JP3031958B2 - スピンドルモータの防塵シール構造 - Google Patents

スピンドルモータの防塵シール構造

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JP3031958B2
JP3031958B2 JP2140088A JP14008890A JP3031958B2 JP 3031958 B2 JP3031958 B2 JP 3031958B2 JP 2140088 A JP2140088 A JP 2140088A JP 14008890 A JP14008890 A JP 14008890A JP 3031958 B2 JP3031958 B2 JP 3031958B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主としてディスク(磁気ディスク、光ディ
スク)等を回転させるために使用され一般にスピンドル
モータと呼ばれるモータの防塵シール構造に関する。
従来技術及びその課題 従来、上記のようなスピンドルモータは、第2図に示
すように、第1、第2支持フレーム11,12の貫通孔13,14
に具えられた第1、第2ベアリング15,16が、中間部分
にロータ17を有する軸18の両端を支持した構造になって
いる。
この第1、第2支持フレーム11,12は、例えば、磁気
ディスク装置のフレームF,Fに取付けられスピンドルモ
ータ10全体を支持している。又、ロータ17は、ロータ17
の内周に具えられた磁石19と、第2支持フレーム12に具
えられた電機子20との磁気作用によって軸18と一体に回
転するようになっている。
さらに、第1、第2ベアリング15,16の各内側面側の
第1、第2支持フレーム11,12には、一対の磁性流体シ
ール21,21からなる防塵シール構造22が具えられてい
る。この磁性流体シール21は、磁気を帯びた一対の板2
3,23の間に磁性流体24が充填された構造になっている。
従って、この磁性流体24が一対の板23と軸18との間の隙
間に入り込み、磁気ディスク装置側とロータ17の外周に
設けられたディスク(図示省略。)側との間で貫通孔1
3,14を通過して流れる空気の流れを遮断する。この結
果、防塵シール構造22は、磁気ディスク装置からスピン
ドルモータ内への塵埃の侵入を阻止するとともに、スピ
ンドルモータ10内での塵埃の発生が抑制される。
ところが、このようなスピンドルモータ10の防塵シー
ル構造22は、取付け精度と加工精度を著しく高めないと
軸18の回転中に磁性流体24が飛散、或いは、滲み出るこ
とがあることと、スピンドルモータ10に組込む際、取り
扱いに厳重な注意を要するという問題点を有している。
課題を解決するための手段 本発明は、ロータを有する軸の両端を支持して第1、
第2支持フレームの各貫通孔に具えられた第1、第2ベ
アリングのそれぞれの軸方向外側の側面を覆う一対の防
塵キャップを、前記第1、第2支持フレームの前記貫通
孔内に圧入又は接着により固定して具え、前記第1、第
2ベアリングのそれぞれの軸方向内側から前記ロータの
外周面に至る経路にラビリンスシールを構成する隙間を
形成したスピンドルモータの防塵シール構造によって、
前記の課題を解決した。
作用 各防塵キャップは、第1、第2ベアリングの側面を覆
っているため、貫通孔を塞ぎ、スピンドルモータと外部
との間での空気の流通を遮断する。
この結果、外部からスピンドルモータ内へ侵入しよう
とする塵埃の流れが阻止されるとともに、スピンドルモ
ータ内での塵埃の発生も抑制される。
各部品間の隙間によって構成されるラビリンスシール
も、シール効果の向上に寄与する。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
スピンドルモータ30は、第1、第2支持フレーム31,3
2の貫通孔33,34に具えられた第1、第2ベアリング35,3
6が、中間部分にロータ37を有する軸38の両端を支持し
た構造になっている。そして、この第1、第2支持フレ
ーム31,32は、例えば、磁気ディスク装置のフレームF,F
に取付けられ、スピンドルモータ30全体を支持してい
る。又、第2支持フレーム32には電機子40が具えられて
いる。さらに、ロータ37内には磁石39が具えられてい
る。
ロータ37には凹み44が、第2支持フレーム31には凸部
45が夫々形成されており、この凹み44と凸部45とは、互
いに入り組んで、迷路のような隙間S1を形成し、いわゆ
る、ラビリンスシールを構成している。
一方、ロータ37には軸38が貫通する孔46が形成され、
この軸38と貫通孔46との間の隙間S2と、電機子40内の隙
間と、第2支持フレーム32とロータ37との間の隙間S3
によって、迷路が形成され、同様に、ラビリンスシール
を構成している。
第2ベアリング36と第2支持フレーム32との間には、
軸38を軸38と平行の方向に付勢する2枚の板ばね43,43
が重ね合わせて具えられている。
従って、ロータ37は、磁石39と電機子40との磁気作用
によって軸38と一体に回転し、外周に装着された磁気デ
ィスクを回転させる。
第1、第2ベアリング35,36の外側面側の第1、第2
支持フレーム31,32の各貫通孔33,34内には防塵キャップ
41,41が圧入によって、又は、接着剤によって接着され
て夫々具えられている。この一対の防塵キャップ41は、
金属或いはプラスチック製であり、本発明の防塵シール
構造42を構成している。
この各防塵キャップ41は、第1、第2ベアリング35,3
6の側面を覆って、貫通孔33,34を塞ぎ、スピンドルモー
タ30と磁気ディスク装置との間を流れる空気の流れを遮
断する。又、以上に説明した各部品間の隙間によって構
成されるラビリンスシールも、シール効果の向上に寄与
する。
従って、この防塵シール構造42によって、磁気ディス
ク装置からスピンドルモータ内へ侵入しようとする塵埃
の流れが阻止されるとともに、スピンドルモータ内での
塵埃の発生も抑制される。
発明の効果 本発明のスピンドルモータの防塵シール構造は以下の
ような防塵キャップを使用したので次の効果を奏する。
従来の磁性流体シールに比べて、構造を著しく簡素化
することができる。
スピンドルモータ内での取付けスペースも少なくする
ことができる。
取扱いが容易であり、圧入によって、又は、接着剤の
使用によってスピンドルモータに簡単に取付けることが
できる。
第1、第2ベアリングのそれぞれの軸方向内側からロ
ータの外周面に至る経路の各部品間の隙間によって構成
されるラビリンスシールも、シール効果の向上に寄与す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防塵シール構造を具えたスピンドルモ
ータの軸に沿った断面図である。そして、第2図は従来
の防塵シール構造を具えたスピンドルモータの軸に沿っ
た断面図である。 30……スピンドルモータ 31……第1支持フレーム 32……第2支持フレーム 33,34……貫通孔 35……第1ベアリング 36……第2ベアリング 37……ロータ 38……軸 41……防塵キャップ 42……防塵シール構造
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−72924(JP,A) 特開 平2−61884(JP,A) 特開 平2−61876(JP,A) 実開 昭58−134061(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/10 H02K 5/124 H02K 21/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータを有する軸の両端を支持して第1、
    第2支持フレームの各貫通孔に具えられた第1、第2ベ
    アリングのそれぞれの軸方向外側の側面を覆う一対の防
    塵キャップを、前記第1、第2支持フレームの前記貫通
    孔内に圧入又は接着により固定して具え、前記第1、第
    2ベアリングのそれぞれの軸方向内側から前記ロータの
    外周面に至る経路にラビリンスシールを構成する隙間を
    形成したことを特徴とする、スピンドルモータの防塵シ
    ール構造。
JP2140088A 1990-05-31 1990-05-31 スピンドルモータの防塵シール構造 Expired - Fee Related JP3031958B2 (ja)

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JPH0518257U (ja) * 1991-08-20 1993-03-05 株式会社三協精機製作所 磁気デイスク駆動用モータ

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JPH0438137A (ja) 1992-02-07

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