JPH0237252Y2 - - Google Patents

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JPH0237252Y2
JPH0237252Y2 JP1655986U JP1655986U JPH0237252Y2 JP H0237252 Y2 JPH0237252 Y2 JP H0237252Y2 JP 1655986 U JP1655986 U JP 1655986U JP 1655986 U JP1655986 U JP 1655986U JP H0237252 Y2 JPH0237252 Y2 JP H0237252Y2
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JP
Japan
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bearing
rotor
rotor shaft
fitting groove
shaft
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JP1655986U
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JPS62129262U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はサーボモータのロータ構造に関する。
(従来の技術) サーボモータにおけるロータの従来例を第4図
および第5図に示す。第4図は従来例は、ロータ
軸41の内端面に「L」字状のロータハブ42が
ねじ43をロータ軸41の内側から螺合すること
が取り付けられている。ロータハブ42の外面に
は固定子(図示せず)に対向する永久磁石42a
が取り付けられている。前記ロータ軸41は軸受
44(図示のものはクロスローラ軸受)によつて
機枠(図示せず)に回転可能に支持されており、
軸受44を固定するため、ロータ軸41の外周面
には軸受44が嵌められる嵌合溝48が形成され
ている。軸受44は内輪44aが嵌合溝48に嵌
められ、外側から軸受カバー45を当接させてロ
ータ軸41と軸受カバー45とによつて挟んだ状
態で別のねじ46を螺合することで固定される。
なお、ロータ軸41の軸部41aには検出器ロー
タ47が取り付けられている。
次に、第5図図示のサーボモータは永久磁石4
3が取り付けられるロータハブ42がロータ軸4
1に一体的に形成されており、他は第4図図示と
一のため、同一の符号を付して説明を省略する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、第4図図示のロータ構造では軸
受44の内輪を固定するため軸受カバー46、ね
じ46が必要であり、部品点数が大きくなる問題
がある。一方、第5図図示のロータ構造ではロー
タハブ42とロータ軸41との一体成形で部品点
数の削減が成されているが、ロータ軸の加工が難
しくなると共に、高精度が必要な検出器ロータ4
7が組み込まれる軸部41aの研磨加工が難しい
問題点を有している。
本考案は上記事情を考慮してなされ、ロータ軸
とロータハブとを一体成形しないでも部品点数の
削減が可能で、組み立ても容易なサーボモータの
ロータ構造を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案のサーボモータ
のロータは、 機枠内に固定されたステータと一定のギヤツプ
を有して対向する永久磁石と、 断面L字状であり、その外端面の軸受取付部に
は取付孔が形成されており、ロータ軸にねじによ
つて締結されて前記永久磁石を支持するロータハ
ブと、 前記ロータ軸を前記機枠に回転可能に支持する
軸受と を備えてなり、 前記ロータ軸に前記軸受の幅より短い嵌合溝が
形成されると共に、 この嵌合溝と前記ロータハブとの間に前記軸受
が嵌められ、 前記軸受取付部と前記嵌合溝とで前記軸受の内
輪を狭持し、 前記ねじの螺合で前記軸受が固定するようにし
たものである。
(作用) 本考案において、軸受がロータ軸の嵌合溝に嵌
められると、その内輪がロータ軸とロータハブと
によつて挟まれる。従つて、この状態でロータハ
ブ締結用のねじを螺合させると、ロータハブと軸
受とが同時に固定される。
(実施例) 以下、本考案を図示する実施例により具体的に
説明する。
第1図は本考案に係るロータ構造の一実施例の
断面図、第2図はそのロータ構造が適用されるサ
ーボモータの断面図である。軸部1aの端部に取
付部1bが連設されてロータ軸1が形成されてい
る。取付部1bの内短面(本実施例では左短面)
には「L」字状のロータハブ4がねじ5によつて
取り付けられており、ロータハブ4の外面には永
久磁石3が嵌着されている。永久磁石3は機枠の
フレーム6内面に取り付けられたステータ鉄心7
と一定のギヤツプを有して設けられるものであ
る。なお、ステータ鉄心7の外側には巻線8が施
されている。前記機枠はフレーム6とフレーム6
の両側に取り付けられたブラケツト9,10とか
らなつており、左側のブラケツト9にはハウジン
グ11が取り付けられ、ハウジング11とロータ
軸1の軸部1aとロータハブ4とによつて検出器
が配設される空間12が形成されている。ここ
で、検出器は前記ハウジング11に取り付けられ
た検出器ステータ13とロータ軸1の軸部1aに
取り付けられた検出器ロータ14とによつて構成
され、回転速度等が検出されるようになつてい
る。又、機枠の右側のブラケツト10には軸受1
5を介して前記ロータ軸1の取付部1bが支持さ
れ、これによりロータ軸1が機枠に回転可能に支
承されている。この軸受15は本実施例ではクロ
スローラ軸受が使用され、その外輪15bが右側
のブラケツト10と軸受カバー10aとの間に嵌
め込まれており、内輪15aはロータ軸1の取付
部1bと前記ロータハブ4との間に嵌め込まれて
いる。この内輪15aの装着はロータ軸1の取付
部1b外面に軸受15の幅より若干、短い嵌合溝
16が形成され、この嵌合溝16に内輪15aが
嵌められ、ロータハブ4の右端面を内輪15aに
当接することで行なわれる。そして、ロータハブ
4をロータ軸1の取付部1bに締付するねじ5を
螺合させることで軸受15の内輪15aの固定が
なされる。従つて、このような構造とすること
で、軸受15はロータハブ4の取り付けと同時に
固定されると共に、軸受15を取り付けるための
専用のねじが不要となると共に、軸受15の内輪
の外端面を固定する軸受カバーも不要となるから
部品点数が削減される。又、ロータハブ4がロー
タ軸1と別体に形成されるから検出器が装着され
るロータ軸1の軸部1aの研磨加工を高精度に行
なうことができる。
第3図は本考案の別の実施例を示す断面図であ
る。この実施例では軸受15に組合せアンギユラ
軸受が使用されており、この軸受15が嵌められ
るロータ軸1の取付部1bの嵌合溝16の長さは
軸受15の幅よりも若干、短くなるように形成さ
れる。従つて、軸受15を嵌合溝16に嵌め、ロ
ータハブ4を軸受15の左端面に当接させ、ねじ
5を螺合すると前記実施例と同様に軸受15とロ
ータハブ4との取付けを行なうことができる。こ
れにより、部品点数の削減とロータ軸の高精度加
工が可能となる。
(考案の効果) 以上のとおり本考案によると、ロータ軸に軸受
が嵌められる嵌合溝を軸受の幅よりも短くなるよ
うに形成し、ロータ軸とロータハブとによつて軸
受を挟み、ロータハブにねじを螺合して取りつけ
られるから、組み立て作業が簡略化される。又、
部品点数も削減でき、ロータハブとロータ軸とを
別体とすることができるからロータ軸の高精度加
工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のロータ構造の一実施例の断面
図、第2図はそのロータ構造が適用されるサーボ
モータの断面図、第3図は本考案の別の実施例の
断面図、第4図および第5図は従来例の各例の断
面図である。 5……ねじ、6,9,10……機枠、7……ス
テータ、15……軸受、16……嵌合溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機枠6,9,10内に固定されたステータ7と
    一定のギヤツプを有して対向する永久磁石3と、
    断面L字状であり、その外端面の軸受取付部には
    取付孔が形成されており、ロータ軸1にねじ5に
    よつて締結されて永久磁石3を支持するロータハ
    ブ4と、 ロータ軸1を機枠6,9,10に回転可能に支
    持する軸受15と を備えてなり、 ロータ軸1に軸受15の幅より短い嵌合溝16
    が形成されると共に、 この嵌合溝16とロータハブ4との間に軸受1
    5が嵌められ、 前記軸受取付部と嵌合溝16とで軸受15の内
    輪15aを狭持し、 ねじ5の螺合で軸受15が固定される ことを特徴とするサーボモータのロータ。
JP1655986U 1986-02-07 1986-02-07 Expired JPH0237252Y2 (ja)

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JP1655986U JPH0237252Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JP1655986U JPH0237252Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

Publications (2)

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JPS62129262U JPS62129262U (ja) 1987-08-15
JPH0237252Y2 true JPH0237252Y2 (ja) 1990-10-09

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ID=30808526

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JP1655986U Expired JPH0237252Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5287903B2 (ja) * 2011-02-28 2013-09-11 株式会社安川電機 ロータユニット、風力発電システム、回転電機、発電機および回転電機の組立方法

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Publication number Publication date
JPS62129262U (ja) 1987-08-15

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