JP3419635B2 - 給紙ローラ駆動装置およびこれを用いたプリンタ - Google Patents

給紙ローラ駆動装置およびこれを用いたプリンタ

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JP3419635B2
JP3419635B2 JP24188696A JP24188696A JP3419635B2 JP 3419635 B2 JP3419635 B2 JP 3419635B2 JP 24188696 A JP24188696 A JP 24188696A JP 24188696 A JP24188696 A JP 24188696A JP 3419635 B2 JP3419635 B2 JP 3419635B2
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晃 椛本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙ローラ駆動装
置に係り、特に、給紙カセットの最上部に位置する用紙
を記録位置に向かって供給する給紙ローラを駆動させる
ための給紙ローラ駆動装置およびこれを用いたプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ、ワードプロセッ
サ、ファクシミリ等の出力装置として用いられている熱
転写プリンタ、ページプリンタ等の各種のプリンタにお
いては、所望の記録を行う場合に、複数枚の用紙が収納
された分離機構を具備する給紙カセットをプリンタ本体
に装着し、この給紙カセットに収納された用紙を回転駆
動する給紙ローラに当接させて、分離機構をもって上方
から1枚づつ分離してプリンタの記録位置に向かって供
給するようになっている。そして、給紙ローラは、駆動
モータの駆動力をギア群により構成された給紙ローラ駆
動装置をもって回転駆動可能に形成されている。
【0003】また、このような従来からあるプリンタに
おいては、例えばA3サイズ、A4サイズ、B4サイ
ズ、B5サイズ、葉書サイズ等の各種のサイズの用紙が
用いられており、さらには、普通紙や葉書等の各種の紙
質の用紙が用いられている。
【0004】そして、従来の給紙ローラ駆動装置におい
ては、紙送り負荷の大きい葉書に代表される腰の強い用
紙の紙送りと、紙送り負荷の小さい普通紙に代表される
腰の弱い用紙の紙送りとの両者を、紙送り負荷の大きさ
に応じて異なる複数の駆動モータの駆動力を選択的に切
り換えたり、大きな紙送り負荷に耐え得る容量の大きな
1つの駆動モータにより行うようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た紙送り負荷の大きい用紙の紙送りと、紙送り負荷の小
さい用紙の紙送りとの両者を、異なる複数の駆動モータ
の駆動力を選択的に切り換えて行うものにおいては、複
数の駆動モータを必要とするとともに、給紙ローラ駆動
装置が複雑となり、経済的負担が大きいだけでなく、近
年の小型化、軽量化に対する阻害要因になるという問題
点があった。
【0006】また、前述した紙送り負荷の大きい用紙の
紙送りと、紙送り負荷の小さい用紙との紙送りとの両者
を、大きな紙送り負荷に耐え得る容量の大きな1つの駆
動モータにより行うものにおいては、大きな紙送り負荷
に耐え得る容量の大きな1つの駆動モータと、この駆動
モータの駆動力を選択的に切り換える複雑な給紙ローラ
駆動装置を必要とし、経済的負担が大きいだけでなく、
近年の小型化、軽量化に対する阻害要因になるという問
題点があった。
【0007】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構造で、経済的負担を低減するととも
に、小型化、軽量化を図ることのできる給紙ローラ駆動
装置およびこれを用いたプリンタを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の給紙ロ
ーラ駆動装置の特徴は、駆動モータの回転駆動力が伝達
されるメインギアと、このメインギアと同軸上に形成さ
れ前記メインギアと一体回転するサブギアと、前記メイ
ンギアの回転により揺動する揺動板に回転可能に支持さ
れ前記サブギアと常に噛合する揺動ギアと、給紙ローラ
に回転駆動力を伝達するための給紙ローラ駆動ギアと、
この給紙ローラ駆動ギアに噛合する伝達ギアと、この伝
達ギアに噛合する中間ギアと、前記揺動ギアが前記伝達
ギアおよび前記中間ギアの何れか一方と選択的に噛合す
るように前記駆動モータの回転方向を制御するための制
御部とを有する給紙ローラ駆動装置であって、前記制御
部は、腰の弱い用紙を用いる際には前記揺動ギアが前記
伝達ギアと噛合し、腰の強い用紙を用いる際には前記揺
動ギアが前記中間ギアと噛合するように前記駆動モータ
の回転方向を制御するように構成されている点にある。
【0009】そして、このような構成を採用したことに
より、1つの駆動モータの駆動力を用紙の腰の強さに応
じて容易に切り換えることができるとともに、低トルク
系駆動力伝達経路と高トルク系駆動力伝達経路とを容易
に選択することができる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】また、特許請求の範囲の請求項に記載の
本発明の給紙ローラ駆動装置の特徴は、請求項1におい
て、前記伝達ギアは、前記中間ギアおよび前記給紙ロー
ラ駆動ギアが噛合する大ギア部と、この大ギア部と同軸
上に形成され前記揺動ギアが噛合可能な小ギア部とを有
する点にある。
【0015】そして、このような構成を採用したことに
より、低トルク系駆動力伝達経路と高トルク系駆動力伝
達経路とをより容易に構成することができる。
【0016】また、特許請求の範囲の請求項に記載の
本発明の給紙ローラ駆動装置の特徴は、請求項1におい
て、前記中間ギアおよび前記伝達ギアの一部に、前記揺
動板の一部が当接可能な平滑部を形成し、前記揺動ギア
と前記中間ギアとが噛合した際の前記揺動ギアと前記中
間ギアのそれぞれの軸芯の間隔、および、前記揺動ギア
と前記伝達ギアとが噛合した際の前記揺動ギアと前記伝
達ギアのそれぞれの軸芯の間隔を、両ギアの噛合状態が
適正に行われるように保持可能に形成した点にある。
【0017】そして、このような構成を採用したことに
より、前記揺動ギアと前記中間ギアとの噛合、および、
前記揺動ギアと前記伝達ギアとの噛合を簡単かつ確実に
行うことができる。
【0018】また、特許請求の範囲の請求項に記載の
本発明の給紙ローラ駆動装置の特徴は、請求項1におい
て、前記中間ギアは、前記揺動ギアが噛合可能な第1ギ
ア部と、この第1ギア部と間隔を隔てて同軸上に形成さ
れ前記伝達ギアに噛合する第2ギア部と、前記第1ギア
部と前記第2ギア部との間に配設され前記第1ギア部と
前記第2ギア部とを接続するとともに前記揺動板の一部
が当接可能な前記第1ギア部および前記第2ギア部の歯
底円より小径の前記平滑部とを有する点にある。
【0019】そして、このような構成を採用したことに
より、前記揺動ギアと前記中間ギアとの噛合、および、
前記揺動ギアと前記伝達ギアとの噛合をより簡単かつ確
実に行うことができる。
【0020】また、特許請求の範囲の請求項に記載の
本発明の給紙ローラ駆動装置の特徴は、請求項1におい
て、前記制御部は、前記揺動ギアが前記中間ギアと前記
伝達ギアとの間を揺動する際に用紙のバックフィードを
行うように構成されている点にある。
【0021】そして、このような構成を採用したことに
より、駆動モータの駆動力をもって用紙のバックフィー
ドを容易に行うことができる。
【0022】また、特許請求の範囲の請求項に記載の
本発明のプリンタの特徴は、前記請求項1乃至請求項
の何れか1項に記載の給紙ローラ駆動装置を有する点に
ある。
【0023】そして、このような構成を採用したことに
より、簡単な構造で、経済的負担を低減するとともに、
小型化、軽量化を確実に図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。
【0025】図1から図6は本発明に係る給紙ローラ駆
動装置の実施の形態を示すものであり、図1は要部を示
す斜視図であり、図2は要部の平面図であり、図3は要
部の側面図であり、図4は揺動板近傍の要部を示す正面
図であり、図5は揺動板の要部を示す平面図であり、図
6は制御部の要部を示すブロック図である。
【0026】図1に示すように、本実施の形態の給紙ロ
ーラ駆動装置1は、ステッピングモータなどからなる駆
動モータ2の回転駆動力が伝達されるメインギア3を有
している。そして、本実施の形態におけるメインギア3
に対する駆動モータ2の回転駆動力の伝達経路は、図1
に示すように、駆動モータ2の出力軸2aに取着された
ピニオン4と紙送りローラ駆動軸5の一端(図1左方)
に取着された紙送りローラ駆動ギア6とを2段ギアとさ
れたアイドルギア7を介して噛合させるとともに、紙送
りローラ駆動軸5の他端(図1右方)に取着された出力
ギア9と前記メインギア3とをアイドルギア10を介し
て噛合させることにより構成されている。
【0027】すなわち、駆動モータ2、メインギア3お
よび紙送りローラ8は、それぞれが駆動モータ2の回転
方向と同一の方向に回転するように形成されている。
【0028】また、駆動モータ2は、制御部11に電気
的に接続されており、駆動モータ2は、制御部11から
送出される制御指令に基づいて回転方向などが制御され
るようになっている。
【0029】図1から図4に示すように、前記メインギ
ア3の一面には、メインギア3と一体回転する小径のサ
ブギア12が同軸上に形成されている。そして、図4に
詳示するように、メインギア3を回転自在に支持してい
るメインギア支持軸13には、揺動板14がサブギア1
2と対向するようにして回転自在に取着されている。こ
の揺動板14は、図5に詳示するように、ほぼリンク状
に形成された基体部15と、この基体部15のサブギア
12と対向する面(図4右方)の反対側の面(図左方)
に一体形成された当接体16とを有している。この当接
体16は、図4および図5に示すように、基体部15よ
り幅広で図5上方に示す先端外周面が基体部15の図5
上方に示す外周面より外側に突出したほぼ扇形に形成さ
れている。そして、図4に示すように、基体部15の図
4下方に示す下端部近傍には、板厚方向に貫通する貫通
孔17が形成されており、この貫通孔17に前記メイン
ギア支持軸13が挿通されるようになされている。さら
に、図4に示すように、基体部15の図4上方に示す上
端部近傍には、揺動ギア支持軸18がその先端をメイン
ギア3と対向するようにして突設されており、この揺動
ギア支持軸18の先端部には、図4に詳示するように、
前記サブギア12と常に噛合する揺動ギア19が回転可
能に支持されている。
【0030】すなわち、揺動板14は、メインギア3の
回転に伴ってメインギア支持軸13を中心として回転可
能に形成されており、揺動板14の先端部に回転自在に
取着された揺動ギア19は、揺動板14の回転に伴って
サブギア12の外周面をメインギア支持軸13を中心と
して公転可能に形成されている。
【0031】図1から図3に示すように、前記揺動ギア
19の公転軌跡上には、メインギア支持軸13を中心と
する揺動ギア19の揺動範囲(揺動角度)を規制するよ
うにして、揺動板14の図3において反時計方向への回
転に伴って揺動ギア19と噛合可能な伝達ギア20と、
揺動板14の図3において時計方向への回転に伴って揺
動ギア19と噛合可能な中間ギア21とがそれぞれ回転
自在に配設されている。
【0032】前記伝達ギア20は、揺動ギア19とギア
比が1:1で噛合可能な小ギア部22を有している。こ
の小ギア部22の図1左方に示す一面には、小ギア部2
2と同軸上に形成され外周面が平滑な平滑部23とされ
たほぼ円柱状の連結体24の一端が接続されており、こ
の平滑部23には、揺動板14の図3において反時計方
向への回転に伴って揺動板14の当接体16の図5左方
に示す左側面が当接可能になっている。
【0033】すなわち、伝達ギア20の一部に、揺動板
14の一部が当接可能な平滑部23が形成されており、
この平滑部23に揺動板14の当接体16の左側面先端
側を当接させることにより、揺動ギア19と伝達ギア2
0とが噛合した際の揺動ギア19と伝達ギア20との軸
芯の間隔を適正に制御し、揺動ギア19と伝達ギア20
との噛合状態を確実かつ適正に保持することができるよ
うになっている。
【0034】前記伝達ギア20の連結体23の他端に
は、小ギア部22と同軸上に形成され小ギア部22と一
体回転する大ギア部25が配設されている。この大ギア
部25は、本実施の形態においては、歯数が小ギア部2
2の歯数の2倍とされており、給紙ローラ駆動軸26の
一端に取着され給紙ローラ27に回転駆動力を伝達する
ための給紙ローラ駆動ギア28と常に噛合するようにし
て配設されている。
【0035】すなわち、伝達ギア20は、揺動板14が
図3において反時計方向へ回転して揺動ギア19と伝達
ギア20の小ギア部22とが噛合した場合に、揺動ギア
19と伝達ギア20とのギア比が1:1をなすように形
成されており、揺動ギア19の回転駆動力を伝達ギア2
0に直接伝達するように形成されている。
【0036】前記中間ギア21は、揺動ギア19とギア
比が1:1で噛合可能な第1ギア部29を有している。
この第1ギア部29の一面には、第1ギア部29と同軸
上に形成され外周面が平滑部30とされた外形寸法が第
1ギア部29の歯底円より小径のほぼ円柱状の連結体3
1の一端が接続されており、この平滑部30には、揺動
板14の図3において時計方向への回転に伴って揺動板
14の当接体16の図5右方に示す右側面が当接するよ
うになっている。
【0037】すなわち、中間ギア21の一部に、揺動板
14の一部が当接可能な平滑部30が形成されており、
この平滑部30に揺動板14の当接体16の右側面先端
側を当接させることにより、揺動ギア19と中間ギア2
1とが噛合した際の揺動ギア19と中間ギア21との軸
芯の間隔を適正に制御し、揺動ギア19と中間ギア21
との噛合状態を確実かつ適正に保持することができるよ
うになっている。
【0038】前記連結体31の他端には、第1ギア部2
9と同軸上に形成され第1ギア部29と一体回転する同
一形状の第2ギア部32が配設されている。この第2ギ
ア部32は、前記伝達ギア20の大ギア部25と常に噛
合するようにして配設されている。
【0039】すなわち、中間ギア21は、揺動板14が
図3において時計方向へ回転して揺動ギア19と中間ギ
ア21の第1ギア部29とが噛合した場合に、揺動ギア
19と伝達ギア20とのギア比が1:2をなすように構
成されており、揺動ギア19の回転数を半分に減速す
る、すなわち、揺動ギア19の回転駆動力、詳しくはト
ルクを2倍として伝達ギア20に間接伝達するように形
成されている。
【0040】また、揺動ギア19が選択的に噛合する伝
達ギア20の小ギア部22と中間ギア21の第1ギア部
29とは接近して配置されている。
【0041】前記制御部11は、後述するプリンタ40
の各部の動作を制御するものであり、図6に示すよう
に、CPU33、適宜な容量のROM、RAM等により
形成されたメモリ34およびコントローラ35などから
形成されている。この制御部11は、少なくとも、用紙
として紙送り負荷の少ない普通紙に代表される腰の弱い
用紙を用いる際には、前記揺動ギア19を前記伝達ギア
20と噛合させ、用紙として紙送り負荷の大きい葉書に
代表される腰の強い用紙を用いる際には、前記揺動ギア
19を前記中間ギア21と噛合させるように前記駆動モ
ータ2の回転方向を制御することができるようになって
いる。
【0042】すなわち、制御部11は、紙送り負荷の大
小に応じて、揺動ギア19を伝達ギア20あるいは中間
ギア21との何れか一方と選択的に噛合するように制御
することができるようになっている。
【0043】また、制御部11は、揺動ギア19が前記
中間ギア21と前記伝達ギア20との間を揺動する際に
用紙のバックフィード、すなわち、用紙を図1に矢印A
にて示す紙送り方向と逆方向に搬送するように紙送りロ
ーラ8が逆回転するように駆動モータ2を制御すること
もできるようになっている。
【0044】なお、駆動モータ2、メインギア3および
紙送りローラ駆動ギア6を同一側面に配設し、駆動モー
タ2の出力軸2aに取着されたピニオン4をメインギア
3と直接噛合させる構成としてもよい。この場合の紙送
りローラ駆動ギア6は、メインギア3と直接噛合させた
り、アイドルギアを介して紙送りローラ駆動ギア6をメ
インギア3と噛合させるとよい。
【0045】ここで、本発明の給紙ローラ駆動装置1を
用いたプリンタの実施の形態についてその要部を示す図
7により説明する。
【0046】図7に示すように、本実施の形態のプリン
タ40は、用紙Pを略水平に搬送して記録を行うように
構成されており、図示しないプリンタケースの内部に配
設されたプリンタフレーム41を有している。このプリ
ンタフレーム41には、平板状のプラテン42がその記
録面42aを図7に矢印Aにて示す紙送り方向に対して
平行となるようにして上方に向けて配設されている。こ
のプラテン42の上方には、プラテン42に対向し、図
示しない公知の駆動機構によりプラテン42に対して接
離自在とされた複数の発熱素子(図示せず)を整列配置
させた記録ヘッドとしてのサーマルヘッド43が配設さ
れている。そして、プラテン42に対して当接している
ヘッドダウン状態(図示せず、図7はヘッドアップ状態
を示す)におけるサーマルヘッド43とプラテン42と
の当接位置が記録位置PPとされてる。また、プラテン
42とサーマルヘッド43との間には、プラテン42側
から順に、用紙Pおよびインクリボン(図示せず)が供
給されるようになっている。
【0047】前記サーマルヘッド43は、ステッピング
モータなどの適宜なキャリッジモータ(図示せず)の駆
動力により、図7に矢印Aにて示す紙送り方向に対して
直交するようにしてプラテン42の記録面42aに沿っ
て往復移動自在(紙面垂直方向)とされた公知のキャリ
ッジ44に搭載されており、このキャリッジ44には、
ベースフィルムに所望の色のインクを塗布してなるイン
クリボンを内部に具備する公知のリボンカセット(共に
図示せず)が搭載し得るようにされている。
【0048】前記キャリッジ44の右斜め下方には、開
口部(図示せず)を介して給紙カセット45(一部のみ
図示)が係合される係合部(図示せず)を備えたカセッ
ト装着部46が設けられている。
【0049】また、カセット装着部46の上方には、給
紙カセット45に配設された摩擦パッド47に対向する
ようにして、前記給紙ローラ駆動装置1を介して前記駆
動モータ2の駆動力が伝達されて回転駆動する給紙ロー
ラ27が配設されている。この給紙ローラ27は、図1
に詳示するように、断面ほぼD字形状に形成されてお
り、複数の給紙ローラ27が適宜な間隔を隔てて給紙ロ
ーラ駆動軸26に固着されている。この給紙ローラ駆動
軸26は、ねじりコイルばねなどの適宜な付勢部材48
により給紙カセット45に向かって付勢されている。そ
して、給紙ローラ駆動軸26の一端には、図1および図
3に示すように、カムレバー49が取着されている。こ
のカムレバー49は、図3に示すように、給紙ローラ駆
動軸26に装着されるほぼ円筒形状の基部50と、この
基部50の外周面から径方向外側へ延出されたレバー体
51とを有している。そして、カムレバー49のレバー
体51の先端は、カムレバー49の下方に配設されたほ
ぼL字形状のカム面52(図3)と接離可能とされてい
る。
【0050】すなわち、給紙ローラ27は、駆動モータ
2の回転駆動にともなってカムレバー49のレバー体5
1の先端がカム面52と接離し、その結果、給紙ローラ
27は図7に両矢印Bにて示すように給紙カセット45
に向かって接離するように上下移動可能に形成されてい
る。
【0051】また、給紙ローラ27は、常には、カムレ
バー49のレバー体51の先端がカム面52と当接し、
図7に破線にて示すように給紙カセット45から離間し
た上方に位置して待機状態とされおり、給紙カセット4
5に載置(収納)された用紙Pの最上部に位置する用紙
Pを記録位置PPに向かって送出する際にのみカムレバ
ー49のレバー体51の先端がカム面52から離間し、
図7に実線にて示すように給紙カセット45に載置され
た用紙Pの最上部に位置する用紙Pの上面に圧接するよ
うに降下し用紙Pを送出することができるように形成さ
れている。
【0052】前記記録位置PPより矢印Bにて示す紙送
り方向の上流側(図7右方)には、給紙ローラ27によ
って給紙カセット45から送出された用紙Pを受け取
り、所定速度で記録位置PPに向かって搬送する紙送り
ローラ8および案内ガイド53が配設されている。この
紙送りローラ8は、図1に詳示するように、断面ほぼ円
形に形成されており、複数の紙送りローラ8が適宜な間
隔を隔てて紙送りローラ駆動軸5に固着されている。そ
して、紙送りローラ8は、給紙ローラ27を駆動する駆
動モータ2により回転駆動されるようになっており、各
紙送りローラ8の上方には、紙送りローラ8の外周面に
当接される補助ローラ54が回転自在に配設されてい
る。この補助ローラ54は、紙送りローラ8に従動回転
するようにされている。
【0053】すなわち、給紙カセット45から分離され
て給紙ローラ27により給紙された用紙Pは、記録位置
PPの手前で紙送り機構を構成する紙送りローラ40と
補助ローラ54とに受け渡され、紙送りローラ8と補助
ローラ54との間に挟持されるようにして記録位置PP
に向かって走行可能とされている。
【0054】なお、用紙Pの走行が給紙ローラ27から
紙送りローラ8へ受け渡されると、用紙Pの最上部に位
置する用紙Pの上面に圧接するように降下している給紙
ローラ27は、待機状態に復帰するようにされている。
【0055】前記記録位置PPより矢印Aにて示す紙送
り方向の下流側(図7左方)には、記録の終了した用紙
Pを外部に排出する排紙ローラ55が配設されている。
この排紙ローラ55は、駆動モータ2により回転駆動さ
れるようになされており、排紙ローラ55の上方には、
排紙ローラ55の外周面に当接される圧接ローラ(図示
せず)が回転自在に配設されており、この圧接ローラ
は、排紙ローラ55に従動回転するようにされている。
【0056】つまり、記録が施された用紙Pは、排紙ロ
ーラ55と圧接ローラとの間に挟持されるようにして外
部に排出されるようになっている。
【0057】このように構成された本実施の形態のプリ
ンタ40によれば、給紙カセット45をカセット装着部
46に装着した状態で駆動モータ2を駆動すると、給紙
ローラ27および紙送りローラ8が回転駆動するととも
に、給紙ローラ27が給紙カセット16の用紙載置面2
3に向かって降下して給紙カセット16に収納した複数
枚の用紙Pの最上部に位置する用紙Pに当接し、最上部
に位置する用紙Pが分離されて矢印Aにて示す紙送り方
向に給紙され、紙送り機構を構成する紙送りローラ8と
補助ローラ54との間に向かって走行する。そして、給
紙ローラ48は、用紙Pの走行方向の先頭(先端縁)が
紙送りローラ8と補助ローラ54との間に達すると用紙
Pから離間し、用紙Pの走行を紙送りローラ8に引き渡
す。
【0058】ついで、プラテン42の前方に、給紙カセ
ット45から分離されて供給された用紙Pとインクリボ
ンとが支持され、用紙Pおよびインクリボンを介してプ
ラテン42と圧接させたサーマルヘッド43をキャリッ
ジ44とともにプラテン42に沿って往復動させながら
インクリボンを繰り出し、サーマルヘッド43に整列配
置されている複数の発熱素子を、記録情報に基づいて選
択的に発熱させることにより、インクリボンのインクを
部分的に溶融して用紙Pの所定の位置に転写し、用紙P
上に所望の文字等の画像が形成されるようになってい
る。
【0059】なお、用紙Pとして感熱紙を用いる場合に
は、インクリボンを用いる必要はない。また、プリンタ
40としてはサーマルヘッド43を用いたものに限定さ
れるものではなく、活字式プリンタ、インクジェットプ
リンタ、レーザービームプリンタ等の各種のプリンタや
電子複写機を用いることもできる。
【0060】つぎに、前述した構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0061】本実施の形態の給紙ローラ駆動装置によれ
ば、制御部11から送出される制御指令に基づいて駆動
される駆動モータ2の回転駆動力は、まず、ピニオン4
およびアイドルギア7を介して紙送りローラ駆動軸5の
一端に取着された紙送りローラ駆動ギア6へ伝達し、紙
送りローラ8を駆動モータ2の回転方向と同一方向へ回
転させる。そして、紙送りローラ駆動軸5へ伝達された
駆動モータ2の回転駆動力は、紙送りローラ駆動軸5の
他端に取着された出力ギア9から出力され、アイドルギ
ア10を介してメインギア3へ伝達しメインギア3を駆
動モータ2の回転方向と同一方向へ回転させる。
【0062】すなわち、駆動モータ2がその出力軸2a
側の反対側から見て反時計方向に回転すると、メインギ
ア3が図3において反時計方向に回転する。このメイン
ギア3の反時計方向への回転は、メインギア3と一体回
転する小径のサブギア12を図3において反時計方向へ
回転させるとともに、揺動板14をメインギア支持軸1
3を中心として図3において反時計方向へ回転させ、揺
動ギア19と伝達ギア20の小ギア部22とが噛合す
る。すると、揺動ギア19を介してサブギア12と接続
された伝達ギア20は反時計方向へ回転し、伝達ギア2
0の大ギア部25に噛合している給紙ローラ駆動ギア2
8を介して給紙ローラ駆動軸26へ駆動モータ2の駆動
力が直接伝達される。これにより、給紙ローラ駆動軸
に取着されている給紙ローラ27が図3および図7に
おいて時計方向に回転し用紙Pの供給が行われる。
【0063】また、駆動モータ2がその出力軸2a側の
反対側から見て時計方向に回転すると、メインギア3が
図3において時計方向に回転する。このメインギア3の
時計方向への回転は、メインギア3と一体回転する小径
のサブギア12を図3において時計方向へ回転させると
ともに、揺動板14をメインギア支持軸13を中心とし
て図3において時計方向へ回転させ、揺動ギア19と中
間ギア21の第1ギア部29とが噛合する。すると、中
間ギア21は時計方向に回転し、中間ギア21の第2ギ
ア部32に噛合している伝達ギア20の大ギア部25を
図3において反時計方向へ回転させ、伝達ギア20の大
ギア部25に噛合している給紙ローラ駆動ギア28を介
して給紙ローラ駆動軸26へ駆動モータ2の駆動力が中
間ギア21を介して間接伝達される。これにより、給紙
ローラ駆動軸26に取着されている給紙ローラ27が図
3および図7において時計方向に回転し用紙Pの供給が
行われる。
【0064】したがって、本実施の形態の給紙ローラ駆
動装置1によれば、駆動モータ2の回転方向に関係な
く、常に、給紙ローラ27を給紙カセット45に載置し
た用紙Pを一定方向、すなわち、給紙する方向へ回転さ
せることができる。
【0065】また、本実施の形態の給紙ローラ駆動装置
1によれば、駆動モータ2がその出力軸2a側の反対側
から見て反時計方向に回転する際には、揺動ギア19の
回転駆動力を伝達ギア20へ直接伝達するが、このと
き、揺動ギア19の回転駆動力たる駆動モータ2の駆動
力は、揺動ギア19と噛合する伝達ギア20の小ギア部
22との間でギア比が1:1をなすように構成されてい
るので、揺動ギア19の回転駆動力を伝達ギア20へ直
接伝達することができる。
【0066】そして、駆動モータ2がその出力軸2a側
の反対側から見て時計方向に回転する際には、中間ギア
21を介して伝達ギア20が回転する、すなわち、揺動
ギア19の回転駆動力を中間ギア21を介して伝達ギア
20へ間接伝達するが、このとき、揺動ギア19の回転
駆動力たる駆動モータ2の駆動力は、中間ギア21の第
2ギア部32と伝達ギア20の大ギア部25とのギア比
が1:2をなすように構成されているので、中間ギア2
1と伝達ギア20との間で回転数が1/2に減速されて
トルクが2倍とされ、駆動モータ2のトルク負荷を低減
させることができる。
【0067】したがって、本実施の形態の給紙ローラ駆
動装置1によれば、制御部11から送出される制御指令
に基づいて駆動モータ2の回転方向を制御するという簡
単な構成により、小型で小容量の1つの駆動モータ2の
駆動力を、紙送り負荷の小さい腰の弱い用紙Pの紙送り
に用いる際には小さく、紙送り負荷の大きい腰の強い用
紙Pの紙送りに用いる際には大きくして用いることがで
きる。
【0068】すなわち、紙送り負荷の小さい用紙Pの紙
送りに用いる小型で小容量の小さな1つの駆動モータ2
をもって、紙送り負荷の小さな腰の弱い用紙Pの紙送り
に好適なトルクが小さく紙送り速度の速い低トルク系駆
動力伝達経路と、紙送り負荷の大きな腰の強い用紙Pの
紙送りに好適なトルクが大きく紙送り速度の遅い高トル
ク系駆動力伝達経路とを容易に選択して用いることがで
きる。
【0069】また、本実施の形態の給紙ローラ駆動装置
1によれば、揺動ギア19が伝達ギア20の小ギア部2
2に噛合する際には揺動板14の当接体16の左側面先
端側を伝達ギア20の平滑部23と当接させ、揺動ギア
19が中間ギア21の第1ギア部29に噛合する際には
揺動板14の当接体16の右側面先端側を中間ギア21
の第1ギア部29と当接させるという簡単な構成で、揺
動ギア19と伝達ギア20とが噛合した際の揺動ギア1
9と伝達ギア20との軸芯の間隔および揺動ギア19と
伝達ギア20との噛合状態と、揺動ギア19と中間ギア
21とが噛合した際の揺動ギア19と中間ギア21との
軸芯の間隔および揺動ギア19と中間ギア21との噛合
状態と容易に確実かつ適正に保持することができるの
で、揺動ギア19が伝達ギア20あるいは中間ギア21
と不適正に噛合した際の異音の発生や歯部の異常摩耗を
防止し、長期間に亘り安定した機能を保持させることが
できる。
【0070】また、本実施の形態の給紙ローラ駆動装置
1によれば、揺動ギア19が伝達ギア20と中間ギア2
1との間を揺動する際に、揺動ギア19は伝達ギア20
および中間ギア21の何れとも噛合しないので、給紙ロ
ーラ27を回転させずに紙送りローラ8のみを単独で回
転させることができるので、制御部11から揺動ギア1
9が伝達ギア20と中間ギア21との間を揺動する間に
所定のタイミングで制御指令を送出することにより、用
紙Pを紙送り方向と逆方向に搬送する用紙Pのバックフ
ィードを行うことができる。この用紙Pのバックフィー
ドにより、用紙に対する記録の開始位置の微調整を使用
者の好みに応じて行うことができる。
【0071】さらに、本実施の形態においては、揺動ギ
ア19と噛合可能な伝達ギア20の小ギア部22と中間
ギア21の第1ギア部29とは接近して配置されている
ので、揺動ギア19が伝達ギア20の小ギア部22と中
間ギア21の第1ギア部29との間を揺動する角度が大
きくされており、1〜2インチ程度の用紙Pのバックフ
ィードを可能とすることができる。
【0072】すなわち、揺動ギア19が伝達ギア20の
小ギア部22と中間ギア21の第1ギア部29との間を
揺動する角度を大きくすることにより、用紙Pのバック
フィード量を大きくすることができる。
【0073】したがって、本実施の形態の給紙ローラ駆
動装置1を用いた本実施の形態のプリンタ40によれ
ば、簡単な構造で、小型で小容量の1つの駆動モータ2
の駆動力を、紙送り負荷の小さい腰の弱い用紙Pの紙送
りに用いる際には小さく、紙送り負荷の大きい腰の強い
用紙Pの紙送りに用いる際には大きくして用いることが
でき、その結果、経済的負担を低減することができると
ともに、小型化、軽量化を確実に図ることができる。
【0074】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給紙ローラ
駆動装置によれば、簡単な構造で、1つの駆動モータの
駆動力を用紙の腰の強さに応じて容易に切り換えること
ができるという極めて優れた効果を奏する。また、本発
明の給紙ローラ駆動装置を用いた本発明のプリンタによ
れば、経済的負担を低減するとともに、小型化、軽量化
を確実に図ることができるという極めて優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る給紙ローラ駆動装置の実施の形
態の要部を示す斜視図
【図2】 要部の平面図
【図3】 要部の側面図
【図4】 揺動板近傍の要部を示す正面図
【図5】 揺動板の要部を示す平面図
【図6】 制御部の要部を示すブロック図
【図7】 本発明に係る給紙ローラ駆動装置を用いた本
発明に係るプリンタの実施の形態の要部を示す構成図
【符号の説明】
1 給紙ローラ駆動装置 2 駆動モータ 3 メインギア 5 紙送りローラ駆動軸 6 紙送りローラ駆動ギア 8 紙送りローラ 11 制御部 12 サブギア 14 揺動板 16 当接体 19 揺動ギア 20 伝達ギア 21 中間ギア 22 (伝達ギアの)小ギア部 23 (伝達ギアの)平滑部 25 (伝達ギアの)大ギア部 26 給紙ローラ駆動軸 27 給紙ローラ 28 給紙ローラ駆動ギア 29 (中間ギアの)第1ギア部 30 (中間ギアの)平滑部 32 (中間ギアの)第2ギア部 40 プリンタ A 紙送り方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−175686(JP,A) 特開 平8−32747(JP,A) 特開 平3−232630(JP,A) 特開 平4−140235(JP,A) 特開 平8−157095(JP,A) 実開 平4−58535(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/06 B41J 13/00 B41J 23/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータの回転駆動力が伝達されるメ
    インギアと、このメインギアと同軸上に形成され前記メ
    インギアと一体回転するサブギアと、前記メインギアの
    回転により揺動する揺動板に回転可能に支持され前記サ
    ブギアと常に噛合する揺動ギアと、給紙ローラに回転駆
    動力を伝達するための給紙ローラ駆動ギアと、この給紙
    ローラ駆動ギアに噛合する伝達ギアと、この伝達ギアに
    噛合する中間ギアと、前記揺動ギアが前記伝達ギアおよ
    び前記中間ギアの何れか一方と選択的に噛合するように
    前記駆動モータの回転方向を制御するための制御部とを
    有する給紙ローラ駆動装置であって、 前記制御部は、腰の弱い用紙を用いる際には前記揺動ギ
    アが前記伝達ギアと噛合し、腰の強い用紙を用いる際に
    は前記揺動ギアが前記中間ギアと噛合するように前記駆
    動モータの回転方向を制御するように構成されている
    とを特徴とする給紙ローラ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記伝達ギアは、前記中間ギアおよび前
    記給紙ローラ駆動ギアが噛合する大ギア部と、この大ギ
    ア部と同軸上に形成され前記揺動ギアが噛合可能な小ギ
    ア部とを有することを特徴とする請求項1に記載の給紙
    ローラ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記中間ギアおよび前記伝達ギアの一部
    に、前記揺動板の一部が当接可能な平滑部を形成し、前
    記揺動ギアと前記中間ギアとが噛合した際の前記揺動ギ
    アと前記中間ギアのそれぞれの軸芯の間隔、および、前
    記揺動ギアと前記伝達ギアとが噛合した際の前記揺動ギ
    アと前記伝達ギアのそれぞれの軸芯の間隔を、両ギアの
    噛合状態が適正に行われるように保持可能に形成した
    とを特徴とする請求項1に記載の給紙ローラ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記中間ギアは、前記揺動ギアが噛合可
    能な第1ギア部と、この第1ギア部と間隔を隔てて同軸
    上に形成され前記伝達ギアに噛合する第2ギア部と、前
    記第1ギア部と前記第2ギア部との間に配設され前記第
    1ギア部と前記第2ギア部とを接続するとともに前記揺
    動板の一部が当接可能な前記第1ギア部および前記第2
    ギア部の歯底円より小径の前記平滑部とを有することを
    特徴とする請求項1に記載の給紙ローラ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記揺動ギアが前記中間
    ギアと前記伝達ギアとの間を揺動する際に用紙のバック
    フィードを行うように構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の給紙ローラ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5の何れか1項
    に記載の給紙ローラ駆動装置を有することを特徴とする
    プリンタ。
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