JP2634720B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2634720B2
JP2634720B2 JP29698791A JP29698791A JP2634720B2 JP 2634720 B2 JP2634720 B2 JP 2634720B2 JP 29698791 A JP29698791 A JP 29698791A JP 29698791 A JP29698791 A JP 29698791A JP 2634720 B2 JP2634720 B2 JP 2634720B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタとして、用紙トレイ
を支点を中心として回動させることにより当該トレイ内
の用紙をフィードローラに当接させ,当該ローラの回転
摩擦力等を利用して印字部へ給送して印字するものが知
られている。
【0003】かかるプリンタの概略構成を図6〜図9に
示す。
【0004】これらの図において、1はプリンタの本
体,2は印字部(例えば印字ヘッド3,印台4)であ
る。また、10は用紙セット機構である。
【0005】用紙セット機構10は、本体1に支点12
を中心として回動可能に設けられた用紙トレイ11と,
この用紙トレイ11内に収容された最上位の用紙を後述
するフィードローラ21に当接するように当該トレイ1
1を付勢するバネ13と,所定方向(例えば時計回り方
向)に回動されることによりバネ13の付勢力に抗して
用紙トレイ11をフィードローラ21から離隔する方向
に回動させるカム体14とを含み構成されている。した
がって、カム体14を時計回り方向に回動させることに
より,用紙トレイ11内の用紙をフィードローラ21に
離隔・当接させることができる。
【0006】また、20は給紙機構で,用紙を印字部2
方向に給送する手段である。具体的には、給紙機構20
は、フィードローラ21と,フィードローラ21の外周
面と一定の隙間をあけて配設された用紙ガイド22と,
本体1に支点24を介して回転支持されスプリング25
によりフィードローラ21に向けて付勢されたリーフプ
レート23とを含み構成されている。
【0007】しかして、用紙セット状態(用紙トレイ1
1内の最上位の用紙がフィードローラ21に当接した状
態)において,フィードローラ21を時計回り方向に回
動させれば、用紙トレイ11内の最上位用紙を印字部2
へ給送できる。また、改行はフィードローラ21を所定
角度だけ回動することにより行われる。
【0008】ところで、本出願人は、現今のプリンタの
小型化およびコスト低減化要請に応じるために,1台の
モータで前記各機構10,20を駆動可能な駆動歯車機
構30Aを備えたプリンタを先に提案している。
【0009】かかる、駆動歯車機構30Aは、図8に示
す如く,モータ31に例えばピニオン32を介して常時
連結される太陽歯車33と,カム体14に固着された従
動歯車39と,この従動歯車39に常時連結された中間
歯車35Aと,太陽歯車33と同じ軸線33aを中心と
して揺動可能に支持されかつ当該太陽歯車33の回転方
向によって一方,他方方向(矢印E,F方向)に揺動さ
れるように設けられた揺動体41と,この揺動体41の
一方端部に太陽歯車33と噛合しかつ当該太陽歯車33
の正方向回転時に中間歯車35Aと噛合するように回転
支持された遊星歯車34と,太陽歯車33の逆方向回転
時に当該太陽歯車33からの回転動力を給紙機構20に
伝達する給紙用歯車38とを含み構成されている。ここ
では、給紙用歯車38は、モータ31が正転(図8中時
計回り方向回転)するときのみ回転する1方向歯車とさ
れており,フィードローラ21を時計回り方向に回動さ
せる。また、上記した太陽歯車33には、トグルプレー
ト42が取り付けられている。なお、45は揺動体41
係止用のストッパである。
【0010】したがって、モータ31を正転させて太陽
歯車33を正方向回転(反時計回り方向に回転)させる
と,揺動体41が軸線33aを中心として一方方向(矢
印E方向)に揺動して遊星歯車34は中間歯車35に噛
合する。これにより、カム体14は、ピニオン32およ
び各歯車33,34,35A,39を介して,モータ3
1によって時計回り方向に回動される。この際、給紙用
歯車38は回転せず給紙機構20は駆動されない。
【0011】ここで、カム体14が、例えば図7に示す
位置より時計回り方向に1回転すると,用紙トレイ11
は収容した最上位の用紙がフィードローラ21に当接し
た位置(用紙トレイON位置P2)から図6に示す如く
当該ローラ21より最も離れた位置(用紙トレイOFF
位置P1)まで回動した後,今度はフィードローラ21
に向けて逆方向に回動して用紙トレイON位置P2に位
置決めされる。
【0012】また、モータ31を逆転(反時計回り方向
に回転)させると、揺動体41が他方方向(矢印F方
向)に揺動して遊星歯車34は中間歯車35より離隔さ
れる。したがって、カム体14は停止される。一方、給
紙用歯車38は、ピニオン32および太陽歯車33を介
して反時計回り方向に回動され給紙機構20のフィード
ローラ21が時計回り方向に回動駆動される。
【0013】すなわち、1台のモータ31を正転させる
と用紙セット機構10が作動し,逆転させると給紙機構
20が作動する構成とされている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したプ
リンタにおいて、モータ31を正転させてカム体14を
時計回り方向に回動させた場合,用紙トレイ11が用紙
トレイOFF位置P1に達するまでは、カム体14はバ
ネ13の付勢力に抗して回動するが,当該トレイ11が
用紙トレイOFF位置P1より用紙トレイON位置P2
へ向かうときにはバネ13に付勢されて回動することに
なる。そのため、カム体14の回動速度が増大するとと
もに,中間歯車35も従動歯車39を介して増速され
る。すると、遊星歯車34は、中間歯車35より他方方
向(矢印F方向)に付勢されるようになるため,当該中
間歯車35と正常に噛合しなくなりモータ31からの動
力が伝達されなくなってしまうことがある。
【0015】かかる事態が発生すると、用紙トレイ11
が用紙トレイOFF位置P1から用紙トレイON位置P
2へ抵抗が極端に少なくなった状態で回動されることに
なり,当該回動量が大である場合には当該トレイ11内
の最上位の用紙がフィードローラ21と勢いよく当接し
て騒音が発生するおそれがある。
【0016】また、遊星歯車34が中間歯車35より離
れる際に両歯車34,35の各歯先は接触するため早期
に摩耗するおそれがある。
【0017】本発明の目的は、上記事情に鑑み,小型化
を図りつつ用紙トレイに収容された用紙がフィードロー
ラと当接する際に騒音が発生するのを効果的に防止する
ことができ,かつ遊星歯車と中間歯車とが早期に摩耗す
るのを防止することができるプリンタを提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体に支点を
中心として回動可能に設けられた用紙トレイと,この用
紙トレイ内に収容された最上位の用紙をフィードローラ
に当接するように当該用紙トレイを付勢するバネと,所
定方向に回転されることにより前記バネの付勢力に抗し
て前記用紙トレイを前記フィードローラから離隔する方
向に回動させるカム体とを含み構成された用紙セット機
構と、前記フィードローラを含み用紙を印字部方向に給
送する給紙機構と、前記用紙セット機構および前記給紙
機構を1台のモータを正逆回転させることにより駆動可
能に形成された駆動歯車機構とを備え、前記駆動歯車機
構が、前記モータに常時連結される太陽歯車と,前記カ
ム体に固着された従動歯車に常時連結される中間歯車
と,前記太陽歯車の回転方向によって所定方向に揺動さ
れるように設けられた揺動体とを含んでなり,前記揺動
体に、前記太陽歯車と常時噛み合いかつ当該太陽歯車の
正方向回転時に前記中間歯車と噛合する遊星歯車を回転
自在に設け、前記太陽歯車の逆方向回転時に当該太陽歯
車からの回転動力を前記給紙機構に伝達する給紙用歯車
を設け、かつ前記中間歯車が、前記従動歯車と常時噛合
う第1歯車部と,この第1歯車部に連結されかつ前記モ
ータにより前記カム体が所定方向に回転中に前記第1歯
車部が前記バネの付勢力を受けて増速されて前記遊星歯
車が前記揺動体を介して当該第1歯車部より離隔して揺
動体係止部材によって位置規制されるようになった場合
に当該遊星歯車と噛み合う大径歯形部分を有する第2歯
車部とから構成されたことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明では、1台のモータによりカム体を所定
方向に回転させて用紙トレイを支点を中心として回動さ
せる場合、用紙トレイがフィードローラより最も離れた
位置に到達した後,当該フィードローラへ向かうように
なると、カム体はバネによって付勢され回転速度が増大
される。そのため、中間歯車も従動歯車等を介して増速
される。すると、遊星歯車は、中間歯車の第1歯車部に
よって他方方向へ付勢され揺動体係止部材によって位置
規制されるようになり当該第1歯車部と正常に噛合しな
くなる。しかし、この遊星歯車とは中間歯車の第2歯車
部の大径歯形部分が噛み合うので、遊星歯車と中間歯車
との間でモータからの動力が切れてしまうことはない。
そのため、用紙トレイは、フィードローラへ向けて適度
に抵抗が掛かった状態で回動されることになり、トレイ
内に収容された最上位の用紙がフィードローラと勢いよ
く当接するようなことはなくなる。
【0020】また、遊星歯車が中間歯車の第1歯車部よ
り離れる際には当該中間歯車の第2歯車部の大径歯形部
分が遊星歯車と噛合するので、当該第2歯車部に連結さ
れた第1歯車部の歯先が遊星歯車の歯先と接触するよう
なことはない。
【0021】したがって、小型化を図りつつ用紙トレイ
に収容された用紙がフィードローラと当接する際に騒音
が発生するのを効果的に防止することができ,かつ遊星
歯車と中間歯車との早期摩耗を防止することができる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
本実施例に係るプリンタは、図1〜図5に示す如く、本
体1,印字部2,用紙セット機構10,給紙機構20,
駆動歯車機構30,揺動体係止部材(本実施例ではスト
ッパ45)および駆動制御手段50を含み構成されてい
る。
【0023】なお、図6〜図9に示した構成要素と同一
のものについては同一の符号を付し、その説明を省略も
しくは簡略化する。
【0024】ここで、駆動歯車機構30は、モータ31
によりカム体14が時計回り方向に回転されて用紙トレ
イ11が支点12を中心として回動される場合に遊星歯
車34と中間歯車35との間で当該モータ31からの動
力が切れないように構成されている。
【0025】具体的には、駆動歯車機構30は、図1に
示す如く,モータ31にピニオン32を介して常時連結
される太陽歯車33と,カム体14に固着された従動歯
車39と,この従動歯車39に常時連結された中間歯車
35と,太陽歯車33と同じ軸線33aを中心として揺
動可能に支持されかつ当該太陽歯車33の回転方向によ
って一方,他方方向(矢印E,F方向)に揺動されるよ
うに設けられた揺動体41と,この揺動体41の一方端
部に太陽歯車33と噛合しかつ当該太陽歯車33の正方
向回転時に中間歯車35と噛合するように回転支持され
た遊星歯車34と,太陽歯車33の逆方向回転時に当該
太陽歯車33からの回転動力を給紙機構20に伝達する
給紙用歯車38とを含み構成されている。給紙用歯車3
8は、モータ31が逆転(図1中反時計回り方向回転)
するときのみ回転する1方向歯車とされており,フィー
ドローラ21を時計回り方向に回動させる。なお、上記
した太陽歯車33には、トグルプレート42が取り付け
られている。また、揺動体41の矢印E,F方向の回動
範囲を所定範囲に制限するための揺動体係止部材(スト
ッパ45)が設けられている。
【0026】しかして、中間歯車35は、図3に示す如
く,第1歯車部36と,この第1歯車部36に連結され
た第2歯車部37とからなるダブルギヤ構造とされてい
る。
【0027】この中間歯車35の第1歯車部36は、従
動歯車39と常時噛み合うように形成されている。ま
た、第2歯車部37は、モータ31によりカム体14が
時計回り方向に回転中に第1歯車部36がバネ13の付
勢力を受けて増速されて遊星歯車34が揺動体41を介
して当該第1歯車部36より離隔してストッパ45によ
って位置規制されるようになった場合に当該遊星歯車3
4と噛み合う大径歯形部分37aを有する構成とされて
いる。
【0028】また、駆動制御手段50は、モータ31を
所定の手順で正回転および逆回転させる手段である。本
実施例においては、プリンタ全体を駆動制御する制御装
置の一部機能を利用して構成されている。
【0029】次に作用について説明する。1台のモータ
31によりカム体14を時計回り方向に回転させて用紙
トレイ11を支点12を中心として回動させる場合、用
紙トレイ11がフィードローラ21より最も離れた位置
(用紙トレイOFF位置P1)に到達した後,当該ロー
ラ21へ向かうようになると、カム体14はバネ13に
より付勢され回転速度が増大される。そのため、中間歯
車35も従動歯車39等を介して増速される。すると、
遊星歯車34は、中間歯車35の第1歯車部36によっ
て他方方向(矢印F方向)へ付勢されてストッパ45に
よって位置規制されるようになり当該第1歯車部36と
正常に噛合しなくなる。しかし、この遊星歯車34とは
中間歯車35の第2歯車部37の大径歯形部分37aが
噛み合うので、遊星歯車34と中間歯車35との間でモ
ータ31からの動力が切れてしまうことはない。そのた
め、用紙トレイ11は、フィードローラ21へ向けて適
度に抵抗が掛かった状態で回動されることになり、トレ
イ11内に収容された最上位の用紙がフィードローラ2
1と勢いよく当接するようなことはなくなる。
【0030】また、遊星歯車34が中間歯車35の第1
歯車部36より離れる際には当該中間歯車35の第2歯
車部37の大径歯形部分37aが遊星歯車34と噛合す
るので、当該第2歯車部37に連結された第1歯車部3
6の歯先が遊星歯車35の歯先と接触するようなことは
ない。
【0031】しかして、この実施例では、用紙セット機
構10(用紙トレイ11,バネ13,カム体14)と給
紙機構20(フィードローラ21等)とを1台のモータ
31を正逆回転させることにより駆動可能に形成された
駆動歯車機構30を備え、この駆動歯車機構30のモー
タ31側の遊星歯車34とカム体14側の従動歯車39
とを接続する中間歯車35を、従動歯車39と常時噛合
う第1歯車部36と,この第1歯車部36に連結されか
つモータ31によりカム体14が時計回り方向に回転中
に第1歯車部36がバネ13の付勢力を受けて増速され
て遊星歯車34が揺動体41を介して当該第1歯車部3
6より離隔して揺動体係止部材(ストッパ45)に位置
規制されるようになった場合に当該遊星歯車34と噛み
合う大径歯形部分37aを有する第2歯車部37とから
構成されているので、用紙トレイ11に収容された用紙
がフィードローラ21と当接する際に騒音が発生するの
を効果的に防止することができ,かつ遊星歯車34およ
び中間歯車35が早期に摩耗するのを防止することがで
きる。
【0032】また、中間歯車35を、第1および第2歯
車部36,37からなるダブルギヤ構造とすることによ
り上記目的を達成するので、構造が複雑化,大型化され
ない。したがって、この点からも小型化を図ることがで
きる。
【0033】なお、上記実施例において、太陽歯車33
をピニオン32を介してモータ31に連結する構成とし
たが、他の歯車等を介してモータ31と連結してもよ
い。
【0034】また、中間歯車35と従動歯車39との間
に遊び歯車等を介在させてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、用紙セット機構と給紙
機構とを1台のモータを正逆回転させることにより駆動
可能に形成された駆動歯車機構を備え、この駆動歯車機
構のモータ側の遊星歯車とカム体側の従動歯車とを接続
する中間歯車を,従動歯車と常時噛合う第1歯車部と,
この第1歯車部に連結されかつモータによりカム体が所
定方向に回転中に第1歯車部がバネの付勢力を受けて増
速されたことにより遊星歯車が揺動体を介して当該第1
歯車部より離隔して揺動体係止部材によって位置規制さ
れるようになった場合に当該遊星歯車と噛み合う大径歯
形部分を有する第2歯車部とから構成されているので、
用紙トレイに収容された用紙がフィードローラと当接す
る際に騒音が発生するのを効果的に防止することがで
き,かつ遊星歯車および中間歯車が早期に摩耗するのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部である駆動歯車機構を
説明するための図である。
【図2】同じく、駆動歯車機構の中間歯車と遊星歯車と
の噛合関係を説明するための図である。
【図3】同じく中間歯車を示す図である。
【図4】一実施例の全体構成を示す図である。
【図5】一実施例の要部の構成を説明するための分解斜
視図である。
【図6】従来のプリンタの概略構成を示す図である。
【図7】従来のプリンタにおいて、用紙トレイが用紙ト
レイON位置に位置決めされた様子を示す図である。
【図8】従来のプリンタにおける駆動歯車機構の中間歯
車と遊星歯車とが噛合した様子を示す図である。
【図9】従来のプリンタの駆動歯車機構において生じる
不具合を説明するための図である。
【符号の説明】
1 本体 10 用紙セット機構 11 用紙トレイ 12 支点 20 給紙機構 21 フィードローラ 30 駆動歯車機構 31 モータ 33 太陽歯車 34 遊星歯車 35 中間歯車 36 第1歯車部 37 第2歯車部 38 給紙用歯車 39 従動歯車 41 揺動体 45 ストッパ(揺動体係止部材)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に支点を中心として回動可能に設け
    られた用紙トレイと,この用紙トレイ内に収容された最
    上位の用紙をフィードローラに当接するように当該用紙
    トレイを付勢するバネと,所定方向に回転されることに
    より前記バネの付勢力に抗して前記用紙トレイを前記フ
    ィードローラから離隔する方向に回動させるカム体とを
    含み構成された用紙セット機構と、 前記フィードローラを含み用紙を印字部方向に給送する
    給紙機構と、 前記用紙セット機構および前記給紙機構を1台のモータ
    を正逆回転させることにより駆動可能に形成された駆動
    歯車機構とを備え、 前記駆動歯車機構が、前記モータに常時連結される太陽
    歯車と,前記カム体に固着された従動歯車に常時連結さ
    れる中間歯車と,前記太陽歯車の回転方向によって所定
    方向に揺動されるように設けられた揺動体とを含んでな
    り,前記揺動体に、前記太陽歯車と常時噛み合いかつ当
    該太陽歯車の正方向回転時に前記中間歯車と噛合する遊
    星歯車を回転自在に設け、前記太陽歯車の逆方向回転時
    に当該太陽歯車からの回転動力を前記給紙機構に伝達す
    る給紙用歯車を設け、かつ前記中間歯車が、前記従動歯
    車と常時噛合う第1歯車部と,この第1歯車部に連結さ
    れかつ前記モータにより前記カム体が所定方向に回転中
    に前記第1歯車部が前記バネの付勢力を受けて増速され
    て前記遊星歯車が前記揺動体を介して当該第1歯車部よ
    り離隔して揺動体係止部材に位置規制されるようになっ
    た場合に当該遊星歯車と噛み合う大径歯形部分を有する
    第2歯車部とから構成されたことを特徴とするプリン
    タ。
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