JP3094110B2 - 2軸独立駆動装置 - Google Patents

2軸独立駆動装置

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JP3094110B2
JP3094110B2 JP03030912A JP3091291A JP3094110B2 JP 3094110 B2 JP3094110 B2 JP 3094110B2 JP 03030912 A JP03030912 A JP 03030912A JP 3091291 A JP3091291 A JP 3091291A JP 3094110 B2 JP3094110 B2 JP 3094110B2
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泰作 橋本
浩 伊井
龍二 杉本
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Koyo Seiko Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば真空シール
ドなどの円筒壁部の内側に配置された2つのロータを独
立に回転させる2軸独立駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つのロータを独立に回転させる駆動装
置として、第1ロータが磁気継手などの非接触型駆動手
段で回転駆動され、第1ロータに取付けられたモータに
よって第2ロータが回転駆動されるものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の駆動装置では、第2ロータを駆動するためのモ
ータなどの駆動手段が第1ロータに設けられているた
め、2つのロータとこれらの駆動手段とを完全に分離し
て非接触型にすることはできない。
【0004】このため、たとえば、2つのロータが真空
シールドの円筒壁部の内側の真空雰囲気中に入れられる
ような場合など、第1ロータに設けられた第2ロータの
駆動手段も真空雰囲気中に入れなければならなくなり、
種々の不都合が生じる。
【0005】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
2つのロータとこれらの駆動手段とを完全に分離して、
円筒壁部の外側に配置された駆動手段により、円筒壁部
の内側に配置された2つのロータを独立に回転させると
ともに、これらを軸線方向に同期して移動させることが
できる2軸独立駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による2軸独立
駆動装置は、円筒壁部と微小隙間をあけてその内側に回
転および軸線方向の移動ができるように配置された円筒
状の第1ロータ、少なくとも一端側が第1ロータの端か
ら突出するように第1ロータの内側に挿入されて第1ロ
ータに対して回転しうるが軸線方向に移動しないよう
支持されかつ第1ロータの端から突出した部分に第1ロ
ータと外径のほぼ等しい大径部が形成された第2ロー
タ、ならびに円筒壁部の周囲に配置された第1駆動ユニ
ットおよび第2駆動ユニットを備えており、第1駆動ユ
ニットが、軸線方向に移動できるように円筒壁部の周囲
に配置された第1移動ハウジング、第1移動ハウジング
に設けられて第1ロータを半径方向および軸線方向に保
持する第1磁気軸受、ならびに第1ハウジングに設けら
れて第1ロータに回転力を伝達する駆動部を有する第1
磁気継手を備え、第2駆動ユニットが、第1移動ハウジ
ングと同期して軸線方向に移動できるように円筒壁部の
周囲に配置された第2移動ハウジング、第2移 動ハウジ
ングに設けられて第1ロータを半径方向および軸線方向
に保持する第2磁気軸受、ならびに第2ハウジングに設
けられて第2ロータの大径部に回転力を伝達する駆動部
を有する第2磁気継手を備えているものである。
【0007】
【作用】気継手は非接触型のものであるから、2つの
駆動ユニットの磁気継手の駆動部を2つのロータから完
全に切離し、円筒壁部の外側に配置された第1磁気継手
の駆動部により第1ロータを回転駆動するとともに、円
筒壁部の外側に配置された第2磁気継手の駆動部により
第2ロータを回転駆動することができる。また、磁気軸
受は非接触型のものであるから、2つの駆動ユニットの
磁気軸受を2つのロータから完全に切離し、円筒壁部の
外側に配置された2つの磁気軸受により第1ロータを半
径方向および軸線方向に保持することができる。さら
に、第2ロータが第1ロータに対して軸線方向に移動し
ないように支持されており、磁気軸受は第1ロータを軸
線方向にも保持するものであるから、2つの駆動ユニッ
トの移動ハウジングを互いに同期して軸線方向に移動さ
せることにより、2つのロータを軸線方向に同期して移
動させることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。なお、以下の説明において、図面の上
下を上下とする。
【0009】この実施例の2軸独立駆動装置は、真空シ
ールド(1)の中の真空雰囲気(V)中に配置された第1ロー
タ(2)と第2ロータ(3)をシールド(1)の外の大気(A)中か
ら駆動するものである。
【0010】シールド(1)は、水平壁部(1a)に形成され
た穴の部分から垂直下向きにのびた有底円筒壁部(1b)を
備えており、この円筒壁部(1b)内の真空雰囲気(V)中に
2つのロータ(2)(3)が回転および上下方向の移動ができ
るようにはめられている。第1ロータ(2)は、垂直円筒
状をなし、シールド円筒壁部(1b)内にわずかな隙間をあ
けてはめられている。第2ロータ(3)は垂直軸状をな
し、上下両端が第1ロータ(2)から突出するように第1
ロータ(2)の中心に挿入されている。そして、第2ロー
タ(3)は、上下2つの軸受(4)(5)により、第1ロータ(2)
に対して上下方向には移動しないが回転はしうるように
支持されている。また、第1ロータ(2)の下端から下方
に突出した第2ロータ(3)の下端に、第1ロータ(2)と外
径がほぼ等しい短円柱状の大径部(3a)が形成されてい
る。
【0011】シールド円筒壁部(1b)の周囲の大気(A)中
の上部に第1駆動ユニット(6)が、下部に第2駆動ユニ
ット(7)がそれぞれ設けられている。
【0012】第1駆動ユニット(6)は、第1移動ハウジ
ング(8)、第1磁気軸受(9)および第1磁気継手(10)の駆
動部(10a)を備えている。第2駆動ユニット(7)は、第2
移動ハウジング(11)、第2磁気軸受(12)および第2磁気
継手(13)の駆動部(13a)を備えている。
【0013】上下2つのハウジング(8)(11)は、図示し
ない適宜な駆動手段により、互いに同期して上下方向に
移動させられる。
【0014】第1磁気軸受(9)は第1ハウジング(8)の下
部に、第2磁気軸受(12)は第2ハウジング(11)の上部に
設けられ、それぞれシールド円筒壁部(1b)を挾んで第1
ロータ(2)の外周面と対向している。これらの磁気軸受
(9)(12)は公知のものであり、たとえば円周方向の4箇
所に電磁石(9a)(9b)(12a)(12b)を備え、第1ロータ(2)
を半径方向および軸線方向に保持するようになってい
る。
【0015】第1磁気継手(10)の駆動部(10a)は第1ハ
ウジング(8)の上部に設けられ、シールド円筒壁部(1b)
を挾んで第1ロータ(2)の外周面と対向している。第2
磁気継手(13)の駆動部(13a)は第2ハウジング(11)の下
部に設けられ、シールド円筒壁部(1b)を挾んで第2ロー
タ(3)の大径部(3a)の外周面と対向している。これらの
駆動部(10a)(13a)はシールド円筒壁部(1b)と同軸のリン
グ状をなし、軸線を中心に回転しうるように軸受(14)(1
5)(16)(17)によりハウジング(8)(11)に支持されてい
る。図示は省略したが、第1磁気継手(10)の駆動部(10
a)は第1ハウジング(8)に設けられた第1モータによ
り、第2磁気継手(13)の駆動部(13a)は第2ハウジング
(11)に設けられた第2モータにより互いに独立に回転さ
せられる。磁気継手(10)(13)はたとえば特開昭56−1
50650号公報などに記載されているような公知のも
のであり、第1磁気継手(10)の駆動部(10a)の回転力が
第1ロータ(2)に伝達され、第2磁気継手(13)の駆動部
(13a)の回転力が第2ロータ(3)に伝達される。
【0016】上下2つのハウジング(8)(11)が互いに同
期して上下に移動すると、2つの磁気軸受(9)(12)も上
下に移動し、これらの磁気軸受(9)(12)の軸線方向の保
持力によって2つのロータ(2)(3)が一体となって上下に
移動させられる。
【0017】第1モータによって第1磁気継手(10)の駆
動部(10a)を回転させると、その回転力が第1ロータ(2)
に伝達され、第1ロータ(2)が第2ロータ(3)とは独立し
て回転させられる。同様に、第2モータによって第2磁
気継手(13)の駆動部(13a)を回転させると、その回転力
が第2ロータ(3)に伝達され、第2ロータ(3)が第1ロー
タ(2)とは独立して回転させられる。
【0018】
【発明の効果】この発明の2軸独立駆動装置によれば、
上述のように、2つのロータをこれらの駆動手段から完
全に切離して、円筒壁部の外側に配置された駆動手段に
より、円筒壁部の内側に配置された2つのロータを独立
に回転させるとともに、これらを軸線方向に同期して移
動させることができる。したがって、たとえば、2つの
ロータだけを円筒壁部の内側の真空雰囲気中に入れて、
これらの駆動手段は円筒壁部の外側の大気中に配置する
ようなことが可能であり、従来のように駆動手段も真空
雰囲気中に入れなければならない場合の問題が解消され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す2軸独立駆動装置の縦
断面図である。
【符号の説明】(1) 真空シールド (1a) 有底円筒壁部 (2) 第1ロータ (3) 第2ロータ (3a) 大径部 (4)(5) 軸受 (6) 第1駆動ユニット (7) 第2駆動ユニット(8) 第1ハウジング (9) 第1磁気軸受 (10) 第1磁気継手 (10a) 駆動部(11) 第2ハウジング (12) 第2磁気軸受 (13) 第2磁気継手 (13a) 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 龍二 東京都府中市四谷5丁目8番1号 日電 アネルバ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−173487(JP,A) 特開 昭59−97361(JP,A) 特開 昭60−52289(JP,A) 特開 昭61−56889(JP,A) 特開 昭61−214990(JP,A) 特開 昭62−46006(JP,A) 特開 平1−183391(JP,A) 特開 平2−109695(JP,A) 実開 平2−114385(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 49/00 B25J 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒壁部と微小隙間をあけてその内側に回
    転および軸線方向の移動ができるように配置された円筒
    状の第1ロータ、少なくとも一端側が第1ロータの端か
    ら突出するように第1ロータの内側に挿入されて第1ロ
    ータに対して回転しうるが軸線方向に移動しないよう
    支持されかつ第1ロータの端から突出した部分に第1ロ
    ータと外径のほぼ等しい大径部が形成された第2ロー
    タ、ならびに円筒壁部の周囲に配置された第1駆動ユニ
    ットおよび第2駆動ユニットを備えており、第1駆動ユ
    ニットが、軸線方向に移動できるように円筒壁部の周囲
    に配置された第1移動ハウジング、第1移動ハウジング
    に設けられて第1ロータを半径方向および軸線方向に保
    持する第1磁気軸受、ならびに第1ハウジングに設けら
    れて第1ロータに回転力を伝達する駆動部を有する第1
    磁気継手を備え、第2駆動ユニットが、第1移動ハウジ
    ングと同期して軸線方向に移動できるように円筒壁部の
    周囲に配置された第2移動ハウジング、第2移動ハウジ
    ングに設けられて第1ロータを半径方向および軸線方向
    に保持する第2磁気軸受、ならびに第2ハウジングに設
    けられて第2ロータの大径部に回転力を伝達する駆動部
    を有する第2磁気継手を備えている2軸独立駆動装置。
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DE69201249T DE69201249T2 (de) 1991-02-26 1992-02-25 Magnetantrieb.

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