜100、殊に10〜50である。
【0023】ポリマーの意図する用途次第で粘性のポリ
マー溶液を希釈し、スプレー乾燥しおよび/または塩基
によって所望のpHにすることができる。本発明のコポ
リマーは単一の化合物においてポリアクリレートの性質
をアミノアルカン−1,1−ジホスホン酸誘導体のそれ
と組み合わせ有している。塩形成水中でこれらはアルカ
リ土類金属炭酸塩およびアルカリ土類金属硫酸塩の両方
の沈澱を効果的に抑制する。更にこれらは繊維材料およ
び紙の漂白においてアルカリ土類金属−および重金属錯
化剤および/または金属イオン封鎖剤としておよび同様
に炭酸カルシウムへのその優れた分散効果の為にビルダ
ーおよびコビルダーとして使用できる。これらは機械洗
浄、ボトル洗浄、水蒸気の製造、冷却水処理およびスケ
ール形成を防止する為の水処理分野で使用することがで
きる。
【0024】以下の実施例にて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらによって制限されない:
【0025】
【実施例】百分率は他に表示がない限り、重量% であ
る。実施例で用いる水はイオン化されている。固有粘度
Kは水中で25℃および5重量% のポリマー濃度でウベ
ローデ法によって測定した。重合は、擦り合わせ板ガラ
ス製フタを備えた1リットルの5口フラスコ中で実施す
る。このフラスコにはいかり型攪拌機、温度計、還流冷
却器、ガス導入管および滴下ロートを備えている。重合
の為に最初に導入される溶液を窒素で洗浄する。
【0026】実施例1 ジエチル−ジナトリウム−ジアリルアミノメタン−1,
1−ジホスホナートの製造:ジアリルアミノメタン−
1,1−ジホスホン酸エステルの製造を特開昭53−4
2,349号公報に従って実施する。160g (0.4
2mol)のテトラエチル−ジアリルアミノメタン−
1,1−ジホスホナートを300mlの33% 濃度水酸
化ナトリウム溶液に取りそしてこの混合物を4時間還流
させる。得られる無色のジナトリウム塩沈澱物を吸引濾
過し、50mlのエタノール中で攪拌しそして再び吸引
濾過する。この無色の生成物を再び40mlのメタノー
ルで洗浄しそして乾燥し、300℃よりも高い融点の無
色の粉末として58g (理論値の38% )のジエチル−
ジナトリウム−ジアリルアミノメタン−1,1−ジホス
ホナートを得る。
【0027】1H−NMR(D2 O):=1.25
(t,6H);3.38(t,1H,JP- C-H =24H
z);3.50(m,4H);3.93(m,4H);
5.08〜5.40(m,4H);5.68〜6.10
(m,2H)31 P−NMR(D2 O):=18.4ppm、 2P-H
=JP-C-H =23.65Hz実施例2 ジエチル−ジナトリウム−ジアリルアミノメタン−1,
1−ジホスホナートの製造:実施例1の操作を繰り返す
が、160g (0.42mol)のジエチルジアリルア
ミノメタン−1,1−ジホスホナートおよび300ml
の33% 濃度水酸化カリウム溶液を使用する。この方法
では66g (理論値の38% )のジエチルジカリウム−
ジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホナートを30
0℃よりも高い融点を持つ無色の粉末として得る。分光
分析データは実施例1に従って製造された生成物のそれ
と一致している。
【0028】実施例3 ジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホナートの製
造:100g (0.27mol)のジエチルジナトリウ
ム−ジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホナートを
200mlの37% 濃度塩酸と一緒に4時間還流する。
溶剤を除いた後に生成物をエタノールと石油エーテルと
の1:1−混合物を用いて結晶化させる。73g (理論
値の99.8% )のジアリルアミノメタン−1,1−ジ
ホスホン酸が得られる。分解点:140〜150℃。
【0029】実施例4 アクリル酸と10% のジエチルジナトリウム−ジアリル
アミノメタン−1,1−ジホスホナートとのコポリマー
の製造:5g (0.013mol)のジエチル−ジナト
リウム−ジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホナー
トを100g の水と20g のイソプロパノールとの混合
物に溶解しそして窒素流の導入下に75℃に加熱する。
1.5g の(NH4 22 8 を30g の水に溶解し
た触媒溶液および45g のアクリル酸をこの温度で二本
の滴下ロートから同時に滴加する。発熱反応段階が終了
した後に、反応混合物を追加的に2時間に亘って80℃
に加熱する。この無色の26% 濃度ポリマー溶液は21
の固有粘度Kを有している。
【0030】実施例5 アクリル酸と20% の1,1−ジエチルジナトリウム−
ジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホナートとのコ
ポリマーの製造:10.0g (0.037mol)のジ
アリルアミノメタン−ジホスホン酸を80g の水と40
g のイソプロパノールとの混合物に溶解しそして実施例
4に記載した如く40.0g (0.56mol)のアク
リル酸と共重合する。得られるポリマーは21の固有粘
度Kを有している。
【0031】実施例6 アクリル酸と20% のジエチルジカリウム−ジアリルア
ミノメタン−ジホルホナートとのコポリマーの製造:1
0.0g (0.025mol)のジエチルジカリウム−
ジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホナートを、実
施例5に記載した様に、40.0g (0.56mol)
のアクリル酸と共重合する。得られるポリマーは23の
固有粘度Kを有している。
【0032】実施例7 アクリル酸とジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホ
ン酸とのコポリマーをラジカル連鎖開始剤としてのH2
2 を用いて製造する:このコポリマーは触媒として
1.5g のH2 2 を用いて実施例4と同様に製造す
る。得られるポリマーは19の固有粘度を有している。
【0033】実施例8 アクリル酸と無水マレイン酸およびジエチルジナトリウ
ム−ジアリルアミノメタン−1,1−ジホルホナートと
のタ−ポリマーの製造:7.5g (0.02mol)の
ジエチルジナトリウム−ジアリルアミノメタン−1,1
−ジホスホナートおよび20.25g (0.02mo
l)の無水マレイン酸を、120g の水および60g の
イソプロパノールより成る混合物に溶解し、そしてこの
混合物を窒素流を通しながら80℃に加熱する。この温
度で、45g の水に2.25g の(NH4 2 2 8
を溶解した触媒溶液および47.25g (0.66mo
l)のアクリル酸を、二本の滴下ロートから同時に滴加
する。発熱反応段階が終了した後に、80℃で攪拌を4
時間継続する。得られるポリマーは23の固有粘度Kを
有している。
【0034】実施例9 メタクリル酸と2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸およびジアリルアミノメタン−1,1−ジ
ホルホナートとのタ−ポリマーの製造:5g (0.01
8mol)のジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホ
ン酸を、60g の水および40g のイソプロパノールよ
り成る混合物に溶解しそしてこの混合物を窒素流を通し
ながら80℃に加熱する。この温度で、5g の2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸および40
g のメタクリル酸を20g の水に溶解した溶液および3
0g の水に1.5g の(NH4 2 2 8 を溶解した
触媒溶液を、二本の滴下ロートから平行して2時間に亘
って滴加する。発熱反応段階が終了した後に、この混合
物を80℃で攪拌を3時間熱処理する。得られるポリマ
ーは26の固有粘度Kを有している。
【0035】実施例10 アクリル酸とジアリルアミノメタン−1,1−ジホスホ
ン酸との高いK値のコポリマーの製造 5g (0.018mol)のジアリルアミノメタン−
1,1−ジホスホン酸を100g の水に溶解しそして5
0℃で、実施例4に記載されている様に45g (0.6
3mol)のアクリル酸と共重合する。無色の34% 濃
度ポリマー溶液が得られる。このコポリマーは50の固
有粘度Kを有している。
【0036】用途例 1.硫酸バリウムのスケール化防止 スケール形成防止効果はパイプ閉塞試験によって証明す
る。この試験の原理は液体が流れる恒温に保たれた毛管
の内部に固体が沈着することによって生じる圧力増加を
監視することを本質としている。選択された装置はS.
B.Systems社(Aberdeen)のPMAC
タイプの市販品である。
【0037】硫酸バリウムの析出の防止試験の為に次の
溶液を混合する: 溶液1: 74.92g /lのNaCl 0.93g /lのNa2 SO4 2.35g /lのNaHCO3 溶液2: 70.09g /lのNaCl 1.21g /lのBaCl2 1.93g /lのCaCl2 ×2H2 O 3.81g /lのMgCl2 ×6H2 O これら二種類の溶液を1.1mmの内径のステンレス製
毛管を通して混合域において連続的に混合しながらホー
ス型ポンプによってポンプ供給する。感圧センサーが7
0℃に温度制御された毛管中の圧力の増加を記録する。
【0038】スチール表面に僅かな量の硫酸バリウムが
析出することによる約0.2barの僅かな増加がある
のを待ち、防止剤不含の溶液1を同じ組成の防止剤含有
溶液に速やかに交換する。圧力が一定のままである場合
には、BaSO4 の析出の防止に成功したと結論付け
る。圧力が増加した場合には、防止剤の量または──濃
度が同じ場合には──防止剤の種類がスケール形成の防
止に不充分である。それ故に効果を評価する為に、析出
を丁度防止する防止剤の最小濃度を選ぶ。
【0039】比較実験において、このやり方を用いて以
下の目安で観察する:後記の表において+++はスケー
ル形成の防止に成功したことを意味しそして−−−はス
ケール形成を防止してないことを意味する。
【0040】 防止剤の量(溶剤不含) 生成物 30ppm 20ppm 17.5ppm 15ppm 10ppm 実施例4 +++ +++ −−− −−− −−− 実施例5 +++ +++ +++ −−− −−− 実施例6 +++ +++ +++ +++ −−− 本発明の化合物は低濃度でも硫酸バリウム−スケール析
出に対して有効であることを示している。
【0041】2.炭酸カルシウムのスケール化防止 炭酸カルシウム析出を防止する試験の為に、以下の溶液
を混合する: 溶液1: 23.0 g /lのNaCl 2.14g /lのCaCl2 ×2H2 O 0.38g /lのMgCl2 ×6H2 O 0.84g /lのKaCl 溶液2: 23.0 g /lのNaCl 5.0 g /lのNaHCO3 これら二種類の溶液を混合セルおよび次いで1.1mm
の内径のステンレス製毛管を通してホース型ポンプによ
って連続的にポンプ供給する。感圧センサーが80℃に
温度制御された毛管中の圧力の増加を記録する。
【0042】スチール表面に薄い炭酸カルシウム膜が析
出することによる約0.2barの増加があるのを待
ち、スケール形成防止剤を連続的に混合セル中に第二の
ポンプを通して配量供給する。圧力が一定のままである
場合には、CaCO3 の析出の防止に成功したと結論付
ける。圧力が増加した場合には、防止剤の量または──
濃度が同じ場合には──防止剤の種類がスケール形成の
防止に不充分である。それ故に効果を評価する為に、析
出を丁度防止する防止剤の最小濃度を選ぶ。
【0043】比較実験において、このやり方を用いて以
下の目安が観察される: 防止剤の量(溶剤不含) 生成物 20ppm 15ppm 12ppm 10ppm 8ppm 6ppm 実施例4 +++ +++ +++ +++ −−− −−− 実施例5 +++ +++ +++ +++ +++ +++ 実施例6 +++ +++ +++ +++ +++ −−− 実施例9 +++ +++ −−− −−− −−− −−− 本発明の化合物は低濃度でも炭酸カルシウムの析出に対
して有効であることを示している。
【0044】本発明の化合物群のこれらの試験から得ら
れる析出防止の高い効果は、市販の生成物に比較して、
硫酸バリウムの析出並びに炭酸カルシウムの析出の防止
において卓越している。この事実は、両方の種類のスケ
ールが原油鉱床、例えば北海油田の鉱床へ海水を注入す
る場合に特に重要である。
【0045】3.カルシウム結合力およびカルシウム分
散性 Ca2+敏感電極(緩衝液:0.03NのNH4 Cl+
0.07NのNH3 )を用いた実験結果は測定曲線をC
polymer =0に外装した後に、次のような結合定数が得
られる。
【0046】 mmol(Ca2+)/g(ポリマー) 実施例5 4.3 実施例8 4.5 比較例 4.0 本発明のコポリマーは比較測定したナトリウム−ポリア
クリレート(MW =27,000)よりも良好にCa2+
に結合する。
【0047】炭酸カルシウムの分散性を濾過法によって
測定する。この場合には、CaCO 3 を試験すべきポリ
マーの存在下に沈澱させ(試験条件:4mmolのCa
Cl 2 、4.4mmolのNa2 SO3 、2mmolの
NaOH、250ppmのポリマー、40℃)そしてフ
ィルターを通過するカルシウムの量を測定する。
【0048】 カルシウム分散力に関しても、本発明のポリマーは比較
の為に測定したナトリウム−ポリアクリレート(分子
量:約27,000)よりも良好な性質を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 〔式中、R1 は水素原子またはメチル基であり、 R2 は水素原子または炭素原子数1〜10のアルキルで
    あり、 R3 は炭素原子数1〜4のアルキルまたはフェニルであ
    り、 R4 は水素原子またはカチオン、好ましくはナトリウ
    ム、カリウムまたはアンモニウムであり、 R5 は炭素原子数1〜22のアルキル、炭素原子数3〜
    22のアルケニル、好ましくはプロペニルであり、 Zは炭素原子数1〜3のアルキルでありそしてaは1ま
    たは2であり、bは0または1であり、a+bは2であ
    る。〕で表されるアルケニルアミノアルカン−1,1−
    ジホスホン酸誘導体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアルケニルアミノアル
    カン−1,1−ジホスホン酸誘導体を製造する方法にお
    いて、アルケニルアミン(A)、アルキル−オルト−ホ
    ルマート(B)および亜燐酸のジエステル(C)の混合
    物を触媒の存在下に、場合によっては溶剤中で50〜1
    50℃の範囲の温度で反応させ、その際成分A、Bおよ
    びCが反応の開始時にこの混合物中に1:0.5〜2.
    0:1.5〜3.0のモル比で存在し、そして次にアル
    カリ性での加水分解に委ねそして場合によっては好まし
    くは等モル量の酸を添加することを特徴とする、上記方
    法。
  3. 【請求項3】 0.1〜50モル% 、好ましくは1〜1
    5モル% の式I 【化2】 〔式中、R1 は水素原子またはメチル基であり、 R2 は水素原子または炭素原子数1〜10のアルキルで
    あり、 R3 は炭素原子数1〜4のアルキルまたはフェニルであ
    り、そしてR3 およびR4 は互いに無関係に、水素原子
    またはカチオン、好ましくはナトリウム、カリウムまた
    はアンモニウムであり、 R5 は炭素原子数1〜22のアルキル、炭素原子数3〜
    22のアルケニル、好ましくはプロペニルであり、 Zは炭素原子数1〜3のアルキルでありそしてaは1ま
    たは2であり、bは0または1であり、a+bは2であ
    る。〕で表される少なくとも1種類のアルケニルアミノ
    アルカン−1,1−ジホスホナート単位および99.5
    〜50モル% 、好ましくは99〜85モル% の式II R6 7 C=CR8 −Y (II) 〔式中、R6 およびR7 は互いに無関係に水素原子、フ
    ェニル、式COOMの基であり、 R8 は水素原子、メチル、フェニルまたは式−CH2
    COOMの基であり、 Yは式COOMの基であるかまたはR7 およびR8 は一
    緒に成ってC4 −アルキレン残基であり、 R7 およびYは一緒に成って式−C(O)−O−C
    (O)−で表される基であるかまたはR8 およびYは一
    緒に成って式−CH2 −C(O)−O−C(O)−で表
    される基でありそしてただし、Mは水素原子、低級アル
    キルまたはカチオン、例えばナトリウム、カリウムまた
    はアンモニウムである。〕で表される少なくとも1種類
    のカルボン酸単位──ただし、式IIのモノマーは式−C
    (O)−O−のカルボン酸単位を一つまたは二つ含有し
    ているという条件がある──および0〜10モル% の他
    のエチレン性不飽和モノマー単位より成るコポリマー。
  4. 【請求項4】 式Iのモノマーとしてジアリルアミノメ
    タンジホスホン酸および/またはジエチルジナトリウム
    −ジアリルアミノメタン−ジホスホナートおよび/また
    はジエチルジカリウム−ジアリルアミノメタン−ジホス
    ホナートを重合により組入れ含有している請求項3に記
    載のコポリマー。
  5. 【請求項5】 式IIのモノマーとしてアクリル酸、メタ
    クリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸お
    よび/またはそれの低級アルキルエステルを重合により
    組み入れて含有している請求項3または4に記載のコポ
    リマー。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5の何れか一つに記載のコポ
    リマーを製造する方法において、式Iのモノマー0.1
    〜50モル% を式IIのモノマー99.9〜50モル% お
    よび場合によっては別のエチレン性不飽和モノマー0〜
    10モル% を水中でおよび/または水混和性溶剤中で、
    場合によっては分子量調整剤の添加下にラジカル連鎖開
    始剤の存在下に20〜100℃、殊に40〜80℃の温
    度で重合することを特徴とする、上記方法。
  7. 【請求項7】 全モノマー濃度が反応混合物の全重量を
    基準として1〜60重量% 、好ましくは10〜60重量
    % である請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載のコポリマーをスケール
    形成防止の為に、アルカリ土類金属−および重金属錯化
    剤および/または金属イオン封鎖剤としておよび界面活
    性剤中でビルダーおよびコビルダーとして用いる方法。
JP5066879A 1992-03-28 1993-03-25 アルケニルアミノアルカン−1,1−ジホスホン酸誘導体および不飽和カルボン酸とのコポリマー Withdrawn JPH0641162A (ja)

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