JPH0639790U - Icキャリア - Google Patents
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/04—Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
- G01R1/0408—Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
- G01R1/0425—Test clips, e.g. for IC's
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/2851—Testing of integrated circuits [IC]
- G01R31/2893—Handling, conveying or loading, e.g. belts, boats, vacuum fingers
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ICパッケージのリードに負担をかけないで、
ICキャリアにICパッケージを保持でき、しかも簡単
にICキャリアにICパッケージを着脱できるICキャ
リアを提供する。 【構成】ICキャリア枠のICパッケージ装着部側に切
り欠き部を設け、この切り欠き部に収納されたICパッ
ケージ本体の側面を押さえるための突起を有する弾性を
有する橋渡し部を一体に形成して成る。
ICキャリアにICパッケージを保持でき、しかも簡単
にICキャリアにICパッケージを着脱できるICキャ
リアを提供する。 【構成】ICキャリア枠のICパッケージ装着部側に切
り欠き部を設け、この切り欠き部に収納されたICパッ
ケージ本体の側面を押さえるための突起を有する弾性を
有する橋渡し部を一体に形成して成る。
Description
【0001】
本考案は、ICテスト用ソケットにセツトするためのICパッケージをハン ドリング等のために予め装着、保持するICキャリアに関するものである。
【0002】
ICパッケージは高密度化の傾向にあり、それに伴いリード端子も多端子、 狭ピッチ化を呈している。そこで、ICテストのためのICソケットへの装着を 直接的に行うと、リードの折損等の支障を生じたり、自動化の障害になるなどの 問題から予めICキャリアにICパッケージを装着しておき、そのキャリアをソ ケットに装着することが行われている。 図6は従来のPGA型ICキャリアの一例を示す斜視図であり、図7はPG A型ICパッケージの側面図である。図6,7において1は絶縁材料からなるキ ャリア枠で、この内側にピン孔3を設けた凹部2がある。7はICパッケージ本 体、8はリードである。このICキャリアに対し、上からICパッケージのリー ド8をピン孔3に挿入し、ICパッケージ本体7の下面を凹部2と接触させるこ とによって、ICパッケージを装着する。ICパッケージのリード8は、設計上 は ピン孔3の中心に合うようになっているが、実際には製造上の誤差により、 リード8の幾つかはピン孔3の側面と接触してしまう。このときのリード8とピ ン孔3との摩擦力によって、ICパッケージはPGAキャリアに固定される。
【0003】 しかし、現在ICパッケージのリード8は、ICパッケージ本体7の大きさを 変えないでリード8の本数を増やすために、細くなる傾向にある。また、ICパ ケージの消費電力を減らすために、外力に対する強度よりも電気抵抗の小さいこ とが重視されて、リード8の材質が選択される傾向にある。 そのため、リード8の強度が弱いICパッケージが増えており、ICパッケー ジのリード8とピン孔3との摩擦力によってICパッケージをICキャリアに保 持する方式では、リード8を傷めたり、リード8を曲げたりして、使用出来なく なることがあった。また、ピン孔3のリード8の挿入部にすり鉢状の誘いテーパ ーを設けたとしても、リード8に損傷を与えることがあった。
【0004】 図7は従来のPGA型ICキャリアの異なる例の斜視図で、ICキャリアに、 ICパッケージを把持するための押さえアーム9を設けたものである。押さえア ーム9の先端には、ICパッケージ本体7を側面と上面より押さえるための爪部 10が設けられている。押さえアーム9は水平方向に変形可能で、ICパッケー ジをICキャリアに装着後、押さえアーム9の弾性力によって、爪部10でIC パッケージを上面と側面より固定する。
【0005】
しかるに、この方式によれば爪部10がICパッケージ本体7の上面を押える ために、高さ方向が爪部10の大きさだけICパッケージ本体5の上面から出っ 張ってしまう。従って、ICパッケージの実装試験時、該ICキャリアをICソ ケットに装着したとき、該ICパッケージ本体7の上面全体を押さえて固定する ことができず、該ICソケット内での該ICキャリアの固定が不安定になるとい う問題があった。また、ICキャリアに対し、ICパッケージを着脱するとき、 特殊な治具で、押さえアーム9を凹部2の上より移動させなければ、ICパッケ ージをICキャリアに着脱することが出来ない。そのため、ICパッケージの着 脱に時間がかかり非効率的であるという問題があった。
【0006】 本考案は、上述の如き問題点に鑑み、ICパッケージのリードに負担をかけな いで、ICキャリアにICパッケージを保持でき、しかも容易に短時間でICキ ャリアにICパッケージを着脱できるようにしたICキャリアを提供することを 目的とする。
【0007】
本考案のICキャリアは、キャリア枠の凹部側に1ケ所又は複数の切り欠き部 を設けて、収納したICパッケージ本体を側面より押圧するための突起部を有す る橋渡し部を一体に形成して成り、又上記ICパッケージ収納部の周囲の枠の高 さは、該ICキャリアに収納されたICパッケージの上面よりも低く形成して成 るものである。
【0008】
ICキャリアの上方よりその収納凹部に対して、ICパッケージを圧入すると 、周囲の枠の橋渡し部が弾性変形し、ICパッケージ本体はICキャリアの凹部 へ挿入される。そして、橋渡し部の弾性力によって突起部がICパッケージ本体 側面を押圧し、ICパッケージがICキャリアに保持する。
【0009】
以下、本考案に係る、PGA型ICキャリアの一例を図1〜3に示す。図1は 本考案のPGA型ICパッケージ用キャリアの斜視図、図2は平面図である。1 は、絶縁材料からなるキャリア枠、2はキャリア枠1の内側に設けられたICパ ッケージ本体7を収納するための凹部、3は凹部2に設けられたICパッケージ のリード8を挿入するための複数のピン孔、4はキャリア枠1の各辺中央部に互 いに対向しあうように設けられた複数の切り欠き部、5は切り欠き部に橋渡しさ れた弾性を有する橋渡し部、6はキャリア枠1の各橋渡し部5より内側へ突出し 、上面がテーパー面6aをなす複数の突起部である。 図3は、上記実施例のICキヤリアにICパッケージを装着したときの上記突 起部6周辺の部分拡大断面図であるが、ピン孔3の内壁とリード8との間にはほ んのわずかの隙間が設けられている。向い合う突起部6の面6bの間の幅E,F は(図2)、嵌合するICパッケージ本体5の対応する辺間の幅よりやや狭くな っている。また、キャリア枠1の高さは、ICパッケージを装着したときのIC パッケージ本体7の上面より低くなっている。
【0010】 ICパッケージを上記ICキャリアに装着するに際しては、ICパッケージは 該ICキャリアの突起部のテーパー面6aに導かれて該ICキャリアの中央へ案 内される。しかし、向い合う突起部の面6bの間の幅E、FがICパッケージ本 体7の幅よりやや狭いため、ICパッケージ本体7が突起部6に引っかっかって ICパッケージ本体5の下面は、凹部2の面と接触できない。
【0011】 そこで上からICパッケージ本体7を押圧し、橋渡し部5が切り欠き部4側へ 変形する。従って、ICパッケージ本体7は下へ移動してICパッケージ7の下 面と凹部2の面が接触して、ICパッケージがICキャリアに完全に装着される 。 このとき、橋渡し部5は、弾性力によって元の状態へ戻ろうとし、この弾性復 元力によってICパッケージ本体7をICキャリアに確実に固定する。
【0012】 このとき実際には、ICパッケージの製造上の寸法誤差によって、リード8の うちの何本かは、ピン孔3の内壁と接触することになるが、この際発生する摩擦 力もICキャリアにICパッケージ本体5を固定するのに利用できる。しかし、 リード8にあまり負担をかけると、リード8を損傷する危険があるので、ピン孔 3の直径は、あくまでリード8の曲り防止のためのガイド孔として設定しておく 必要がある。
【0013】 ICパッケージをICキャリアから取りはずすときは、キャリア枠1の高さが 、該ICパッケージを装着したときにICパッケージ本体7の上面より低いので 、該ICキャリアを固定しておいて、前記のICパッケージ本体7の上面をハン ドラーなどによって引き上げることによって、取りはずす。
【0014】 なお、前記のICキャリアは、樹脂で一体に成形することが望ましい。 但し、ICキャリアは通常耐熱試験にも使用されるため、樹脂の熱変形を考慮 して設計しなければならない。すなわち、ICパッケージ本体7の幅に対するE 、Fの長さ、切り欠き部の幅、G、H、橋渡し部5の幅I、などの寸法を材料の 耐熱性、弾性率、ICパッケージの重量、ICパッケージの耐熱試験の温度、I Cパッケージ本体7の表面に対する前記樹脂の摩擦力、ICキャリアの使用状態 、すなわちICパッケージを装着した状態で逆さまにすることの有無などを考慮 して設定する。
【0015】 別の実施例として図4のように多数の切り欠き部4と突起部6を設けることも 可能である。また、図5のように切り欠き部4と突起部6を1個所のみに設ける ことも可能である。 また突出部6のみを摩擦力の大きい材質のもので作り、あとで貼り付けたり、 機械的に固定するようにしてもよい。
【0016】 上記のように本考案によるICキャリアは、ICパッケージを装着したとき、 ICパッケージ本体5の上面より上にICキャリアの一部が突出するということ がなく、またICパッケージのICキャリアに対する着脱時、図8に示すICキ ャリアのようにいちいち押えアーム9を移動させるようなことが不要である。
【0017】
以上のように本考案のICキャリアによれば、該ICキャリアに該ICパッケ ージを装着したとき、ICパッケージ本体5の上面より上にICキャリアが突出 することがないので、その分本考案のICキャリアを装着するためのICソケッ トは小型化でき、ICソケットにおいてICパッケージ上面全体を押えられるの で、ICパッケージの保持が安定する。 また、ICパッケージのリードに負担をかけないで、ICキャリアにICパッ ケージを固定できる。さらに、ICパッケージのICキャリアからの着脱時、押 えアームなどを動かす必要がないので着脱時間が短縮できる。
【提出日】平成4年10月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 別の実施例として図4のように多数の切り欠き部4と突 起部6を設けることも可能である。また、図5のように切り欠き部4と突起部6 を1箇所のみに設けることも可能である。 また、ICパッケージ本体7の寸法のバラツキが大きい場合、図9に示すよう に橋渡し部5全体を、あるいは、 突出部6のみを摩擦力の大きい材質のもので作 り、あとで貼り付けたり、圧入などの方法で機械的に固定するようにしてもよい 。
【図1】本考案に係るPGA型ICキャリアの一例の斜
視図である
視図である
【図2】本考案に係る上記PGA型ICキャリアの平面
図である
図である
【図3】本考案に係る上記PGA型ICキャリアにIC
パッケージを装着したときの突起部周辺部分拡大断面図
である
パッケージを装着したときの突起部周辺部分拡大断面図
である
【図4】本考案に係るPGA型ICキャリアの他の実施
例の平面図である
例の平面図である
【図5】本考案に係るPGA型ICキャリアのさらに異
なる他の実施例の平面図である
なる他の実施例の平面図である
【図6】従来のPGA型ICキャリアの一例の斜視図で
ある
ある
【図7】PGA型ICキャリアの側面図である
【図8】従来のPGA型ICキャリアの他の例の斜視図
である
である
1 キャリア枠 2 凹部 4 切り欠き部 5 橋渡し部 6 突起部 7 ICパッケージ本体 8 リード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月15日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】 PGA型ICパッケージの側面図であ
る。
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】 橋渡し部の一例を示す部分拡大図であ
る。
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】
Claims (2)
- 【請求項1】ICパッケージ収納部の周囲の枠の少なく
とも一つの辺の内側に切り欠き部を設け、該切り欠き部
に枠の内面に沿って収納したICパッケージの側面を押
圧するための突起を有する橋渡し部を一体に形成したこ
とを特徴とするICキャリア。 - 【請求項2】上記ICパッケージ収納部の周囲の枠の高
さは、該ICキャリアが収納されたICパッケージの上
面よりも低く形成して成ることを特徴とする請求項1の
ICキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10484491U JP2559170Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | Icキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10484491U JP2559170Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | Icキャリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639790U true JPH0639790U (ja) | 1994-05-27 |
JP2559170Y2 JP2559170Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=14391642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10484491U Expired - Fee Related JP2559170Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | Icキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559170Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100760382B1 (ko) * | 2006-11-16 | 2007-09-19 | 주식회사 오킨스전자 | 반도체 칩 캐리어 |
JP2007285818A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Enplas Corp | 電気部品用ガイド構造 |
KR100862757B1 (ko) * | 2007-03-09 | 2008-10-13 | 장한 | 다양한 크기의 평판형 물체가 수납 가능한 트레이 |
JP2011225256A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | エンボスキャリアテープ及びその製造方法ならびに包装部品巻回体 |
JP2011225257A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | エンボスキャリアテープ及びその製造方法ならびに包装部品巻回体 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP10484491U patent/JP2559170Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007285818A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Enplas Corp | 電気部品用ガイド構造 |
JP4638372B2 (ja) * | 2006-04-14 | 2011-02-23 | 株式会社エンプラス | 電気部品用ガイド構造 |
KR100760382B1 (ko) * | 2006-11-16 | 2007-09-19 | 주식회사 오킨스전자 | 반도체 칩 캐리어 |
KR100862757B1 (ko) * | 2007-03-09 | 2008-10-13 | 장한 | 다양한 크기의 평판형 물체가 수납 가능한 트레이 |
JP2011225256A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | エンボスキャリアテープ及びその製造方法ならびに包装部品巻回体 |
JP2011225257A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | エンボスキャリアテープ及びその製造方法ならびに包装部品巻回体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2559170Y2 (ja) | 1998-01-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |