JP3128776B2 - シート状物の模様プレス機 - Google Patents

シート状物の模様プレス機

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JP3128776B2
JP3128776B2 JP04306310A JP30631092A JP3128776B2 JP 3128776 B2 JP3128776 B2 JP 3128776B2 JP 04306310 A JP04306310 A JP 04306310A JP 30631092 A JP30631092 A JP 30631092A JP 3128776 B2 JP3128776 B2 JP 3128776B2
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寿 柴田
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株式会社神戸電器工業所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布帛などのシート状物を
模様型で押圧して、当該シート状物の表面に凹凸模様を
現わすための模様プレス機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、布帛に模様を付する手段として、
凹凸により模様を付した模様型で布帛表面を押圧し、模
様型の凸部で布帛を圧迫して部分的に布帛の嵩高性を失
わせることにより、布帛面に凹凸模様を現わすことが行
われている。
【0003】そしてそのための装置は、加熱した下こて
の上方に下面に模様型を取付けた加熱した上こてを設け
たものであって、前記下こて上に布帛を載置し、その上
から上こてを下動させて模様型を布帛に押付け、模様型
と下こてとの間に布帛を挟圧すると共に加熱し、模様を
現出させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの装置
においては、模様型と下こてとの間に布帛を挟圧するた
め、ハンカチなどの平らな布帛や、ワイシャツ・ブラウ
スなどの前開きの衣類などについては適用できるが、T
シャツなどの筒状の衣類や衣服の袖などのような袋状の
布帛については適用することができなかった。
【0005】そのためこのような袋状の布帛に模様を現
す場合には、その袋状の布帛の中に芯板を挿入し、その
芯板ごと下こてに載置して模様型で押圧することが行わ
れているが、その芯板を下こて上に載置する位置を特定
しにくく、また下こて上において載置した芯板の位置を
調節していると、芯板の下側の布帛部分がずれたり皺が
よったりして、そのままで模様型を押付けると芯板と下
こてとの間で布帛に皺がよったままで固定されてしまう
ことがある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、袋状の布帛に模様を現すに際し、作業性が良く
常に布帛に対して正しい位置に模様を現出させることの
できる装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】而して本発明は、架台と、該架
台上に前後に摺動自在に設けられた下こてと、当該下こ
ての前縁部に着脱自在に取付けられると共に下こてに対
して回動して起立状態と下こて上に重なった状態とを採
り得る芯板と、後方位置にある下こてに対し上方から離
接する上こてと、該上こて下面に取付けられた模様型と
よりなり、前記芯板に袋状のシート状物を被せて下こて
上に重ね、そのシート状物の上面を模様型で押圧するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図面は本発明の一実施例を示すものであって、1は
架台であり、該架台1は支持脚2を介して床面上に支持
されている。
【0009】3は架台1に対して上下に摺動可能に取付
けられた摺動体であって、架台1の両側部を貫通して摺
動ロッド4が上下に摺動可能に取付けられており、当該
摺動ロッド4の上端には上部フレーム5が架設され、下
端には下部フレーム6が架設されている。
【0010】7は架台1の下部に取付けられたシリンダ
ーであって、その先端が前記摺動体3の下部フレーム6
に取付けられており、このシリンダー7を作動させるこ
とにより摺動体3を上下動せしめるようになっている。
【0011】架台1の上部には、左右両側部に前後に一
対のガイドレール8が取付けられており、下こて支持プ
レート9がガイドレール8に沿って前後に摺動自在に設
けられている。
【0012】架台1には回動アクチュエーター10が取
付けられており、その回動アクチューエーター10の回
動軸に取付けられたアーム11の先端に摺動子12が取
付けられ、該摺動子12が下こて支持プレート9の下面
に止着されたレール13に摺動自在に嵌合している。
【0013】そして回動アクチュエーター10を回動駆
動することにより、摺動子12がレール13に沿って左
右に摺動しつつ、下こて支持プレート9をガイドレール
8に沿って前後に摺動せしめるようになっている。そし
て下こて支持プレート9が後方に摺動したときには上部
フレーム5の下方に位置し、前方に摺動したときには架
台1の前方に引出されるようになっている。
【0014】下こて支持プレート9の上面には下こて1
4が取付けられており、該下こて14は電熱ヒーター又
はオイルヒーターにより加熱されるようになっている。
【0015】下こて14の前方両側部の下こて支持プレ
ート9上面には支持板15が立設され、該支持板15間
にはバー16が回転自在に軸支され、該バー16には芯
板17が着脱自在に止着されている。
【0016】バー16の端末にはアーム18が固着され
ており、該アーム18の先端は下こて支持プレート9の
側部に回動自在に取付けられたエアーシリンダー19の
先端に取付けられており、エアーシリンダー19はエア
ーにより常時収縮する方向に付勢され、当該エアーシリ
ンダー19の作用により芯板17は図4に実線で示すよ
うに下こて14上に重なった状態と、鎖線で示すように
起立した状態とを採り得るようになっている。
【0017】また前記上部フレーム5の下部には、上こ
て支持プレート20が取付けられており、該上こて支持
プレート20の下面には上こて21が取付けられ、該上
こて21は前記下こて14と同様に加熱されるようにな
っている。そしてその上こて21のさらに下面には、下
面に凹凸模様22を刻設した模様型23が取付けられて
いる。
【0018】前記上こて支持プレート20は、一方の前
記摺動ロッド4の上端部に回動自在に嵌合されたブロッ
ク24に対し、回動自在に貫通して支持された回動軸2
5に取付けられており、取付けねじ26により上部フレ
ーム5に着脱自在に取付けられている。そして取付けね
じ26を外して上こて支持プレート20を前方に引出
し、回動軸25を軸に回動して上こて21を上向きに
し、模様型23を交換することができるようになってい
る。
【0019】
【作用】而して本発明の模様プレス機を使用してハンカ
チなどの平らな布帛に模様を現わす場合には、バー16
から芯板17を取外して使用する。そして先ずシリンダ
ー7を作動させて摺動体3を上動させ、模様型23を下
こて14から離間させておく。そして回動アクチューエ
ーター10を駆動してアーム11を時計方向に回動させ
て下こて支持プレート9を前方に引出し、下こて14上
に布帛を拡げ、所定の位置に載置する。
【0020】然る後回動アクチューエーター10を作動
させてアーム11を反時計方向に回動させ、下こて14
上に布帛を載置したままで下こて支持プレート9をガイ
ドレール8に沿って後方に移動させる。
【0021】次いでシリンダー7を作動させて摺動体3
を下動せしめると、それに伴って上こて21も下動し、
模様型23が下こて14に載置された布帛に押付けら
れ、凹凸模様22の凸部と下こて14との間で布帛を圧
迫すると共に加熱し、模様を現出せしめる。
【0022】そして再度シリンダー7を作動させて摺動
体3を上動せしめ、回動アクチューエーター10を作動
させてアーム11を時計方向に回動させ、下こて支持プ
レート9を前方に摺動させて、下こて14上から布帛を
取出す。取出された布帛には、模様型23による凹凸模
様が現出している。
【0023】次にTシャツなどの袋状の布帛に模様を現
わす場合には、バー16に芯板17を取付けて使用す
る。
【0024】下こて支持プレート9を前方に引出した状
態において、芯板17を図4に鎖線で示すように起立さ
せておき、この状態において当該芯板17に袋状の布帛
Aを被せる。
【0025】然る後手で芯板17の裏面側の布帛Aの皺
を除きながら、芯板17を後方に回動させて図4に実線
で示すように下こて14上に重ねる。このときエアーシ
リンダー19は常時収縮する方向に付勢されているの
で、芯板17は時計方向に付勢されており、そのエアー
シリンダー19による付勢に抗しつつ芯板17を後方に
回動させる。そしてエアーシリンダー19が上死点を越
えると芯板17は反時計方向に付勢され、安定して下こ
て14上に重なる。
【0026】この状態において芯板17の上面における
布帛Aの皺を除き位置を整えて、先に述べたと同様にし
て下こて支持プレート9を後方に摺動させ、摺動体3を
下動させて上こて21を下動させ、模様型23を芯板1
7上の布帛Aに押付け、当該布帛Aの部分に模様を現出
させる。
【0027】然る後摺動体3を上動させ、下こて支持プ
レート9を前方に摺動させ、芯板17を若干上方に回動
させると、エアーシリンダー19の作用で芯板17は起
立し、そこから袋状の布帛Aを取外す。取外された布帛
Aには、その一面のみに模様が現出している。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ハンカチなどの一枚物
の布帛に模様を現す場合には、芯板17を取外して下こ
て14上に布帛を載置し、そのまま模様型23で押圧し
て模様を現出させることができる。
【0029】またTシャツなどのような袋状の布帛に模
様を現わす場合には、バー16に芯板17を取付け、該
芯板17に布帛を被せた状態で下こて14に重ね、模様
型23で押圧するので、芯板17の上面側の布帛の一面
のみに模様を現出させることができる。
【0030】また芯板17は下こて支持プレート9に対
して回動自在に取付けられているので、その芯板17に
布帛を被せて下こて14に重ねることにより常に一定の
状態で布帛を載置することができると共に、芯板17を
下こて14に重ねた後は位置調節のために芯板17を動
かすことがないので、芯板17の下側の布帛が変形した
り皺がよったりすることがない。
【0031】そして芯板17の上側の布帛のみを位置調
節して正しい位置に模様型23を押圧することが可能で
あり、作業性が良好で常に布帛に対して正しい位置に模
様を現出させることができる。
【0032】なお本発明により模様を現出することがで
きる対象としては、織物、ニット、不織布などの布帛に
限らず、皮革、人工皮革、ビニールレザーなどのシート
状物についても、広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の模様プレス機の正面図
【図2】 本発明の模様プレス機の中央縦断面図
【図3】 本発明の模様プレス機の平面図
【図4】 本発明の模様プレス機における芯板の回動部
分を示す拡大側面図
【符号の説明】
1 架台 14 下こて 17 芯板 21 上こて 23 模様型

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台(1)と、該架台(1)上に前後に
    摺動自在に設けられた下こて(14)と、当該下こて
    (14)の前部に着脱自在に取付けられると共に下こて
    (14)に対して回動して起立状態と下こて(14)上
    に重なった状態とを採り得る芯板(17)と、後方位置
    にある下こて(14)に対し上方から離接する上こて
    (21)と、該上こて(21)下面に取付けられた模様
    型(23)とよりなり、前記芯板(17)に袋状のシー
    ト状物を被せて下こて(14)上に重ね、そのシート状
    物の上面を模様型(23)で押圧するようにしたことを
    特徴とする、シート状物の模様プレス機
JP04306310A 1992-10-19 1992-10-19 シート状物の模様プレス機 Expired - Fee Related JP3128776B2 (ja)

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US6776922B2 (en) 2002-07-24 2004-08-17 Korea Institute Of Science And Technology Refrigerant composition comprising difluoromethane, 1,1,1-trifluoroethane and 1,1-difluoroethane
CN210561271U (zh) * 2019-09-26 2020-05-19 苏州比达尔创新材料科技有限公司 一种超细纤维布用压料装置

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