JPH0410578Y2 - - Google Patents

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JPH0410578Y2
JPH0410578Y2 JP269087U JP269087U JPH0410578Y2 JP H0410578 Y2 JPH0410578 Y2 JP H0410578Y2 JP 269087 U JP269087 U JP 269087U JP 269087 U JP269087 U JP 269087U JP H0410578 Y2 JPH0410578 Y2 JP H0410578Y2
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JP
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front cover
fixed
cover
locking
hole
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JP269087U
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JPS63113136U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、カメラボデイの前部左右に固定する
前カバーの固定構造に関する。
「従来技術およびその問題点」 一眼レフカメラのカメラボデイは一般に、ボデ
イ本体の前部中央に、レンズの着脱マウントを有
する偏平な角筒状の前板を固定してなつている。
前カバーは、この前板の側面と、ボデイ本体の前
部左右との間に又がらせて固定される略L字状を
した飾部品である。この前カバーは従来、ねじ止
めされていた。
「考案の目的」 本考案は、従来ねじ止めされていたこの前カバ
ーを、ねじ結合なしにワンタツチで固定できる構
造を提案し、組立作業性の向上を図ることを目的
とする。
「考案の概要」 本考案は、前板の側面に沿う側面部と、ボデイ
本体の前面に沿う前面部とを有する略K字状の前
カバーを固定するにつき、前カバーの側面部に、
前板の側面から突出しているソケツト部材に嵌合
して、該前カバーの前後位置を規制する位置規制
孔を設けるとともに、前面部に、ボデイ本体に設
けた係止孔と係合して、該前カバーの少なくとも
左右方向の位置を規制する係止爪を設けたことを
特徴としている。この構造によると、位置規制孔
を前板側面の突起物に嵌合させ、係止爪を弾性変
形させて係止孔に係合させるだけで、ワンタツチ
で前カバーの固定ができる。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第
1図ないし第3図において、シヤツタブロツク1
1およびミラーボツクス12を固定するボデイ本
体13には、その前面中央に、固定ねじ14を介
して前板15が固定される。この前板15は、偏
平な角筒状をしていて、その前端にレンズ着脱マ
ウント16を固定して有し、後端部が固定フラン
ジ15aとなつている。この前板15の側面に
は、突出するソケツト部材として外部レリーズ用
コネクタ17が固定して設けられている。
他方ボデイ本体13の側面には、裏蓋18の開
閉機構19が設けられている。この開閉機構19
はボデイ本体13の側面に固定ねじ20を介して
固定した鍵へら外装箱21内に、開閉操作部材2
2を上下動可能に支持したもので、開閉操作部材
22を例えば下方に摺動させることにより裏蓋1
8のロツクが解除される。
この鍵へら外装箱21には、前カバー30の固
定用として、その前部上下に、引掛切欠部23,
24が形成され、前部の高さ方向の略中央部に、
係止孔25が穿けられている。
前カバー30は、第1図に単体形状を示すよう
に、前板15の側面に沿う側面部31と、ボデイ
本体13の正面右側の前部に沿う前面部32とを
有して略L字状をなしている。そしてこの側面部
31には、前板15の側面に固定した上記コネク
タ17に嵌まる位置規制孔33が穿けられ、また
前面部32の端部には、その上下に、引掛切欠部
23,24に係合する引掛縁34,35(下方の
み図示)が設けられ、中央部に、係止孔25に係
止される係止爪36が設けられている。この係止
爪36は一定の弾性変形が可能であり、係止孔2
5に嵌まり込むと、その先端の爪部36aがその
裏面に係止される(第2図参照)。
この前カバー30にはまた、その前面部32の
上下に、それぞれボデイ本体13の上下に固定さ
れる上飾板40と下飾板50によつて覆われる抜
け止め縁37,38(上方のみ図示)が形成され
ている。
なお60は前板15にレンズ着脱マウント16
を固定する前に、前板15の外周に固定される前
飾板である。
上記構成の本固定構造によると、前カバー30
の位置規制孔33をコネクタ17に嵌めることに
より、前カバー30の前後方向の位置が規制され
る。そして位置規制孔33をコネクタ17に嵌め
るのと同時に、引掛縁34,35を引掛切欠部2
3,24に係合させ、さらに係止爪36を弾性変
形させて係止孔25に挿入し、その爪部36aを
係止孔25の裏面に係止すると、前カバー30の
前後方向および左右方向の位置が規制されて固定
作業が終了する。すなわち固定ねじを用いること
なくワンタツチで固定することができる。
なお固定後の前カバー30は、係止爪36また
は前カバー30の全体を撓ませることにより、外
すことができる。
以上の実施例では、前板15の側面に突出する
ソケツト部材として、外部レリーズ用コネクタ1
7を例示したが、これはストロボソケツト等の他
のソケツト部材でもよい。そのソケツト部材の形
状に合わせて位置規制孔33を形成する。また引
掛切欠部23,24と引掛縁34,35の係合関
係は、前カバー30の前後方向の位置を規制する
が、前カバー30はその上下の抜け止め縁37,
38が後に上飾板40と下飾板50によつて係止
されるから、この係合関係を省略することも可能
である。さらに引掛切欠部23,24と係止孔2
5は、鍵へら外装箱21以外のボデイ部品に設け
てもよい。また係止爪36は実質的に前カバー3
0の前後方向の位置も規制するが、少なくとも左
右方向の位置を規制するものであれば、ワンタツ
チ固定の目的を達することができる。
また図示例は、カメラボデイの正面右側の前カ
バーについての実施例であるが、カメラボデイの
形状によつては、正面左側についても同様に適用
できる。
「考案の効果」 以上のように本考案の前カバーの固定構造によ
れば、固定ねじを要することなく、ソケツト部材
と孔との嵌合関係、および係止孔と係止爪の係合
関係によつて、ワンタツチで前カバーの固定がで
きる。よつて組立作業性を向上させ、ひいてはコ
ストの低減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は前
カバーの固定前の分解斜視図、第2図は組立固定
状態の第3図の−線に沿う断面図、第3図は
組立固定状態の斜視図である。 13……ボデイ本体、15……前板、16……
レンズ着脱マウント、16a……固定フランジ、
17……外部レリーズ用コネクタ(コネクタ部
材)、18……裏蓋、23,24……引掛切欠部、
25……係止孔、30……前カバー、31……側
面部、32……前面部、33……位置規制孔、3
4,35……引掛縁、36……係止爪、40……
上飾板、50……下飾板、60……前飾板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ボデイ本体の前面中央に固定される、レンズ
    着脱マウントを有する前板の側面に沿う側面部
    と、ボデイ本体の前面に沿う前面部とを有する
    断面略L字形の前カバーの固定構造において、 前カバーの上記側面部に、前板の側面から突
    出させたコネクタ部材に嵌合して、該前カバー
    の前後位置を規制する位置規制孔を設けるとと
    もに、上記前面部に、ボデイ本体に設けた係止
    孔と係合して、該前カバーの少なくとも左右方
    向の位置を規制する係止爪を設けたことを特徴
    とするカメラの前カバーの固定構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    カバーの上下には、それぞれボデイ本体の上下
    に固定される上飾板と下飾板によつて覆われる
    抜け止め縁が形成されているカメラの前カバー
    の固定構造。
JP269087U 1987-01-12 1987-01-12 Expired JPH0410578Y2 (ja)

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JP269087U JPH0410578Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12

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JP269087U JPH0410578Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12

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JPS63113136U JPS63113136U (ja) 1988-07-21
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JP6960605B2 (ja) * 2018-02-19 2021-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷菓製造装置

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JPS63113136U (ja) 1988-07-21

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