JPH08102352A - Zip用icソケット - Google Patents
Zip用icソケットInfo
- Publication number
- JPH08102352A JPH08102352A JP20096595A JP20096595A JPH08102352A JP H08102352 A JPH08102352 A JP H08102352A JP 20096595 A JP20096595 A JP 20096595A JP 20096595 A JP20096595 A JP 20096595A JP H08102352 A JPH08102352 A JP H08102352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- cover
- latch member
- socket
- lead terminal
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ZIP型ICパッケージを簡単に且つ確実に
実装することができてリード端子の適正な接続を保証す
るICソケットを提供する。 【解決手段】 ICパッケージのモールド側部を載置す
る載置台4とソケット本体1に上下動可能に装着された
カバー3を設け、弾機手段6によって弾圧付勢されてい
ると共に一面が上記カバーに作用し且つ他面が上記載置
台上のICパッケージに作用し得るラッチ部材5を上記
カバーの内側に配置し、上記カバーの上下動に対応して
上記ラッチ部材が載置台上のICパッケージをラッチし
たりラッチ解除を行ったりする。
実装することができてリード端子の適正な接続を保証す
るICソケットを提供する。 【解決手段】 ICパッケージのモールド側部を載置す
る載置台4とソケット本体1に上下動可能に装着された
カバー3を設け、弾機手段6によって弾圧付勢されてい
ると共に一面が上記カバーに作用し且つ他面が上記載置
台上のICパッケージに作用し得るラッチ部材5を上記
カバーの内側に配置し、上記カバーの上下動に対応して
上記ラッチ部材が載置台上のICパッケージをラッチし
たりラッチ解除を行ったりする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種ICパッケージ等
のICデバイスを搭載して該デバイスと外部回路との接
続を図るためのICソケットに係り、特にZIP(Zig-
Zag Inline Package)型ICパッケージを搭載するため
のICソケットに関する。
のICデバイスを搭載して該デバイスと外部回路との接
続を図るためのICソケットに係り、特にZIP(Zig-
Zag Inline Package)型ICパッケージを搭載するため
のICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来のZIP型ICパッケージを
搭載するためのICソケットとして図9に例示するよう
な所謂実装型のICソケットが知られており、これはソ
ケット本体21に列設された挿入孔22にコンタクトピ
ン23を挿入し、ICパッケージのリード端子Rを挿入
孔22内に挿入することにより、コンタクトピン23が
対応するリード端子Rを圧接挟持して接触を得るように
なっていた。
搭載するためのICソケットとして図9に例示するよう
な所謂実装型のICソケットが知られており、これはソ
ケット本体21に列設された挿入孔22にコンタクトピ
ン23を挿入し、ICパッケージのリード端子Rを挿入
孔22内に挿入することにより、コンタクトピン23が
対応するリード端子Rを圧接挟持して接触を得るように
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
実装する際、ICパッケージの実装位置がずれていると
リード端子を変形させてしまうことがあった。特に多ピ
ン式のICパッケージにおいては位置決めが難しく又、
リード端子間隔が狭くなっていると共にリード端子自体
が薄いため剛性が低く、リード端子の折曲肩部R1での
折損が発生し易かった。従って、ICパッケージを実装
する作業性が著しく悪くならざるを得なかった。
実装する際、ICパッケージの実装位置がずれていると
リード端子を変形させてしまうことがあった。特に多ピ
ン式のICパッケージにおいては位置決めが難しく又、
リード端子間隔が狭くなっていると共にリード端子自体
が薄いため剛性が低く、リード端子の折曲肩部R1での
折損が発生し易かった。従って、ICパッケージを実装
する作業性が著しく悪くならざるを得なかった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ICパッケージを簡単に且つ確実に実装するこ
とができてリード端子の適正な接続を保証すると共に、
作業性の向上を図り得るようにしたこの種のICソケッ
トを提供することである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ICパッケージを簡単に且つ確実に実装するこ
とができてリード端子の適正な接続を保証すると共に、
作業性の向上を図り得るようにしたこの種のICソケッ
トを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるICソケッ
トは、ソケット本体に上下動可能に装着されたカバー
と、ICパッケージのモールド側部を載置する載置台
と、ジグザグに突出して配設されたICパッケージのリ
ード端子のための凹凸形状に形成された載接部と、前記
載接部に対応して列設されたコンタクトピンと、上記カ
バーの内側に配置されていて一面が上記カバーに作用し
且つ他面が上記載置台上のICパッケージに作用し得る
ラッチ部材と、上記載置台上のICパッケージが固定状
態となるように上記ラッチ部材を付勢する弾機手段とを
備え、上記カバーの上下動に対応して上記ラッチ部材が
ラッチ又は解除動作を行うのに伴って、上記コンタクト
ピンは上方より上記リード端子の側部と接続又は接続解
除を行うようになっている。
トは、ソケット本体に上下動可能に装着されたカバー
と、ICパッケージのモールド側部を載置する載置台
と、ジグザグに突出して配設されたICパッケージのリ
ード端子のための凹凸形状に形成された載接部と、前記
載接部に対応して列設されたコンタクトピンと、上記カ
バーの内側に配置されていて一面が上記カバーに作用し
且つ他面が上記載置台上のICパッケージに作用し得る
ラッチ部材と、上記載置台上のICパッケージが固定状
態となるように上記ラッチ部材を付勢する弾機手段とを
備え、上記カバーの上下動に対応して上記ラッチ部材が
ラッチ又は解除動作を行うのに伴って、上記コンタクト
ピンは上方より上記リード端子の側部と接続又は接続解
除を行うようになっている。
【0006】
【作用】本発明によれば、先づICパッケージが載置さ
れていない状態において、カバーを押し下げると、該カ
バーを介してラッチ部材がラッチ状態を解除せしめら
れ、コンタクトピンはリード端子のための載接部より離
間し、この状態で載置台の受け部にICパッケージを置
くだけでソケット本体に対する正しい位置にICパッケ
ージを載置することができる。カバーの押し下げ操作の
解除で弾性復元力を有するコンタクトピン及びラッチ部
材を弾圧付勢している弾機手段の弾力により該ラッチ部
材を介してカバーを押し上げると共に該ラッチ部材を載
置台上のICパッケージに圧接せしめ、これにより、各
リード端子が該コンタクトピンと接触状態となるように
位置決め・固定され、該コンタクトピンは上記リード端
子のための載接部へ戻りリード端子と接続する。このよ
うにICパッケージを載置台に載置するだけの簡単な作
業でコンタクトピン及びリード端子を正しく接続させる
ことができる。
れていない状態において、カバーを押し下げると、該カ
バーを介してラッチ部材がラッチ状態を解除せしめら
れ、コンタクトピンはリード端子のための載接部より離
間し、この状態で載置台の受け部にICパッケージを置
くだけでソケット本体に対する正しい位置にICパッケ
ージを載置することができる。カバーの押し下げ操作の
解除で弾性復元力を有するコンタクトピン及びラッチ部
材を弾圧付勢している弾機手段の弾力により該ラッチ部
材を介してカバーを押し上げると共に該ラッチ部材を載
置台上のICパッケージに圧接せしめ、これにより、各
リード端子が該コンタクトピンと接触状態となるように
位置決め・固定され、該コンタクトピンは上記リード端
子のための載接部へ戻りリード端子と接続する。このよ
うにICパッケージを載置台に載置するだけの簡単な作
業でコンタクトピン及びリード端子を正しく接続させる
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、図1乃至図7に基づき、本発明による
ICソケットの一実施例を説明する。図中、1はソケッ
ト本体、2はソケット本体1の一方の側辺部に沿って多
数列設されたコンタクトピンで、ICパッケージのリー
ド端子との接触部2a及び後述するカバーから圧接作用
を受けるようになっている圧接部2bを有している。3
は上端部にソケット本体1の内方にコの字状に屈曲して
突出している押圧壁3aを有し、ガイド壁3bがソケッ
ト本体1のガイド溝1aに係合してソケット本体1に上
下動可能に取り付けられたカバーで、このカバー3の押
圧による下方移動により傾斜面からなる押圧部3cがコ
ンタクトピン2の圧接部2bを押動せしめて一体に突出
形成された接触部2aがバネ部2cの弾性変形によりソ
ケット本体1の外方へ移動せしめられるようになってい
る(図5参照)。接触部2aが内方位置にある時、該接
触部2aは後述するIC載置台によって水平に置かれる
ICパッケージのリード端子のジグザグ配列(図の上下
方向)に対応していると共にコンタクトピン列に沿って
ソケット本体1に立設された高さの異なる該リード端子
のための載接部1bの端子載置面上リード端子と圧設し
(図2参照)又、外方位置に移動した時にはICパッケ
ージをソケット本体1に対して挿脱可能な状態にする。
ICソケットの一実施例を説明する。図中、1はソケッ
ト本体、2はソケット本体1の一方の側辺部に沿って多
数列設されたコンタクトピンで、ICパッケージのリー
ド端子との接触部2a及び後述するカバーから圧接作用
を受けるようになっている圧接部2bを有している。3
は上端部にソケット本体1の内方にコの字状に屈曲して
突出している押圧壁3aを有し、ガイド壁3bがソケッ
ト本体1のガイド溝1aに係合してソケット本体1に上
下動可能に取り付けられたカバーで、このカバー3の押
圧による下方移動により傾斜面からなる押圧部3cがコ
ンタクトピン2の圧接部2bを押動せしめて一体に突出
形成された接触部2aがバネ部2cの弾性変形によりソ
ケット本体1の外方へ移動せしめられるようになってい
る(図5参照)。接触部2aが内方位置にある時、該接
触部2aは後述するIC載置台によって水平に置かれる
ICパッケージのリード端子のジグザグ配列(図の上下
方向)に対応していると共にコンタクトピン列に沿って
ソケット本体1に立設された高さの異なる該リード端子
のための載接部1bの端子載置面上リード端子と圧設し
(図2参照)又、外方位置に移動した時にはICパッケ
ージをソケット本体1に対して挿脱可能な状態にする。
【0008】更に、図において、4はIC載置台で、そ
の頂部にはソケット本体1に立設されたガイド壁1cに
沿って、モールド側部を下側にして案内されるICパッ
ケージを正しく位置決めした状態で収容し得る受け部4
aが設けられている。5はラッチ部材で、ICパッケー
ジを圧接・保持するためのラッチ面5a及びソケット本
体1の内方へ傾斜する斜面5bを有していてソケット本
体1とカバー3との間に配置され、カバー3の押圧壁3
aの端縁が斜面5bに常接されている共に端部5cはソ
ケット本体1に内装された軸1dに回動可能に軸支され
ている。6は弾機手段としての戻りスプリングで、ソケ
ット本体1の軸1dに巻回されていて、一端がソケット
本体1側に、又他端がラッチ部材の端部5cに係止され
ている。従って、ラッチ部材5は、弾機手段6によって
図4においては軸1dの周りに右旋習性が付与されてい
て、これにより常態では、カバー3は押し上げ状態にな
るように設定されている。尚、カバー3はソケット本体
1の係止爪1eによって押し上げ位置が規制されるよう
になっている。
の頂部にはソケット本体1に立設されたガイド壁1cに
沿って、モールド側部を下側にして案内されるICパッ
ケージを正しく位置決めした状態で収容し得る受け部4
aが設けられている。5はラッチ部材で、ICパッケー
ジを圧接・保持するためのラッチ面5a及びソケット本
体1の内方へ傾斜する斜面5bを有していてソケット本
体1とカバー3との間に配置され、カバー3の押圧壁3
aの端縁が斜面5bに常接されている共に端部5cはソ
ケット本体1に内装された軸1dに回動可能に軸支され
ている。6は弾機手段としての戻りスプリングで、ソケ
ット本体1の軸1dに巻回されていて、一端がソケット
本体1側に、又他端がラッチ部材の端部5cに係止され
ている。従って、ラッチ部材5は、弾機手段6によって
図4においては軸1dの周りに右旋習性が付与されてい
て、これにより常態では、カバー3は押し上げ状態にな
るように設定されている。尚、カバー3はソケット本体
1の係止爪1eによって押し上げ位置が規制されるよう
になっている。
【0009】本発明のICソケットは上記のように構成
されているから、先づ、ICパッケージが載置されてい
ない状態ではコンタクトピン2の弾力により圧接部2b
がカバー3の押圧部3cに作用すると共に、弾機手段6
の弾力によりラッチ部材5の斜面5bが押圧壁3aに作
用して、カバー3はソケット本体1から押し上げられて
いる。図4はカバー3が押し上げられている状態を示し
ているが、この時コンタクトピン2の接触部2aはリー
ド端子のための載接部1bの端子載置面に弾接してお
り、従ってこの場合にはICパッケージの挿入は不可能
である。次に、図5に示したようにカバー3を押し下げ
ると、コンタクトピン2の接触部2aは、圧接部2bと
カバー3の押圧部3cとの係合を介して外方に移動せし
められ、これによりICパッケージの挿入が可能なコン
タクトピン開放状態となる。一方、カバー3の押し下げ
により押圧壁3aから斜面5bにかかる押し下げ力は該
斜面5bの傾斜形状により軸1dを軸とした回転力とし
て作用し、ラッチ部材5は弾機手段6の弾力に抗して軸
1dの周りに左旋する(図6参照)。従って、ラッチ部
材5のラッチ面5aは上方に回動せしめられラッチ状態
を解除する。
されているから、先づ、ICパッケージが載置されてい
ない状態ではコンタクトピン2の弾力により圧接部2b
がカバー3の押圧部3cに作用すると共に、弾機手段6
の弾力によりラッチ部材5の斜面5bが押圧壁3aに作
用して、カバー3はソケット本体1から押し上げられて
いる。図4はカバー3が押し上げられている状態を示し
ているが、この時コンタクトピン2の接触部2aはリー
ド端子のための載接部1bの端子載置面に弾接してお
り、従ってこの場合にはICパッケージの挿入は不可能
である。次に、図5に示したようにカバー3を押し下げ
ると、コンタクトピン2の接触部2aは、圧接部2bと
カバー3の押圧部3cとの係合を介して外方に移動せし
められ、これによりICパッケージの挿入が可能なコン
タクトピン開放状態となる。一方、カバー3の押し下げ
により押圧壁3aから斜面5bにかかる押し下げ力は該
斜面5bの傾斜形状により軸1dを軸とした回転力とし
て作用し、ラッチ部材5は弾機手段6の弾力に抗して軸
1dの周りに左旋する(図6参照)。従って、ラッチ部
材5のラッチ面5aは上方に回動せしめられラッチ状態
を解除する。
【0010】次に、上記のようにラッチ部材5がラッチ
解除状態にあり、コンタクトピン開放状態でICパッケ
ージをソケット本体1に載置するが、この場合、ICパ
ッケージはその周囲がガイド壁1cの斜面と接触しつつ
モールド側部を下側にして載置台4内に案内されて、受
け部4a上に正しく位置決めされる。
解除状態にあり、コンタクトピン開放状態でICパッケ
ージをソケット本体1に載置するが、この場合、ICパ
ッケージはその周囲がガイド壁1cの斜面と接触しつつ
モールド側部を下側にして載置台4内に案内されて、受
け部4a上に正しく位置決めされる。
【0011】ICパッケージの載置完了後、カバー3に
対する押し下げ操作を解除すると、コンタクトピン2の
弾力によって該カバー3は押し上げられる。一方又、弾
機手段6の弾力によってラッチ部材5は軸1dの周りに
右旋せしめられ、これにより斜面5bを介してカバー3
の押圧壁3aには押し上げ力が作用し、この力によって
もカバー3は押し上げられると共にラッチ部材5のラッ
チ面5aが受け部4a上に載置されたICパッケージの
モールド側部表面に接触し、これによりICパッケージ
はラッチ部材5と載置台4との間に保持せしめられ、再
びラッチ状態となる(図7参照)。そして、このラッチ
状態に至る過程で、ICパッケージの各リード端子は正
しく位置決めされたままの状態で載接壁1bの端子載置
面に静かに載置されると共に、その内方位置に移動して
きた各コンタクトピン2の接触部2aが各リード端子の
側部に上側から弾圧せしめられる。これによりICパッ
ケージの各リード端子は対応するコンタクトピン2と的
確に接続し、且つ接続状態はコンタクトピン自体の弾力
により保持される。
対する押し下げ操作を解除すると、コンタクトピン2の
弾力によって該カバー3は押し上げられる。一方又、弾
機手段6の弾力によってラッチ部材5は軸1dの周りに
右旋せしめられ、これにより斜面5bを介してカバー3
の押圧壁3aには押し上げ力が作用し、この力によって
もカバー3は押し上げられると共にラッチ部材5のラッ
チ面5aが受け部4a上に載置されたICパッケージの
モールド側部表面に接触し、これによりICパッケージ
はラッチ部材5と載置台4との間に保持せしめられ、再
びラッチ状態となる(図7参照)。そして、このラッチ
状態に至る過程で、ICパッケージの各リード端子は正
しく位置決めされたままの状態で載接壁1bの端子載置
面に静かに載置されると共に、その内方位置に移動して
きた各コンタクトピン2の接触部2aが各リード端子の
側部に上側から弾圧せしめられる。これによりICパッ
ケージの各リード端子は対応するコンタクトピン2と的
確に接続し、且つ接続状態はコンタクトピン自体の弾力
により保持される。
【0012】尚、かかるラッチ状態を示している図8
は、ラッチ部材5としてカバー3に作用する面を曲面形
状に形成すると共に弾機手段6として板バネを採用した
場合の例であるが、樹脂材料が有する弾性を利用し、ラ
ッチ部材とソケット本体とを一体に形成し、バネ等の弾
性部材を別部品として取り付けなくても同様のラッチ効
果を得ることができる。
は、ラッチ部材5としてカバー3に作用する面を曲面形
状に形成すると共に弾機手段6として板バネを採用した
場合の例であるが、樹脂材料が有する弾性を利用し、ラ
ッチ部材とソケット本体とを一体に形成し、バネ等の弾
性部材を別部品として取り付けなくても同様のラッチ効
果を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ZIP型
ICパッケージを簡単且つ確実に実装することができて
リード端子及びコンタクトピンの接続作業が円滑に行わ
れ、作業性が著しく向上する等の利点がある。
ICパッケージを簡単且つ確実に実装することができて
リード端子及びコンタクトピンの接続作業が円滑に行わ
れ、作業性が著しく向上する等の利点がある。
【図1】本発明によるICソケットの一実施例の平面図
である。
である。
【図2】本発明による上記ICソケットの縦断面図であ
る。
る。
【図3】図1のI−I線に沿う断面図である。
【図4】本発明に係るカバー及びラッチ部材の構造を示
す要部拡大縦断面図である。
す要部拡大縦断面図である。
【図5】本発明に係るカバーを押し下げた状態を示すI
Cソケットの縦断面図である。
Cソケットの縦断面図である。
【図6】本発明に係るカバーを押し下げた状態の作動を
説明する要部拡大縦断面図である。
説明する要部拡大縦断面図である。
【図7】本発明に係るICソケットにICパッケージを
載置した状態を示す要部拡大縦断面図である。
載置した状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図8】本発明によるICソケットの他の実施例の要部
拡大縦断面図である。
拡大縦断面図である。
【図9】(A)ZIP型ICパッケージ及び従来のIC
ソケットの概略斜視図である。 (B)従来のICソケットのICパッケージ装着状態を
示す縦断面図である。
ソケットの概略斜視図である。 (B)従来のICソケットのICパッケージ装着状態を
示す縦断面図である。
1 ソケット本体 2 コンタクトピン 3 カバー 4 載置台 5 ラッチ部材 6 弾機手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【実施例】以下、図1乃至図7に基づき、本発明による
ICソケットの一実施例を説明する。図中、1はソケッ
ト本体、2はソケット本体1の一方の側辺部に沿って多
数列設されたコンタクトピンで、ICパッケージのリー
ド端子との接触部2a及び後述するカバーから圧接作用
を受けるようになっている圧接部2bを有している。3
は上端部にソケット本体1の内方にコの字状に屈曲して
突出している押圧壁3aを有し、ガイド壁3bがソケッ
ト本体1のガイド溝1aに係合してソケット本体1に上
下動可能に取り付けられたカバーで、このカバー3の押
圧による下方移動により傾斜面からなる押圧部3cがコ
ンタクトピン2の圧接部2bを押動せしめて一体に突出
形成された接触部2aがバネ部2cの弾性変形によりソ
ケット本体1の外方へ移動せしめられるようになってい
る(図5参照)。接触部2aが内方位置にある時、該接
触部2aは後述するIC載置台によって水平に置かれる
ICパッケージのリード端子のジグザグ配列(図の上下
方向)に対応していると共にコンタクトピン列に沿って
ソケット本体1に立設された高さの異なる該リード端子
のための載接部1bの端子載置面上でリード端子と圧接
し(図2参照)又、外方位置に移動した時にはICパッ
ケージをソケット本体1に対して挿脱可能な状態にす
る。
ICソケットの一実施例を説明する。図中、1はソケッ
ト本体、2はソケット本体1の一方の側辺部に沿って多
数列設されたコンタクトピンで、ICパッケージのリー
ド端子との接触部2a及び後述するカバーから圧接作用
を受けるようになっている圧接部2bを有している。3
は上端部にソケット本体1の内方にコの字状に屈曲して
突出している押圧壁3aを有し、ガイド壁3bがソケッ
ト本体1のガイド溝1aに係合してソケット本体1に上
下動可能に取り付けられたカバーで、このカバー3の押
圧による下方移動により傾斜面からなる押圧部3cがコ
ンタクトピン2の圧接部2bを押動せしめて一体に突出
形成された接触部2aがバネ部2cの弾性変形によりソ
ケット本体1の外方へ移動せしめられるようになってい
る(図5参照)。接触部2aが内方位置にある時、該接
触部2aは後述するIC載置台によって水平に置かれる
ICパッケージのリード端子のジグザグ配列(図の上下
方向)に対応していると共にコンタクトピン列に沿って
ソケット本体1に立設された高さの異なる該リード端子
のための載接部1bの端子載置面上でリード端子と圧接
し(図2参照)又、外方位置に移動した時にはICパッ
ケージをソケット本体1に対して挿脱可能な状態にす
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ZIP型ICパッケージの多数のリード
端子を、ソケット本体に多数列設したコンタクトピンと
一対一に対応するように載接せしめて上記リード端子の
電気的接続を行い得るようにしたICソケットにおい
て、上記ソケット本体に上下動可能に装着されたカバー
と、上記ICパッケージのモールド側部を載置する載置
台と、上記載置台にモールド側部を載置した時該リード
端子が載置される凹凸形状に形成された載接部と、前記
リード端子載接部の凹凸形状に対応して列設されたコン
タクトピンと、上記カバーの内側に配置されていて一面
が上記カバーに作用し且つ他面が上記載置台上のICパ
ッケージに作用し得るラッチ部材と、上記載置台上のI
Cパッケージが固定状態となるように上記ラッチ部材を
付勢する弾機手段とを備え、上記カバーの上下動に対応
して上記ラッチ部材がラッチ又は解除動作を行うのに伴
って、上記コンタクトピンは上方より上記リード端子の
側部と接続又は接続解除を行うようにしたことを特徴と
するICソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20096595A JP2669409B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | Zip用icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20096595A JP2669409B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | Zip用icソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08102352A true JPH08102352A (ja) | 1996-04-16 |
JP2669409B2 JP2669409B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=16433269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20096595A Expired - Fee Related JP2669409B2 (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | Zip用icソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2669409B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100340381B1 (ko) * | 1999-12-03 | 2002-06-20 | 박영복, 김영식 | 아이씨 소켓 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP20096595A patent/JP2669409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100340381B1 (ko) * | 1999-12-03 | 2002-06-20 | 박영복, 김영식 | 아이씨 소켓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2669409B2 (ja) | 1997-10-27 |
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