JPH0640518A - 昇降台の落下防止装置 - Google Patents

昇降台の落下防止装置

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Publication number
JPH0640518A
JPH0640518A JP17764192A JP17764192A JPH0640518A JP H0640518 A JPH0640518 A JP H0640518A JP 17764192 A JP17764192 A JP 17764192A JP 17764192 A JP17764192 A JP 17764192A JP H0640518 A JPH0640518 A JP H0640518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
sprocket
chain
intermediate sprocket
lift base
Prior art date
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Pending
Application number
JP17764192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hara
秀樹 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP17764192A priority Critical patent/JPH0640518A/ja
Publication of JPH0640518A publication Critical patent/JPH0640518A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降台のメンテナンス時等において、昇降台
を最下位置まで下降させることなく、駆動チェーンを取
り外せるようにする。 【構成】 駆動軸15の中央部に駆動スプロケット16
を固定し、また駆動軸15の端部に中間スプロケット1
7を固定する。昇降台を昇降駆動するための吊りチェー
ン14を駆動スプロケット16に噛合させる。中間スプ
ロケット17と、駆動モータ22の出力軸23に設けた
モータスプロケット24とに、駆動チェーン25を巻回
する。固定ボルト31を、中間スプロケット17に形成
した挿通孔32を通して、本体11側のブラケット33
に形成した螺子孔34に螺入させる。これにより、中間
スプロケット17が回転不能となって吊りチェーン16
が移動不能となり、駆動チェーン25を取り外すことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降台の昇降駆動装置
のメンテナンス時等に、昇降台が自重で落下するのを防
止するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スタッカクレーンの昇降台は通常、吊り
チェーンに連結されており、この吊りチェーンを介して
昇降駆動される。吊りチェーンは、駆動スプロケット、
中間スプロケット、駆動チェーンおよび駆動モータ等か
ら構成される昇降駆動装置によって駆動される。駆動モ
ータにはブレーキが内蔵されており、昇降台は、このブ
レーキの停止作用により、所定の高さ位置において停止
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昇降台がある高さ位置
で停止している時に、駆動チェーンを中間スプロケット
および駆動モータの出力軸から外すと、昇降台に対する
ブレーキ作用を果たすものがないため、昇降台は自重で
落下してしまう。したがって従来、昇降駆動装置のメン
テナンス時等において駆動チェーンを取り外す場合に
は、予め昇降台を最下位置まで下降させておかなければ
ならないという問題があった。
【0004】本発明は、昇降駆動装置のメンテナンス時
等において、昇降台を最下位置まで下降させる必要がな
く、つまり昇降台が任意の高さ位置にある場合であって
も、駆動チェーンを取り外すことができる落下防止装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る昇降台の落
下防止装置は、駆動モータと、昇降台を昇降駆動する吊
りチェーンに連結され、挿通孔が形成された中間スプロ
ケットと、駆動モータの出力軸と中間スプロケットとを
連結する駆動チェーンと、駆動チェーンが中間スプロケ
ットから外される時、挿通孔に挿入され、中間スプロケ
ットをスタッカクレーンの本体に固定させる固定部材と
を備えたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1および図2は本発明の一実施例を示し、すなわちスタ
ッカクレーンの昇降駆動装置を示すものである。
【0007】これらの図において、スタッカクレーンの
本体11に支持された走行車輪12は、床面に敷設され
たレール13上に載置されている。昇降台(図示せず)
は床面の垂直方向に延びるガイドレールに、昇降自在に
支持されており、吊りチェーン14によって昇降駆動さ
れる。
【0008】本体11には駆動軸15が回転自在に設け
られており、この駆動軸15の中央部に固定された駆動
スプロケット16には吊りチェーン14が噛合される。
また駆動軸15の一端は本体14から突出しており、こ
の突出端には中間スプロケット17が固定される。一
方、本体11に設けられた支持板21には、ブレーキ付
の駆動モータ22が支持されており、この駆動モータ2
2の出力軸23に取り付けられたモータスプロケット2
4と中間スプロケット17には、無端状の駆動チェーン
25が巻回される。したがって、駆動モータ22が駆動
されると、モータスプロケット24、駆動チェーン2
5、中間スプロケット17、駆動軸15および駆動スプ
ロケット16を介して吊りチェーン14が回動され、昇
降台が昇降駆動される。
【0009】テンショナ26は駆動チェーン25の外周
面に係合し、常時この駆動チェーン25を内方に付勢す
る。すなわちテンショナ26は、支持板21に対して変
位可能に設けられており、駆動チェーン25のテンショ
ンが所定の大きさになるように、位置調整されて固定さ
れる。
【0010】中間スプロケット17には、固定部材すな
わち固定ボルト31が挿通可能な挿通孔32が形成され
る。また本体11に取り付けられたブラケット33に
は、固定ボルト31が螺入可能な螺子孔34が形成され
る。これらの挿通孔32、螺子孔34は、中間スプロケ
ット17が所定の回転角度位置にある時、すなわち図示
実施例では挿通孔32が上方位置にある時、相互に対向
するような位置に設けられている。この状態において、
固定ボルト31は挿通孔32を通して螺子孔34に螺入
され、これにより中間スプロケット17は、固定ボルト
31を介して本体11に固定されることとなる。
【0011】支持板21の中間スプロケット17から外
れた部分には、支持孔35が形成される。固定ボルト3
1は通常、この支持孔35に取り付けられており、すな
わちこの時、中間スプロケット17の挿通孔32には固
定ボルト31は取り付けられておらず、中間スプロケッ
ト17は回転自在である。
【0012】次に、本実施例の作用を説明する。駆動モ
ータ22、駆動スプロケット16、駆動チェーン25お
よび吊りチェーン14等のメンテナンスを行う時、まず
中間スプロケット17の挿通孔32がブラケット33の
螺子孔34に対向するように、駆動モータ22の出力軸
23の回転位置が微調整される。そして、固定ボルト3
1が支持孔35から取り外され、挿通孔32を通して螺
子孔34に螺入される。これにより、中間スプロケット
17は本体11に一体的に連結されることとなり、中間
スプロケット17の回転が阻止される。次いでテンショ
ナ26が駆動チェーン25から開放され、この状態で駆
動チェーン25がモータスプロケット24および中間ス
プロケット17から取り外される。この時、中間スプロ
ケット17が回転不能であるため、吊りチェーン14は
移動せず、したがって昇降台が自重で落下することはな
い。
【0013】駆動チェーン25をモータスプロケット2
4と中間スプロケット17に取り付ける動作は、上述し
た取り外し動作とは反対の順に行われる。
【0014】このように本実施例は、固定ボルト31に
よって中間スプロケット17の回転を阻止できるように
構成されているので、昇降駆動装置のメンテナンス時等
において駆動チェーン25を取り外しても、吊りチェー
ン14が移動することはなく、昇降台はその位置に固定
される。したがって、駆動チェーン25の取り外しに先
立って、昇降台を最下位置まで下降させる必要がなく、
メンテナンス処理の時間を短縮することができる。
【0015】なお、複数の挿通孔32を中間スプロケッ
ト17に形成してもよい。これにより、ブラケット33
の螺子孔34との位置合わせ時、中間スプロケット17
のいずれかの挿通孔32がブラケット33の螺子孔34
の近傍に位置しているため、中間スプロケット17の回
転移動を小さく抑えることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駆動チェ
ーンを取り外しても昇降台が自重で落下するのを防止で
き、昇降駆動装置のメンテナンス時等において、昇降台
を最下位置まで下降させる必要がなくなるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す部分断面側面図であ
る。
【符号の説明】
11 本体 14 吊りチェーン 15 駆動軸 16 駆動スプロケット 17 中間スプロケット 22 駆動モータ 25 駆動チェーン 31 固定ボルト 32 挿通孔 33 ブラケット 34 螺子孔 35 支持孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータと、昇降台を昇降駆動する吊
    りチェーンに連結され、挿通孔が形成された中間スプロ
    ケットと、駆動モータの出力軸と中間スプロケットとを
    連結する駆動チェーンと、駆動チェーンが中間スプロケ
    ットから外される時、挿通孔に挿入され、中間スプロケ
    ットをスタッカクレーンの本体に固定させる固定部材と
    を備えたことを特徴とする昇降台の落下防止装置。
JP17764192A 1992-06-12 1992-06-12 昇降台の落下防止装置 Pending JPH0640518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17764192A JPH0640518A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 昇降台の落下防止装置

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JP17764192A JPH0640518A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 昇降台の落下防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640518A true JPH0640518A (ja) 1994-02-15

Family

ID=16034547

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JP17764192A Pending JPH0640518A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 昇降台の落下防止装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942038A (ja) * 1972-08-30 1974-04-20
JPS52136809A (en) * 1976-05-12 1977-11-15 Hitachi Metals Ltd Method of producing dense superhard alloy
JPS52151599A (en) * 1976-06-11 1977-12-16 Matsushita Electric Works Ltd Fire sensor
JPH03115094A (ja) * 1989-09-27 1991-05-16 Hitachi Ltd スタッカクレーン

Patent Citations (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS52151599A (en) * 1976-06-11 1977-12-16 Matsushita Electric Works Ltd Fire sensor
JPH03115094A (ja) * 1989-09-27 1991-05-16 Hitachi Ltd スタッカクレーン

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