JPH0640534Y2 - 搬送設備におけるレール支持構造 - Google Patents

搬送設備におけるレール支持構造

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JPH0640534Y2
JPH0640534Y2 JP1988104762U JP10476288U JPH0640534Y2 JP H0640534 Y2 JPH0640534 Y2 JP H0640534Y2 JP 1988104762 U JP1988104762 U JP 1988104762U JP 10476288 U JP10476288 U JP 10476288U JP H0640534 Y2 JPH0640534 Y2 JP H0640534Y2
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JP
Japan
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moving
guide rail
yoke
rail
drive device
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JP1988104762U
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English (en)
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JPH0225363U (ja
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充夫 平下
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば自動車組立て工場において車体を一
定経路上で搬送する搬送設備に採用されるレール支持構
造に関するものである。
従来の技術 従来、この種の搬送設備としては、たとえば実開昭63年
39075号公報に見られるように、台車を支持案内する台
車用レールと、前記台車を走行させるための無端回動体
を支持案内するガイドレールとを、ヨークにより長さ方
向所定間隔置きに一体化し、そしてヨークは取付け具を
介して架台側に取付け、さらに無端回動体の戻り移動を
案内する別のガイドレールを設け、このガイドレールに
一体のヨークを別の取付け具を介して架台側に取付けた
構造が提供されている。
考案が解決しようとする課題 上記のような従来形式においては、据付け現場では両ガ
イドレールをそれぞれの取付け具によって取付けること
から、相対向な位置合せを容易に行えず、その結果、工
期が長くなり、作業が危険になるとともに品質が不揃い
となり、さらには全体の価格が高くなる。
本考案の目的とするところは、据付け現場での作業を正
確にかつ容易に行える搬送設備におけるレール支持構造
を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の搬送設備におけるレ
ール支持構造は、移動体を支持案内するレールと、前記
移動体を水平面内で循環移動させる無端状の走行駆動装
置と、この走行駆動装置を支持案内する移動部ガイドレ
ールとを備え、前記レールと移動部ガイドレールとを上
下方向に振り分けてヨークにより一体化し、このヨーク
は側方への突出部を一体に有し、この突出部に、前記走
行駆動装置の戻り移動を案内する復帰部ガイドレールを
移動部ガイドレールとほぼ同一の高さに設けて構成して
いる。
作用 かかる本考案の構成によると、ヨークの突出部に復帰部
ガイドレールを取付けることによって、三本のレールを
相対的な位置関係を正確にしてヨークに一体化し得、こ
のヨークを固定部側に取付けることで据付けを行える。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は左右一対のレール2に支持案内される移動体で、フ
ロントトロリ3と、セカンドトロリ4と、サードトロリ
5と、フロントトロリ3とセカンドトロリ4との間を相
対揺動自在に連結する連結杆6と、セカンドトロリ4と
サードトロリ5との間の連結杆を兼ねる被搬送物支持装
置7とにより構成される。各トロリ3〜5は、本体8の
両側にそれぞれ前後一対のトロリホイール9を有し、こ
れらトロリホイール9は前記レール2に支持案内され
る。また本体8はレール2の上下内端に案内されるガイ
ドローラ10を有する。前述した連結杆を兼ねる支持装置
7は、上面側の複数箇所に取付け具11を有する枠体12
と、この枠体12の前、後部から垂設したブラケット13と
からなり、前記セカンドトロリ4とサードトロリ5から
立設した接続用ピン14がトラニオン15を介して前記ブラ
ケット13に連結される。16は被搬送物の一例である自動
車の車体で、この車体16の種類に応じた受け具17が前記
取付け具11に着脱自在に取付けられる。前記フロントト
ロリ3における本体8の下部には横ピン18を介して上下
揺動自在な受動体19が取付けられる。この受動体19は前
記横ピン18により中間部が支持され、また重心の変位に
より下手側が下位となるようにウエイトによって揺動付
勢されている。そして下手側には下方開放でかつ起立状
の受動面20が形成され、また上手側にはウエイト付勢に
抗して揺動させるためのカム面21が上面側に形成されて
いる。前記サードトロリ5における本体8の下部には、
前記カム面21に作用するカム体22が後方に連設されてい
る。前記レール2の下方には、このレール2に沿って移
動部ガイドレール23が配設され、各レール2,23間は所定
ピッチ置きのヨーク24にて一体化される。このヨーク24
は、その下部の一側から側方への突出部24Aを一体に有
し、この突出部24Aに対して復帰部ガイドレール23Aが着
脱自在となっており、この復帰部ガイドレール23Aは、
前記移動部ガイドレール23と同一の高さに配置されてい
る。前記移動部ガイドレール23から復帰部ガイドレール
23Aに亘って支持案内される無端状の走行駆動装置25は
ローラチェン形式であって、前記移動体1を水平面内で
循環移動させるものである。この走行駆動装置25は、リ
ンクチエン26と、このリンクチエン26の適所から垂設状
に連設した左右一対のブラケット27と、これらブラケッ
ト27の下端に取付けられかつ両ガイドレール23,23Aに支
持案内されるローラ28と、リンクチエン26の適所から立
設状に一体連設した伝動突起29とからなり、この伝動突
起29に前記受動面20を係合させることにより、移動体1
は一定経路30上で走行自在となる。
前記ヨーク24の下部で移動部ガイドレール23の下方には
連結用部材31が一体化されている。この連結用部材31は
平面視においてH形状からなり、一方のフランジ部を介
して溶接などにより前記ヨーク24に固定されている。そ
してウエブ部の上下二箇所(複数箇所)には前後長孔32
が形成されている。前記突出部24Aには左右一対の貫通
孔33が形成され、これら貫通孔33に合致自在な貫通孔34
を有する取付け用部材35が前記復帰部ガイドレール23A
の下面に溶接などにより固定されている。そして復帰部
ガイドレール23Aは、両貫通孔33,34を合致させたのちボ
ルト・ナット36により取付け用部材35を突出部24Aに固
定することで、ヨーク24に対する所定位置に着脱自在に
取付けられる。前記ヨーク24の下部で突出部24Aとは反
対側の位置にも左右一対の貫通孔37が形成され、これら
貫通孔37を介して、前述と同様にして支持台38が着脱自
在に取付けられ、この支持台38は配管39やダクトなどの
支持を行う。前記ヨーク24は架枠40側に取付けられるの
であるが、その際に架枠40からはブラケット41が立設状
に設けられる。すなわちブラケット41は平面視チャンネ
ル状であって、その下部の一方のフランジ部には左右長
孔42が上下二箇所に形成される。そして架枠40に形成し
た貫通孔と左右長孔42とに亘って通したボルト・ナット
43により、架枠40に対してブラケット41を着脱自在に取
付けるのであるが、その際に取付け位置は、左右長孔42
の範囲において左右方向に調整自在となる。前記ブラケ
ット41の上部でウエブ部には上下長孔44が形成され、こ
の上下長孔44と前記前後長孔32とに亘って通したボルト
・ナット45により、ブラケット41に対してヨーク24側を
着脱自在に取付ける。その際に取付け位置は、上下長孔
44の範囲において上下方向に調整自在となり、そして前
後長孔32の範囲において前後方向に調整自在となる。
次に上記実施例の作用を説明する。
移動体1は、受動体19の受動面20に伝動突起29が係合す
ることによって、走行駆動装置25の駆動力を受けて一定
経路30上を走行することになる。そして前方に先行移動
体1が停止していたとき、走行側の後続移動体1におけ
る受動体19のカム面21が先行移動体1のカム体22に乗り
上がり状に作用し、以って受動体19は前部が下位となる
ように横ピン18の周りに揺動して受動面20が伝動突起29
から外れることになる。その後、先行移動体1のサード
トロリ5に後続移動体1のフロントトロリ3が衝突する
ことにより、後続移動体1は非受動状態で停止される。
上記のような搬送設備において、レール2ならびに移動
部ガイドレール23は、製作工場でヨーク24にて精度よく
一体化されており、さらに貫通孔33,37も精度よく形成
されている。またヨーク24には連結用部材31が、復帰部
ガイドレール23Aには取付け用部材35がそれぞれ取付け
られている。据付け現場では、まず架枠40が組立てられ
る。そしてボルト・ナット43を介してブラケット41が架
枠40に取付けられるとともに、このブラケット41にボル
ト・ナット45を介してヨーク24側の連結用部材31が取付
けられる。さらにボルト・ナット36を介して取付け用部
材35が取付けられる。これによってレール2と移動部ガ
イドレール23と復帰部ガイドレール23Aとは、相対的に
正しい位置関係でヨーク24に一体化されることになる。
これらレール2,23,23A群の一体的な位置調整は、左右長
孔42の範囲内においてブラケット41を移動させることで
左右方向の位置調整が行え、また上下長孔44の範囲内に
おいて連結用部材31を介してヨーク24を昇降させること
で上下方向の位置調整が行える。さらに前後長孔32の範
囲内においてヨーク24側を前後させることで、各レール
2,23,23Aの長さ方向での接続を隙間なく行える。
上記実施例では移動体1とフロア走行の台車形式を示し
たが、これは吊下げ搬送装置のように天井側走行のトロ
リ形式であってもよい。
考案の効果 上記構成の本考案によると、ヨークの突出部に、移動部
ガイドレールとほぼ同一高さに復帰部ガイドレールを取
付けて、移動部ガイドレールと復帰部ガイドレールとを
一体化することにより、移動体を支持案内するレール、
移動部ガイドレールおよび復帰部ガイドレールの相対的
な位置関係を正確に保持することができ、このヨークを
固定部側に取付けることで据付けを行うことができる。
したがって据付け現場での作業は正確にかつ容易に行う
ことができ、その結果、工期を短かくでき、作業を安全
に行うことができるとともに品質の安定化をはかること
ができ、さらには全体のコストダウンを期待できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部切欠き正
面図、第2図は第1図におけるA−A矢視図、第3図は
同B−B矢視図、第4図は縦断側面図である。 1……移動体、2……レール、7……被搬送物支持装
置、16……車体(被搬送物)、19……受動体、23……移
動部ガイドレール、23A……復帰部ガイドレール、24…
…ヨーク、24A……突出部、25……走行駆動装置、26…
…リンクチエン、29……伝動突起、30……一定経路、31
……連結用部材、32……前後長孔、33……貫通孔、34…
…貫通孔、35……取付け用部材、37……貫通孔、38……
支持台、40……架枠、41……ブラケット、42……左右長
孔、44……上下長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体を支持案内するレールと、前記移動
    体を水平面内で循環移動させる無端状の走行駆動装置
    と、この走行駆動装置を支持案内する移動部ガイドレー
    ルとを備え、前記レールと移動部ガイドレールとを上下
    方向に振り分けてヨークにより一体化し、このヨークは
    側方への突出部を一体に有し、この突出部に、前記走行
    駆動装置の戻り移動を案内する復帰部ガイドレールを移
    動部ガイドレールとほぼ同一高さに設けたことを特徴と
    する搬送設備におけるレール支持構造。
JP1988104762U 1988-08-08 1988-08-08 搬送設備におけるレール支持構造 Expired - Lifetime JPH0640534Y2 (ja)

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JPH0225363U JPH0225363U (ja) 1990-02-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56145013A (en) * 1980-04-10 1981-11-11 Daifuku Co Ltd Conveyer
JPS6033163A (ja) * 1983-08-01 1985-02-20 株式会社ダイフク 移動装置の位置決め方法

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