JPH0640216B2 - 発色現像補充液の補充方法 - Google Patents

発色現像補充液の補充方法

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JPH0640216B2
JPH0640216B2 JP58010153A JP1015383A JPH0640216B2 JP H0640216 B2 JPH0640216 B2 JP H0640216B2 JP 58010153 A JP58010153 A JP 58010153A JP 1015383 A JP1015383 A JP 1015383A JP H0640216 B2 JPH0640216 B2 JP H0640216B2
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/29Development processes or agents therefor
    • G03C5/31Regeneration; Replenishers

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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a産業上の利用分野 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料をパラフェニ
レンジアミン系発色現像主薬を含有する発色現像液で処
理する際、表面開口面積の大きい現像浴槽を有する自動
現像液で処理した場合にも発色現像液の空気酸化を防止
し、かつ経時変化による現像写真特性の変化が少ない発
色現像液の補充方法に関する。
b従来技術 一般にカラー写真感光材料は露光後パラフェニレンジア
ミン系発色現像主薬を含有する現像液で処理する発色現
像と漂白、定着または漂白定着および水洗を主とする処
理工程を経て写真画像が出来る。
近年、カラー写真感光材料の処理を迅速化する傾向にあ
り、迅速化のために従来の低温下における処理にかわ
り、高温下(30℃以上)で処理されるようになってきて
いる。また公害負荷を低減するためにハロゲン化銀感光
材料の単位面積当りの補充量が極めて少なくなってい
る。高温下での処理は現像液の空気酸化を促進し、感光
材料への悪影響が大きな問題として新たに提起されてき
ている。
更に補充量の低減がタンク液の更新率の低下を招き、液
の酸化劣化を助長し、蒸発による悪影響をも引き起して
いる。
自動現像機にはロール状のペーパーを長巻のまま連続処
理するロールペーパープロセッサーと呼ばれる処理液量
に対し比較的少ない表面開口面積を有する、いわゆる深
タンク型の自動現像機とローラートランスポートプロセ
ッサーまたはシートプロセッサーと呼ばれる広巾短尺プ
リントを処理するもので処理液量に対し表面開口面積の
大きいいわゆる浅タンク型の自動現像機がある。後者は
特殊自動現像機であるが、通常は同じハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料を処理する限り、同一の発色現像補充液
を使用し、補充量もほぼ同じ量を使用している。このよ
うな場合には後者の表面開口面積の大きい現像浴槽を有
する自動現像機では空気酸化が著しく大きいため、この
影響により写真特性が変化したり、パラフェニレンジア
ミン系発色現像主薬の重合物によるタールが発生し、写
真感光材料に付着し、故障の原因となる。かかる問題を
解決するために表面開口面積の小さい自動現像機で使用
される発色現像補充液を希釈し、多量補充する方法が提
案されている。また別の方法によれば該発色現像補充液
に亜硫酸塩を添加して補充液として使用する方法も提案
されている。
しかしながら、かかる方法では多量にハロゲン化銀写真
感光材料が処理され、常に一定の補充液が補充されてい
る発色現像機では充分効果はあったものの1ケ月当りの
タンク液の更新率(補充液の使用量/タンク液容量が1.
0以下の場合には甚だ不充分であり、空気酸化による写
真特性への影響やタール発生を防止することが出来な
い、補充液に添加する亜硫酸塩を更に増加させる方法
は、空気酸化を防止出来ないばかりか黄色濃度の低下さ
え起ってしまい好ましくない。
タンク液量に対する開口面積の比が小さい通常の自動現
像機用の発色現像補充液を用いて開口面積の比が大きい
自動現像機で問題なく処理出来る補充方法の出現が強く
望まれていた。
c発明の目的 従って、本発明の第1の目的は現像浴槽の液量に対し開
口面積の比が大きい自動現像機で長期にわたって安定な
写真現像特性が得られ、かつタール発生等のみられない
改良された発色現像の補充方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、タンク液量に対し開口面積比の
異なる自動現像機について同一の発色現像補充剤をベー
スに用いて問題なく連続処理出来る発色現像補充液を提
供することにある。
d発明の構成 本発明者等は、かかる目的を達成するために鋭意研究し
た結果、現像浴槽の液容量()に対する表面開口面積
(m2)の比が600分の1以上である発色現像浴にパラフェ
ニレンジアミン系発色現像主薬を含有する補充液を補充
する際に、前記発色現像補充剤に更にヒドロキシルアミ
ン塩に対する亜硫酸塩のモル比が1以下で、かつ前記化
合物の合計が発色現像補充液1当り少なくとも1.0×1
0-2モル以上を添加し補充することにより、この目的が
達成されることを見い出した。
本発明は通常の発色現像液では空気酸化によってヒドロ
キシルアミン塩にくらべ亜硫酸塩の方がより分解し易い
ことが知られているが、自動現像機の現像タンク液量に
対する表面開口面積の比がある値以上になると急激にヒ
ドロキシルアミンの分解が促進され、かつ亜硫酸塩の分
解が著しく大きくなることを見い出したことにより達成
されたものである。
このことは、従来の研究からは全く予想も出来ないこと
であった。
以下、本発明について更に詳細に説明すると、本発明に
用いられるヒドロキシルアミン塩は好ましくはヒドロキ
シルアミンの硫酸塩または塩酸塩として用いられ、亜硫
酸塩は亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウムまたは亜硫酸
を放出する重亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩および重亜硫酸
塩のアルデヒド付加物およびカルボニル付加物が用いら
れる。
本発明に用いられるヒドロキシルアミン塩と亜硫酸塩を
発色現像補充剤に添加剤として添加する量は発色現像補
充液1当り各々1×10-3モル以上、好ましくは3×10
-3モル以上で、各々の合計が1.0×10-2モル以上、好ま
しくは1.5×10-2モル以上が良い。
本発明に用いられるヒドロキシルアミン塩と亜硫酸塩を
発色現像補充剤に添加する方法は、各々液剤または粉体
として添加しても良いし、一方が粉剤、他方が液剤とし
て添加されても良い。好ましくはヒドロキシルアミン塩
は粉剤とし、亜硫酸塩は液剤として添加されるのが好ま
しい。またヒドロキシルアミン塩や亜硫酸塩の他にキレ
ート剤やアルカリ剤、ハロゲン化物を添加しても良い。
キレート剤としては、ポリリン酸塩等のリン酸塩、ニト
リロ三酢酸、1,3−ジアミノ2−プロパノールテトラ
アセティックアシッド等のアミノポリカルボン酸塩、オ
キシカルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−
ジホスホン酸等があげられる。アルカリ剤としては、水
酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、メタホウ酸ナトリ
ウム等を含むことが出来る。ハロゲン化物としては、臭
化カリウム、臭化ナトリウム、塩化カリウム、塩化ナト
リウム等を含むことが出来る。
本発明に用いられるヒドロキシルアミン塩、亜硫酸塩は
同一分包または別分包にしても良く、好ましくは別分包
が良い。またヒドロキシルアミン塩が液剤として用いら
れる時のpHは4.0以下が好ましく、亜硫酸塩はpH10.5以
上の液剤であることが好ましい。
一般的なロール自動現像機の現像浴槽に対する開口面積
比は、およそ800分の1〜1200分の1であり、本発明に
おいて現像浴槽の液容量()に対する開口面積比が60
0分の1以上の自動現像機は通常シート用自動現像機ま
たはローラートランスポートプロセッサーと呼ばれてい
るものであり、該開口面積比は600分の1から350分の1
である。具体的なプロセッサーとしては、例えばノーリ
ツ鋼機製CSR2030,CSR2460,CSR3160,CSR-4470等があ
り、株式会社エフシ製 SRP2080,SRP2680,SRP2014,S
RP2010,SRP4480等があげられる。
本発明に係る発色現像液および発色現像補充剤において
使用する発色現像主薬はp−フェニレンジアミン系の発
色現像主薬であり、例えば4−アミノN,N−ジエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N,N−シエチル
アニリン、4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキ
シエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチ
ル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−
4−アミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミ
ドエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチ
ル−N−β−メトキシエチルアニリン、3−β−メタン
スルホンアミドエチル−4−アミノ−N,N−ジエチル
アニリン、3−メトキシ−4−アミノ−N−エチル−N
−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メトキシ−4−
アミノ−N−エチル−N−β−メトキシエチルアニリ
ン、3−アセトアミド−4−アミノ−N,N−ジエチル
アニリン、4−アミノ−N,N−ジメチルアニリン、N
−エチル−N−β−〔β−(β−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕エチル−3−メチル−4−アミノアニリン、N
−エチル−N−β−(β−メトキシエトキシ)エチル−
3−メチル−4−アミノアニリンやこれらの塩、例えば
硫酸塩、塩酸塩、亜硫酸塩、p−トルエンスルホン酸塩
などである。
これら発色現像主薬は一般に発色現像液および発色現像
補充液1について約1g〜約15gの濃度で使用する。
また、上記発色現像主薬は単独で、あるいは2種以上併
用して、また所望により白黒現像主薬、例えばハイドロ
キノン等と併用して用いても良い。
本発明に係る発色現像液は前述の発色現像主薬の他に、
発色現像液に通常用いられるアルカリ剤、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、硫酸ナトリウム、メタホ
ウ酸ナトリウム、硅砂等を含むことができ、更に種々の
添加剤、例えばベンジルアルコール、ハロゲン化アルカ
リ金属、例えば臭化カリウム等、あるいは現像調節剤と
して例えばシトラジン酸等、保恒剤として亜硫酸等、キ
レート剤としては、ポリリン酸塩等のリン酸塩、ニトリ
ロ三酢酸、1,3−ジアミノ−2−プロパノールテトラ
アセティックアシッド等のアミノポリカルボン酸類、ク
エン酸、グルコン酸等のオキシカルボン酸、1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、アミノトリメ
チレンホスホン酸等を含有しても良い。またこの発色現
像液のpH値は通常約9〜13である。このような発色現像
は反転カラー処理におけるような黒白現像と発色現像と
の組合せも包含する。
本発明に係る発色現像補充液の補充方法には、一定量の
ハロゲン化銀カラー写真感光材料を処理する毎に一定量
の補充剤を加えるという間欠方法と連続的に補充する方
法によって行なわれる。
発色現像補充液の補充量は1m2当り150ml以上の補充液
が加えられるが、補充量が少ない程本発明の効果が大き
い。発色現像補充液のpHは発色現像液のpHを一定に保つ
ために、ある一定のpHに調整されているが、通常10.10
〜10.90である。好ましくはpH10.30〜10.75が良い。
本発明における漂白定着液において使用される漂白剤と
しては、種々のものを使用できるが、例えば有機酸の金
属錯塩は、現像によって生成した金属銀を酸化してハロ
ゲン化銀にかえると同時に発色剤の未発色部を発色させ
る作用を有するもので、その構造はアミノポリカルボン
酸または蓚酸、クエン酸等の有機酸で鉄、コバルト、銅
等の金属イオンを配位したものである。このような有機
酸の金属錯塩を形成するために用いられる最も好ましい
有機酸としては、次の如きものを挙げることができる。
エチレンジアミンテトラ酢酸 ジエチレントリアミンペンタ酢酸 エチレンジアミン−N−(β−オキシエチル)−N,
N′,N′−トリ酢酸 プロピレンジアミンテトラ酢酸 ニトリロトリ酢酸 シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸 イミノジ酢酸 ジヒドロキシエチルグリシン エチルエーテルジアミンテトラ酢酸 グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸 エチレンジアミンテトラプロピオン酸 フェニレンジアミンテトラ酢酸 エチレンジアミンテトラ酢酸ジナトリウム塩 エチレンジアミンテトラ酢酸テトラ(トリメチルアンモ
ニウム)塩 エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム塩 ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタナトリウム塩 エチレンジアミン−N−(β−オキシエチル)−N,
N′,N′−トリ酢酸ナトリウム塩 プロピレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム塩 本発明における漂白定着液としては、前記の如き有機酸
の金属錯塩(例えば鉄錯塩)を漂白剤として含有すると
ともにチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオ尿素類等のハ
ロゲン化銀定着剤を含有する組成の液が適用される。ま
た、漂白剤と前記のハロゲン化銀定着剤の他に臭化カリ
ウムの如きハロゲン化合物を少量添加した組成からなる
漂白定着液、あるいは逆に臭化カリウムの如きハロゲン
化合物を多量に添加した組成からなる漂白定着液、さら
には漂白剤と多量の臭化カリウムの如きハロゲン化合物
との組合せからなる組成の特殊な漂白定着液等も用いる
ことができる。前記のハロゲン化合物としては臭化カリ
ウムの他に塩化水素酸、臭化水素酸、臭化リチウム、臭
化ナトリウム、臭化アンモニウム、沃化カリウム、沃化
アンモニウム等も使用することができる。
漂白定着液に含ませるハロゲン化銀定着剤としては通常
の定着処理に用いられるようなハロゲン化銀と反応して
水溶性の錯塩を形成する化合物、例えばチオ硫酸カリウ
ム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムの如き
チオ硫酸塩、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナト
リウム、チオシアン酸アンモニウムの如きチオシアン酸
塩、あるいはチオ尿素、チオエーテル高濃度の臭化物、
ヨウ化物等がその代表的なものである。
なお、漂白定着液には硼酸、硼砂、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウ
ム、水酸化アンモニウム等の各種の塩からなるpH緩衝剤
を単独で、あるいは2種以上組合せて含有せしめること
ができる。さらにまた各種の消泡剤あるいは界面活性剤
を含有せしめることもできる。また、ヒドロキシルアミ
ン、ヒドラジン、アルデヒド化合物の重亜硫酸付加物等
の保恒剤、アミノポリカルボン酸等の有機キレート化
剤、あるいはニトロアルコール硝酸塩等の一種の安定
剤、メタノール、ジメチル−フォルムアミド、ジメチル
スルフォキシド等の有機溶媒等を適宜含有せしめること
ができる。
これらの発色現像、漂白定着の処理は必ずしも連続して
行われる必要はなく、各処理の前後に他の処理、例えば
硬膜、停止、中和、水洗、安定等を行なうこともでき
る。
本発明に係るカラー写真用発色現像浴を使用するハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料は、紙、合成樹脂フィルム
(セルロースアセテートフィルム、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム等の通常のフィルム)、ガラス板等の
支持体上にディップ法、エアーナイフ法等によって塗布
された少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層からなり、
該乳剤層は塩化銀、沃臭化銀の如き感光性ハロゲン化銀
を蛋白質(ゼラチン、コロイド状アルブミン、カゼイン
等)、セルロース誘導体、ポリサッカライド、親水性合
成コロイド等の一般に知られる親水性コロイドバインダ
ーに分散して製造される。これらハロゲン化銀乳剤は通
常の方法によって水溶性銀塩と水溶性ハロゲン化物とを
水および親水性コロイドの存在下で混合することにより
製造され、熟成される。これら乳剤中には、製造中また
は塗布直前に増感色素、安定剤、硬膜剤、塗布助剤等の
通常の写真用添加剤を加えることができる。また該乳剤
は通常は3層(青感性乳剤層、緑感性乳剤層および赤感
性乳剤層)から成るもので夫々の感光性乳剤層は必要に
応じて2層以上に分けられることもあり、夫々の感光性
乳剤層中には特公昭46−22514号、特公昭53−7344号公
報等に記載される通常のカプラーを添加することができ
る。
本発明は、カラーネガフイルム、カラーペーパー、カラ
ーポジフイルム、スライド用カラー反転フイルム、映画
用カラー反転フイルム、TV用カラーフイルム、反転カ
ラーペーパー等の一般のハロゲン化銀カラー写真感光材
料のいずれの処理にも適用できる。
以下実施例によつて、本発明の詳細を説明するが本発明
の実施態用はこれによつて限定されるものではない。
実施例(1) サクラカラーペーパーを小西六写真工業株式会社製サク
ラカラープリント5NS型にて露光後、表−1に示した開
口面積比を有する自動現像機にて処理した。その際表
(1)に示す発色現像補充液添加剤を加えた発色現像補充
液を連続補充しながら1ケ月当りの更新率(補充液の使
用量/タンク液容量)が0.7および3.0になるようにラン
ニング処理し、発色現像液中の更に発色現像主薬の重合
によるハーリング度およびマゼンタステインの発生度
(緑色最低濃度)を観察した。
前記処理工程のうち、発色現像および漂白定着にはそれ
ぞれ発色現像補充液および漂白定着補充液を試料が1m2
処理されるごとに各々325mlの割合で連続的に補充し
た。使用した発色現像補充液および発色現像液は次のと
うりである。
〔発色現像補充液〕
ベンジルアルコール 20 ml エチレングリコール 20 ml 注(1) トリアジルスチルベン系 螢光増白剤 2.0g ヒドロキシアミン硫酸塩 4.0g 3−メチル−4アミノ−N−エチル −N−(β−メタンスルホンアミド エチル)アニリン硫酸塩 7.0g 炭酸カリウム 30 g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1 −ジホスホン酸 (60%溶液) 1.1ml 亜硫酸カリウム(50%溶液) 5 ml 水酸化カリウム 3.0g 水にて 1000mlに仕上げる 全量を1に仕上げた後、水酸化カリウムを適宜添加し
てpH10.40になるように調整する。
発色現像液………前記発色現像補充液800mlに下記発色
現像スターターを添加し、水を加えて1とすればpH1
0.20の発色現像液1ができ、処理に必要な量を適宜作
成し使用した。
〔発色現像スターター〕
炭酸カリウム 2.2g 炭酸水素カリウム 3.4g 臭化カリウム 0.64g 塩化カリウム 0.50g 使用した漂白定着液および漂白定着補充液は、次の通り
である。
〔漂白定着液および漂白定着補充液〕 エチレンジアミン四酢酸鉄(III)錯塩 70 g エチレンジアミン四酢酸 20 g 亜硫酸アンモニウム(50%溶液) 30 ml チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) 140 ml アンモニア水(28%溶液) 30 ml 水にて 1000mlに仕上げる アンモニア水または酢酸にてpH6.5になるように、また
全量が1になるように仕上げる。
〔発色現像補充剤添加剤〕
注(1) トリアジルスチルベン系螢光増白剤 基準処理NO(1)は通常の発色現像液を用いて補充した場
合であるが、更新率が低い場合多量のタールが発生す
る。自現表面開口面積比が大きい処理NO(2)は多量のタ
ールの発生以外に緑色最低濃度(以下マゼンタステイン
と呼ぶ)が高く、青色最大濃度も大きくなる。このよう
に自現表面開口面積比が大きくなるとマゼンタステイン
の発生や青色濃度の変化が生じる。このような問題を解
決するために亜硫酸塩のみの添加(処理NO3)では前記
問題が全く解決されないばかりか、処理NO8にみられる
ように更新率が高くなると青色最大濃度の低下をきたす
等の問題が生じる。このような傾向は更新率が高く、自
現表面開口面積が少ない処理NO9のように亜硫酸カリウ
ムの他にヒドロキシルアミンを加えた場合および比率を
かえた場合でも青色最大濃度の低下が生じる。
本発明の処理NO(5)〜(7)においては基準処理に比べ自現
表面開口面積比が高くても前記した問題は全くみられ
ず、安定した写真特性を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像浴槽の液容量()に対する表面開口
    面積(m2)の比が600分の1以上である発色現像浴にパラ
    フェニレンジアミン系発色現像主薬を含有する発色現像
    液の補充液を補充する方法において、発色現像補充液に
    更にヒドロキシルアミン塩に対する亜硫酸塩のモル比が
    1以下で、かつ前記化合物の合計が発色現像補充液1
    当り少なくとも1.0×10-2モル以上を添加して補充する
    ことを特徴とする発色現像補充液の補充方法。
JP58010153A 1983-01-24 1983-01-24 発色現像補充液の補充方法 Expired - Lifetime JPH0640216B2 (ja)

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JPS55113045A (en) * 1979-02-23 1980-09-01 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Color developing method for color photographic material
JPS5674247A (en) * 1979-11-22 1981-06-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Method for continuously processing silver halide photographic material

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JPS59135464A (ja) 1984-08-03

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