JPH0640697Y2 - 衛生洗浄便器の便器内洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄便器の便器内洗浄装置

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JPH0640697Y2
JPH0640697Y2 JP12240488U JP12240488U JPH0640697Y2 JP H0640697 Y2 JPH0640697 Y2 JP H0640697Y2 JP 12240488 U JP12240488 U JP 12240488U JP 12240488 U JP12240488 U JP 12240488U JP H0640697 Y2 JPH0640697 Y2 JP H0640697Y2
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shaft
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electric
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JP12240488U
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理 松原
健一 金子
光弘 大原
成司 田中
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は衛生洗浄便器の便器内洗浄装置に関するもの
である。
(従来の技術) この種の便器内水洗装置としては、特開昭59-102027号
公報に開示された技術が知られている。このものは、貯
水タンクの壁に設けた貫通軸の駆動により、該タンクの
下部に設けた弁を開放して便器内に洗浄水を放出するも
ので、その貫通軸を駆動する電磁駆動手段を備えると共
に、停電その他回路故障時等にも、手動で水洗が行える
ようにしたものである。このため構成として、結合金具
を介して、前記貫通軸に接合している電磁駆動軸の反対
側に、手動駆動手段として水洗レバーが固定されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記技術では電磁駆動軸に水洗レバーが固定さ
れているため、電磁駆動時に水洗レバーが一緒に回動す
るという不都合がある。
即ち、このためにレバー部で物を引つかけたり、挟み込
む危険性を伴う。本出願人では、このような欠点を解消
する便器内洗浄装置についての、別の出願をなしてい
る。この別出願技術では、電動用と手動用の独立した2
ケの駆動付与装置を設け、電動駆動時に水洗レバーが動
くことを防止せしめている。
本考案は、上記別出願技術に、更に進歩性を持つ別要件
を付加したものである。因、洗浄便器使用での大便時と
小便時においては、一般的に貯水タンク弁の引き上げ量
を変えること(大便時には多く、小便時には少く)によ
り便器の洗浄水量を変えている。
前記別出願技術での電動駆動時においては、電動軸の回
転角度を制御することにより、タンクの弁を持ち上げる
距離を変え得ることは可能である。
しかし、手動駆動時においては、手動軸の回転角度の制
御は使用者のデイスクプレート操作によらねばならず、
しかも、この回転角度の大きい大の使用時にはストツパ
を設ける事により、一定角度を得ることができるが、回
転角度の小さい小の使用時においては、大の使用時の回
転角度の途中中となる。
従つてストツパを設けることができず、洗浄水量が使用
時毎にバラツクと云う問題点がある。
本考案では、この追加点の問題解消を課題とするもので
ある。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題解決のため、本考案装置では次の手段を講じ
た。即ち、貫通軸を駆動する電動駆動及び手動駆動の両
手段を備えた便器内洗浄装置において、前記両手段にな
る夫々の装置を駆動せしめるため、この両手段に関連し
て夫々独立した駆動付与装置(例えばカム装置)を設け
た。そして、電動軸及び手動軸の回転スタート部で、電
動軸の回転方向を反対方向側に、カムがひつかからない
角度範囲を夫々設定し、両回転方向にストツパ部を設け
ることを可能とした。
尚、また、前記駆動付与装置は、そのいずれかの一方が
作用する時は、他の一方は作用しないようにした。
(作用) 電動駆動装置が使用される時は、手動駆動装置に対する
駆動付与がなされない。
従つて、手動駆動装置用レバー(水洗レバー)の動くこ
とがない。
また、手動駆動でのレバーの反時計方向回動により、小
使用時の貫通軸回転角が規制される。
(実施例) 添付第1図〜第5図に基づき、本考案の実施例について
説明する。
第1図及び第2図において、1は貯水タンクの壁、2は
貫通口、3は貫通軸(組)を示し、5は鎖、6は貫通軸
である。7は中央カムで該中間カム7は1面(図示左
面)に貫通軸(組)3の回転制限用凸部8と、他面(図
示右面)に回転作動用凸部9を有し、前記貫通汁6にピ
ン10で固定される。
そして貫通軸(組)の1側(右方)は、前記貯水タンク
1の貫通口2に支持されるロアケース11(後記詳述)の
ボス部に有嵌し、その他側(左方先端には鎖5が吊架さ
れる。
而して、前記鎖5の端末には、図示せぬ貯水タンクによ
り、鎖5を介して弁が引き上げられ、貯水タンクの弁が
連結され、前記貫通汁(組)3の回動により、鎖5を介
して弁が引き上げられ、貯水タンク1の水が便器内へ放
流される。前記ロアケース11には第3図で分かるよう
に、貫通軸(組)3用の回転制限用凸部12が形成されて
おり、この凸部12と前記貫通軸(組)用の回転制限用凸
部8との組合せにより、貫通軸(組)3の回転角度が規
制される。
13はアツパケースで、14は電動駆動装置(組)を示し
(第4図)、15は電動軸駆動装置で電気信号により、駆
動付与装置16を回転動作する。而して、前記駆動付与装
置16は、貫通軸(組)3の回転作動用凸部17を持ち、こ
の凸部17と前記中間カム7側における回転作動用凸部9
との組合せにより、前記駆動付与装置17の回転動作を貫
通軸(組)に伝える。
18は手動駆動装置(組)を示し、(第5図)、19は水洗
レバー、20は固定ピン、21は手動用の駆動付与装置で、
貫通軸(組)の回転作動用凸部22を具有する。而してこ
の凸部22と、前記中間カム7側の回転作動用凸部9との
組合せとにおいても、手動駆動装置(組)18の回動を貫
通軸(組)に伝える。
次に、本実施例使用時の作動について述べる。
(1)通常時(洗浄水の放出なきとき、第6図参照)電
動駆動装置側と手動駆動装置側の各回転作動用凸部17a
及び22は両者ともに待機状態にあり、中間カム側と電動
軸側の回転作動用凸部9,17間にはA(50°)の作動基準
角がある。
そして前記凹部9には力が加わることがないこめ、貫通
軸6の先端(鎖5の取付部)は下向き位置にある。
(2)電動駆動(大便時)使用時(第7図参照)(大便
終了後、電動にて洗浄水を流している時)電動軸駆動装
置15に電気信号を加える事により、該装置側の凸部17が
時計廻りにB角回転作動する(本実施例ではBは140°
で就中、準備角50°、作用角90°)。準備角50°終了後
凸部17の端面で、中間カム側の凸部9が押され、貫通軸
(組)3が90°回転作動する。従つて、タンクの弁が開
き洗浄水が流れるが、手動用駆動付与装置21の凸部22に
力が加わることがないため、水洗レバー19は動かない。
(3)電動駆動(小便時)使用時 (小便終了後、電動にて洗浄水を流している時、第8図
参照)。
電動軸駆動装置15に電気信号が加えられると該装置側の
凸部17が時計廻りにC角回動作動する。(この場合本実
施例ではCは100°で、準備角50°、作用角50°)準備
角50°終了後凸部17の端面で、中間カム側の凸部9が押
され、貫通軸(組)3が50°回転作動し、タンク弁が開
いて洗浄水が流れる。そのとき手動駆動用側の凸部22に
力が加わることがないため、前項同様に水洗レバー19は
動かない。
また、貫通軸(組)3の回転角度が、(2)項のケース
に比べ小さいため、洗浄水の量も少ない (4)手動駆動(大便時)使用時(第9図参照) (大便後、手動にて洗浄水を流している時) 水洗レバー19を手動にて時計廻りに回転作動するするこ
とにより、手動用駆動付与装置21の凸部22がd角回転作
動する。
この凸部22の端面で中間カム7側の凸部9が押され、貫
通軸(組)3が回転作動し、タンクの弁が開いて洗浄水
が流れる。その時中間カム7側の回転制限用凸部8も回
転して、ロアケース11側の凸部12に突き当たるので、貫
通軸(組)3の回転角度が制限される。(本実施例では
d=90°) (5)手動駆動(小便時)使用時(第10図参照) (小便後手動にて洗浄水を流している時) 水洗レバー19を反時計廻りに回転作動することにより、
同装置側の凸部22が回転作動する。
この回転で90°に当たる予備角終了後、前記凸部22の端
面で中間カムの凸部9が押され、貫通軸(組)3が回転
作動してタンクの弁が開き、洗浄水が流れる。その時回
転制限用凸部8も回転して、ロアケース11の凸部12に突
き当たるので、貫通軸(組)の回転角度が制限される
(本実施例では50°に制限)。
また、この場合の貫通軸(組)の回転角度が(4)項の
ケースに比べて小さいため、洗浄水の量も少ない。
〔考案の効果〕
電動軸の回転スタート部および手動軸の回転スタート部
で電動軸の回転方向と逆方向側に、回転作動用凸部(カ
ム)がひつかからない角度領域をそれぞれ設けたため、
電動駆動時に水洗レバーが動かない構造でありながら、
両回転方向にストツパ部を構成することができて、大使
用、小使用の2種類の洗浄水使用時に当たり、洗浄水量
の使用時毎のバラツキがなくなる効果が追加された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の構成説明断面図、第2図は第1
図の貫通軸(組)の拡大図、第3図はロアケース図(一
部断面)、第4図及び第5図は、電動及び手動の軸装置
図、第6図は本実施例の通常時の説明図、第7図及び8
図は、大便後及び小便後夫々の電動駆動使用時説明図、
第9図及び第10図は、大便後及び小便後夫々の手動駆動
使用時の説明図である。 1……貯水タンク, 3……貫通軸(組), 6……貫通軸, 7……中間カム, 8,12……回転制限用凸部, 11……ロアケース, 9,17,22……回転作動用凸部, 13……アツパケース, 14……電動駆動装置, 16,21……駆動付与装置, 18……手動駆動装置, 19……水洗レバー。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−55136(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯水タンク壁に設けた貫通軸の駆動によ
    り、該タンク内の弁を開放して便器内に洗浄水を放出す
    る電動及び手動の両駆動手段を備えた便器内洗浄装置に
    おいて、前記両手段になる夫々の装置を駆動せしめるた
    め、この両手段に関連して夫々独立した駆動付与装置を
    設け、その電動軸装置及び手動軸装置の回転スタート部
    で、電動軸の回転方向と反対方向側に前記両駆動付与装
    置の回転作動用凸部(カム)がひつかからない角度領域
    を夫々設けて、両回転方向にストツパ部を設け得、前記
    駆動付与装置はそのいずれかの一方が作用するときは、
    他の一方は作用しないように構成してなる衛生洗浄便器
    の便器内洗浄装置。
JP12240488U 1988-09-19 1988-09-19 衛生洗浄便器の便器内洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0640697Y2 (ja)

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JP5029267B2 (ja) * 2007-09-28 2012-09-19 Toto株式会社 洗浄水タンク装置
JP6404257B2 (ja) * 2016-04-22 2018-10-10 ダイワ化成株式会社 水洗便器

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