JPH0640451Y2 - ブレーキ付耐圧防爆形モータ - Google Patents
ブレーキ付耐圧防爆形モータInfo
- Publication number
- JPH0640451Y2 JPH0640451Y2 JP3016589U JP3016589U JPH0640451Y2 JP H0640451 Y2 JPH0640451 Y2 JP H0640451Y2 JP 3016589 U JP3016589 U JP 3016589U JP 3016589 U JP3016589 U JP 3016589U JP H0640451 Y2 JPH0640451 Y2 JP H0640451Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load side
- explosion
- brake
- side bracket
- proof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はブレーキ付耐圧防爆形モータに関し、とくに、
塗装作業を行なう工業用ロボットなどの駆動用モータに
関するものである。
塗装作業を行なう工業用ロボットなどの駆動用モータに
関するものである。
［従来の技術］ 従来、ブレーキ付モータはブレーキを反負荷側ブラケッ
トに固定しており（例えば実開昭63-24966号公報）、と
くに塗装作業など、揮発性材料を使用して爆発などの危
険が予想される環境で使用されるブレーキ付モータは、
第２図に示すように、モータのロータ１を固定した回転
軸２の反負荷側を軸受21を介して支持する反負荷側ブラ
ケット３にブレーキ部４の固定部41を固定し、回転軸２
の端部にブレーキ板42を取り付け、固定子５を備えたフ
レーム51と反負荷側ブラケット３との嵌合部、フレーム
51と負荷側ブラケット６との嵌合部および反負荷側ブラ
ケット３とブレーキ部カバー43との嵌合部など、部材の
接合部を防爆構造にするため必要な長さだけ長くしてあ
る。また、モータ内部と外部が連絡する負荷側ブラケッ
ト６と回転軸２との空隙部分に、ラビリンスなどを使用
した防爆隙間７を設けて爆発圧力に耐え、かつ外部の雰
囲気がモータ内部に入り込まないようにしてあり、軸受
22を防爆隙間７の内側に設けて回転軸２を負荷側ブラケ
ット６に支持させている。
トに固定しており（例えば実開昭63-24966号公報）、と
くに塗装作業など、揮発性材料を使用して爆発などの危
険が予想される環境で使用されるブレーキ付モータは、
第２図に示すように、モータのロータ１を固定した回転
軸２の反負荷側を軸受21を介して支持する反負荷側ブラ
ケット３にブレーキ部４の固定部41を固定し、回転軸２
の端部にブレーキ板42を取り付け、固定子５を備えたフ
レーム51と反負荷側ブラケット３との嵌合部、フレーム
51と負荷側ブラケット６との嵌合部および反負荷側ブラ
ケット３とブレーキ部カバー43との嵌合部など、部材の
接合部を防爆構造にするため必要な長さだけ長くしてあ
る。また、モータ内部と外部が連絡する負荷側ブラケッ
ト６と回転軸２との空隙部分に、ラビリンスなどを使用
した防爆隙間７を設けて爆発圧力に耐え、かつ外部の雰
囲気がモータ内部に入り込まないようにしてあり、軸受
22を防爆隙間７の内側に設けて回転軸２を負荷側ブラケ
ット６に支持させている。
［考案が解決しようとする課題］ ところで、上記のように負荷側ブラケット６に防爆隙間
７を設けると、負荷側ブラケット６の軸方向長さが長く
なる。したがって回転軸２の長さおよびモータ全体の長
さが長くなるとともに、軸受22を防爆隙間７の内側に設
けると、軸端荷重点と軸受22との距離が長くなり、軸受
寿命が短くなるなどの欠点があった。
７を設けると、負荷側ブラケット６の軸方向長さが長く
なる。したがって回転軸２の長さおよびモータ全体の長
さが長くなるとともに、軸受22を防爆隙間７の内側に設
けると、軸端荷重点と軸受22との距離が長くなり、軸受
寿命が短くなるなどの欠点があった。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、ロータを備えた回転軸の反負荷側を軸受を介
して支持する反負荷側ブラケットと、回転軸の負荷側を
軸受を介して支持する負荷側ブラケットと、固定子を備
えたフレームと反負荷側ブラケットとの嵌合部、および
フレームと負荷側ブラケットとの嵌合部を防爆嵌合とし
たブレーキ付耐圧防爆形モータにおいて、負荷側ブラケ
ットの内側に固定されたブレーキ部の固定部と、固定部
の内径部と回転軸との間に防爆隙間とを設けたブレーキ
付耐圧防爆形モータである。
して支持する反負荷側ブラケットと、回転軸の負荷側を
軸受を介して支持する負荷側ブラケットと、固定子を備
えたフレームと反負荷側ブラケットとの嵌合部、および
フレームと負荷側ブラケットとの嵌合部を防爆嵌合とし
たブレーキ付耐圧防爆形モータにおいて、負荷側ブラケ
ットの内側に固定されたブレーキ部の固定部と、固定部
の内径部と回転軸との間に防爆隙間とを設けたブレーキ
付耐圧防爆形モータである。
［作用］ 防爆隙間に必要な長さはブレーキ部の固定部の中で確保
されるので、従来反負荷側に突出して設けられていたブ
レーキ部の長さだけモータの長さが短くなる。
されるので、従来反負荷側に突出して設けられていたブ
レーキ部の長さだけモータの長さが短くなる。
［実施例］ 本考案を図に示す実施例について説明する。
第１図は本考案の実施例の側断面図で、ロータ１を固定
した回転軸２の反負荷側を軸受21を介して反負荷側ブラ
ケット３に支持させている。固定子５を備えたフレーム
51と反負荷側ブラケット３の嵌合部52およびフレーム51
と負荷側ブラケット６との嵌合部53は所定の長さをもっ
たいわゆる防爆嵌合にしてある。回転軸２の負荷側は負
荷側ブラケット６に軸受22を介して支持させ、負荷側ブ
ラケット６の内側に設けられた凹部61に防爆嵌合する固
定部41を固定ボルト44により負荷側ブラケット６に固定
するとともに、軸受22の外輪を負荷側ブラケット６に押
し付けて固定している。固定部41の内径部と回転軸２と
の間に、ラビリンスなどメカニカルシールにより防爆措
置を施した、いわゆる防爆隙間７を設けてある。固定部
41に励磁巻線45が設けられ、回転軸２上を軸方向に摺動
し、回転力のみを伝達しうるように設けられたブレーキ
板42が励磁巻線45によって生じた吸引力により固定部41
のブレーキ面に接触するようにしてある。
した回転軸２の反負荷側を軸受21を介して反負荷側ブラ
ケット３に支持させている。固定子５を備えたフレーム
51と反負荷側ブラケット３の嵌合部52およびフレーム51
と負荷側ブラケット６との嵌合部53は所定の長さをもっ
たいわゆる防爆嵌合にしてある。回転軸２の負荷側は負
荷側ブラケット６に軸受22を介して支持させ、負荷側ブ
ラケット６の内側に設けられた凹部61に防爆嵌合する固
定部41を固定ボルト44により負荷側ブラケット６に固定
するとともに、軸受22の外輪を負荷側ブラケット６に押
し付けて固定している。固定部41の内径部と回転軸２と
の間に、ラビリンスなどメカニカルシールにより防爆措
置を施した、いわゆる防爆隙間７を設けてある。固定部
41に励磁巻線45が設けられ、回転軸２上を軸方向に摺動
し、回転力のみを伝達しうるように設けられたブレーキ
板42が励磁巻線45によって生じた吸引力により固定部41
のブレーキ面に接触するようにしてある。
したがって、ブレーキ部４がモータの内部に入り、防爆
隙間７に必要な長さはブレーキ部４の固定部41の中で確
保されるので、従来反負荷側に突出していたブレーキの
長さだけ、モータ全体が短くなる。
隙間７に必要な長さはブレーキ部４の固定部41の中で確
保されるので、従来反負荷側に突出していたブレーキの
長さだけ、モータ全体が短くなる。
［考案の効果］ 以上のように、本考案によれば、モータの長さが短くな
るとともに、軸端荷重点と軸受との距離が短くなり、軸
受寿命が長くなるので、小型軽量で品質が安定したブレ
ーキ付耐圧防爆形モータを提供しうる効果がある。
るとともに、軸端荷重点と軸受との距離が短くなり、軸
受寿命が長くなるので、小型軽量で品質が安定したブレ
ーキ付耐圧防爆形モータを提供しうる効果がある。
第１図は本考案の実施例を示す側断面図、第２図は従来
例を示す側断面図である。 １……ロータ、２……回転軸、３……反負荷側ブラケッ
ト、４……ブレーキ部、41……固定部、５……固定子、
６……負荷側ブラケット、７……防爆隙間
例を示す側断面図である。 １……ロータ、２……回転軸、３……反負荷側ブラケッ
ト、４……ブレーキ部、41……固定部、５……固定子、
６……負荷側ブラケット、７……防爆隙間
Claims (1)
- 【請求項１】ロータを備えた回転軸の反負荷側を軸受を
介し支持する反負荷側ブラケットと、回転軸の負荷側を
軸受を介して支持する負荷側ブラケットと、固定子を備
えたフレームと反負荷側ブラケット、およびフレームと
負荷側ブラケットとの嵌合部を防爆嵌合としたブレーキ
付耐圧防爆形モータにおいて、負荷側ブラケットの内側
に固定されたブレーキ部の固定部と、この固定部の内径
部と回転軸との間に形成された防爆隙間とを設けたこと
を特徴とするブレーキ付耐圧防爆形モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3016589U JPH0640451Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | ブレーキ付耐圧防爆形モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3016589U JPH0640451Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | ブレーキ付耐圧防爆形モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02122562U JPH02122562U (ja) | 1990-10-08 |
| JPH0640451Y2 true JPH0640451Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31254988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3016589U Expired - Lifetime JPH0640451Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | ブレーキ付耐圧防爆形モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640451Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200468982Y1 (ko) * | 2009-10-21 | 2013-09-17 | 현대중공업 주식회사 | 내압 방폭형 전동기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013104708A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Azbil Corp | 角度センサ |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP3016589U patent/JPH0640451Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200468982Y1 (ko) * | 2009-10-21 | 2013-09-17 | 현대중공업 주식회사 | 내압 방폭형 전동기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02122562U (ja) | 1990-10-08 |
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