JP2000266156A - 動力伝達切換装置 - Google Patents

動力伝達切換装置

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JP2000266156A
JP2000266156A JP11278738A JP27873899A JP2000266156A JP 2000266156 A JP2000266156 A JP 2000266156A JP 11278738 A JP11278738 A JP 11278738A JP 27873899 A JP27873899 A JP 27873899A JP 2000266156 A JP2000266156 A JP 2000266156A
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drive transmission
gear
planetary
transmission system
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JP11278738A
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Keiichi Oshima
敬一 大島
Koichiro Yokoyama
孝一郎 横山
Kiyoto Komuro
清人 小室
Etsuro Tsuji
悦郎 辻
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの駆動源により2系統の動力伝達経路を
選択的に切り替える機構を備え、コンパクトな構造の動
力伝達切換装置を提供すること。 【解決手段】 1つの駆動源5により2系統の駆動伝達
経路51、61を選択的に切り替える機構を備えるもの
であり、駆動軸7を挟んで両側に位置する第1駆動伝達
系の第1駆動伝達ギア53と第2駆動伝達系の第1駆動
伝達ギア63と、第1駆動伝達系の第1駆動伝達ギアと
第2駆動伝達系の第1駆動伝達ギアとの間で揺動可能な
切換部材13を備える。切換部材13には、両駆動伝達
ギアの間に位置して、切換部材の揺動により両駆動伝達
ギアと選択的に歯合して駆動源からの駆動力を伝達する
揺動ギア17が取り付けられ、ロック手段28が、揺動
ギアが両駆動伝達ギアのいずれかに歯合している状態で
切換部材を固定する。第1駆動伝達系と第2駆動伝達系
は正転及び逆転駆動される駆動部に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの動力源の駆
動力を、2つの駆動伝達系統へ選択的に切り替えて伝達
するための動力伝達切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータなどの1つの駆動源の駆動力を2
つの駆動装置で利用する場合、駆動系統の途中に動力伝
達切換装置を設けて駆動力の伝達を切り替えて使用する
場合がある。
【0003】このような動力伝達切換装置の従来例とし
て、例えば特開平9−169121号公報に開示されて
いるように、駆動源側に軸線方向に長い寸法を有する駆
動ギアを設け、従動伝達機構側にはそれぞれ別の駆動装
置へ連絡する第1従動ギアと第2従動ギアとを設け、更
に駆動ギアと第1従動ギア及び第2従動ギアとの間に、
駆動ギアに常時噛み合いながら駆動ギアの軸線方向にス
ライド可能なスライドギアを設けた構造がある。このよ
うな構造では、スライドギアが駆動ギアの軸線方向一端
側に位置しているときには、第1従動ギアへ駆動力が伝
達され、またスライドギアが駆動ギアの軸線方向他端側
へスライドしたときには、第2従動ギアへ駆動力が伝達
されるとともに、第1従動ギアへの駆動伝達は切断され
るようになっている。
【0004】また、動力伝達切換装置の他の従来例とし
て、プリンタの給紙ローラ用のギア列と紙送りローラ用
のギア列とを切換装置を介して切換動作させる構造のも
のがある(特開平10−129057号公報および特開
平10−129895号公報参照)。この切換装置は、
キャリッジの待機位置への移動を利用して、切換レバー
を動作してギア列の連結及び解除を行うようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のスライ
ドギアを備える機構では、スライドギアのスライド方向
に一定以上の寸法が必要になるため、コンパクトな動力
伝達切換装置を実現することができないという問題点が
ある。
【0006】また、後者のような切換装置では、キャリ
ッジが待機位置へ移動して切換レバーに作用するため、
キャリッジの移動時間の分だけスループットが長くなっ
てしまう。またキャリッジが切換レバーを押してギアを
スライドさせる構造を採用するために、構造が複雑にな
り、ギアのスライド方向に装置が厚くなってしまうとい
う問題点があった。
【0007】本発明の課題は、1つの駆動源により2系
統の動力伝達経路を選択的に切り替える機構を備える、
比較的簡易でコンパクトな構造を備える動力伝達切換装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、1つの駆動源に連絡
する2系統の駆動伝達経路を選択的に切り替える機構を
備える動力伝達切換装置であって、前記駆動源の駆動軸
を挟んで両側に位置する第1駆動伝達系の第1駆動伝達
ギアと第2駆動伝達系の第1駆動伝達ギアと、前記第1
駆動伝達系の第1駆動伝達ギアと第2駆動伝達系の第1
駆動伝達ギアとの間で揺動可能な遊星レバーと、前記遊
星レバーに取り付けられ、前記両駆動伝達ギアの間に位
置して、前記遊星レバーの揺動により前記両駆動伝達ギ
アと選択的に歯合して前記駆動源からの駆動力を伝達す
る遊星ギアと、前記遊星ギアが前記2つの駆動伝達ギア
のいずれかに歯合している状態で前記遊星レバーを固定
するロック手段とを備え、前記第1駆動伝達系及び前記
第2駆動伝達系は、正転および逆転駆動される駆動部に
連結されていることを特徴とするものである。
【0009】本発明によれば、遊星ギアが、第1駆動伝
達系の第1駆動伝達ギアと第2駆動伝達系の第1駆動伝
達ギアとの間で転動することによって、駆動源からの駆
動力を第1駆動伝達系と第2駆動伝達系とに選択的に伝
達することができる。そして、ロック手段により遊星レ
バーがロックされることにより、遊星ギアが時計回りと
反時計回りのいずれの方向に回転しても、すなわち正転
しても逆転しても、各駆動伝達系の第1駆動伝達ギアか
ら離れることがない。従って、ギアの離脱や歯飛びの心
配がない。
【0010】また、本願請求項2に記載の発明は、1つ
の駆動源に連絡する2系統の駆動伝達経路を選択的に切
り替える機構を備える動力伝達切換装置であって、前記
駆動源の駆動軸を挟んで両側に位置する第1駆動伝達系
の第1駆動伝達ギアと第2駆動伝達系の第1駆動伝達ギ
アと、前記第1駆動伝達系の第1駆動伝達ギアと第2駆
動伝達系の第1駆動伝達ギアとの間で揺動可能な遊星レ
バーと、前記遊星レバーに取り付けられ、前記両駆動伝
達ギアの間に位置して、前記遊星レバーの揺動により前
記両駆動伝達ギア間の軌道を転動して当該両駆動伝達ギ
アと選択的に歯合して前記駆動源からの駆動力を伝達す
る遊星ギアと、前記遊星ギアが前記2つの駆動伝達ギア
のいずれかに歯合している状態で前記遊星ギアの前記転
動を規制すべく前記遊星レバーの揺動軌跡に進退する遊
星レバー保持手段とを備え、前記第1駆動伝達系及び前
記第2駆動伝達系は、正転および逆転駆動される駆動部
に連結されていることを特徴とするものである。本発明
によっても請求項1に記載の発明と同様の作用効果が得
られる。請求項1の発明おけるロック手段および請求項
2の発明における遊星レバー保持手段は、前記固定動作
または前記進退動作を前記遊星レバーの揺動面(転動
面)に沿う方向への動作と直交する方向への動作のいず
れも可能である。いずれの方向であっても、遊星レバー
の前記揺動面内における前記遊星ギアおよび遊星レバー
の変位しか起こらないからである。
【0011】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項1または2に記載された動力伝達切換装置において、
前記遊星レバーは、前記駆動軸と同軸または平行な軸に
揺動可能に軸支されており且つ円周の一部をその外周縁
として備えており、前記ロック手段又は遊星レバー保持
手段は、前記遊星ギアが前記2つの駆動伝達ギアのいず
れかに歯合している状態において前記遊星レバーの外周
縁の一部に当該遊星レバーの揺動を規制すべく係止可能
であることを特徴とするものである。
【0012】本発明によれば、遊星レバーが駆動軸と同
軸または平行な軸に揺動可能に軸支されており、その揺
動に伴い、遊星ギアの外周縁が円弧状の軌跡を描いて移
動する。ロック手段は、この外周縁の移動軌跡の途中
で、前記遊星ギアが前記2つの駆動伝達ギアのいずれか
に歯合している状態において、該外周縁の一部に係止し
て該遊星レバーに取り付けられた遊星ギアの位置を固定
する。
【0013】また、本願請求項4に記載の発明は、請求
項1又は2に記載された動力伝達切換装置において、前
記遊星レバーは、前記駆動軸と同軸または平行な軸に揺
動可能に軸支されており且つ自由端が係止部として形成
されており、前記ロック手段又は遊星レバー保持手段
は、前記遊星ギアが前記2つの駆動伝達ギアのいずれか
に歯合している状態において前記係止部に当該遊星レバ
ーの揺動を規制すべく係止可能であることを特徴とする
ものである。本発明は、遊星レバーの構造が請求項3に
記載されたものとは相違するが、作用効果は共通する。
【0014】また、本願請求項5に記載の発明は、請求
項1から4のいずれか1項に記載された動力伝達切換装
置において、前記駆動源の駆動軸に歯合する太陽ギアを
更に備え、前記遊星ギアが前記太陽ギアの周囲の一部で
公転するものであることを特徴とする。本発明によれ
ば、駆動軸の回転により太陽ギアが回転し、これに伴い
遊星ギアが一方の駆動伝達系の第1駆動伝達ギアと歯合
するまで太陽ギアの周囲を公転する。また駆動軸が逆回
転することにより、同様にして遊星ギアは他方の駆動伝
達系の第1駆動伝達ギアと歯合するまで太陽ギアの周囲
を逆方向に公転する。
【0015】また、本願請求項6に記載の発明は、請求
項1〜5のいずれかに記載された動力伝達切換装置にお
いて、前記第1駆動伝達系はプリンタのフラッシング動
作用のインク貯留タンクからインクを排出するためのポ
ンプに連結されていることを特徴とするものである。本
発明によれば、第1駆動伝達系の第1駆動伝達ギアが例
えば正回転することによりポンプを吸引し、該第1駆動
伝達ギアが逆回転することによりポンプの吐出またはポ
ンプに繋がるパイプの吸引による潰れを修正することが
できる。
【0016】また、本願請求項7に記載の発明は、請求
項1〜6のいずれかに記載された動力伝達切換装置にお
いて、前記第2駆動伝達系はプリンタの給紙ローラに連
結されていることを特徴とするものである。本発明によ
れば、プリンタの給紙ローラの正回転と逆回転とを制御
することができ、紙の送り状態を正確に調節することが
できる。
【0017】また、本願請求項8に記載の発明は、請求
項1〜7のいずれかに記載された動力伝達切換装置にお
いて、前記駆動源、前記第1駆動伝達系の少なくとも第
1駆動伝達ギア、前記第2駆動伝達系の少なくとも第1
駆動伝達ギア、前記遊星レバー、前記遊星ギアおよび前
記ロック手段または前記遊星レバー保持手段は、全体と
してユニット化されていることを特徴とするものであ
る。本発明によれば、動力伝達切換装置を組み込むべき
装置にユニット化された部材をそのまま組み込むだけ
で、短時間で組立作業が完了する。
【0018】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、本願
発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本
発明の一実施の形態に係る動力伝達切換装置1が組み込
まれた駆動伝達系の一部を示す正面図、図2は本発明の
動力伝達切換装置が第2駆動伝達系に接続している様子
を示す正面図、図3は本発明の動力伝達切換装置を第1
駆動伝達系側から見た側面図であり、係止突起部が係止
切り欠き部に係止している状態を示している。図4は本
発明の動力伝達切換装置を第1駆動伝達系側から見た側
面図であり、トリガソレノイドが作動して係止突起部に
よるロックが解除された状態を示している。図5は遊星
レバーが第1駆動伝達系側に位置する状態で、係止突起
部が係止切り欠き部に係止する直前の様子を示す図であ
る。
【0019】図1に示す如く、動力伝達切換装置1は、
種々の部材をベースプレート3に組み込むことによりユ
ニット化されている。即ちベースプレート3の中央の裏
側には、動力源としてモータ5(図中、一点鎖線で示さ
れている)が取り付けられている。モータ5の出力軸に
はピニオン7が取り付けられ、該ピニオン7に本実施の
形態では太陽ギア9が歯合している。太陽ギア9はベー
スプレート3に取り付けられており、その内側には、内
側ギア11が一体形成されている。
【0020】また、太陽ギア9とベースプレート3との
間には、太陽ギア9の回転軸と軸を共通にする揺動軸を
持つ遊星レバー13が取り付けられている。該遊星レバ
ー13の外周縁15付近には遊星ギア17が取り付けら
れており、該遊星ギア17は前記内側ギア11と歯合し
ている。遊星レバー13は、本実施の形態では中心角が
ほぼ90度の扇形に似た形状をしており、その外周縁1
5の両端には、ほぼ鉤状に切り欠かれた係止切り欠き部
19が形成されている。
【0021】一方、ベースプレート3の上部にはロック
手段の1要素であるトリガソレノイド21が取り付けら
れており、その下端側には先端に当接部23(図5)が
形成されたプランジャ25が設けられている。このプラ
ンジャ25は、トリガソレノイド21のスイッチがON
のときに引っ込むようになっている。図3に示す如く、
このプランジャ25の背後にはトリガレバー27が設け
られ、該トリガレバー27の前端側にはプランジャ25
の当接部23を上下から挟むようにそれぞれ上部突出部
24と下部突出部26とが形成されている。また、下部
突出部26の下面側には、遊星レバー13の係止切り欠
き部19に係止するような形状を備える係止突起部28
がロック手段の1要素として形成されている。このロッ
ク手段は、本願発明の必須の構成要素であり、その役割
(必要性)については後述する。
【0022】次に、トリガレバー27は枢支点41を中
心として上下方向に回動自在に支持されており、ベース
プレート3のバネ係止部43とトリガレバー27との間
に接続されたコイルバネ45の作用により、常時下方へ
付勢されている。
【0023】上記のような構造を備えることにより、遊
星レバー13が左右に揺動(転動)することで、遊星ギ
ア17は、モータのピニオン7を中心としてベースプレ
ート3の左右に設けられた第1駆動伝達系51と第2駆
動伝達系61とに択一的に接続できるようになってい
る。本実施の形態では、いずれの駆動伝達系51,61
もプリンタにおける駆動装置に連絡している。以下、こ
れらの駆動伝達系51,61について説明する。
【0024】まずベースプレート3の左側に設けられる
第1駆動伝達系51は、いわゆるフラッシング動作用の
インク貯留タンクからインクを排出するための駆動系に
連絡している。即ち、インクジェットプリンタでは、連
続印刷時のインク吐出精度を維持するために印刷用途以
外で一定時間間隔毎にインク貯留用容器(図示せず)内
へインク吐出動作を行っている。そして、このインク貯
留用容器内のインクは、オーバーフローする前にポンプ
で排出しなければならない。第1駆動伝達系は、このよ
うなインク排出用のポンプ(図示せず)を駆動するため
の駆動力の伝達系である。
【0025】図1、図2に示すように、第1駆動伝達系
51は、遊星ギア17と歯合可能なポンプ伝達ギア53
(第1駆動伝達系51における第1駆動伝達ギア)と、
該ポンプ伝達ギア53に歯合する第1中間ギア55と、
これに続く第2中間ギア57及び第3中間ギア59とを
備えている。このうちポンプ伝達ギア53と第1中間ギ
ア55とは、動力伝達切換装置1の一部としてユニット
化されている。
【0026】一方、ベースプレート3の右側に設けられ
る第2駆動伝達系61は、給紙ローラ(図示せず)を駆
動するためのもので、遊星ギア17と歯合可能なASF
伝達ギア63(第2駆動伝達系の第1駆動伝達ギア)
と、これに歯合するASF駆動ギア65とを備えてい
る。なお、これら両方のギアは動力伝達切換装置1の一
部としてベースプレート3に取り付けられ、ユニット化
されている。
【0027】これら第1、第2駆動伝達系51,61に
接続するインク排出用のポンプと給紙ローラは、いずれ
も正逆の両方の駆動を必要とするため、モータ5および
第1、第2駆動伝達系51,61はそれぞれ正転及び逆
転して駆動を伝達する機構である必要がある。本発明で
は、前述のロック手段がその役目を果たしている。
【0028】即ち、図1のように遊星ギア17がポンプ
伝達ギア53に歯合している場合には、太陽ギア9が反
時計回りに回転していれば、遊星ギア17は太陽ギア9
の周りを反時計回りに公転する力を受けて、ポンプ伝達
ギア53と常時噛み合おうとする。しかし逆に、遊星ギ
ア17がポンプ伝達ギア53に歯合しているときに、太
陽ギア9が時計回りに回転すれば、遊星ギア17は太陽
ギア9の周りを時計回りに公転する力を受けて、ポンプ
伝達ギア53から離れようとする。このような状態で駆
動伝達を継続すれば、ギア同士の噛み合いが悪くなり、
歯飛びを生じる原因となる。そこで後者の場合に、遊星
レバー13の右側の係止切り欠き部19に係止突起部2
8を係止させて、遊星レバー13を揺動できないように
ロックすることにより、遊星ギア17とポンプ伝達ギア
53とが確実に歯合できるようにした。
【0029】また、遊星ギア17がASF伝達ギア63
と歯合状態にあるときにも同様に、太陽ギア9が反時計
回りに回転すれば、遊星ギア17は太陽ギア9の周りを
反時計回りに公転する力を受けて、ASF伝達ギア53
から離れようとするから、遊星レバー13の左側の係止
切り欠き部19に係止突起部28を係止させて、遊星レ
バー13を揺動できないようにロックするようにした。
【0030】以下、上記実施の形態に係る動力伝達切換
装置1をインクジェットプリンタに適用したものを例と
して、その動作制御の一例を図6及び図7に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。第1駆動伝達係51は
前記インク排出用ポンプを駆動するための駆動系、第2
駆動伝達系61は給紙ローラを駆動するための駆動系で
ある。これらのフローチャートで示した動作制御は、図
3に示した駆動制御部70によって行われる。この駆動
制御部70は、外部コンピュータ等から送られた印刷デ
ータやプリンタ自身で計測した印刷実行時間等に基づい
て、給紙ローラを正転及び逆転させ、また、前記給紙ロ
ーラへの動力伝達状態からインク排出用ポンプへの動力
伝達状態に切り換えて該ポンプを駆動する。
【0031】本実施の形態では、遊星レバー13は、ど
のような場合でも初期状態において第1駆動伝達系51
側、即ちインク排出用のポンプ側に接続されているよう
に制御される。そこで、図6に示したように、プリンタ
の電源が投入されたら、ポンプモード、すなわち、遊星
レバー13がポンプ駆動側に位置する状態にあるか否か
が駆動制御部70内の図示しないメモリ(EEPRO
M)で確認される(ステップS1)。このメモリには、
前回のプリンタの電源OFF時に遊星レバー13がポン
プモードにあったか否かの情報が書き込まれるように形
成されている。
【0032】ステップS1でNOとして確認された場
合、通常は遊星レバー13が第2駆動伝達系61側に位
置していることになる。そこで、遊星レバー13を第1
駆動伝達系51側に移行させる初期動作が行われる。こ
の動作では、遊星レバー13の左側の係止切り欠き部1
9に係止突起部28が係止している状態にあるため、先
ず前記係止突起部28の前記係止切り欠き部19への食
い付き状態を回避するために、先ず遊星レバー13をポ
ンプ伝達ギア53側に移動させる力が作用するようにモ
ータ5を+n1ステップだけ回転する(ステップS
2)。この方向にモータ5を回転することを前記の如く
「+」で表し、逆方向を「−」で表す。
【0033】次に、遊星レバー13がASF伝達ギア6
3側へ駆動するように、−n1ステップだけ回転する
(ステップS3)。少しの時間遅れで、トリガソレノイ
ド21をONにして切換レバー13のロックを解除する
(ステップS4)。
【0034】次に、少しの待ち時間をおいて、モータ5
を駆動して+n2ステップの送り動作を行い、遊星レバ
ー13をポンプ駆動側へ揺動し、遊星ギア17がポンプ
伝達ギア53と歯合するようにする(ステップS5)。
この状態でトリガソレノイド21をOFFにして、コイ
ルバネ45の作用により係止突起部28を係止切り欠き
部19内に係止させて切換レバー13をロックする(ス
テップS6)。この状態でポンプ駆動側への実質的な移
行は終えている。
【0035】本実施の形態では、この後、更に少しの待
ち時間をおいて、遊星ギア17とポンプ伝達ギア53と
の歯合状態を確実にするため、更に+n3ステップの同
方向の送り動作を行うようになっている(ステップS
7)。
【0036】次に、遊星レバー13がASF伝達ギア側
に移動する方向にモータを駆動して全部で−n4ステッ
プの送り動作を行う(ステップS8)。このステップS
8の動作(−n4ステップ)は、遊星レバー13がロッ
ク状態で位置固定されているため、ステップ7とは逆方
向にポンプを駆動したことになる。更に、+n5ステッ
プ相当のモータ駆動を行う(ステップ9)。これによ
り、ポンプはステップ8と逆方向に駆動したことにな
る。そして、前記メモリに「ポンプモード」にあること
を記憶させる。これにより、ポンプ側への接続が完全に
終了する。
【0037】上記説明は、最初に遊星レバー13がAS
F駆動側に位置しており、それをポンプ駆動側に移すも
のであるが、何らかの原因で、ステップS1の確認結果
と異なって遊星レバー13が、ポンプ駆動側に位置する
場合も想定される。このような場合、更にポンプ駆動側
に移す動作をさせると、全ステップでポンプの吸引又は
レリースが行われることになるため、モータの回転方向
がいずれかの方向に偏していると、ポンプに接続するチ
ューブが潰れた状態に至る虞がある。前記の図6に示し
た実施の形態では、このような場合にも前記チューブ潰
れの問題が発生しないように、前記「+」方向へのステ
ップ数のトータルと前記「−」方向へのステップ数のト
ータルが等しく設定されている。すなわち、|+n1+
n2+n3+n5|=|−n1−n4|となるように設
定されている。これにより、遊星レバー13がポンプ駆
動側に位置しているときに、更に、ポンプ駆動側に移す
ための動作をさせても前記チューブの潰れの問題は発生
しない。
【0038】この後、図7に示したように、インク排出
用のポンプを駆動する場合には、ステップ11にて、先
のステップ10の状態、すなわち現在「ポンプモード」
にあることが確認されて、ステップ16にいたり、モー
タを駆動すれば、第1駆動伝達系51を介してポンプに
駆動力が伝達され、正転、逆転の駆動が実行される。こ
れにより、ポンプの吸引動作と前記チューブを加圧しな
いレリース動作が行われる。また、給紙ローラを駆動す
る場合には、ステップ11にてステップ12が選択さ
れ、遊星レバー13のロックが解除され、モータが逆回
転されて遊星レバー13が右側へ揺動(転動)され、遊
星ギア17がASF伝達ギア63に歯合される(ステッ
プ13)。ここで、モータの駆動ステップ数N1は、前
記切換が確実に行えるように設定されている。そして、
トリガソレノイド21がOFFされて、遊星レバー13
がその位置にロックされ(ステップ14)、ASF駆動
側への切換が完了する。この状態でモータを駆動すれば
ASFが駆動され、給紙ローラが正転および逆転駆動さ
れる。
【0039】〔第2の実施の形態〕図9乃至図11に基
づいて、本発明の第2の実施の形態を説明する。第1の
実施の形態との大きな相違点は、遊星レバーのロック及
びその解除をトリガソレノイド21を用いずに、プリン
タのキャリッジの待機位置への移動を利用して行うよう
にしたことにある。本実施の形態も、当該動力伝達切換
装置1は、種々の部材がプラスチック製のベースプレー
ト103に組み込まれてユニット化されている。
【0040】ベースプレート103の中央には、図10
に示したように、動力源としてモータ105が取り付け
られている。モータ105の出力軸104にはピニオン
107が取り付けられ、該ピニオン107は本実施の形
態では太陽ギア109を兼ねている。また、ベースプレ
ート103には、太陽ギア109の回転軸(前記出力軸
104)と軸を共通にする揺動軸を持つ遊星レバー11
3が取り付けられている。
【0041】該遊星レバー113には、前記太陽歯車1
09の回りを転動する遊星ギア117が取り付けられて
いる。そして、遊星レバー113の自由端が係止部10
6として形成されており、前記トリガソレノイド21に
換わる遊星レバー保持手段であるロックピン108は、
前記遊星ギア117が、ポンプ伝達ギア(第1駆動伝達
ギア)153とASF伝達ギア(第1駆動伝達ギア)1
63のいずれかに歯合している状態において遊星レバー
113の前記係止部106に当該遊星レバー113の揺
動を規制すべく係止可能に構成されている。
【0042】すなわち、前記ベースプレート103に
は、プリンタのキャリッジの移動線上の待機位置に対応
する部分に前記ロックピン108が配設されている。該
ロックピン108は、その一端110がベースプレート
103に設けた孔111に、キャリッジの移動方向に平
行に且つ遊星レバー113の揺動方向に直交する方向に
進退動することによって、前記遊星レバー113のロッ
クおよびロック解除が行われるようになっている。ロッ
クピン108は、常時は、図11に示したように、バネ
114によって前記一端110が前記孔111を貫通し
て前記ロック状態が維持されるようになっている。符号
112は、係止片であり、該係止片112にキャリッジ
が押し当たることにより、前記バネ114の付勢力に抗
して前記ロックピン108が押し戻され、前記ロック状
態が解除されるようになっている。すなわち、このロッ
クピン108による前記ロック及びその解除が前記キャ
リッジの待機位置への移動動作を利用して行われるよう
になっている。
【0043】上記のような構造を備えることにより、モ
ータ105の駆動によってピニオン107及び太陽ギア
109を介して遊星レバー113が左右に揺動(転動)
し、これによって、遊星ギア117は、モータ105の
ピニオン107を中心としてベースプレート103の左
右に設けられた第1駆動伝達系であるポンプ伝達ギア1
53と第2駆動伝達系であるASF伝達ギア163とに
択一的に接続できるようになっている。図9において、
符号151はポンプ駆動ユニット側の伝達ギア、符号1
52はベルトを示す。また、符号123は給紙装置(A
SF)の用紙セット部を示す。
【0044】第2の実施の形態の動作制御も基本的に、
第1の実施の形態と同様である。図8は、第1の実施の
形態の図7に示したフローチャートに相当する第2の実
施の形態のフローチャートであり、ステップ21〜26
は図7のステップ11〜16に対応する。このうち、ス
テップ22とステップ24が、キャリッジの待機位置へ
の移動操作を利用して駆動するロックピン108を用い
たことに基づいて相違しているが、遊星レバー113を
各位置にロックし、また解除するという基本制御におい
ては本質的な相違はないものである。
【0045】
【発明の効果】発明によれば、遊星ギアが第1駆動伝達
系の第1駆動伝達ギアと第2駆動伝達系の第1駆動伝達
ギアとの間で揺動(転動)することによって、駆動源か
らの駆動力を第1駆動伝達系と第2駆動伝達系とに選択
的に伝達することができる。そしてロック手段又は遊星
レバー保持手段により遊星レバーがロックされることに
より、遊星ギアが時計回りと反時計回りのいずれの方向
に回転しても各駆動伝達系の第1駆動伝達ギアから離れ
ることがない。従って、ギアの離脱や歯飛びの心配がな
くなる。
【0046】また、揺動可能な遊星レバーに遊星ギアを
取り付けて2系統の駆動伝達系路を選択的に切り替える
ような構成を採ることにより、構造が比較的簡単で、平
面的でコンパクトな信頼性の高い動力伝達切換装置を提
供できるようになる。
【0047】更に、上記構成の採用により切換装置全体
を平面化できるから、動力伝達切換装置をユニット化す
ることができる。従って、ユニット化された装置をその
まま組み込むだけで短時間のうちに組立作業が完了す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動力伝達切換装置が第1駆動伝達系に
接続している様子を示す正面図である。
【図2】本発明の動力伝達切換装置が第2駆動伝達系に
接続している様子を示す正面図である。
【図3】本発明の動力伝達切換装置を第1駆動伝達系側
から見た側面図であり、係止突起部が係止切り欠き部に
係止している状態を示している。
【図4】本発明の動力伝達切換装置を第1駆動伝達系側
から見た側面図であり、トリガソレノイドが作動して係
止突起部によるロックが解除された状態を示している。
【図5】切換レバーが第1駆動伝達系側に位置する状態
で、係止突起部が係止切り欠き部に係止する直前の様子
を示す図である。
【図6】第1の実施の形態の動作制御の初期動作を説明
するフローチャートである。
【図7】第1の実施の形態の動作制御を説明するフロー
チャートである。
【図8】第2の実施の形態の動作制御を説明するフロー
チャートである。
【図9】第2の実施の形態に係る動力伝達切換装置をプ
リンタに適用したものの側面図である。
【図10】第2の実施の形態に係る動力伝達切換装置を
プリンタに適用したものの図9と反対側から見た側面図
である。
【図11】第2の実施の形態に係る動力伝達切換装置を
プリンタに適用したものの要部正面図である。
【符号の説明】
1 動力伝達切換装置 3 ベースプレート 5 モータ 7 ピニオン 9 太陽ギア 11 内側ギア 13 切換レバー 15 外周縁 17 遊星ギア 19 係止切り欠き部 21 トリガソレノイド 23 当接部 24 上部突出部 25 プランジャ 26 下部突出部 27 トリガレバー 28 係止突起部 41 枢支点 43 バネ係止部 45 コイルバネ 51 第1駆動伝達系 53 ポンプ伝達ギア 55 第1中間ギア 57 第2中間ギア 59 第3中間ギア 61 第2駆動伝達系 63 ASF伝達ギア 65 ASF駆動ギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小室 清人 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 辻 悦郎 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C064 AA03 AA05 2C480 CA12 CA15 CB07 CB12 CB14 3J028 EA08 EA09 EA28 EB03 EB13 EB33 EB35 EB63 FA06 FB05 FC14 FC23 FC32 FC49 FC68 FD06 FD15 GA31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの駆動源に連絡する2系統の駆動伝
    達経路を選択的に切り替える機構を備える動力伝達切換
    装置であって、 前記駆動源の駆動軸を挟んで両側に位置する第1駆動伝
    達系の第1駆動伝達ギアと第2駆動伝達系の第1駆動伝
    達ギアと、 前記第1駆動伝達系の第1駆動伝達ギアと第2駆動伝達
    系の第1駆動伝達ギアとの間で揺動可能な遊星レバー
    と、 前記遊星レバーに取り付けられ、前記両駆動伝達ギアの
    間に位置して、前記遊星レバーの揺動により前記両駆動
    伝達ギアと選択的に歯合して前記駆動源からの駆動力を
    伝達する遊星ギアと、 前記遊星ギアが前記2つの駆動伝達ギアのいずれかに歯
    合している状態で前記遊星レバーを固定するロック手段
    とを備え、 前記第1駆動伝達系及び前記第2駆動伝達系は、正転お
    よび逆転駆動される駆動部に連結されていることを特徴
    とする動力伝達切換装置。
  2. 【請求項2】 1つの駆動源に連絡する2系統の駆動伝
    達経路を選択的に切り替える機構を備える動力伝達切換
    装置であって、 前記駆動源の駆動軸を挟んで両側に位置する第1駆動伝
    達系の第1駆動伝達ギアと第2駆動伝達系の第1駆動伝
    達ギアと、 前記第1駆動伝達系の第1駆動伝達ギアと第2駆動伝達
    系の第1駆動伝達ギアとの間で揺動可能な遊星レバー
    と、 前記遊星レバーに取り付けられ、前記両駆動伝達ギアの
    間に位置して、前記遊星レバーの揺動により前記両駆動
    伝達ギア間の軌道を転動して当該両駆動伝達ギアと選択
    的に歯合して前記駆動源からの駆動力を伝達する遊星ギ
    アと、 前記遊星ギアが前記2つの駆動伝達ギアのいずれかに歯
    合している状態で前記遊星ギアの前記転動を規制すべく
    前記遊星レバーの揺動軌跡に進退する遊星レバー保持手
    段とを備え、 前記第1駆動伝達系及び前記第2駆動伝達系は、正転お
    よび逆転駆動される駆動部に連結されていることを特徴
    とする動力伝達切換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記遊星レバ
    ーは、前記駆動軸と同軸または平行な軸に揺動可能に軸
    支されており且つ円周の一部をその外周縁として備えて
    おり、前記ロック手段又は遊星レバー保持手段は、前記
    遊星ギアが前記2つの駆動伝達ギアのいずれかに歯合し
    ている状態において前記遊星レバーの外周縁の一部に当
    該遊星レバーの揺動を規制すべく係止可能であることを
    特徴とする動力伝達切換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、前記遊星レバ
    ーは、前記駆動軸と同軸または平行な軸に揺動可能に軸
    支されており且つ自由端が係止部として形成されてお
    り、前記ロック手段又は遊星レバー保持手段は、前記遊
    星ギアが前記2つの駆動伝達ギアのいずれかに歯合して
    いる状態において前記係止部に当該遊星レバーの揺動を
    規制すべく係止可能であることを特徴とする動力伝達切
    換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項におい
    て、前記駆動源の駆動軸に歯合する太陽ギアを更に備
    え、前記遊星ギアが前記太陽ギアの周囲の一部で公転す
    るものであることを特徴とする動力伝達切換装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において、
    前記第1駆動伝達系はプリンタのフラッシング動作用の
    インク貯留タンクからインクを排出するためのポンプに
    連結されていることを特徴とする動力伝達切換装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記第2駆動伝達系はプリンタの給紙ローラに連結され
    ていることを特徴とする動力伝達切換装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、前記
    駆動源、前記第1駆動伝達系の少なくとも第1駆動伝達
    ギア、前記第2駆動伝達系の少なくとも第1駆動伝達ギ
    ア、前記遊星レバー、前記遊星ギアおよび前記ロック手
    段または前記遊星レバー保持手段は、全体としてユニッ
    ト化されていることを特徴とする動力伝達切換装置。
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EP00100164A EP1020296B1 (en) 1999-01-11 2000-01-11 Power transmission switching device
AT00100164T ATE303903T1 (de) 1999-01-11 2000-01-11 Leistungsübertragungsumschaltvorrichtung
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006132299A1 (ja) * 2005-06-09 2006-12-14 Pioneer Corporation 駆動切替装置、駆動装置、およびディスク装置
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JP2012101917A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Ricoh Co Ltd 駆動伝達装置、原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
US8848264B2 (en) 2012-09-28 2014-09-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US9013726B2 (en) 2012-06-29 2015-04-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device and image forming apparatus
US9225869B2 (en) 2012-06-08 2015-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading device and image forming apparatus

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