JP3057600B2 - ディスク駆動用モータ - Google Patents

ディスク駆動用モータ

Info

Publication number
JP3057600B2
JP3057600B2 JP7230709A JP23070995A JP3057600B2 JP 3057600 B2 JP3057600 B2 JP 3057600B2 JP 7230709 A JP7230709 A JP 7230709A JP 23070995 A JP23070995 A JP 23070995A JP 3057600 B2 JP3057600 B2 JP 3057600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
disk drive
hub
drive motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7230709A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08203203A (ja
Inventor
豊 石塚
伸治 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP7230709A priority Critical patent/JP3057600B2/ja
Publication of JPH08203203A publication Critical patent/JPH08203203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3057600B2 publication Critical patent/JP3057600B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状の回転
体を回転駆動するモータの防塵シール構造に関するもの
で、例えば、ハードディスクやポリゴンミラー等のディ
スク状回転体を駆動するデイスク駆動用モータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4に、特公平4−22297号公報記
載の従来のモータの防塵シール構造を示す。この防塵シ
ール構造は、下側ボールベアリング40の下側シール4
1の一部をフレーム12或いは、ワッシャー18が直径
方向に向かって覆い、ラビリンスシール機構を構成し、
ここで発生するエアーフロー効果により、ベアリング内
部から発生するオイルミスト等のダストをほぼ遮断する
構成となっている。
【0003】また、図5に従来の別のモータの構造を示
す。図5において、フレーム20に固定された軸10に
一対のボールベアリング40,50が嵌合され、ボール
ベアリング40,50によってハブ30が回転自在に支
持されている。ハブ30は、軸受40を保持する円筒部
30aを有し、また、フレーム20は、ステータコア7
0を保持する円筒部20aを有し、円筒部30aの外周
面と円筒部20aの内周面とが微小間隙をおいて対向し
てシール構造を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
如く構成されたディスク駆動用モータにあっては、下側
ボールベアリング40の下側シール41とフレーム12
或いは、ワッシャー18との間に存在する微小間隙を通
って漏出する、ボールベアリング内部からのダストを完
全に遮断することができない。これは、下側シール41
とフレーム12或いは、ワッシャー18との間に微小間
隙が存在するものの、そこに介在するものが空気である
が故に、極微細なダストが空気とともに漏出してしまう
からである。また、ボールベアリング40に対してラビ
リンスシール機構を直接設ける一方、他の部分には防塵
シール機構を設けていないので、ひとたびボールベアリ
ング40からダストが流出すると、すぐさまディスク等
の存在する外部空間にそのダストが漏出してしまい、そ
れがディスクや信号読み取り手段等に付着して不具合を
生じている。
【0005】また、図5の如く構成されたディスク駆動
用モータにあっては、円筒部30aの外周面と円筒部2
0aの内周面との間の微小間隙を極狭い間隙に形成しな
いと防塵効果が弱まるので、両者の周面を加工するにあ
たっては相当の寸法精度が要求され、生産効率の悪化お
よびコスト高の要因となっている。さらに、回転体であ
るハブ30の円筒部30aの内径に比べ固定側のフレー
ム20の円筒部20aの内径を約円筒部30aの幅分大
きくする必要があるため、モータの外径が大型化するば
かりか、ハブ30の回転バランスに影響を与え、ボール
ベアリング40,50からノイズが発生したり、振動特
性が劣化したりすることがある。
【0006】本発明は、上記実状に鑑み、ボールベアリ
ング内部から微小間隙を通って漏出するダストなどを従
来以上に遮断し、ディスク等への不具合を生じないディ
スク駆動用モータを提供することを目的とするものであ
る。
【0007】また、本発明は、シール機構を構成する部
分を効率良く製造するとともに、安価に形成し、しかも
モータ全体を小型化することを目的とする。
【0008】また、本発明は、ロータの回転バランスを
向上させて、ノイズを低減し、振動特性を向上させるこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成する
ため、請求項1記載の発明では、軸と、該軸を支持する
フレームと、ディスクが搭載されるハブと、内輪が軸に
嵌められるとともに外輪がハブのベアリング収納孔に嵌
合固着してハブを回転自在に支持するボールベアリング
とを備えたディスク駆動用モータにおいて、フレーム
は、ボールベアリングの外輪の外周面に微小間隙をおい
て対向する突堤部と、ボールベアリングの内輪軸方向側
面に当接する突起部とを有し、ベアリング収納孔の内周
面の径よりフレームの突堤部の内周面の径を微小間隙分
だけ大きくすると共に突堤部の軸方向長さをボールベア
リングのボールの位置に届く長さ以上としている。
【0010】 さらに、請求項2記載の発明では、請求
項1記載のディスク駆動用モータにおいて、微小間隙に
流体を介在させている。
【0011】 加えて、請求項3記載の発明では、請求
項2記載のディスク駆動用モータにおいて、流体を気体
とし、微小間隙を0.2mm以下としている。
【0012】 また、請求項記載の発明では、請求項
1記載のディスク駆動用モータにおいて、ベアリングの
外輪を磁性材とし、フレームを非磁性材とし、突堤部の
外周面側にマグネットを配置するとともに、微小間隙に
磁性流体を介在させている。
【0013】 また、請求項記載の発明では、軸と、
該軸と一体回転し、ディスクを搭載するハブと、内輪が
軸に嵌められるとともに外輪が固定フレームのベアリン
グ収納孔に嵌合固着して軸を回転自在に支持するボール
ベアリングとを備えたディスク駆動用モータにおいて、
ハブは、ベアリングの外輪の外周面に微小間隙において
対向する突堤部と、ボールベアリングの内輪軸方向側面
に当接する突起部とを有し、ベアリング収納孔の内周面
の径よりハブの突堤部の内周面の径を微小間隙分だけ大
きくすると共に突堤部の軸方向長さをボールベアリング
のボールの位置に届く長さ以上としている。
【0014】このディスク駆動用モータは、ハブまたは
回転軸が回転すると、ボールベアリングが回動し、その
内部からオイルミスト等のダストが排出されてくる。こ
のダストは、ボールベアリングの外輪の外周面とフレー
ムまたはハブとの間に設置される微小間隙により、外部
に排出されるのが防止される。この排出防止は、微小間
隙に空気が介在しているときは、その微小間隙故の効果
およびエアーフロー効果によってなされ、グリースや磁
性流体等の流体のときは、その材料により微小間隙を塞
ぐことにより達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のディスク駆動用モータの
実施の形態を図1から図3に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明に係わるディスク駆動用モ
ータの第1の実施の形態を示し、図1(A)はモータ全
体の断面図、図1(B)は図1(A)のP部拡大図であ
る。
【0017】図1(A)に示されるディスク駆動用モー
タは、軸1と、軸1の一端側を嵌合固定すると共にステ
−タ部Sを支持するフレーム2と、外周にディスクが搭
載されるハブ3と、ハブ3の外周側に固着された磁性材
からなるヨーク8と、ヨーク8の内周面に固着されステ
ータ部Sに所定の間隔をおいて対向する駆動マグネット
6と、ハブ3の中央部にあるベアリング収納孔31に保
持された下側ボールベアリング4と、上側ボールベアリ
ング5とより構成されている。
【0018】ハブ3、ヨーク8、駆動マグネット6とで
ロータ部Rが構成されている一方、ステータコア7とコ
イル9とでステ−タ部Sが構成され、コイル9に通電す
ることによりステータコア7と駆動マグネット6との間
に電磁作用が生じてロータ部Rが回転するようになって
いる。
【0019】そして、下側ボールベアリング4の内輪4
aに軸1が挿嵌されると共に、ハブ3のベアリング収納
孔31に外輪4bが保持されている。この下側ボールベ
アリング4の図示下側には、フレーム2との間に第1の
空間22が形成されている。また、フレ−ム2には、下
側ボールベアリング4の外輪4bの外周面の下方部を全
周にわたってかつ微小間隙dをもって覆う突堤部23が
形成され、この突堤部23の外側にはモータ外部空間に
通じる第2の空間25が構成されている。すなわち、第
1の空間22と第2の空間25との境界部には、突堤部
23が立設されていて、図1(B)のように、突堤部2
3の内周面24と下側ボールベアリング4の外輪4bの
外周面との間には、微小間隙dが形成されている。そし
て、この微小間隙dを通って、第1の空間22と第2の
空間25は連通している。
【0020】下側ボールベアリング4の外輪4bは、そ
の外周面の上部がハブ3のベアリング収納孔31に嵌合
固着されると共に、その上部端面はベアリング収納孔3
1よりも小径に形成された段部32の端面に当接してい
る。そして、下側ボールベアリング4の外輪4bの下部
外周面はフレーム2の上記突堤部23の内周面との間に
微小間隙dをおいて対向して、この微小間隙dがボール
ベアリングを含む第1の空間22からモータ外部に通じ
る第2の空間25の途中にあってラビリンスシール構造
としてのシール機構を形成している。
【0021】したがって、図1(B)からも分かるよう
に、ハブ3のベアリング収納孔31の内周面とフレーム
2の突堤部23の内周面24との寸法を比較すると、突
堤部23の内周面24の内径の方が微小間隙dの分だけ
ベアリング収納孔31の内径より大きいことになる。
【0022】ところで、当該実施の形態においては、こ
の微小間隙dに流体としての空気が介在しており、その
間隔が0.2mm以下に形成されている。場合によって
は、0.02mm程度に極めて微小な間隙に形成される
こともある。この微細な寸法を確保するためには、周面
を切削加工する際にシビアに精度を管理する必要があ
る。
【0023】従来例の図5に示したモータのように、フ
レーム20の円筒部20aの内周面とハブ30の円筒部
30aの外周面との微小な間隙でシール機構を構成した
場合、両方の周面を精度よく切削加工しなければならな
い。もし、何れかの寸法精度が悪く、一部でも間隙が広
いと、その箇所からダストが漏出してしまい所期の目的
が達成できなくなるし、逆にその間隔が狭すぎると、モ
ータへの僅かな衝撃により両部材が接触して大きな回転
ロスを生じることとなる。
【0024】このような従来例に対して、この実施の形
態の場合、微小間隙dを形成する一方の部材は、ボール
ベアリング4の外輪4bの外周面であり、ボールベアリ
ング4の外周面はもともと極めて高精度に形成されてい
るので、追加工する必要がない。したがって、突堤部2
3の内周面24のみを加工するだけで微小間隙dが形成
される。
【0025】この実施の形態によれば、フレーム2に形
成された突堤部23の内周面24と下側ボールベアリン
グ4の外輪4bの外周面との間に微小間隙dを形成した
ことにより、ロータRの回転に伴って、下側ボールベア
リング4の外輪4bが回転し、突堤部23との間に形成
された微小間隙dにエアーフロー効果が生じる。即ち、
ロータRの回転中は微小間隙d内の気圧が高まり、第1
の空間22と第2の空間25とを遮断することになり、
下側ボールベアリング4の内部から発生するダストの漏
出が防止される。
【0026】また、突堤部23の内周面24とベアリン
グ収納孔31の内周面とが微小間隙dをもってほぼ同一
径に形成されているので、ステ−タに対するロ−タの回
転バランスを向上させて振動特性を改良し、もってボー
ルベアリング4,5から発生する回転ノイズの低減と外
径方向の省スペ−ス化による装置全体の小型化を図るこ
とができる。
【0027】図2は、本発明のディスク駆動用モータの
第2の実施の形態を示した要部拡大図である。図2にお
いて、上記第1の実施の形態と同一の構成には、同一の
符号を付して、その説明は省略する。この図2におい
て、フレーム2に形成された突堤部23の内周面24と
下側ベアリング4の外輪4bの外周面との間には微小間
隙dがあり、この微小間隙dと空間22とには液状の流
体10が介在している。
【0028】この流体10はある程度の粘度を有してい
て、気化しにくく、有害ガスを発生させるものでなけれ
ば、特に種類は問わない。図2では、流体10が第1の
空間22にも及んでいるが、微小間隙d内のみに介在さ
せても勿論よい。
【0029】このように、微小間隙d内に液状の流体1
0を介在させることにより、第1の空間22と第2の空
間25との間における気体の流動を完全に遮断すること
ができ、もって、ボールベアリング4,5から発生する
ダストの漏出を確実に防止することができる。
【0030】なお、微小間隙d内に液状の流体10を介
在させた場合、その間隙dは0.2mm以上としてもよ
い。なぜならば、その間隙dが狭すぎると、流動抵抗が
大きくなってしまい、ロータ部の回転に支障をきたして
しまうからである。
【0031】特に、図示しないが、第2の実施の形態の
流体10の材質をフッ素系のグリースで構成してもよ
い。そうすると、その流体10の材料特性によって、流
体10の揮発を抑制することができる。したがって、ベ
アリング収納孔31に通じる第1の空間22と外部に構
成された第2の空間25との間の遮蔽精度および遮蔽寿
命を向上させることができる。
【0032】また特に、図示しないが、第2の実施の形
態の流体10の材質を上下のボールベアリング4,5に
潤滑剤として用いているグリースと同一の材質に構成し
てもよい。そうすることにより、たとえ流体10が下側
ボールベアリング4内に侵入したとしても、グリースの
材質の差による潤滑特性の低下を生じることがない。
【0033】図3(A)、(B)は、本発明のディスク
駆動用モータの第3の実施に形態を示した要部拡大図で
あり、(A)はその縦断面図、(B)は(A)における
X−X´部分の横断面図である。なお、図3において、
上記第1の実施形態と同一の構成には、同一の符号を付
して、その説明は省略する。
【0034】この第3の実施の形態では、フレーム2は
アルミニウム等の非磁性材で形成されている。このフレ
ーム2に形成された突堤部23の外周に円環状のマグネ
ット11を配置するとともに、ステンレス等の強磁性体
にて形成された下側ボールベアリング4の外輪4bの外
周面と突堤部23の内周面との間に微小間隙dを構成
し、その微小間隙dに磁性流体10´を介在させてい
る。かかる構成にしたことにより、マグネット11と下
側ボールベアリング4の外輪4bとで図3(B)に示す
ような磁気回路が形成され、微小間隙d内に常に磁性流
体10´が介在することになり、第1の空間22と第2
の空間25との間の遮蔽精度を一層向上させることがで
きる。なお、図3(B)において、点線はマグネット1
1から発する磁束を模式的に示したものである。
【0035】今まで述べた各実施の形態はいわゆる軸固
定タイプのモータであるが、軸回転タイプのモータにも
本発明を適用することができる。この場合、軸は回転軸
となり、図1のフレームがハブに相当し、このハブが回
転軸と一体回転する。そして、このハブに突提部を設け
ることになる。すなわち、ボールベアリングの内輪が回
転し、外輪が固定状態となり、この固定状態の外輪の外
周面と微小間隙をもって回転する突提部が対向する構造
となる。また、ボールベアリングを2つ設けるのではな
く、1個のものにも本発明を適用できる。
【0036】
【発明の効果】 以上説明したように、請求項1および
記載の本発明のディスク駆動用モータにあっては、フ
レームまたはハブに形成された突堤部の内周面とボール
ベアリングの外輪の外周面との間に形成された微小間隙
よって、ベアリング内部に通じる第1の空間とモータ
外部空間に通じる第2の空間とを分離し、ボールベアリ
ング内部から発生するダストの漏出を防止することがで
きる。また、本発明によれば、突堤部の内周面とベアリ
ング収納孔の内周面とを微小間隙をもってほぼ同一径に
形成したので、ステータに対するロータの回転バランス
を向上させて振動特性を改良し、回転ノイズの低下と外
径方向の省スペース化により装置全体の小型化を図るこ
とができる。
【0037】 さらに、請求項2記載の発明では、微小
間隙内に流体を介在させることにより、ベアリン内部
から微小間隙を通って漏出するダストなどを完全に遮断
し、ディスク駆動用モータに不具合が生じるのを防止し
いる。
【0038】 また請求項3記載の発明では、流体を気
体とし、微小間隙を0.2mm以下としているので、微
小間隙の効果が高まると共にエアーフロー効果も働き、
ダストの漏出を一層防止することができる。
【0039】 さらに、請求項記載の発明では、フレ
ームを非磁性材とし、ボールベアリングの外輪を磁性材
にして、突堤部の外周にマグネットを配置し、ボールベ
アリングの外輪の外周面と突堤部の内周面との微小間隙
内に磁性流体を介在させることによって、ボールベアリ
ング内部の第1の空間とモータ外部に通じる第2の空間
との分離をより一層確実にし、ボールベアリングから発
生するダストの漏出を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動用モータの第1の実施の
形態を示し、(A)は要部断面図、(B)は(A)にお
けるP部分の拡大図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示した部分拡大説
明図である。
【図3】本発明のディスク駆動用モータの第3の実施の
形態の要部を示し、(A)はその縦断面図、(B)は
(A)におけるX−X´部分の横断面図である。
【図4】従来のディスク駆動用モータを示した要部断面
図である。
【図5】従来の他のディスク駆動用モータを示した断面
図である。
【符号の説明】
1 軸 2 フレーム 3 ハブ 4 下側ボールベアリング 5 上側ボールベアリング 10 流体 23 突提部 31 ベアリング内納孔 d 微小間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸と、該軸を支持するフレームと、ディ
    スクが搭載されるハブと、内輪が上記軸に嵌められると
    ともに外輪が上記ハブのベアリング収納孔に嵌合固着し
    て上記ハブを回転自在に支持するボールベアリングとを
    備えたディスク駆動用モータにおいて、 上記フレームは、上記ボールベアリングの外輪の外周面
    に微小間隙をおいて対向する突堤部と、上記ボールベア
    リングの内輪軸方向側面に当接する突起部とを有し、上
    記ベアリング収納孔の内周面の径より上記フレームの突
    堤部の内周面の径を上記微小間隙分だけ大きくすると共
    に上記突堤部の軸方向長さを上記ボールベアリングのボ
    ールの位置に届く長さ以上としたことを特徴とするディ
    スク駆動用モータ。
  2. 【請求項2】 上記微小間隙に流体が介在していること
    を特徴とする請求項1項記載のディスク駆動用モータ。
  3. 【請求項3】 上記流体が気体であるときの上記微小間
    隙は0.2mm以下であることを特徴とする請求項2項
    記載のディスク駆動用モータ。
  4. 【請求項4】 上記ベアリングの外輪は磁性材からなる
    一方、上記フレームは非磁性材からなり、上記突堤部の
    外周面側にマグネットが配置されるとともに、上記微小
    間隙に磁性流体が介在していることを特徴とする請求項
    2記載のディスク駆動用モータ。
  5. 【請求項5】 軸と、該軸と一体回転しディスクを搭載
    するハブと、内輪が上記軸に嵌められるとともに外輪が
    固定フレームのベアリング収納孔に嵌合固着して上記軸
    を回転自在に支持するボールベアリングとを備えたディ
    スク駆動用モータにおいて、 上記ハブは、上記ベアリングの外輪の外周面に微小間隙
    において対向する突堤部と、上記ボールベアリングの内
    輪軸方向側面に当接する突起部とを有し、上記ベアリン
    グ収納孔の内周面の径より上記ハブの突堤部の内周面の
    径を上記微小間隙分だけ大きくすると共に上記突堤部の
    軸方向長さを上記ボールベアリングのボールの位置に届
    く長さ以上としたことを特徴とする ディスク駆動用モー
    タ。
JP7230709A 1994-08-17 1995-08-17 ディスク駆動用モータ Expired - Fee Related JP3057600B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7230709A JP3057600B2 (ja) 1994-08-17 1995-08-17 ディスク駆動用モータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-193442 1994-08-17
JP19344294 1994-08-17
JP7230709A JP3057600B2 (ja) 1994-08-17 1995-08-17 ディスク駆動用モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08203203A JPH08203203A (ja) 1996-08-09
JP3057600B2 true JP3057600B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=26507891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7230709A Expired - Fee Related JP3057600B2 (ja) 1994-08-17 1995-08-17 ディスク駆動用モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3057600B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10336944A (ja) * 1997-05-28 1998-12-18 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd スピンドルモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08203203A (ja) 1996-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5214326A (en) Spindle motor with magnetic shield for magnetic fluid seal
US20060088233A1 (en) Dynamic pressure bearing device
JPH0351514A (ja) 磁性流体軸受装置あるいはこの装置を具備するモータ
JP4451771B2 (ja) スピンドルモータ
JPH08331796A (ja) 流体軸受を備えたモータ
JPH08189525A (ja) 動圧軸受スピンドルモータ
US20100166346A1 (en) Dynamic bearing device
JP3057600B2 (ja) ディスク駆動用モータ
JPH08275435A (ja) モータ
JP3234030B2 (ja) スピンドルモータ
JPH07310746A (ja) 動圧軸受装置
JP2899512B2 (ja) モータの磁性流体シール構造
JP3984464B2 (ja) 回転駆動装置
JP3392212B2 (ja) 多孔質含油軸受ユニット及びこれを備えたモータ並びに多孔質含油軸受ユニットの製造方法
JPH07238942A (ja) 転がり軸受のシール装置
JP2001074042A (ja) 動圧軸受装置
JPH06311696A (ja) スピンドルモータ
JPH0988984A (ja) 転がり軸受のシール装置
JPH06165427A (ja) ディスク用スピンドルモータ
JP2000224799A (ja) スピンドルモータ
JPH08335367A (ja) ブラシレスモータ
JPH06185527A (ja) 磁性流体軸受装置
JPH0622494A (ja) スピンドルモータ
JPH08172748A (ja) スピンドルモータ
JPH08111956A (ja) ディスク駆動用モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000307

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees