JPH0639676Y2 - アイロン仕上げ装置 - Google Patents

アイロン仕上げ装置

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JPH0639676Y2
JPH0639676Y2 JP1772890U JP1772890U JPH0639676Y2 JP H0639676 Y2 JPH0639676 Y2 JP H0639676Y2 JP 1772890 U JP1772890 U JP 1772890U JP 1772890 U JP1772890 U JP 1772890U JP H0639676 Y2 JPH0639676 Y2 JP H0639676Y2
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幸男 宮田
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幸男 宮田
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、スカート、ブラウス、カッタシャ
ツ、ズボン等の衣服の折目付けや皺伸し処理に用いられ
るアイロン仕上げ装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、上述の衣服をプレスするアイロン仕上げ装置とし
ては、例えば、第3図に示すように、装置本体38の上面
に立設したアイロン台39に衣服Wを被覆セットした後、
プレス位置の上方に待機するプレス板40を垂直降下し
て、アイロン台39に被覆セットされた衣服Wをプレスす
る装置がある。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、第3図に示すように、上述のアイロン台39が作
業者Aの視線Aa高さよりも低い位置に設置されている場
合、アイロン台39に被覆セットされた衣服Wを斜め上方
から視認するので、プレス位置の上方に待機するプレス
板40により視認が妨げられたり、或いは、アイロン台39
に被覆セットされた衣服Wの表面を平面的に視認するた
め、衣服Wに付いた不必要な皺を発見することが困難で
あるという問題点を有している。
また、上述の問題点を解決する一手段として、例えば、
アイロン台39に被覆セットされた衣服Wを水平方向から
視認すると、衣服Wに付いた不必要な皺の発見が容易で
あるが、この場合、作業者Aは腰を屈めた姿勢で視認し
なければならず、且つ、無理な姿勢のままで皺の修正作
業を行うので、腰を傷めやすく、作業性が悪いという問
題点も有している。
この考案は上記問題に鑑み、作業者の身長に対応して可
動台全体を前後回動することにより、衣服に付いた不必
要な皺を確実に発見することができ、皺の修正作業が楽
な姿勢で行えるアイロン仕上げ装置の提供を目的とす
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、作業側を正面とする装置本体の上端部に可
動台を前後回動自在に軸支し、上記可動台の上下にアイ
ロン台とプレス板とを配設すると共に、前記装置本体に
対して可動台全体を起立姿勢から傾動姿勢に前後回動す
る回動手段を設けたアイロン仕上げ装置であることを特
徴とする。
(ホ)作用 この考案は、アイロン台に衣服を被覆セットした後、回
動手段を駆動して、起立姿勢の作業者の視線と、アイロ
ン台に被覆セットされた衣服の上面とを皺の視認に適し
た角度、例えば、作業者の視線と衣服の上面とが水平と
なる角度に可動台全体を回動することにより、アイロン
台に被覆セットされた衣服の上面を水平方向から視認す
ることができ、衣服の表面に付いた不必要な皺の発見及
び修正作業を容易にする。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、作業者の身長に対応して可動台全体
を適正な回動角度に選択設定するので、プレス板により
衣服の視認が妨げられず、且つ、アイロン台に被覆され
た衣服の表面を水平方向から直線的に視認するため、皺
の凹凸が明確となり、衣服に付いた不必要な皺を確実に
発見することができる。
しかも、衣服に付いた皺を修正する時に腰を屈める必要
が無く、作業者は起立姿勢のままで衣服に付いた皺を修
正することができ、皺の修正作業が楽な姿勢で行えると
共に、作業性の向上を図ることができる。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はズボンやスカート等の衣服のプレスに用いられる
アイロン仕上げ装置を示し、第1図及び第2図に於い
て、このアイロン仕上げ装置1は、作業側を正面とする
装置本体2の上端部2a,2a間に、側面形状を字形に形
成した可動台3を正面向けて回動自在に軸支し、正面向
けて突出した可動台3の下端部3aにアイロン台4を立設
し、上端部3bにプレス板5を昇降自在に垂設すると共
に、装置本体2の後方側に設けた回動機構6を駆動し
て、作業側を正面とする装置本体2の前後方向に可動台
3を回動する。
上述のアイロン台4は、ステンレス等の金属材料により
中空に形成され、滑らかな凸面形状に形成した上面側に
丸孔4aを所定等間隔に隔てて多数穿設し、上面全体を通
気性の保護カバー7により被覆保護すると共に、下面側
に蒸気供給管8を連通接続している。
このアイロン台4は、送吸気兼用のフレキシブルダクト
9を介して、装置本体2の後方側上部に配設した切換え
ユニット10の送吸気口10aに連通接続している。
上述の切換えユニット10は、正面側に送吸気口10aを開
口し、後面側に吸排気口10bを開口し、下面側に吸気口1
0c及び送気口10dを開口すると共に、吸排気口10bは、エ
アフィルタ(図示省略)を介して大気側に開放し、吸気
口10cは、吸気ダクト11を介してブロア12の吸気口12cに
連通接続し、送気口10dは、送気ダクト13を介してブロ
ア12の送気口12dに連通接続している。
なお、送気通路上には送気エアを所定温度に加熱するた
めのヒータ(図示省略)を配設している。
前述のプレス板5は、ステンレス等の金属材料により中
空に形成され、アイロン台4と対応して下面側を滑らか
な凹面形状に形成し、後面側に蒸気供給管14を連通接続
すると共に、このプレス板5の上面部に、可動台3の上
端部3bに立設した加圧シリンダ15のシリンダロッド端部
を連結固定して、この加圧シリンダ15の作動により、ア
イロン台4と対接する方向にプレス板5を上下動する。
且つ、加圧シリンダ15の近傍にガイド軸15aを上下摺動
可能に挿通し、このガイド軸15aの下端部をプレス板5
の上面部に連結固定して、アイロン台4と対接する方向
にプレス板5の上下動をガイドしている。
なお、前述のアイロン台4及びプレス板5に接続された
蒸気供給管8,14は、装置本体2の後面側下部に配設した
蒸気供給ポート16に夫々接続し、この蒸気供給ポート16
には蒸気発生装置(図示省略)を接続している。
前述の回動機構6は、装置本体2の上端部2a,2a間に架
設した支軸17上に可動台3の後方側角部3cを回動可能に
軸支し、装置本体2の後方側内部にブラケット18を介し
て油圧シリンダ19を連結すると共に、この油圧シリンダ
19のピストンロッド端部をブラケット20を介して可動台
3の後方側内部に連結して、この油圧シリンダ19の作動
により、支軸17を回動支点として、作業側を正面とする
装置本体2の前後方向に可動台3を回動する。
上述の可動台3は、後方側角部3cの側面に突設したガイ
ドピン21,21を、装置本体2の上端部2aに形成した弧形
状のガイド溝22,22に係合して、第1図中仮想線で示す
起立姿勢と図中実線で示す傾動姿勢とに回動規制してい
る。
前述の油圧シリンダ19は、装置本体2の正面側パネル23
に配設した傾動用スイッチ24及び復帰用スイッチ25のス
イッチ操作により動作を制御され、これらスイッチ24,2
5をON・OFF操作して、図中仮想線で示す起立姿勢から図
中実線で示す傾動姿勢に可動台3を回動させ、装置本体
2の正面側に待機する作業者Aの身長と対応して、作業
者Aの視線Aaとアイロン台4に被覆セットされた衣服W
の上面とが水平となる角度0°〜25°に回動停止する。
上述のパネル23には、油圧シリンダ19の動作を制御する
傾動用スイッチ24及び復帰用スイッチ25と、各要素を駆
動可能な待機状態にするメインスイッチ26と、自動又は
手動切換用の切換えスイッチ27と、プレス時間設定用の
プレスタイマ28と、蒸らし時間設定用のスチームタイマ
29と、ブロー時間設定用のブロータイマ30と、バキュー
ム時間設定用のバキュームタイマ31とを配設している。
前述の可動台3の下端部3aには、正面側左右位置に起動
スイッチ32,32を配設し、中央位置に停止スイッチ33を
配設している。
前述の装置本体2の正面側下部には、フットスイッチ型
のバキュームスイッチ34と、熱風吹出スイッチ35と、蒸
気吹出スイッチ36と、プレススイッチ37とを配設してい
る。
図示実施例は上記の如く構成するものとして、以下、ア
イロン仕上げ装置1による衣服Wのプレス動作を説明す
る。
先ず、パネル23に配設したメインスイッチ26をON操作し
て、各要素を駆動可能な待機状態にセットした後、切換
えスイッチ27を切換え操作して自動に設定し、衣服Wの
生地と対応した動作時間に各タイマ28,29,30,31を回動
操作して設定する。
次に、傾動用スイッチ24又は復帰用スイッチ25をON・OF
F操作して、油圧シリンダ19を作動させ、第1図に示す
ように、図中仮想線で示す起立姿勢から図中実線で示す
傾動姿勢に可動台3全体を前後回動すると共に、起立姿
勢の作業者Aの視線Aaと、アイロン台4に被覆セットさ
れる衣服Wの上面とが水平となる適正な角度に回動停止
する。
次に、アイロン台4の上面に衣服Wを被覆セットし、バ
キュームスイッチ34を足踏み操作して、ブロア12の吸引
作用によりアイロン台4の上面に衣服Wを吸着保持する
と共に、装置本体2の正面側に待機する作業者Aは、起
立姿勢のままでアイロン台4に被覆セットされた衣服W
の上面を水平方向から直線的に視認して、衣服Wの表面
に不必要な皺が有るか否かを確認し、不必要な皺が有る
場合、作業者Aは起立姿勢のままで衣服Wに付いた皺の
修正作業を行う。
この後、起動スイッチ32をON操作して、アイロン台4に
被覆セットされた衣服Wをプレス板5によりプレスし、
自動設定された動作パターンに従って衣服Wをアイロン
仕上げ処理する。
次に、処理済みの衣服Wをアイロン台4から取り外し、
未処理の衣服Wをアイロン台4に被覆セットして、アイ
ロン仕上げ作業を継続して行う。
なお、上述の切換えスイッチ27を手動に切換え操作し、
正面側下部に配設した各スイッチ34,35,36,37を足踏み
操作して、アイロン台4に被覆セットされた衣服Wを手
動操作でアイロン仕上げするもよい。
このように作業者Aの身長に対応して、起立姿勢の作業
者Aの視線Aaと、アイロン台4に被覆セットされた衣服
Wの上面とが水平となる適正な角度に可動台3全体を傾
動するので、プレス板5により衣服Wの視認が妨げられ
ず、且つ、アイロン台4に被覆セットされた衣服Wの表
面を水平方向から直線的に視認するため、皺の凹凸が明
確となり、衣服Wに付いた不必要な皺を確実に発見する
ことができる。
しかも、衣服Wに付いた皺を修正する時に、作業者Aは
腰を屈める必要が無く、作業者Aは起立姿勢のままで衣
服Wに付いた皺を修正することができ、皺の修正作業が
楽な姿勢で行え、作業性の向上を図ることができる。
この考案の構成と、上述の実施例との対応に於いて、 この考案の回動手段は、実施例の回動機構6及び油圧シ
リンダ19と対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
例えば、上述の可動台3を、減速機内蔵型の駆動モータ
(図示省略)により動力伝達機構を介して適宜角度に回
動操作するもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はアイロン仕上げ装置の縦断側面図、 第2図はアイロン仕上げ装置の正面図、 第3図は従来装置によるプレス動作説明図である。 A…作業者、Aa…視線 W…衣服、1…アイロン仕上げ装置 2…装置本体、3…可動台 4…アイロン台、5…プレス板 6…回動機構、19…油圧シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業側を正面とする装置本体の上端部に可
    動台を前後回動自在に軸支し、 上記可動台の上下にアイロン台とプレス板とを配設する
    と共に、 前記装置本体に対して可動台全体を起立姿勢から傾動姿
    勢に前後回動する回動手段を設けた アイロン仕上げ装置。
JP1772890U 1990-02-23 1990-02-23 アイロン仕上げ装置 Expired - Lifetime JPH0639676Y2 (ja)

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JP1772890U JPH0639676Y2 (ja) 1990-02-23 1990-02-23 アイロン仕上げ装置

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JPH03111299U JPH03111299U (ja) 1991-11-14
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