JPS59158276A

JPS59158276A - 印字装置

Info

Publication number: JPS59158276A
Application number: JP3180283A
Authority: JP
Inventors: Minoru Mukoda; 向田　稔; Katsuhiko Suwa; 諏訪　勝彦
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-03-01
Filing date: 1983-03-01
Publication date: 1984-09-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、印字ヘッドを往復運動させて記録紙に文字等
を印刷するシリアルプリンタの機構に関するものであり
、詳しくは、単一の駆動モータでへ、ド送りと紙送シと
を行い、両者の切換えをソレノイドの駆動力によシ行う
印字装置に関するものである。

（従来例の構成とその問題点）従来のシリアルプリンタは、第１図に示すように、印字
ヘッド１をヘッド送り軸２を回転させることによりヘッ
ド案内軸３に沿って往復運動させるヘッド送り専用の駆
動子〜り４と、紙送りローラ５を回転させることによシ
、紙送りローラ５に保持された記録紙６を移動させて紙
送りを行なう紙送り専用の駆動モータ７とを有する構成
であった。このよう々従来のシリアルプリンタでは、駆
動源として２個の駆動モータ４および７を使用している
ため、プリンタにプロッタ機能を付加することもできる
が、プロッタ機能を必要としない通常のシリアルプリン
タにおいては、装置の外形が大きく１凱コストも高くな
る等の欠点があった。

そこで第゛２図に示すように、単一の駆動モータで動作
するシリアルプリンタが提案されていた。

これは、ヘッド送シ軸２および紙送りローラ５の各々の
回転軸に印字側および紙送り側一方向クラッチ８および
９をそれぞれ連結し、駆動モータ４の回転を、印字側一
方向クラッチ８には直接、また紙送り側一方向クラッチ
９には歯車を一個介して伝達するように構成したもので
ある。まず、駆動モータ４が正回転すると、印字側一方
向クラッチ８を介してヘッド送シ軸２に回転が伝わシ、
印字ヘッド１が左右に移動して印字が行われる。この時
、紙送多側一方向　クラッチ９は歯車を介して駆動モー
タ４の回転が逆転して伝わるために紙送シローラ５は回
転しない。次に、駆動モータ４が逆回転すると、印字側
一方向クラッチ８の回転が逆転するためヘッド送り軸２
の回転が停止するとともに、紙送り側一方向クラッチ９
が正回転となるため回転を伝達して紙送シスプール５が
回転し、記録紙６が送られる。しかしながら、このよう
な従来のシリアルプリンタでは、行の途中で印字が終了
した時でも印字へラド１はヘッド送シ軸２の端まで移動
しないと印字開始位置まで戻ることができず、また、一
方向クラッチ８および９が動作を開始あるいは停止する
までにある程度の回転を必要とするので、正確な紙送り
およびヘッド送シができない等の欠点があった。

（発明の目的）本発明は、上記従来例の欠点に鑑みて彦されたもので、
単一の駆動モータで動作するシリアルプリンタにおいて
、行の途中で印字が終了した時にその地点からそのまま
逆方向に移動して印字開始位置に戻ることができ、且つ
、両方向印字が可能で、さらに、紙送夛およびヘッド送
りが正確に行うことができる印字装置を提供するもので
ある。

（発明の構成）上記目的を達成するために、本発明は、駆動モータの駆
動力を紙送シ手段またはヘッド送り手段に、ソレノイド
を駆動源とする切換手段および遊星歯車装置により切換
えて伝達するように構成したものである。

（実施例の説明）以下、図面によシ本発明の実施例を詳細に説明する。第
３図は、本発明の一実施例を示すもので、要部である駆
動モータ付近の平面図である。なお、第１図と同一機能
部分には同一符号を付しである。

１は印字ヘッドであり、ヘッド送りスフリーラ１０の螺
旋状の溝と係合してその回動によりヘッド安内軸３に沿
って左右に移動可能で、移動中に印字を行うことができ
る。５は紙送りローラで、印字中は記録紙６を保持し、
印字終了時はその回転によシ、記録紙６を矢印Ｃ方向へ
送る。４は駆動モータで、その回転は、後で詳述する遊
星歯車装置を経由して、紙送りローラ５に直結している
紙送り歯車１１、もしくはヘッド送シスクリーウ１０に
直結しているヘッド送シ歯車１２に伝達することができ
る。駆動モータ４の回転を紙送シ歯車１１に伝えるか、
ヘッド送シ歯車１２に伝えるかの切換えは、後述する切
換手段で行なう。

第４図は前記遊星歯車装置の分解斜視図である。

１３は第１太陽歯車であり、駆動モータ４のモータ軸４
ａと結合している。１４は公転腕歯車であり、モータ軸
４ａに回動自在に保持され、駆動モータ４と第１太陽歯
車１３との間に位置している。

第１太陽歯車１３とかみあうのが遊星歯車１５であシ、
本実施例では３個使用している。遊星歯車１５の回動中
心となるものが公転腕歯車１４上にある遊星歯車軸１４
ａである。公転腕歯車１４の外周にはヘッド送り歯車１
２とかみあう公転腕歯車部１４ｂを具えている。１６は
第２太陽歯車であり、その外周には外歯車部１６ａ１紙
送り歯車１Ｊ、とかみあう紙送り側歯車部１６ｂ１遊星
歯車１５とかみあう内歯車部１６ｃがある。

また、上記のように構成された遊星歯車装置を切換える
前記切換手段は第５図に示すように２構成されている。

１７はソレノイドであり、コイル部１、７　ａの内側に
シランジャ１７ｂが挿入されていて、プランジャ１７ｂ
はコイルばね１８により弓１き出される方向に付勢され
ている。１９はＯ，フレバーであシ、中央がロ、クレノ
々−軸２０により回動自在に軸支され、両端にそれぞれ
紙送り狽ｌ］ロックツメ１９ａおよびヘッド送り側口ツ
クツメ１９ｂを具えている。ロックレノ々−１９の中央
には突出部があり、この突出部がソレノイド１７のプラ
ンジャ１７ｂの先端に係止されていて、プランジャ１７
ｂが摺動することによりロックレノマー１９が揺動し、
紙送り側口ツクツメ１９ａまたはヘッド送シ側ロックツ
メ１９ｂが、第２太陽歯車１６の外歯車部１６ａまたは
公転腕歯車１４の公転腕歯車部１４ｂとかみあうように
々っており、かみあった方の歯車は回転できないように
なる。

第３図および第５図は、本実施例の印字中を示している
。この時、ソレノイド１７のコイル部１７ａは通電され
ていないために、プランジャ１７ｂがコイルばね１８に
よシ引き出さね１、ロックレバ−１９が回転して紙送り
側口ツクツメ１９ａが第２太陽歯車１６の外歯車部１６
ａとかみあっているので第２太陽歯車１６は回転できな
い。ここで、駆動モータ４が矢印左方向に回転すると、
駆動モータ４の回転は、第１太陽歯車１３、遊星歯車１
５を経由し、第２太陽歯車１６が回転できないために、
公転腕歯車１４に伝わり、公転腕歯車１４が矢印左方向
に回転する。この回転がヘッド送り歯車１２に伝えられ
ることによシ、ヘッド送りスフリーラ１０が回転し、印
字へラド１は右方向に移動する。この時、印字へラド１
は移動しながら記録紙６に印字を行う。印字ヘッド１が
右端まで移動した時、あるいは行の途中で印字が終了し
た時、駆動モータ４が逆転して矢印Ｂ方向に回転すると
、公転腕歯車１４も矢印Ｂ方向に回転し、印字ヘッド１
は左方向に移動して印字開始位置に戻る。

次に、ソレノイド１７のコイル部１７ａに通電すると、
プランジャ１７ｂがコイル部り７ａ内に引き込まれる。

このプランジャ１７ｂの移動によシロ、フレバー１９が
ロックレバ−軸２０を中心に回転して、紙送り側口ツク
ツメ１９ａと第２太陽歯車１６の外歯車部１６ａとの噛
合が外れるとトモに、ヘッド送り側口ツクツメ１９ｂが
公転腕歯車部１４ｂとかみあうようになり、公転腕歯車
１４は回転できなくなる。この状態で駆動モータ４を矢
印Ｂ方向に回転させると、公転腕歯車１４が回転しない
ために遊星歯車１５は遊、星歯車軸１４ａを中心に自転
するだけとなシ、第１太陽歯車１３の回転は第２太陽歯
車１６の内歯車部１６ｃに伝えられる。この時第２太陽
歯車１６の回転方向は矢印Ｂ方向である。この回転は、
紙送り側歯車部１６ｂ、紙送り歯車１１を経由して紙送
シローラ５に伝えられ、記録紙６は矢印Ｃ方向へ送られ
る。

以上のことを繰シ返すことにより、記録紙６には所定の
文字その他が印字できる。なお、本実施例では一方向印
字の印字装置で説明してきたが、両方向印字の印字装置
にも応用することができる。

この時、駆動モータ４を矢印左方向に回転させて印字ヘ
ッド１を右端まで移動した後、ソレノイド１７のコイル
部１７ａに通電して紙送りを行い、その後、駆動モータ
４を矢印Ｂ方向に回転させて、印字へラド１が左端まで
戻る間に印字を行えばよい。また、ソレノイド１７は、
通電時にコイルばね１８に打勝つ駆動力があればよく、
小型のソレノイドで実現可能である。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、次のような効果
が得られる。すなわち、遊星歯車装置とソレノイードを
具えた切換手段とにより、単一の駆動モータで紙送りと
ヘッド送υとを切換えて行うことができるため、行の途
中で印字が終了した時に、直ちにその場所から印字開始
位置に戻ることができ、さらに両方向印字も可能である
。また、紙送りとヘッド送りとの切換えは、ロックレ・
マーの両端のロックツメが各々に対応する歯車にかみあ
うだけでその歯車の回転を容易に止めることができるた
め、ロックツメを切換える時にロックツメとそれに対応
する歯車との間で発生するガタは最大歯車の一歯分だけ
であシ、精度の高い切換えが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のシリアルプリンタの斜視図、第２図は
、従来の他のシリアルプリンタの斜視図、第３図は、本
発明の一実施例の要部の平面図、第４図は、第３図の一
部である遊星歯車装置の分解斜視図、第５図は、本発明
の一実施例の要部の側面図である。１・・印字ヘッド、４・・・駆動モータ、５・・・紙送
りローラ、６・・・記録紙、１０・ヘッド送りスフリー
ラ、１１・・・紙送り歯車、１２・・ヘッド送り歯車、
１３・・第１太陽歯車、１４・・・公転腕歯車、１５・
・・遊星歯車、１６・・第２太陽歯車、１７・・ンレノ
イド、１９・口、フレバー。第１ｆｉ第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録紙を移動する紙送シ手段と、紋紙送り手段の
紙送り方向と直角に印字ヘッドを移動するヘッド送り手
段と、前記紙送り手段およびヘッド送シ手段を駆動する
駆動モータと、該駆動モータの駆動力を前記紙送り手段
または前記ヘッド送シ手段に伝達する遊星歯車装置と、
ソレノイドを駆動源として前記遊星歯車装置を前記紙送
り手段側または前記ヘッド送シ手段側に切換える切換手
段とからなることを特徴とする印字装置。
（２）前記遊星歯車装置は、第１太陽歯車と、第２太陽
歯車と、遊星歯車と、公転腕歯車とから構成され、前記
第１太陽歯車に供給された前記駆動モータの駆動力を、
前記紙送シ手段側には前記第２太陽歯車を介して取り出
し、前記ヘッド送シ手段側には外周に歯車部を設けた前
記公転腕歯車を介して取り出すことを特徴とする特許請
求の範囲第（１）項記載の印字装置。
（３）前記切換手段は、前記第２太陽歯車および前記公
転腕歯車の回転をロックする手段を有し、前記ソレノイ
ドに通電しているか否かに応じて前記第２太陽歯車およ
び公転腕歯車のいずれか一方をロックし、前記駆動モー
タの駆動力の伝達方向を切換えることを特徴とする特許
請求の範囲第（１）項記載の印字装置。