JPH0787701A - 軸受固定装置を備える電動機 - Google Patents
軸受固定装置を備える電動機Info
- Publication number
- JPH0787701A JPH0787701A JP5232110A JP23211093A JPH0787701A JP H0787701 A JPH0787701 A JP H0787701A JP 5232110 A JP5232110 A JP 5232110A JP 23211093 A JP23211093 A JP 23211093A JP H0787701 A JPH0787701 A JP H0787701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- bearing
- electric motor
- fixed
- inner ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
Abstract
(57)【要約】
【目的】軸のスラストプレイを防止しても軸方向に無駄
な空間を必要としないで電動機の全長が短く、作業に時
間が掛からないようにする。 【構成】フレーム１に固定され巻線２ａを備える固定子
２の内側に、空隙を介して軸３に固定した回転子４を配
置する。フレーム１の両側に取付けたブラケット５ａ、
５ｂの軸受箱６ａ、６ｂに嵌合する両軸受７ａ、７ｂで
軸３を支承する。そして、軸受７ａの内輪を軸３に強固
に固着し、軸受箱６ａの内側に設けた環状溝１１に穴用
Ｃ形止め輪１２を装着して軸受７ａの外輪の端面を係止
する。内輪を軸３に強固に固着する構成を、内輪と軸３
との接着とする。
な空間を必要としないで電動機の全長が短く、作業に時
間が掛からないようにする。 【構成】フレーム１に固定され巻線２ａを備える固定子
２の内側に、空隙を介して軸３に固定した回転子４を配
置する。フレーム１の両側に取付けたブラケット５ａ、
５ｂの軸受箱６ａ、６ｂに嵌合する両軸受７ａ、７ｂで
軸３を支承する。そして、軸受７ａの内輪を軸３に強固
に固着し、軸受箱６ａの内側に設けた環状溝１１に穴用
Ｃ形止め輪１２を装着して軸受７ａの外輪の端面を係止
する。内輪を軸３に強固に固着する構成を、内輪と軸３
との接着とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、サーボモータにエン
コーダを取付けるなどの理由により、軸のスラストプレ
イを防止する必要がある軸受固定装置を備える電動機に
関する。
コーダを取付けるなどの理由により、軸のスラストプレ
イを防止する必要がある軸受固定装置を備える電動機に
関する。
【０００２】
【従来の技術】サーボモータにエンコーダを取付けると
きには、エンコーダの固定部と回転部とのスラストプレ
イを例えば、０．０１ｍｍ程度以内にする必要があり、
このため、電動機の軸のスラストプレイもその範囲以内
にする必要がある。０．０５〜３．７ｋｗ程度の電動機
の各部材の径方向の精度は０．００１ｍｍ程度にするこ
とが容易であるが、軸方向の精度は０．１ｍｍ程度であ
る。軸のスラストプレイを決定する各部材の軸方向寸法
は、フレームの長さ、両ブラケットの端面から軸受箱の
奥の面までの深さ、両軸受の幅及び軸の内輪のための胴
付け間寸法である。このように、各軸方向の精度が比較
的に大きい上に数カ所の部材の精度が加算されるので、
軸に大きなスラストプレイが生じる。これが電動機にと
って有害なことがあり、いずれかの軸受の内輪を軸に、
外輪を軸受箱に軸方向に固定する必要がある。
きには、エンコーダの固定部と回転部とのスラストプレ
イを例えば、０．０１ｍｍ程度以内にする必要があり、
このため、電動機の軸のスラストプレイもその範囲以内
にする必要がある。０．０５〜３．７ｋｗ程度の電動機
の各部材の径方向の精度は０．００１ｍｍ程度にするこ
とが容易であるが、軸方向の精度は０．１ｍｍ程度であ
る。軸のスラストプレイを決定する各部材の軸方向寸法
は、フレームの長さ、両ブラケットの端面から軸受箱の
奥の面までの深さ、両軸受の幅及び軸の内輪のための胴
付け間寸法である。このように、各軸方向の精度が比較
的に大きい上に数カ所の部材の精度が加算されるので、
軸に大きなスラストプレイが生じる。これが電動機にと
って有害なことがあり、いずれかの軸受の内輪を軸に、
外輪を軸受箱に軸方向に固定する必要がある。
【０００３】図３は従来例の軸受固定装置を備える電動
機の半断面図である。図において、フレーム１に固定さ
れ巻線２ａを備える固定子２の内側に、空隙を介して軸
３に固定した回転子４を配置する。フレーム１の両側に
取付けたブラケット５ａ、５ｂの軸受箱６ａ、６ｂに嵌
合する両軸受７ａ、７ｂで軸３を支承する。そして、一
方の軸受７ａの内輪と軸３とを締まり嵌めとし、軸受７
ａの外輪にエンドカバー３１を当接させ、エンドカバー
３１をねじ３２でブラケット５ａに締め付ける。
機の半断面図である。図において、フレーム１に固定さ
れ巻線２ａを備える固定子２の内側に、空隙を介して軸
３に固定した回転子４を配置する。フレーム１の両側に
取付けたブラケット５ａ、５ｂの軸受箱６ａ、６ｂに嵌
合する両軸受７ａ、７ｂで軸３を支承する。そして、一
方の軸受７ａの内輪と軸３とを締まり嵌めとし、軸受７
ａの外輪にエンドカバー３１を当接させ、エンドカバー
３１をねじ３２でブラケット５ａに締め付ける。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例によれ
ば、軸受７ａの内輪が軸３に、外輪が軸受箱６ａに固定
されて軸にスラストプレイが生じない。しかし、エンド
カバー３１が巻線２ａに当たる恐れがあるので、軸方向
に無駄な空間を必要として電動機の全長が長くなり、ま
た、エンドカバー３１の取付け作業に時間が掛かる。
ば、軸受７ａの内輪が軸３に、外輪が軸受箱６ａに固定
されて軸にスラストプレイが生じない。しかし、エンド
カバー３１が巻線２ａに当たる恐れがあるので、軸方向
に無駄な空間を必要として電動機の全長が長くなり、ま
た、エンドカバー３１の取付け作業に時間が掛かる。
【０００５】この発明の目的は、軸のスラストプレイを
防止しても軸方向に無駄な空間を必要としないで電動機
の全長が短く、作業に時間が掛からないような軸受固定
装置を備える電動機を提供することにある。
防止しても軸方向に無駄な空間を必要としないで電動機
の全長が短く、作業に時間が掛からないような軸受固定
装置を備える電動機を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の軸受固定装置
を備える電動機は、フレームに固定され巻線を備える固
定子の内側に空隙を介して軸に固定した回転子を配置
し、フレームの両側に取付けたブラケットの軸受箱に嵌
合する両軸受で前記軸を支承する電動機において、いず
れかの軸受の内輪を軸に強固に固着し、軸受箱の内側に
設けた環状溝に穴用Ｃ形止め輪を装着して軸受の外輪の
端面を係止するものである。
を備える電動機は、フレームに固定され巻線を備える固
定子の内側に空隙を介して軸に固定した回転子を配置
し、フレームの両側に取付けたブラケットの軸受箱に嵌
合する両軸受で前記軸を支承する電動機において、いず
れかの軸受の内輪を軸に強固に固着し、軸受箱の内側に
設けた環状溝に穴用Ｃ形止め輪を装着して軸受の外輪の
端面を係止するものである。
【０００７】このとき、内輪を軸に強固に固着する構成
を、内輪と軸との接着としたり、内輪と軸との締まり嵌
めとするものである。
を、内輪と軸との接着としたり、内輪と軸との締まり嵌
めとするものである。
【０００８】
【作用】このような構成によれば、いずれかの軸受の内
輪は軸に接着又は締まり嵌めで強固に固着されるととも
に、軸受の外輪は軸受箱の環状溝に穴用Ｃ形止め輪で軸
方向に係止される。穴用Ｃ形止め輪と軸受の外輪との間
の軸方向に生じる止むをえない隙間は、軸受箱の奥の面
から環状溝の位置間での精度と環状溝の幅の精度と穴用
Ｃ形止め輪の厚さの精度と軸受の幅の精度にのみ依存
し、極めて小さく電動機の軸のスラストプレイもその範
囲以内になり、許容される。穴用Ｃ形止め輪は、軸受箱
の径方向に突出しないので巻線に当たる恐れがなく軸方
向に無駄な空間を必要としないで電動機の全長が短くな
る。また、穴用Ｃ形止め輪の取付け作業は適当な工具が
あって時間が掛からない。
輪は軸に接着又は締まり嵌めで強固に固着されるととも
に、軸受の外輪は軸受箱の環状溝に穴用Ｃ形止め輪で軸
方向に係止される。穴用Ｃ形止め輪と軸受の外輪との間
の軸方向に生じる止むをえない隙間は、軸受箱の奥の面
から環状溝の位置間での精度と環状溝の幅の精度と穴用
Ｃ形止め輪の厚さの精度と軸受の幅の精度にのみ依存
し、極めて小さく電動機の軸のスラストプレイもその範
囲以内になり、許容される。穴用Ｃ形止め輪は、軸受箱
の径方向に突出しないので巻線に当たる恐れがなく軸方
向に無駄な空間を必要としないで電動機の全長が短くな
る。また、穴用Ｃ形止め輪の取付け作業は適当な工具が
あって時間が掛からない。
【０００９】
【実施例】図１は実施例１の軸受固定装置を備える電動
機の半断面図、図２は実施例２の軸受固定装置を備える
電動機の半断面図である。従来例及び各図において同一
符号をつけるものはおよそ同一機能を持ち、重複説明を
省くこともある。図１において、フレーム１に固定され
巻線２ａを備える固定子２の内側に、空隙を介して軸３
に固定した回転子４を配置する。フレーム１の両側に取
付けたブラケット５ａ、５ｂの軸受箱６ａ、６ｂに嵌合
する両軸受７ａ、７ｂで軸３を支承する。そして、軸受
７ａの内輪を軸３に強固に固着し、軸受箱６ａの内側に
設けた環状溝１１に穴用Ｃ形止め輪１２を装着して軸受
７ａの外輪の端面を係止する。内輪を軸３に強固に固着
する構成を、内輪と軸３との接着とする。図２に示す実
施例２において、内輪を軸３に強固に固着する構成を、
内輪と軸３との締まり嵌めとする。
機の半断面図、図２は実施例２の軸受固定装置を備える
電動機の半断面図である。従来例及び各図において同一
符号をつけるものはおよそ同一機能を持ち、重複説明を
省くこともある。図１において、フレーム１に固定され
巻線２ａを備える固定子２の内側に、空隙を介して軸３
に固定した回転子４を配置する。フレーム１の両側に取
付けたブラケット５ａ、５ｂの軸受箱６ａ、６ｂに嵌合
する両軸受７ａ、７ｂで軸３を支承する。そして、軸受
７ａの内輪を軸３に強固に固着し、軸受箱６ａの内側に
設けた環状溝１１に穴用Ｃ形止め輪１２を装着して軸受
７ａの外輪の端面を係止する。内輪を軸３に強固に固着
する構成を、内輪と軸３との接着とする。図２に示す実
施例２において、内輪を軸３に強固に固着する構成を、
内輪と軸３との締まり嵌めとする。
【００１０】前記両実施例によれば、軸受７ａの内輪は
軸３に接着又は締まり嵌めで強固に固着されるととも
に、軸受７ａの外輪は軸受箱６ａの環状溝１１に穴用Ｃ
形止め輪１２で軸方向に係止される。穴用Ｃ形止め輪１
２と軸受７ａの外輪との間の軸方向には止むをえない隙
間が生じ、その隙間は、軸受箱６ａの奥の面から環状溝
１１の位置間での精度と環状溝１１の幅の精度と穴用Ｃ
形止め輪１２の厚さの精度と軸受７ａの幅の精度にのみ
依存し、０．０１ｍｍ程度以内にできる。このため、電
動機の軸のスラストプレイもその範囲以内になり、許容
される。穴用Ｃ形止め輪１２は、従来例のエンドカバー
３１のように軸受箱６ａの径方向に突出しないので巻線
２ａに当たる恐れがなく軸方向に無駄な空間を必要とし
ないで電動機の全長が短くなり、また、穴用Ｃ形止め輪
１２の取付け作業は適当な工具があって時間が掛からな
い。
軸３に接着又は締まり嵌めで強固に固着されるととも
に、軸受７ａの外輪は軸受箱６ａの環状溝１１に穴用Ｃ
形止め輪１２で軸方向に係止される。穴用Ｃ形止め輪１
２と軸受７ａの外輪との間の軸方向には止むをえない隙
間が生じ、その隙間は、軸受箱６ａの奥の面から環状溝
１１の位置間での精度と環状溝１１の幅の精度と穴用Ｃ
形止め輪１２の厚さの精度と軸受７ａの幅の精度にのみ
依存し、０．０１ｍｍ程度以内にできる。このため、電
動機の軸のスラストプレイもその範囲以内になり、許容
される。穴用Ｃ形止め輪１２は、従来例のエンドカバー
３１のように軸受箱６ａの径方向に突出しないので巻線
２ａに当たる恐れがなく軸方向に無駄な空間を必要とし
ないで電動機の全長が短くなり、また、穴用Ｃ形止め輪
１２の取付け作業は適当な工具があって時間が掛からな
い。
【００１１】
【発明の効果】この発明の軸受固定装置を備える電動機
によれば、軸のスラストプレイを防止しても軸方向に無
駄な空間を必要としないで電動機の全長が短く、作業に
時間が掛からないという効果がある。
によれば、軸のスラストプレイを防止しても軸方向に無
駄な空間を必要としないで電動機の全長が短く、作業に
時間が掛からないという効果がある。
【図１】実施例１の軸受固定装置を備える電動機の半断
面図
面図
【図２】実施例２の軸受固定装置を備える電動機の半断
面図
面図
【図３】従来例の軸受固定装置を備える電動機の半断面
図
図
１ フレーム ２ 固定子 ２ａ 巻線 ３ 軸 ４ 回転子 ５ａ ブラケット ５ｂ ブラケット ６ａ 軸受箱 ６ｂ 軸受箱 ７ａ 軸受 ７ｂ 軸受 １１ 環状溝 １２ 穴用Ｃ形止め輪
Claims (3)
- 【請求項１】フレームに固定され巻線を備える固定子の
内側に空隙を介して軸に固定した回転子を配置し、フレ
ームの両側に取付けたブラケットの軸受箱に嵌合する両
軸受で前記軸を支承する電動機において、いずれかの軸
受の内輪を軸に強固に固着し、軸受箱の内側に設けた環
状溝に穴用Ｃ形止め輪を装着して軸受の外輪の端面を係
止することを特徴とする軸受固定装置を備える電動機。 - 【請求項２】請求項１記載の軸受固定装置を備える電動
機において、内輪を軸に強固に固着する構成を、内輪と
軸との接着とすることを特徴とする軸受固定装置を備え
る電動機。 - 【請求項３】請求項１記載の軸受固定装置を備える電動
機において、内輪を軸に強固に固着する構成を、内輪と
軸との締まり嵌めとすることを特徴とする軸受固定装置
を備える電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5232110A JPH0787701A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 軸受固定装置を備える電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5232110A JPH0787701A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 軸受固定装置を備える電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787701A true JPH0787701A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16934167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5232110A Pending JPH0787701A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 軸受固定装置を備える電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001124155A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-08 | Shibaura Densan Kk | ハイポイドギヤ式減速機を用いた電動機 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5232110A patent/JPH0787701A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001124155A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-08 | Shibaura Densan Kk | ハイポイドギヤ式減速機を用いた電動機 |
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