JPH0640306Y2 - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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JPH0640306Y2
JPH0640306Y2 JP1988059548U JP5954888U JPH0640306Y2 JP H0640306 Y2 JPH0640306 Y2 JP H0640306Y2 JP 1988059548 U JP1988059548 U JP 1988059548U JP 5954888 U JP5954888 U JP 5954888U JP H0640306 Y2 JPH0640306 Y2 JP H0640306Y2
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JP
Japan
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screw
mounting
guide
board
plate
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JP1988059548U
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Inventor
滋 橋本
Original Assignee
デニカ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、ロッカー等の蓋板の開閉に使用するに好適
な蝶番に関するものである。
《従来の技術》 従来より蝶番は多種多様に亘り知られていると共に第10
図に図示したようにスライドガイド部72を備えた固定ベ
ース体70に対して左右方向に移動可能に取付けられる移
動ベース体71を備え、この移動ベース体71にネジ75によ
って、回動体73を備えた基体74を取付けたものは知られ
ている。(実開昭63-25775号公報参照)。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで、第10図に図示したものは回動体73を備えた基
体74と移動ベース体71とをネジ75によって連結すると共
にスライドガイド部72を備えた固定ベース体70に対して
移動ベース体71をネジ75によって取付けたので蓋板を取
付けての長期の使用中に固定ベース体70に対する移動ベ
ース体71の取付位置がねじれてネジ75を損傷することは
一応防止されるものであるが、蓋板の開閉による度重な
る衝撃によって固定ベース体70と移動ベース体71との離
脱を一本のネジ75を阻止したものでネジ75がゆるみ蓋板
の開閉を円滑に行うことができなくなる等の欠点があっ
た。
この考案は上記の問題を解決したものであり、壁面固定
部材と着脱部材との間の位置関係の修正を簡単に行うこ
とができるので作業時間を短縮すると共に長期の使用に
際しても取付基板にガタを来すようなことがない使用便
利な蝶番を得ることを目的としたものである。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するためのこの考案は、壁面固定部材
1に着脱する着脱部材2を設けると共に該着脱部材2に
回動部材3を取り付けたものに於いて、壁面固定部材1
は、取付基板5と取付基板5の底面で取付基板5を横方
向に摺動案内する固定基板15とより成り、更に取付基板
5には両側に突出した案内基板35,35を設け、該案内基
板35,35に取付ネジ横長孔4と孔7,7を備えると共に中央
部の両側に平行段部10,10を設けて前後に前突出部11と
後突出部8を形成し、更に前突出部11の上面には滑り止
め用平行溝部22と第1ネジ孔23を設けると共に後突出部
8の上面に設けた平面板12の先端に切込溝部24を設け、
且つ着脱部材2は被覆面板9と側面板13,13を設けた断
面コ字状態で前突出部11と後突出部8を被覆すると共に
両端縁14,14が平行段部10,10に被蓋し、又更に滑り止め
用平行溝部22に歯合する歯合平行溝部26を被覆面板9の
内面に設けると共に被覆面板9に、第1ネジ孔23に螺合
する第1ネジ27に長孔状の挿入孔28を設けると共に切込
溝部24に係止する係止溝部29を先端に設けた調節バネ30
の調節ネジ孔31を設けて形成し、更に着脱部材2には回
動部材3との連設体33を具備し、且又固定基板15は中央
に補助固定ネジ孔21を設けた突出板片50と両側に突出し
た案内板45,45を設けると共に案内板45,45には取付基板
5に設けた孔7,7に対応する位置に固定ネジ孔16,16と、
取付ネジ横長孔4に対応する位置に第2ネジ17の螺合用
第1取付ネジ孔18を設け、更に取付基板5には両側に突
出した案内基板35,35の前方縁に固定基板15に備えた案
内板45,45の前方縁に形成した前方突条片43,43が摺動す
る前方摺動溝44,44を設け、更に取付ネジ横長孔4を設
けていない案内基板35の後方縁に、固定基板15の一方に
設けた案内板45の後方縁に形成した後方突条片46が摺動
する後方摺動溝47を形成したものである。
《実施例》 以下図面についてこの考案の実施例を説明すると、1は
壁面固定部材であり、壁面固定部材1に着脱する着脱部
材2を設けると共に該着脱部材2に回動部材3を取り付
けたものに於いて、壁面固定部材1は、取付基板5と取
付基板5の底面で取付基板5を横方向に摺動案内する固
定基板15とより成り、更に取付基板5には両側に突出し
た案内基板35,35を設け、該案内基板35,35に取付ネジ横
長孔4と孔7,7を備えると共に中央部の両側に平行段部1
0,10を設けて前後に前突出部11と後突出部8を形成し、
更に前突出部11の上面には滑り止め用平行溝部22と第1
ネジ孔23を設けると共に後突出部8の上面に設けた平面
板12の先端に切込溝部24を設け、且つ着脱部材2の被覆
面板9と側面板13,13を設けた断面コ字状態で前突出部1
1と後突出部8を被覆すると共に両端縁14,14が平行段部
10,10に被蓋し、又更に滑り止め用平行溝部22に歯合す
る歯合平行溝部26を被覆面板9の内面に設けると共に被
覆面板9に、第1ネジ孔23に螺合する第1ネジ27の長孔
状の挿入孔28を設けると共に切込溝部24に係止する係止
溝部29を先端に設けた調節ネジ30の調節ネジ孔31を設け
て形成し、更に着脱部材2には回動部材3との連設体33
を具備し、且又固定基板15は中央に補助固定ネジ孔21を
設けた突出板片50と両側に突出した案内板45,45を設け
ると共に案内板45,45には取付基板5に設けた孔7,7に対
応する位置に固定ネジ孔16,16と、取付ネジ横長孔4に
対応する位置に第2ネジ17の螺合用第1取付ネジ孔18を
設け、更に取付基板5には両側に突出した案内基板35,3
5の前方縁に固定基板15に備えた案内板45,45の前方縁に
形成した前方突条片43,43が摺動する前方摺動溝44,44を
設け、更に取付ネジ横長孔4を設けていない案内基板35
の後方縁に、固定基板15の一方に設けた案内板45の後方
縁に形成した後方突条片46が摺動する後方摺動溝47を形
成したものである。
又19はロッカー等の固定壁面であり、20は開閉する蓋板
である。
そこで補助固定ネジ孔21を介して補助固定ネジ34を固定
壁面19に螺着すると共に壁面固定部材1を形成する取付
基板5の底面に備えた固定基板15の固定ネジ孔16,16に
取付基板5に設けた孔7,7を介して固定ネジ25,25を挿入
し壁面固定部材1の固定壁面19に取付け、一方蓋板20に
は回動部材3の取付板36に設けた取付ネジ孔37を介して
ネジで回動部材3を蓋板20に取付け、回動部材3と連設
した着脱部材2を壁面固定部材1に取り付けて蓋板20を
開閉することができるものである。
又図示した回動部材3は蓋板20に設けた凹部32に嵌入す
る凹状板部39を取付板36に具備し、且つ着脱部材3と回
動部材3との連設体33は図示したものでは凹状板部39と
着脱部材2とを連設した第1連設片40と弾発スプリング
41を介在した第2連設片42によって第9図に図示したよ
うに蓋板20の閉蓋状態を保持し、更に第8図に図示した
ように蓋板20を開けば開蓋状態を保持するものである。
又48は固定基板15に設けた案内突条、49は案内突条48に
に案内される取付基板5に設けた案内係止突条である。
《考案の作用効果》 この考案は以上のような構成であり、壁面固定部材1に
着脱する着脱部材2を設けると共に該着脱部材2に回動
部材3を取り付けたものに於いて、壁面固定部材1は、
取付基板5と取付基板5の底面で取付基板5を横方向に
摺動案内する固定基板15とより成り、更に取付基板5に
は両側に突出した案内基板35,35を設け、該案内基板35,
35に取付ネジ横長孔4と孔7,7を備えると共に中央部の
両側に平行段部10,10を設けて前後に前突出部11と後突
出部8を形成し、更に前突出部11の上面には滑り止め用
平行溝部22と第1ネジ孔23を設けると共に後突出部8の
上面に設けた平面板12の先端に切込溝部24を設け、且つ
着脱部材2は被覆面板9と側面板13,13を設けた断面コ
字状態で前突出部11と後突出部8を被覆すると共に両端
縁14,14が平行段部10,10に被蓋し、又更に滑り止め用平
行溝部22に歯合する歯合平行溝部26を被覆面板9の内面
に設けると共に被覆面板9に、第1ネジ孔23に螺合する
第1ネジ27の長孔状の挿入孔28を設けると共に切込溝部
24に係止する係止溝部29を先端に設けた調節ネジ30の調
節ネジ孔31を設けて形成し、更に着脱部材2には回動部
材3と連設体33を具備し、且又取付基板15は中央に補助
固定ネジ孔21を設けた突出板片50と両側に突出した案内
板45,45を設けると共に案内板45,45には取付基板5に設
けた孔7,7に対応する位置に固定ネジ孔16,16と、取付ネ
ジ横長孔4に対応する位置に第2ネジ17の螺合用第1取
付ネジ孔18を設けたことによって壁面固定部材1と固定
壁面19に強固に取付けることができると共に壁面固定部
材1と着脱部材2との取付けが容易であり、且つ蓋板20
の開閉を安全で円滑に行うことができるものである。
又取付基板5の底面に該取付基板5を横方向に摺動案内
するようにした固定基板15に取付基板5に設けた孔7,7
に対応する位置に固定ネジ孔16,16と、取付ネジ横長孔
4に対応する位置に第2ネジ17の螺合用第1取付ネジ孔
18を設けたことによって壁面固定部材1の固定壁面19へ
の取付けは固定ネジ34を孔7を介して固定ネジ孔16に挿
入し螺合すれば固定ネジ34の頭は孔7に位置することな
く固定ネジ孔16の部分で止着され取付基板5の摺動が固
定基板15に取付けた固定ネジ34に邪魔されることがな
く、固定基板15に対して取付基板5を動かすことができ
て壁面固定部材1と着脱部材2との対応関係の調節がで
き、更に螺合用第1取付ネジ孔18に取付基板5に穿設し
た取付ネジ横長孔4を通して第2ネジ17を締付けること
によって固定基板15に取付基板5を簡単な操作で強固に
取付けることができ、着脱部材2と壁面固定部材1との
調節を行いながら確実に取付けることができて蓋体20の
開閉動作を円滑に行うことができるものである。
又取付基板5には両側に突出した案内基板35,35の前方
縁に固定基板15に備えた案内板45,45の前方縁に形成し
た前方突条片43,43が摺動する前方摺動溝44,44を設け、
更に取付ネジ横長孔4を設けていない案内基板35の後方
縁に、固定基板15の一方に設けた案内板45の後方縁に形
成した後方突条片46が摺動する後方摺動溝47を形成した
ので壁面固定部材1を形成した取付基板5と固定基板15
とが長期の使用中に上下に分離する方向にガタを来すこ
とがなく、固定基板15に対し取付基板5は第2ネジ17の
一本のみで強固に取付けることができるもので使用上極
めて好適である。
又更に構造が簡単であり、安価に提供できる等の幾多の
実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は使用状態を示した一部切欠断
面図、第3図は分解斜視図、第4図は一部切欠分解断面
図、第5図は第1図に於けるA−A断面図、第6図は第
1図に於けるB−B断面図、第7図は一部横断面図、第
8図は使用状態で蓋板を開いた状態を示した説明図、第
9図は回動部材の回動状態を示した一部切欠面図、第10
図は従来例の説明図である。 1……壁面固定部材、2……着脱部材、3……回動部
材、4……取付ネジ横長孔、5……取付基板、6……係
止溝、7……孔、8……後突出部、9……被覆面板、10
……平行段部、11……前突出部、12……平面板、13……
側面板、14……両端縁、15……固定基板、16……固定ネ
ジ孔、17……第2ネジ、18……螺合用第1取付ネジ孔、
19……固定壁面、20……蓋板、21……補強固定ネジ孔、
22……平行溝部、23……第1ネジ孔、24……切欠溝部、
25……固定ネジ、26……歯合平行溝部、27……第1ネ
ジ、28……挿入孔、29……係止溝部、30……調節ネジ、
31……調節ネジ孔、32……凹部、33……連設体、34……
補強固定ネジ、35……案内基板、36……取付板、37……
取付ネジ孔、38……凹部、39……凹状板部、40……第1
連設片、41……弾発スプリング、42……第2連設片、43
……前方突条片、44……前方摺動溝、45……案内板、46
……後方突条部、47……後方摺動溝、48……案内突条、
49……案内係止突条、50……案内板片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面固定部材1に着脱する着脱部材2を設
    けると共に該着脱部材2に回動部材3を取り付けたもの
    に於いて、壁面固定部材1は、取付基板5と取付基板5
    の底面で取付基板5を横方向に摺動案内する固定基板15
    とより成り、更に取付基板5には両側に突出した案内基
    板35,35を設け、該案内基板35,35に取付ネジ横長孔4と
    孔7,7を備えると共に中央部の両側に平行段部10,10を設
    けて前後に前突出部11と後突出部8を形成し、更に前突
    出部11の上面には滑り止め用平行溝部22と第1ネジ孔23
    を設けると共に後突出部8の上面に設けた平面板12の先
    端に切込溝部24を設け、且つ着脱部材2は被覆面板9と
    側面板13,13を設けた断面コ字状態で前突出部11と後突
    出部8を被覆すると共に両端縁14,14が平行段部10,10に
    被蓋し、又更に滑り止め用平行溝部22に歯合する歯合平
    行溝部26を被覆面板9の内面に設けると共に被覆面板9
    に、第1ネジ孔23に螺合する第1ネジ27の長孔状の挿入
    孔28を設けると共に切込溝部24に係止する係止溝部29を
    先端に設けた調節ネジ30の調節ネジ孔31を設けて形成
    し、更に着脱部材2には回動部材3との連設体33を具備
    し、且又固定基板15は中央に補助固定ネジ孔21を設けた
    突出板片50と両側に突出した案内板45,45を設けると共
    に案内板45,45には取付基板5に設けた孔7,7に対応する
    位置に固定ネジ孔16,16と、取付ネジ横長孔4に対応す
    る位置に第2ネジ17の螺合用第1取付ネジ孔18を設け、
    更に取付基板5には両側に突出した案内基板35,35の前
    方縁に固定基板15に備えた案内板45,45の前方縁に形成
    した前方突条片43,43が摺動する前方摺動溝44,44を設
    け、更に取付ネジ横長孔4を設けていない案内基板35の
    後方縁に、固定基板15の一方に設けた案内板45の後方縁
    に形成した後方突条片46が摺動する後方摺動溝47を形成
    したことを特徴とする蝶番。
JP1988059548U 1988-05-02 1988-05-02 蝶 番 Expired - Lifetime JPH0640306Y2 (ja)

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JPH01163684U JPH01163684U (ja) 1989-11-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01163684U (ja) 1989-11-15

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