JP2501894Y2 - 外筒回転型支持装置 - Google Patents

外筒回転型支持装置

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JP2501894Y2
JP2501894Y2 JP1990018632U JP1863290U JP2501894Y2 JP 2501894 Y2 JP2501894 Y2 JP 2501894Y2 JP 1990018632 U JP1990018632 U JP 1990018632U JP 1863290 U JP1863290 U JP 1863290U JP 2501894 Y2 JP2501894 Y2 JP 2501894Y2
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sleeve
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幸男 村上
孝 佐藤
広 和田
隆史 家徳
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は外筒回転型支持装置に係り、とくに固定軸に
よって回転可能にスリーブを支持するとともに、スリー
ブ内に配されているボールによってスラスト方向の荷重
を受けるようにした外筒回転型支持装置に関する。
〔考案の概要〕
固定軸によってその外側に嵌合されているスリーブを
回転可能に支持するとともに、スラスト方向の荷重をス
リーブ内に圧入されたボールによって受けるようにした
動圧軸受において、前記スリーブに直接歯車等の伝動輪
を取付けることによって、精度よく歯車等を取付けるよ
うにしたものであって、歯車の振れを抑え得るようにし
たものである。
〔従来の技術〕
例えば特開昭56-160421号公報に開示されているよう
に、外筒回転型支持装置が従来より用いられている。こ
の装置は固定軸によってその外側に嵌合されてるスリー
ブを回転可能に支持するとともに、スリーブ内に配され
ているボールによってスラスト方向の荷重を受けるよう
にしたものであって、回転軸線が垂直な回転支持装置と
してモータの軸受等の構造に適用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような回転支持装置において、回転するスリー
ブに歯車を取付け、この歯車を介して回転力を取出す場
合には、従来はスリーブの端部にキャップを嵌着すると
ともに、このキャップの支軸の部分に歯車を圧入して結
合するようにしていた。従ってスリーブと歯車との間に
はキャップが介在されることになるために、歯車の取付
け精度が低くなって回転すると振れが生ずるという問題
があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
って、スリーブに嵌着される伝動輪の振れを少なくする
ようにした外筒回転型支持装置を提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、固定軸によって回転可能にスリーブを支持
するとともに、前記スリーブ内に配されているボールに
よってスラスト方向の荷重を受けるようにした装置にお
いて、 前記スリーブの外径部分または内径部分と直接嵌着さ
れる嵌着部を有し、前記スリーブの回転を外部に伝達す
る伝動輪を前記スリーブに取付けるようにしたものであ
る。
〔作用〕
従って伝動輪の嵌着部がスリーブの外径部分または内
径部分に直接嵌着されてスリーブに結合されることにな
り、この伝動輪を介して上記スリーブの回転が外部に伝
達されるようになる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例に係る外筒回転型支持装置
を示すものであって、VTRのヘッドドラムのスキャナは
スリーブ17に固着されるようになっており、しかもこの
スリーブ17が上記固定軸15に回転可能に支持されてい
る。そしてスリーブ17内にはボール18が圧入されてお
り、このボール18が固定軸15の先端部に当接しており、
これによってスラスト方向の荷重を受けるようになって
いる。
スリーブ17の下端側には外部に回転力を伝達するため
の歯車37が設けられており、この歯車37が図外の伝動歯
車と係合されている。歯車37とスリーブ17との結合構造
は第1図に示されるようになっており、スリーブ17の下
端側には段部38が形成されるとともに、この段部38より
も先端側の部分が小径部39に構成されている。そして歯
車37には一体に筒状をなす嵌着部40が設けられており、
この嵌着部40がスリーブ17の小径部39に嵌着されるよう
になっており、これによって歯車37とスリーブ17との結
合がなされるようになっている。
このように本実施例においては、VTRのヘッドドラム
装置のスキャナ駆動用モータの軸受として、固定軸15の
外周側にスリーブ17を嵌合するようにした動圧軸受が用
いられている。しかもモータの回転は歯車37を介して別
の伝動歯車に伝達する構造を採用している。そして歯車
37から伝動歯車への伝達トルクの変動、すなわちコギン
グを少なくするために、歯車37の振れをできるだけ少な
くすることが望ましい。
一般に固定軸15の外周側にスリーブ17を回転可能に嵌
合させた動圧軸受においては、固定軸15を基準として、
すなわちスリーブ17の内径基準でスリーブ17が回転する
ようになっている。またスリーブ17の内径と小径部39は
スリーブ17の加工時に同時に機械加工を行なうことがで
きるために、振れ精度は数ミクロン以下にすることが可
能になる。従ってスリーブ17の小径部39に歯車37の嵌着
部40を直接圧入することによって、スリーブ17の回転時
における歯車37の振れを数ミクロン以下にすることが可
能になり、これによって伝達トルクの変動、すなわちコ
ギングを低減することが可能になる。
第2図は変形例を示すものであって、この変形例にお
いては、スリーブ17の内径部分に直接歯車37を圧入する
ようにしている。すなわち歯車37のフランジ43の先端側
の部分に嵌着部44を形成するようにし、この嵌着部44を
スリーブ17の内径に嵌着して結合するようにしている。
また第3図の構成は、歯車37の嵌着部40をスリーブ17の
段部38の先端側の小径部39に嵌着するとともに、歯車37
の中心側の嵌着部44をスリーブ17の内径部分に圧入する
ようにしたものであって、第1図に示す構造と第2図に
示す構造とを組合わせたものである。これらの変形例に
おいても、歯車37はスリーブ17に直接結合されるように
なっているために、上記実施例と同様の作用効果を奏す
ることが可能になる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、スリーブの外径部分または内
径部分と直接嵌着される嵌着部を有し、上記スリーブの
回転を外部に伝達する伝動輪をスリーブに取付けるよう
にしたものである。従って伝動輪がスリーブの内径また
は外径に直接嵌着されて取付けられることになり、これ
によって伝動輪の振れを小さくすることが可能になると
ともに、部品点数を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る外筒回転型支持装置の
要部拡大縦断面図、第2図は変形例の支持装置の縦断面
図、第3図は別の変形例の支持装置の縦断面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 15……固定軸 17……スリーブ 18……ボール 37……歯車 38……段部 39……小径部 40……嵌着部 43……フランジ 44……嵌着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 家徳 隆史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−219912(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定軸によって回転可能にスリーブを支持
    するとともに、前記スリーブ内に配されているボールに
    よってスラスト方向の荷重を受けるようにした装置にお
    いて、 前記スリーブの外径部分または内径部分と直接嵌着され
    る嵌着部を有し、前記スリーブの回転を外部に伝達する
    伝動輪を前記スリーブに取付けるようにしたことを特徴
    とする外筒回転型支持装置。
JP1990018632U 1990-02-26 1990-02-26 外筒回転型支持装置 Expired - Fee Related JP2501894Y2 (ja)

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