JPH0640100A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0640100A
JPH0640100A JP4195381A JP19538192A JPH0640100A JP H0640100 A JPH0640100 A JP H0640100A JP 4195381 A JP4195381 A JP 4195381A JP 19538192 A JP19538192 A JP 19538192A JP H0640100 A JPH0640100 A JP H0640100A
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JP
Japan
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gear
paper
motor
rotated
feed roller
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JP4195381A
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Inventor
Shinya Nakamura
信也 中村
Yoshiaki Tanaka
芳明 田中
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型化およびコスト低減を図る。 【構成】用紙トレイ(11)を待機位置より所定角度だ
け回動させて当該用紙トレイ(11)内の用紙をフィー
ドローラ(21)に当接セット可能な用紙セット機構
(10)と、フィードローラ(21)を含み用紙を印字
ヘッド方向に給送する給紙機構(20)と、両機構(1
0,20)を1台のモータ(51)を正逆回転させるこ
とにより駆動可能に形成された駆動歯車機構(50)
と、駆動歯車機構(50)のモータ(51)を所定の手
順で正回転および逆回転させる駆動制御手段(70)
と、を備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タ等のプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インクジェットプリンタとし
て、用紙トレイを支点を中心として回動させることによ
り当該トレイ内の用紙をフィードローラに当接させ,当
該ローラの回転摩擦力等を利用して印字ヘッド(インク
ジェットヘッド)へ給送して印字するものが従来より知
られている。
【0003】かかるインクジェットプリンタの概略構成
を図6に示す。図において、1はプリンタ本体,3は印
字ヘッド(インクジェットヘッド)である。また、10
は用紙セット機構,20は給紙機構である。
【0004】用紙セット機構10は、プリンタ本体1に
支点12を中心として回動可能に設けられ複数枚の用紙
を収容可能な用紙トレイ11を有し、この用紙トレイ1
1を図6に示す待機位置より所定角度だけ矢印方向に回
動させて当該トレイ11内の用紙をフィードローラ21
に当接セット可能に形成されている。
【0005】具体的には、用紙セット機構10は、用紙
トレイ11の他、用紙トレイ11内に収容された最上位
の用紙がフィードローラ21に当接するように当該トレ
イ11をフィードローラ21に向けて付勢するバネ13
と,所定方向(例えば時計回り方向)に回動されること
によりバネ13の付勢力に抗して用紙トレイ11をカム
接触面11cを介して押圧してフィードローラ21から
離隔する方向に回動させるカム体14とを含み構成され
ている。この用紙セット機構10は、図7に示す用紙セ
ット用駆動機構30によって駆動される。用紙セット用
駆動機構30は、用紙セット用モータ31,用紙セット
用モータ31の回転動力をカム体14に伝達して図中時
計回り方向に回転させる歯車列(ピニオンギヤ32,カ
ムギヤ33)を含み構成されている。
【0006】しかして、用紙セット用駆動機構30を用
いてカム体14を時計回り方向に所定角度だけ回動させ
ることにより、用紙トレイ11内の用紙をフィードロー
ラ21に離隔・当接させることができる。なお、カム体
14の位置は、カムセンサー(図示省略)によって検出
され、該検出結果に基づき用紙トレイ11の位置が判別
可能な構成とされている。
【0007】また、給紙機構20は、用紙を印字ヘッド
(3)へ給送する手段である。具体的には、給紙機構2
0は、図6に示す如く、フィードローラ21と,このフ
ィードローラ21に用紙を押圧するリーフプレート23
とを含み構成されている。この給紙機構20は、図7に
示す給紙用駆動歯車機構40によって駆動される。給紙
用駆動歯車機構40は、給紙用モータ41と,この給紙
用モータ41の回転動力をフィードローラ21に伝達す
る歯車列(ピニオンギヤ42,中間ギヤ43,44,4
5,従動ギヤ46)を含み構成されている。
【0008】しかして、図8に示す如く、用紙セット状
態(用紙トレイ11内の最上位の用紙がフィードローラ
21に当接した状態)において、給紙用駆動歯車機構4
0の給紙用モータ41を回転駆動してフィードローラ2
1を時計回り方向に回動させれば、最上位用紙は当該ロ
ーラ21によって送り付勢されてインクジェットヘッド
3へ給送される。
【0009】なお、用紙トレイ11から送り出された用
紙の先端がリーフプレート23に到達後、用紙セット用
モータ31を回転駆動して用紙トレイ11を下方へ回動
させ図6に示す待機位置に位置決めする。リーフプレー
ト23とフィードローラ21とに挟持された用紙はイン
クジェットヘッド3へ送られて印字された後排紙ローラ
5と拍車6とにより用紙受け部7へ排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、イン
クジェットプリンタにおいては、より一層の利用分野の
拡大を図るために小型化が強く要請されている。そのた
め、大型構成要素である用紙セット用駆動機構30およ
び給紙用駆動歯車機構40の小型化が試みられていると
ともにレイアウト等を工夫して設置スペースの節約も図
られているが、それにも限度があり小型化要請に十分に
応じられない欠点を有している。
【0011】本発明の目的は、上記事情に鑑み、小型化
およびコスト低減を図ることができるプリンタを提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ
は、本体に支点を中心として回動可能に設けられ複数枚
の用紙を収容可能な用紙トレイを有し、この用紙トレイ
を待機位置より所定角度だけ回動させて当該用紙トレイ
内の用紙をフィードローラに当接セット可能な用紙セッ
ト機構と、フィードローラを含み用紙を印字ヘッド方向
に給送する給紙機構と、用紙セット機構および給紙機構
を1台のモータを正逆回転させることにより駆動可能に
形成された駆動歯車機構と、駆動歯車機構のモータを所
定の手順で正回転および逆回転させる駆動制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成による本発明では、駆動制御手段によ
り駆動歯車機構の1台のモータが例えば正回転される
と、用紙セット機構が作動されて、用紙トレイ内の用紙
がフィードローラに当接セットされる。次に、その状態
で上記モータが逆回転されると、給紙機構が作動されて
フィードローラが回転される。これにより、フィードロ
ーラと当接した用紙が印字ヘッド方向に給送される。
【0014】このように、1台のモータで用紙セットと
給紙とを所定の手順で行うことができ、2台のモータを
用いて両動作を行っていた従来プリンタよりも大幅に小
型化を図ることができる。また、モータが1台で済むの
でコスト低減を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)本プリンタは、インクジェット方式とさ
れており、図1に示す如く、プリンタ本体1,印字ヘッ
ド(インクジェットヘッド3),用紙セット機構10,
給紙機構20,両機構(10,20)を1台のモータ5
1を正逆回転させることにより駆動可能に形成された駆
動歯車機構50ならびに駆動歯車機構50のモータ51
を所定の手順で正逆回転させる駆動制御手段70を含み
構成されている。なお、図6との共通部分については同
一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0016】ここで、本実施例においては、駆動歯車機
構50は、図2に示す如く、モータ51と,モータ51
の回転軸に装着されたピニオンギヤ52と,用紙セット
機構10のカム体14に常時接続された用紙セット機構
側ギヤ部(カムギヤ53,中間ギヤ54),給紙機構2
0のフィードローラ21に常時接続された給紙機構側ギ
ヤ部(給紙用ギヤ55)と,モータ51の正方向回転時
(ピニオンギヤ52の図2中時計回り方向回転時)には
ピニオンギヤ52と用紙セット機構側ギヤ部(53,5
4)とを接続してカム体14にモータ51の回転動力を
伝達しかつモータ51の逆方向回転時(ピニオンギヤ5
2の図2中反時計回り方向回転時)にはピニオンギヤ5
2と給紙機構側ギヤ部(55)とを接続してフィードロ
ーラ21にモータ51の回転動力を伝達する選択動力伝
達部61とを含み構成されている。
【0017】より具体的には、用紙セット機構側ギヤ部
のカムギヤ53は、カム体14に同心となるように固着
されており、中間ギヤ54はカムギヤ53に常時定位置
で回転自在に噛合されている。また、給紙機構側ギヤ部
の給紙用ギヤ55は、フィードローラ21に同心となる
ように固着されている。また、選択動力伝達部61は、
ピニオンギヤ52と常時連結される太陽ギヤ62と,こ
の太陽ギヤ62と同じ軸線62aを中心として揺動可能
に支持されかつ当該太陽ギヤ62の回転力を利用して同
一回転方向に付勢されるように設けられた揺動体63
と,この揺動体63の先端部に太陽ギア62と噛合する
ように回転支持された遊星ギヤ64とを含み構成されて
いる。太陽ギヤ62は、ピニオンギヤ52と噛合する大
ギヤと,遊星ギヤ64と噛合する小ギヤとを有するダブ
ルギヤである。
【0018】しかして、モータ51を正方向回転してピ
ニオンギヤ52を時計回り方向に回転させると、選択動
力伝達部61の太陽ギヤ62は反時計回り方向に回転す
る。これにより、揺動体63は、反時計回り方向に揺動
して遊星ギヤ64は用紙セット機構側ギヤ部の中間ギヤ
54と噛合する。その結果、カム体14には、モータ5
1の回転動力が伝達され図2中時計回り方向に回転され
る。また、モータ51を逆方向回転してピニオンギヤ5
2を図2中反時計回り方向に回転させると、太陽ギヤ6
2は時計回り方向に回転する。これにより、揺動体63
は、時計回り方向に揺動して遊星ギヤ64は給紙用ギヤ
55と噛合する。その結果、フィードローラ21には、
モータ51の回転動力が伝達され図中時計回り方向に回
転する。
【0019】また、本実施例では、駆動制御手段70
は、本プリンタ全体を駆動制御する制御装置(図示省
略)の一部機能を利用して構成されている。
【0020】なお、駆動歯車機構50の選択動力伝達部
61を、図3に示す如く、太陽ギヤ62と,この太陽ギ
ヤ62と同じ軸線62aを中心として揺動可能に支持さ
れかつ当該太陽ギヤ62の回転力を利用して同一回転方
向に付勢されるように設けられた揺動体63′と,この
揺動体63′の各端部に太陽ギヤ62と噛合するように
回転支持された遊星ギヤ64E,64Fとを含み構成し
てもよい。
【0021】かかる構成により、モータ51を正方向回
転してピニオンギヤ52を時計回り方向に回転させる
と、太陽ギヤ62は反時計回り方向に回転する。これに
より、揺動体63′は反時計回り方向に揺動して、遊星
ギヤ64Eは給紙用ギヤ55より離れるとともに遊星ギ
ヤ64Fは中間ギヤ54と噛合する。その結果、カム体
14には、モータ51の回転動力が伝達され時計回り方
向に回動される。
【0022】また、モータ51を逆回転してピニオンギ
ヤ52を反時計回り方向に回転させると、揺動体63′
が時計回り方向に揺動して遊星ギヤ64Eは給紙用ギヤ
55と噛合するとともに,遊星ギヤ64Fは中間ギヤ5
4より離隔される。その結果、フィードローラ21に、
モータ51の回転動力が伝達され時計回り方向に回動さ
れる。
【0023】このような選択動力伝達部61を用いるこ
とにより、1台のモータ51により用紙セット機構10
および給紙機構20を選択的に駆動することができ小型
化およびコスト低減を達成することができるとともに、
揺動体63′の揺動量が揺動体63を使用したものより
も大幅に減少するので、迅速に回転動力の伝達遮断を行
うことができる。
【0024】次に、作用について説明する。駆動制御手
段70により駆動歯車機構50のモータ51が正回転さ
れると、用紙セット機構10のカム体14が回動され
て、用紙トレイ11内の用紙がフィードローラ21に当
接セットされる。次に、その状態で上記モータ51が逆
回転されると、給紙機構20のフィードローラ21が回
転される。これにより、フィードローラ21と当接した
用紙がインクジェットヘッド3方向に給送される。
【0025】なお、給送された用紙の先端がリーフプレ
ート23に到達したところで、モータ51を正方向回転
してカム体14を時計回り方向に回動すると、用紙トレ
イ11はカム接触面11cを介して押圧されて下方へ回
動され待機位置に位置決めされる。リーフプレート23
とフィードローラ21とに挟持された用紙はインクジェ
ットヘッド3へ送られて印字された後排紙ローラ5と拍
車6とにより用紙受け部7へ排出される。
【0026】このように、1台のモータ51で用紙セッ
トと給紙とを所定の手順で行うことができ、2台のモー
タ(31,41)を用いて両動作を行っていた従来プリ
ンタよりも大幅に小型化を図ることができる。また、モ
ータが1台で済むのでコスト低減も図ることができる。
【0027】(第2実施例)本第2実施例に係るインク
ジェットプリンタは、駆動歯車機構50の選択動力伝達
部61が、図4に示す如く、2個のワンウェイギヤ(6
5,66)を用いて構成されたことを特徴とする。な
お、選択動力伝達部61を除いた各構成部品(用紙セッ
ト機構10,給紙機構20等)は、第1実施例の各対応
構成部品(用紙セット機構10,給紙機構20等)と同
一構成であるので、その詳細説明は省略する。
【0028】ここで、選択動力伝達部61は、太陽ギヤ
62と,この太陽ギヤ62と給紙用ギヤ55とを連結す
る給紙用ワンウェイギヤ65と,太陽ギヤ62と中間ギ
ヤ54とを連結する用紙セット用ワンウェイギヤ66と
を含み構成されている。
【0029】ここで、給紙用ワンウェイギヤ65は、太
陽ギヤ62が図4中時計回り方向に回転したときのみ給
紙用ギヤ55に回転動力を伝達し,反時計回り方向に回
転したときには給紙用ギヤ55に回転動力を伝達しない
ように形成されている。より具体的には、給紙用ワンウ
ェイギヤ65は、支軸65cに装着された同径の2つの
ギヤ65a,65bより形成されており、ギヤ65aは
太陽ギヤ62の小ギヤと噛合しかつギヤ65bは給紙用
ギヤ55と噛合されている。そして、ギヤ65aは、太
陽ギヤ62が図4中時計回り方向に回転したときには支
軸65cにロックされてギヤ65bと同期的に回転す
る。これにより、給紙用ギヤ55は図4中時計回り方向
に回転される。また、ギヤ65aは、太陽ギヤ62が図
4中反時計回り方向に回転したときには支軸65cとの
ロックが解除され空回りするるので、給紙用ギヤ55に
は回転動力は伝達されず回転停止する。
【0030】また、用紙セット用ワンウェイギヤ66
は、太陽ギヤ62が反時計回り方向に回転したときのみ
中間ギヤ54に回転動力を伝達し,時計回り方向に回転
したときには中間ギヤ54に回転動力を伝達しないよう
に形成されている。より具体的には、用紙セット用ワン
ウェイギヤ66は、支軸66cに装着された2つのギヤ
66a,66bより形成されており、ギヤ66aは太陽
ギヤ62の小ギヤと噛合しかつギヤ66bは中間ギヤ5
4と噛合されている。そして、ギヤ66aは、太陽ギヤ
62が図4中反時計回り方向に回転したときには支軸6
6cにロックされてギヤ66bと同期的に回転する。こ
れにより、カム体14は図4中時計回り方向に回転され
る。また、ギヤ66aは、太陽ギヤ62が図4中時計回
り方向に回転したときには支軸66cとのロックが解除
され空回りするので、中間ギヤ54には回転動力は伝達
されずカム体14は回転停止する。
【0031】しかして、モータ51を正方向回転させる
と、選択動力伝達部61の太陽ギヤ62はピニオンギヤ
52を介して反時計回り方向に回転する。これにより、
カム体14にモータ51の回転動力が伝達され図4中時
計回り方向に回転される。また、モータ51を逆方向回
転させると、太陽ギヤ62は時計回り方向に回転する。
これにより、フィードローラ21にモータ51の回転動
力が伝達され図1中時計回り方向に回転される。
【0032】したがって、第1実施例と同様に、1台の
モータ51で、用紙セットと給紙とを所定の手順で行う
ことができ、小型化およびコスト低減を図ることができ
る。また、選択動力伝達部61を2個のワンウェイギヤ
(65,66)を用いて構成したので、一段と正確にフ
ィードローラ21の回転数制御および用紙トレイ11の
位置制御を行えるとともに、用紙セット機構10および
給紙機構20の動力伝達切換を迅速に行うことができ
る。したがって、印字高速化に対応できる。
【0033】(第3実施例)第3実施例に係るインクジ
ェットプリンタは、駆動歯車機構50の選択動力伝達部
61を1個のワンウェイギヤ(本実施例では第2実施例
の給紙用ワンウェイギヤ65と同一構成のワンウェイギ
ヤ)と1つの遊星ギヤ機構とで構成したことを特徴とす
る。
【0034】なお、選択動力伝達部61を除いた各構成
部品(用紙セット機構10,給紙機構20等)は、第1
実施例の各対応構成部品(用紙セット機構10,給紙機
構20等)と同一構成であるので、その詳細説明は省略
する。
【0035】すなわち、選択動力伝達部61は、図5に
示す如く、太陽ギヤ62と,この太陽ギヤ62と給紙用
ギヤ55とを連結する給紙用ワンウェイギヤ65と,太
陽ギヤ62と同じ軸線62aを中心として揺動可能に支
持されかつ当該太陽ギヤ62の回転方向と同一方向に付
勢されるように設けられた揺動体63Bと,この揺動体
63Bの一端部に太陽ギヤ62と噛合するように回転支
持された遊星ギヤ64Aと,揺動体63Bが時計回り方
向に所定角度量を越えて回動するのを規制するストッパ
69とを含み構成されている。
【0036】かかる構成により、モータ51を正方向回
転させると、選択動力伝達部61の太陽ギヤ62はピニ
オンギヤ52を介して反時計回り方向に回転する。これ
により、遊星ギヤ機構(62,63B,64A,69
等)を介してカム体14にモータ51の回転動力が伝達
され図4中時計回り方向に回転される。また、モータ5
1を逆方向回転させると、太陽ギヤ62は時計回り方向
に回転する。これにより、給紙用ワンウェイギヤ65を
介してフィードローラ21にモータ51の回転動力が伝
達され図1中時計回り方向に回転される。
【0037】したがって、第1,2実施例と同様に、1
台のモータ51で、用紙セットと給紙とを所定の手順で
行うことができ、小型化およびコスト低減を図ることが
できる。また、選択動力伝達部61を1個のワンウェイ
ギヤ(65)と1つの遊星ギヤ機構(62,63B,6
4A,69等)を用いて構成したので、用紙セット機構
10および給紙機構20の動力伝達切換を迅速に行うこ
とができる。
【0038】なお、上記第3実施例においては、用紙セ
ット機構10のカム体14への動力の伝達・遮断を遊星
ギヤ機構(62,63B,64A,69等)を用いて行
い、給紙機構20のフィードローラ21への動力の伝達
・遮断をワンウェイギヤ65を用いて行う構成とした
が、反対にカム体14への動力の伝達・遮断をワンウェ
イギヤ(65)で行い、フィードローラ21への動力の
伝達・遮断を遊星ギヤ機構(62,63B,64A,6
9等)と同一構成のギヤ機構を用いて行ってもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、駆動制御手段および駆
動歯車機構を用いて用紙セットと給紙とを1台のモータ
で行う構成としたので、小型化を図ることができる。ま
た、コスト低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明するための図であ
る。
【図2】第1実施例の駆動歯車機構を説明するための図
である。
【図3】第1実施例の選択動力伝達部の変形例を説明す
るための図である。
【図4】本発明の第2実施例の要部である駆動歯車機構
を説明するための図である。
【図5】本発明の第3実施例の要部である駆動歯車機構
を説明するための図である。
【図6】従来のインクジェットプリンタの概略構成を説
明するための図である。
【図7】従来のインクジェットプリンタの用紙セット用
駆動機構および給紙用駆動歯車機構を説明するための図
である。
【図8】従来のインクジェットプリンタの用紙セット動
作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 プリンタ本体(本体) 10 用紙セット機構 11 用紙トレイ 20 給紙機構 21 フィードローラ 50 駆動歯車機構 51 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に支点を中心として回動可能に設け
    られ複数枚の用紙を収容可能な用紙トレイを有し、この
    用紙トレイを待機位置より所定角度だけ回動させて当該
    用紙トレイ内の用紙をフィードローラに当接セット可能
    な用紙セット機構と、 フィードローラを含み用紙を印字ヘッド方向に給送する
    給紙機構と、 用紙セット機構および給紙機構を1台のモータを正逆回
    転させることにより駆動可能に形成された駆動歯車機構
    と、 駆動歯車機構のモータを所定の手順で正回転および逆回
    転させる駆動制御手段と、 を備えてなるプリンタ。
JP4195381A 1992-07-22 1992-07-22 プリンタ Pending JPH0640100A (ja)

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JP4195381A JPH0640100A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 プリンタ
EP93305767A EP0580431B1 (en) 1992-07-22 1993-07-22 Paper feeding apparatus for printer
KR1019930013889A KR970003653B1 (ko) 1992-07-22 1993-07-22 프린터의 급지장치
DE69307040T DE69307040T2 (de) 1992-07-22 1993-07-22 Papiervorschubapparat für Drucker
US08/094,899 US5419543A (en) 1992-07-22 1993-07-22 Paper feeding apparatus for printer

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105045062A (zh) * 2015-08-25 2015-11-11 珠海奔图电子有限公司 驱动系统及图像形成装置
CN106183468A (zh) * 2014-08-14 2016-12-07 阿尔卑斯电气株式会社 图像形成装置

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US10061256B2 (en) 2015-08-25 2018-08-28 Zhuhai Seine Technology Co., Ltd. Driving system and image forming apparatus

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